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【R40】無頼捕物控──江戸の闇に仇花は散った
1
:
◆qrclTTpdc2
:2012/05/19(土) 03:24:36 ID:G6Ci06EY
┌─────────────────────────────────────────┐
│明治四年八月二十八日、太政官により太政官布告六十一号が宣言された。 ......│
│六十一号には『穢多非人ノ称被廃候条自今身分職業共平民同様タルベキ事』と記され、 ......│
│これによって被差別者の身分は一応は解放されたという名目がついた。 .│
│ ......│
│江戸末期において、下民層と呼ばれる者達は武士を抜いた江戸人口の半数に達していた。 ..│
│彼等は何を考え、どうやって生きてきたのだろうか。江戸時代とは何か。 .│
│それは法悦と地獄の入り交ざった季節、混迷と醜悪さの中でかぐろいだ仇花の時代である。 .│
└─────────────────────────────────────────┘
366
:
◆qrclTTpdc2
:2012/06/29(金) 01:38:24 ID:DsjbODyY
男の娘のAAって少ないんだよね。
367
:
◆qrclTTpdc2
:2012/06/29(金) 01:41:49 ID:DsjbODyY
あ、あと注意しておくけど、上の奴はノンケは読まないほうがいいよ。
368
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/06/29(金) 07:12:44 ID:Qz3Vu16w
その警告はもう少し早くするんだwww
369
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/06/30(土) 00:01:40 ID:k60qCgb6
ノンケじゃないから大丈夫だが何故警告を後回しにしたw
370
:
◆qrclTTpdc2
:2012/06/30(土) 02:31:23 ID:GlrXW8rE
ブリジット、祇堂鞠也、秋月涼、本条鎌足、宮小路瑞穂、結城蛍、渡良瀬準、木下秀吉、漆原るか、その他の男の娘キャラで
誰のお尻を舐めまわしたり、指やペニスを入れたい?あ、選ぶのはひとりまでね。
選んだキャラで男の娘のエロSSを書いてあげるよ。
気が向いたらね。
371
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/06/30(土) 04:07:56 ID:tK6E.8g.
結城蛍に一票 AAあるんかなw
372
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/06/30(土) 09:13:18 ID:kV9lKlbI
のり夫が入ってない・・・だと・・・!?
373
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/06/30(土) 11:14:45 ID:Fv6o3t8Q
鰤子で、修道院の内幕風に。
374
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/01(日) 03:54:03 ID:b7jSb3eQ
あいよ。じゃあ、このSSのキャラが誰かを当ててから読みたい男の娘のエロSSを教えてね。
375
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/01(日) 03:54:49 ID:b7jSb3eQ
荒れ狂う強風と地面を強く叩いていた豪雨が通り過ぎると、春先だって言うのに酷く底冷えしてきてたまらなかったよ。
そんなわけで俺は行きつけのバーに飛び込むと、マスターからタオルを受け取って雨で濡れた髪を拭った。
それからウイスキーを一杯注文して、酒で身体を温めたんだ。マスターがツマミによこしたビーフジャーキーを齧りながらな。
店内は小さな作りで、ボックス席が二つとそれから一枚板のカウンターの下にスツールが六つばかり置いてあるだけだった。
シンプルなバーだ。客の入りもまばらで静かだった。聞こえてくるのは音量を低くしたロバート・ジョンスンのブルースだけだ。
グラスに入った丸い氷を揺らし、俺は酒を半分ほど胃袋に流し込んだ。もの哀しいブルースのリズムが俺の耳を聾する。
俺が葉巻を咥えると、マスターがそっとマッチの火を差し出してきた。礼を言いながら、俺は火をつけた葉巻をゆっくりと吹かした。
俺はこの店が好きだ。
マスターは口数の少ない男で、神経質そうにいつもグラスを磨いているだけだったが、マティーニを作る腕は超一流だ。
俺はマスターのマティーニに惚れたのさ。ウイスキーを飲み終えるとマティーニを頼んだ。
味わうようにゆっくりとマティーニを楽しんでから、俺はマスターに声をかけた。
「マスター、勘定を頼む」
スツールから腰を上げ、カウンターの上に金を置くと俺はバーを出た。短くなった葉巻を唇から飛ばし、口笛を吹く。
俺は自分が誰であるのかを知らない。正確には覚えていない。一ヶ月以上から前の記憶がすっぽりと頭から抜け落ちている。
右手に握られていた、やけにしっくりと掌に馴染むパイソン七七マグナムだけが、俺自身に残された唯一の手がかりだ。
俺は安アパートの自室に戻った。ハンモックに身体を横たえると俺は瞼を閉じた。眠りはすぐに訪れた。
それから数時間ほど経ち、目も覚めるような美女との夢での逢瀬を打ち切り、俺は暗闇の中で目を覚ました。静かに淀んだ空気。
揺れるハンモックから降り、俺は眠気覚ましに葉巻を一本咥えて火をつけた。
カプチーノ色をしたモンテクリストの先端がじんわりと赤く燃える。
ニコチンの苦味/燻る甘いスモーク/覚醒する脳内。身支度を済ませてアパートを出る。
金を稼がなくちゃならない。
376
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/01(日) 03:55:28 ID:b7jSb3eQ
相手の顎に右フックを叩き込む。いつもと同じだ。それでお終い。血反吐を吐きながらゴリラが床の上にぶっ倒れた。
試合をさっさと終わらせて、ラスのいるテーブルに近づく。
ラスは青白い顔をした撫で肩で、背の高い痩せた体つきをしている三十絡みのギャングだ。
剃刀で刻んだコカインを鼻腔から吸い上げ、鼻の下を白くしたラスが俺に向かって紙幣を投げてよこした。
俺はファイトマネーを受け取ると無造作にポケットに突っ込んだ。ラスが口を開く。
「なあ、ジョー。俺の店でバウンサー(用心棒)をする気はないか。お前みたいに骨のある奴が欲しいんだ。
