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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第116話☆

918ザ・シガー ◆PyXaJaL4hQ:2014/01/12(日) 00:01:09 ID:CJ56u1tE
なのはとシュテルのフェレット狩り 後編


「さ、ユーノ君」

「答えを聞かせていただきましょう」

 ずいと体を乗り出し、各々に尋ねる少女二人。
 なのはとシュテル。
 運命の七日目、ユーノに詰め寄り、問いただす。
 二人のうちどちらを選ぶのか。
 この六日間かけて行ってきた熾烈な戦いの勝敗を求めて。
 目をギラギラと輝かせる二人の視線に、ユーノは冷や汗をかいてたじろいだ。

「あ、えと……」

 ちらりとなのはを見る。
 初めて出会ってからもう随分と経った、見慣れた顔。
 さらりと流れるツインテールの髪に、当時から随分と成長著しい肉体。
 三日間の濃厚な情事の思い出。

「ぅ……」

 ちらりとシュテルを見る。
 十年ぶりに会った少女、なのはと同じ顔、同じ声。
 だが髪型も体型も正反対、性格もまるで違う。
 いつもはクールで表情の変化も少ない彼女だが、今は真剣な眼差しでこちらを見つめてくる。
 三日間の濃密な情事の思い出。

「……」

 一体、どちらを選べば良いのか。
 優柔不断なのはわかっている、だが決められないものは決められなかった。

「ごめん……その……僕には決められないよ。二人のうちどちらかなんて」

「――」

「――」

 ユーノの言葉に、二人の少女は一様に沈黙した。
 そして示し合わせたかのように視線を交わす。

「そっか」

「そうですか」

 冷たい声音。
 いっそこのまま二人でユーノに幻滅して諦めてくれれば丸く収まるかもしれない。
 だが現実はそうはいかなかった。
 次の瞬間、ユーノは首根を掴まれて引きずられた。

「ちょ、何を!?」

「ちょっと黙ってて」

 冷徹なまでに言いつけて、なのははそのままユーノを連れて行く。
 向かった先はベッドルームだった。
 そしてシーツの上にユーノを連れて行くと、まったく迷うそぶりさえなく、二人は服を脱がせ始めた。

「こうなったら」

「やはりこうして決めるよりないですね」

「ええ!?」

 驚くユーノであるが、しかし考えればそのとおりである。




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