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年寄りのGID

1名無しさん:2007/01/25(木) 18:01:18 ID:/FxsYr/2
年寄り(45才以上、40才以上でもいいわ、まけといたる。50才以上なら上級くらす)
の、GIDの人、ぼちぼち、お話でも。
ガキとは違うから、ま、ゆっくりと。

742名無しさん:2007/04/15(日) 18:34:51 ID:B8WMIpu6
《1》ストレスについて、ひまつぶし雑談。
人間の個体保存の本能は、それ自体がストレスを生みます。
個体の命に、有利になるように行動すべし、という命令が、本能という情報処理プログラムで与えられています。
人間では、具体的な行動を規定していない場合が多く、具体的には、勝手に考えるべし、という命令になっています。
多くは、経験を繰り返して、個体それぞれが、大脳に条件反射回路を作ることで、具体的な行動を、自動的に行ないます。
このことを、学習して習慣になったので、無意識に行なえる、身体が覚えている、と言います。

勝手に考えることで、個体それぞれの具体的状況に際して、融通が効く反面、日頃から経験情報を分析して、未来を見積もり、未来の行動を心積もりしておかねばなりませんから、脳の負担になります。
時間を使って、過去の記憶を整理し、論理を使って、未来の行動を類推し、個体それぞれが、個体の行動を規定することになります。
時間や記憶や論理による、意識の同一性が生まれ、自我が生まれます。

個体と、個体以外とを、空間によって識別する意識からも、自我が生まれます。
人間だけが、性器の形状によって、雌雄を識別する高等動物であり、人間の形状認識能力は、非常に優秀です。
しかし、空間と自我の関係は、かつて、生の哲学者と言われた思想家達や、ゲシュタルト心理学などが、ほんの僅かに手をつけただけで、コンピューターは、おもに時間や、記憶や、論理についての、記号論理学的な成果によってプログラムされました。
その結果、ロボットの形状認識能力は、現在も、非常に幼稚です。

743名無しさん:2007/04/15(日) 18:36:46 ID:B8WMIpu6
《2》意識の自己同一性は、昨日の意識と、今日の意識とが、同じ意識だという気持ちのことで、これがなければ、昨日のことは昨日のことで、あしたは、あしたの風が吹き、気楽で無責任な極楽蜻蛉になれます。
昨日の責任を、今日も継続しなければならず、あらかじめ心積もりしたことを、しっかりと実行しなければならないという義務感は、非常に煩わしいものですが、これは、本能が具体的な行動を規定せずに、個体の融通が効くようになったことから生じたもので、この煩わしさがなければ、人間は死にます。

この自己同一性を、思想的には、自由と言います。
個体それぞれが、未来の行動を規定し、過去から未来に至る、一貫した情報処理システムを持っているという意味です。
自然や神や王の、権力の正当性に対し、人間個人の一人一人の、独立した権力の正当性を証明するときに、必要になりました。
すべては、自然の成り行きである、運命である、宿命である、神様の思し召しである、という考えかたを斥けて、近代的な契約社会を作るためには、どうしても、自由という考え方が必要でした。
共産主義が滅び、歴史の必然も斥けられ、今のところ、ふしだらなルソーの愛した自由が、勝っています。

この歴史の経緯により、時間、記憶、論理が研究され、空間が手つかずになり、ロボットの形状把握能力が、幼稚になったのかも知れません。
生殖器の形状の違いから、雌雄を識別するのは、人間だけだということを、ロボットは知りませんが、ある種の発達障害では、時間の感覚に異常をきたし、身体の形状認識に、こだわる傾向があり、人間の種族保存の本能では、形状認識が重要な役割を果たしています。