最近の連中はどいつもこいつも使えねえ奴らばかりでな」
「残念だが、そんな柄じゃない」
舌打ちするラス。どうやら嫌われたらしい。
俺はラスが嫌いだ。こいつは信用できない。俺の知る限りじゃ、ラスに泣かされている人間は多い。
ジャンキーのラス、ろくでなしのクソヤロー……こいつに何人もの女達が骨の髄までしゃぶり抜かれている。
ラスの稼ぎはドラッグの売買と立ちんぼ達のアガリ、それから賭け試合の寺銭だ。
ラスはここら一帯の売春宿とポーカー屋、そして高利貸しどもを仕切っている。
チンピラどもの元締めのラス──俺にとって、ラスは目障りな奴でしかない。
そしてラスにとっても、ファイトクラブで勝ち続ける俺は目の上のタンコブにしか見えないだろう。
午前三時──俺はファイトクラブを出て、途中でタクシーを拾った。
ローザのアパートへとタクシーを走らせる。目的地につくと運転手に金を渡してタクシーを降りた。
階段をのぼっていき、廊下を歩いていくと、俺はローザの部屋の前で足を止めた。
鍵穴に鍵を差し込んで捻る。ノブに手をかけ、ドアを開ける。部屋は暗く、何も見えなかった。
俺は明かりのスイッチを探り当て、ボタンを押した。
赤いカーペットの上には彼女が──ローザが横たわっていた。俺は彼女の前に屈んだ。
眼窩から眼球を抉り取られ、空洞になった両眼にコインが一枚ずつ置かれている。
特徴的な殺しだった。こいつはラス子飼いの殺し屋の手口だ。
ローザ/娼婦/気の良い女/彼女の尻とハートは人一倍でかかった。俺は彼女のくすんだ銀髪を撫でつけた。
377
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/01(日) 03:56:09 ID:b7jSb3eQ
お休み、ローザ──仇は俺が討ってやる。俺は静かに立ち去った。ラスの奴に落とし前をつけなくちゃならない。
殺意が闇を満たす。ローザは殺された。ラスにアガリを支払うのを拒んだせいだ。
そういう意味ではローザは馬鹿な女だったかもしれない。
ラスのような男にとって、アガリを支払わない娼婦をひとりでも放っておくのは死活問題だ。
周りに示しがつかなくなる。ギャングは舐められたらお終いだ。ラスの後釜を狙う連中はうようよいる。
ラスは組織のボスから見れば、ただのチンピラだ。だが、ただのチンピラから見ればラスはボスだ。
上等なコカインを好きなだけ吸って、高級車を便所スリッパのように乗り回し、良い女達を傍らにはべらせるラス……
金の無いチンピラ連中にとってみれば、それは王様の暮らしぶりだ。
ラスを消して自分が王になろうとする者、あるいはラスの縄張りを奪いたい奴──そんな連中が虎視眈々と狙っている。
だからこそラスはつねに目を光らせ、そういう傲慢な考えを持った連中を徹底的に叩き潰した。
金と地位を奪われない為にもだ。俺だってする。誰だってそうする。ちょっと隙を見せれば、奴らは付け上がってくるだろうからな。
そしてラスに金を払わなかったローザは奴の顔を潰したってことだ。
女にしゃぶらせるのが好きなラスは、だけど女から舐められるのは許せなかったんだろうよ。
だからラスは彼女に金の代わりに命を払わせた。よくある話だ。
そして俺が今から、ラスを撃ち殺すにいくってのも、これまたよくある話だ。
タクシーに乗った。運転手にチップを払い、飛ばさせた。ファイトクラブの前で降りた。
鋼板張りのドアを蹴破り、店内へと躍り出る。
〇・一秒=目の前に突っ立っていたバウンサーの顎を叩き割る。
〇・三秒=引き金を引いてラスの手下を三人同時に撃ち殺した。
〇・四秒=残った弾丸をありったけラスの身体に叩き込む。
この腐った街からさっさと逃げ出せ──俺の頭の中で誰かが呟いた。硝煙と鮮血の匂い。
この腐った街からさっさと逃げ出せ──再び、俺の頭の中で誰かが呟いた。
通りでは麻薬中毒者がたむろし、スローで通りかかる車に向かってジャンキーと売春婦が買っていかないと声をかけている。
378
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/07/01(日) 23:57:09 ID:KBIDOjs6
ヒューッ!
見ろよ やつの筋肉を…
まるでハガネみてえだ!!
こいつはやるかもしれねえ…
最初は次元かなと思ってよく見たらパイソン七七マグナムw
こんなん使えるのはコブラしか居ない
結城蛍希望しときます
379
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/02(月) 05:35:53 ID:lCAx/ktw
天の水桶をぶちまけるような勢いで降り出した雨がラブホテルの窓を叩き続けた。
三時間休憩二千五百円、泊りが五千円の安いラブホテルだった。ベッドのシーツから微かに漂う塩素系洗剤の香り。
沢木がベッドでうつ伏せになった蛍の黒いストッキングとガーターベルトを撫でた。
撫でながら蛍の白い太腿に軽くキスをする。蛍がくすぐったそうに身をよじった。
「ん……シャワー浴びなくていいの?」
蛍が恥ずかしそうに頬を赤らめる。沢木が蛍の背筋の窪みを指でなぞりながら答えた。
「蛍の匂いを楽しみたいんだ」
きめ細かな白い肌から蛍の汗の匂いがした。蛍の黒いショーツを脱がし、足首から引き抜く。
「沢木、ちょっと待って」
蛍が身体を起こして沢木に向かい合った。不思議そうに沢木が尋ねる。
「どうしたんだ?」
蛍が沢木に艶っぽい明眸を向けて、股間へと身を屈めた。充血したペニスの先端を指腹で触りながら、蛍が低い声で言う。
「沢木のおちんちん、舐めたいな」
沢木が何かを言い出す前に、蛍が男性器にノワールのリップが塗られた黒く輝く唇を押し付けた。
青臭い精液の香りを発する沢木の亀頭を蛍が舌先で舐めまわす。
尿道に舌をいれ、温かな睾丸を冷たい掌で包み込み、舌腹を動かしながら亀頭の雁首や胴の部分まで愛撫する。
己の股間に顔を埋めた蛍の後頭部を見下ろしながら、沢木はペニスに走る快美な感覚を楽しんだ。
ペニスが激しく充血している。蛍の口唇愛撫にペニスに血が溜まっていく。
「蛍……俺も舐めたい」
380
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/02(月) 05:36:31 ID:lCAx/ktw
咥えていた沢木の男根から唇を離すと、蛍が沢木に仰向けになるように言う。沢木はベッドの上に仰向けになった。
蛍が身体の向きを変えて、膝をベッドに沈めた。重苦しく軋むベッドのスプリング……。
頭をあげると沢木は蛍の臀丘を見つめた。雪色の光沢を放つ丸みを帯びた尻だ。沢木は心の底から嘘偽りなく綺麗だと思った。
蛍の華奢な腰つきと明るい桜色のような肌からは、女性よりも女らしい色香が滲み出ているようだった。
