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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第101話☆

583ストライカーズの休暇日1:2009/12/31(木) 22:21:10 ID:Bo64BhhE
  ストライカーズの休暇日

 とある日の夕方。今日の日の分の講習を終えたなのはが、新人フォワード4人に告げた。
「それじゃあ、今日の訓練はおしまい。それと、明日の訓練はお休みね。
 最近は毎日休みなしで訓練してるし、たまには一日ゆっくりと休養を取らなきゃ」
「「「「はいっ」」」」
「あ、それとティア、スバル?」
「はい、なんですか?」
「毎日自主連するものいいけど、今日の夜と明日一日はそれも禁止ね。
 しっかりと休養を取って、魔力も体力も最高の状態にすること。いいね?」
「……はい、わかりました」
 しぶしぶ、と言った表情でティアは答えた。
「心配しなくても大丈夫だよ、ティア。それに、明後日から新しいステップに進む
 予定だから、今よりもきっとへとへとになっちゃってそんな元気もなくなっちゃうかもね」
 なのはは、そういい残して先に隊舎の方へと戻っていった。
「新しいステップか〜。どんなことするんだろうね? ティア」
「さあね、わかんないわよ。でも、自主連も控えるようにってことは、よっぽどの
 ことでもするんじゃない?」
「だろうね〜。う〜、楽しみだなぁ」
 ティアとスバルは、そんないつものやりとりをしながらなのはと同じく隊舎へと向かった。
 エリオも何か考え事をしているようで、無言でその後に付いて来ている。
「お休み……か」
 その場に一人残っていたキャロは、誰にも聞こえないほどの小さな声で呟いた。
 その表情には、不安や戸惑いと言ったものが見え隠れしているように見える。
「あれ? キャロ? どうしたの」
 一緒に来ていなかったキャロに気付いたエリオが、キャロの方に振り向いて問い掛けた。
 もちろん、キャロの独り言や表情の端にある微妙な陰りに気づいた様子は無い。
「え!? あ、ううん、別になんでもないよ」
 エリオの問いに我に返ったキャロが、小走りにエリオに駆け寄り、スターズの二人と
同じように隊舎へと戻っていった。その表情に先程までの憂いはもう見つけることは出来なかった。




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