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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第115話☆
魔法少女、続いてます。
ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所です。
『ローカル ルール』
1.他所のサイトの話題は控えましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
・オリキャラ
・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)
『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。
【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
読み手側には読む自由・読まない自由があります。
読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。
前スレ ☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第114話☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1341065580/
たわわな胸に吸い付き、肌という肌を揉みながら、少女はリインフォースのむっちりとした太股に下半身を押し付ける。
まだどうすれば良いかよく分からないが、やはり女の本能のところで、気持ち良いところを重ねれば良いとは察したのだろうか。
肉付きの良いリインフォースの脚線美を相手に腰を振り、くちゅくちゅと愛液を刷り込む。
シグナムもその痴態に当てられたのか、何時しか自分で自分の膣口を指で弄りまわしていた。
「あぁ……リイン、フォースぅ……主、主はやて……はぁあ!」
いつもの凛然とした声や姿とは、あまりにかけ離れた将の姿。
甘えた声で二人の名を呼びながら、リインフォースのたわわな乳房にキスをして甘噛みして、相手と自分の蜜壷を掻き回す。
はやては一心不乱に、乳飲み子のように乳房に吸い付きながら、リインフォースの太股を相手に発情期の犬さながらに腰を振る。
そしてリインフォースは、二人がかりの攻めを前に必死にシーツを掴みながら、悦楽の荒波に苛まれて喘ぎ悶える。
三者三様の淫らな痴態の様は、いよいよ最高潮に登り詰めていた。
荒く弾む息のまま、体が一つに溶け合ってしまいそうなくらい高まる快感。
初めにそこへ達したのは、被虐者となっていたリインフォースだった。
「だめ……もう、こんな……イくぅ!!」
涙声を震わせながら、甲高く絶叫の尾を響かせてびくりと大きく撓る長身。
膣内を一際強くシグナムに引っかかれて、ついに絶頂の雷撃が全身を打ちすえ、リインフォースの意識を彼方へと押しやった。
その瞬間に、痙攣するリインフォースに体を密着させていたシグナムとはやてもまた、自慰に耽る手に過剰に力を込めてしまい、呆気なく絶頂の極みを迎えた。
「あああ! ……はぁ……ああぁ……」
「ぃ! ふぁ……すご……こんな……しゅ、ごいひぃ……」
法悦の余韻を甘く零し、シグナムとはやてもまた、その意識を真っ白に霞ませて支える力を失った。
二人の体が、共に豊満なリインフォースの乳房の上に倒れこむ。
柔らかく、豊かで、汗に濡れた肌が吸い付くほどの潤いを持っている。
極上の肌触り。
髪から香る甘い匂いも相まって、心は既にまどろみの中へ旅立っていた。
そして、三人は肌を重ね合わせて、体が一つになるような錯覚を感じながら、そのまま意識を闇に飲まれて眠った。
□
「うわぁ!」
布団を跳ね上げてはやては飛び起きた。
見慣れた自室の天井と、窓枠とカーテン、差し込む朝の光。
全身を汗で濡らしながら、ゆっくりと意識が覚醒していく。
「あ、あれ……夢?」
そう呟き、思い返す。
まざまざと意識に残る、シグナムとリインフォースを相手に乱れた痴態を晒す光景。
昨晩のあれは、なんだったのか。
とても非現実の様と思えぬほど実体を持った記憶。
はやてはおそるおそる、確かめるように布団をのけて、パジャマのズボンをめくってみた。
案の定、下着も衣服も、乾いたまま。
情交の残り香はなかった。
「ああ……なんや、夢か……」
幼い身にはまだあまりに早すぎる淫らな夢から醒めて、はやては頬を赤くしたままほっと胸を撫で下ろす。
初めて色を知る相手が家族の、それも同性などというのは、冗談にしてもやりすぎだろう。
そう思いながら、はやてはいそいそと着替えて、一階へと降りていった。
居間に訪れると、そこには昨晩の夢の相手たちがいた。
もちろん、あの乱れ様とは打って変わった、普段どおりの様子で。
「あ、おはようございます主はやて」
「主。もうお目覚めですか」
「うん、おはようリインフォース、シグナム」
席に着くと、リインフォースが恭しく朝食の皿を用意してくれた。
牛乳を一口飲みながら、はやてはようやく自分が現実に戻った事を実感する。
「いやぁ、なんか昨日変な夢見てなぁ」
「夢ですか」
「うん、なんかその……いや、やっぱええわ」
言おうとし、しかしその内容のあまりの破廉恥さに顔を赤らめて頭を振るはやて。
こんな事、朝食の席で言えるものではない。
そそくさと食事を済ませると、空になった食器を流しへ片付けて、はやては席を離れた。
「じゃあ顔洗って学校行くわ」
「はい、いってらっしゃいませ、主」
「お気をつけて」
見送る二人に軽く会釈をし、居間から去るはやて。
その小さな背中が視界から消えると同時に、シグナムとリインフォースは盛大にため息をついた。
「はぁ……よ、よかった……どうやら、ばれていないようだ」
「ああ……どうやらそのようだな」
二人の顔は冷や汗で濡れていた。
見合す視線と視線には、緊張感がありありと満ちていた。
無理もない。
昨晩、はやてと共に三人で繰り広げた痴態の狂乱は――紛れもなく現実だったのだから。
「主はやては、どうやら夢だと思い込んでくれたようだな」
「着替えさせておいてよかったな、将……」
「まったくだ……」
あの後、正気を取り戻した二人は慌ててはやての服を新しいものに変えて、彼女を寝室に運んだ。
他の家人やはやて自身に気付かれなかったのは行幸と言うしかない。
しかし、何故あの夜に限って、ああまで乱れてしまったのか。
互いに愛を交わすようになって久しいが、あそこまで理性を飛ばした事などなかった。
「昨日は、一体どうしてあんなことになってしまったんだろうな」
「わからないが……主はやてが私たちの行為を見て、その……興奮してしまったからかもしれない」
昨夜の事を思い出し、羞恥に顔を真っ赤にしたまま、リインフォースが呟く。
守護騎士は皆自律した意思や行動権を持つが、書の主であるはやてにある程度管理下に置かれている。
ならば、あまりに刺激的だった性の意識にそれが飲み込まれたとしても不思議ではない。
付け加えるなら、情交によって昂ぶったリインフォースやシグナムの心と相乗効果ではやての精神が共鳴したのかもしれない。
書の主と守護騎士は、魔導師と使い魔の関係に似ており、魔力や精神がリンクしているからだ。
ばれなかったのは不幸中の幸いだ。
もしこれが、はやてはもちろんの事、他の守護騎士に露見すればどんな顔をして日々を過ごせば良いのか。
「ともかく、これからは気をつけよう」
「あ、ああ……分かった将」
二人はそう言って、顔を見合わせて深々と頷き合った。
されども、理解していようと、火照り乾くリインフォースの体がそれを容易く抑えきれるかと言えば……もちろん否なのだが。
終幕
投下終了。
そいや道具も極太ふたチンポもなしのピュアレズって久しぶりじゃね? と思いましたまる。
ちなみにインターミドルはミカヤと雷帝が好きです。
つまりおっぱいです。
>>680
ウホ、いいナイスバディとロリのサンドイッチ・・・
アインスは受けがGOODですなあ
GJでした
>>680
乙ですよ~。おっぱい最高や!
今後はやてちゃんはどうからんでくるか楽しみですわ~
ユーノが更に昇格してるっぽい事が発覚したが…クロノとか、他の男性陣は昇格したんだろうか?
まあ、提督にまで上がったら普通は凄く上がったという認識されるんだけど
そんなことよりおなかがすいたよ 的な感じで
ユーノの昇格とかそれどこ情報よー
劇場版2ndのコメンタリーらしいぞ
そんなことはいいからカリムさんの風呂にテレポートしてprprしちゃうシャッハたんとかいないものか
正直、リリなのヒロインズはいらないからユーノくんだけ俺によこせ
prprしたい、つっこみたい、しゃぶりたい、ねぶりたい
9歳ユーノ君なら欲しいけど、正直19歳とか食指が動かない
とか言ってると、来月のVでロリ系になった24歳ユーノさんとか来そうで怖いなw
大丈夫、19才版でも充分いける
>>683
このシリーズは提督って言葉の使い方間違えてるからなぁ
職責的には一佐止まりの規模っぽいしまだまだクロノは進む先が長そうだ
>>688
なぁに、書庫に紛れてたロストロギアの仕業とでも言えばいつだって小さく出来る
でも視力はそのままで9歳だけどメガネっ子になったユーノ君のメガネをprprしたい
>>691
バーローになったユーノ君が思い浮かんだのは俺だけじゃないはず
で、本当にユーノがVに来たわけだが
てか>>688 の言うようなロリ系ではないにせよ、下手すりゃなのはさんよりも若く見られかねないくらい若い姿らしい
少なくとも24歳には見えんとか
画像見たけどぶっちゃけほぼキャラデザ変わってないしなあ
ていうかユーノ君マジであのCVミズハスのまま20代終わりそうだぞw どんな男やねん
>>695
ユーノ本人が気にしてるんだから触れてやるな<ミズハスボイス
ユーノ×ヴィヴィオ×セイン。CVミズハスの嬌宴もとい共演か……滾るな
4期終わっても外見年齢も声も変わらず肉体年齢も…なんてね
スクライアの一族って、実はエルフ的な寿命とかそんな感覚の一族なんじゃ…
一人前扱いしてから恋愛云々を意識するような年齢になるまで永い時間がかかるとかそういう(ry
外見が変わらないのも声が変わらないのも全部スクライア脅威の変身魔法
ちょっとイノセント時空のやつを一本投下するですお。
①
ある日の事だった。
1人の青年が注文していた本を取りに行ったのだが、『八神堂』の中には誰も居ない。
恐らくは「ブレイブデュエル」が地下アリーナの方で開催中なので、皆、そっちに行っているのだろう。奥の方の部屋のドアが微かに開いているので、近寄ってみると、微かに猫が鳴く様な声が聞こえてきた。
好奇心に駆られて、中の様子を覗き込むと、思わず息を飲む。
長い銀髪、切れ長の紅い瞳、雪の様に白い肌。
黒のノースリーブと白いスカート、黒いストッキング等で彩られた豊満な肢体。
絶世といってもいい美貌の女性が、スラリと長い脚をM字に開き、しゃがんでいた。
脚の間では盛んに指が上下し、その動きに合わせる様に甲高い声が上がる。
「ああ・・・ん、んん・・・ふあぁん・・・・はぁん・・・」
ドアノブを握ったまま、動けなくなる。
一瞬幻覚でも見ているのかと思ったが、密かに憧れていた彼女――『八神堂』の店員、リインフォースの甘く艶やかな声はしっかりと伝わってくる。
信じられない光景だった。あの『八神堂』の美人店員が目の前で、淫らな行為に没頭している。黒いストッキングがビリビリに破けて、淫蜜をたっぷりと吸い込んだお洒落なデザインの黒いショーツが露出している。見られているとも知らず、リインフォースは更なる刺激を求め、手の動きを加速させた。
白い指先は柔らかな陰部の肉を掘り進む様にめり込んでいく。
漏れ出る喘ぎも一層大きくなり、淫猥な水音がクチュクチュと響く。
「・・・んあ、あぁん・・・主、好き、好きですぅ・・・・んあん、んふっ・・・・」
秘所を弄る動きは手馴れていて、かなりの回数をこなしている事が伺える。
荒々しい呼吸が唇を震わせ、形のいい眉が悩ましく歪む。
普段のクールな表情は見る影も無く崩れ、紅い瞳は情欲に潤んでいる。
余りにも現実離れした光景を前に硬直していた青年だったが、青年は携帯のカメラを使って、その痴態をしっかりと収める。
その後、リインフォースに気付かれない様に『八神堂』を足早に立ち去った。
②
その翌日、携帯に収められた自慰の場面をネタに、青年は事故死した両親から相続した高級ホテルにリインフォースを呼び出した。
「くっ・・・わかった、やればいいんだろう」
ホテルの最上階の一室に設けられた、広大な浴室に連れ込み、目の前で自慰を強要する。黒いセクシーな下着姿のリインフォースは口惜しげな溜息をついた。
青年のぎらついた視線を受け、躊躇していたリインフォースだったが、やがて意を決し、恥ずかしそうに胸を隠したまま、股間に手を這わせた。
局部に触れた直後は、少しくぐもった喘ぎ声を漏らしたが、直ぐに口を噤む。
「遠慮せずに声を出してもいいんですよ?」
「・・・そんな破廉恥な事が出来る訳・・・・」
「あれだけ『八神堂』でいやらしい声を出してたんだから、もう今更でしょう?」
「・・・う、くっ、うぅ・・・・」
リインフォースの羞恥心を煽る様に、青年は彼女の股間に顔を近づけた。
そこから微かに漂ってくる淫靡な女の香りを、青年は鼻を鳴らして吸い込んだ。
「な、何をしている・・・こ、この変態っ!!」
「変態ですか、店の中で人目を盗んで自慰に耽る貴女も相当な物だと想いますがね。それにしても、凄くいやらしい匂いですよ・・・リインフォースさんのふしだらな此処は、しっかりと感じてるみたいですね」
「・・・く、ひ、人を玩具にして、こ、これで満足だろう?」
「駄目です。最後までして下さい。リインフォースさんも身体が火照って来て、途中で止めたくないでしょう?」
「そ、そんなわけ・・・あ、んあぁ・・・・・」
口では否定するが、手の動きは止まる気配は無い。
それも指の腹でショーツの布地の表面を擦るだけでなく、中の秘裂をほじるかの様に指先で引っかき始めている。押し殺していた声も段々と我慢できなくなり、激しい息の合間に甘い音色を奏で始めた。もう我慢するのは、不可能だった。
劣情に突き動かされ、青年は手を伸ばしてリインフォースの太腿に触れた。
「な、何をして・・・見せるだけといっただろう。勝手に触るなっ!!」
「速く終わるように手伝ってあげますよ」
「んあ・・・そ、そんな余計な事は・・・あ、あぁ、あふっ・・・・」
構わずまさぐる手は尻に達し、高級な下着の感触が指に伝わる。
下着越しでは感度は薄くなる筈なのだが、尻に触れられた途端、リインフォースは腰を跳ね上げた。その反応を楽しみながら、魅惑的な尻たぶを撫でた。
「ひあぅ・・・だ、だから、や、やめ・・・ん、あぁ・・・・」
明らかに感度の良くなった身体を大きく捩り、リインフォースは腰を左右に振る。
ショーツは淫蜜を吸い込み、グッショリと濡れ、大きな染みを作っている。
「成程、リインフォースさんは濡れやすいんですね」
溢れかえる淫蜜を自覚しているのか、リインフォースは焦げそうな程に頬を赤らめた。
絶頂が近い事を悟った青年は、カメラを取り出すと、盛んに指が蠢く股間にレンズを合わせた。
③
「んはぁ・・・や、止めろ、と、撮らないでぇ・・・・」
「恥ずかしがる必要はありませんよ。リインフォースさんは自慰をしている場面すらも美しいんですから、もっと乱れて下さい」
淫蜜でぐしょ濡れになったショーツがかき回され、レンズ越しでも女の香りが漂ってきそうだ。口では何と言おうと、絶頂に駆け上がるリインフォースの情欲は止まらない。
「ん、んん・・・あ、来る・・・大きいのが、来るぅ・・・ひ、ひあぁぁーーーー!!」
激しい呼吸のリズムが最高潮に達し、リインフォースの悲鳴にも近い声がシャワー室に鳴り響いた。腰はバネの様に数回跳ね上がった後、ビクビクと痙攣して、その振動が全身に伝わっていった。
「はぁ・・・こんな、恥ずかしい・・・う、うぅ・・・・」
紅い眼は蕩け、息も絶え絶えの状態になっている。
立っているのがやっとの足はガクガクと震え、太腿を淫蜜の筋が垂れ落ちる。
想像以上に淫靡なリインフォースの絶頂した姿に、青年は息を飲んだ。
もう完全に臨戦状態になっている肉棒をズボンから引っ張り出し、無駄な贅肉のないリインフォースの下腹部に押し付けた。
「な、そ、そんな・・・汚らわしい物、擦り付けるな・・・や、止めろ、止めてくれ・・・!!」
絶頂直後で力の入らない身体を動かし、リインフォースは逃げようとするが、青年はその手を掴んで動きを封じる。背後は壁であり、逃げ場を無くしたリインフォースは、下腹部にもたらされる肉棒のおぞましい感触に身震いした。
「・・・あ、ビクビクと脈打って・・・い、いやぁ・・・・」
「あぁ、素晴らしい感触ですよ、これは・・・」
やがて一際大きく肉棒が脈打った、次の瞬間、勢いよく白濁が吹き出した。
羞恥と屈辱、興奮で身悶えるリインフォースに、欲望の樹液が雨の様に降り注ぐ。
「あ、あつい・・・ひ、うぅ・・・熱いのが、一杯・・・私の身体中にぃ・・・・」
青年は肉棒を扱き上げ、リインフォースに更に精液を浴びせかけていく。