「蛍、もっと腰を落としてくれよ」
沢木のこわばりを口に含みながら、蛍が沢木の言うとおりに腰を下ろした。
蛍の双丘が沢木の視界一杯に広がっていく。
張りつめた砂丘──蛍のうっすらと盛り上がった尻朶に手をかけ、沢木は熱い肉の谷間に秘められた薔薇の蕾を露わにした。
「さっきトイレにいったから、匂うと思うよ……」
桃色の処女地を覗かれた蛍が答える。沢木が鼻先を蛍の肛門粘膜に近づけて嗅いでみると確かに枯葉色の香りがした。
「これが蛍の匂いか……」
便臭が篭る湿っぽい蛍のアヌスに沢木が口をつける。沢木に嫌悪感はなかった。あるのは劣情だけだ。
薄い色素の肛蕾を沢木が舌を尖らせて弄る。沢木の味蕾にピリピリするような刺激が走る。
暖かく柔らかな舌先が肛孔へと差し込まれる感覚に蛍がたまらないとばかりに尻肌を震わせた。
「ああ……沢木……すごく嬉しいよ……」
痺れるような快感と、汚れた部分まで愛されているという嬉しさが蛍の心でこみ上げてくる。
肛門内部にまで侵入した沢木のぬめつく舌が、蛍の腸奥を押し込みながら、回りの腸壁をくすぐりつづけた。
愛しい沢木の舌で肛肉を抉られるたびに蛍の脳髄に喜悦が湧いた。
「ねえ、沢木のおちんちん、お尻にいれてほしいな……」
甘えるような声を出し、蛍が沢木にねだった。沢木が唾液にまみれたヒクつく肛洞から舌を抜く。
蛍が身体の転がして仰向けになった。包皮を被った性器が屹立していた。羞恥に蛍が長い睫に象られた瞼をそっと閉じる。
沢木が蛍の膝の裏側を両手で掴み、亀頭で肛襞をノックした。切なげに震える蛍の臀部──ゆっくりと沢木が腰を沈めていく。
蛍が息を吐いて懸命にアヌスの力を緩めた。一番太い肉冠の部分がなんとか蛍の菊座を貫通する。
指や舌とは違う、激しい苦痛を伴う破瓜の痛みに蛍の眦から涙が溢れた。
381
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/02(月) 05:37:08 ID:lCAx/ktw
「蛍、大丈夫か?」
気遣うように声をかける沢木に大丈夫だよと何度も蛍が首を縦に振る。
沢木は右手で蛍の手をぎゅっと握り締め、左腕を背中に回して抱きしめた。
蛍の唇に強く接吻し、沢木がゆるやかに腰を動かす。すぐに射精感が訪れた。
背骨から腰骨の辺りにまで広がっていく快感に沢木がたまらずペニスから白濁した精液を飛ばす。
礫の如く放たれた沢木の精汁の温もりを腸管に感じながら、蛍がゆっくりと眼を開けて微笑んだ。
血の滲んだ蛍の肛肉……沢木が直腸内部をこねあげていたペニスを蛍のアヌスから引きずり出す。
腸液と分泌物に肉筒が濡れていた。亀頭のエラがライトブラウンに染まっている。
蛍がシャワーを浴びようと沢木の耳朶に息を吹きかけながら囁いた。
382
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/02(月) 05:43:16 ID:lCAx/ktw
結城蛍はこんな感じかな。あ、あとノンケは読まないほうがいいよ。
それと思ったんだけど、SSとAAを交換するというのもありかもしれない。
欲しいキャラのAAを貰う代わりに、こっちもSSを渡すんだ。
物々交換だね。いつもAAのお世話になってるどんぶりさんと銀やるさんのとこにもエロSS送ってみるかな。
何が読みたいのかわからないから後で聞いてみよう。
それとブリジットで修道院で考えたけど、何故かスパンキングネタばかり思い浮かぶ。
膝の上に乗せられて尻叩かれながら、肛門の匂いを嗅がれたり、指いれられるブリジットね。
ところでポイズンって男の娘キャラなんだろうか。ニューハーフキャラではあるけど。
383
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/07/02(月) 08:48:19 ID:Q0ggNgVs
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ
384
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/07/02(月) 18:03:45 ID:2LAVtg6w
ポイズンは本来は女性だったんだけど、アメリカでゲーム出す際に米カプコンから
「敵キャラとは言え、女性に暴力を振るうなんてとんでもない!」ってクレームが付いたんで
急遽アメリカ版ではニューハーフって設定にしたらしい
385
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/07/02(月) 18:26:52 ID:EBSlIgdA
いや、それは俗説のデマで、ハナから日本版でもニューハーフ設定だったという話もある
386
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/07/02(月) 22:07:58 ID:EqXLAU3A
カマ野郎ならぶちのめしてOK とかもっと大問題になりかねんよなw
どれだけ差別的なんだよと
387
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/03(火) 05:19:04 ID:cl5Y.4tU
次はポイズンとロキシー姉妹のエロSSでも書くかな。
ちなみに私は男の娘も好きだけど、同じくらい女性も好きだよ。
ただ、美人で尻の穴があればいいのさ。
あと、引き続きで読みたい男の娘キャラのエロSSを募集するよ。
388
:
どんぶり
◆tep6UNGuuY
:2012/07/04(水) 18:23:44 ID:zSu88cco
お久しぶりです
私のスレは過去ログ申請しておりまして、いつ落ちるかわからないのでこちらでお返事をさせて頂きます
リクエストのSSですが、
童貞である事を悩む息子を父が女装して筆おろしする話とか読んでみたいです
389
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/04(水) 21:17:30 ID:FG4SLhmQ
男の熟女ですね。了解しました。
390
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:36:43 ID:mXOxnOqs
銀やるさんのSSの前半部分完成です。
391
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:38:44 ID:mXOxnOqs
けざやかな美しさを誇る四つにひらいた薔薇の花弁──それが彼女──水銀燈に対して最初にやる夫が抱いた印象だった。
