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ニューメディアの台頭-ブライアン・ケイツ、【2023/05/28 0:01
ジョージ・フロイドの検死で「生命を脅かす傷はなかった」と確認される
A. 顔面、口腔粘膜、結膜の点状出血なし
B. 頸部前面筋や喉頭構造の損傷はない。
C. 頭皮軟部組織、頭蓋骨、脳の損傷がないこと。
D. 胸壁軟部組織損傷、肋骨骨折(CPRによる1本の肋骨骨折を除く)、椎骨損傷、内臓損傷はない。
E. 後頚部、側頚部、肩、背部、脇腹、臀部の切開および皮下剥離が潜伏外傷のため陰性であること
西側では悪魔化して描かれていたカダフィだが、その体制では福祉が充実していた。例えば大学まで授業料を払う必要がなく、医療費、電気代、水道料も無料、家や自動車を買うときのローンは国が半額を援助することになっていた。しかも北欧のように税率が高いわけではない。「血の弾圧」があったわけでもない。アメリカ/NATOによる侵略戦争の後、リビアは破壊され、無法地帯になった。これが「先進国」が言うところの民主化や人権の実態だ。
リビアには地下に石油が存在しているが、それ以上にアメリカなどが侵略した理由は、カダフィがアフリカ独自の基軸通貨「ディナール」を導入しようと計画していたことにあると見る人は少なくない。
アフリカに独自の基軸通貨を導入する計画で中心的な役割を果たしていたのはカダフィのほか、チュニジアのベン・アリやエジプトのホスニ・ムバラク。イスラムに則った金利を取らない銀行を創設しようと計画していたとされているのだが、アリとムバラクは「アラブの春」で排除された。
こうした計画に参加することが予定された国にはスーダン、南スーダン、赤道ギニア、コンゴ、コンゴ民主共和国、ガボン、南アフリカ、ウガンダ、チャド、スリナム、カメルーン、モーリタニア、ザンビア、ソマリア、ガーナ、エチオピア、ケニア、タンザニア、モザンビーク、コートジボワール、イエメン、アルジェリア、アンゴラ、ナイジェリアが含まれる。(F. William Engdahl, “Hillary Emails, Gold Dinars and Arab Springs,” NEO, 17 March 2016)
金貨ディナールの導入はドル体制への挑戦だけでなく、CFAフランの体制を揺るがすことにもなる。リビア侵略にフランスが積極的だった理由のひとつはこの辺にあると言われている。
イギリスの帝国主義は19世紀の終わりに南部アフリカを軍事侵略、そこで産出される金やダイヤモンドを支配するところから始まる。つまりアフリカでの略奪はイギリスを支える重要な柱のひとつだ。