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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第116話☆
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光は三角形を基準にしたベルカ式魔法陣を形成し、魔力を用いた物質の多次元間移動、いわゆる転移魔法の術式を構築した。
「あ……え、や、ちょ!」
朦朧とした脳細胞がようやく事の流れを察し、リインフォースの口から悲鳴のような声があがる。
だが弛緩した彼女の体はすぐさま動く事ができなかった。
そうして、主は帰還する。
閃光の瞬きが明滅した後、車椅子に座った小柄な少女、八神はやてが。
「あれ? リインフォース、私の部屋で何して――」
はやては管理局から自分の部屋に帰るなり、そこに居た人物の姿にきょとんと首を傾げた。
だがその問いかける言葉尻は、ふつりと切れた、リインフォースの姿を見たからだ。
横たわった肢体、まくれたスカートの裾から見える下着も太腿もてらてらと濡れて光っている、火照った頬は紅く染まり、紛れも無く興奮した状態を示していた。
いかにはやてが幼くとも、読書家で所々の知識の豊富な彼女には、それが何を意味するか察するに十分だった。
「あ、あの……違うんです主はやて! これは、その……」
慌てて半身を起こし、必死に言葉を探すリインフォース。
だがその焦りは余計にはやての確信を深めてしまう。
「リインフォース」
「……ッ」
ぽつりと彼女の名を、何の気もなく呟いた。
ただそれだけの事で、リインフォースは肩をびくりと震わせて戦慄く。
美貌の顔には、紛れも無く焦燥と恐怖が滲んでいた。
主人の前で不埒なまねをし、叱責を受けるという予感に震える様。
だがその怯えた姿は、はやての中に怒りとはまるで違う感情を生み出す。
(リインフォース……可愛い)
怯え、眉尻を下げた彼女の、許しを乞うような眼差し。
美貌と相まって、その表情には堪らぬほどの色香があった。
同性のはやてでさえ、胸の内を騒がされるような、言い様のない。
「なあリインフォース、私のベッドで何しとったん?」
気付けば、はやては心の中に生まれた欲求のままに、静かに言葉を告げていた。
問いかけを受けたリインフォースは、胸元で握った手を震わせて喘ぐ。
「あ、あの……それは……」
もちろん、はっきりと言えるわけがない。
羞恥心を煽られ、かぁ、と赤く染まる頬。
少女の中にあった何かが、より一層、疼いた。
それは八神はやてという少女が初めて抱くもの、嗜虐という名の悦だった。
からからと音を立てて車椅子を進め、ベッドに近づくはやて、顔は無表情のまま、問いかけだけを重ねる。
「なあ、リインフォース。私のベッドで何しとったん?」
声音は優しいほどだったが、それがより問いかけの酷烈さを増していた。
羞恥心をますます煽られるリインフォースが素直に言えるわけがない。
「だから……あの……」
言い淀み、逃げるように後ずさって、視線を泳がせる。
それだけでも色気の香る彼女は、紛れも無く最上の美人だろう。
思わずはやてはごくりと唾を飲んだ。
小さな胸の奥でどきどきと鼓動が弾む。
細い脚に魔力を込めて、車椅子から立ち上がり、はやてはベッドの上に四つん這いなった。
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