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アニメーター生活向上委員会

1鎌やん (;´Д`)ノ:2002/10/05(土) 19:19 ID:X5DxMTTE
実際問題何ができる判りませんが、アニメーターの生活向上に
どうすれば寄与できるか考えてみます。
http://www.jbbs.net/news/bbs/read.cgi?BBS=10&KEY=1018784422

188似非:2004/06/29(火) 21:39 ID:oT0HvggQ
今日は夕方から>>184のスレで激しく活動してしまいました・・・・

189カマヤン:2004/06/30(水) 03:38 ID:jXdZ.IIE
>>188
おつです。
>>184、もう読めなくなっちゃってるのね…
とっとと誰か口説いてNPO作っちゃうのがいいと思います。
モタモタしていると、変な人たちが動いちゃうように思います。

190似非:2004/07/06(火) 04:48 ID:eBDZGC5w
>>189
PCが妙なスパイウェアにやられて再構築してたんで、しばらくレス出来ませんでした。
NPO案ですが、その後の話とかで少し違うかな?という感じになっちゃったんですよね、
二つの理由で。
一つは、作る情報誌の配布先とか発行数をどう確保するのか?ということで、もう一つ
は業界内部からの自主的活動でないことに、支援とか理解が得られるのか?ということ
です。
発行部数確保出来ないと広告集まらないし、置いてくれる先のメリットをどうアピール
するか理由が必要、ということで。
何であんたらがやってるの?と内からも外からも言われてちゃしょうがないし。

あと本質的問題として、やっぱり仕組みより制作会社の経営者が問題だ、という感想が
強くなってきてるんですよね。

スレはまだ存続してますよ。サーバー移転ではないですか?
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1087745072/
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1089026269/

191似非:2004/07/14(水) 23:22 ID:o5H3OJqk
最近の話題。

>394 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 16:49 ID:???
>仮に1600万/一話x13話の総計2.08億の制作費として、一割程度を雑費計上し、
>およそ2.3億程度を制作コストとする。
>13話を一巻〜三巻は三話、四巻四話収録の構成として全四巻x一巻5千円で
>計2万円とすると、仮にたのみこむ方式なら、1万1500人の予約があれば制作
>が可能となる。
>通常の流通を通す格好ならこの三倍位の販売が必要かな。或いは一巻一話
>形式とか。
>これだとその後のライセンスは全て制作会社のものとなる。
>
>さて、可能だと思う?

>404 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 17:05 ID:???
>形は投資として、初回の配当は現物支給で充当して、その後の再プレスやキャラクター関連
>収益、放映権等を金銭による配当とする、みたいな考え方なら?

>411 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 17:38 ID:???
>まあ>>394の考え方で、そのお金をファンド管理の投資組合に一旦集めて、ここから
>配当日まで進捗レポートを定期的に顧客に提供する、と。
>申込口数を上限数として現物の提供はあり、それは一口の申込金に相当します、と。
>つまり損はしませんよ、ということで。
>組合の管理費が必要だから、2万は2.5万位になるかな?
>必要募集額に達した時点で制作に入りますよ、という流れかな?
>完成後、一定期間で区切ってその間のビジネス展開により配当を行います、と。
>期間はおよそ一年間位で締める感じかな?

192似非:2004/07/14(水) 23:25 ID:o5H3OJqk
>413 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 17:44 ID:???
> >>410
> >>394>>411書いてるオレは、実は投資でなんて出来ないって言ってた当人なんだよね。
>一番の問題は、この一万人をどこで集めるの?という点。
>やっぱり大口で集める方がまだしも堅いな、と思ってる。
> >放映権なんて
>権利そのものは投資組合或いは組合と制作会社共同で持つから必要無い。

>414 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 17:48 ID:???
> >>410
>最初に監督以下の布陣を決めて、過去の実績をアピールすべきだろうね。
>このスタッフなら最低限このくらいの作品になるだろう、という安心感。
>そのスタッフを途中で変えるのはもちろん御法度。
>途中降板は許されない。

>415 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 17:50 ID:???
> >>412
> >投資家が満足する
>純粋な投資家なら作品の出来に満足して貰う必要無い。
>勿論口出しの権利も与えない。
>配当で満足して貰うのが目的だから。
>質問は幾らでもOK。
>公開された事実と具体的に食い違っていた場合にのみ、
>意見出来る。主観的な見解相違は無理。

>417 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 17:53 ID:???
>配当とは、つまり、本来は流通業者や広告代理店や局が得ていた利益を、
>言い方は悪いが出資者が掠め取る、ということ。
>但し電波に流すとなれば、そのコストは発生する。
>その分は目減りや権利の割譲を考える必要がある。

193似非:2004/07/14(水) 23:30 ID:o5H3OJqk
>421 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 17:58 ID:???
> >>419
>人数で言っても大して意味はないよ。
>口数がさばけるかでしょ

>424 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 18:05 ID:???
> >>421
>補足
>理想はね、50名(法人主体)以下なんだよね。
>だから一法人当り最低500万程度の出資。

>425 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 18:13 ID:???
> >>424
>その理想数ってなにから導き出された数?

>427 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 18:16 ID:???
> >>425
>届け出無しで投資組合が作れる数。

>429 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 18:19 ID:???
> >>427
>補足
>匿名投資組合って言うんだ。

194似非:2004/07/14(水) 23:39 ID:o5H3OJqk
>462 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 23:26 ID:???
>まず、そういうものに興味を持つ人がどの位いるか?を知ることが、証券の引き受け手や
>大口投資の獲得に有効だと思うね。
>コミケでアンケート取るとか。

>469 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 23:30 ID:???
> >>463
> >博打みたいな
> その話がそもそもアニメファンドなんて成立しないという話の原点で、それがきちんと
>指標化出来るなら、ファンドじゃなくて融資でいける、ということなんだよね。
>ハリウッドの映画ファンドにおけるマーケティングや評価手法なんかを取り入れる必要
>があると思うよ。

>472 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 23:34 ID:???
> >>466
>損をしない最低限の母数として、つまり濃いファン層、それは市場全体から見るとニッチを
>狙うのが目的の商品を作る為のファンドであるからして、証明として確実に莫大な金額を
>落としている(と一般に思われている)コミケは有効だと思うよ。不特定多数よりも。
>勿論そこからブレークしてエヴァ的なヒットをするなら、それに越したことは無い。

>477 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 23:39 ID:???
> >>473
> >結局アニメーターは
>それはね、一点において違うよ。
>権利が比較的制作会社の自由になるという点。案外に重要。
>製作委員会方式だと著しく制限されて、好きにビジネス展開出来ないんだから。
>勿論努力が必要だが、真水で現金が入ってくるんだから。

>483 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 23:41 ID:???
> >>473
>ファンドは権利の確保と販売、収益の分配など売り出す迄に様々な契約を要します。
>よって制作を行う者への一定のインセンティブもそこで盛り込めます。

>またファンドの話が元々制作会社で働く人間の保護から出てきている以上、そういった権利枠も
>認められるように出来るのでは?

