DD(X)は、スプールアンス級、駆逐艦などの後継として開発されており、進水は2011年を予定している。当初はDD−21として開発を進めていたが、価格高騰などの問題により規模を縮小、名称もDD(X)と変更された。主要任務は、陸上攻撃だが、対潜水艦戦闘、海上阻止、防空等の任務もこなす汎用駆逐艦だ。米海軍は、将来の水上戦闘艦として、DD(X)の他、ミサイル巡洋艦CG(X)、沿岸戦闘艦LCSの装備を計画している。なお、CG(X)は、DD(X)と推進システム、船体デザインを共用する予定である。
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DD(Destroyer)の名称が示す通り、米海軍ではDD(X)を駆逐艦に区分している。しかし、満載排水量は1万4千トン以上となり、現在就役中のタイコンディロガ級 巡洋艦(満載排水量 約1万トン)より大型で「巡洋艦」としても充分通用する。但し、自動化により乗員は現用駆逐艦の半分の約150名となる。