ほんのりとした薄いルビー色の瞳、吸い込まれそうな明眸──何もかもが際立っている。
ああ、その中でもとりわけて眼を惹かれるのが淡い夕暮れの光に照らされ、うっすらと輝くヒヤシンスじみた艶やかな銀髪だ。
やる夫は彼女の美貌に見惚れているうちに朦朧とした眩暈すら覚えた。
それほどまでに水銀燈は魅力的だったのだ。まるでしっとりとした淡雪の如く美しく儚げな生身の彫像だ。
同時にやる夫は腹立たしくもあった。
素晴らしいモデルが目の前にいるというのに、決して彼女は自分の手には届かないからだ。
屋敷の庭仕事を終え、いつものように茂みの間から盗み見るようにやる夫が丘の上に腰を下ろす水銀燈を眺め、
その姿を真っ白い紙につぶさにスケッチしていく。それがこの屋敷に住み込むようになってからのやる夫の日課だ。
その醜悪な容貌に似合わぬ細々とした美しい筆遣い──彼女とは対照的にやる夫はひどく醜かった。
それも並外れて醜かった。やる夫のくすんだ艶の無い白い肌は、死んだ魚の腹のように生気が無い。
真ん中から割れた上唇──やや肉がめくれあがった唇が前歯を外気に晒していた。
脂肪に覆われた身体と巨大な顔に低い身長……やる夫の肉体を構成するパーツは……何もかもがアンバランスだった。
大事なスケッチブックを鞄にしまい、膝についた土を払うと、名残惜しそうにやる夫は休憩用の小屋へと戻っていく。
やる夫は屋敷の使用人のひとりだ。
住み込みで雇われたのは二週間ほど前だ。
とはいっても、やる夫は別に金には困っていなかったし、この屋敷ほど広くはなかったが立派な邸宅も持っていた。
やる夫は画家だ。それも世間からはやる夫画伯と呼ばれるような一流の画家だ。
392
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:39:31 ID:mXOxnOqs
誰よりも醜い容姿をしていたやる夫は、何よりも美しい絵を描いた。やる夫は自分の描きたい絵を作り続けた。
それは時に風景画だったりポップアートだったり、写実的かと思えばキュビズムに走ったりと、とにかく自由に描いた。
内向的な性格のやる夫は絵に関しては行動的だった。いや、行動的というよりも衝動的で情動的だった。
中学高校から容姿をからかわれ、やる夫は劣等感と酷い鬱屈を抱え込んだ。鬱屈を忘れるには絵を描くしかなかった。
美術部に入ってからは一日の大半を部室で過ごした。それが一番落ち着いたからだ。
絵を描いている内は心に広がっていく暗澹とした気持ちもどこかへいってしまう。
当時のやる夫は、画家特有のある種の強迫観念によって絵を描き続けている節すらあった。
そして、あの当時から溜め込んだ鬱屈と鬱憤は今でもやる夫の腹の底で濁ったまま沈んでいる。
ドロドロとした薄汚い滓のようにだ。それでも全てが悪い思い出だけではなかった。
普段はやる夫の容貌をからかっていた上級生達も彼が作品をひとたび仕上げれば沈黙したものだ。
時には製作した絵を台無しにされることもあったが、その時にやる夫が感じたのは怒りではなく、優越感だった。
そうだ。優越感だ。自分に向けられる彼らのサディズムの本質とは幼稚性と嫉妬心に他ならない。
393
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:40:20 ID:mXOxnOqs
その時、やる夫ははっきりと認識した。
芸術という名の部分社会においては、彼らは自分よりも格段に劣った存在である事を。
やる夫は顔で泣いて、心で勝ち誇った。
幽かに揺れる薄暗いやる夫の驕り──初めて芽生えた傲慢さ。高ぶるナルシシズム。
小屋へと続く庭の斜面をゆっくりとした足取りで降りていくやる夫……運動神経はあまり良いほうではない。
小屋に入るとやる夫は裸電球をつけた。鞄からスケッチブックを取り出すと描きかけの絵に視線を向ける。
やる夫は自分の絵を眺めていると一種の安寧を抱いた。心が安らいでくるのだ。
やる夫は時間が経つのも忘れて、ただじっとスケッチブックに視線を落とし続けた。
そして一息つくとスケッチブックをサイドボードの上に置く。
昨日の夜に屋敷に忍び込み、水銀燈の寝室に仕掛けた盗聴器とカメラの按配が気がかりだった。
サイドボードの引き出しを開けると、やる夫は小型のノートパソコンを取り出した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
394
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:41:10 ID:mXOxnOqs
クローバーの茂る丘や屋敷を囲んだ雑木林を散歩し、水銀燈はその風景を楽しんだ。
咲き誇った草花の若々しい生命の手触りと摘んだ木の実の甘やかさを味わい、あるいは小川の流れる音に耳を傾けた。
気ままな微風のように振る舞う水銀燈はこの小さな世界では王女だ。
屋敷にいる人々は誰もが彼女を敬い、愛してくれる。
歩き疲れた水銀燈は半円形の白いアーチをくぐり抜け、屋敷の中へ入ると階段をあがって二階にある自室へと引っ込んだ。
白いカーテンから窓の外を見やり、水銀燈が黒いシルクのドレスを脱いでいく。
そしてすっかり裸になると、天蓋がついた豪奢なサテンのベッドの上に身体を投げ出し、横たわった。
蜻蛉(かげろう)よりも可憐な裸身。
黄色がかった淡い象牙色に染まる柔らかな肌からは過剰なまでの女らしさが横溢している。
彼女の豊満な白い乳房となだらかな線で繋がれた丸みを帯びた尻朶は悩ましさに輝くばかりだ。
すっかり成熟した女の裸体──それは純粋に官能的だった。
395
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:41:55 ID:mXOxnOqs
彼女のたっぷりとした臀肉の狭間の奥に咲いた桜色の雛菊とヴァギナは、気難しげに肉の丘に阻まれていて、
水銀燈自身か、あるいは他の誰かが二つに盛り上がった真珠の門を開かない限り、その顔を覗かせることはなかった。
シンメトリー/調和の取れた水蜜桃/性的な疼き/仄かな妖しさ。
光沢に富んだ己の臀丘に水銀燈が軽く指を触れる。思い浮かべるのはやる夫の相貌だ。
亡き義父の面影とやる夫を重ね合わせ、水銀燈が自慰に耽る。
濡れた割れ目から分泌液をすくいあげ、肛に薄い粘液をまぶすと粘膜の襞をくすぐる。
んんっ、んんっ……くぐもるような声が彼女の喉から漏れていく。
水銀燈の指が薄淡い雛菊の縁を回遊し、若鮎のように跳ね上がっては菊座を叩いた。
途端に痺れるような疼きが彼女の腰椎から脇腹へと走り抜けた。
均整の取れたしなやかな彼女の肢体が子猫のように丸くなる。
「お尻を叩いて……お尻を舐めて……お父様……」
細やかな襞に覆われた薄紅色をした菊の縁取りを右の指で弄びながら、左の指で真珠の小粒をさすっていく。