>484 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 23:42 ID:???
>でもさ、違約金問題はでかそうだよな
>巻き込む人の数も違うし
>・・・とあおってみる。

>489 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 23:44 ID:???
> >>484
>国策系金融機関が制作資金に対する保険を販売する、みたいな政策が確か
>出ていた筈。こういう仕組みを後押しする為に。

>499 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 23:51 ID:???
> >>486
>実際グッズ類を自前で制作してる制作会社もあるし、そういう部分はアウトソーシング
>したっていいよね。

> >>488
>頭ごなしに否定する気は無いから、
>逆説的だが、実際にやるにはこういう具体的なハードルがありますよ、ということを明示
>するには、実践的テクニックを詳説した方が分かり易い、と思ったので。

>何度も言うがアニメ製作プロジェクトを商品ファンドとして設計する事は比較的に難しく
>ないし、下記のお膳立てを整えてくれるなら、オレがやったっていい。
>問題は、それを売る為に構築すべきテクニック群と、顧客を如何に集めるか?という点。
>これを解決しない限り、一歩も前に進まない。

>508 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/13 23:56 ID:???
> >>494
>それもハードルじゃない。
>某制作会社の経営者は投資系金融会社の出身だよ。
>オレも外資金融機関の部長級経験者も知ってるし。
>余談だが、今の大手証券会社の中間管理職って、ガンダム世代だったりして、
>案外にアニメへ理解があるよ。
>では何故実現しないのか?それは趣味とビジネスは別で、やっぱり越えるべき
>ハードルがあるから。

むこうスレの流れが早いし、よくサーバ移動するので、こっちにコピペしときました。

195似非:2004/07/14(水) 23:46 ID:o5H3OJqk
>546 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/14 00:40 ID:???
> >>536
>それは一番可能性があるだろう。
>著名クリエーターを使って作るオリジナル作品。

>549 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/14 00:48 ID:???
> >>547
> >投資したい人間が一定数以上
>そうだろう。
>何にせよ盛り上げるために配当が出易いようなそれなりの妥協は必要だろう。
>しかし妥協し過ぎると、それが標準化しかねない。

>一番良さげと思うのは、オリジナル作品を世に問う為の手法としてファンドを利用し、
>しかし投資集団側にはその権利期限を設け、権利執行後のビジネスや続編は制作
>会社の自由に出来る、というところか。

> >>533
>単発OVAだと制作費のハードルも低くて、あまり意味はないだろう。
>1クール程度のボリュームがあって、ビジネススケールやインパクトとして始めて意味が
>出てくるだろう。

>561 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/14 01:04 ID:???
> >>557
>それは有り得る。
>それと投資組合運営母体の会社は権利を確保し続ける。
>その内容は契約次第。当然次回作のファンドを組む権利は留保する。

196似非:2004/07/14(水) 23:46 ID:o5H3OJqk
最後です。

>524 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/14 00:16 ID:???
>一応言っとくが、そもそもある一つのことをやれば抜本的に変わる、なんてことは政府
>首脳でもなけりゃ無利。

>対症療法ではないが、得られる成果は大きくないとしても、少しでも改善される可能性が
>あると思えるなら、検討して検証してみることには意義があり、そういう小さな積み重ね
>を行っていくことが重要。

>いろんな話をしてることを煽ってる奴のほうが、実は地道な努力を否定することで、その
>対極が有り得ると夢を見ているか、端から駄目なんだよ、と否定論者であるかのどちらか。
>後者であるなら、はじめから議論に加わるだけ無駄だよ。

>539 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/14 00:30 ID:???
> >>526
>一応総括しようか?
>過去の案も含めて。

>NPOによる圧力団体結成方式
>・まず、制作当事者集団の理解と支援が必要
>・改善すべき点の正しい理解と具体的改善案を提示出来るビジネス力を持った人間が必要
>・収益源の確定が必要
>・フリーペーパーを収益源とするなら、広告収入を獲得する為の配布部数を確保する手段が必要

>ファンド方式
>・資金を集める為のマーケットや顧客集団が必要
>・証券販売を行う為の客観的で定量化出来る評価手法やマーケティングテキニックが必要
>・リスクヘッジ手法が必要

>逆説だが、以上の課題を解決出来るなら前進は可能。

197似非:2004/07/17(土) 02:48 ID:8BQBsEI.
参考資料を

コンテンツビジネスマネジメント:(著)トーマツ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532310938/qid=1089999478/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-4489153-5646617
知的財産の証券化:(著)広瀬 義州/桜井 久勝
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532132622/ref=pd_sim_dp_3/250-4489153-5646617
投融資実務の決め手「知的財産」の分析手法(著)土生 哲也
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4502915300/qid=1089999797/250-4489153-5646617
コンテンツビジネスによる資金調達スキーム(著)ジャパンデジタルコンテンツ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901676962/qid=1089999907/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-4489153-5646617

198似非:2004/07/22(木) 00:01 ID:tn/EoE4k
>・制作を請け負う会社とは別に、アニメーター達をマネージメントする会社を作る。
このネタから発展して、下記のような話が出てきました。


> 426 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/21 12:45 ID:???
> 制作をのぞけばこの業界のほとんどの人間がフリーなわけだから、
> マネジメントや人材派遣、仕事の斡旋なんかをしてくれるところがあると
> 仕事自体もスムーズに進んで、収入安定にもつながるんじゃないかなあ

> 427 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/21 13:01 ID:???
> >>426
> そのとおりなんだけど、それをさせない(まとまられたら困る)人がいるんだよ
> そういう人は「マネージメントする金はどこから出るんだ?フリーの人の賃金が減るだけだ」って言うんだけど
> 賃金を安定させ且つ増やすのが目的なんだからそんなわけ無いんだよね・・・

> 428 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/21 13:25 ID:???
> で、そういうことに異論を唱える所謂業界内の権力者(発言力があるという意味で)に対抗できる人物がいるかどうか・・・いないんだよな。
> できる人間は既に制作会社つくっちゃってるから。

> 429 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/21 15:11 ID:???
> キーワードはフリーのラインプロデューサーです。

> 430 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/21 15:56 ID:???
> 脚本家協会があって印税に関してはちゃんと機能しているんだから、マネージメントすること自体は不可能ではないよね。

> 431 名前:メロン名無しさん 投稿日:04/07/21 16:32 ID:???
> 物理的にはね。ただ脚本家協会って言うのは作家とか、文筆の権利を背景にしてるんだよね。それで強い。
> どこも脚本には大人しく払うけど、そういう習慣がない職種にはそこまで行くのは長い道のりが・・・

199似非:2004/07/29(木) 06:46 ID:EAPdCZyc
ファンド、なんて話してたら本物がきました。
でもJDCの内情知ってるから、どうなんかな?という印象。
利益を上げる根拠の収益額算定にも単価や収録話数の水増しがあるし。

初のアニメファンドで資金調達 個人向けに1口5万円から
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0407/27/news076.html

>償還金額はDVDの国内売り上げで決まり、利回りの上限は10%。「TVアニメの収益の8−9割
>はDVDやビデオの売り上げ」(JDCの岩崎明彦氏)なため、DVDの売り上げだけで回収可能〜

>ファンドの契約期間は2006年8月までだが、同年2月の中間決算時点で利回り10%を達成した
>場合は、2月で契約終了〜

>個人投資家とは別に、機関投資家も1億円弱出資するが、償還金額が投資金額の110%に達
>するまでは、個人が優先的に償還〜

>おおまかな元本回収ラインは、「DVDが1巻あたり1万本売れること」(JDCの岩崎氏)。シリーズ
>全24話を12本のDVDに収録し、1巻を7800円で販売すると仮定。DVD 1本の利益は2000円程度
>なため、2億4000万円÷2000÷12=1万本という計算〜

>ゴンゾのアニメDVD販売数は、「青の6号」が1巻あたり4万5000本、TVシリーズ「PEACE MAKER
> 鐵」が同1万本強など、「1万本を割ることはほとんどない」〜

