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 $RID WAR$

6ヨモギ茶:2011/08/21(日) 23:15:52
「おらおらおら!!てめーら!!
壁際にまでよってへばりつくか、床にはいつくばるかしやがれ!死にたくねーならなァ!!」

突然、店の中に押し入ってきた男は銃を振りかざして声を張り上げた。
店の中はパニックとなり、女子供は悲鳴をあげた

「うるせーぞごらさわぐんじゃねえ!!とっとといったとおりにしやがれ!!
おい、そこの定員!!とっととこの袋にありったけのリドをつめやがれ!!」

銃を振り回して客を脅しながら。男はカウンターの定員にむかって大きな袋をつきつける。

「オウー・・・強盗ですかァ・・・本当に物騒ですネェ、イサム・・・」
「まったくだな・・・。・・・店の人に危害がくわわらないように、ちゃっちゃとすませないとな」
「・・・・・。」

そういって、客たちの中で唯一驚いても焦ってもいない三人組は、
(オレンジ色のタキシード以外)男を睨みながらゆっくりと席から立ち上がる―――

「やれやれ・・・ ラドリオ王国って初めてあるが。なんだか物騒な所アルなあ?」

そう、何処か呆れたようなセリフが。恐怖で静まり返る店の空気を裂いた

「ああん・・・!?なんだ、ガキじゃねえか!? てめーもとっとと床にふせろ!! 
ほら、そこのお前らもハチの巣にされちまいてえのか!!」

男が銃を向けて叫ぶけど、チャイナ服の少年は動じない。それどころか余裕な笑みを浮かべる

「お、おい・・・君、危ないぞ!」

イサムが慌てて声をかける。自分達はともかく。少年はみるからに丸腰だからだ。
でも、それもお構いなしに、少年は男に近づいて見せた

「お・・・おいてめえこいつがみえてんのか!? 心臓ぶちぬかれてえのかよ!!」

男は少年に銃を向けて脅す。だが

「―――――――しんぞうぶちぬく? やってみるよろし」

少年は笑んだ間々言い放ち。男は怒りに表情をゆがめると共に引き金を引き。
店に銃声と悲鳴が響き渡った――――

それは一瞬の事だった。

男の発射した銃弾を少年は紙一重で回避して。男の後ろに回り込んだ。
驚いた男が振り返った。直後―――――!!!

少年の放った鉄拳は男の顔面へめり込んで。男を店の外へぶっ飛ばしたのだ―――

「嫌あ・・・物凄い瞬発力デスネ。・・・獣人にもあの程度は出来そうデスガ・・・
この反応は違うようデスネ・・・」

ふむ・・・とドリルみたいな顎の髭に触れながら。マシネス伯爵はつぶやく。
ほけー・・・とイサムは少年の姿を眺めていたが。あ。というように声をあげた。少年がこちらに歩いてきたのだ。

「イサムさんあるか?友達から話聞いてたある。」

少年がイサムに話しかけてきた。イサムは「え!?」とすっとんきょな声をあげる。

「俺の名前いっとかないとアルな・・・。 俺は湾・フー。龍(どらごん)あるよ。よろしくある!」


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