「お仕置きして、悪い子の私のお尻を……」
396
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:42:43 ID:mXOxnOqs
掌で弾力のある尻肌を叩き、水銀燈が呻く。
義父から受けた仕置きの記憶を辿りながら、彼女は淫らな行為に耽り続ける。
肛孔に指をいれ、自らの直腸の温もりを確かめながら水銀燈が指先を浅く出し入れする。
柔らかな歯状線が彼女の指を飲み込んでは吐き出す。
切なげな吐息を漏らし、排泄器官のもたらす法悦に水銀燈が姿態を身震いさせる。
水銀燈は養子だった。彼女がこの屋敷に引き取られたのは十歳を迎えた夏の頃だった。
義父のきめえ夫は水銀燈を実の子のように可愛がった。水銀燈はきめえ夫にとっての掌中の珠だった。
それは彼のコンプレックスに起因しているのだろう。きめえ夫は醜男だった。
彼は誰もが嫌悪感を催すほどの容貌をしていた。だからこそ美を愛した。美しい少女を愛した。
そんなきめえ夫が水銀燈を愛でるのは当然の帰結ともいえた。
ただ、きめえ夫は変わった趣味をしていて、水銀燈の臀部や肛門、排泄行為に異常な執着心を見せた。
きめえ夫は水銀燈が用を足す所をつねに見たがっていた。
最初はただただ嫌で仕方なかったが、その内に水銀燈はきめえ夫の嗜好を何となく理解できるようになった。
嗜糞症、コプロラグニア──これ等の単語の意味は当時の幼かった水銀燈にははっきりとはわからなかったが、
漠然とした感覚から読み取る事はできた。
397
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:43:32 ID:mXOxnOqs
それからの水銀燈は無垢な悪戯心を起こし、きめえ夫に自らの無防備な姿をさらけ出していった。
朝もやが空に広がる野原を散策して催してきた時や夕暮れの屋敷の裏庭、
あるいは静まり返った深夜のトイレの個室できめえ夫に排泄する己の姿を見せ続けた。
『綺麗だね、本当に綺麗だね、水銀燈は』
きめえ夫は水銀燈を何度も褒め称えながら、彼女の白い尻房に接吻の雨を降らし、
排泄物と腸液で茶色く濡れた肛門を嗅ぎ、舐め清めた。時折、きめえ夫は水銀燈の檸檬色した大便を口で直に受ける事もした。
排便時以外にも水銀燈はその臀部をきめえ夫の眼に触れさせた。
一番多かったのは仕置きで水銀燈がちょっとした悪さをすると、きめえ夫は彼女のスカートを捲り、下着を剥ぎ取って罰を与えた。
彼は彼女の未発達の薄い尻に平手打ちを食らわせ、パドルや鞭で水銀燈が泣きわめくまで折檻したのだ。
きめえ夫は躾にはかなり厳しかった。ただ、きめえ夫はそれ以上のことはしなかった。
水銀燈の肛門を指と舌で弄ぶ事はあったが、きめえ夫は彼女を犯すような真似は慎んでいた。
それから月日が経ち、きめえ夫は胃癌を患って水銀燈が十七歳の誕生日を迎える前にあっけなく鬼籍に入った。
今から三年ほど前の話である。
だから水銀燈のヴァギナとアヌスは未だに男性器を受け入れた事がない。水銀燈は処女だ。男の感触を知っている純潔な乙女。
絶頂に上り詰め、水銀燈が繊細な曲線美を誇る背筋を仰け反らせて叫ぶ。
やる夫、やる夫とうわ言のように繰り返しながら……彼女はやる夫の醜さに惹かれたのだ。
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398
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:44:17 ID:mXOxnOqs
ノートパソコンの向こう側でやる夫は激しい衝動に襲われていた。衝撃的だった。
水銀燈の痴態と、そしてなにより彼女が自分の名を口にした事に。
やる夫は激情に駆られるまま、すぐさま水銀燈の寝室へと飛び込んでいきたい気分だった。頭をもたげ、気持ちが猛りつづける。
やる夫は逸る気持ちを押さえ込み、何度も深呼吸をした。ピルケースから二粒のデパスを摘むと口腔内に放り込み、嚥下する。
とにかく考えろ。この機会をみすみすと逃すのは大馬鹿者のする事だ。
もしかしたら、彼女は自分の事を知っているのかもしれない。自分の姿がメディアや雑誌に掲載されたのは一度や二度ではない。
小磯良平大賞展で大賞を受賞し、一千万の賞金を受け取ったのを皮切りに幾度となくコンクールで賞を取り続け、
その都度マスメディアはこぞって騒いだ。美術に関心のある人間であれば、自分を知らない者はむしろ少ない。
もしかしたら、彼女は──水銀燈は自分を知っていて雇い入れたのではないだろうか。
神経質そうにやる夫が小屋の中を歩き回る。とにかくしくじったらお終いだ。こんな時はどうすれば良い。
良い歳をした男が酷く狼狽する姿は他人から見れば苦笑を誘うだろう。
399
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:45:09 ID:mXOxnOqs
それでもやる夫からすればいたって真剣な問題だ。一体どうすればいいのか見当がつかない。
絵を描くのとはわけが違う。とりあえず最初はモデルになって欲しいと頼んでみるのが無難だろうか。
やる夫は簡易ベッドにもぐりこみ、毛布を被るときつく瞼を閉じた。不意に瞼の奥が痙攣した。
閉じた瞼の裏側から見える水銀燈の悩ましい肉体──やる夫は彼女の裸体を思い浮かべながら、勃起した自分の性器を握り締めた。
固くなった性器をこすりあげる。すぐに射精した。惨めな気分だった。空虚で酷く惨めったらしい気分だった。
自分自身を支配しているので自分の理性ではなく、その奥に眠る情動であり渇望だ。やる夫は実感した。
実感したが、それだけだった。渇望は無力感へと繋がっていた。
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400
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/05(木) 05:46:26 ID:mXOxnOqs
今の所はこんな感じかな。
401
:
*リリカルなのは祭り 7/8〜14 開催*詳細は板TOPにて
:2012/07/06(金) 02:05:17 ID:8BiHMVsw
乙 仄暗さが心地いいですな
402
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/08(日) 03:37:27 ID:uhtwJXKk
かわたれ時に眼を覚まし、やる夫がウズウズともどかしげに手を揺する。
水銀燈にスケッチブックのデッサンを見せ、やる夫は彼女を誘った。モデルになってくれないかと。
昨日の夜のことだ。水銀燈はやる夫に二つ返事でOKした。