夥しい量の精液に塗れ、リインフォースは小刻みに身体を震わせていたが、やがて力尽きた様に床に崩れ落ちた。
「ふふっ、いい眺めですね。どうです、リインフォースさん、気持ちよかったですか?」
「はぁっ・・・はぁ、はあうぅ・・・・」
荒い息を吐くリインフォースの眼は虚ろで、質問に答えられる状態には無い。
豊満な肢体を白濁に染め上げられたリインフォースの姿は、この上なく男の征服欲を満足させてくれる物だった。
「今日はこの辺にしておいてあげますよ、リインフォースさん・・・」
「う、うぅ・・・こんな、絶対に許さない・・・お、覚えておけ・・・」
弱々しく喘ぐリインフォースを見下ろし、青年は心から愉快そうに笑った。
その笑い声を聞きながら、リインフォースの意識は闇に沈んだ。
④
それから数日後。
青年は再び、リインフォースを無き両親から相続した高級ホテルの一室に呼び出し、その部屋に備え付けの広大な浴室に連れ込んでいた。
「今日は、その素晴らしい胸でしてもらいましょう」
競泳水着に着替えさせたリインフォースを床に跪かせ、水着の片紐をずらさせると、はちきれんばかりの大きさを誇る乳房が現れた。
青年は中途半端に胸だけを肌蹴させた状態で、胸による奉仕を強要した。
「・・・・あ、うぅ・・・・」
素晴らしい極上の胸を抱えた状態で、躊躇しているリインフォースの目の前に肉棒を突き出す。やがて渋々といった感じでリインフォースは、肉棒を深い胸の谷間に挟みこんだ。硬くなりはじめている肉棒は、それだけで硬度を増す。
突き出た肉棒の先端は、リインフォースの口元に当たる寸前だった。
「・・・あ、くうぅ、く、口にあたる・・・」
嫌悪感を剥き出しにして、リインフォースが青年を睨みつけてくる。
本気で嫌がっているリインフォースだが、歯向かえないのをいい事に、青年は強引に肉棒を扱かせる。何となく青年は、リインフォースを眺める。
視界に飛び込んでくるのは、綺麗な肌と零れそうなくらいに膨らんだ乳房だ。
白磁の陶器の様に透き通った肌を見た瞬間、背筋を電流が駆け抜けて肉棒を一層獰猛な姿に変貌させる。
「ほら、さっさと奉仕して下さい」
「くっ・・・わ、解った。ん、んふ・・・はあ、あぁ・・・ん、んん・・・」
ぎこちないながらも、リインフォースが乳房で肉棒を扱き始める。
素晴らしい弾力を誇る乳房の触り心地を楽しむ為に、青年は腰を揺するが、つい扱かれる感触に夢中になり、勢いがつきすぎたおかげで肉棒の先端がリインフォースの頬を直撃した。不意打ちを喰らい、リインフォースは蔑んだ瞳で肉棒を見下ろす。
「汚らしい・・・こんなに汁を溢れさせて・・・ん、んくっ・・・・」
紅い瞳に不快感を宿らせながらも、乳房で肉棒を圧迫するのは止めない。
竿の部分を乳房で強弱をつけて揺すり、先端は頬でこねくり回す。
更に嫌悪すら抱いていた筈の肉棒を、リインフォースは舌で舐め上げてきた。
よっぽど、速く奉仕を終わらせたいのだろう。
「れろれろ・・・んん、んく、ちゅぷ、れろ、んちゅ・・・・」
「舐めるのもいいですが、先走りが溢れてるので吸って下さい」
青年の言葉に、リインフォースは従順に従い、その美しい唇を肉棒に被せると、強く吸い上げた。絶世の美女が甲斐甲斐しく、自らの醜悪な肉棒に奉仕する姿に、欲望の波が身体の奥底からせり上がり、肉棒が弾けそうに震えた。
「・・・・じゅる、じゅぷ・・・こんなにガチガチになって、はぁ・・・ん、はぁん・・・」
行為に没頭しているリインフォースの口元は開き、悩ましい喘ぎが漏れている。
粘液が竿の根元まで濡らして、ヌチュヌチュと卑猥な音を立てて射精感を煽った。
⑤
「く・・・も、もう、出る」
耐え切れなくなった青年は、欲望の赴くまま、リインフォースの綺麗な頬に白濁を撒き散らした。白い塊がリインフォースの顔を汚しては零れ落ち、身体までをも濡らした。
「くっ・・・こんな風にいい様にされて私は・・・・」
「さて、僕の方はまだ満足してません、リインフォースさんもそうですよね?」
素早くリインフォースの背後に回りこんだ青年が、床にその豊満な肢体を組み伏せ、スラリとした脚に指を這わせていく。やがて指は脚の付け根に達した。
「や、やめろ・・あ、そ、そんな所、触るなぁ・・・」
「もう、グジュグジュじゃないですか・・・僕のチンポしゃぶって興奮したんですか?」
水着の股布は水以外の湿り気を帯びており、水着をずらして秘裂の位置を探る様に手を這わせた。柔らかな淫肉がネットリと絡みつき、それを掻き分ける様に探っていくと、小さな淫核に触れた。
「・・・はああぁ。そ、そこは駄目、止めろぉ・・・止めてくれ、あ、んふぅ・・・」
弱弱しい哀願の声を漏らすリインフォースの言葉を無視して、指は焦らす様に肉襞をなぞり、目的の場所へ。男を知らない淫穴――僅かに口を開けた入口を探り当てると、青年はゆっくりと指先を差し入れた。
「リインフォースさん、処女ですよね。あれだけ『主、主』と熱を上げてたんですから」
「だからそれがどうした。ゆ、指が入ってきて・・・ん、は、速く抜けっ!!」
顔を真っ赤にして怒鳴るリインフォースに見せ付ける様に、青年は再び雄雄しく屹立した肉棒を突きつけた。青年の意図に気付いたリインフォースの顔色が変わる。
「ま、待て・・・まさか」
ニヤニヤと笑いながら、青年は瑞々しい桃色の淫口に亀頭の先を押し当てた。
顔を引き攣らせ、リインフォースは必死に逃れようとするが、青年は万力の様な力で彼女を抱きしめる様にして抑えつけ、溢れ出る淫蜜を潤滑油にして肉棒を押し込む。
程なくして、抵抗に阻まれた。
「やっぱり処女ですね。八神はやて至上主義のリインフォースさんは、男性の事など眼中になしですか?」
「う、五月蝿い・・・あぐ、い、今すぐ抜けっ!!」
美しい顔は苦悶に歪み、フロアを両手の指で引っかく様にして痛みに耐えている。
だが、どれだけ痛がろうと、青年は止めるつもりなど無い。
躊躇う事無く、凶器と化した肉棒で壁を突き崩しにかかる。
「う、うぅ・・・い、駄目、か、身体が裂ける・・・あ、あぐっ・・・・」
流れ込む血潮ではちきれそうな肉棒が、リインフォースの女の穴にめり込む。
更に青年は指が食い込む程に、尻肉を掴み、体重を掛ける様に圧し掛かった。
「嫌ぁ・・・・ん、ぐぅぅっ!!」
強烈な圧迫の中を一気に突き進み、遂に肉棒が最奥部まで到達する。
深部に肉の楔を打ち込まれたリインフォースの身体は、大きく仰け反り、競泳水着に包まれた豊かな乳房が挑発的に揺れた。
「全部入りましたよ、リインフォースさん」
豊満な肢体が破瓜の痛みに戦慄き、フロアには垂れ落ちた処女の証が赤く滲む。
絶世の美女の純潔を奪った興奮は、何物にも勝る。
⑥
「う、く、苦しい・・・ん、うぐ・・・はあ、はぁ・・・・」
リインフォースの内部は想像以上に熱く、粘膜にみっちりと包まれた肉棒は、そのまま溶けてしまいそうだった。青年はリインフォースを抱き締めながら、腰を前後させた。
中の淫肉が肉棒に纏わりつく様に引っ張られ、往復の度にリインフォースの苦しそうな声が漏れる。青年を睨みつける、紅い瞳の中は涙で一杯になっている。
「どうですか、リインフォースさん、初めて男のチンポを咥えこんだ感想は?」
「ひぅ・・・んぐ、も、もういいだろう。ぬ、抜いてくれ・・・はぐぅ・・・・」
「無理ですよ、貴女のいやらしい穴が僕のチンポを離してくれませんし」
抵抗は幾分弱まったが、それでも淫筒は不躾な侵入者を圧迫していた。
青年は欲望の赴くまま、窮屈なリインフォースの内部を抉り続けた。
淫蜜が潤滑油となって、肉棒がリズミカルに動き、その度にリインフォースは流麗な銀髪を激しく振り乱し、苦痛から逃れようと身悶えた。
「・・・はぐ、い、痛いだけなんだ・・・は、はやく、くぅ・・・はあぁん・・・・・」
本人は認めないだろうが、苦しそうな呼吸の合間にも次第に艶のある声が混じる様になってきていた。処女を奪われた身体は、早くも快感を受け入れようとしていた。
「お、奥の方まで・・・届いてる、ん、はぁ・・・・」
「奥の方がお気に入りですか?」
「んっ・・・くだらない事を言ってないで、その腰を動かすのを、やめ・・・んあぁ・・・」
無意識の内に、青年は野獣の様な荒々しい息を吐き、更なる快感を求めて腰の動きを加速させていた。『八神堂』が誇る美人店員が、男の肉棒を咥えてよがっている。
「・・・く、もう、出ちゃいそうです。中に出していいですか?」
「な、ば、馬鹿な事を言うな・・・いい訳がないだろう!?」
リインフォースは腰を離そうとするが、それがかえって裏目に出た。
最後の力を得た淫筒が猛烈な勢いで肉棒をギリギリと締め、青年は腰が蕩けそうな程の快感に襲われた。
「そこまで嫌がられると、益々中に出したくなりました」
「やめろ・・・それだけは止めろ、絶対に駄目だ!!・・・ひ、いや、いやぁ・・・・」
尿道を熱い濁液が走り抜けるのを感じ、青年は肉棒を突き刺す様に、リインフォースの一番深い場所に押し込んだ。痺れる様な射精感に頭が真っ白になり、青年は腰を震わせながら、猛りの全てをリインフォースの淫壷に流し込む。
「んくっ・・・う、うぅ・・・・あ、はあぁ・・・ぁ、熱いのが、中に・・・・」
無理矢理中だしされて、烈火のごとく怒り狂うかと思えば、リインフォースは唇を固く閉じて顔をそらした。淫筒が尿道に残る精液を搾り取ろうとするかのごとく収縮した。
⑦
「ん・・・んん、はぁ・・・・んぐっ・・・・」
どうやら精液を注ぎ込まれた事でリインフォースも絶頂に達してしまったらしい。
すっかり力の抜けてしまった彼女の体から淫蜜塗れの肉棒を引き抜くと、結合部から白濁がゴボゴボと溢れ出てきた。事が済んでもリインフォースは茫然自失としている。
時折、自分の下半身に視線を向けるが、現実を受け止められないのか、その紅い瞳は虚ろな光を宿している。
「今晩は貴女の処女を頂いた余韻に浸ります。次はもっと楽しませて貰いますがね」
「・・・も、もう嫌だ、どうして、こんな目に・・・・」
純潔を失ったリインフォースを見下ろしながら、シャワーの蛇口を捻り、既に乾き始めて肉竿にこびり付いた血を洗い流す。その間、リインフォースは美しい顔を曇らせ、眼から大粒の涙を流し、咽び泣いていた。
それから、青年が『八神堂』を訪れる回数は、以前よりも増えていた。
当然、リインフォースを思う存分に嬲り、辱める為だ。
「今日は・・・ここでしゃぶってもらいましょうか」
「こ、こんな場所でなんて・・・もし、ばれたら・・・」
『八神堂』の奥の方の薄暗い場所の一角。
あまり使われる事は無いが、もし誰かが通りかかったら、すぐにばれてしまう。
裏を返せば、最高の緊張感が味わえる場所という事だ。
「速くしてくれませんかねぇ・・・さもなければ」
「な、何をすると、ま、まさか・・・」
リインフォースは顔色を変え、唇を噛み締めた。
内心の葛藤が手に取る様に解る。
「さぁ、やる気があるんなら、さっさと四つん這いになって下さい」
「くっ・・・うぅ・・・こ、こんな・・・・・」
少し迷った様子を見せながらも、リインフォースは黙って青年の前に跪いた。
続けて青年がズボンのチャックを開くと、肉棒が勢いよく跳ね出てリインフォースの目の前に赤黒い鎌首をもたげる。
「こんなの、絶対に見つかってしまう」
「僕が見張ってますから、リインフォースさんは心配せずに奉仕に集中してください」
肉棒を突き出すと、リインフォースは困惑した様な表情を見せながらも、おずおずと顔を近づけてきた。遠慮がちにチロリと舌を出して、柔らかな感触を亀頭に伝える。
「うぅ・・・ちゅ、ちゅぷ・・・れろ、んむ・・・ちゅぅぅ・・・・」
「素直に奉仕すれば、すぐに終わりますよ」
四つん這いなので両手は使えず、リインフォースは器用に舌先を動かし、微妙に揺れる肉棒を追いかけ、刺激を与えていく。
「こんな場所でさせるなんて・・・ちゅぷ、はむぅ・・・・」
「そんな嫌そうな顔をしないで、もっと熱心に舐めて下さい」
「ただでさえ緊張しているのに、無理に決まっているだろう・・・うむぅ・・・」
それでも舌の動きは徐々に大胆になり、肉棒全体を湿らせる様に舐めまわす。
限界まで膨張した亀頭は硬さを増し、たっぷりと塗された唾液によって淫靡な光沢を放ち始めた。
⑧
「は、速く終わってくれ・・・ん、んむぅ・・・ちゅぷ、れろ・・・んはぁ、れろん・・・」
速く終わらせようと、リインフォースの舌が亀頭から竿へと、音を立てながらなぞって行く。特に敏感な裏筋は、ざらつく舌の感触が走る度に,青年の腰をひくつかせた。
「次は咥えて貰えますかね?」
「いい加減にしないと、本当にみつかるぞ・・・ん、むぐっ・・・・」
抵抗するのを諦めたのか、リインフォースは命じられるままに亀頭を咥えこんだ。
柔らかな頬肉で包み込まれた竿肌に、生暖かい感触が広がっていく。
「ふぅ・・・気持ちいいですよ。こんな場所で『八神堂』の美人店員が男のチンポを咥えているだなんて、誰も想像できないでしょうね」
「当然だ、こんな事を思いつくのは、お前の様な変態だけだ・・・んぐ、はぶっ・・・」
『八神堂』を訪れる客達や、彼らに対応する店員達の声が、これ以上無いほどに赤く染まったリインフォースの耳にも届いているだろう。
この状況は二人の興奮を煽るのに、間違いなく一役買っていた。
「・・・んぐ、ちゅぱ、れろ・・・・んん・・・・ちゅぷ、こんな汚らわしい物・・・んん・・・」
益々、舌の動きを激しくしてリインフォースは肉棒に刺激を与え続ける。
外からは見えないが、咥内でも縦横無尽に舌を這わせ、亀頭を徹底液に舐め尽す。
「ほら、カリ首の恥垢も舐め取って下さい
「れる・・・ん、ちゅぷ、凄い匂いが、うぶっ・・・・こんな汚い物を舐めさせるなんて・・・」
舌先が艶かしく動き、こびり付いた恥垢を丁寧に舐め取る。
その強烈な臭いは、リインフォースの性感を刺激し、無意識の内に奉仕に没頭させていく。先走りの汁が唾液と絡まり、リインフォースの舌先で透明な糸を引いている。
「それじゃ・・そろそろ仕上げに入って貰いましょうか」
「う、うぐっ・・・解った、んぶっ・・・ちゅぅ・・・れろ、はぶっ・・・・」
ラストスパートに向けて、リインフォースは改めて肉棒を咥えなおした。
頬の肉を密着させ、ネットリと竿に吸い付き、深いストロークで擦り上げる。
「んじゅ・・・ちゅぷ、はぶ・・・ん、ふぐっ・・・・れろ、あむぅ・・・」
口腔内に溜まった唾液が泡立ち、濁った水音が通路に響いた。
強烈な愛撫に加え、シュチュエーションが生み出す興奮で圧倒的な快感が否応無く迫ってくる。止めとばかりに、リインフォースは尿道口を舌先で穿りだした。
懸命に堪える青年だったが、次々に押し寄せる快感の波に我慢が利かない。
「・・・出しますよ、全部飲んでください」
「んむ、ぐぅ・・・おぐっ・・・・じゅぷ、げぶ・・・ごほぅっ!?」
最後は加速するリインフォースの口に合わせる様に腰を振りたて、亀頭を喉奥に深々と突きたてた。程なく堰を切った様に精の塊が尿道口に流れ込み、リインフォースの口の中で爆発する。
⑨
「んぶぅぅうぅ・・・・うぐ、ぐふっ・・・・おむぅ・・・・!!」
精液の勢いが予想以上だったのか、リインフォースは大きく眼を見開き、射精を受け止めた。肉棒はドクドクと身震いしながら放出を続け、リインフォースの咥内でゆっくりと蕩けていく。次から次へと流し込まれる精液を飲み干そうとするが、間に合わず、口の中に溜まっていった。
「おーい、リイン、何処におるんやー?」
「・・・・んぐっ、うぅっ!?」
射精がようやく収まった所に、突然、リインフォースを探す声が聞こえて来る。
「リインフォースさんを探しているみたいですね」
「んむぅ・・・むうぅ・・・・」
声の主は少しずつ此方に近付き、リインフォースは精液を含んだ口を押さえて慌てて立ち上がった。涙を浮かべながら、リインフォースは唇の端から溢れそうになる精液を
指で口の中に押し込み、そのまま咥内に溜まった精液を嚥下した。
生臭い臭いが鼻腔を貫き、底知れぬ不快感がリインフォースの身体を駆け巡る。
それでも必死に平静を装い、声の主――最愛の主君、『八神堂』の店主、八神はやての方に小走りで駆け出した。
「ここにおったんやな、リイン、どうしたん? ちょっと顔が引き攣ってるで」
「あ、主、そ、それは・・・・」
飲み干した精液を吐き出しそうになり、リインフォースは清楚な美貌を歪めた。
その様子に、はやては心配そうに首をかしげる。
「じ、実は、さっき飲んだお茶が熱くて・・・口の中をやけどしてしまって」
「そうやったんか・・・速く口の中を冷やした方がいいで」
「は、はい・・・」
敬愛する主君の言葉を受け、リインフォースは一目散に洗面所に駆け出していった。
「まだまだ、これからですよ、リインフォースさん・・・くくく」
その様子を物陰から観察していた青年は、何食わぬ顔で『八神堂』を立ち去った。
⑩
「・・・はぁ、ん、んぅ・・・ひぅぅ・・・」
黒い大胆なビキニの水着という、実に艶かしい格好のリインフォースは、頑丈な首輪を嵌められ、四つん這いで夜の街を歩かされていた。
リードに繋がった首輪が苦しいのか、時折、苦痛に顔をゆがめている。
「こ、こんな事・・・いつまで続ける気だ、もう家に帰してくれ・・・」
いつ誰が通りかかるか解らない恐怖にリインフォースは、眼に大粒の涙を溜めて懇願する。青ざめたリインフォースの顔を月明かりが薄っすらと照らし、彼女の絶世の美貌をより美しく見せている。
