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100 イザベル@ :2015/06/02(火) 22:50:52 ID:Le7nnNhc
「何年前だったかしら。ちょうど今頃の季節よ。京都と奈良へ主人と旅行したときに着たのよ。マイカー旅行だったから着物も帯も何枚か持参したの。うふふ。着物で古都めぐり、がしたくてね。宿の手配も食事の店も着物で行動することを考えて主人がぜんぶ企画してくれたの。着物姿で京都そぞろ歩き、楽しいわよ。奈良公園の鹿にも会いたくてね。二月堂のあたりの鹿はおとなしめなのが多いらしい、と主人が調べてくれて。子供みたいにはしゃいじゃった。夫が私の両肩を急にさっと掴むもんだから、あらどうしたの?って訊いたら何でもないって言うんだけど、どうも鹿の頭突きを私の代わりに受け止めてくれたみたい。あとで腰さすってたわ。ひょっとして着物を守っただけかしら?あら、二人ともそんな顔しないで。もちろんわかってるわよ。主人のエスコートにいつもぬかりはないの」
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さあ、次はお煎茶にするわね、どのお茶碗にしようかしら、と先生は奥へ入っていった。
JB「すごいね」
アマデ「ほんとだね」
JB「妻の我侭に付き合うのは夫の歓び・・・」
アマデ「JBさんとこはどう?」
JB「まあ、私も無理は言わない性分だから、たいていは付き合ってくれるけど。
  そのあとがね」
アマデ「あとって?」
JB「きょうは○×△へ行ったから〜ができなかったな、とかあとで言うのよ」
アマデ「それはいやだな」
JB「でしょ?本人は客観的事実を言っただけで他意は無い、とか言うんだけどね」
アヒル様のご主人は最後までスキをみせないのだろうか、とJBは思った。

水まんじゅうと水羊羹、どちらにする?と訊かれ、「どちらも」と答えるJBとアマデ。
お煎茶は唐津焼の器が選ばれたようだ。
アヒル様のお話は続く。
「ふたりとも、私のわがままに夫が付き合ってると思っているかもしれないけど、お出かけの誘いはいつも夫から提案があるのよ。私は家に居るのが好きなほうなので私を引っ張り出すのにいろいろ工夫を凝らしてくれるの。だから私も楽しかった気持ち、感謝の気持ちを表現するのに手抜きはしませんよ。素直に言葉で伝えることにしています。これは大事な事よね」
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感謝の言葉で封じ込め作戦でいくか、とJBは思った。
わかってはいても忘れがちな事を気づかせてくれたアヒル先生に感謝。
「先生、次にご招待くださったときに3人ほど連れてきてもかまいませんか」
「そうねえ。どんな方たちかしら」
「同好の士です(腐の人、情熱のコラムニスト、縦笛名人)」と声をそろえるJBとアマデ。
「まあ、おふたりのお友達なら・・・。JBさんが例の合言葉をその人達の前で言うのが恥ずかしくないなら構わないわよ」
梟庵、いやアヒル道場を後にするJBとアマデ。
「JBさん、JBさん側の合言葉はわかるけど、アヒル先生はなんて言ってるのか教えてよ」
「それは絶対にナイショ」

おわり


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