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女子高生コンクリ詰め殺人事件(ウィキペディア概要)

8 名無しさん :2018/08/22(水) 10:50:46 ID:IgHbpu7U0
捜査

同年(平成元年)3月29日、被害者の遺体が発見されたことから[判決 5]、事件が
発覚した。警視庁綾瀬警察署と同庁少年二課は、前年12月に発生した別の婦女暴
行事件及び、さらに別の婦女暴行1件・ひったくり20件の容疑で逮捕されていたA
・B両名を少年鑑別所で余罪について取り調べたところ、供述通り江東区若洲の埋
め立て地で発見したドラム缶の中から遺体を発見したため、翌30日に2人を殺人・
死体遺棄容疑で逮捕した[新聞 3]。遺体の衣服は少年らが監禁中に与えたものら
しく、失踪当時に着ていたものとは違った上[新聞 9]、腐敗が進んでおり、少女
の家族も身元を確認できなかったため、遺体の指紋を少女の所持品の指紋と照合
するなどして身元確認を進め[新聞 3]、少女と断定した[新聞 9]。少年二課と綾
瀬署は同日、犯行現場となった足立区綾瀬のC宅を現場検証し、この家に住む兄弟
ら少年3人(C・D・G)らが殺害に関与し、他2人の少年らが監禁・連れ去りに関与
しているとみて、この5人を取り調べる方針を決めた[新聞 9]。遺体が入ったコン
クリート詰めのドラム缶は重さ計305kgあり、2, 3人で持ち運べる重さではなかっ
たため、綾瀬署は多人数でワゴン車やトラックなどの車を用いて遺棄したとみて
捜査した[新聞 9]。近隣住民によれば、前年末頃まで夜中にバイクの音がしたり
、現場宅の2階で騒ぐ声が聞こえたりした[新聞 9]。玄関脇の電柱をよじ登って2
階の部屋に出入りする少年の姿や、ベランダに脚立が置いてあるのが目撃されて
おり、近所の主婦は「玄関を通らずに出入りしていて、両親も気づかなかったの
ではないか」と話していたため[新聞 9]、少年二課は少年らが、Cの家族の留守中
を狙って出入りしたり、電柱を伝って部屋を出入りすることで、Cの家族と顔を合
わせないようにしていたとみている[新聞 8]。

警視庁少年二課・綾瀬署は4月1日付で、A・B両名を東京地方検察庁に送検し、盗
みなどの容疑で少年院に収容されていた当時17歳の無職少年ら3人も犯行に加わっ
ていたとみて、3人の逮捕状を請求して取り調べ、うち1人を逮捕した[新聞 8]。


40日間も被害者を監禁した理由について、取り調べの中で少年らは「警察に捕ま
るのが怖かったから」としか供述しておらず、捜査員から「怖いだけなのか」と
聞かれると、少年の1人は「それ以外に理由があるんですか」と問い返したとい
う[新聞 6]。

警視庁少年二課・綾瀬署は6月5日、加害少年ら4人を、前年12月23日から4日間に
かけて深夜まで銀座・数寄屋橋交差点近くの路上で花を売らせていたとして、足
立区舎人3丁目在住の暴力団準構成員の男(当時43歳)を児童福祉法違反容疑で書
類送検した[新聞 10]。

9 名無しさん :2018/08/22(水) 10:53:42 ID:IgHbpu7U0
刑事裁判
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%82%
B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%82%81%E6%AE%B
A%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

東京地方検察庁は最初に逮捕されたAら3人を、4月20日付で「刑事処分相当」の意
見書付きで、殺人、わいせつ目的誘拐・略取、逮捕・監禁・強姦、死体遺棄の各
罪で東京家庭裁判所に送致した[新聞 4]。

