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生徒会副会長の野望

64名無しのごんべへ:2024/03/04(月) 23:55:32 ID:UqT5Flrw0
バスの座席に座り、美春は最初こそ「図書館がリニューアルしてから初めて行くから楽しみなの!」とか、「あの図書館は昔ね…」とウキウキしながら秀昭に話しかけていた。
しかし、図書館まで後少しと言うところでは無口になっている。
秀昭が様子を伺うと、眉間に少し皺を寄せ、モゾモゾと足を動かす。
図書館前のバス停で降りるなり、足早に館内に向かう美春を見ながら、秀昭は『妊娠後期でトイレも近いのに、遠出するのはちょっと酷だったかな』などと思いながら勉強するスペースを探し始める。

図書館内は広々としており、人もまばらながらテーブル席はいくつか埋まっている。
秀昭は女子トイレに近く、人目も少ない場所を見つけ参考書を広げ始めた。

「なるほど、この公式を使えばより早く解けるのね…」
トイレから戻った美春は秀昭の隣に腰掛け、問題を解き進める。
秀昭は時折公式の説明を行い、美春はすぐにそれを踏まえて問題を解く。
真剣な美春に対し、秀昭はあまり集中出来ない。
ゆったりしたセーターに、コートで遠くの人からみれば身体のラインを上手く隠していると思うが
隣にいるとやはり胸と腹は明らかに大きいことがわかる。
つい、チラチラ見てしまう秀昭に、クスクスと美春は笑みを浮かべた。

「フフッ、えっちなんだから。ここではそう言うことは出来ないけど、お腹、触ってみる?」

美春の言葉に促され、秀昭はセーターの上からお腹に触れる。
トトトっ、と秀昭の手のひらを蹴られたのを感じ、改めて美春のお腹に秀昭の子がいることに感動した。

「こんなに元気に動くのは初めてだよ!きっと、秀昭くんのことを父親と認めてくれてるんだね」
催眠の影響で未だ『父親不明の赤ちゃん』だと認識阻害されていても幸せそうな美春を見ながら、
秀昭は卒業式がますます楽しみになる。

そんな二人の勉強は、日が傾くまで行われた…


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