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人 間

208NAME:2014/09/18(木) 20:09:11
■所長は刑務所の独裁者?

――所長次第で、そこまで変わるものですか?

「変わりますね。刑務所の決定権はほとんど所長が独占しています。まるで独裁国家みたいですよ。そして刑務所の怖いところは、内部事情が滅多に外に漏れない点です」

――わざわざ取材のために罪を犯す人もいないですしね。
 
「例え、そのような無謀なことを計画した人がいたとしても、狙った刑務所に行くためには運も必要です。犯した罪のランクによって、ある程度収容される刑務所は絞り込めますが、刑務所側の収容人数の関係もありますからね。 そのため、刑務所の内部事情は、徳島刑務所のように隠しきれないほどの暴動が起きたり、名古屋刑務所事件のように死者でも出ない限り、公になることはほぼありません」

――あまりにもヒドイ行為を受けた受刑者が手紙で外部に助けを求めることはできないのでしょうか?

「刑務所内にいる受刑者や被告人の出す手紙は、全て検閲されています。受刑者から手紙には、便箋1枚1枚に刑務所の検印が押してありますよ。その検印を見ただけで、どこの刑務所から出された手紙なのかわかる人もいるらしいです。 たまに『こんな内容書いて、よく検閲をパスしたな...』と思うような内容の手紙もありますけどね。  どちらにせよ、手紙を出す相手や届いた手紙を渡す権限というのは、すべて刑務官が握っています。これも所長の意向次第で、昨日までOKだったものが、今日からはダメになる、なんてこともありえますね」

■公務員・刑務官は実はブラック?

――規則の厳しさが所長によって違いがあるのでは、現場も混乱するため、受刑者ではなく勤務する刑務官からもクレームが出そうなものです。

「全くそのとおりですよ。そこで働く刑務官も大変みたいですよ。そのような事情も一因なのか、若い刑務官の離職率は高いそうです。 大抵の刑務官は官舎に住みますので、家賃が掛からないというメリットがあります。ですが、刑務官の官舎というは刑務所すぐそば、酷いところだと刑務所の敷地内にあるんですよ。 また一般企業のようなサービス残業はあまりないそうですが、それでも勤務時間は長く、自分が刑務官なのか、受刑者なのか混乱する人もいるそうです。 その上、刑務官の世界は"体育会系"の連中が幅を利かせているらしく、いじめやしごきも横行しており、新規採用の刑務官は1年で3、4人残ればいい方だと言われています。

――いわゆる"ブラック企業"とあまり変わりがないように思えます。

「公務員だから安定していると思っていたら、予想以上の激務にみんな逃げ出すわけですね。公務員は免職されることはまずないですよね。それにもかかわらず、自主的に辞めてしまう人の多さを考えると、よほどキツイんだと思います。それが刑務所をはじめとする刑事施設の実態です」


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