案ずるよりも産むがやすしだ。やる夫は彼女の返事にほっと胸を撫で下ろした。
白い樹木で出来た生垣を落ち着かない様子で見て回り、やる夫は彼女が来るのを待った。
何時間も同じ場所を行ったり来たりしている内に晴れた青空はいつのまにやら黄昏時の朱色へと変わっていった。
夕暮れが薄ぼんやりと霞む庭先に気弱げに視線を落とし、やる夫が地面に腰を下ろす。
いかにも深刻そうに眉間に皺を寄せて……
何のことはない。ただ、彼女にモデルになってくれるように頼んだだけだ。
問題なのはその先だ。
水銀燈の前でずっと画家を演じ続けるべきなのか、それともどこかで男としての本性を晒すべきなのか。
彼女は、水銀燈は確かにやる夫を求めた。だが、やる夫の何を欲したのだろうか。
彼女に外見を求められたとは考えにくかった。少なくともやる夫は自分が醜い事を知っている。
やる夫は水銀燈の優雅な容姿を思い浮かべた。気後れしそうな美貌が胸裏で揺れる。
やる夫はふと顔を上げた。目線のすぐ先には、微笑を浮かべた愛しき彼女が立っていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
403
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/08(日) 03:38:21 ID:uhtwJXKk
水銀燈の純白の肌は、その白さゆえに青みがかっていた。
水銀燈の項へと顔を近づけながら、やる夫はスケッチブックを覗き込む彼女の毛穴から立ち上る汗を嗅いだ。
黒一色で描かれた白いスケッチブックのデッサン──水銀燈は自分をモデルにした素描きの見事な出来具合に驚いていて、
彼女はやる夫の様子に気づいていなかった。それからふたりは取りとめのない会話をしながら屋敷の付近を歩いた。
濃紫の闇が徐々に空へと広がっていく。白い玉砂利を踏み鳴らし、ふたりはファサード(正面玄関)から屋敷の中へと入った。
「水銀燈さん、本当によろしいのですかお?」
やる夫の語尾は特徴的だった。意識せずに喋るとつねに「お」という発音がついてしまう。
彼は自分の口調にも嫌悪感を持っていた。やる夫は自分の口調に水銀燈がどんな反応を示すのか一瞬気がかりになった。
「あんなに綺麗に描いてくれるなら、断る理由なんてどこにもないわよ」
水銀燈がやる夫に返事をする。やる夫の心配はただの杞憂でしかなかった。自惚れだ。やる夫は思った。
これは自分の人一倍大きい自意識でしかないと。他人にとっては自分の容姿にも口調にもそれほどに関心はないのだ。
それでもやはり気にはなる──やる夫は思考を中断して頭の中から消し去ると彼女の寝室へと足を踏み入れた。
水銀燈が肩に手をかけ、チュールレースで飾られた鮮やかな漆黒のドレスの裾から細い腕をはずしていく。
脱いだドレスを椅子の上に置き、水銀燈は寝室の明りに透ける妖しく輝くばかりの裸体をやる夫に惜しげもなく見せた。
やる夫は彼女の身体に眼を奪われた。
「なんて美しいんだお……」
やる夫が陶酔交じりの溜息を漏らし、彼女の艶やかな肉体を愛で楽しむ。
真珠色の光沢を帯びて若々しく盛り上がった乳房は、まるで生命の豊穣さを謳っているかのようだ。
やる夫が注視するように目を凝らすと、彼女の白い肌の下には何本もの細やかな青い静脈が幽かに透けていた。
水銀燈がベッドの縁に尻を乗せ、そっと太腿を開いた。
404
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/08(日) 03:39:03 ID:uhtwJXKk
閉じていた膝がひらかれ、左右対称のヴァギナが、小鳥の羽のようにやる夫の視界にひろがった。
柔らかそうな銀色の茂みに覆われた緋色に染まる幾重もの肉の破片が露に濡れている。
水銀燈がやる夫を見返しながら尋ねる。
「ねえ、やる夫さん、私の事をどう思う?」
やる夫は躊躇いがちに無難そうな言葉を選びながら答えた。
「凄く綺麗な方だと思います……」
「私の身体に興味はある?」
水銀燈の問いかけにやる夫が俯く。ただ、スラックス越しに屹立したやる夫のペニスだけが、雄弁に自己を主張していた。
男の性的欲求であり、生理現象だ。水銀燈はやる夫の性的欲望を好ましく思った。
「私ね、やる夫さんの事好きよ。お父様に似てるから。それに絵も凄く上手だし」
やる夫の心臓が内側から胸板を激しく叩いた。早鐘を打つ鼓動──やる夫が視線の先に右手を伸ばす。
「お父様がね、ここは好きになった人に捧げなさいっていってたわ」
背中を丸めると臀部を持ち上げるように浮かせ、水銀燈が尻朶に咲いた肌色の雛菊を性器と一緒にやる夫に向ける。
モニター越しではなく、己の肉眼ではっきりとみた彼女の二つの粘膜はとても鮮やかだった。
やる夫の芋虫にも似た指が水銀燈の腿の内側に張り付き、軟体動物のように蠢く。
筆を巧みに操るやる夫の指は、その見かけとは裏腹に恐ろしくしなやかで繊細だった。
まるで指に骨の固さを感じさせないのだ。
羽毛で軽く肌の表面を撫でられたかと思うと、途端に吸い付かれるような感覚が交互に訪れては彼女の肉体を過ぎていく。
やる夫の愛撫を受け入れ、水銀燈は仄かな灯りの下で陰り、身悶えた。
ああ……あああ……やる夫さん……黙々とやる夫の指が水銀燈の肉体を刺激する。
やる夫の指先は吸盤のようでもあり、まるでイソギンチャクの触手じみていた。
眩暈がおきそうな快感に水銀燈が酔いしれる。やる夫の左手が彼女の乳房を下からすくい上げるように持ち上げた。
穏やかに乳房をマッサージしながら、やる夫がひっそりとした薄桃色の乳暈を舌先でくすぐり、中心にある突起物を舐める。
彼女の乳首はマルベリーにも似ていて、とても可愛らしかった。やる夫が水銀燈の繊細な蕾を前歯で優しく噛む。
水銀燈のニップルは硬くこわばり、コリコリとした食感がした。たまらなくなった水銀燈が首を仰け反らせる。
「もっと気持ちよくしてあげますお……」
405
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/08(日) 03:40:11 ID:uhtwJXKk
気負いしない口調でやる夫が呟いた。やる夫が水銀燈の乳房から腋下へと舌を回遊させていく。
水銀燈の腋下からは熟れた西洋梨めいた香りがした。水銀燈の芳醇な体臭がやる夫の鼻腔粘膜をくすぐる。
水銀燈はやる夫の肩に両腕を回すとベッドに倒れこんだ。ふたりの視線が絡まりあう。
彼女は兎口のように不恰好なやる夫の唇に自分の唇を強く密着させた。
やる夫の胸の奥で白熱する炎が舞い上がり、燎原の火の如く広がっていく。
やる夫は彼女の唇に熱烈な接吻を返した。
もどかしげにベルトの留め金をはずし、やる夫がスラックスを脱ぐ。やる夫から唇を離し、水銀燈が呟いた。