警視庁少年二課・綾瀬署は4月24日、監禁現場となった家の長男であるCの兄G(当
時17歳、都立高校3年生)を殺人、死体遺棄容疑で、同家に出入りして被害者に乱
暴を働いたとして足立区内の当時16歳有職少年2人を婦女暴行容疑で、それぞれ東
京地検に書類送検した[新聞 11]。3人は、先に逮捕されたAら4人に比べて犯行へ
の関与が軽く、在宅のまま任意で取り調べられていた[新聞 11]。同26日付で東京
地検は、足立区内の当時17歳少年を殺人、わいせつ目的誘拐など5つの罪で身柄を
東京家裁に送致し、Gも殺人、死体遺棄容疑で東京家裁に書類送致した[新聞 12]。

その後、東京家裁は5月18日までに、送致されていたA・B・C・Dの4名を、少年審
判の結果「刑事処分が相当」として東京地検に逆送致した[新聞 13]。

5月25日、東京地検はAら4人の少年を殺人、わいせつ目的略取・誘拐、逮捕・監禁
、強姦などの罪で東京地方裁判所に起訴した[新聞 14]。

10 名無しさん :2018/08/22(水) 11:06:23 ID:IgHbpu7U0
第一審・東京地裁-1
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%82%
B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%82%81%E6%AE%B
A%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6


1989年7月31日、東京地方裁判所刑事第4部(松本光雄裁判長)にて初公判が開かれ
た[新聞 15]。罪状認否で加害少年らの認否を代弁した弁護人らは、Aが未必の故意
による殺人を認め、他の3人は殺意を否認し、傷害致死に留まると主張した[新聞 1
5]。検察側は冒頭陳述で、加害少年らは監禁から約1か月後の12月下旬頃から、少
女の扱いに困り「コンクリート詰めにして海に捨てよう」などと話し合っていたと
指摘した[新聞 15]。うち1人は「ドラム缶の中に、少女の好きなビデオや花束ぐら
い入れてやるか」と提案したのに対して、別の2人は「そんなことをしたら、ドラ
ム缶が見つかった際に誰かを決める手掛かりになる」と反論したと主張した[新聞
15]。殺害に至るリンチの動機について「Aが1月3日深夜から4日朝までにJR綾瀬駅
付近の麻雀屋で、賭け麻雀で10万円くらい負け、その鬱憤晴らしとして、少女に八
つ当たりしようと言い出したのをきっかけに行われたものだった」などと述べた[
新聞 15]。4人は、本事件以外にも別の女性2人への婦女暴行、後輩へのリンチ、被
害総額約220万円に上る店舗荒らし・ひったくりなどでも起訴されていた[新聞 15]
。閉廷と同時に、被告人のうち1人が気を失って倒れた[新聞 15]。

第2回公判は9月4日に開かれ、加害少年らが非行に走った背景として、弁護側は「
複雑な家庭環境や学校でのいじめ・体罰などがあった」と指摘した上で「被告人ら
は、集団的なヒステリー状態とでもいうべき異常な心理状態の中で犯行をエスカレ
ートさせた」と主張し、うち年少の2人については保護処分や家庭裁判所への送致
を求めた[新聞 16]。

1990年(平成2年)4月23日に第23回公判が開かれ、被告人4人に対する証拠調べが
終わった[新聞 17]。この日は「被告人らが逮捕された当時、『自分が犯人に何を
するかわからない』『この手で殺してやりたい』といった心境だったが、それは
現在も変わらない」という被害少女の父親の証言の要約が読み上げられた[新聞 1
7]。

1990年5月21日に論告求刑公判が開かれ、東京地検は「稀に見る重大・凶悪な犯罪
で、犯行の態様も極めて残虐・冷酷である。人の仮面をかぶった鬼畜の所業であ
り、被告人らが犯行当時少年で、うち3人は家庭環境が良好とは言い難いことを考
慮しても、厳しい刑をもって臨む以外にない」として、それぞれ以下のように求
刑した[新聞 18]。

11 名無しさん :2018/08/22(水) 11:08:50 ID:IgHbpu7U0
第一審・東京地裁-2
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7%94%9F%E3%82%
B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%82%81%E6%AE%B
A%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6


