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かの政治史家リチャード・ホフスタッターが有名な論文を残しています。タイトルは「The Paranoid Style in American Politics(アメリカ政治におけるパラノイア)」。1963年に書かれたものですが、なぜアメリカ人が陰謀 論に弱いのか、その理由について新たな視座を与えてくれる本です。アメリカは「don’t-tread-on-me(独立戦争中に蛇の旗とともに広まったスローガン。踏まれたら仕返しする意思表示)」という自由独立と個人主義を貴ぶ国で、それがアメリカの象徴にもなっていますが、これは裏を返せば「自分のものには指一本触れさせない」という凝り固まった考え方になってしまいます。アメリカでは、だれかが自分のものを奪いにくるという強迫観念を目にすることが多いのですが、盗られてたまるもんかとがんばる小さな子どものような立ち位置をずっと続けているうちに、ある種のパラノイアになってしまうんです。
民兵と同様に先に挙げたGadsden Flagも建国以前にさかのぼる歴史を持つ。これは独立戦争中にクリストファー・ガズデンがデザインした軍旗であり、黄色地に身構えたガラガラヘビを描き、そこに「Don’t tread on me(踏み込んでくると容赦しないぞ)」というスローガンを載せたものだ。ガラガラヘビは大陸固有の動物で自己の(欧州とは異なる)アイデンティティーを示すためにその以前から使われるシンボルだった。建国の父の一人であるベンジャミン・フランクリンはガラガラヘビを「自ら攻撃しないが一度戦いに入ると絶対に降伏しない・武器は口内に隠され無用な警戒をさせず・一方で敵に対しては(威嚇音で)事前の警告を行い・それでも自分を踏みつける者が居れば・使用するに至ればそれは致命的となる武器を使うのを躊躇しない」と表現し、自分たちの自由を踏みにじるものには相手の息の根を止めるまで闘うという独立の気概を示すに適当であるとした。建国時のこの考えは今でも少なくとも一部のアメリカ人の間には残っている。
現地紙タンパベイ・タイムズ(Tampa Bay Times)が22日に入手した警察報告によると、アーサーズ容疑者は2人を殺害した後、アパート近くの店で短時間、3人の人質をとって立てこもったという。その際、同容疑者は警察に対し、自分の新しい信仰をばかにされたため、ルームメート2人を殺害したと述べたという。
高瀬清 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%80%AC%E6%B8%85
岐阜県大野郡高山町(現・高山市)出身。早稲田大学の民人同盟会に参加し、暁民会に所属、検挙される。出獄後、大正10年(1921年)10月にコミンテルンから派遣された張太雷の要請に応じ、翌大正11年(1922年)に徳田球一とともにモスクワの極東民族大会に日本代表として参加する。スターリンから日本における共産主義活動について支持を受け、帰国後これをコミンテルン日本支部準備会に報告、第一次共産党の結成につながる。