「私ね、少し変わった趣味をしてるの……」
「どんな趣味ですかお?」
中指を忍ばせ、水銀燈の繭を被ったクリトリスを指腹でゆるやかに撫でつけながらやる夫が聞き返す。
勿論、彼女を盗聴していたやる夫はある程度の事は知っていた。
だが、そんな態度はおくびにも出さない。
盗聴がばれれば終わりという考えもあったが、なによりやる夫は彼女自身の性癖を水銀燈自らの口で語って欲しかった。
「私……お尻の穴が一番感じるの……」
彼女の甘い囁きがやる夫の鼓膜を愛撫する。水銀燈の言葉に誘われるまま、やる夫は身を屈めると彼女の肛に顔を寄せた。
僅かに綻んだ香り高い水銀燈の薔薇色ののすぼまりをやる夫が嗅いでみる。彼女の肛からは温い便臭が漂っていた。
やる夫は水銀燈の消化器官の末端部分に口をつけ、尖らせた舌を槍の穂先の如く閉じた肉門へと突き刺した。
彼女の質感のあるたおやかな臀裂の肉に狭間に顔をうずめ、やる夫が肛内を舌先で弄う。
「感じるわ……とっても気持ち良い……」
406
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/08(日) 03:41:27 ID:uhtwJXKk
舌で菊座を舐めながら、やる夫は両方の掌で水銀燈の脇腹を包み、指で揉みこむように責めた。
なだらかに窪んだ水銀燈の肋骨の感触がやる夫の指先に伝わる。
水銀燈の子宮が法悦にさざ波の如く揺れた。脇腹から腰へとやる夫の手が下りていく。
肛蕾の花弁を舌先でまさぐっていると、やる夫は水銀燈の直腸に詰まった柔らかな物を感じ取った。
不浄の孔を男の舌で弄ばれる快感と羞恥に水銀燈が小刻みに震える。
腸管に溜まった苦味のある物体を舐めまわし、排泄物と腸液で汚れた舌を肛門から抜いた。
「今日はトイレはまだのようですね」
頬をほの赤く色づかせ、水銀燈が無言で頷いた。
「出す所を見せて貰えませんかお?」
やる夫に問いかけられ、水銀燈は部屋の隅に置いてある陶器を指差した。
赤と黄の花模様で描かれた楕円形をしており、やる夫は陶器を手に取ると仔細に眺めた。
やる夫は絵画ほど陶器には詳しくはなかったが、手触りと色具合からこれはモンテルーポ陶器だろうと推測した。
「水銀燈さん、これはもしかしてあなたのオマルですかお?」
「ええ……今はあまり使ってないけど……」
水銀燈が身体を起こした。やる夫がオマルをベッドに置くと膝を曲げて屈み、水銀燈が陶器の口に腰を下ろす。
彼女は細い腹部に力を込めて排泄しようとするが、中々出てこない様子だった。
やる夫が尻房を掌でゆるゆると悩ましげに撫でまわし、排便の手助けをする。水銀燈が下唇を噛んでうーんと息んだ。
彼女の尻肌を触っていたやる夫がちょっとした出来心を起こして、やにわに人差し指をアヌスに滑らせる。
水銀燈の腸内ははっとするほど熱くうなっていて、やる夫の指を飲み込んだ肛門が何度も収縮を繰り返す。
「あ、駄目よ……お尻に悪戯したら出なくなっちゃうわ……」
407
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/08(日) 03:42:04 ID:uhtwJXKk
やる夫が水銀燈の肛腔内から指を抜き差しすると、彼女の瑞々しい朽葉色の大便がこびりついてきた。
淡い褐色の穢れ──水銀燈の糞便の臭気がやる夫の鼻柱に絡む。やる夫が再び彼女の汚れた肛門に舌を伸ばした。
やる夫の柔軟な熱い舌腹で執拗に肛門を愛撫され、我慢できなくなった水銀燈が甘い吐息を漏らす。
やる夫に腸壁をぬめる舌先で刺激され続け、水銀燈の過敏になった割れ目が蜜を滴らせた。
水銀燈の下半身が快感美にざわめき、括約筋が柔らかくほころんでいく。
水銀燈の排泄孔が小さな欠片を吐き出した。やる夫がその欠片を飲み込む。
「ねえ……やる夫さん……私、あなたが欲しいわ……」
首を曲げて後ろを振り返り、水銀燈がやる夫にねだる。気恥ずかしさに水銀燈の瞼縁が微かに蠕動した。
「わかりましたお」
水銀燈の仕草にやる夫は愛しさがこみ上げてきて、たまらなく彼女が欲しくなった。
不浄の焦茶色を唾液で溶かし、潤滑油の代わりにやる夫がアヌスに塗布していく。
疼きあげる肛に切なさを覚え、水銀燈が自らの手で尻を開ける。
やる夫の切っ先が水銀燈の柔らかくほぐれた肛孔を押し上げ、貫いた。
湧き上がる艶ましげな性感覚が水銀燈の腹部で膨れ上がる。
水銀燈の尻朶を鷲づかみ、やる夫が滾る腸内の奥をペニスで押しやる。
「んんっ……ああ……ッ」
やる夫の性器で犯される水銀燈の尻の狭間から排泄臭が立ち上っては消えた。
やる夫の亀頭のエラ部分で掻き出された水銀燈の排泄物がシーツに茶色く付着する。
水銀燈の横に突き出るように張った大きな臀部に平手を浴びせ、やる夫が力強くスラストを打ち込む。
「ああぁっ」
途端に水銀燈が悲鳴を上げて仰け反った。熱い樹液が腸管を満たしていく感覚に襲われたせいだ。
408
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/08(日) 03:42:49 ID:uhtwJXKk
「今、お尻から抜きますから出してくださいお」
「わ、わかったわぁ……」
弛緩した水銀燈の身体を支え、やる夫が双丘の渓谷を覗いた。
キャラメル色に染まった精液を水銀燈が肛門から吐き出し、柔らかな黄土色の汚わいをオマルの底へと沈めていく。
可愛らしい排泄音が寝室に鳴り響き、アヌスから全ての内容物を出し切ると水銀燈はやる夫の胸に身体を預けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やる夫がキャンバスを雀蜂色に塗り上げていく。傍らには腹部を膨らませた水銀燈の姿があった。
彼女は妊娠していた。出産の予定日は再来月だ。あれから三ヶ月も経たない内に二人は結婚した。
水銀燈がやる夫の子供を授かったのが、それから二ヶ月もしない内だった。
「ねえ、貴方、絵の具は足りてる?」
水銀燈がやる夫に尋ねる。
「うーん、ちょっと足りないお」
「ちょっと待っててね。今朝したばかりだから、もう少し溜まってからするわ」
キャンバスをブラウン一色にしていく。誰にも見せることのない二人だけの絵だ。
やる夫は筆を止めると大きく間延びした。
409
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/08(日) 03:43:45 ID:uhtwJXKk
とりあえず、これでおしまい。
410
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/08(日) 03:47:56 ID:uhtwJXKk
次はどんぶりさんの奴です。
411
:
銀やる
◆w7urGM.9h.