200カマヤン:2004/08/26(木) 03:10 ID:45ARypYE
このスレが比較的性格が近いかな…

2004/08/24 16:55 更新
 「もはやニッチではない」オタク市場はデジカメ超える2900億円
 「コミック」は「同人誌」。野村総研の調査はライトユーザーを排除し、あくまでオタクにフォーカス。
消費リーダーとしてのオタクのビジネス価値を積極的に評価する。
 野村総合研究所(NRI)は8月24日、国内のいわゆる「オタク」層の市場規模が約2900億円に上るとする
調査結果をまとめた。これはデジタルカメラの国内市場規模を上回る。「市場に対する影響力と消費規模
はもはやニッチとは言えなくなっている」。新商品のテストマーケティング対象としての役割など、オタク層
のビジネス的価値は大きいと見ている。
 NRIが調べたのはオタク主要5分野の「アニメ」「アイドル」「コミック」「ゲーム」「自作PC」。ただし「コミック」
消費者層の定義を「同人誌即売会に参加する、あるいは同人誌を執筆する層」とするなど、あくまでオタク
にフォーカスしたのが特徴だ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0408/24/news054.html?nc20

http://www.mainichi-msn.co.jp/it/solution/news/20040824org00m300123000c.html
 「オタク層」の定義に関しては▽アニメ:テレビアニメの番組を週2けた以上録画する層
▽コミック:同人誌即売会に参加する、自ら同人誌を執筆する層▽ゲーム:生活時間のほとんど
(余暇時間の7割以上=推定)をゲームに費やす層▽アイドル:特定のタレントなどに共感を持ち、
情報収集や応援活動を積極的にする層▽PC組み立て:余暇時間(推定8割以上)などをパソコンの
組み立てに費やす層−−とした。
 5分野の「オタク層」の人口は計285万人。うちコミック層が100万人、市場規模1000億円と最大勢力に
なる。ゲーム層は80万人、780億円。「オタク層」の特徴としては、インターネット利用率と情報発信能力
が高く、関連する分野にまたがり集団を形成しているという。また、購買意欲があり、近未来の商材を
見極める意味からも、産業的視点から期待できる集団であるとしている。

201カマヤン:2004/08/26(木) 03:11 ID:45ARypYE
日本の“オタク層”は285万人、市場規模は2,900億円〜野村総研が推計
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/08/24/4351.html
 野村総合研究所は24日、「アニメ」「コミック」「アイドル」「ゲーム」「組立PC」の5分野における、
日本のマニア消費者層の市場規模に関する調査結果を発表した。これら“オタク層”ののべ人口は
285万人、市場規模は約2,900億円に達すると推計している。
 分野別の人口と推計市場規模は、アニメが20万人/200億円、コミックが100万人/1,000億円、
アイドルが80万人/600億円。
 ゲームについては、プラットフォーム別に4項目に分けて推計している。「家庭用」が57万人/450億円
と最も多かったが、「ビッグタイトルの寡占化が続き新しいジャンルの創造がなく、沈滞気味」だという。
一方で、「PC」が14万人/190億円、「ネットワーク」が3万人/10億円となっており、「コアユーザーは
高齢化が進み、ネットゲームや、新機軸ゲームが登場するPCゲームに流れている」と指摘している。
このほか、アーケードやボードゲームなどが6万人/130億円だった。なお、ゲームマニアは13〜24歳の
若年層と30代に分布しているという。
 組立PCは、「秋葉原電気街のPCパーツショップで新製品を初期価格で購入」し、「インストールしベンチ
マークが取れたら、翌週には中古ショップで売り抜け、次のパーツを物色する」という「リッチマニア」
(主に18歳〜30代に分布)と、「秋葉原電気街の裏通りで、在庫処分の激安パーツや中古パーツを収集」
するという「ジャンクマニア」(メインは40代で、15〜18歳にも少数分布)に分類。リッチマニアが
3万人/300億円、ジャンクマニアが2万人/20億円と推計している。
 野村総研では、アニメ、コミック、アイドル、ゲームというコンテンツ4分野の産業全体の市場規模が
約2兆3,000億円であるとしたうえで、このうちオタク層市場の占める割合が金額ベースで11%になると説明。
「マニア消費者層の市場に対する影響力と消費規模は、もはや『ニッチ』とは言えなくなっている」と指摘
している。

202似非コン:2004/09/03(金) 21:11 ID:8JwVY8wc
>>201
夕刊フジだと森永卓郎が野村の数字は見積もりが一桁少ない、と息巻いてましたね。

関係ないですが最近シナリオ方面で業界重鎮の方と会う機会が多く、その中でアニメ
業界の問題として、このままでは制作体制が韓国等へ完全に流れる、このままでは
アニメ輸入国に転落してしまう、経営者にビジネススキルが不足しているが、世代
交代しない限り同一の彼らのスキルアップなんて不可能、という話をすることが多い
ですよ。
でもシナリオって案外会社や業界人と断絶してて、影響は少ないかな?

204カマヤン:2004/11/20(土) 02:15 ID:YdJudlS.
スレ違い気味ながら、このスレに投下してみる。

http://www.mainichi-msn.co.jp/geinou/cinema/archive/news/2004/10/08/20041008dde018070005000c.html
>シネマの週末・トピックス:デビルマン
> 日本漫画の歴史に燦然(さんぜん)と輝く永井豪の傑作「デビルマン」を実写で映画化した。
>デーモンと合体してしまった孤独なヒーローの戦いが描かれる。
> まずは冒頭から、画面に漂うそこはかとない安っぽさに驚く。そして次に衝撃を受けるのは、
>若手俳優たちが薄っぺらい声で棒読みするセリフのむなしさ。
>演技指導をする時間がなかったのだろうか、とすら思わせる状態のまま物語は進行していく。
>アニメーションの技法を駆使し、原作で描かれた神と悪魔の壮絶な戦いを再現しようという作り手の
>心意気が感じられる場面もある。しかし永井豪が描いた世界観に本気で踏み込もうとする姿勢は、
>最後まで感じられない。この映画を見た後では、「キャシャーン」のうっとうしいほどの青臭さが
>好もしく思えた。那須博之監督。1時間56分。丸の内東映ほか。(細)
> ◆もう一言
> あの名作が、と思うと腹立たしいだけでは収まるまい。見る方も開き直って「別物」と割りきったらどうか。
>カルト作品として後世に名を残しそうだし、少なくとも、CGデビルマンの戦う場面は感心できる。(勝)
>  毎日新聞 2004年10月8日 東京夕刊

「映画デビルマンを徹底的に叩く!」!  http://howaan.hp.infoseek.co.jp/
「恋も友情も危機に陥れるデビルマン 〜友情にはヒビを入れ、愛情には別れを呼ぶ〜」
http://howaan.hp.infoseek.co.jp/voice-lf.html

205。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/11/20(土) 05:40 ID:xq./LBZk
>>204
Googleで「糞映画」を検索すると、実写版デビルマンの公式サイトがトップにくるそうですね(笑)

206似非:2004/12/08(水) 02:25 ID:2kITwtTU
某板より

> 581 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:04/12/01 00:40:56 ID:???
> テレビ アニメーション製作の雇用基準(案)

> http://homepage1.nifty.com/numako/TVkoyou.html

> > 1、賃金について

> > 労基法第27条(出来高払いの保障給)を守れるように「出来高賃金プラス月単位の固定給」
> > 方式をとること。
> > また、東京都の「地域最低賃金」(日額5,514円、時間額698円)をクリアーすることを前提と
> > する。

> 584 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:04/12/01 16:15:45 ID:???
> >>582
> 歩合は変化する部分だから別にして、作監じゃない一般アニメーターに拘束料じゃない月保障が
> あれば、少なくは無いんじゃない?

