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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第101話☆

967 Lyrical StrikerS 第9話その2⑥ :2010/01/27(水) 22:05:42 ID:rFRoD3QI
「あたしがしていることも、なのはがやっていることも、みんなに迷惑をかけるってことはちゃんとわかっている。
わかっているけど、けどよ………………どうにも………………どうにもできねぇんだ!」

「副隊長………………」

「不器用なんだよ、あいつ。あんな風に、真正面からぶつかることでしか相手と分かり合えないし、
自分の気持ちも伝えられねぇ。相手の力も気持ちも、全部受け止めないと気が済まねぇんだ。
例え、それが原因で相手に自分の気持ちが伝わらなかったとしても、破滅しちまったとしても構わねぇって思っている。
それがなのはなんだ。それが、高町なのはなんだ! だからっ!!」

突き付けられていたグラーフアイゼンが光と共に収縮し、ヴィータの手の中へと消える。
次の瞬間、彼女は徐にその場で膝を折ると、自身の白い顔が泥で汚れるのも構わず、頭を大地へと押し付けた。

「頼む、このままあの2人を戦わせてくれ。ちゃんと責任は取る。だから、見逃してくれ! お願いだ!」

突然のことにキャロとエリオは動揺し、言葉を失う。
あの気位の高い副隊長が、自分達のような年端もいかない新人に頭を下げる。
特にエリオは、同じ騎士として尊敬しているヴィータが土下座までしてなのはを庇う姿を前にして、
傍らのキャロを上回る狼狽を見せていた。

「ふ、副隊長。止めてください! どうしたんですか、いったい!? なのはさんに、いったい何が!?」

「それは……………………」

「言えないことなんですか? 納得できませんよ。ティアさんは、今傷ついているんです。
なのに、どうしてそれを放っておかなきゃいけないんですか!? 仲間なのに、友達なのにどうして無視しなきゃいけないんですか! 
何でみんな、どうして……………どうして仲良くできないんですか!」

「エリオくん!」

今にも怒りを吐き出さんとするエリオを止めようと、キャロは震える少年の腕を押さえる。
途端に、指先に鋭い静電気の痛みが走り、反射的に手を引っ込めてしまう。
よく見ると、エリオの体から青白い火花が弾け、赤い髪が僅かに逆立っている。
感情の昂ぶりに引きずられて、彼の変換資質が勝手に発動しているようだ。
暴走と呼べるほどのものではないが、無意識の内に抑圧されている彼の感情が出口を求めている証拠だ。

「答えてください、副隊長! なのはさんはティアさんに何をしようとしているんですか!?」

「っ……………………誰にも言うんじゃねぇぞ。あいつは、なのははなぁ…………………堕ちているんだよ、一度」

「なのはさんが?」

「堕ちて……………」

意外な告白に、2人は目を丸くする。
エース・オブ・エースが地に堕ちた。
それは決して有り得ない話ではないが、エースとして華々しく活躍するなのはの姿しか知らない2人からすれば、
とても想像することができない光景であった。
高町なのはは誰よりも強く、気高く、優雅で頼もしい存在だ。
曰く、逆境に置かれてこそ眩い光を放つエース。
曰く、絶望に置かれても諦めない不屈のエース。
あのフェイト・T・ハラオウンですら、高町なのはに関しては手放しで絶賛し、褒め称えていた。
そんな一流魔導師からも一目置かれるエースの中のエースが、一度とはいえ地に堕ちたことがあるなどと言われても、
すぐには信じることができなかった。

「詳しいことは言えねぇ。これはなのは個人の問題で、勝手に踏み込んで良いものじゃねぇ。
けど、これだけはわかってくれ。あいつは、自分と同じ思いをみんなにして欲しくないって思っている。
自分みたいに堕ちたりしないよう、基礎を固めて徹底的にぶん殴って鍛え上げようって考えている」

「それとあれが、どう関係あるって言うんですか!? 教導なんてものじゃないですよ。
ティアさんだけが傷ついて、一方的で……………あんなの、ただの暴力です」

「それは……………………」

「堕とすんですか?」

唇を歪めるヴィータに向けて、キャロは問いかける。
2人の問答を聞いていて、漠然と思い浮かんだ推論。
自分自身の実体験に基づく確信を。




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