:2012/07/08(日) 07:16:37 ID:Z5shBN4I
ふぅ 堪能しました……
とても良かったっす…… 描写が一つ一つが濃ゆくて最高っしたぁ…!
412
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/13(金) 02:44:48 ID:OrGjYbXM
うーん、どんぶりさんのリクエストSS、なんか良いのが思い浮かびません。
もう少し待っててください。
413
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/14(土) 00:58:03 ID:dWVYwP5Y
平行線状に血が滲む唇を拭って俺は喘ぐ。俺は自分で神を作り上げ、俺は少女を生贄を捧げた。神々はつねに血に渇いているのだから。
生きた少女を絞殺して神へと供物としたんだ。死んだ少女は神からの神聖なお下がり、俺は屍で長年の願望を叶えた。
俺は少女の屍がたまらなく欲しかった。少女の腐った死体とセックスする──それが子供の頃の憧れだった。
腐れ爛れた少女は俺のダッチワイフだった。蝿がたかって肢体に蛆が湧き、それでも抱き心地は良かった。
凍りつくような冷たい粘液に覆われた内側がまぐわう己自身を滑らせる。眩暈に侵され、手足をからませあいながら、俺はかなたこなたに揺れる少女の鼻先を食いちぎった。
指でつまむと溶けた緑色の肌が剥がれ、腐汁にまみれた少女の内面が浮き彫りにされる。少女が俺だけに曝す一面──それを眺める時、俺の心は癒されるのだ。
目頭を揉んで俺はいつまでも死んだ少女を見続けた。二人だけの穏やかな時間に揺られて、俺はオルガスムスの歓喜にシンクロする。
赤錆色の鉄格子、張り巡らされた蜘蛛の糸、日中の光さえ差し込まぬ独房で頼りない意識のまま俺は身体を丸めてすすり泣いた。
胎児のように身体をまるめて俺はすすり泣いた。朽ちかけた白い壁に背を向けて、全身に鳥肌をたてながら、一体誰なんだ。
誰が俺にこんな孤独をもたらしたんだ。このままでは寂しさに押し潰されしまう。俺の精神が悲痛に打ちひしがれて変容する前に、誰か少女の骨を食わせてくれ。
転がるのは瓶詰めの赤ん坊とタランチェラ、白癬菌を煩った首が痒くてたまらない。死を恐れぬ野蛮人は殺し殺され虫の息になった男達を慰める。
コインが五メートル飛んだ。飛んだコインが砕け散った。そのコインがチャリン、チャリンと鳴るんだよ。何か哀しい事でもあったのかい。
毒々しい褐色の垢、破れかけた布団、こめかみが痛い。俺は小さい欠伸をもらして瞼をこすった。
汚物の懐で俺は揺蕩う。監獄は仄白い世界、個数で人を数える看守は囚人を人間扱いしないんだ。一個、二個、三個……一個壊れたか。
せいぜい俺に残された自由は布団の中でマスをかくのが関の山。
膀胱がやけに冷たいよ。このまま漏らしてしまおうか。屎尿の匂いはもう嗅ぎなれてる。ストレスで神経や胃腸が壊れた囚人は首を吊って自殺した。
なんて幸せな囚人なのだろう。自殺できるなんて。罪の浄化などここには存在しない。囚人を洗脳するか狂わせるかだけだ。
外部から肉体的苦痛、精神的な責め苦を与えて囚人を思考停止にして操り人形にするだけだ。
愚鈍な赤い玉が脳内に侵入し、俺の頭蓋骨を圧迫する。思考が停止するほうを選ぶのか、それとも精神が停止するほうがマシか。
俺達は人間以下の物体として扱われる。それなのに心だけは気高い。俺が犯した少女殺しは社会科学の見地から正しい行動だった。
414
:
◆qrclTTpdc2
:2012/07/14(土) 00:59:09 ID:dWVYwP5Y
人権を掲げるこの日本で、至高存在を創造した俺がなにゆえ狂人扱いされるのだろう。神々は渇くのだ。
だけど精神科医は俺に言うんだ。今の時代に自らの妄執と想像で作り上げた神の為に人を殺すのは異常だと。
人間だけが裸になるのを恥ずかしがる理由とは何かを暇つぶしに議論を交わす看守がふたり。
看守A曰く、人口を制御する為のプログラムなり。もうひとりの看守が反論する。看守B曰く単純に時代社会の変化なり。
どこかの本の受け売りを熱く語る看守に幸あれ。俺も人のことは言えないが。七年以上の懲役を受けた在日朝鮮人は明後日には本国へと強制送還される。
自分の国の言葉も喋れない日本で生まれて日本で育った朝鮮人は、自国で異邦人となり、苦しむのだろう。
コンクリートのシミは黒い蝶になって羽ばたいた。支離滅裂だ。くそ、喋るのもいい加減飽きてきた。それでも俺は喋らずにはいられないんだ。
415
:
バーバリー 激安
:2012/10/26(金) 20:55:46 ID:T.COg/0E
こんにちは、またブログ覗かせていただきました。また、遊びに来ま〜す。よろしくお願いします
バーバリー 激安
http://www.burberryfactory.com/
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