「帰して欲しいですか?」
青年の問いに、リインフォースは弱々しく頷き、そのまま視線を落とす。
「こんな格好で夜の散歩なんて・・・・普通じゃない。狂ってるとしか思えない・・・」
冷え込んできた夜の空気に、リインフォースの肌は震え、鳥肌が立っていた。
ほんの少し視線を上げて、リインフォースは青年の顔を覗う様に見上げた。
「そうですね。寒くなってきましたし、帰してあげますよ」
「・・・ほ、本当に帰してくれるのか?」
そう言ってからリインフォースは、不安そうに視線を彷徨わせた。
そんな彼女に対し、青年は優しく頷いてから、冷たくなった背中に手を回す。
抱え上げる様に立たせると、そのまま手をとって『八神堂』の所まで歩かせる。
店の裏手にまで来て、青年はリインフォースの背中を押して、壁に手をつかせる。
不意打ちに驚く彼女の背後から抱きつき、水着の下の部分を引き摺り下ろす。
「や、止めろっ!!・・・ま、まさか、こんな場所で」
「外でするのって、興奮しませんか?」
「あ、駄目・・・お願いだ、止めてくれ・・・・」
リインフォースの懇願を無視して、彼女の股間に指を捻じ込んで、無理矢理に淫口を開かせた。指を深く挿入して、乱暴に掻き混ぜる。
「大声は上げないんですね? やっぱり見られるのは嫌ですか?」
「んあっ・・・ぁ、当たり前だ・・・」
青年は愉快そうに笑って、白い肌を羞恥に染めるリインフォースの淫口に二本目の指を捻じ込んで、淫壷の中を乱暴に抉った。
ひんやりとした夜の空気に晒され、剥き出しの尻肉が次第に熱く火照り出す。
壁についた手の指を立たせ、ブルブルと震わせながら、リインフォースはすすり泣く様な声を上げ、前に突っ伏してしまいそうになる所を、青年は咄嗟に腕で支えてやる。
そのままリインフォースの細い腰を引き寄せ、白い美尻を突き出させる。
湿り気を帯びた二本の指を淫筒から引き抜き、代わりに固く勃起した肉棒を、淫口に宛がってやる。既にリインフォースに拒絶の素振りは無かった。
怯えた様に身体を強張らせ、逃れようとするかのように、僅かに尻を揺らせただけだ。
ただ震えるばかりの力ない姿が、青年の嗜虐心に火をつけた。
一度は宛がった肉棒を外し、尻の割れ目に沿って二度、三度と軽くなぞってやる。
⑪
「・・・気分を変えて、こっちの穴でしてみましょうか?」
「んあ・・・そっちの穴は駄目、許してぇ・・・お、お願い」
きつく窄まった尻穴を、軽く亀頭で突いてやると、リインフォースは顔を引き攣らせ、切羽詰った怯え声で必死に哀願してきた。
「だったら、やっぱり前がいいんですね?」
「あぁ・・・そ、それは」
「後ろ、前、さあ、どっちですか?」
脅しの意味も込めて亀頭を、尻肉の中にめり込ませた。
薄い粘液を滴らせた肉棒の感触に、リインフォースは息を飲む。
「・・・ま、前に、前に入れてくれ」
「それではご要望に答えまして・・・」
青年はくぐもった笑いを浮かべ、速くも淫蜜で濡れそぼった淫口に、肉棒を押し当て一気に腰を突き出す。グチュグチュと卑猥な水音を響かせ、リインフォースの其処は肉棒を貪欲に咥えこんでいく。
「・・・あっ、くうぅ・・・う、うぅ・・・・はぁ、んあぁ・・・・んあぁん・・・」
青年は腰を動かしながら、嬌声を漏らすリインフォースの豊かな乳房に手を伸ばし、水着の上からでも解る程に尖った突起を指で摘み上げ、たわわに実った果実を荒々しい手付きでこね回す。
そうすると、寒さで血の気が引いてしまっていた肌に再び熱が戻ってきた。
「リインフォースさん、やっぱり胸を苛められるの、好きなんですね」
「・・・ち、違う、はうぅ・・・んあ、ひぃん・・・」
尖った淫核を指で摘まんだ途端、リインフォースは大きく息を飲み、張りのある美尻を突き出してきた。淫核を二本の指で捻り潰す様にこね回すと、リインフォースは苦痛とも快感ともつかぬ声を漏らしながら、結合したまま、尻を左右に振った。
「本当にいやらしいですね、こんなに濡らして・・・」
「そんな・・・あ、あぁ、わ、私は・・・んあぁっ!!」
素晴らしい張りを誇る美尻の肉の上に、青年の下腹が打ち付けられる。
青年は続けざまに腰を使い、肉棒を淫壷の中を行き来させた。
打ち付ける度、子宮口を肉棒の先端が叩き、リインフォースの唇からは、切れ切れに押さえきれない嬌声を漏れだす。
「あっ・・・あん、あぁん・・・わ、私、こんな所で・・・あ、あふぁ・・・・」
いつしかリインフォースも自分から腰を使って淫らに快楽を追い求めていた。
乱れるリインフォースの姿を堪能しながら、青年は淫壷の中を肉棒で掻き混ぜ、同時に乳房や淫核にも、絶え間ない刺激を与え続ける。
「あっ・・・も、もう駄目ぇ、私・・・イク、いっちゃう・・・んく、うぐぅ・・・・」
切なげな声が上がった瞬間、青年は飲み込ませていた肉棒を引き抜く。
反射的にリインフォースの腰が後を追い、突き出された尻肉に向かって叩き付ける様な勢いで、肉棒を抉りこませた。
「あひぃ・・・あっ、ぐっ・・・くはぁぁっ!!」
大きく全身を弾ませ、絶頂に達したリインフォースの身体は前のめりに突っ伏した。
断続的に震える彼女の中に、青年は熱い樹液を注ぎこんでやると、リインフォースは糸が切れた操り人形の様に、その場に崩れ落ちた。
⑫
それから暫くは、平穏な日々が続いていた。
閑散とした『八神堂』の店内で白いブラウスと黒のロングスカートという格好で店番を務めるリインフォースは椅子に座って重苦しい溜息を付いた。
今の店内に居るのは、彼女1人だ。
「・・・はぁ、暇だな」
塵一つ無い清潔な店内。見慣れた光景の筈なのに、何処かよそよそしく感じる。
二度目の溜息を吐き、リインフォースは椅子から立ち上がると、壁に手を置いた。
「はぁ、ん、んん・・・あ、ふぅ、いけない・・・」
一瞬、手が股間に向かいかけるのを、リインフォースは理性で制した。
自分の中に入り込み、全身を貫く様な痛みをもたらした肉棒。
だが、あの肉の凶器は同時に主であるはやてを想ってしていた、自慰では得られない、全身を燃え上がらせる様な快楽の劫火を与えてくれると、リインフォースは直感的に悟っていた。
「こんにちはー」
馴れ馴れしい響きを含んだ声。
その声にリインフォースは顔を強張らせる。
忘れる筈も無い、この頃、自分の身体を好き放題に弄んでいる青年だ。
「な、何の用だ」
「実はリインフォースさんともっと“親睦”を深めようと思いまして」
含みを持った青年の言葉に、リインフォースは顔を引き攣らせる。
「・・・む、無理に決まっているだろう。店の仕事があるのに・・・」
「何を言ってますか、明日から『八神堂』の改装工事が始まるので店を一時休業するという情報は入手済みですよ。それに貴女以外の『八神堂』のメンバーが、昨日から温泉旅行に行っている事もね」
青年の見透かした様な口調に、リインフォースは悔しそうに唇を噛んだ。
当初の予定では、リインフォースも温泉旅行に同行する予定だったのだが、この青年に現在進行形で陵辱されている今、到底、行く気にはなれなかったのだ。
「ねえ、いいですよね?」
「や、止めろ・・・ここでなんて・・・ん、はぁん・・・」
青年の左手が無造作にブラウスの上から、リインフォースの胸を掴んで揉みしだく。
更に青年は右手をスカートの上から尻肉を掴んで捏ね回す。
胸と尻、特に敏感な性感帯の二箇所同時に加えられる、執拗な愛撫。
絶妙な力加減で攻めたてられ、リインフォースの白い肌が仄かに色づき、口から実に艶かしい喘ぎが抑えきれずに漏れる。
「ん、はぁ・・・止めろと言って・・・はぁう、んふぁ・・・・」
「じゃあ、貴女の部屋でしましょう?」
「わ、解った・・・あ、んふあぁ・・・止めてくれ・・・・あ、んあぁ・・・・」
「絶対ですよ?」
念を押す様に、胸と尻への刺激を継続したままで青年は膝を使い、リインフォースの股間をスカートの上からグリグリと刺激した。
「・・・あ、んあぁ・・・だ、駄目ぇ・・・・・」
三箇所同時に与えられる刺激に反応してリインフォースは身体を震えさせる。
間違いなく、スカートの中は大洪水だろう。
「それじゃ楽しみましょう、‘色々’な意味でね」
『八神堂』の店先に青年は臨時休業の看板を出しておき、青年はニヤニヤと笑って、火照った身体を震えさせるリインフォースを店の奥に引っ張り込んだ。
⑬
『八神堂』の一室であるリインフォースの部屋。そのベッドの上。
白いブラウスと上下の下着のみの姿のリインフォースは、膝を大きく割り開き、青年の身体の上に跨っている。淫蜜で湿った黒いショーツを横にずらさせ、彼女自身の意思で挿入させる。しかし無理な体勢に加えて、騎乗位に不慣れなリインフォースは肉棒を淫穴に宛がうが、上手くいかない。
「速く挿入してくれませんと、今日はもう止めにしますか?」
「・・・い、いや、止めになんてしないでぇ・・・身体が火照って・・・」
火照った身体を揺すって、リインフォースは徐々に腰を降ろしていく。
淫蜜を溢れさせ、淫穴は肉棒を嬉々として咥えこみ、肉襞が貪欲に絡み付いてくる。
グチュグチュと淫らな音に煽られる様に、青年は奥まで肉棒を突きたてた。
「はあぁ・・・お、奥で・・・凄く硬い、熱いのぉ・・・・・」
身を捩りながら、リインフォースが身体の中で沸き起こる快感を感じて喘ぐ。
ぎこちなく腰を揺らす、その姿は寒気が走るほど妖艶で惹かれてしまう。
「いやらしいですね。リインフォースさんは、そんなにこれが好きなんですか?」
「やぁ・・・ち、違うけど・・・んくぅぅ・・」
青年が腰を上下に揺らすと、リインフォースの極上の乳房が大きく弾む。
ブラウスが張り裂けるくらいに、波打つ乳房は圧巻だった。
「それにしても、ここ・・・さっきからヌチュヌチュと聞こえませんか・・・?」
「そ、そんな・・・聞こえない、う、んんっ・・・はぁ・・・・はぁンっ!?」
リインフォースが言い終える前に、股間に手を伸ばす。
指先に淫核の感触が伝わってきた。
「ひ、あぁ・・・な、何をして・・・や、止めろぉ・・・・」
銀色の淡い茂みに隠れていた淫核を指で摘まむと、リインフォースの身体が跳ねて締め付けがが更にきつくなる。
「こっちの方も既にこんなにいやらしくしこってますね」
淫核への攻めを中断して、今度は下から持ち上げる様に胸を揉む。
ブラウスの上からでも解る程に、尖った乳房の先端を指先で押し潰す。
「・・・あ、あぁ・・・許してぇ・・・はぁ、んふぅ・・・・」
か細い声で懇願されても聞く耳など持つはずも無く。
ブラウスを肌蹴け、黒いブラジャーを剥ぎ取ると、プックリと桃色の突起が突き出して自己主張している。リインフォースは嬌声を上げて、青年が与える愛撫を受け止めている。余っている手で美尻を鷲掴みにして、その弾力を味わってみる。
「相変わらず、どこも素晴らしい感触ですね」
感嘆の声を漏らしながら、青年は荒々しい腰使いで肉棒を捻じ込んだ。
身体中を愛撫され、感度が上がっていた所に、下からの強烈な突き上げを食らって、リインフォースは口を閉じたまま呻いた。
恥ずかしいのか、無理な体勢で快感を耐えているが、漏れる息は荒い。
「うう・・・ふぅ、んぅ・・・んん、はぁん・・・・」
リインフォースが流麗な銀髪を振り乱し、身体を震わせる。
やがて限界を迎えたリインフォースは軽く達してしまう。
絶頂に達して敏感になった身体を、更に攻め立てる。
淫核と、桃色の突起をなぞる様に弄くると、リインフォースはがくがくと肉づきのいい
太腿を振るわせた。
「敏感ですね、そんなに気持ちいいですか?」
「・・・き、気持ちいい・・・あ、あぁ、だ、駄目なのにぃ・・・・ん、あふぅ・・・」
言葉で攻めると、快感に溺れきったリインフォースは、素直に快感を口にした。
淫らな自身を顕にしたリインフォースは、男を誘う様に腰を激しく動かした。
ザラザラの肉襞が絡みつき、淫筒の締め付けが増して、肉棒から精を存分に搾り取ろうとする。もう絶頂は直前だった。
「・・・あ、い、いやぁ・・・こ、腰が勝手にぃ・・・ど、どうしてぇ・・・・・はあぁんっ!!」
感じている自分をコントロール出来ず、リインフォースは薄っすらと朱に染まった肢体を捩らせ、狂った様に嬌声を張り上げた。
「結局、リインフォースさんは快楽に抗えないんですよ。でも、それは仕方ないですよ。こんなにいやらしい身体してるんですから」
淫らに求めてくるリインフォースに応える様に、青年は深く彼女の中を抉り、ピストンを繰り返す。下から突き上げられ、リインフォースは上半身を仰け反らせて悶える。
「はっ・・・あ、あぁん・・・イっちゃう・・・・あ、はあぁぁぁんっ!!」
精液を根こそぎ搾りつくす勢いで吸い付かれ、肉棒が限界まで張り詰めた。
溜め込んだ熱が沸騰しそうになって、青年は肉棒を引き抜いた。
次の瞬間、勢いよく吹き出す白濁。快感に浸るリインフォースに容赦なく降り注ぐ。
「・・・くぅ、たくさんかけられてるぅ・・・・ん、はふぅ・・・・」
夥しい量の白濁を浴びて、リインフォースは絶頂に達し、熱く蕩けた声を漏らした。
そんな彼女の前に、青年は肉棒を突き出す。
「後始末してくれますよね?」
「・・・解った、やればいいんだろう。んく・・・んちゅ、ちゅ、んむ・・・」
リインフォースは諦めた様に、肉棒の先端を口に含み、丁寧に舌を這わせてくる。
亀頭部分を舌の真ん中部分で軽く拭き、舌先で穴や括れを掃除する。
「随分、口での奉仕が上手くなってきましたね」
「んちゅ・・・誰のせいだと・・・んむ、れろ・・・はむぅ・・・・」
リインフォースは顔をしかめるが、口を休める事は無かった。
舌が肉棒に絡みつき、ピチャピチャという音が部屋の中に響き渡っていった。
⑮
口での奉仕が終わってリインフォースは横たわり、肩で息をしている。
虚ろな眼差しは快楽の余韻を残して、宙を彷徨っていた。
「あ、んぅ・・・はぁ・・・・」
青年の指が背中を撫でると、リインフォースは絶頂直後で敏感な身体を震わせた。
そのまま青年はリインフォースの身体を舐める様に眺める。
「・・・・ま、まだ続ける気か、す、好きにするがいい・・・んぅ・・・・」
「いえ、今日はここまでにしておきますね」
「え、そ、そんな・・・ん、わ、私はまだ・・・・」
リインフォースは股間の辺りをモゾモゾさせながら、戸惑う様に青年を見た。
その顔は、まだ愛らしくも妖艶に紅潮したままであり、男の欲望を掻き立てる。
恐らく身体の疼きは消えておらず、この後、更に犯される事を内心期待していた。
その当てが外れて、すっかり拍子抜けしたといったところか。
「ほう・・・“まだ”ですか、つまり、もっと犯して欲しいという事ですか?」
「そ、それは・・・ち、違う、あ、あ、はあぁっ!?」
首筋に指を這わせると、面白い程、敏感に反応してくれる。
白磁の肌は薄っすらと朱に染まり、甘い匂いを漂わせている。
「隠す必要はありませんよ。貴女の此処は、こんなに物欲しそうにしてますから・・・」
「あ、あぁっ・・・弄らないでぇ・・・ん、んうぅ・・・」
「ふふっ、貴女の悶える姿を見てたら、我慢できなくなってきましたよ。このいやらしい体で僕を楽しませてくださいよ」
淫蜜を滴らせる淫穴に指を突っ込んで、青年はニヤニヤと笑って、リインフォースの悶える様を堪能する。
「僕を楽しませてくれれば、『八神堂』の発展の為、幾らでも資金援助してあげますよ」
「・・・え、な、何を言って・・・ん、あぁ、はあぁ・・・・」
耳朶を甘噛みされて、リインフォースは身体をビクビクとひくつかせた。
「あれ、僕って結構な資産家なんですよ? 「ブレイブデュエル」の開発にも資金提供していますしね・・・『八神堂』を更に発展させたいでしょう?」
―――『八神堂』の発展。
それは、肉体は快楽の底無し沼に沈んでも、心は踏みとどまっているリインフォースを誘惑する、甘い言葉だった。確かに、この青年は無き両親から幾つかの高級ホテルやリゾート地を相続して経営する資産家であった。
彼を自分の身体で満足させれば、『八神堂』の発展に貢献できる。
――愛しい主が喜んでくれる。
「・・・ほ、本当に資金援助してくれるのか?」
「ええ、二言はありませんよ。僕を楽しませてくれるなら」
悪魔の囁きともいえる青年の言葉を受け、リインフォースは自分から快楽の底無し沼に飛び込んだ。切れ長の紅い瞳が情欲の炎を孕んで揺らめき、やがて目の前の肉棒に顔を近づける。熱を帯びた息が肉棒に触れてきた。
「ん、んむぅ・・・そ、それなら、たっぷり気持ちよくしてやるからな、んん・・・んちゅ・・・」
流麗な銀髪を揺らし、頭を健気に振って肉棒を吸い上げてくる。
肉棒を丹念に舐め上げて、袋も舌先で刺激してくる。
激しい舌使いで肉棒は唾液塗れになり、刺激を受けて熱を帯びて充血して大きく膨張して硬さも増大していく。
⑯
「んくっ・・・ぺろ、くちゅ・・・ちゅ、ちゅ・・・ちゅば、んぐ・・・あむ、れろ・・・」
自分の舌の動きに肉棒が明らかな反応を示すのを見届けると、リインフォースは赤黒く膨らんだ亀頭を口に咥えこんだ。醜悪な肉瘤を舌の上で舐り転がし、吸いたてる。
やがて口で奉仕している内に、リインフォースの瞳が妖艶な恍惚の色を帯び始めた。
「んぐっ・・・ちゅぷ、あむぅ・・・んちゅ、れろれろ・・・はむぅ・・・・・」
「随分と美味しそうにしゃぶってますね」
「べ、別に・・・そ、そんな訳では・・・・」
