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血液型差別者物語特集

4灼熱の炎 ◆V2DwkA8pj2:2016/05/22(日) 16:38:21 ID:9lMn/D3E0
【ストーカーされたストーカー】(2/3)

O男は数ヶ月振りにサアヤから連絡が来て、護衛を頼まれた。

O男「O女、悪いけどサアヤの命が危険だから、ストーカーから守るためにサアヤのところに行く」
O女「それならあたしも行く。護衛は人数が多い方が良いでしょう」
O男「それはまずい。O女とサアヤが喧嘩をしそうだ」

O男は歩いてサアヤの家へ行き、サアヤの仕事場(撮影現場)まで一緒に歩き始めた。
O女は男装してサアヤにばれないようにし、二人から10mほど離れた後ろからついて歩いている。
サアヤの仕事場まで歩いた後、O男は自分の仕事場に向かって行った。
O女は仕事が休みなのでそのまま帰宅。
そしてO男が仕事を終えたあと、サアヤの仕事場へ向かった。
O男はサアヤの撮影を見ながら少し離れたところで待機していた。
サアヤは仕事を終えて帰宅準備をする。そこへ女優仲間が話しかける。

女優仲間「あそこで待ってる人って彼氏?」
サアヤ  「うん。今日から元彼が近付かないように守ってくれることになったの」

サアヤは自分の知り合いに、O男を現在の彼氏だと言っている。
この会話、O男に聞こえていたらO男は激怒しただろう。

サアヤはO男と一緒に自宅に向かう途中、送り向かいをしてくれた御礼がしたいと言い、O男をレストランへ誘う。
サアヤは稼ぎが良いので、自分とO男の分、高いメニューを頼み奢るつもりでいる。
男装して後ろから付いてきていたO女は、別の席に座って安いメニューを頼む。

サアヤ「こうやって二人で食事するの何ヶ月ぶりだろう」
O男  「今晩の食事、助かったよ。ありがとう。仕事、すごい頑張ってたね」
サアヤ「頑張ってるの分かる?嬉しい。やっぱあたしA型だから、仕事も家事も完璧にこなすんだよね。そういえばO男の彼女は何型なの?」
O男  「O型」
サアヤ「O型同士って相性いいの?お互いに家事とか嫌いそうじゃない?家の中とか凄い汚くなりそう。でもそんなO型とA型は凄く合うと思う。A型が家を守って、逞しいO型が外でいっぱい稼いでくるの。凄い理想だなあ」
O男 「俺は全然、逞しくないから」
サアヤ「そんなことないよ。O男はO型らしいよ」
O男 「そうか?それじゃ明日も仕事だからそろそろ帰るよ」

O男とサアヤは、サアヤの自宅に向かい一緒に歩く。
また10mほど後ろからO女が付いて歩く。
サアヤを自宅へ送った後、O男はO女と合流する。

O女「あの人変だよね。ストーカー対策の相談をしてなかった。それどころか、O男に『私は素晴らしい女性です』と訴えてるよね」
O男「あの会話は俺も困った。だけどサアヤに再び惚れることはなさそうだけどな」

次の日もそのまた次の日も、O男はサアヤの仕事の行き帰りを歩いて送っていた。

ある日、ついにストーカー男が姿を現した。

サアヤ「B男、もう近付いてこないでよ!O男に手を出したら承知しないから!」
B男  「俺の気も知らないでこの男といつもいつも歩きやがって!」

O男はB男のみぞおちを殴って気絶させ、道路の脇にそのまま寝かせ、サアヤの手を引いて足早に逃げた。
男装して後ろから付いてきていたO女も、B男に姿を見られることに抵抗を感じ、走って二人を追ったが、二人に近付きはしなかった。
サアヤの自宅に着いたO男は、まずサアヤの家の玄関へ入った。
O女は外で待機。

【続く】


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