New York Magazineの報道によるとCityBridgeはこれまで47万5,000人がサービスにサインアップし、2,100万回超の利用があったという。ネットへの接続環境を持たない数百万人の米国人のために、LinkNYCの活動は始動した。ニューヨーク市の2014年の調査によると、全世帯の27%は自宅にブロードバンド環境がなく、そのうち40%の学歴は高卒未満だった。また、34%は職についておらず、21%は18歳未満、45%は高齢者だった。
Lawrence Kutner氏とCheryl Olson氏の2人の心理学者は、暴力的なゲームをプレイすることはほとんどの子どもにとって、ストレス発散に過ぎないとの結論に達している。もちろん、暴力的なゲームを数時間プレイした後に遊び半分の攻撃性を見せた子どもも中にはいたが、武道アクション映画を観た後の子どもが見せる反応と同じレベルだった。
Kutner氏とOlson氏を含め、心理学者の中には、ビデオゲームは脳にポジティブな影響を与えると主張する動きがある。Steven Johnson氏も、自著「Everything Bad is Good for You: How Today's Popular Culture is Actually Making Us Smarter」(邦題:「ダメなものは、タメになる テレビやゲームは頭を良くしている」)の中で、この考え方を考察している。
英国に拠点を置く研究者のグループが行った調査研究は、「Avon Longitudinal Study of Parents and Children」(親と子どもに関するエイヴォン長期研究)の研究対象となった1,800人の子どもたちに関して行われたものだ(1991年から92年にかけて生まれた1万4,000人の子どもたちに関して、8歳〜9歳のときに2,400人にアンケート調査を行い、その後15歳になったときに5,000人に調査を行った。8歳〜9歳と15歳の両方の調査で答えた人数が1,800人になる)。