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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第107話☆
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ザフィーラと一緒に、お気に入りのウサギのぬいぐるみをつれて散歩する事は、ヴィヴィオの日課であり楽しみでもある。
うだる様な暑さも終わり、深い影を落としていた木々が緑一色から様々な色に変化していく様子など、発見の連続と言っても過言ではない。
勿論、ザフィーラや手の空いた六課の隊員達と鬼ごっこをしたりして大いに遊ぶ事も、ヴィヴィオが散歩を楽しみにしている理由の一つだ。
十分に遊んだ後は、おやつの時間が待っている。
ヴィヴィオは、ザフィーラの背に掴まり、柔らかく滑らかな毛並みを堪能しながら隊舎へと帰る。
そして、部屋の扉を開いた所で小さく溜息をついた。
彼女の視界には、金色の長い髪の毛と、白い制服が映っていた。
何れもヴィヴィオの母親の特徴であるが、その二つをたった一人分のシルエットが表現している事に問題がある。
加えて言うならば、その後ろ姿がやけに腰が引けていて、胸元をのぞき込みながら、スカートの下に右手が潜り込んでいる辺りが異常である。
「はぁ……フェイトママってば……」
こっそりと親友の制服を着て、いけない遊びをする母親の後姿なんてものを見れば、その瞬間までのさわやかな日常が台無しになるのも自明である。
「ねぇザッフィー、悪い子にはお仕置きしなくちゃダメだよね?」
しがみついていた守護獣に、彼の聴力が人より優れている事を良い事に囁きかける。
その表情は冷たく、それでいて妖艶であった。
神速を誇る母親が逃げ出せない様に、無警告で四肢にバインドを放ち、拘束する。
「フェイトママ、なのはママの服でイタズラしたらダメよ」
「ヴィ、ヴィヴィオ?」
余りに自分に似た声が返ってきて、ヴィヴィオは驚く。
「ユーノ君!」
まさか、他人の服を着て遊ぶ駄目人間が、自らの身の回りに二人もいるとは思わなかった。
しかもそれが、管理局において低からぬ地位にあり、その類い希なる才能に惜しみない敬意を払ってきた司書長とあっては驚く他にない。
「あの、これは、その……」
しどろもどろに言い訳しようとするユーノ。
「車に泥水をかけられたとか、航空隊の制服を着てみたかったとか、宴会の出し物とか、そう言う有り触れた答えは好きじゃないな」
かつてフェイトが紡いだ嘘を並べてユーノの機先を制する。
「あ、ユーノ君の場合だと、実は女装癖がありました。て言うのもあるかも知れなかったね」
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