> 585 名前:名無しさんタイミング撮[あげ] 投稿日:04/12/03 06:21:53 ID:???
> 変な固定給つけるなバカ!

> 原画単価上げればいいんだよ!

> 590 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:04/12/05 01:19:15 ID:???
> >>585
> 無理。
> コストパフォーマンスで海外に全く対抗出来なくなって、仕事が全て海外に逃げてしまう。
> 利益で下駄を履かせるというか、人材育成コストとして回す、というのは妥協策としては
> 妥当な線。

207似非:2004/12/08(水) 02:27 ID:2kITwtTU
> 593 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:04/12/05 20:33:45 ID:???
> 国内でコストに合わない、となれば非国民にも日本人が本格的に育成しちゃうと思うね>海外原画。
> 環境が変化したら、その変化に対応するもの。

> 598 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:04/12/07 00:12:56 ID:???
> まあやっぱり初期制作費そのものを上げることは難しいから、販売益の蓄積から分配する
> として会社が拘束か、擬似拘束/例えば同業者団体みたいなものがJASRACみたいに売上
> から強制徴収して登録者に分配、とかの方法で収入を補完しない限り、日本のアニメーター
> に明日は無いね。

> 603 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:04/12/07 22:30:09 ID:???
> >>599
> そう。制作会社がやることはない。
> 経営者の危機意識の無さや能力が無いことからも、支配構造を打破出来ないことからも。
> いわゆる製作、の売上から徴収でもしないと難しい。税のように確保。
> よって、官庁や政治主導でやってくれない限り、無理。

> 604 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:04/12/08 01:09:30 ID:???
> >>603
> 官手動でやれば当然中抜きされるだろうな。

> 605 名前:メロン名無しさん[sage] 投稿日:04/12/08 01:39:03 ID:???
> その手があったか!

208似非:2004/12/08(水) 02:35 ID:2kITwtTU
もし本当にやってくれると言うなら、手間賃としてくれてやれ、くらい思いますよ、実際。
杉並荻窪三鷹国分寺当たりのアニメーターを仮に2000人として、最底辺の離職防止に月5万補填で
必要なコストは、年間12億。
これが国内200億の市場規模に対して大きいか小さいか。

209。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2004/12/20(月) 22:12 ID:MKIBZymk
漫画家の卵に年60万円 コナミ創業者設立の財団
ttp://www.kobe-np.co.jp/kobenews/keizai04/0406jc40110.html
漫画家志望、応援します―。ゲームソフトなどの大手コナミの創業者が
神戸に設立した財団が四月から漫画家やアニメーターなどの育成に乗り出した。
財団は「兵庫から全国に羽ばたく人材を発掘したい」としている。

大阪でデジタルクリエーター支援プロジェクト
ttp://www.cg-online.jp/
大阪府や大阪市などの行政と個人投資向け証券会社や大阪の一部企業などが共同で、
若手のデジタルクリエイターを育成する官民共同プロジェクトを立ち上げた。
その名も「デジタルときわ荘」。主にCGで制作されるデジタルアニメの製作資金調達・
営業・販売などを行いデジタルコンテンツの拡充を図ることを目的としている。

関電・電通など10社、映像制作を支援─大阪に融資会社
ttp://www.nikkei.co.jp/kansai/topics/22473.html
電通、NTTデータ、関西電力など10社はドラマやアニメなど映像コンテンツ(情報の内容)
制作を資金支援する新会社を設立、今月中に活動を始める。
これまで小さな制作会社は金融機関から融資を受けにくかった。
新会社は制作会社と共に作品の完成を保証し、金融機関が融資しやすくする。
制作会社は東京に集中しているが、新会社は大阪に本拠地を置き、関西の制作会社や
クリエーターの底上げを狙う。東京にも拠点を設け、円滑な資金調達や全国規模の
作品流通に取り組む。

210似非:2004/12/24(金) 04:26 ID:KlXSDPIQ
>>209
どれもなかなか継続性と広がりが無さそうですね。

一昨日、経済産業委員会委員の某国会議員に会う為、議員会館まで行ってきました。
地元の選挙区に近い人だったので、ちょっと接点を持ちたかったのと、個人的な活動が
コンテンツの著作権とか独禁法に強い興味を持っていそうだったからです。

話は勿論アニメ業界の現状について、経済産業省のアニメ業界対応施策で方向性に疑問
があり、その根拠について説明してきました。
2004年4月の中央公論における記事だとか、結構見識が有りそうな人でも現状認識に誤り
があるので、現在主流の製作委員会方式と制作会社の関係や、制作会社とアニメーターの
関係について、また安易に実行出来ない単純な単価引き上げだとか、正しい認識をともかく
もって貰おう、ということで一頻りお話しました。

当方としてはアニメーターのみ救済すれば制作会社が淘汰されても大丈夫と思っていたので
業界団体で基金のようなものを設立して、ともかく就業直ぐの離職防止を目的とした支援金を
出す方向でどうだろうか?と投げかけてみました。
しかし規模的問題だとか、新しい動きだとかはなかなか前に進まないのと抜本改革には繋がら
ないのでは?と返され、その通りだなあ、と。<続く>

211似非:2004/12/24(金) 04:55 ID:KlXSDPIQ
逆に返されたのが、権利についての認識と、それに対する対価の問題で、その辺りに
優越的地位を濫用した下請冷遇があるのではないか?と。
著作権について、商業的価値の存在は別にして落書きにもそれが描かれた時点で発生
するものであり、その貢献度がどの程度かは別にして対価が低過ぎるのでは?という
問題提起や、明確に見なし雇用であってそれをしないのは不法労働行為ではないか?
とか、優越的地位を利用して自然発生している筈の権利を奪っているのでは無いのか?
という嫌疑をアニメーターの立場から制作会社へ、またアニメーターや制作会社の立場
から製作委員会(民法で言う任意組合とその幹事会社)へ、下からではなく公的な側から
追求していけば、面倒を避けるために何らかの動きがあるのでは?例えば一時とはいえ
雇用しよう等の動きがあるのでは?という話になりました。
同じような話は映画と俳優だとか音楽だとか業務発明(だったかな?)だとか、独占禁止法
と著作権法絡みで網を掛けられる範囲は広いので、コンテンツ産業共通の大きな課題と
なればテーマとしても取り上げ易かろう、と。

そんなこんなで、ともかく法の厳密適用だとか補完することで解決出来るのではないか?
とそんな話でした。
逆輸入CD問題が(不本意ながらも)一段落した状況で、次の動きとしてデジタル流通時代
に相応しい各種ルール策定の必要性がある中で、切り口を探していたところなので丁度
いいのでは?というお話でした。

他にファンドによる製作だとか、デジタル時代の流通だとか、デジタル制作の行方だとか
その辺りの変化についても考えを聞かれましたが、結果的に一番目は定着難しい、二番目
形変わっても関連企業間の力関係は何も変わらない、三番目必ずしも線画アニメが非主流化
すると限らない、という感じの返答をしてきました。

212似非:2004/12/24(金) 04:59 ID:KlXSDPIQ
説明を短く分かり易くするために若干簡便過ぎる表現だとか、認識として間違った解釈を
している部分があるかもしれませんが、その場合はご容赦下さい。

213似非:2004/12/25(土) 04:08 ID:WMw3oN66
↑冷静に読み返すと論理的に変な話のところがありますね。
アニメーターの問題解決に権利は関係無くて、見なし雇用の一点のみで問題だとか、
著作人格権はお金の問題として全く関係無いとか。
製作委員会はそもそも優越的地位を利用した不公平な対価設定と言い切ってないとか。