第一審・東京地裁-2

Aに対しては「一連の犯行の首謀者」として無期懲役を求刑した[新聞 18]。
Aは福島章(上智大学教授)による精神鑑定の結果「軽微な脳障害」が指摘された
が、この点について検察側は「素行不良化の位置遠因にすぎず、本件犯行との直
接の因果関係は認められない」とした[新聞 18]。
Bに対しては「Aの片腕的存在」として懲役13年を求刑した[新聞 18]。
C・D両名に対しては「被害者に対する加害行為には積極的だったが、CはA・Bの指
揮下にあり、DもAらに追従していた」として、それぞれ懲役5年以上10年以下の不
定期刑を求刑した[新聞 18]。
この後、6月25日・翌26日の2日間に弁護側の最終弁論が行われ、第一審は結審した
[新聞 17][新聞 18]。

1990年7月20日に東京地裁刑事第4部(松本光雄裁判長)で判決公判が開かれ、東京
地裁は「被害者をなぶり殺しにした非人道的な犯行で刑事責任は重いが、少年によ
る集団犯罪の特殊性などを考慮すると、精神的に未熟な少年らが事態を打開できな
いまま、不幸な結末に陥った側面もある。拘置中、被告人らはそれぞれ人間性に目
覚めた成長が著しいなどの情状も考慮すべきである」として、以下のように判決を
言い渡した[新聞 19]。情状としては、Aの両親が被害者遺族に慰謝料5000万円を支
払ったこと、B・C・Dの3人は恵まれない家庭環境にあり、学校でいじめにあったこ
となどを考慮し、「家裁や少年鑑別所・弁護人・両親や鑑定人の接触によって人間
性に目覚め、罪の重大性を認識し、その責任の自覚を深めている」ことなどから、
検察側の求刑に対しいずれも酌量減軽をした[新聞 19]。

主犯格のAに対しては「犯行の発端を作り、主導的地位にいた。犯行の由来はAに由
来するところが大きく、その刑事責任は最も重い」として、懲役17年(求刑無期懲
役)を言い渡した[新聞 19]。
準主犯格とされるBに対しては「Aに次ぐ地位で、Aの指示を受けずに自ら被害者に
暴行を加えたこともあった」として、懲役5年以上10年以下の不定期刑(求刑懲役
13年)を言い渡した[新聞 19]。
監禁場所に自室を提供したCに対しては懲役4年以上6年以下の不定期刑(求刑懲役
5年以上10年以下の不定期刑)を言い渡した[新聞 19]。
最も関与が薄いとされたDに対しては「終始Aらに従属的ではあったが、過激な暴行
は被害者に深刻な打撃を与えた」として、懲役3年以上4年以下の不定期刑(求刑懲
役5年以上10年以下の不定期刑)を言い渡した[新聞 19]。
なお、A・B・Cの3人は本事件以外にも、別の女性への婦女暴行・傷害・窃盗などで
起訴され、この日併せて有罪判決を受けた[新聞 19]。争点となっていた殺意の有無
については「Aら4人は、極端に衰弱している被害者の処置について話し合っており
、殺害当日の暴行も著しく強く、執拗だった」などとして「未必の故意」による殺
意を認定した[新聞 19]。

検察側はA・B・C・D全員に関する量刑不当を主張し、8月2日付で東京高等裁判所に
控訴した[書籍 1]。当時、少年犯罪の刑事裁判において検察側が量刑不当を理由に
控訴するのは極めて異例だった。一方、Bの弁護人は量刑不当を、Cの弁護人は同少
年の殺意の有無に関する事実誤認及び量刑不当を主張し、それぞれ控訴した。

12 名無しさん :2018/08/22(水) 11:14:05 ID:IgHbpu7U0
控訴審・東京高裁
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7
%94%9F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%
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1991年(平成3年)3月12日、東京高等裁判所で控訴審初公判が開かれ、同日は検
察側・弁護側の双方が控訴趣意書を陳述した[新聞 20]。検察側は「犯行の悪質さ
とAらの非行性の根深さを考えると。第一審判決は寛大に過ぎる」と指摘し、検察
庁・裁判所に判決を批判する投書・電話が多数寄せられたことなどを引きながら
、「犯した罪の責任に応じ、社会一般の感情を納得させる量刑が求められる」と
した[新聞 20]。一方で弁護側は[新聞 20]、B・C両名について「少年法の理念を
踏まえて、少年の社会復帰を手助けするという観点から処分を考えるべきだ」な
どと述べた[新聞 20][新聞 21]。

