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『年寄りのGID・続編』

350名無しさん:2007/06/10(日) 13:12:12 ID:eEQ1.z6c
性同一性障害の解離性障害について、確認しやすいのは解離性転換性障害です。
解離性健忘や、その他のタイプに近い曖昧なタイプの解離性障害も常習的に出ていますが、確認が難しいものです。
パニック障害に似た解離性症状は、性同一性障害でも非常に稀ですが、確認は容易です。

解離性障害は、傍観者として事実を直接知っていなければ、判断できません。
本人の記憶を、直接本人に尋ねて確認しなければ、判断できません。
推定では解離の有無を判断できませんので、必ず、事実と記憶の両方を知っていなければならず、診察室での診断は困難です。
本人の家族や友人が、事実の傍観者の立場になり、医師が彼らから聞き取ることも可能です。
事実と記憶が異なっていれば、次に、本人の記憶が嘘や演技や偽りの自覚のあるものでなく、真実であると確信している記憶であることを、本人との会話でそれとなく罠を仕掛けるように確認します。
この一連の作業が、解離性障害の診断に不可欠ですので、診断は容易ではありません。

解離性転換性障害や、パニック障害に似た発作では、症状が歴然とした行動に表れますので、現場に居合わせれば、事実を確認しやすいものですが、解離性のパニック状の発作は、性同一性障害でも非常に頻度の低い症状で、目撃するのは稀有です。

チック症状は、統合失調症と同じ遺伝子が関与していると見られている症状の一つですが、性同一性障害でよく見られるのは、顔面の運動性のものです。
上半身全体に及ぶものは稀で、音声的なものは一般の人と同じで、ほとんどありません。
顔面のものは、一回の発作が0.3秒ほどで、一般の子供には普通に見られますが、大人なら、まったく起こさないものですので、性同一性障害の大人で半日に1回以上目撃され、いつ会ってもその頻度で目撃されるなら、チックがあると言っていいでしょう。
一瞬ですので、相手の顔を見ていなければ、気づきません。
性同一性障害では、約30%の人がチックを持ち、一般の人よりも非常に多く、極めて特異です。

普通の人は、「それは子供の頃にあったが、大人になってからはない」とか、
「自分は一度も経験したことがないが、人のを見たことがある」とか言います。
チックの常習者は、「そんなの、誰にでもあるのではないか」と言います。
自身の経験から、大人になっても誰でもチックのあるのが普通だと思っています。

統合失調症の人は、薬を飲んでいれば、チックは出ません。
解離性の症状は、性同一性障害ではおそらく90%近い人が発症しますが、これも統合失調症やヒステリーや神経症などの遺伝子を持つ人に多いものです。

統合失調症とは、どんな病気かと、性同一性障害の人によく聞かれますが、もしも、拒食症や、リストカットや、アルコール中毒などを知っているなら、性同一性障害も含めて、それらに比較的共通した心理的な症状を、うんと重症にすると、統合失調症になります。
統合失調症になると、共通の症状のひどい症状だけでなく、別の症状が幾つか加わってきます。
これらの精神障害は、よく似た系統の遺伝子を素質的に持っていますが、遺伝的素質だけでなく、生活環境や、気持の持ち方や、生活習慣などによって、同じ遺伝子を持っていても、発症する人としない人、重症になる人と軽症の人との差が出てきます。
乳児の排便の躾から、すでにその差が出てきますが、幼児期か、遅くとも思春期までに、ほぼ決定されてしまい、後は何才までおとなしくしていられるかという我慢比べになってしまいます。
思春期や、20才前後や、結婚後の倦怠期や、更年期や、退職直後などに、我慢できなくなることが多いようです。

性同一性障害の人などは、遺伝的には、ほんの少しの素質しかなく、健常と言っていいほどですが、子供時代に、ほんの少しの素質につけこまれてしまうと、おとなになってからも、なかなか治らずに往生します。
睡眠や食欲や性欲や他人とのコミュニケーション能力などが、つけ込まれやすいところで、性同一性障害では主に後ろ二つに症状が出ます。
眠らず食べずに生きるのは困難ですが、性転換しても生きて行けますので、心配無用です。




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