失礼しました。

214似非:2005/01/08(土) 02:03 ID:SnIzfeis
誰がキラーコンテンツを殺しているのか?
第5回 日本のアニメは米国でキラーコンテンツになれるのか?(前編)

http://www.itmedia.co.jp/survey/articles/0501/06/news002.html

>  日本のアニメは、米国のアニメと比較して、制作費が極端に少ないことが、大きく
> 異なる点である。というか、その違いこそが、両者のアニメビジネスの全ての違いの
> スタート地点となっているとさえ、言ってもよいだろう。

215似非:2005/01/08(土) 02:10 ID:SnIzfeis
> 885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:05/01/07 02:16:46 ID:bENvxgtY
> コストが安いから競争力があるんだよ、と言いたいんだろ。
> そんなのは競争力と言わない。

> 886 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:05/01/07 02:39:59 ID:bENvxgtY
> そしてアニメーション制作に関わる奴なんてバカだから、こういう話をすれば騙せると
> 思ってるんだろ。
> 今はもう、昔のアニメファンが国家公務員や大手金融機関、国会議員にまで居る、と
> いう事実を忘れてる。

> 見かけ上のコストを現状通り維持する為にアニメーターへ出す単価は現状通りとして、
> その出来高払いとは別に、拘束料に相当する雇用待遇と給料を出せばいい。
> それを合算して世間一般並の賃金水準になればいい。
> これなら海外への下請け代金と格差は出ないし、見なし雇用の違法状態を解消出来る。
> 制作会社に増える維持コストの原資は、著作権を一部製作委員会から制作会社に付け
> 替えればいい。契約で取り上げた著作権を見直せばいいだけだ。
> 製作委員会方式からSPC方式への移行でもいい。そして事業が終了したら制作会社に
> 権利を丸々戻せばいい。

> これで見かけ上は低コストのままで、制作会社やクリエーターを今よりも優遇する事が
> 出来る。

> >>882みたいなのは、投資会社(玩具/映像/代理店/局)が只々現状を変えたくない言い
> 訳なだけだろ。
> 下まで万全の体制を整えて、利益を拡大する努力をしろっての。
> 取り分が減ったって、パイが大きくなりゃ利益は増えるんだから。


> 889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:05/01/08 01:21:24 ID:whIAfjoj
> >>886
> これって既得権益保護しまくりじゃん。
> 既得権益破壊ってのは、投資方式でアニメ作って、そこに銀行やモノホン機関投資家が金入れて、
> 窓口権とか周辺の権利以外、既存の製作関係の会社に著作権は一切与えないって感じでしょ。

216。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/06/28(火) 20:40:44 ID:xwOHfzHU
3月5日、JC STAFF所属のアニメーター和田崇氏が亡くなられました
ttp://www001.upp.so-net.ne.jp/tachime/

<代表作>
湘南純愛組!(作画監督)
だぁ!だぁ!だぁ!(作画監督)
闇の末裔(作画監督)
魔術士オーフェン(作画監督)
魔術士オーフェンRevenge(作画監督)
それゆけ宇宙戦艦ヤマモトヨーコ(作画監督)
ガンパレード・マーチ(作画監督)
真月譚 月姫(作画監督)
あずまんが大王 The Animation(総作画監督)
一騎当千(総作画監督)
忘却の旋律(総作画監督)
魔法戦士リウイ(総作画監督)
ガンパレード・マーチ 〜新たなる行軍歌〜(総作画監督)
スターシップ・オペレーターズ(総作画監督)

他、原画、OVA作画監督など多数

217。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/06/28(火) 20:42:46 ID:xwOHfzHU
該当スレより
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/iga/1110086566/

5 :名無しさん名無しさん :05/03/06 16:17:40
前日は普通に仕事をしていて、帰宅し就寝してそのままらしいから脳溢血かな

7 :名無しさん名無しさん :05/03/06 17:12:25
アニメーター、漫画家の死因といえばまず「心不全」だろ普通。


9 :名無しさん名無しさん :05/03/06 17:31:11
個人的な印象としては
JCの代名詞的なアニメーターだった。

10 :アニメ仙人:05/03/06 19:05:19
動画時代の和田くんしか知らないが、
まだ40歳前後だったかと思う。
後輩たちがこう次々早世していくので、
寂しいモノを感じる。

御冥福を祈る。

11 :名無しさん名無しさん :05/03/06 19:15:21
>>10
次々とっていうことは
労働条件がきついってことなんかな
過労死みたいな

13 :名無しさん名無しさん :05/03/06 20:29:26
実際、鉄羅氏が亡くなった時もそうでしたけど、ずっと入院していたとか言うのではなく、
直前まで普通に仕事をこなしてた方が、翌日急に・・というケースが多いですね。
鉄羅氏の直前にも、詳細は忘れましたがどこかのスタジオで、2人立て続けに亡くなられた・・という事がありましたし・・。
本当に、JC作品を支えていた方だと思うので、ご冥福をお祈りいたします。

218。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/06/28(火) 20:46:41 ID:xwOHfzHU
30 :名無しさん名無しさん :05/03/07 08:28:49
もう、いいや中間搾取を無くし、メーターの現状を
改善するには中間搾取の悪の元凶であるTV局、代理店を通さずに
アニメコンテンツはTVから完全撤退しましょうよ。

これからのアニメはすべてDVDのみの発売でいい。
制作サイドでTV、代理店を通さずスポンサーと契約して
制作すればピンハネもなくなる。
スタジオジブリがやってる方法です。

アニメの本数、ペースは落ちるだろうが、もう過労で
人が死ぬのはいやだ。

和田さんが亡くなって関係者はスケジュール調整と悲しみの狭間で
現状を守るだろうが・・・
ピンハネしたヤツラは「監督亡くなったの?それで放送には間に合うの?」
とか何もなかったような顔して言うんだろうな。てめーらが制作費ピンハネするから
現場の人間がばったばった死んでいくんだ・・・。
現場にお金が下りてこないから人材育成もままならない。
TVアニメ無くして欲しい。人殺してまでアニメ見たいのか

32 :名無しさん名無しさん :05/03/07 10:26:38
聞いた話をまとめてみた
V速や+での通説「代理店が最悪で半分以上持ってかれる、次にテレビ局」

実態「意外にも代理店はそこまで酷くない。
テレビ局が相当なもので、さらには制作(製作でない)の上層部がトンデモ」
だとか。
仮に代理店とテレビ局を無くしても制作会社の上層部に全部持ってかれるだけ
とまで言ってる人がいたな。

47 :名無しさん名無しさん :05/03/09 00:17:37
223 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/08 21:42:03 ID:HH7Tsd67
作画スタッフに関して言えば和田さんが亡くなる以前に
小栗寛子、高橋裕一、矢上孝一、枡田邦彰、などなどのJC出身の若手や
橘、石浜、等々の上手い人たちもJCを去ってしまったしなぁ

48 :名無しさん名無しさん :05/03/09 08:59:22
>>32
いやだから代理店も異常だから。というか代理店というか電通。
アメリカは普通マージン3〜5%なのに電通は一律15%だぞ。

220。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/09/25(日) 15:56:04 ID:pZ/VyEgA
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/00105/contents/016.htm
アニメ制作費はどこに消えるか、という話

221平生優:2005/09/28(水) 21:52:49 ID:EdwIe93A
>>220
それ簡単に読むとぼったくってるのはテレビ局が半分以上。
広告代理店10%ぐらい。
最近はアニメは儲かって良いというように読めるw