「まあ、いいですよ。それよりも、僕はもっと淫らな貴女が見たいですね」
「そ、そうか・・・解った・・・はむ、んん・・・はぁ・・・・」
リインフォースは肉棒を舐りながら、自らの股間に手を這わせて弄り始めた。
更に上目遣いに媚を売る様に青年を見詰めてくる。その紅い瞳は恍惚に染まって頬は朱色に染まって、何とも艶かしく男を誘う。
「・・・んん、ちゅぷ・・・・れろ、くちゅ・・・・あむ、んむ・・・・」
咥内の肉棒に唾液をたっぷりと塗して、舌を舐め這わせてくる。
そうして熱心に奉仕していく内に、リインフォースの肉体は益々火照っていく。
自分の股間を激しく弄りながら、リインフォースは肉棒の根元まで舌を這わせると、更に肉袋を口に含んで舐め吸ってくる。艶やかな紅い唇を肉竿表面に押し付け、熱心に扱き上げてくる。尿道口を舌先で穿り返してくる。
「はむ、ちゅぱ、青臭いお汁、あむ・・・ちゅく、苦いのに、凄く美味しい・・・あふぅ・・・・」
果たして本心から言っているのか、青年を喜ばせる為に言っているに過ぎないのかは彼女自身にすら、解らないのだが、リインフォースは眉尻を下げ、うっとりと熱い息を吐きながら亀頭を咥えこんで出し入れさせる。
「んあぁ・・・んむ、れろぉ・・・んはむっ・・・ちゅぽ・・・・んむ・・・・・」
リインフォースは夢中で肉棒に奉仕を繰り返してくる。
更に青年の興奮を煽る様に、自ら豊満な乳房を揉みしだき、股間を弄くる速度を加速させる。リインフォースの熱っぽく淫猥な奉仕と、彼女が見せる痴態に、青年は程なく耐え切れなくなって来た。青年の腰が勝手に浮き上がり、下半身が震え始める。
「あぁ、もうすぐいきそうですよ」
「んうぅ・・・ちゅぱ、れろ・・・はむ、んぷ・・・れろ・・・・」
青年が限界を告げると、リインフォースは止めとばかりに舌の動きを加速させ、更に激しく肉棒を舐めしゃぶり、こね回してきた。
そしていよいよ限界に達し、熱い粘液の塊が競りあがってきて爆発した。
「んぐっ!?・・・ん、んん・・・はむぅ・・・ごくっ・・・んぐ、あむ、ちゅる・・・」
瞳を快感に蕩かせ、リインフォースは自分から喉奥まで肉棒を引き込み、濃厚な白濁を美味しそうに飲み干していった。
⑰
熱い息を吐きながら、リインフォースは口の端から垂れ落ちる精液を舐め取る。
その仕草はとてつもなく淫靡で艶かしかった。
「どうですか、まだ物足りませんか?」
「あ、あぁ・・・も、もっと欲しい、し、下のお口に欲しい・・・・」
そう言ってリインフォースは、ベッドの上に横たわり、股間に右手をやって淫穴を自分から広げた。溢れ出る淫蜜がシーツを濡らしていく。
「何が欲しいんですか? はっきり言ってくれないと、解りませんよ」
「そ、そんな・・・意地悪をしないでくれ・・・ん、んん・・・・」
男の目を釘付けにする美脚を擦り合わせ、リインフォースは切なそうな声を漏らす。
肉欲の虜になりながらも、羞恥心に悶えて、‘おねだり’が出来ない絶世の美女の姿は実にそそられる。それでも、身体を炙る肉欲には抗えない。
『八神堂』の発展を建前にして、はしたない言葉を紡ぐ。
「お、お前の太くて、固いお肉の棒を・・・わ、私のはしたない、こ、此処に・・・おマンコに入れて欲しい・・・私を滅茶苦茶に犯して欲しいのぉ・・・」
「それじゃ・・・お望み通りにしてあげますよ」
凶悪に笑って、青年は限界まで膨張した肉棒を、一気に突きいれた。
ザラザラの肉襞がこれ以上無い程にうねって、肉棒に絡みついてくる。
「あ、あぁ・・・き、来た、お肉の棒が入ってきたぁ・・・こ、これが欲しかったの・・・・」
あられもない嬌声をあげ、リインフォースは女の悦びに打ち震えた。
リインフォースの身体が壊れるくらいの勢いで、青年は腰を動かした。
肉棒が慌しく、出たり入ったりを繰り返し、その度に淫筒を容赦なく削っていくが、今のリインフォースにとっては、それすらも極上の快感なのだ。
「い、いい、凄くいいのぉ・・・も、もう私、これから逃げられない・・・あ、んあぁん・・・」
自分から激しく腰を振りながら、リインフォースは上半身を仰け反らせた。
砲弾型の豊かな乳房が挑発的に揺れる。
「あ、あふぁっ・・・お、おっぱいも苛めてぇ・・・ん、はふぁンっ!?」
「そうですか・・・それ、こうですか?」
「あ、あぁっ・・・そ、そう・・・か、感じるぅ・・・はぁ、ん、んん・・・・」
腰を全力で使って、青年は抉る様にリインフォースを犯した。
それと同時に、豊かな乳房を揉みしだき、そのしこった先端を指で摘まみあげる。
甘い嬌声を上げるリインフォースの痴態を堪能しながら、青年は快楽の赴くままに、腰を前後させた。内部の肉襞が肉棒に引きずられて捲れ上がっている。
「さぁ、もっとエロい声を出してください」
「エ、エロい声って・・・ふあぁっ、ひうぅん・・・・あ、あぁん・・・」
「そう、その声ですよ」
リインフォースの張り上げた艶やかな声が、部屋中に反響した。
極上の女体から立ち昇る淫靡な匂いに頭をくらくらさせながら、青年は腹の奥底からこみ上げる熱い波を感じ始めていた。亀頭を回転させて蕩けた内部を抉る様に掻き回すと、形のいい尻が艶かしく揺れる。
⑱
「・・・あ、あん・・・硬いのが奥でゴリゴリって・・・ん、はぁっ・・・」
敏感な部分を亀頭で何度も引っ掛かれ、リインフォースは身体を弓なりに反らせた。
立て続けに弱点を攻められながらも、淫筒は肉棒をグイグイと締めて来る。
亀頭から伝わる震えが、リインフォースが極まる寸前である事を知らせている。
鋼の様に筋張っていた肉棒も迫り来る官能の奔流を抑えきれず、のたうつ様にビクビクと震えだした。もう、どちらが先に達しても可笑しくは無かった。
「このまま中にぶちまけてあげますよ」
「う、うん・・・出して、私の中に、熱いミルク、沢山注いで・・・気持ちよくしてぇっ!!」
逃げる素振りを微塵も見せず、リインフォースは蕩けた声でおねだりしてくる。
淫肉は肉棒にべっとりと食いつき、速く出してくれと言わんばかりだった。
「くぅ・・・本当に、ここまで淫乱になるとはね」
青年は半ば呆れながら、最後に腰を一杯まで押し込んだ。
火花が弾ける様な快感を受けながら、熱い白濁を解き放った。
「あ、はぁぁん・・・出てる、熱いのが、沢山・・・・ひい、はああぁんっ!!」
同時に達したリインフォースの瞳がとろんとした恍惚の色を宿し、唇からは熱い喘ぎが漏れる。それでも脚はしっかりと青年の腰に絡め、淫肉は精を搾り出そうと蠢く。
「まだ搾り取る気ですか・・・欲張りですね」
「あ、そ、それは・・・・あ、あんうぅ・・・お、お前に気持ちよくなってもらって『八神堂』の発展の資金を出してもらう為に・・・だ、だから、これは取り引きであって・・・」
「はいはい、全ては我が主の為でしょう。八神はやて至上主義のリインフォースさん」
「そ、そうだ・・・だ、だから勘違いしない事だ・・・あ、ふあぁ・・・・」
幾らか理性が戻ったリインフォースは言い訳の言葉を口にするが、青年が首筋を撫でてやると、敏感に反応して可愛く喘いだ。
その様子を楽しみながら、青年は未だに硬さを失っていない肉棒を使って、容赦なくリインフォースを責め立て始めた。
「あ、ま、また、そんな・・・あ、あぁん・・・ふあぁん・・・・」
絶頂直後で力の入らない身体を攻め立てられて、リインフォースは小刻みに身体を戦慄かせる。白い肌の上に、銀髪が汗で張り付き、凄まじい色香を醸し出す。
「今日一日中、楽しませてもらいます。当然、報酬は弾ませてもらいますよ」
「そ、それなら・・・いい、私の身体を存分に味わっていい・・・あ、んあぁっ!!」
口から涎を垂らし、リインフォースは豊満な肢体をしならせ、嬌声を張り上げた。
『八神堂』の一室で繰り広げられる獣の宴は、まだ始まったばかりだった。
ここで一旦切ります。といってもあとはエピローグだけなんですが。
イノセントのアインスって「はやてのため」という大義名分があれば、陵辱されても受け入れそう。
というか、男とまともな恋愛できるのか。
リインフォース陵辱いいわぁ・・・やっぱおっぱい爆乳美女は陵辱調教に限るな
イノセントのアインスは完全に百合だから余計にそそる
GJ!
やっぱ黒天さんのエロ好きだわ
イノセントは女の子みんなかわいいよねー
だれかたまには百合モノのエロも書いて欲しいところ
ふぅ……GJ
先月号で乳首をさらけ出されたV美少女のエロSSくるかー?
>>722
>>672 のではだめだったんか
皆さん、どうもですお。
所でナンバーズの皆さんが真面目に働きだしたとしたら、どんな職が似合うだろう。
・ウーノさん→スカ博士の助手(固定)
・ドゥーエ姐さん→カジノのディーラー
・トーレ姉さん→スポーツジムの指導員or工事現場で働く(某タカさんみたく)
・クア姉→相場師
・チンク姉→ゴスロリ喫茶
これ以降、思い浮かばない。
①なのはの為に無限書庫で頑張るユーノ。ユー ノの気持ちにまったく気づかず、クロノとい ちゃいちゃするなのは。 「闇の書」の修正プログラムを見つけて、現世 に残る手助けをしてくれたユーノに一緒に無限 書庫で働く内に惹かれていくアインス。
②なのはとクロノが婚約し、無限書庫の開拓に も区切りがつき、生き甲斐を無くしたユーノは 自殺未遂。 なのはに対して、積もりに積もった感情を爆発 させるアインス。
こんな感じの電波受信。書いてもいいかな。
ディードはシスターで鉄板じゃないだろうかと
セインは市民プールで水泳教室の先生とか
「プールサイドでセイン先生と秘密の授業」とかいう電波ががが・・
スポーツ水着姿のセインか……健康的にエロいな
ユーノくん9歳にスクール水着ですって!なんて背徳的な!勃起しました!
スク水着用のショタユーノ君とスポーツ仕様水着着用のセインが夜のレッスンが何だって?
なんという同声愛
美少女を
ウインナーにして食べたい
そんな電波送ってくるのはここのスレだよね?
多分他所からだと思うぞソレ
加工した上でのカニバとかレベル高いな
>>733
え?フタナリ美少女のウィンナー(比喩)を食べたいだって?(難聴)
むしゃぶりつきたい!ふしぎ!
>>731
全ては性王ヴィヴィオの名のもとに
なんというドくそ平常運転・・・さすがだ
そうだな、安全のためにせめてフェイトそん(19歳)がなのはさんの下着を盗み出して
なのはなのはクンクンスーハースーハーしながらアヌスでオナニーする程度の運転にペースダウンすべきだ
>>734
ユーノ「禁書区画にあった筈の屍食教典儀がない……?」
無関係なクトゥルフネタに持ってこうとするのは何を狙ってるの?
リリカルなのはのエロパロスレであえてクトゥルフでも語りたいの?
そんなことより、無限書庫に調べものにきたインターミドル上位選手を
性的な意味で食い荒らし放題な童顔司書長の話をしようぜ!
別にちびっこたちが調べにいったらちびたぬ司令とギシアンしてたとかでも良いけど
ルールーがひとりえっちしてるのを盗聴して、興奮しちゃって自分もしてる魔女っこでも良いけど
投下します。
さる同好の士の御仁とのやりとりから着想を得た、ふたレズ乱交エロ。
なのフェイ&リンディさん桃子さんの人妻未亡人組との超絶タッグマッチ(性的な意味で)。
ふたなり要素ありありなので苦手な人は注意してね。
タイトル『親子競艶』
親子競艶
風に流されるままに舞う薄桃色の花弁は、さながら滝が飛沫を散らすようだった。
春という季節の持つ生命力をそのまま形にしたように、煙るほど花弁で全てを彩る桜。
まだ少し寒さの残る時節という事も相まって、温泉を味わうには最高の頃合と言える。
「良いお湯ねぇ」
うっとりと、心地良さの蕩けた声で彼女はそう零した。
汗の雫を浮かばせた白磁の肌と、エメラルドの輝きを孕んだ長髪、肉付きと言えば……豊満の極みとしか言いようがない。
堪らぬ色香をこれでもかと滲ませた、妖艶な熟女の姿。
「ええ、そうですね」
そう応えたのは、隣で同じく湯船に肩まで浸かり、桜の浮かぶ水面に長髪を散らしている女性だった。
先の美女に負けぬほど、熟れきった肉付きと麗しい容貌。
まさかこの二人が、共に孫を持つほどの年齢だと想像できる者がいようか。
リンディ・ハラオウンと高町桃子、片や時空管理局総務総括官の肩書きを持つ管理局員で、片や喫茶店の経営者だ。
一見なんの繋がりもなさそうな彼女たちの接点といえば、娘たちに他ならない。
そんな娘二人も、今正にこの場に居合わせた。
「でも久しぶりだね、親子そろって温泉なんて」
「うん。私たちもこんなゆっくり休みを取る時間もなかったしね」
そう言い合うのは、リンディと桃子の正面に並んで腰掛けた艶姿であった。
母親そっくりの栗毛を伸ばす、高町なのは。
輝くほどのブロンドの、フェイト・T・ハラオウン。
二人共に、母たちに負けぬほど、乳房や尻にたっぷりと肉を乗せた、凄まじいプロポーションを誇っている。
薄く白色に濁る温泉に身を浸し、日ごろの疲れや憂いを洗い流しにリラックスする四人の美女たち。
普段は服の下に隠したはち切れんばかりの体を晒すその姿は、何とも言えぬほどに悩ましかった。
「今日は誘ってもらってありがとうね、フェイト。私も来れて良かったわ」
濡れた髪をそっと指先で掻き上げながら、リンディが微笑む。
海鳴市郊外の温泉街への、たまの休暇を利用した小旅行を提案したのはフェイトとなのはだった。
他の家族は色々と用が重なって来ることが出来ず、誘いに乗れたのはリンディと桃子だけ。
しかし親子四人、女同士の憩いというのもそう悪くはない。
リンディが何時になくリラックスできるのは、平素で部下たちを前に保っている高官としての立場を脱ぎ捨てているという以上に、気兼ねない娘と友人しかいないという事もあっての事だろう。
世間での休日からやや離れた日程だっただけに、温泉宿に止まっている客はほとんどいない、貸切のような状況であるのも大きい。
湯船のふちに肩と背中を預け、リンディは体を伸ばして弛緩する。
水面に浮かんだ巨大な乳房が、その拍子にたぷんと揺れた。
「それにしても、リンディさん大きいですね……」
「あら、桃子さんだって」
「そうかしら、でもやっぱり負けてるような気が」
湯船の中でぐっと自分の果実を持ち上げて、桃子がリンディのそれと見比べる。
白濁した湯船から顔を覗かせる、透き通るような白磁の肌の盛り上がり。
年を感じさせない潤いを保ち続ける、熟女のたわわな乳房は、ぷっくりと膨らんだ乳輪と乳首まで綺麗なピンク色をしていて、それだけでも堪らないほどの色気があった。
一度子供を産んで授乳した経験がある為か、ボリュームときたらとてつもないものがある。
「……」
そんな二人へ、思わず食い入るような視線をフェイトは注いでいた。
ただ豊満な母たちの姿に驚いているというだけではない。
その眼差しの奥に、道ならぬ情欲があると、知る者はこの場でなのは一人だけだった。
(フェイトちゃん)
そっと、念話で呼ばわるなのは。
フェイトははっと顔を上げて、羞恥に顔を赤くした。
同性を相手にかくも熱の篭った視線を注いでしまう、その理由。
この十年あまりの間に二人で築いていた『モノ』を想う。
まさか義母を相手にそんな熱を抱いてしまう恥じらいに、フェイトは下半身をもじもじとよじった。
それを察してか、なのはの視線に力が篭る。
すっと優しげに目を細めて、声もなくフェイトを見つめる双眸。
目と目が合っただけでフェイトにはなのはの意図が伝わった。
母たちに気付かれる事もなく、こくりと小さく頷いて、了承する。
湯船の中、体の奥で、二人の子宮がきゅんと疼いた。
□
「ふぅ……良い風……」
恍惚とした声音を漏らし、リンディは心地良い夜風に髪を流し、静かに月を見上げた。
温泉から上がった後、贅を凝らした料理を味わい、美酒に酔い痴れ、後はただ漫然と時間を過ごして。
気の向くままに旅館の中庭を歩き、雲泳ぐ空など眺めていた。
連れ立って歩く桃子もまた、同じように満足げな顔をしている。
こうものんびりと無為な時間を楽しめたのは、本当に久しぶりだった。
「これからどうします? また温泉にでも入りましょうか」
「それも良いけど、今夜は一度部屋に帰りませんか? なんだかもう一杯くらい飲みたい気分で」
汗をかいたからか、既に夕食の席で喉を潤したアルコールも随分飛んだ気がする。
まだ部屋備え付けの冷蔵庫には、ビールがあった筈だ。
今宵は二人で酒盃を交わしてもう少し夜を過ごすというのも悪くはない。
そうですね、と桃子も頷き、かくして二人は部屋へ戻る事にした。
□
建築の古い旅館の廊下は、歩けば微かな木造の床板が軋みを立てる。
ふすまの開閉にも同じく、木造の戸が立てる微かな音が付きまとった。
自室に戻る最中、しかしリンディはある事に気付いた。
「……?」
そんな古い建築物の音色の中に、まったく別の音響が混じっているような気がしたのだ。
何か、甘く甲高いような音色。
一体どこからか。
桃子もどうやら気付いたようで、訝しげな表情を浮かべいた。
この階で部屋を取っているのは、今宵リンディたちを除けばなのはとフェイトしかいない。
そして正しく、耳を傾けて音の発する元を探れば、それは隣室の二人の部屋の方角だった。
リンディと桃子は、顔を見合わせる。
二人の脳裏に過ぎったのは、微かな不安と好奇心。
言葉を交わす事もなく、頷きあった熟母二人は、足音を殺して娘たちの部屋に向かった。
