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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第101話☆
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「何とか地下に降りるルートがありゃ良いんだけどよ。通路はどこも通れねえし」
「無鉄砲な破壊突破で二次災害なんて冗談じゃ無いッスからねぇ」
ぐぅ、と喉の奥で唸ってしまうノーヴェである
通路の瓦礫なんざぶっ飛ばせば良いだろ。と主張したところ、ヴォルツ司令とディエチとウェンディに声を揃えて却下されたという経緯があったりする
ティアナは一度、施設内の地図を眺め、数秒の沈思の後に、うん。と己に呟いた
「・・・わかった。地下へのルートは何とかするわ」
「何とか、って・・・まぁ、ティアナの事ッスからホントに何とかしちゃうんだろうけど・・・」
思わずぼやいてしまうウェンディである
ガンナックルに鎧われた拳と掌を叩き合わせながら、ノーヴェはすぐにでも駆け出しそうな口調で一同を急かした
「そうと決まればとっとと『こちら防災司令部!Fブロックで消火班がマリアージュに襲われています!至急救援を!』
逃げ遅れていた施設職員や、返り討ちにした防災要員の死体を利用したのだろうか
粗方叩き潰した筈と思っていたのだが、想像以上に、マリアージュというのはしぶとい相手らしい
誰よりも早く、口を開いたのはエリオだった
「僕とキャロが向かいます!皆さんは、スバルさんの救出を!キャロ、行こう!」
煤けた頬を凛々しく引き締めて、少年騎士はキャロの手を引いて駆け出そうとしたが、その背中にウェンディが制止の言葉を投げ掛けた
「・・・ちょい待ち。こっちは二人で十分ッスから。ノーヴェも行ってあげて欲しいッスよ」
「んだと!?」
妹の提案に、ノーヴェは柳眉を吊り上げて反論を叩き付けようとするが、赤毛2号は意外に冷静な口調で1号を諭した
「ノーヴェ、冷静に考えるッス。マリアージュは、何か、死体を使って増えるって話じゃないッスか。
救援が遅れたら、それだけ敵が増えて、被害が大きくなるッス」
「・・・でもよ!」
「でも、は聞かないッス。スバルの同僚を死なせるつもりッスか?」
その言葉にノーヴェはぐっと言葉に詰まり、盛大な溜息を吐き出し・・・
「わーったよわーったよわーったよクソッ垂れ!!!!!おら、行くぞ!!エリオ、キャロ!!」
「は、はい!わっ!?」
問答無用の素早さで二人と小脇に抱えるノーヴェである
そして、キャロが悲鳴を上げるほどのスピードで要請があったFブロックに向かっていった
闇の向こうに消えた背中に、はぁ、とウェンディは小さく溜息を吐き出す
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