7月4日午後、WORLD PEACE NOW 実行委員会が主催する集会とパレード「VOTE for PEACE
7.4渋谷」が行われました。この集会には、自衛隊のイラク派遣と多国籍軍参加を憂慮する市民
と平和団体が集まりました。
このパレードの最中、警視庁渋谷署の警官隊は、進行の遅い参加者を背中から押し、力ずく
で歩かせるという危険かつ不当な規制をおこないました。そして、この規制に抗議した参加者
2名を羽交い締めにし、いっさいの警告をせずに突然「逮捕」するという信じられないような暴挙
に出ました。さらには、パレードの終着地点でこの規制を詰問した実行委員ら4名を捕らえ、
引き倒し、暴行を加えたあげく、1名を「逮捕」したのです。
私たち WORLD PEACE NOW 参加者は、こうした警察の横暴に怒り、参加者有志による
救援運動を始めました。
自衛隊の多国籍軍参加が国会の承認もなく進められ、多くの人々を無視して参戦国になろう
としている現在、反戦・平和運動への警察の規制は、度を越したものになっています。
こうした警察の横暴を黙認することは、日本の戦時体制を容認することにほかなりません。
今回の弾圧は、反戦・平和運動に参加しようとするすべての人々への脅迫です。これは、
反戦・平和運動すべてが統一して取り組むべき課題です。
WORLD PEACE NOW 実行委員会を中心に、統一した反弾圧・救援の陣形が組まれることを、
反戦・平和という同じ目標を志す者として心から希望します。
その際には私たちは統一した反弾圧・救援の陣形に合流し、連帯して共に弾圧を跳ね返して
いきます。
分断を狙う弾圧には、連帯をもって応えましょう!
多くの人々の注目と参加を呼びかけます。
2004年7月6日
WORLD PEACE NOW 参加者有志