ドアノブに触れ、捻る。
案の定、鍵は掛かっていなかった。
部屋の玄関口を通ると、音は一層大きくなった。
悲鳴めいた声の響き、やはり音の大元は二人の部屋だったのだ。
そのままリンディと桃子は、慎重に歩を進め、そしてふすまに手を掛けて……隙間から覗き見た。
艶めく痴態の限りを。
□
部屋の中には、噎せ返るほどに熱と湿り気が満ちていた。
響き渡る、女の声。
艶やかな声音。
「あぁ……なのはぁ……なのは!」
甘く蕩けた声を上げながら、フェイトがそのブロンドを振り乱す。
唇の端から唾液まで垂らして、目尻を下げた様は、発情期の雌さながら。
そんなフェイトの纏う浴衣は胸元を大きく肌蹴て、豊かな乳房を剥き出しにしている。
体をぶるりと震わせるたび、柔らかく揺れる胸。
頂上にある桃色の蕾には、なのはが唇を寄せていた。
「んッ。フェイトちゃん、気持ち良い?」
上目遣いにフェイトを見上げながら、なのはは乳首をそっと口に含み、舌を絡ませる。
ぷつぷつと粟立った乳輪のふちを焦らすように舐め上げながら、乳頭に軽く歯を立てて甘噛み。
さらにもう片方の乳房に手を掛けて、揉みしだきながら指先で乳首を摘む。
すっかり慣れた様子の愛撫に、フェイトの顔はすっかり溶けきっていた。
「うん! もっと……もっとして、乳首いいの……」
熱く甘い息を零し、胸に押し付けるようになのはを掻き抱くフェイト。
その様子は、普段の執務官としての怜悧さは欠片もない。
いや、それを言うならなのはもまた同じく。
フェイトの胸を熱心に味わう姿は、教導官としての姿からは程遠い。
果たして、二人の関係が友情を飛び越えたのは、もう何年も前だった。
肉体関係を持ち始めたのは、十五歳頃。
表面上はただの親友同士だが、その実なのはとフェイトの関係は、その実爛れた恋人であり愛人という真実を隠していた。
普段なら秘め事はもう少し慎ましく行うのだが、今夜は湯に当てられ、母たちの艶姿に当てられたと見えて、大胆だった。
既に女同士での行為に慣れ切ったフェイトもなのはも、同性の熟れきった体というのは目に毒なのだ。
「ねえ、フェイトちゃん。そろそろこっちも」
「あ!」
なのはの言葉に、フェイトの声が艶やかな張りを響かせる。
浴衣の裾を掻き分けて、大きく屹立した『ナニ』かが、下半身で触れ合った。
腰を寄せて、それを押し付け合うなのはとフェイト。
お互いに心地良さに体を震わせて、ため息と共にそれを見下ろした。
それは、女ならばありえぬ姿だった。
「ああ……もうこんなになっちゃったよぉ」
恍惚の声で、お互いのものを見るなのは。
血管の浮いた、浅黒い、太く逞しい得物。
びくびくと震えるそれは、優にへそを超えるほどの位置まで亀頭を反り返らせたペニスに他ならない。
本来なら女の身にありえぬ、男の象徴。
言うまでもなく、それは魔法による代物だった。
女同士で愛し合う為に陰核に施した、生体変化の術式だ。
勃起するのはもちろんの事、絶頂すればたっぷりと精液をぶち撒ける事もできる。
「ふぅ……ああ、なのはぁ……」
「フェイトちゃん……あ! そこ……良い」
お互いに生やした極太のペニスを弄り合いながら、なのはとフェイトは陶然と目を潤ませた。
血管の浮き上がった幹を優しく撫でながら、上では舌と舌とを絡ませ合って情熱的なキスをする。
意中に理性などとっくにない。
あるのは……道ならぬ情念に身を焦がす、快楽の甘さだけ。
だから、気付かない。
自分たちを見つめる、視線に。
□
「や、やだ……あの子たち、あんな……」
思わず口元に手を当てて、桃子はそう呟いた。
まさかこんな形で知る事になるとは思わなかった、娘たちの秘事。
何時までも男の影がないとは訝っていたが、その理由がこれとは。
しかも、ただ女同士の関係に終わらず、互いに肉棒まで高ぶらせて。
それが魔法に拠るところだとは想像に易いが、生まれて初めて見る想像だにしない世界に、桃子は息を呑む。
ふと、リンディの方に目を移す。
隣に居るもう一人の母は、これをどう思っているのか。
「……」
リンディは、何も言わず。
ただただ熱い吐息を漏らしながら、食い入るように娘たちの痴態を眺めていた。
白磁の肌を伝う汗の雫。
そして……豊満な肉体に這い回る、自分自身の指。
たっぷりと実った乳房を揉みながら、裾の合間から悩ましく覗く太股の内側をまさぐって、くちゅくちゅといやらしい水音が滴る。
潤んだ眼差しにありありと垣間見えるのは、紛れもない雌の欲望。
夫を亡くして優に二十年近く、それでもリンディの瑞々しい体は乾きから遠く、どこまでも女だった。
一人、夜の寝床で自慰に耽るのも決して少なくはない。
そんな熟れきった彼女にとって、同性の、それも娘たちの行為であっても、すぐ目の前で行われる情交はあまりにも毒だった。
温泉に浸かり、熱を帯びた体であってはなおの事。
傍らに桃子がいるにも関わらず、リンディはなのはたちの行為を見ながら、自分の膣口をこれでもかと掻き回す。
その姿の、なんといういやらしさか。
桃子は我知らずのうちに、ごくりと唾を飲んだ。
体の芯が熱い。
同性でさえ困惑してしまうような、リンディの色気に当てられたのか。
そっと、浴衣の裾を割って自分で触れてみる。
「……ぁ」
ぐちゅ、と。
自分でも恥ずかしくなるほど水気を含んだ音がした。
娘たちの絡み合う姿を見ながら、リンディの発情する様を見ながら、桃子もまた昂ぶっていた。
思えば、最後に夫の士郎としたのは何時だろうか。
士郎は桃子より幾分か年上という事もあり、最近では以前に比べて体が衰えている。
もちろん、それは体力的な面でもそうである、夜の生活でもだ。
火照った体を持て余す事も、決して少なくはない。
(やだ……私、こんな……)
いけない、いけない、そう心では思いながら、桃子の指は脆い理性を裏切って濡れそぼる蜜壷を掻き分ける。
リンディと共に、彼女もまた浴衣の隙間からむちむちと肉付いた豊満な体を曝け出し、自分自身を慰め始める。
既に熟女二人の足元には、匂い立つほどに愛液が滴り落ちていた。
小刻みに震え続ける、豊かな二つの雌肉。
その度に桜色の唇から零れる甘い吐息が、空気に熱を溶かしていく。
最初は抗っていた理性が瓦解し尽くすまで、そう長い時間は掛からなかった。
ふすまの向こうで、舌と舌、肉棒と肉棒とを交わらせる娘の姿。
ふと、リンディと桃子の視線が絡み合う。
目の目が合っただけで、分かった。
どうやら、二人の意見は合致したらしい。
これ以上……見ているだけでは我慢できない、と。
□
突如として、乱暴なくらいの動作でふすまが勢い良く開け放たれた。
木製の戸が打ち合う音に、なのはとフェイトは凝然と固まった。
「あ……お、お母さん!?」
まさか、こんな姿を、こんな時に見られるとは。
驚愕と羞恥が一気に火照った体を冷まし、内股に股間のものを隠そうとするなのは。
フェイトに至っては布団の上に尻餅までついていた。
だが、しかしそこで気付く。
自分たちを見つめる、二人の熟母の様子に。
頬を赤く染めて、瞳は潤んで、表情もこれ以上なく蕩けて。
浴衣の合間から覗く乳房や、汗の雫に濡れる太股の悩ましさ。
視線に篭る、尋常ならざる色香の程を……
薄く妖しく笑みを零しながら、二人の母が悠然と歩み寄る。
わけも分からず立ち尽くすなのはに、リンディの指が伸びた。
「ひゃぁ!」
甘い声が弾ける。
下半身で脈打っていた熱い肉の塊に、優しくいやらしい、冷たい指のしなやかな感触が纏わり付いた。
豊満な乳房と乳房が重ね合うほど近づいたリンディが、なのはのペニスに手を添える。
「ふふ、凄いわ……熱くて、硬くて。なのはさん、いつもこんなので、フェイトとしてたの?」
聞いただけでぞっとするほど、妖しい声音の、リンディの囁き。
自分よりなお大きい爆乳を押し付けながら、なのはに寄り添い、熟女はさらに、うなじにちろりと舌を這わせる。
ぞわぞわと頭の芯まで走る、淡い快感。
髪から香る甘い匂いに、酔いそうになる。
そんななのはの傍らで、桃子もまた同じく、フェイトに歩み寄った。
尻餅をつき、開いた脚の間で震えている剛直にうっとりと視線を注ぎながら。
細い指でむちむちとした太股の内側を撫で上げ、悩ましい吐息を亀頭に吹きかける。
「ふぁ……」
むず痒い快感に、フェイトの眉間にしわが寄る。
それを桃子は微笑んで見つめた。
例えるならば、猫が獲物の小動物を爪の内に捉えたような、嗜虐めいた微笑。
妖しい、雌の獣の微笑み。
軽く息遣いを当てながら、それどころか舌先で軽く舐め上げて、桃子はフェイトの竿を味わう。
びくびくと震える凶悪な肉の塊を、これ以上ないほど愛おしそうに。
「なんて大きいのかしら……士郎さんより凄いかもしれないわ」
「ちょ! や、やだ……桃子さん、だめ……ッ」
「あら? だめって言うわりには、フェイトちゃんのチンポ、すっごく元気よ?」
言いながら、緩やかに幹を扱き、桃子はねっとりと舌先でカリの辺りを舐める。
肉棒の攻め方を心得た、熟練の女の技だった。
悲鳴に近い声を上げるフェイト、そしてなのは。
娘たちの反応に笑みを深めながら、熟女たちは互いに視線を合わせた。
「あなたたちの事見てたら、私たちも……我慢できなくなっちゃったわ」
「だから、ね? どうせだからこのまま」
甘い。
聞いただけで聴覚から理性が蕩けるような声のいざない。
桃子はそのまま、フェイトの竿にしゃぶりついた。
リンディはなのはの剛直を扱きながら、唇を重ね合わせた。
互いの母たちと行為に及ぶという禁忌、理性による拒絶は、そのあまりの快感と誘惑を前に……千々と消え去った。
□
「んぅ……ちゅ、んむぅ……ッ」
瞳を涙で霞ませながら、なのはは唇と下半身から駆け上る快感に震え上がった。
舌と舌とを絡み合わせるのみならず、唇の裏まで舐め回す愛撫の手管。
さらには竿を扱きあげながら、優しくカリ首まで責める手淫。
フェイトの慣れ親しんだ行為より、リンディのテクニックはなお素晴らしかった。
肉棒は後から後から先走りのカウパー液を滲ませて、嬉し泣きをして止まない。
にちゃにちゃと竿を扱き上げる音が、いやらしく響く。
早くも湧き上がる、射精の予感。
このまま勢いに任せてぶち撒けたい、その欲求に息が荒くなり、なのははリンディの細い肩を抱き寄せる。
張りのあるなのはの乳房とはまた違った、あまりの重量に負けて少し垂れ気味の爆乳が押し付けられて、ただそれだけでも心地良い。
「あ! で、でる……ッ」
ぶるっ、と体が震え、今にも射精しそうになり――その瞬間、手が離れた。
つぅとカウパー液の糸を引かせながら、リンディの指先は良い所でなのはへの手淫を中断する。
突然の事に、なのはは名残惜しそうに熟女の手を見た。
そして相手の顔に、不満そうな視線を投げつける。
だが対するリンディは、そんななのはの反応にくつくつと楽しげでさえある微笑を零す。
「ふふ、慌てないで。せっかちはいけないわよ、まだ時間はあるんだから、じっくり楽しまないと」
わざと焦らすように、肉棒から指先を逸らし、下腹から乳房まで撫で上げて熟女は妖艶に囁いた。
その甘い声音までもが、余計に心を淫らにそそらせる。
知らずのうちに、なのはは胸を上下させて強く息をしながら、欲望を高める。
リンディはゆっくりと髪を掻き上げ、その場で横になった。
床に敷かれた布団の上に仰向けに、ゆっくりと、大きく脚を開く。
ごくりとなのはの喉が鳴った。
「ほら、出すなら――こっちに、ね?」
ぱっくりと、湯気が立つほど熱い秘所が、蜜を滴らせながら物欲しそうに口を開き、貫かれるのを心待ちにしていた。
つんと漂う酸味がかった甘い香り、甘酸っぱい雌の芳香。
リンディの汗、愛液、肌の皮脂、それらが交じり合った匂いは、どこかミルクめいてさえいて、理性を打ちのめすフェロモンのようだった。
普段あまり感じなかったのは、制服の内側で込められていたからだろうか。
一度嗅ぐと、体の芯まで火が付く。
射精寸前で我慢させられたなのはは、余計にそう感じた。
胸を弾ませながら、膝を突き、むっちりと肉の付いた太股の内側に体を滑り込ませる。
亀頭の狙いを、ぴたりと入り口の添えて、リンディの潤んだ瞳を見つめた。
淡く高潮して目尻を下げた、緩んだ女の、いやらしい表情。
きっと自分も同じ顔をしている。
「じゃあ、いれますね」
答えを待たず、なのははそのまま……一気に腰を沈めた。
「「あああああああぁぁッッ!!!!」」
絶叫、だった。
溶けてしまいそうに熱く、締め付ける肉穴の感触と、貫く硬い肉竿の感触。
お互いにお互い共、それだけで気を失ってしまいそうだった。
今までだってフェイトを何度も犯してきたなのはだが、リンディの膣内は恋人とはまた違った、ねっとりと絡みつくようなヒダの付き方をしていて。
なおかつ寸前に焦らされた効果か、その快感が何倍にも感じてしまう。
「ひ、ぃぃ……ああ……す、ごい」
顔を涙と唾液でぐしゃぐしゃにしながら、なのはは布団の上を手足で掻き毟り、腰を小刻みに震わせて蜜壷を抉る。
ぱっと飛沫を上げて愛液を滴らせて、犯される側のリンディの体も歓喜を示す。
なのはは、少しだけ呼吸を整える。
そして膝を強く構え、一度ゆるりと引いて……十分なストロークを付けて腰を突き出した。
パンッ! と腰をぶつける小気味良い音が鳴る。
リンディの顔はたちまち快楽に歪みきった。
「んひいいいいいい!!!」
甘い悲鳴を上げて、熟女の豊満な肢体がぶるりと震え上がる。
なのはの凄まじい剛直は、膣を全て埋め尽くし、のみならず体重を掛けて子宮口までずっぽりと抉り抜いていた。
一度出産したリンディの子宮口は、口が緩んで受け入れられる体になっていた。
女の得る快楽の中で最高と言われるポルチオ性感を、この上なく味わう事ができる、熟れた雌の体。
久しく味わっていなかった、脳髄の芯まで犯されるような悦楽に、目を白黒させて喘ぎ、悶える。
「すごい……なの、はさんのチンポぉ……ああ!! こんなぶっといの、はじめて! 硬くて……あひぃ!! そう、もっと! もっと突いて! そこ、奥いいのぉ……ああ、もうイきそう! 突いて! めちゃくちゃに掻き回して!!」
長いエメラルド色の髪を布団の上に千々と散らし、だぷだぷと爆乳を波打たせながらリンディは甘く叫んだ。
あまりの快楽に全身を痙攣させ、何度も宙を泳ぐ手が、いつしか同じように何か手掛かりを求めていたなのはの指を絡み合う。
ぎゅっとお互いの手と手と重ね合わせ、支え合いながら、二人は一層強く繋がった。
脚を開いて受け入れる準備を整えたリンディに、なのはは彼女の手を支えに力いっぱい腰を叩きつける。
「はひゃああ!!」
思わず、犯しているほうのなのはも甘い悲鳴を零す。
ぬめる肉穴を抜き挿しする度、今にも射精してしまいそうな感覚に陥って。
だがその機会を、なのはは遭えて、歯をかみ締めて我慢する。
これほど極上の快感、もっと耐え忍べば……その分だけ射精の快楽は深くなる。
どうせなら、それほどの高みに行きたかった。
「なのはさぁん……わたしもう、だめぇ! はやく……はやく出して! 濃い精子……チンポミルク出して! ぶち撒けて!!」
自分からいやらしく脚を絡めつかせ、おねだりをするリンディ。
先ほどとは攻守が変わった実感に悦びを感じながら、なのははさらに力強いストロークで腰を叩きつける。
「ひゃぁん!」
「まだ……もうちょっと我慢してくださいね……いっぱい我慢して、一緒にイきましょう」
「ぁぁ……」
涙のヴェールで目を霞ませたリンディにキスしながら、なのはは幾度となく腰を振り下ろし、快楽を高め、感じ合う。
愛液とカウパーの交じり合った蜜でめちゃくちゃに濡れて汚れる布団を気にする事もなく。
そうして腰を振り続けて、いよいよなのはも限界が近づいた。
ぶるぶると全身を震わせながら、素早く腰を引き抜いて……遂にとどめとばかり、力いっぱい叩きつける。
「あああぁ……でる……でるぅ! リンディさんの、なかに……だしますうう!!!」
言葉尻を甘く蕩かせながら、絶叫と共にぶち撒けられる、大量の白濁。
ごぼごぼ泡を立てて溢れ出す青臭い子種。
リンディもまた、熱い液体の奔流に耐え切れず、凄まじい絶頂の中に押しやられた。
「ひ、ぎぃいあああ……おふぉおお……」
目を白黒させて、意識さえ飛びそうな快楽の頂を味わう淫らな熟女。
全身を痙攣させながら、跳ね上がった腰が一層深い所へ肉棒をいざなう。
子宮に注ぎ込まれる熱い精液の濁流。
意識は一片残らず、甘く桃色に霞んでいく。
「しゅごいひぃ……なのはさん……ああ、もっと……もっとぉ」
「あんッ!」
蕩けた声と共に、重ね合わせた手に力を込めて、なのはを引き寄せるリンディ。
豊満すぎる爆乳が、なのはの豊かな胸と重なってたぷたぷと揺れ、クッションのように受け止める。
より深く挿入された結合部から走る快感、心がまた一段熱を帯びて溶けた。
「はふぅ、ああ……リンディさん、リンディさん……ッ」
相手が恋人の母親という、禁忌の甘さに酔い痴れながら、なのははリンディの唇を奪い、また硬くなり始めた肉棒を突き出す。
際限ない快楽に、全てが飲まれていった。
□
「だ、だめ……桃子さん、やめて……ああ!」
なのはとリンディの乱れる傍で、しかしフェイトは、恋人と義母に目を向ける余裕もなく、切羽詰った声を零していた。
四つんばいになって、内腿の間に体を乗り出した桃子は、フェイトの逞しいペニスを自分の豊満な乳房の間に挟み込み、丹念に柔肉で扱きながら亀頭にむしゃぶりつく。
