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471ミセスリーフ ◆8d/HDubVr.:2016/03/27(日) 20:09:38 ID:wL/6EDPE
【エロ注意】




――二人が会う時は、いつも雨が降っている。
別々の傘を差して入り、受付を済ませると、無言でエレベータへ乗り込む。
私達って、どんな風に見えるかしらね。そんなやりとりが遠い昔のようだ。
ホテルの部屋に入り、お茶を淹れて、笑顔で近況報告を語り合う時間も惜しい。
部屋からの景色を楽しむ間さえ惜しい。
彼と彼女は、気持ちの赴くまま、唇を絡ませ、お互いの服をはぎ取っていった。
求め合う二人の衝動が、そのまま手の動き、舌の動きに現れている。

彼女の鼻に、つんと、彼の体臭が濃く感じる一瞬が来る。
大好きな彼の臭いに安心感を覚えるのは、自分と彼を一番よく知るもう一人の彼女だけだ。
彼からの身体の暖かさに身を委ねながら、ぼうっと彼女は考える。
(今だけは 今だけは わたしのもの・・・・・・)

彼女がいる彼が好きなのか、彼そのものが好きなのか。

彼の、最愛の彼女が選んだかもしれない気取ったネクタイを
細い指先で、ほどいて外していく動作に、彼は戸惑いを覚えたようで
「そんな動作、どこで覚えたんだ?」と軽く耳たぶを
甘噛みしながら彼女に尋ねた。

「何にやきもち焼いているの?可愛い、ヒト」

シャツと肌がこすれあう、衣擦りの音を聞きながら
彼の少し荒々しい、乳房の揉み方に腹を立て
彼女は手の甲を軽くつねった。

彼の大きくてたくましい手に残る、うっすら赤い痕。
彼女はゆっくりと、そこに優しくひとつキスをする。
てらっと妖しく光る舌が彼の人差し指まで滑らかに這っていく。
舌の動きは、ゆっくりと指の根元まで続き、そして何かを連想させるように、
そのまま咥えられた。背中に走る、ぞくっとした衝撃。
器用に動く彼女の舌は、彼に軽いうめき声を出させるには十分だ。

「ふっ」
漏れ出る声を必死に抑えようと、彼は指を咥えた彼女を見る。
それは、逆効果だった。
視覚効果もあいまって、彼の身体の芯はさらに高ぶっていく。
――想像してしまう。
彼女の舌の動きを、今されていることを――自分の高ぶりきったものにされたらと思うと、居ても立ってもいられない。

彼は気をそらすためにも、彼女のだらしなく前開きになったシャツから見える
たわわな二つの果実を、そのまま……


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