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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第101話☆
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なのはとフェイト、ユーノ。そしてエリオとキャロがルーテシアの自宅を訪れる。
ルーテシアは通信一回であっさりと協力を申し出た。
……ガリューとお話できる!
もちろん、他ならぬエリオとキャロからの依頼なのだから、よほどの無理でない限りはほぼ協力を申し出ていただろう。
だというのに今回はさらに自分の望みまで叶うのだ。これで協力しないわけがない。むしろ、協力させて欲しいと言いたいくらいだ。
だからルーテシアは二つ返事で協力することにした。
「久しぶりだね、ルーテシア」
「……ハラオウン執務官」
「今日は執務官じゃなくて、エリオたちの保護者として来てるの。だから、フェイトで良いよ」
「あ、フェイトちゃんだけずるい」
「なのはは、無限書庫長のユーノの護衛でしょう? お仕事お仕事。ね、高町一等空尉」
「ぶぅ」
頬を膨らませてみせるなのはに、思わずルーテシアは笑ってしまう。
それが緊張を解く手段だとわかっても、騙されたという想いはない。それだけ、フェイトとなのは、そしてエリオ、キャロ、ユーノを含めだ一行の関係は自然だった。
エリオとキャロがこれだけ信頼している相手なら、ルーテシアが信頼できないわけはないのだ。
「じゃあ、バグリンガルをセットするよ」
ルーテシアの指示でガリューはおとなしくしているというものの、それでもユーノはややおっかなびっくりの様子で首輪をセットする。
「ルーテシア。これで、ガリューの話す言葉がこの画面に出てくるんだ」
首輪に繋がったディスプレイをユーノは示す。
ルーテシアは、緊張した面持ちで一歩ガリューに近づいた。
最初は何を話すべきか。これが、最初の第一声なのだ。ガリューとの初めてのお話の。
「あの……」
どうしよう。何を話せば良いんだろう。
「……ガリュー」
そうだ。緊張なんていらない。今までだって話しかけてきたはずなのに。
だから、一番聞きたいことを素直に聞けばいい。
ルーテシアは自分に言い聞かせていた。
そのとき、首輪に繋がったディスプレイに文字が浮き上がる。
『主……?』
瞬間、ルーテシアは反射的に尋ねていた。
「ガリュー……ずっと……一緒?」
『主が望む限り、我は主と共に』
「……ありがとう……ガリュー」
フェイトとなのはは顔を見合わせ、どちらからともなく頷く。
ユーノはうんうんと何度も頷く。
エリオとキャロは、まるでわがことのように喜んでいた。
ガリューは、ルーテシアと共にいたいと言う。
そしてルーテシアは、これまでの空白を取り返そうとでも言うように、ガリューにたくさん話しかけていた。
これまでも話しかけたことはあるのだろうが、ちゃんとした返事が返ってくるのは初めてなのだ。
「ねえガリュー」
なのはは、エリオとキャロがルーテシアを祝福する隙に、ガリューに話しかけていた。
ガリューとルーテシア。
ただの主従ではない、それくらいは見ていてわかる。ガリューの献身は、ただの主従を越えている。
その関係は、フェイトとエリオやキャロ、はやてとヴォルケンリッター、それとも、自分とヴィヴィオのような?
「ガリューは、ルーテシアと一緒にいたいんだよね」
『そうだ』
「何のために?」
主だから? それとも友情? 娘のように思っているとか?
『我の望みは……』
「うん」
ガリューの視線が、ルーテシアに向けられる。
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