汗とカウパー液でたっぷり水気を滲ませた竿は、人妻の珠の肌にしっとりと包まれる。
かつてなのはを育てた爆乳は、ましゅまろのように柔らかく、熱く硬い肉棒に纏わりついて……そんな極上の乳肉で愛撫される快感を前に、フェイトの声は甘く霞んでいた。
「はぁ……フェイトちゃんのチンポ、もうこんなに我慢汁出してる。もう出ちゃいそう? 私のパイズリ、そんなに良いのかしら。嬉しいわ」
普段の優しい微笑みとまるで違う、色気に満ちた妖艶な貌を浮かべながら、桃子はいやらしくちろちろと舌先を伸ばして、亀頭から滴るカウパー液をしゃぶった。
あまりの快感に、抵抗する力など全て抜け去って、フェイトに出来る事と言えば、甘い吐息を零して布団を掴むだけだ。
なのはと恋人同士になり、相応にセックスにも慣れていたフェイトだが、現役の人妻として桃子の培った手管はやはり、一つ次元が違う。
カリ首に乳肉を寄せて撫で扱きながら、先端の鈴口を舌先で弄う動きと力加減は、正に絶妙と言うしかない。
背筋を這い登る射精の欲求は、否応なく高まって、恋人の母親への背徳という理性を、徐々に打ち砕いていく。
「うあ、だめぇ……もう……ッ!!」
言葉尻を引きつらせ、フェイトの豊満な体がびくりと震えた。
コップの水をひっくり返したように、乳房の谷間から迸る白濁液。
桃子の胸と顔から、前髪までたっぷり汚し、つんと青臭く彩る。
だが当の熟女は嫌な顔をするどころか、口元についた精液を舌先でちろりと舐め取り、口の中で転がして喉を鳴らした。
「フェイトちゃんのザーメン、とっても濃いのね。美味しい……」
まだ小刻みに震えるペニスを愛おしそうに舐めまわし、唾液を糸引かせながら、音を立てて残った精液を啜る桃子。
栗色の髪を頬に張り付かせ肉竿に舌を這わせる姿は、堪らないほどに淫靡だった。
射精したばかりだというのに、剛直は未だに硬く屹立したまま、淫らな人妻を欲している。
亀頭に軽く口付けし、桃子はうっとりと微笑む。
「凄いわ、今出したばっかりなのにこんなにカチカチ。フェイトちゃんって、結構絶倫なのね」
「そんな事……」
桃子に指摘され、かぁっと頬を赤くするフェイト。
だが否定しきれないのは、その指摘が的を得ているからに他ならない。
麗しい人妻は反応からそれを察して、笑みに妖艶さを増す。
湧き上がる期待のままに、のっそりと腰を浮かせて、布団の上に腰を下ろしたままのフェイトに覆いかぶさる。
「……」
フェイトは言葉を失った。
白く澄んだ肌、たっぷりと柔肉を乗せた豊満な女体、そして……物欲しそうにヒクついている、鮮やかなサーモンピンクの膣口。
ここからなのはが産まれたという感慨と、髪と同じ色の毛を湿らせる蜜の芳香、まるで脳髄の奥底まで情欲の熱で浮かされるようだ。
自然と、より硬く、大きくなる肉棒。
その上へ、桃子はゆっくりと腰を下ろしていく。
「ぁ……ッ」
人妻の唇から、艶やかな声がか細く漏れた。
いきり立った肉棒と、びしょ濡れの入り口が軽く触れ合う。
火傷してしまいそうな熱がお互いの粘膜に伝わって、背筋をぞわぞわと駆け巡る。
胸を期待で弾ませながら、しかし、桃子は敢えてじっくりと感触を味わうように、少しずつ腰を下ろしていく。
ぬちぬちと粘着質な音を立て、濡れた肉穴へ埋没していく、フェイトの剛直。
一度射精したばかりだというのに、そそり立つ陰茎は先ほどにも増して硬くなったような気さえする。
粘膜を擦りあげる猛々しい感触、桃子は唾液の筋をだらしなく唇から垂らし、美貌と蕩けさせながら、甘い恍惚の吐息を零した。
「あぁぁ……す、ごぉい……硬い、こんな……こんなの、初めてよ……んゥッ! はひゃああ!!」
最後の一息、桃子は体重を掛けて腰を下ろした。
その瞬間、亀頭の先で子宮口を抉りぬかれ、迸る絶叫が蕩けるような甘みを帯びる。
夫を持つ熟れた女体は、もう既にポルチオ性感をたっぷり開発済みだ。
深奥まで抉りに抉る剛直の硬さに、挿入しただけで意識が飛びそうになっていた。
だが、貪欲な熟女の豊満な肉体が、それだけで渇きを満たす事はなかった。
フェイトの引き締まった下腹の辺りを泳いでいた手を、桃子は探るように上へと移し、手掛かりを求めてシーツを掻き毟っていたフェイトの手と巡り会った。
正面からぴったりと重ね合わせて、指を絡めてぎゅっとお互いを掴み合う。
奇しくもその格好は、挿入する側とされる側を入れ替えただけで、隣で激しく交わっていたなのはとリンディと同じような形だった。
「桃子、さぁん……んひぅッ! ……だめぇ……そんな……そんな動いたら、はぁああ!!」
甲高い声を張り上げて、フェイトの顔が快楽に歪む。
重ねた彼女の手で体を支えて、桃子が勢い良く腰を振ったのだ。
脚と腕とを頼りにする事で体は一層強く、激しく上下左右へ動くことが出来る。
結合部からジュプジュプと愛液とカウパーの交じり合った泡を散らしながら、女同士の肉の契りは更なる深みへ堕ちていく。
「んひいぃ! はひゃ……フェイトひゃんの、チンポ! ああ、こんな……かたくって、反り返って……ああ! そこぉ!! そこ、いいの……凄くいいとこ当たってるぅう!!!」
普段の優しい母としての顔をかなぐり捨て、ただの淫乱な雌と成り果てて、桃子は髪を振り乱し、巨大な乳房をだぷだぷと揺らしながら喘ぎまくった。
余程、フェイトのカリの高く、大きく反り返った肉棒が膣内の性感帯を抉るのだろう。
愛液を大洪水と分泌して布団を濡らしながら、白い肌を汗だくにして、切ない嬌声を叫んでいる。
そして快楽の海に溺れていくのは、フェイトも同じだ。
「だめ……だめ、だめぇ! もう……イっちゃうぅ!」
なのはとはまた違った、絡みつくようにヒダを纏わり付かせる桃子の蜜壷に竿をしゃぶられ、快楽はあっという間に弾けてしまった。
わざと絶頂を焦らすようにしていたなのはやリンディと違い、こちらは我慢する事無くしゃにむに貪るように交わる。
連続した二度目の射精とは思えぬほど大量の精液をぶち撒けられ、その熱と脈動する肉棒の痙攣に、桃子もまた絶頂を迎える。
「んはぁ……すごい、あついぃ……わらひも……イっちゃの……イってるのほぉ……あはぁ……」
ズンッ! と腰を深く下ろしながら、子宮口を抜けて熱い飛沫を体内に注がれて、桃子は言葉まで蕩けるほどの快楽に沈んで、意識を桃色に霞ませた。
知らずのうちにお互いの指が強く強く握り合い、全身までぶるぶると痙攣して震え上がる。
だが、しかし――それでも肉竿は鉄のように硬かった。
ごりごりと膣内で自己主張する剛直に、絶頂したばかりの桃子の神経が再び甘く霞む。
「あッッ! フェイトちゃんのチンポ、すごいわ……二回も出したのに、まだこんな……ぜんぜん硬いままじゃない……素敵よ、堪らなく素敵……はぁぁ! もっと、もっと抉って! おまんこの奥かき回してぇ!!」
熟女もまた欲望に限りなどなく、豊満に肉の詰まった尻肉をいやらしく右へ左へ捏ね回すように振りながら、そそり立つ肉棒を貪る。
愛液のよだれを垂らす蜜壷に自分自身を咀嚼され、フェイトもまた脳髄の奥、神経の一本一本まで溶けるような快楽に茹る。
体はすっかり弛緩している癖に、握り合う手とペニスだけはどんどん強く硬くなって……あっという間に昂ぶりはまた頂へと。
「ぁぁ……でる……でるぅう! 桃子、さんのおまんこに、また……でます! ザーメンでますぅ!」
もはや彼女のまた桃子と同じように、精神や理性を跡形もなく崩して、甘い嬌声を叫び上げる。
相手が恋人の母親だというのも、もはや意中にあるかどうか。
もどかしく腰を上下に動かしながら、握った手に力を込めて自分に跨る豊かな女体を求める。
そして一際強く、熟女の体が体重を掛けて圧し掛かった瞬間、三度目の射精が大量の子種汁を噴出した。
「いぃ、ひぃああ……でてる……フェイトちゃんの、せぇしぃ……ああ、あつい……もっと、もっとぉ……!」
聞いただけで聴覚が麻痺するかと思うほどの甘い声を零しながら、桃子は唇の端から唾液を垂らし、自分の中に溢れる熱い精液の滾りに身も心も堕落していく。
痙攣する度に収縮する膣肉に肉棒を締め上げられ、射精した白濁を絞られる快感に、フェイトは意識を残らず真っ白に染められた。
□
「ぁぁ……は、ああ……なの、は?」
ふっと、意識を少しだけ正常に取り戻し、フェイトが目の前の恋人の名を呟く。
何度も桃子の子宮に精液をぶち撒け続けて、何時しか頭が真っ白になって、知らぬうちに少しだけ意識を手放していたらしい。
自分の前にはいわゆるM字開脚と言うべきか、脚を開いて、硬く屹立した肉棒と、蜜を垂れ流す膣口を曝け出したなのはの姿。
その美貌はすっかり蕩けきっていた、たぶん、今の自分も彼女と同じような様なのだろう。
漫然とそう理解するフェイトの意識を、耳元から走った甘い電気が引き裂く。
「フェーイトちゃん♪」
「ふにゃぁ!」
突然、桃子の声が囁かれたかと思えば、耳たぶを甘噛みされた。
ぴりりと走る快感に、思わず全身が震える。
今さら気付いたが、自分の背中にぎゅっと押し付けられる豊満な柔らかさ、絡みつく柔い肉の感触は、桃子が後ろから抱きつくものだ。
同じように、なのはの後ろにもリンディが抱きついて、体を戒めている。
義母の顔に浮かぶ、どこか嗜虐的で淫蕩な微笑……その理由は……
薄ぼんやりとした思考を、再び母たちの甘い声がいざなう。
「ねえフェイトちゃん、どうせだから、ね? 四人で一緒に楽しみましょうよ」
「よにん……いっしょ?」
声まで蕩けて、どこか舌足らずな口調で桃子の言葉を反芻するフェイト。
彼女がその意味を深く理解する前に、熟女二人は、娘の体をそれぞれに弄う。
美しく淫らな肉付きをしたフェイトとなのはの太股を大きく左右に開かせたまま、彼女たちの体を前へと押し出し、近づける。
お互いに正面から向かい合った形で、脚を広げたまま二人の体が重なる。
その接点は……互いの秘所だった。
「はにゃぁ!」
「ひゃぃ!!」
まったく同時に、なのはとフェイトの声が甘く霞んで迸る。
その格好は、いわゆる貝合わせと言う体位に似ていた。
女同士、膣口と陰核を正面から触れ合わせて快感を得る形だ。
ただ大きな相違点は、魔法で生やした猛々しい剛直。
そそり立つペニス同士もまた裏筋を擦り合わせるようになっていた。
ただ触れ合っているだけで、膣口のヒダや、充血した陰核、勃起した肉棒同士がこすれ合う。
ぞわぞわと背筋を駆け上る快感に、なのはとフェイトの目尻には喜悦の涙が溢れてきた。
が、それはまだ始まりに過ぎない。
四人一緒に……母たちの言葉に偽りはなかった。
「じゃあ、始めましょうか」
「ええ」
「ちょ、お母さん……わぷ!」
「あぅ!」
目を合わせて妖艶に熟女たちが微笑んだかと思えば、なのはとフェイトの上に、豊かな柔肉が圧し掛かった。
桃子とリンディは、その豊満な肉付きをした太股で娘たちの顔を挟むように、二人の上に跨ったのだ。
なのはとフェイトの顔の真上には、びっしょりと汗と愛液と精液で濡れた、それぞれの母の茂み。
そして熟女たちの眼前には、ぴったりを触れ合わせた二本の硬く逞しい肉竿がある。
一般的な体位における、シックスナイン、それを四人でくっついたまましたような形だった。
困惑する娘たちをよそに、淫蕩な熟女らは、目の前に見る猛々しい剛直にうっとりと見入る。
「こうして見ると、二人とも結構形が違うのね」
「ええ、なのはさんのほうが全体的に太くて、フェイトのは反り返ってるみたい……ふふ、後で相手を取り替えてみるのも素敵ね」
はぁ、と恍惚の吐息を漏らしながら、桃子はフェイトの、リンディはなのはの肉竿を手に取り、亀頭を舐めたり軽く幹を扱き出す。
それだけでもう、散々射精した筈のペニスを再び硬く大きくして、娘たちは快楽の甘い声を零した。
「お、お母さん! だめ、そんな……ああ!」
「あぁ! やぁ……また……!」
熟練の手管で愛撫され、性感はあっという間に昂ぶり、完全にいきり立つ二本の剛直。
さらに、そこへ豊満極まる肉の塊が四つ押し付けられた。
リンディと桃子の爆乳が、正面からお互いにぶつけ合うように重なって、なのはたちのペニスを包み込んだのだ。
しっとりと吸い付くような柔肌が、愛液と精液にぬめる竿を一部の隙もなく締め上げる。
二人がかりでするパイズリの快感に、なのはとフェイトは意識が吹っ飛びそうなくらいの甘い雷撃に神経を蝕まれる。
「あぁ、はむ……んちゅ……リンディ、さぁん……このチンポ、素敵……美味しいです」
「はい……んむ……私も、癖になっちゃいそう……おっきくて、精液もこってりしてて……」
蕩けきった雌の顔で、二人の熟母は身をくねらせ、爆乳とその先の乳首をこりこりと押し付け合いながら、互いにペニスを舐め、さらには舌まで絡めてキスをする。
なのはとフェイトを攻める傍ら、リンディと桃子は女同士の倒錯的な愛欲にも耽る、正に淫蕩の極みだった。
白い肌と肌を薄く桜色に高潮させる豊満な女体と女体の睦み合い、吐息はどこまでも甘い。
互いの性器を貪られながら、しかしなのはとフェイトもそこで反撃に出た。
目の前で蜜を滴らせる母たちの蜜壷、そこへ自然に導かれるように、舌と指が伸びる。
「ああ! そう、あなたたちも……一緒に!」
「はひぃッ……上手よ、なのはさん……ん! そこ、クリを強く吸ってぇ!」
顔を上げ、なのはとフェイトが唇で深く秘所に押しつける。
指で精液の溢れる膣を抉りながら、陰唇と陰核を舌で絡めて……ペニスをしゃぶる母たちに負けまいと。
パイズリフェラで肉竿を扱き挙げるリンディと桃子。
脚の間に顔を突っ込み、手と舌とで蜜壷とクリトリスを弄り回すなのはとフェイト。
汗に濡れた肌を密着させあった四人の雌は、さながら一つの肉塊になったように、一心不乱に快楽の頂を駆け上り……そして遂に、纏めてそこから飛び立った。
「ああ、ひあああああ!!」
「ひゃああああ!!」
まず絶叫を上げたのが、リンディと桃子の熟れた雌二人。
ぶるりと全身の柔肉を痙攣させ、絶頂の恍惚に震え上がる。
その拍子にぎゅっと一際強く押し付けられた乳房の圧力に、なのはとフェイトも屈する。
瞬間、凄まじい勢いで白濁が同時にぶち撒けられた。
「で、でるううう!!」
「飲んで! わたしたちの精子のんでぇ!!」
蕩けきった理性なき声。
快楽の喘ぎと共に上目掛けて迸る青臭い飛沫。
母たちの巨大な乳房を、麗しい美貌を、これでもかと二人分の精子が穢し尽くす。
「あぁぁ……はぁ……ぁぁ」
骨の髄まで快楽に蝕まれながら、リンディの唇から恍惚に満ちた吐息がか細く漏れる。
重ね合わせた谷間の間で、っぴゅっぴゅ、と名残惜しそうに震えながらまだ射精を続ける、なのはの肉竿。
顔を彩る粘り気に、そっと舌先を伸ばして舐めると、青臭く苦い味わいが口の中に溶けて……堪らなく美味しい。
きっと、今の自分はどうしようもなくいやらしい雌の顔をしているのだろう。
目の前の桃子と同じように。
「ああ、美味しいぃ……フェイトちゃんの、精液……こんなにぃ……」
一心不乱に谷間に挟み込んだ亀頭に吸い付き、溢れ出る白濁を啜る桃子。
その様の、なんと美しく淫靡な事か。
あまりに淫らな同性の乱れ様を目の当たりにし、リンディも子宮がきゅんと疼き、自分の体が完全に発情している事を深く認識する。
もう、だめだ。
こんなにも甘美な肉の悦を知ってしまったら、もう……戻れない。
ひとしきり溢れ出た精液を貪ると、熟女たちはゆるりと体を起こした。
「ふふ……」
「あは……はぁ」
欲望のままに生きる、ただ本能だけの雌の顔で微笑しながら、リンディと桃子は豊満な肉尻を振り、四つんばいになる。
その光景を、のそのそと遅れて体を起こしたなのはとフェイトが見下ろした。
二人の娘は、それぞれの母の姿を前に、思わずごくりと唾を飲んでしまう。
子供産み落としてたっぷりといやらしく肉を付けた熟女の尻が二つ、蜜と精液を滴らせてぱくぱくと口を開けている。
布団の上に膝を付いたまま、後ろを振り返る二人の母は、にっこりと淫らに笑い、誘った。
「ねえ、なのは。今度はお母さんに、ね? あなたの産まれた場所に帰っていらっしゃい」
「フェイト、次は私にちょうだい。その反り返った、ぶっといメスチンポ……私にぶっさして、思いっきり犯して」
肉欲のままに尻を振り、甘い言葉で誘う二匹の母雌。
そのあまりの美しさ、淫らさ、妖艶さ……逆らう術などあるわけがない。
フェイトも、そしてなのはも、相手が義母であろうと実母であろうと、もう理性が利く状態ではなかった。
まだ硬く逞しくいきり立つ肉棒を握り締め、母の元へ近づく。
「「あぁッ♪」」
そして、甘く蕩け尽くした母二人の声が、夜のしじまに響き渡った。
もう、元の関係には戻れない。
心のどこかでそれを理解しながら、しかし、ただただ深く際限ない肉の悦びに身を委ねて。
四人の雌の競艶は、果てしなく。
窓の隙間から入り込む冷たい月光と、ほのかに温かい桜交じりの春風さえ溶けるほどに熱を帯びて。
どこまでも続いた。
終幕
投下終了。
エロだけで30KB超いくと投下するのも一苦労だわ・・・
熟女とふたレズが好きという意気込みを込めまくったのでその辺楽しんで頂ければ幸い。
ウホ、いい熟女・・・
ふたレズ属性はないですが充分に楽しめるエロさだな
GJでした
ふう…
親子×百合×ふたなりの特盛りセット、ゴチになります!
シガー氏のを読んだら股間のナハトヴァールの暴走が止まりませんな。
さて、2230頃に一本落としてもよろしいでしょうか?