222。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/11/01(火) 02:06:23 ID:bVGVjBUA
俳優や歌手、スタッフなど、芸術関係の団体71組織でつくる芸団協が5年ごとに行って
いる調査。今回初めてアニメーターを対象に加えた。307人に調査票を配り、83人が
回答した。

労働時間は1日平均10・2時間で、月間労働時間は推計250時間となった。一方、平
均年収は100万円未満が26・8%、100万円以上200万円未満が19・6%、
200万円以上300万円未満が18・6%と、3人に2人は300万円未満だった。

中でも、原画を基に絵の動きを描く「動画担当」のアニメーターは出来高払いが8割を占
め、1枚あたりの報酬は平均186・9円。年収は100万円未満が73・7%を占めて
いる。

仕事については78・4%が「プライドを持っている」と答えたが、報酬については49・5
%が「納得のいく額ではない」と回答。失業補償や年金についても9割近くが「十分でな
い」と答えている。芸団協の大和滋・芸能文化振興部長は「回答数は少ないが、現場の声
を聞くと実態をかなり反映している。待遇改善が重要課題」と話している。
(読売新聞) - 11月1日0時56分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051031-00000317-yom-ent より

223。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/11/01(火) 23:26:51 ID:dVS/7sBQ
874 :メロン名無しさん :2005/11/01(火) 23:07:20 ID:???0
【アニメーターが低収入のからくり】(以下コピペ)
元受けである電通が5000万円でANIMEを一本受注したとすると
だいたい、60%くらいピンハネした残り2000万円で制作子会社(テックetc)などにおろす。
その子会社からさらに中間業者(BANDAIとか>SUNRISEなど)に1000万円くらいで発注する。
そこからさらに孫下請けなどに500万円くらいでおろされる。こうやって、電通の社員は月収100万円。ボーナス300万円x2。
末端のアニメーターは徹夜の連続でANIMEを書き上げても月収13万円くらい。
電通の社員が毎週、六本木で女といちゃついて吉原で生ハメしてるのにアニメーターは毎日、ラーメンばかり。
とこいういう悲惨な現実がある。
どっちのほうが世の中に貢献しているのかという観点から見ればこの異常な構造をなんとかしないといけないわな。
どうすれば解決するかって?
アルカイダにならうしかないのでは?

【調査】"アニメーター" 労働時間多く「250時間」、年収少なく「100万未満」、仕事にプライド「8割」★3
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1130835217/

224。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/12/08(木) 17:25:33 ID:nI0vF5SA
「テレビアニメーション制作に関する要望」

・放送局は、テレビアニメ番組の制作現場から労働基準法違反をなくすよう努力をすること。
・放送局は、私たちが提案する「テレビアニメ制作の雇用基準」に賛同すること。
・放送局は、1項と2項の目的を達成するために、テレビアニメシリーズ30分の製作費を、一本2300万円以上にすること。
・放送局は、アニメ番組の制作発注を放送開始日の8ヶ月前にすること

http://hotwired.goo.ne.jp/original/hamano/051206/

227。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/12/28(水) 01:18:31 ID:yd/BEky.
2005年12月10日
高橋良輔監督講演会
http://blog.livedoor.jp/tamama_dororo/archives/50364969.html
高橋良輔監督講演会に行って来ました。

(中略)

それからアニメ界の現状について。もうすぐアニメバブルが破裂すると予想。
日本のアニメ業界はスタッフがうまく育つ仕組みがない。今まで成功したのは他で行き場がない人で宮崎とか才能がある人がたまたま来てただけ。
業界に入った頃はアニメーターの給料は良かった。制作費全部が作り手に落ちてきた。
今は作り手に落ちてこない。大手はそれほどひどくないが、下請けはひどいと。
今のままではアニメ界はだめになる。韓国・中国が追い上げてきているのではなく、日本が落ちていると。
今後の希望としてはプロデューサーが配分権をどれだけ確保するかということ。

目新しいのはこういった内容でした。ボトムズ新作の話は司会者が日経キャラクターズで小説を連載はじめたと言っただけでした。しかし最初ボトムズを少し上映した時、監督をやっていく自信をくれた作品と言っていました。

追記
アニメ!アニメ!レポートの記事
http://animeanime.jp/report/archives/2005/12/post_35.html

228。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2005/12/28(水) 20:52:40 ID:sk7tzttw
大塚英志の「ジャパニメーションはなぜ敗れるか」によると、オタ産業の国策化ってのは、
結局、アニメ産業を投資の対象にしようというもので、本当に必要な底辺労働者の労働環境引き上げとかはまったくないらしい。

北斗の拳映画版が通産省による国策化のモデルケース第一弾らしいが、
北斗の拳ファンドを組んで制作費をファンから投資させて、その金を株式運用するとか、そういうことをするそうだ。
大塚の計算によると、このファンドが黒字を出すには劇場版4作全部が、それぞれスチームボーイ級のヒットをしないと無理らしい。
いかに北斗の拳でも、そこまでヒットするだろうかという話。

229似非コン:2006/02/10(金) 00:28:04 ID:W62XRXzw
結局投資組合のシステムってのが、お金の流れをああしてこうして、あれ?こんなところに
入っちゃった!wってのに向いてるから、一部の人が推進したいだけなんでしょ?

盛んにコンテンツファンド組成してるのは、官僚上がりの人がやってる準国策会社みたいな
ところであって、それ以外のところで組まれたことはありません。

231。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2006/07/24(月) 12:47:10 ID:XFsv44Jo
135 名前:名無しさん@6周年 投稿日:2005/11/01(火01:50:45ID:CCjGI8nE0
ちなみにアニメ製作はこんなもの、出資金の内、16%しか製作に回されていない。これはバラエティも一緒だ

http://www.meti.go.jp/policy/media_contents/downloadfiles/kobetsugenjyokadai/anime200306.pdf
ナルトは別枠で出資されてそうだ・・・関連グッズも売れてるみたいだし 上記によるとアニメ製作
スポンサー(5000万円)→広告代理店(4000万円)→放送キー局→地方放送局(2000万円)
   →アニメ製作元請け(800万円)

スポンサー5000万円→800万円か・・・出資額の16%で作られてる
広告代理店が1000万円ピン撥ね、放送キー局が1200万円ピン撥ねか・・・ 
掛かる費用は1300万円〜1500万円・・・グッズ等で穴埋めしてトントン

電通はCDの再販制度(CD価格を販売側が決定する)にも噛んでおり、CDが1枚3000円と原価に対して暴利となっている。※アメリカでは1枚約1300円

232。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2006/09/13(水) 11:51:37 ID:l8C.KU6k
◆アニメーション産業の現状と課題 ttp: //www.meti.go.jp/policy/media_contents/downloadfiles/kobetsugenjyokadai/anime200306.pdf#search=%22anime200306.pdf%22
→この5ページ目を見ると、凄まじい中間搾取があるのが良く解る。 
TVアニメーション番組ビジネスの表を見ると、アニメーターの労働環境の酷さが解る。 
年収100万以下が大部分なのも良く解る。

233。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2006/10/19(木) 09:37:33 ID:Y8w5wA6o
アニメ会社の団体が初の作画技能試験
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20061019AT1D180AI18102006.html
アニメ会社約50社でつくる日本動画協会(東京・千代田)は
11月に初の作画技能試験を行う。
合格者は従来のような長い下積みを経ず、重要作業を任せる
中核的作画者候補として各社の研修に参加できる。
日本のアニメ業界では中核人材の高齢化が指摘されており、
才能ある若者の発掘を目指すという。
特定の受験資格は設けていないが、協会側は大学生や専門学校生など
100人程度の受験を見込み、15人程度を合格させる考えだ。
8時間程度かけて実際に絵を描いてもらい、各社の作画専門家が合否を判定する。
受験料は無料で、会場は東京となる予定。 (07:00)