同年7月12日に判決公判が開かれ、東京高裁(柳瀬隆次裁判長)は、少年A・C・D
の3名に関して、検察側の「被告人らの反省や、その後の人間的成長などの情状を
酌んでも、原判決の量刑は軽すぎる」とする主張を認めて、第一審判決を「著し
く軽すぎて不当」と破棄、それぞれ以下の判決を言い渡した。

主犯格の少年Aに対しては「主犯格で罪責は極めて重大」として懲役20年の判決を
言い渡した[新聞 21]。
少年Cに対しては「被害者を自宅に監禁し、手加減なく強度の暴行を加えた」とし
て懲役5年以上9年以下の不定期刑の判決を言い渡した[新聞 21]。
少年Dに対しては「終始犯行に加わり、すさまじい暴行に及んだ」として懲役5年
以上7年以下の不定期刑の判決を言い渡した[新聞 21]。
一方で少年Bに関しては懲役5年以上10年以下の不定期刑とした第一審判決を支持
、双方の控訴を棄却した[新聞 21]。
東京高裁は、少年に対する刑事処罰の在り方について「少年法が少年の健全な育
成を図ることを目的とし、種々の配慮をしていることなどを慎重に考慮しなけれ
ばならない」とする一方で「成人に比べて、常に一律に軽い量刑をもって臨めば
足りるわけではなく、犯罪内容が悪質で、被害者の処罰感情が強いような場合に
は、それに応じた刑を科すことが社会正義を実現することになる」との判断を示
した[新聞 21]。その上で、被害者に対する犯行について「人間としての尊厳に対
する一片の配慮もうかがうことができず、同情すべき点も認められない」「被告
人らが犯行当時いずれも少年だったことや生育環境などを考えても、責任を大幅
に減じることは相当とは言えない」とした[新聞 21]。

A・B・Cの3名は上告せず、そのまま判決が確定した一方、Dのみ判決を不服として
最高裁判所に上告した[新聞 22]。

13 名無しさん :2018/08/22(水) 11:16:17 ID:IgHbpu7U0
上告審・最高裁第三小法廷


1992年(平成4年)7月18日までに、最高裁判所第三小法廷(可部恒雄裁判長)はD
の上告を棄却する決定をした。

14 名無しさん :2018/08/22(水) 11:20:16 ID:IgHbpu7U0
少年たちのその後
https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E5%A5%B3%E5%AD%90%E9%AB%98%E7
%94%9F%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E8%A9%B0%E3%
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少年Dは少年院を退院後、自宅に引きこもるようになった。[要出典]

少年Bは1999年に仮出所後、保護観察関係者の女性と養子縁組を結び姓を変えてい
たが、2004年(平成16年)5月19日に再び同じ足立区や三郷市で男性に言いがかり
をつけ監禁し負傷させた事件(三郷市逮捕監禁致傷事件)を起こし、しかも当事
件を脅し文句に使うなど更生した様子を見せず、6月4日に逮捕され、懲役4年が確
定した。当時服役中だった少年Aは模範囚だったことから仮釈放の予定だったが、
この事件の影響で取消になった。主犯格少年A以外の少年たちは、出所あるいは退
院後、それぞれマスコミのインタビューを受けている。

2013年(平成25年)1月に、元少年Aが振り込め詐欺で逮捕された。Aは池袋の銀行
で金をおろす「受け子(出し子)」をしていたが、完全黙秘を貫いたため、詐欺
グループの解明が出来ないまま1月31日に不起訴処分となり釈放された。その後の
Aの足取りは不明である。

2018年8月19日、犯行グループのメンバーだった男が殺人未遂容疑で緊急逮捕され
たことが報じられた。埼玉県川口市の路上で、32歳の男性の肩を警棒で殴った上、
首をナイフで刺した疑いが持たれている。逮捕された男は、両親が共産党員であ
り、19年前の事件の監禁場所として自宅を提供した人物とされる。