というわけで投下します。
タイトルは『衝動』
エロです。
NGはコテハンとかで。
肩に何かが触れたと思ったときには手遅れだった。
ぷすっ……
首筋を刺さる感覚と、そこから注入される圧迫感。
心臓がドクンと跳ね、全身が痺れる。
血管を押し拡げられるような感覚が襲い、目を見開いているはずなのに、身体を襲う痛みで
いまは目の前が真っ白になる。
首筋から痛みは頭と全身に拡がる。
脳みそを掻き混ぜられるような感覚に、意識が飛びそうになる。
それを全身の痛みが辛うじて防いでくれている。
背中を通って足まで行った痛みは、今度は身体の前側を這い上がって来る。
腰まで来たとき、私は初めて呻き声をあげた。
それは『イク』時の感覚に近かった。
子宮を直に触られるような感覚と、クリトリスが疼くような性的衝動。
歯を食いしばってその衝動を堪えようとするが、次に来た衝撃によって、私はエビ反りに
身体を跳ねさせ、床に膝から崩れ落ちる。
バリアジャケットの胸の部分が内側から湿っていく。
じわじわと乳房が痺れ、脈に合わせて乳首から母乳が噴き出すのを感じながら、私は
全身を駆け巡る衝動を耐える。
ブラックアウトしそうな痛みと、それを許さない性感帯からの性的衝動。
交互にくる真逆の刺激に、私は体を痙攣させる。
小さな波が来たあとに、一際大きな波が襲う。
私は歯をガチガチ言わせながら、その衝動に耐える。
不意に、脳裏に『一度イッてしまったらスッキリ出来るのに』という思考が浮かぶ。
すると、全身の痛みが消え、胸と下腹部の疼きがさらに強くなる。
もう限界だった。
私は無意識に胸と下腹部へと手を伸ばす。
胸を軽く揉みしだいただけで、乳首からは噴水のように母乳が噴き出し、床を濡らす。
そして股間を触ると、淫核が充血し、童子のお○んちんほどの大きさになっていた。
それをシゴくと、全身に更なる電流が流れ、意識が飛びそうになる。
体を起こしておくことさえ億劫になり、床に仰向けに倒れ、胸や淫核を愛撫する。
自然と甘い声が漏れ、静かな通路内に響き、快楽により、無意識に腰が跳ねる。
快楽のバロメーターが加速していき、本能的に頂点が近いことを感じると、淫部を扱く
速度が上がる。
それと同時に、淫核に未知の感覚が走る。
ビクンッ
腰を突き出すように大きく跳ねる。
それと同時に、淫核からブシュ……と白く濁った粘液を噴出し、膣からは愛液を、乳首
からは母乳が溢れる。
そのあまりの快感により、私は意識を手放した。
「ティアナ、やめてっ」
ズブッ
「ヒギッ」
私のおち○ちんを入れただけで、紫髪の女性は白目を剥いて悦んでくれる。
それが嬉しくて私は激しく突き上げる。
それと同時に、目の前の人が自分にとって特別な関係の人だったように思うのだが、
あまりにおちん○が気持ち良すぎて上手く思考が纏まらない。
「出る、出る、出るっ」
とてつもない甘い快感が腰に走り、お○んぽから弾け出る。
目の前の人は、すべてをナカで出され、お腹がぽっこりと膨らんでいる。
「……足りない、足りないの……」
それでも私の快楽中枢は満足出来ず、再び腰を動かし出す。
『戦闘機人さえ生身で『破壊』するか』
『凄まじいな。このウィルスは』
『脳内への寄生、そしてリンカーコアの改ざんによる人体変化……素晴らしい』
快楽に顔を歪めながら腰を振るティアナと、白目を剥きながら激しく揺さぶられるギンガの映像を見ながら、
影たちは自分達の実験の成功を喜んだ。
END
以上です。
それにしても、自分もシガーさんのように熟女を魅力たっぷりに書けるよう
になりたいですね。
>>741
エタっちゃったけど初期のころにそっち系の大作があったんだよね
投下します
非エロ、ヴァイシグ、ツインテ
ヴァイ/シグ/ツインテ
「む」
廊下を歩くシグナムは急に足を止めた。
眉間にはきゅっとシワが寄る。
見るからに険しい表情となった。
手に持った書類を束ねたブリーフケースがぎりりと音を立てる。
果たして彼女をそこまで苛立たせたのは、中庭に見える人影であった。
機動六課の隊員たちが諸業務を行う隊舎を二つに挟まれたその間には、幾ばくかのスペースにテーブルやベンチ、木々を植樹した中庭があるのだが。
その中央に位置するケヤキの大木の根本に、一人の男と一人の女が腰掛けていた。
一人は少女だ、オレンジ色の鮮やかな髪をツインテールに結って、白いニーソックスも眩しい、瑞々しい年頃の美少女である。
ティアナ・ランスター、機動六課スターズ分隊に所属する、フォワードのリーダーを務める少女だった。
そのティアナの隣に座っているのは、つなぎの上にジャケットを纏った長身。
ヘリパイロット兼、狙撃手の肩書きを持つ、ヴァイス・グランセニックだ。
二人は何か雑誌を広げて、同じくその内容を見ながら笑みを浮かべて話し合っている。
遠目に認識できる頁からするに、バイク雑誌のようだった。
ヴァイスもティアナも、同好の士として二輪を嗜好するのだから、それはさして珍しくもない光景だろう。
だが、そこに邪推を抱いてしまうのは、シグナムがヴァイスと『そういう関係』だからだろうか。
ヴァイスに笑いかけるティアナの表情に、どこか女の媚があるように感じて、烈火の将は我知らずのうちに歯噛みする。
「ぐぬぬ……」
普段はあまり見せない、ティアナの年相応の爛漫な微笑。
それに、どこか幼さを感じさせ、庇護欲を掻き立てるような雰囲気。
自然に見せる挙措もそうだが、ツインテールに結った髪型がどこかそんな空気を生んでいるのだろうか。
なんとはなしに嫉妬の火を燃やしてしまいながら、シグナムはその場を後にした。
□
「……」
シグナムは無言で姿見に映る自分自身を睨んだ。
顔立ちの程に関しては、うぬぼれなどなしにしても、それなりに整っていると思っている。
だが如何せん、切れ長の瞳と柳眉が生み出す凛々しさは、どこか人を寄せ付けない感じがあるのではという認識があった。
ネットや雑誌で仕入れたところによると、男という生き物は皆どこかでロリコンの気があるらしい。
そういう媒体を通じて流される情報を鵜呑みにするほど愚かではないが、しかしもしかすると……。
そんな乙女めいた事を思い、シグナムはとにかく普段纏っている自分の印象を少し変えようと考える。
まずは、いつもポニーテールに纏めているリボンを解いた。
ふわりと舞い落ちる桜色の髪。
横に結っている三つ編みの部分も下ろした。
編んでいたところは、少し癖がついてウェーブを描いている。
軽く櫛を通しても、さすがにすぐには直らない。
とにかくそこはそのままにして、首を左右に巡らして、ストレートに髪を流した自分の姿を見定める。
「ふむ」
床の上で、ヴァイスはストレートの髪型を綺麗だ、色っぽいと褒めてくれた事を思い返す。
しかし今求めているのはそういうものではない。
そう……今必要としているのは……乙女の可愛らしさ……それとこれとでは決定的に何かが違う。
「よし」
意を決し、シグナムはリボンを二つ用意した。
長く量も多い髪を手早く纏め、二方向に分けて、結び上げる。
重量感がいつもと違う方向に寄ってなんとも奇妙な気分を味わいながら、そう長い時間掛からずに完成する。
出来上がったのは、ツインテール姿の烈火の将であった。
「ぬぅ……」
姿見に映る自分を見て、シグナムの頬がぱっと赤くなった。
ツインテールというのは、正直に言うと子供っぽい髪型だ。
幼い少女か、せめて年頃の乙女がするにふさわしい。
そのところを行くと、シグナムは大人の女として成熟した美しさと、騎士としての凛々しさが強すぎる。
そんな自分が、こんな可愛すぎる髪形をすると、幾らなんでも恥ずかしかった。
さすがに、これはまずいだろうか。
そっとリボンを解こうとする。
だがその時、唐突にドアが開いた。
「ねえシグナム、今日の晩御飯何に……ってどうしたのそれ!?」
「わぁ、可愛いですぅ!」
「うわあ! ちょ、シャマル、リイン……い、いきなり部屋に入ってくるな!」
突如としてノックもなしに訪れた闖入者、なんとも間の悪い事に、シャマルとリインフォースツヴァイであった。
言葉尻からして今夜の夕食のチョイスについて意見を求めて来たのだろうが、シグナムの珍しい髪型を前にその疑問符は跡形もなく消失する。
二人は足早にシグナムの後ろに回るや、二つに可愛らしく結われた髪をちょいちょい楽しそうに弄り回す。
余程、将の髪型が面白かったのか、目はキラキラ輝いていた。
「ねえねえ、どうしたの急に。こんな髪型しちゃって」
「う、うるさい! お前には関係ないだろ」
真っ赤になってそう言うシグナムだが、そんな髪型で恥ずかしそうに顔を伏せながら言っても、ちっとも怖くはなかった。
シャマルは髪を梳きながら、リインはリボンを吟味しながら好き勝手にする。
「ねえシャマル、リボンの色はもうちょっと明るいほうが良くないですか?」
「そうねぇ、なら服装ももっと可愛くしましょうよ、ね?」
「お前ら……勝手に人の事を……」
「でもそういう風にしたかったんでしょ?」
「ぐぬ……」
ずばり核心を突かれ、シグナムは言葉に窮した。
確かにそうだ、今の自分が求めるのは、可愛い……乙女の風情をかもし出す格好だ。
それを欲するのなら、正直自分で悩むよりシャマルやリインの助言を仰ぐのが適任だった。
素直に白状するのはいささか恥ずかしいが、四の五の言ってはいられない。
迷いの時間はほんの数秒だっただろうか。
髪や服を弄びながら悪戯っぽい笑顔を浮かべるシャマルとリインに、シグナムはしぶしぶながら頷いた。
「……た、頼めるか? その……色々と」
囁くような小声で、そう上目遣いに告げる将。
そんな彼女のいつもは見られない様相に、シャマルとリンフォースはにんまりと笑って首肯した。
□
「遅いな」
ふと、左の手首に回した腕時計を見やり、ヴァイスは呟いた。
休日の逢引、馴染みになりつつある待ち合わせ場所に立って、もう小一時間は立っていた。
多少誤差はあるものの、いつものならば二人とも所定の時間より幾らか早く着く事が大半だ。
もうとっくに待ち合わせの時間は過ぎていた。
シグナムは生真面目な性格をしており、遅れるなどまずないから、ヴァイスは何度も時計を見て確かめる。
「俺が間違えたのかな」
もしかして自分が予定の時間を間違えて覚えていたのか、とも思うが。
待ち合わせに関するメールをもう一度見ると、やはり時間は正しい事が分かる。
つまりはシグナムが遅れているというわけだ。
「なんかあったのかな」
考え付く理由といえば、仕事絡みか。
突然の出動任務があったりすれば当然来れないだろう。
だとしても一報くらいあっても良いのだが。
少し迷った末、ヴァイスは一度電話してみる事にした。
すぎに番号を引き出せるよう端末のリストにアップされたダイヤルに繋げる。
すると、
「わひゃッ」
素っ頓狂な可愛い声と共に、ヴァイスのすぐ背後で軽やかなメロディを電子音が奏でた。
聞き間違えるわけがない、何度も聞いたシグナムの持っている携帯の着信音だ。
そろりと振り返る。
ヴァイスの背後、歩道の植え込みに立ち並ぶ植木に隠れるように、見慣れたシルエットが隠れていた。
肩と足だけ覗かせるその人影に、彼は声を掛けた。
「あの、姐さんっすか?」
恐る恐る問いかける。
返事が来るまで、たっぷり五秒。
こくりと頷く気配と共に彼女は答えた。
「……ああ」
ヴァイスはぽかんとした。
どうやらこの様子だと、シグナムはとっくに着ていたらしい。
それが一体どういうわけで隠れ潜んでいたのか。
まったく見当がつかなかった。
「あの、なんで隠れてんすか」
「……」
今度の返事は沈黙だった。
シグナムは植木の陰に身を潜めたまま、なにやらもじもじとしている。
恥ずかしがっているのだろうか。
だが、一体何を。
当然ながらヴァイスはシグナムの卦体な反応を訝り首を傾げる。
そんな彼へ、ようやく烈火の将が言葉を投げかけた。
「おいヴァイス、一つだけ言っておきたい事がある……」
「な、なんすか?」
「笑ったりするなよ……」
「へ? はぁ、まあ、分かりましたけど」
「……」
また少しだけ沈黙を保ってから、シグナムはおずおずと、一歩植木の梢から歩み出た。
すらりと伸びる脚からして、いつもの彼女と大違いだった。
艶のある赤いエナメルのパンプス、太股まである黒と白のストライプ柄をしたニーソックス。
ニーソックス? そこに至って気付いたが、腰を覆うのはソックスと肌の境目まで露になったミニスカートだった。
ゆるりとさらに上まで視線を上げると、上半身には淡い色合いのパーカー。
だが何より目を奪ったのは髪型だった。
黒いリボンで両側を結ったツインテールが、長髪をさらりとサイドに流していた。
あまりの事にヴァイスは呆然とするしかなかった。
「ど、どうだヴァイス……これ」
かぁ、っと頬を真っ赤に染めて、シグナムは両側に結った長い髪を指先でくるくるともてあそぶ。
リインとシャマルが仕立てた格好、それはなんと言うべきか、実に乙女だった。
女の子らしい、普段のシグナムからは程遠いイメージの姿。
胸の内に燻らせた、年頃のティアナへの嫉妬が駆り立てられてこうなったとは、ヴァイスには想像もできないだろうが。
「……似合うか?」
搾り出すように、そう問いかけて。
ふわりとツインテールに結った髪が舞う。
ヴァイスはしばし彼女を見つめて、ようやく口を開く。
「っぷ」
「ぷ?」
「ぷっは、はははははは!!」
噴出した。
声を立てて笑うヴァイス。
ひとしきり笑い倒して、彼は目尻に浮かんだ涙を拭う。
「いや、っはっは、ちょ、その格好はないっすよ姐さん。いや、すっげえ可愛いんすけどそれはちょっと。ははは」
彼が笑うのも無理はない。
ツインテールにミニスカートの姿のシグナムなど、普段の彼女を知る者の誰が想像できようか。
あまりに可愛らしく少女的で滑稽で。
しかし、そんなヴァイスの反応を前に、シグナムは当然ながら、怒りも露に柳眉を逆立てた。
「う、うるさい! バカ! 笑うなー!!」
果たして涙目で怒りの叫びを上げ、恥ずかしさを隠すかのように走り去るその姿から、烈火の将という勇ましい二つ名を連想できるだろうか。
ミニスカの裾とツインテールの髪を振り乱し、シグナムは走った。
うわーん、と去るその後姿はヴァイスが呼び止める暇もなく、休日の雑踏の中に消えていった。
□
「うう……ヴァイスの馬鹿者……笑わないと言ったくせに」
公園のベンチに腰掛けて、シグナムはそんな恨み言を一人呟きながら、うぐぐと頭を抱えていた。
悲壮感漂う空気を纏い、可愛らしい服装に身を包んだ美女の姿は衆目の目を惹くが、その切れ長の瞳に沈む怒りの気迫にナンパする男さえいない。
余程ヴァイスに笑われたのが腹に据えかねているようだ。
乱暴に髪を括っていた二つのリボンを時、長く美しい髪をストレートに下ろした。
だがそんな鬼気迫る騎士に、当の本人は何の気兼ねなく声を掛けた。
「ああ、こんな所に居たんすか。探したっすよ姐さん」
ひょっこりと、ベンチの後ろから彼女の姿を見咎めたヴァイスは悠然と現れた。
どうやらあれから将の姿を探していたらしい。
だが恋人の姿を前にして、シグナムの顔はいよいよ険しくなった。
「……」
無言でぷいとそっぽを向き、視線を逸らす。
だがそんな仕草からしても少し子供っぽくて可愛らしい。
ヴァイスはくつくつと苦笑しながら、ベンチの後ろを歩き、宥めるように彼女の肩を撫でた。
「いや、そんな怒んないでくださいよ姐さん」
「……うるさいバカ」
「ああ、その、あんまり可愛かったもんで」
「……」
優しく頭を撫でられ、シグナムの怒りの希薄がやや薄れた。
どんなに怒って頭に血を上らせても、やはり恋人に可愛いと言われるのは心地が良いものだ。
ヴァイスも彼女のそういう心の機微をそれとなく理解しているのか、畳み掛けるように言葉を続けた。
「俺の為に髪型変えてくれたんすか? でも、シグナム姐さんはいつものほうが似合ってますよ」
「そ、そうか?」
「ええ」
軽く浮いた言葉尻から、もうかなり怒気も引いたと頃合を見定めて、ヴァイスはシグナムの脇に捨てられるように置かれていたリボンを手に取る。
さらさらと、少しの引っかかりもなく指の間を流れる髪を手櫛で梳いて、彼は恋人の髪を結い始めた。
その手つきは実に見事で、そつがなかった。
意外な事ではない、ヘリの操縦桿を繰り、狙撃銃のトリガーを最適なタイミングで絞る繊細な作業に慣れた指だ。
ましてや、床の上でなんとはなしにじゃれ合う時、この長い髪に触れて漫然と弄る事も多かった。
手早く動いたヴァイスの指先は、シグナムの髪をいつも通りの髪型に結いなおす。
「よし出来た」
ポニーテールになった彼女の姿は、やはり見慣れているだけにどこか安心する。
シグナムは赤い顔のまま、振り返った。
髪を撫でられる心地良い感触に、どうやら随分と怒りは引いたらしい。
眉尻を下げた顔で、じっと彼を上目遣いに見上げる。
「まだ怒ってるからな」
「えっと……どうすれば良いんでしょう」
恨みがましく自分を見つめる瞳に、困ったように苦笑するヴァイス。
言葉とは裏腹に、響く声音にもう険はなかった。
「言わなきゃ分からないのか?」
すっくと立ち上がり、シグナムはベンチの横をするりと抜けて、ヴァイスの隣に立った。
彼はそんな恋人の手をそっと握る。
「今日一日のデートで帳尻合いますかね?」
「それはお前の態度次第だ」
「じゃ、頑張らせていただきます」
冗談めかしてそう言った時、もうシグナムの顔は薄く笑顔を結んでいた。
終幕
投下終了
将は恥らわせてこそ
イノセントのSS投下します。
エロ。