234。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2006/11/08(水) 14:31:33 ID:2m1URJSg
【ソフトパワー】アニメ産業に忍び寄る暗い影とは-日本のアニメ産業は大丈夫か?
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tv_iibun/061107_15th/index.html

前回は、アニメーション制作業務が、
韓国、中国など海外で行われている状況について書いた。
確かに、日本の「コミック・マンガ・ライトノベル」など、
原作の量、質、ともに、中、韓にとは比較にならない高レベルにあり、
原作、脚本面では、一日の長があると考えて良いだろう。
また完成したアニメは、放送作品として世界各国に輸出され現地で楽しまれているのだ。

現在、日本のアニメーションが世界で活躍している
仕組みについては、どのようになっているのだろうか。
単純な「娯楽作品」として海外へ販売されているケースは、
現在では、かなり少なくなってきている。
昨今の日本アニメは、制作段階から海外への輸出展開(放送、商品化)などを
想定して制作しているケースが殆どだからだ。
従って海外輸出に精通している総合商社が、この分野に既に参入しており、
アニメ投資から輸出、現地玩具メーカ−との連動までを業務として遂行している
という現状も特別な事柄ではないのだ。

【子供向け、大人向けとも海外展開】

例えば「子供向けアニメ作品」は、現地での放送に合わせて、
日本の玩具メーカーが海外にライセンスを行い、商品が発売される。
つまり、商品化=玩具発売に合わせて放送を決定する
という、日本国内の図式をそのまま、持ち込んでいる訳だ。
アニメへ投資した日本国内の権利者は、
その商品化された海外での玩具の売れ行きにより、
商品化配分という利益を受け取る事が出来るのだ。
このように計画的に現地放送される日本アニメ。
国によっては、アニメが日本製であると知らずに見ている国民も多いようだ。

他方、「大人向け」作品については、「DVD商品」として各国でも販売されている。
特にヨーロッパでは、日本の「コミック・マンガ」についての人気が高いことから、
映像商品についても、かなりの認知度で人気があり、商品として立派に流通している。
フランスのソルボンヌ大学では、日本研究の過程で教材として、
コミックやアニメを使用しているとの事だった。
フランスでは、ストーリー性の強いアニメーションを、テレビ局が大人に見せる為に、
深夜に近い時間帯に編成した実績があり、これが高視聴率を記録した履歴もあることから
「日本製大人向けアニメ」を受け入れる文化的な土壌が育成されたのではないだろうか。

このように、見ていくと日本アニメは海外向けコンテンツとして、
各国のマーケットで認知されており、「子供向け」「大人向け」ともに需要があるのだ。

235。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2006/11/08(水) 14:31:45 ID:2m1URJSg
だが、現状で、将来に於いても、国際的な活躍の展望が見通せるとは言い切れないだろう。
それは、鉄鋼や技術産業の「日本の職人技術」が、圧倒的に世界をリードしていたのと同様だ。
だが、町工場の技術が海外に持ち出され、
中小製造企業が、続々と倒産の憂き目にあっているという製造業の現状がある。
アパレル産業でも、当初の中国の製作技術は、低レベルであったが、
現在では、イタリアの超高級ブランドまで、中国で生産されているほどに
技術が格段の進歩をしている。
中国の技術の習得、進展のスピードは目を見張るほどなのだ。
アニメ産業も他人事では済まされない。
現状のアニメ制作体制を、日本国内で放置しておいて
「大臣の期待するコンテンツ産業」に成長する保障はどこにもない。

そもそも、アニメ制作業界は、「産業」と呼べるほどの規模ではないという事実を忘れてはならない。
当然、「映画産業」と呼ばれるハリウッドなどとは比較にならない規模だ。
「雇用」「労働条件」など、ファンダメンタルな部分に、
産業育成の焦点を当てないままでは、
小規模な「映像制作の一分野」に留まったままだ。
そして、当然、「技術の向上、発展」も個人の技量に頼ったまま、
産業として、人材の確保もままならず、(つまり魅力ある業界にはならず)
まさしく、「世界に冠たる日本のアニメーション」は、
一時の栄華として記録されるだけの事実となってしまうだろう。

そして、ここにきて、既にアニメ業界には暗い影が忍び寄ってきているという事を、
関係者は実感しているに違いない。


【海賊版と玩具市場の縮小の影】

まず一つは、本連載でも取り上げた

「海賊版DVD」

の問題だ。昨今のアニメDVD発売本数の多さもあいまってか、
「大人向けアニメ」のセルDVDの売上げが芳しくないようだ。
もちろん少数の大成功作品もある。
だが、なんでも「出せば売れる」はずもなく、選択と淘汰は既に始まっている。
粗製濫造の正規版と海賊版。個人所得の伸び悩む中、この市場の動向は予断を許さない。

そしてもう一つは、「玩具業界」の再編だ。
最近では、「バンダイ+ナムコ」=バンダイナムコ、
「タカラ+トミー」=タカラトミーなどが経営統合を果した。
これは、玩具が売れなくなってきているという決定的な事実が原因だ。
最近の小学生の玩具でヒット商品と言えば、
任天堂DSが、大人までをも、その購買者層に取り込んで独走状態。
子供も大人もDS用ゲームソフト購入に、「お小遣い」を使っているようだ。
小学生でDSを持っていることは、今や常識となってしまっているようだ。
しかし大型ショッピングモールの玩具売り場や、玩具専門量販店の売り場を覗いて見ても、
DSとそのソフト以外、子供達の人気を博していそうな商品は見当たらない。
玩具メーカーの経営状況が玩具売り場からも推測できる。

女子向けカードゲームの「ラブ&ベリー」は大ヒットしたが、
大概は玩具売り場ではなく、ショッピングモールのゲームコーナーに設置され
子供達が行列を作っていた。全体的に玩具売り場に勢いを感じる事が出来ないのは、
やはりヒット商品が少ないせいだろう。

だが、玩具ヒット商品が出ない事のみが、将来に対する閉塞感を生み出しているのではない。
日本国全体に関わる重要な問題点が、直接アニメ業界に強いインパクトを与えてきているのだ。
それは、短期間にはいかんともし難い、「少子化」という国家的な現実に起因している。

236。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2006/11/08(水) 14:33:03 ID:2m1URJSg
【少子化がアニメ産業の首を絞める】

