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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第116話☆
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「……」
「……」
「……」
無言のまま、三人は並んでいた。
同じベッドで、ユーノを真ん中に置いた状態で、一枚のシーツを上から掛けている。
左右から注がれる視線に、青年はただ黙って、まるで死刑宣告を受ける犯人のようだった。
どちらか一人を選べと言われて結局何も答えは出せず、獣と化して二人を貪った。
ようやく精魂尽き果て、さきほど行為が終わって。
今に至る。
いっその事愛想を尽かされて二人から三行半を叩きつけられればそれで丸く収まるのではないか、とさえ思った。
「あ、あの……」
沈黙を破壊しようと、ユーノが何か言おうとした。
だがそれを、シュテルが遮る。
「ナノハ」
「ん?」
「どうやら結論は出たようですね」
「そうだね」
頷き合う二人の少女、ユーノはぽかんとそのやり取りを聞くしかない。
次に出た言葉は衝撃的だった。
「どうやら、どちらか一人では満足させられそうにありませんね」
「そうだね、仕方ないけど二人一緒って事かな」
「ええ。仕方ありませんが、この際しょうがありません。二人まとめて娶っていただきましょう」
「ちょ、ええええ!?」
驚きの声を上げて叫ぶユーノ。
だが対する二人の少女たちは、きょとんと首を傾げた。
「どうかしたの?」
「何か問題でも?」
「いや、だ、だって……二人まとめてって」
「私は構いませんよ」
「私も」
ぎゅう、と、両側から二つの女体が押し付けられる。
片や巨乳、片や貧乳、まるで感触の違う乳房が腕に押し付けられ、甘い吐息が耳元を撫でる。
「というわけだから、これからよろしくねユーノ君」
「どちらも分け隔てなく愛してくださいね」
体つきも性格も違う、なのはとシュテル。
だけれど、その蕩けるような声音は同じ響きとなり、耳朶をくすぐる。
甘えた声は逆らう気が起きないほど愛らしく、それでいて気迫が篭められていた。
胸板の上を滑り、頬や首筋に触れる白い指先。
そして、にこにこと笑う二人の笑顔。
どうやら自分はこの拘束から逃れる事はできないらしい。
人生の墓場とも言うが、それはもしかすると究極の楽園の形ではないだろうか。
言える返事は一つしかなかった。
「うん……よろしく」
「「はい♪」」
最後の最後で、オリジナルとそのコピーの少女は、まったく同じ声を同じタイミングでユニゾンさせ、にっこりと笑った。
終幕
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