こうしたサイバー攻撃には、コンピューターセキュリティーの専門家が後に「DarkSeoul(ダークソウル)」と名付けたマルウエア(悪意あるソフト)が使われていた。ウイルス対策ソフトなどで知られるインターネットセキュリティー大手の米シマンテックが昨年発表した報告書によると、「ダークソウル」という名で知られるハッカー集団が、過去5年間に韓国を標的にしてきた複数の大規模な攻撃に関与しているという。 一部の専門家は、ソニーに対する攻撃で北朝鮮の関与には懐疑的な見方を示している。ただ、攻撃の手口は過去の「ダークソウル」によるものと似ている。 「ダークソウル」が北朝鮮の代わりに動く外部のハッカー集団なのか、北朝鮮軍内部のサイバー部隊なのかは分かっていない。 (原文:Ju-min Park and James Pearson、翻訳:宮井伸明、編集:伊藤典子)
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。 ( translated by Ayako Oka , reviewed by Akira Kan ) 動画撮影日:2013年2月28日(木)