プレシアさんが生きてるそうなので旦那捏造してイチャコラ。
本編はまだ読んだことないので設定関連の突っ込みはなしということで。
俺が勝手に妄想したINNOCENTのプレシアさんのあれこれ
帰宅した彼を出迎えたのは、玄関先まで漂う夕食の香りと、ドアの開いた音に呼応して響く娘たちの声だった。
ぱたぱたと足音を立てて、ブロンドを揺らした二つの小さな姿が駆け寄ってきた。
「お父さんお帰りなさい」
「おかえりー!」
慎ましく笑顔で迎える下の娘、元気いっぱいに抱きついてくる上の娘。
そっくりの容姿をした姉妹に男は満面の笑みで応える。
「ただいま。フェイト、アリシア」
抱きついてくるアリシアを撫で、もう一方の手でフェイトの頭も撫でる。
心地良いさらさらとした髪の感触、娘たちも大好きな父に撫でられて嬉しそうに笑みを零す。
そんな二人に遅れて、エプロン姿をした愛妻が台所からぱたぱたとスリッパを鳴らして現れた。
「おかえりなさい、あなた」
「ああ、ただいまプレシア」
緩やかにウェーブした黒髪に、引っ掛けたエプロンを凶悪なくらい押し上げる豊満なスタイルの美女。
見紛う筈もない妻へ、男は微笑む。
「もうお夕飯出来てるわ、すぐ皆で食べましょう」
「うん」
何のことはない、毎日の日常と化した至上の幸福をかみ締めながら、彼は頷いた。
□
夕食の最中には、その日どう友達と遊んだか、学校で何があったかとはしゃぐみたいに話したアリシアも、少しはにかんで喋ったフェイトも、夜十時を過ぎた頃にはすっかり眠気に負けてベッドに入る。
そうすると、大人の時間。
起きているのはプレシアと夫、使い魔のリニスとアルフだけ。
といっても、夫婦に寝室には二人きりだ。
「はぁ」
一日の疲れが染み入った声と共に、彼はベッドに身を投げ出した。
食事を済ませ入浴を済ませ、寝巻きに着替えて、体を柔らかいシーツの上に投げ出せば、自然と緩んだ声が漏れる。
結婚して子供が生まれて十何年、さすがに年齢を感じる頃合だ。
「どうしたの? 今日は疲れた?」
脇から、妻の案じる声。
目を瞑ったまま彼は応じる。
「いや、そんな事ないさ。平気平気」
確かに仕事も楽ではないが、まだ体は頑強さを誇っていると自負していた。
もう若くはないが、それでも充実した毎日や愛する家族がくれる力に比べれば屁でもない。
そんな夫の、気力に満ちた声に、プレシアの唇は笑みを形作る。
「そう、良かった……」
ぽつりと零れた、か細い声音。
その言葉尻に篭る甘い響き。
たった一言で変わった、妻の雰囲気を感じ取り、彼は半身を起こした。
「プ、プレシアッ」
思わず息を呑む。
目を開けた彼の前には、妻の姿。
ただし……頬を淡く高潮させ、白い柔肌をエロティックに透けるネグリジェに包んだ、悩ましい艶姿の。
瀟洒な刺繍の施された下着から零れるたわわな胸、乳輪どころか乳首まで見える上に、下に穿いているショーツは秘所を丸出しにする穴開き、これは明らかに男との行為を意識した『夜用』だ。
夫の視線に全身を舐められ、プレシアは羞恥心と共に、ゾクゾクと恍惚に体を震わせる。
既に太股の間には、汗ではない湿り気がじっとりと潤い始めていた。
「ねえ、今夜は……良いでしょ?」
聞いただけで脳髄が蕩けるような甘い声で、プレシアが問いかける。
思い返せば、最後に彼女を味わったのは何日も前だったことを思い出す。
彼は苦笑した。
驚きながら、いつの間にかすっかり大きくなった自分自身がズボンの前を窮屈そうに張らしている。
妻の事を笑えたものではないが、心の中でスイッチを切り替えた。
そうだとも、彼女がどうすれば悦ぶか、自分は知り尽くしていた。
「まったく、そんないやらしい格好をして。子供たちが見たらなんて思うかな」
唇の端を吊り上げて、邪悪そうな笑みと共にそう揶揄した。
娘の名を挙げられたプレシアは羞恥に耳まで赤くする。
「や、やだ……そんな事……」
言われた言葉に思わず想像してしまい、もじもじと体をよじる。
だが恥じらいだけではない、その中には、確かに喜悦も混じっていた。
恥ずかしい、屈辱的な状況にこそ快感を得てしまう。
プレシア・テスタロッサという女の性は、極めてマゾヒスティックな方向へ傾いている。
そんな彼女の手首を、何時の間にか屈強な男の指が絡め取り、力を込めて引き寄せた。
「きゃぁ!」
愛らしい悲鳴を上げて、ベッドへ押し倒される豊満な女体。
覆いかぶさる、逞しい男の体。
娘に遺伝したブロンドの下で、彼の顔はまさに嗜虐も露にせせら笑う。
「何が『嫌』なんだ? 夫を前にそんないやらしい格好をしている癖に。お前は恥ずかしい方が感じる変態だろうが」
「ひゃぁん!!」
甘い悲鳴が迸る。
笑い、嘲りながら、彼はネグリジェの薄い生地の上からプレシアのぷっくりとした乳首を遠慮なく抓りあげたのだ。
千切れるかと思うほど桃色の蕾を苛めながら、悩ましく歪んだ妻の頬を舐め、そのまま艶かしいうなじと豊満な谷間をべろりと一巡。
皮脂の匂いの溶けた甘い香りと、汗交じりの肌を堪能する。
夫の言葉攻めも相まって、プレシアの感じる快楽は一気に加速していった。
「俺を誘うためにそんな格好をしているのか、それとも自分が感じたくてそんな格好をしているのかな。まったく、こんな淫乱になるなんてねぇ」
「あぁ……そんな……ぁぁ」
涙目で夫を見上げながら、シーツの上でいやらしく白い女体をくねらせるプレシア。
付き合い始めた頃は、それこそ手を繋ぐだけでも恥ずかしがったものを、十年以上掛けて開発された彼女は今や、辱められて感じるようなマゾになっていた。
「こんなエロい服いつ買ったんだ?」
「きょ、今日……店の帰りに……」
「そうか。にしても、似合うな。プレシアのエロい体にはぴったりだ。でも、なあ?」
言いながら、男はプレシアの胸に手を回した。
大きな彼の指からも零れるほどの、凄まじいサイズをした爆乳。
釣鐘型の特大サイズの乳房を、下からじっくりと揉み上げる。
すると、プレシアの唇からは、ただ快感に耐えるのとは違う、切羽詰った甘い声が迸った。
「ああ! だ、だめ……そんな風に、揉んだら……で、でちゃう! はぁぁあ!」
ぶるりと体を震え上がらせて、プレシアは開放感が胸から脳髄まで駆け抜けるのにゾクゾクとした。
ネグリジェの透けた生地の内側で、乳首から幾条も白い液体が滲み出る。
紛れもない、母乳だった。
二人の娘を育んだ乳房は、今でもミルクを滴らせる。
張り詰めた胸から乳汁を絞られて、ぶるぶると震えるプレシア。
その妖艶で男の欲望をそそらせる様に、薄く邪悪な笑みを浮かべながら、夫は下着の繊細な生地を薄く剥がし、赤い舌を伸ばす。
下乳からねっとりと舐め上げながら、乳房のサイズに見合った大き目の乳輪の淵を、そして勃起した乳首の先へ吸い付く。
後は口をすぼめて、思い切り吸い上げた。
「ふぁあ! ああん!」
とびきり甘い声を上げて、身悶えするプレシア。
むちむちとした悩ましい太股を彼へ摺り寄せるのは、自然と染み付いた媚態だった。
何度か喉を鳴らして母乳を味わい、夫はそっと口を離す。
唾液とミルクが交じり合い、つぅ、とピンク色の乳首と橋を繋げた。
「甘くて美味しいな、何度飲んでも」
唇の端についた乳汁を舐め取る彼の仕草は、さながら獲物を前に舌なめずりする肉食獣。
貪り喰うという意味合いに置いてはそう違いはない。
夫は破り捨てんばかりの勢いで寝巻きを脱ぎ捨てる。
幹に幾重にも血管を浮かび上がらせた剛直は、既に先からカウパー液を垂らしてプレシアを欲しがっていた。
今まで数え切れないほど自分を貫き抉ってきた、逞しい肉の竿。
プレシアの体は、期待に芯から熱くなった。
肉付きの良いエロティックなラインの脚を、左右に開く。
幾ら年を経ても綺麗な白い肌と、サーモンピンクの粘膜が、汗と蜜とでびっしょりと濡れて彼を待っていた。
「あぁ……来て、あなた……はやくぅ」
普段の優しい母親としての顔からは、想像もできないほど甘く湿った声で、プレシアは懇願する。
艶ややかな黒髪をシーツの上に千々と散らし、豊満な体をくねらせる様は、あらゆる男を欲情させてやまないだろう。
「さて、どうしようかな」
いつもならもう少し焦らしたり、言葉責めで苛めてから挿入するのだが、彼もしばらくの間妻を抱いていなかったおかげで既に我慢が利かなくなりつつあった。
しばし迷った末、結局は浅ましい欲望に従う事にする。
彼女の顔の横に手を置いて、ぐっと上に覆いかぶさり、熱く滾った先端を入り口へ。
「ぁぁッ!」
ぐちゅりと音を立てて、粘膜と粘膜が触れ合う。
漏れ出るプレシアの息遣いに聞き惚れながら、彼は愛おしさを込めて囁いた。
「……プレシアッ」
「ふぁぁあああああ!!!」
同時に、体を沈めて思い切り貫く。
一気に怒張した肉棒で、奥の奥まで貫かれ、プレシアは甘く悦びの叫びを上げながら全身を震わせた。
掻き毟るように宙を泳いだ手が、彼の広い背中を捉える。
腰にも脚が絡みつき、逞しい体にしがみ付いた。
「あなたぁ……もっと……ん! もっとしてぇ……」
目をとろんと薄く涙の膜で潤ませて、プレシアは甘い吐息を零す。
汗を滲ませた白い肌も、母乳に濡れるたわわな乳房も、豊かな黒髪も、何もかもが茹だる熱の中で蕩けるような芳香を漂わせていた。
これに狂わない男などいない。
ましてや、彼はこの甘美なる毒気に、とっくに身も心も侵されていた。
「ああ、もちろん」
含み笑いと共に、彼は強くシーツを握り締め、屈強な足腰に力を込めた。
撓んだバネが勢い良く弾かれるように、男の全身が体重を掛けて思い切りプレシアに向かって跳ねた。
力の集約する結合部で、硬くいきり立った肉棒が、思うままに膣内を暴れ周り、粘膜を掻き回す。
「はひゃああ!!」
入り口から最奥部をカリ首でこそげられた快感ときたら……プレシアの目の前が真っ白にスパークする程だった。
甘い絶叫を迸らせ、美しく淫らな人妻は、豊満な体を夫に押し付けるように絡みつく。
もちもちと肉を実らせた太股や、量感たっぷりの乳房の感触は、なんとも言えぬ心地良さがある。
お互いにいい年な筈なのだが、プレシアの肌が瑞々しいのも大きい。
「はぁ……ぁぁ……ふ、ぁああ!」
艶かしい声を張り上げて、美貌を快感に歪めながら喘ぐプレシア。
声も、シーツの上に千々と乱れる黒髪から香る匂いも、堪らないほど甘かった。
肌から立ち上る汗交じりの皮脂の匂いさえもどこかミルクのようで。
荒々しく突きいれながら、吸い込む寝室の空気だけでも酔い痴れそうだ。
「プレシア……プレシアぁッ!」
愛する妻の名を叫びながら、男は理性という名の脆弱な機構が完全に瓦解するのを感じ、より一層激しく体を突き動かす。
強く激しく腰を叩きつけるように上下させては、結合部からじゅぷじゅぷと蜜の泡を立て、子宮口まで抉りぬく。
神経を走り過ぎる快感に、彼もまたぞくぞくと脳髄まで痺れて。
荒い息遣いを互いに混じらせながら、二人の行為は際限なく高ぶっていく。
腰を動かし、ぬめる膣壁を陰茎で掻き回す中で、男の視線はいつしか胸元に釘付けになる。
既に着衣としての意味を失ってまくれ上がったネグリジェの裾から零れ、だぷだぷと柔らかく揺れる巨大な二つの白い肉の塊。
薄桃色の乳首から滴る、母乳の滴り……気付いた時には既に、彼の口から伸びる舌が近づいていた。
「あはぁん!」
頭上で弾けるプレシアの喘ぎ声。
だがそれにも増して、夫は口の中に溢れる甘いミルクの味に夢中になった。
口をすぼめて強く吸い上げると、止め処なく溢れ出るあたたかい乳汁。
ついでに乳首をこりこりと甘噛みしてやれば、妻への快感もまた天井知らずに高まった。
「は、ひぃい! だめぇ……そん、なぁ……気持ちよすぎるの! チンポも、乳首も……だめ! くる! きちゃう! すごいの……ぁぁ……す、ごい……イくうう!!!」
乳首を吸われ、膣内と子宮口を肉竿で掻き回されて、開発され尽くした彼女の性感帯は呆気なく上り詰めようとしていた。
ぱっくりと物欲しそうに開いた子宮口が亀頭に吸い付き、早く精液が欲しいとでも言うように、膣の肉ヒダがいやらしく幹をしゃぶる。
どんどん強くなる締まり具合に、彼もまた一段と早く激しく、腰を動かして突き回した。
もう十年以上、お互いの体と体を貪り合ってきただけに、タイミングを誤る事はない。
彼もまた下半身から脳髄までを蝕む快感の痺れに、凍りつくような熱を感じていた。
そして、これがとどめとばかりに――強く奥を突く。
「ひぃあああああああ!!!」
一際甲高い嬌声を上げ、全身を痙攣させるプレシア。
びくびくと波打つ肢体は、遂に絶頂に叩きのめされて、神経の一筋一筋まで白いスパークで焼き尽くされる。
同時に彼もまた、ぎゅう、と愛おしそうに自信を締め付ける媚肉のうねりを前に果てた。
腰から背中を幾度も荒々しく震わせて、コップの水をひっくり返したかと思うほど大量の精液が結合部から零れ出る。
膣内のみならず、子宮までどくどくと注がれる熱い脈動。
「かはッ、ぐぅ……」
あまりに甘美な快感に、男は動物さながらの呻きを上げながら、溢れ出る精の余韻に痺れた。
唇の端に残った乳汁の甘み、精液と愛液と汗の交じり合った饐えた匂い、茹だるような熱気。
幾度か体をぶるぶると震わせて断続的に射精して、ようやく彼は体から力を抜き、妻の上に伏した。
「はぁ……ふぅ」
たわわな胸を枕代わりに、その温かく柔らかい感触に埋もれて息をつく。
今まで何度もこうして眠ったが、やはりこの心地良さは堪らなかった。
シーツの上に散った長い黒髪を撫でながら、汗に濡れた肌に頬を寄せる。
「――あなた」
そんな彼を、頭上から甘い声が呼ぶ。
ふと顔を上げれば、オーガズムの余韻に顔を弛緩させたプレシアが、潤んだ瞳で自分を強く見つめていた。
そっと頬に触れる彼女の指。
何を求められているか察して、彼は名残惜しくもたわわな乳房から顔を上げる。
半身を起こし、自分の頭を掻き抱くようにする妻に近づいて、唇を重ねた。
軽く舌先を触れ合わせながら、甘美なキスに酔い痴れる二人。
彼女の髪を撫でながらキスしていると、先ほど鎮まった筈の熱が再び首をもたげ始めた。
愛液と精液の交じり合った肉壷の中でまた硬くなっていく彼自信。
媚肉を内側から広げられ、微かな甘い喘ぎを零し、美しい妻は妖艶に微笑んだ。
「きて……あなた、もっとぉ……もっと頂戴……」
耳元に零される、蕩けるような囁きの声。
理性はまた跡形もなく壊されて、溶けて、消えていく。
後に残されたのは、本能に突き動かされる雄と雌の激しいまぐわいだけだった。
□
(またですか、あのバカップル夫婦は……)
ドアの向こうから伝わる熱気と音を前に、リニスは幾度目か分からない溜息をついた。
やれやれと肩を竦める彼女の仕草から分かる通り、こうしてプレシアとその夫とのまぐわいを目の当たりにするのは初めてではない。
初めて察した時には羞恥のあまり真っ赤になったが、今やもうすっかり慣れきっていた。
仲が良い事は大変よろしいのだが、しかしこうまで激しく情交に耽られては、正直なところ呆れてしまう。
もう少し、同じ屋根の下で生活する者の事も考えて欲しいのだが。
そんなリニスの思考を、突如として背後から近づいた気配が引き裂いた。
「あれ、リニスだ」
「わ! なんだ、アリシア、それにフェイトですか。どうしたんです、こんな時間に」
振り返った先に居たのは、プレシアの娘であるアリシアとフェイトの姿だった。
アリシアは大きな枕を抱きしめて、フェイトは子犬姿のアルフを抱き上げていた。
寂しそうな目をしている二人の様子に、リニスは何か嫌な予感がした。
そしてそれは過たず、的中する。
「なんだか眠れなくって……フェイトも怖い夢見たって言うし、今日はお父さんとお母さんと一緒に寝ようって」
「ええ!?」
その言葉に思わずリニスは背筋が寒くなった。
まだ親恋しい時期の幼い二人である、寝付けない日は両親と同じベッドで過ごす事も少なくはない。
ただし、それはあの二人が激しくまぐわっていない時に限った。
リニスは混乱の激流に落ちる。
「い、いえ、あのですね……それは今日はできないのですよ」
焦りながら必死に言葉を探すリニス。
だが、両親のところにいけないと分かると、二人の顔はたちまち涙ぐむ。
「ええ……どうしてぇ?」
「やだよぉ……」
「うわわわ! な、泣かないで! えっと……そうだ! 私が何か美味しいものを作ってあげます、ね? デザート! 甘いもの! どうですか」
もはや自分まで泣き出したい気分に駆られながら、そう叫ぶように言うリニス。
彼女の不安をよそに、子供は現金なもので、甘いものと言われてすぐにぱっと笑顔が戻る。
「本当?」
「え、ええ……もちろんですよ。さ、行きましょうか」
「やったー!」
はしゃぐ二人の手を取って、リニスは一路居間へと向かう。
未だ激しい情交に耽る夫婦をドア越しに睨みながら、彼女はその夜何度目か分からない溜息をついた。
(まったく……本当にどうしようもない主人ですね、まったく)
終幕
投下終了
なんでも風聞によればプレシアさんもリンディさんも旦那は生きてるそうなので。
ええ、素晴らしいですね。
性的な意味で。
GJです。
シグナムはなのはみたいにも…似合わないな…俺の中では。
後ろか横かでずいぶん印象変わるんだなぁ
リニスさんGJ。
これはもう万が一両親のまぐわいを見ても平気になるようにリニスさんが2人に性教育すべき。
GOOD、人妻甘エロは興奮しますな!!!!
つきましてはリニスの寝室に誘導されて夜の出来事をいろいろ教えられるテスタロッサ姉妹を・・・
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