15 名無しさん :2018/08/22(水) 11:32:54 ID:IgHbpu7U0
綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人の“元少年”が、今度は殺人未遂で逮捕されていた!-1
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/08211145/?all=1

社会2018年8月21日掲載

40日間に亘り監禁した上、なぶり殺し、遺体をドラム缶に入れてコンクリートで固
め、埋め立て地に遺棄――鬼畜としか思えぬ犯行だった(※画像はイメージ)(他
の写真を見る)

 8月19日、埼玉県川口市の路上で、32歳の男性の肩を警棒で殴った上、首をナイ
フで刺したとして45歳の男が殺人未遂の疑いで緊急逮捕された。逮捕された男は
川口市の無職、湊伸治――。

「18時5分に被害者の男性から『警棒で殴られ、刃物で首を切りつけられた』との
110番通報があり臨場しました。男性は首の後ろから流血がありましたが、幸いな
ことに命に別状はありませんでした。湊はその場におりませんでしたが、駐車ト
ラブルの原因となった車輌は残っていた。ナンバーから自宅を割り出し自宅に行
くと、犯行を認めたため、19時50分に緊急逮捕しました。湊は『刺したことは間
違いないが、殺すつもりはなかった』と言っています」(捜査関係者)

 警棒は3段の伸縮式で全長41センチ。実際に警察が使用しているものとは少し異
なり、いわゆる護身用として販売されているものだという。刃物のほうは折りた
たみ式で、刃渡りは8センチ、広げたときの全長は19センチになるという。

 殺人未遂罪の法定刑は、死刑または無期懲役、もしくは5年以上の懲役である。
しかし、死刑や無期懲役になることはめったになく、多くは懲役3年前後からおよ
そ7年程度とされる。

 ちなみに正当な理由なく、刃渡り6センチを超える刃物を携帯すれば、銃刀法違
反で2年以下の懲役、または30万円以下の罰金となる。

「ええ、そちらも視野に入れています」(前出・捜査関係者)

 捜査関係者は、いつにも増して徹底して罪に問おうとしているかのようだ。

「湊伸治」という名を聞いてピンとくる人は、多くはないだろう。しかし、すで
に一部のネット民の間では話題の男なのだ。

 今から30年近く前になる。彼こそ1989年、日本中を震撼させた、綾瀬「女子高
生コンクリート詰め殺人事件」の4人の犯行グループの1人なのだ。

「当時16〜18歳の少年が、見ず知らずの17歳の女子高生を拉致し、40日間に亘り
監禁した上、なぶり殺し、遺体をドラム缶に入れてコンクリートで固め、江東区
の埋め立て地に遺棄した――鬼畜としか思えぬ犯行でした。しかも彼らが監禁に
及んだ部屋は、少年の両親が同居する実家の2階の自室。その少年こそ、湊伸治
(当時16歳)です。両親は共産党系の診療所に勤務し、父は診療所の経営する薬
局の薬剤師、母は看護士でした。2人とも共産党員だったため、警察への対応も筋
金入りでした。家宅捜索も弁護士立ち会いの下で認めるという具合で、そのため
に捜査が遅れたと言われたほどでした」(社会部記者)

 湊には懲役4年以上6年以下の不定期刑が下された。

 当時、実名で報じたのは週刊文春だ。記事を担当したコラムニストの勝谷誠彦
氏(57)が振り返る。

「少年法の名の下、実名報道はできないという風潮は今も変わってない。だけど
、取材すればするほど、あの事件は酷かった。だから、“野獣に人権はない”と
言って、実名報道に踏み切ったわけです。だって名前も報じられない彼らは、数
年経ったら世の中に出てきて平気で歩き回るんですよ。逆に殺された、あんなに
可愛い女子高生の名前は、じゃんじゃん報じられていた。どっちの人権が大事な
のかと思ったけど、人権派という方々からは随分いじめられたね。日本は出所し
た者に甘すぎるんですよ。アメリカなんて性犯罪者にはGPSまで付けているわけ
ですから。あれほどの性犯罪者、重犯罪者の名を、若いからというだけで実名で
報じないのは、むしろ一般庶民に危険が及ぶのだから」

