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31名無しさん@おーぷん:2015/05/12(火) 10:41:49 ID:ORiTd2es
 五人の後ろで戦隊シリーズおなじみの爆発が起こった。
 ベンツ君2号。1号と同じで、訳が分からないという表情を取る。だが、映画や、マンガでは味わえない恐ろしい物の片鱗を見た気がしたのだった。
「決まった……って後ろに英雄、褌ホワイト様がいたのではなかったか!?」
「なに!」
 レッドのこの言葉に触発されて残りの四色の褌男が後ろを振り返る。
 するとそこには爆発に巻き込まれた褌ホワイトがぷすぷすと煙を上げて倒れていた。
「褌ホワイト様――――!」
 慌てて褌レンジャーが泣きながら褌ホワイトに駆け寄る。すると、勢いよく褌ホワイトが起き上がり怒りの形相を出す。
「この馬鹿者どもがぁ!! 私の前でカッコつけて爆発を起こすなと何度も教えただろうが!!」
 ドガ! バキ! ゴキャ! グキャ! ドン!
「あーーれーーー!!」
 褌レンジャーのカッコを付けた五色はホワイトに殴られてことごとく宙を舞った。
「な、なんだか知らないが……揉めている今のうちに逃げよう」
 男の筋肉の雨が降り終わるのを呆れた顔で見届けるとベンツ君は駆けだし、壊された扉のある出口へと向かって逃げた。
「逃さんぞ、ベンツ君2号よ!! みんな、起き上がってベンツ君を追うのだ!! コリアンブースターで追うのだ!!」
「オーケー!! コリアンブースター!! スタンバイ!!」
五人のリー腐レンジャーが起き上がると、褌を脱ぎ捨て、汚らしいポークびっツを晒した。
そして、中腰になり、力みだす。すると!!
「ジェット噴射!! GO!!」
 ブォオオオオオオ!
 五人のけつがキュッと引き締まり、一斉に己がメタンガスを放つ。それはまるでスペースシャトルがうち上がるような勢いだった。
 四人の男たちは宙に浮かび上がりスーパーマンさながらに空を駆け逃げ出したベンツ君の後を追った。
 しかし、一人の男だけその場に取り残された。理由は彼のロケットガスの放出音がブリリリリ! だったからである。
「あうぅう……ぐす、ぐす……」
 褌ブラックは自分の責務を果たせなかったために、さめざめと泣いたのだった。褌ブラック、涙のリタイア!
 ちなみに、褌ホワイトは四人のガスをもろに浴び、さらに褌ブラックのトンスルを直に受け、その強大な悪臭の痛恨の一撃により、鼻の粘膜が崩壊。その場で昏倒したのだった。

さてさて、ベンツ君2号は無事、リー腐レンジャーから逃げのびることができるのだろうか?

続く。


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