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魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第99話

344鏡の中の狂宴 第2話 7/10:2009/06/21(日) 22:52:00 ID:9mHxaozo
カルマーは椅子に座り直すと、指を組んで上に顎を載せた。
『やることは簡単だよ。そこにいる男の人たちのチンポを、一生懸命舐める。
で、精液が出てきたら飲む。ね、簡単でしょ?』
吐き気がした。
こんなこと、ありうる訳がない。
あっていい訳がない。
『もちろん、ヴィヴィオちゃんに選択の自由はないよ?
知ってると思うけど、この施設で魔法を使おうと思っても端から全部キャンセルされちゃうから』
魔法。そんな選択肢さえ思い浮かばなかったが、どうやらそれすら封殺されているのか。
『さて、あと2分』
2つのシナリオは、両方が致命的に不利だった。
ヴィヴィオはどちらも選べず、ただ悪戯に時間を無駄にしてしまう。
カルマーはそんなヴィヴィオの戸惑いを察したのか、『言い忘れていたことがあった』と付け加えた。
『全員の精液を飲み損ねたら……そう、1滴でも残したら、
自動的にヴィヴィオちゃんは前者の答えを選んだことになっちゃうから、気をつけてね。
まあ俺らも鬼じゃないから、5秒ルールくらいは適用させてあげるよ。
もし精液を零しても、5秒以内にちゃんと啜れば問題ないから』
後1分……青年の声が非情に響いた。
『ファーストキスをチンポに奪われて精液を飲むか、
それともバージンをチンポに奪われて種付けされるか。
さ、早く選ぶんだね。時間はもうないよ? 残り30秒』
カウントダウンを始めたカルマーの言葉を拒絶して、ヴィヴィオは叫ぶ。
しかし、彼は数字を数えるのを止めない。時々刻々と、数字は減っていく。
『10……9……8……7……』
ここで、我慢できなくなって突然ゼロ、ということは有り得る。
そうしたら、もう最期だ。
「待ってっ……!」
カルマーは驚いたような顔を一瞬浮かべた後、『何?』と聞いてきた。
「します……『ご奉仕』しますから……」
抵抗する意思なんて、始めからない。
地獄の第1層か第2層かを選ぶだけ。
ヴィヴィオは、時間切れで自動的に深い闇の底に送り込まれるよりも、
まだ自発的な地獄を選んだ。
『うんうん、素直なことはいいことだよ』
カルマーは満足そうに頷くのと、砂時計がキッチリ落ちきるのは同時だった。
『でもねえ、大人は口だけじゃ約束しないものだよ。
ヴィヴィオちゃん、今からテレビに向かってちゃんと約束するんだ。
「私はこれから見知らぬ男のチンポにご奉仕します」ってな』
下卑た笑みを浮かべて、カルマーが促す。
ヴィヴィオはしばらく口をパクパクさせていたが、やがて折れて宣誓した。
「私は……これから、男の人のおちんちんに……お口で、ご奉仕します……
だから、その代り……セックスだけは、止めて、下さい……お願い、します……」
涙がポロポロ出てきた。
1人の少女にだって確かにある、尊厳のようなものが、ガラガラと崩れていった。
カルマーはさも満たされた顔をすると、テレビを持ってきた男と何事か話していた。
『ああ、約束だ。お前が先に行け』
「こいつはどうも。それじゃ早速」




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