16 名無しさん :2018/08/22(水) 11:39:57 ID:IgHbpu7U0
綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人の“元少年”が、今度は殺人未遂で逮捕されていた!-2
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/08211145/?all=1

駐車トラブルじゃない
 その言葉が実現してしまったということか――。では、現在の湊はどんな男に
なっていたのか。自宅周辺の住民からの評判はすこぶる悪い。

「あのアパートに越してきたのは2カ月ほど前ですよ。少し前に大家が変わって
ね、以前は6万5千円くらいの家賃で半分くらいしか入居していなかったんだけど
、家賃を3万9千円なんかにしたものだから変な連中が入るようになったんだ。あ
の人は、最初はテキ屋かと思ったけどね。屋台に被せる“たこ焼き”とか“大判
焼き”みたいな幕があるでしょ。あれが3〜4枚ほど干されたりしていたからね。
だけど、働かずに家にこもりっきり。たまに出てくると、大声上げて階段を降り
てきたりしてた。周囲を警戒しているようにも見えたね。いつか何か起こすんじ
ゃないかと思っていたけど……また帰ってくるのかねえ」(近隣住民)

「身長は160センチちょっとかな。小柄だけどガッシリしてる。坊主頭で、いつ
も短パンにダブダブでボーダーのTシャツだったね。突然話しかけてくることが
あるんだけど、なぜかトランプ政権の話だったり、やけに社会派なことを言いた
がるんだよ。だけど、働きもせずに何をやっているか分からないような奴に、そ
んな話を振られてもね……相手にしないようにしていた。だって、人が車の外か
らドアを半開きにして中のものを探しているときに、いきなりドアをバーンと閉
めようとするんだ。ドアに挟まっちゃうじゃない。そんなところも見たしね。そ
うそう、それが下の階に住んでいる人で、事件のあった朝、ちょっと揉めていた
みたいだよ」(別の近隣住民)

 実際、階下の住民に聞いてみると、

「ああ、そうなんですよ。夜中の3時でもお構いなく、2階の床をドンドンドンド
ン踏み鳴らしたり、大声上げたりするんで、うるさくてしょうがない。天井に付
いている照明がグラグラしちゃってるの分かります? それで19日の朝も、うる
さいから話し合おうと2階に上がってベルを押したんだけど、出てこない。僕が下
に降りて部屋に入ると、またドンドンドンドン。その繰り返し……。しばらくす
ると外に出て行くのが分かったから、追いかけて行って、なんであんなことをす
るのか問い詰めたんですよ。でも、話をそらして、違う話をしてくる。『何か聞
こえるの?』とか言ったりね。頭がおかしいんじゃないかと思ったけど、なんと
か止めてもらえるようになったんですよ。そしたら夕方には、あの事件でしょ。
ビックリしましたよ、下手をしたら刺されたかもと思うと、今になって恐くてね」


 事件の原因は駐車トラブルと発表されているが、目撃者たちの証言は異なる。

「駐車場に軽トラックが入ってきたんですけど、湊は仁王立ちして立ち塞がって
いたんですよ。駐車トラブル? そんなんじゃないよ、因縁付けてたんだから。
それで軽トラックの運転手が窓を開けたら、いきなり棒で殴ったんだよ」

「いつ刺したのかは分からなかったけど、軽トラには助手席にも人がいてね。そ
の人があの男をぶん殴っていました。それを止めようとしていたのが刺された人
です。刺された人は弱っている感じではなかったけど、長袖Tシャツの背中は血
に染まっていたね……」

 湊立ち会いの下で行われた現場検証を見ていた人は、次のように話す。

「なんだか、まったく悪びれる風もなく『ここら辺でやられたかな、こっちもや
ったけどさ』なんて言ってましたよ」

 29年前の事件から更生したとはとても言い難い。


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