個体保存の本能は、個体に有利な行動をとるように、しんどい努力を要求し、人間はつねに、死の恐怖に追い立てられるように、生きなければなりません。

744名無しさん:2007/04/15(日) 18:37:22 ID:B8WMIpu6
《3》ストレスには、種族保存の本能によるものがあります。
生殖本能であり、性欲や、集団を作る心理のことですが、この本能に反すると、性的な欲求不満や、孤独に苛まれます。
ここでいう集団は、個体それぞれが、自分の利益を顧みない集団のことであり、けっして、個体の利益を追求するための、契約社会のことではありません。

人間も動物も生物も、生殖という至上命題があり、生殖すれば、当然、集団ができますが、有性生殖の中でも、人間のような雌雄異体では、生殖する前に、すでに集団がなければなりません。
生殖では、個体の命よりも、集団として受け継がれる命のほうが、重要です。
個体と集団の関係は、細胞と個体の関係のようで、細胞の次元の命を、人間は自覚しませんが、集団の命もまた、人間個人は、ほとんど自覚しません。
自分の子が、踏み切りで、列車に轢かれそうなとき、親は、遮断機をくぐり、踏み切りの中に飛び込むべきか、それとも、思いとどまるべきか、そのストレスは、永遠に解消できない二律背反であるかのようです。

自覚に必要な、自分という意識を作る個体保存の本能と、自分という意識のない種族保存の本能とは、レベルの異なる生命活動であり、けっして同じ地平のものではありません。

賢い人間は、自分の脳を使わずに、他人の脳を使い、個体保存のストレスを、軽減します。
記憶を自分の脳に置かずに、身体の外側に置くことも可能です。
人間は、コミュニケーションの能力に優れ、空間的距離を克服して、他人と自分は、ほとんど密着しているのと同然に、緊密な情報交換を行なえます。
情報交換さえ行われれば、空間的距離に関係なく、人間はすでに、コロニー(群体)として生活しているようなものです。

745名無しさん:2007/04/15(日) 18:40:32 ID:B8WMIpu6
《4》カツオノエボシでは、足は足、傘は傘で、それぞれが別の個体にもかかわらず、全体として、ひとつのクラゲになり、それぞれの個体は、全体の中の機能を、専門に分担するように、生理が変質します。
人間も、すでに、そのような生活を営んでいるとすれば、人間の雌雄は、無性生殖の生物が、コロニーを作る時の、専門的な役割分担として、個体の生理が変質したものと理解でき、生殖に関与しない役割分担も、あり得ます。
種族保存の本能が、個体保存の本能とは、レベルの異なる本能であり、形状認識能力は、個体を自分として認識し、自分以外の物を、異物として排除するのではなく、コミュニケーションにより、集団の中での、情報の流れや、役割分担を感知する能力として、発達した可能性があります。
コンピューターも、インターネットによって、飛躍的に発達しました。

個体保存の本能による、死の恐怖は、種族保存の本能によって解消されます。
種族保存の本能による、性的欲求不満のストレスは、コミュニケーションによる、集団の中の役割分担によって、解消されます。

性欲の量と、量の変化に、パターンがあり、低いレベルで持続的に推移すれば、雌の体位や、ファッションの趣味や、育児になり、瞬発力の強い変化を示せば、雄の精力や、性交渉や、覇気になり、身体的なものを除けば、性欲の量と、量の変化の違いにより、雌雄の心理的な質の差が生じます。
この量と、量の変化のパターンが、ストレスによって、変形します。
そもそも、GIDや同性愛に関して、ホルモンシャワー説は、主に母親のストレスにより、性ホルモンの分泌量が変化して、性に関する、胎児の脳の機能、もしくは脳細胞の形態が、不可逆的に決まったとすることからもわかるように、性機能は、ストレスと拮抗しています。
死や、孤独や、集団の中での役割分担の不調や、コミュニケーションの不調などのストレスが、生命活動の原動力になります。
このストレスにより、ゴムを巻き、その力が、生命力になります。
ホルモンシャワー説では、さしたるエネルギーにならないと、考えます。
なぜなら、この説は、言いわけ説にすぎませんから。




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