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人 間

425NAME:2018/05/16(水) 22:26:00
【高畑勲監督のお別れの会】
小田部羊一さんのお別れの言葉(全文)「これは完全な間違いです」
2018.5.15 21:33更新
http://www.sankei.com/entertainments/news/180515/ent1805150010-n1.html

東映動画では高畑勲監督の同期にあたり、その後、活躍の場を移したズイヨー映像では、高畑監督のテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」(昭和49年)で作画監督やキャラクターデザインも務めたアニメーター、小田部(こたべ)羊一さん(81)のお別れの言葉は以下の通り

 パクさん、ひと月以上たった今でもまだ腑に落ちません。死ぬことになっていたのは私なんです。昨年、病床にあった私に(高畑監督は)「大丈夫、治るから」と励ましてくれ、本当にその通りになりました。退院できたときにも、あんなに喜んでくれたではありませんか。そのパクさんがなぜ…。

 納得できません。これはあべこべです。いてくれなければならないパクさんが逝ってしまい、なぜ私が残るのでしょうか。 すべてのことに正しかったパクさんです。でも、今日はあなたを批判させてください。間違っています。すべてに潔かったとはいえ、これは完全な間違いです。 パクさんがいなければ、日本のアニメーションは、世界のアニメーションは、世界の映画は、日本の世の中は、世界は、太い心棒がなくなってしまいます。

パクさんは、どんなことを聞いても答えてくれ、知らないことがないといった人でした。音楽のこと、文学のこと、絵画のことさえも。それを作品に反映し、考え抜いてくれました。 だから安心して任せられる羅針盤であり、パクさんの示してくれる方向は苦しみを伴いましたが、誤りのないものでした。

 ついていくだけで精いっぱいでしたが、東映動画入社以来の私を「アニメーションの表現を深め、新しい表現を生み出したいと願う同志だった」と言ってくれました。他にかけがいのないパクさん。だから戻ってほしいのです。どうか戻ってきてください。心からのお願いです。2018年5月15日、小田部羊一


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