総務省統計局の数字を見れば明らかだが、団塊の世代は、260万人規模の出生数であった。だが、年々、出生数は下がる一方で(団塊ジュニア世代のみ例外)、ここ数年は100万人を切ろうかという勢いだ。単純に計算して 平均170万人×小学生6学年=学童1000万人という時代から、学童600万人という時代になってしまったのだ。これは、単純な数字だが、学童関連商品の商品にとっては致命的な問題だ。例えば、小学生が鉛筆1本購入すれば、以前は 1000万本だったものが、現在は600万本という簡単な事実だ。ランドセル、ノート、鉛筆、消しゴムなど、圧倒的に消費が低迷している。
当然、玩具業界にとっても、これは、目を逸らすこと事の出来ない現実なのだ。玩具の販売低迷がメーカーの統合に拍車をかけた。複数の玩具メーカーで、この少子化社会に於い、競合していては共倒れという、生存をかけた統合が成されているのだ。
このように、文具、玩具関連の少子化による消費の落ち込みは、業界の再編と共に、テレビアニメに関わる、宣伝予算の選択と集中を余儀なくされてきている。アニメ関連のスポンサーは、ヒットしそうなキャラクターを、どれも、これもという訳にはいかなくなってきているのだ。現状のテレビアニメのスポンサーが、このような状況に陥っている事を念頭に置けば、これからのテレビアニメ存立の基盤が大きく崩れようとしていると考えなければならないだろう。つまりは、スポンサーがいなければ、民放のアニメは放送できない。従ってアニメの放送本数が減る。→製作本数が減る→アニメプロダクションの仕事が減るといった訳だ。
海外での日本アニメの活躍があったとしても、そもそも国内玩具マーケットで成り立たないアニメーションを製作する程の投資回収の仕組は、現状、日本国内には無い。それほどアニメビジネスの国際化は進んでいない。学童向けアニメ製作の構図が崩壊すれば、テレビアニメ製作本数が50%は減少するだろう。そうなれば、大手の下請け、孫受けプロダクションは、死活問題などではなく消滅することは容易に想像できる。
「学童向け玩具アニメ」「大人向けアニメ」双方ともに、将来展望に抱える課題は多いが、少子高齢化という、日本全体が迎えようとしている究極の「難題」からは、アニメ産業が逃れる術はない。産業基盤が確立する以前に、この問題に飲み込まれてしまう可能性が高いからだ。この危機が、「サドンデス」なのか「ゆっくりとした衰退」なのかは、わからない。少なくとも、この問題への対応策を考える必要がある事だけは確かなのだ。

237。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/03/15(木) 09:48:30 ID:/zReftss
【文化】日本のアニメ業界、これからどうなる?…アニメーター人手不足は常態化、技術力低下も懸念
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/43165/

・世界に広がった日本の漫画という土壌から、「ジャパニメーション」という樹木が生まれた。
国内外の興行収入が190億円に達した「ポケモンミュウツーの逆襲」(1999年)、275億円の
「ハウルの動く城」(2005年)などの世界的ヒットが登場。国際映画祭でも取り上げられ、政府は
有力な輸出産業になると位置づけた。

宮崎駿監督のスタジオジブリ、「新世紀エヴァンゲリオン」や「GHOSTINTHESHELL/
攻殻機動隊」を手がけたプロダクション・アイジーのような世界的スタジオが頭角を現し、
アニメの市場規模は邦画を超え、世界へ。「日本のアニメが米市場に認められたのは95年の
『攻殻機動隊』あたりからだが、最初はマニアのものだった」。アイジー社長の石川光久氏
(48)は日本アニメの米市場における興隆期を振り返る。それを大衆化させたのが、03年の
米アカデミー賞に輝いたジブリの「千と千尋の神隠し」だったという。

しかし、米国でのブームは一服感が出ている。「作品の供給過多などが原因で、米のDVD
アニメ販売はピーク時より約100億円も減少し、約400億円規模となった」。経済産業省の
研究会も「アニメの国際展開は短期的には冷え込んでいる」と認め、“森林化”に向け、次の
方策を模索する。

238。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/03/15(木) 09:49:04 ID:/zReftss
>>237の続き

アニメ業界は他のコンテンツ産業に比べ問題点が多い。最大の課題は人材育成、確保だ。
テレビ局や広告代理店の下請けとして制作を請け負ってきた業界の歴史によるもので、
解決は容易ではない。
アニメーターの竹内志保氏(39)は「初給与は2万5000円だった。どうやって食いつないで
いたのか」と苦笑する。わずかな月額保証に、動画1枚いくらの出来高制。当時は1枚130
〜150円。「がむしゃらに描いていた。月1000枚描く人もいた」。労働条件の悪さなどから
人手不足は常態化、技術力低下も懸念される。

東映アニメーションで45年間、作画現場を担当してきた専務取締役の吉岡修氏(69)も
制作現場に危機感を抱く。「30年前は、30分のテレビアニメは週8〜10本だったが、今では
103本前後。しかし、アニメーターの数は3500〜4000人で増えていない」。当然、着色
などの作画作業の多くは中国や韓国、フィリピンに外注する。「かつては、動画を5〜7年
経験してから原画を担当した。ラフ画を清書するだけの動画と違い、原画は核の部分。
映画でいえば俳優だ。いまのような分業体制を続けていれば、原画を描ける人材が
育たない」と吉岡氏は懸念する。

日本動画協会は経産省の支援を受けて昨秋から、原画マン育成を目指した「アニメーター
養成プロジェクト」を始めた。150人近い申込者のうち、試験を突破した15人が昨年11月末
から動画と原画の講座を受け、このうち11人が、制作会社7社でインターン実習を行った。

1月末から手塚プロダクションでの実習に通う専門学校生の高倉香恵さん(23)は、振り向く、
歩く、走るといった基本動作の動画作りから始め、自分で動きを創作する演習に進んだ。
大きな玉の上でバランスを崩し今にも落ちそうなピエロの原画と、地面に倒れている2枚の
原画が示され、「この間を自分で作ってごらん」と指導に当たる作画監督の瀬谷新二氏(47)
から課題を与えられた。
「難しい課題だが、才能のある人は経験がなくても何とかする。ある程度の資質をもって
くれないと、教えても無駄になることが多い。特殊な才能を要求する仕事ですから」という
瀬谷氏は、一心不乱にピエロを描く高倉さんの筆先を見つめる。

瀬谷氏は「アニメ業界は、専門学校から卒業生を受け入れるだけだった。今回は原画が
描ける人ということで敷居が高かったが、何人かは戦力として生き残れそうだ。業界が踏み
込んだことはよかった」と手応えを感じている。
「クリエーター大国の実現」。政府がデジタルコンテンツ振興のために掲げた3つの基本
目標のひとつだ。官民で取り組み始めた土台作りは、実を結ぶだろうか。(以上、一部略)

239。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/08/22(水) 16:24:45 ID:PRW7lE1o
会社に入って数カ月の月給は4万円ほど。今も少し上がったくらい」
都内の制作会社に勤めて3年目の女性は、厳しい生活が続く。
若いアニメーターが描く1コマの値段は200円程度。20年以上変わらない。
300枚描いても月6万円ほどで、長時間低賃金労働が当たり前だ。
海外への外注でコストが下がり、賃上げを求めれば職を失いかねない。
現在日本で制作されているテレビアニメの新作は、20年前の約3倍の100本。
一方で、国内のアニメーターは約3500人と、20年前から増えていない。
海外への外注なしに制作本数をこなせないのが実情だ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070820k0000m040081000c.html
http://www6.ocn.ne.jp/~pancake/ani01.html
http://www.depth-of-field.jp/main/vol006/focus/05_page03.php

240。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/08/22(水) 16:26:38 ID:PRW7lE1o
日本アニメ:韓国などへの外注増加…「空洞化」懸念
彩色の仕上がりをパソコンでチェックするスタッフ。昔に比べ、作業の効率化が進む
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070820k0000m040081000c.html

「ジャパンクール(かっこいい日本)」の代名詞ともなった日本のアニメ。
しかし、インターネットの発達で人件費の安い韓国などへ制作の外注が増え、産業の「空洞化」が進んでいる。
業界団体によると、制作過程の一部でもアジアのスタジオへ下請けに出している会社は、9割に上るという。
日本のアニメは大丈夫なのか。韓国と日本の最前線を歩いた。【ネット社会取材班・森有正】

「主人公のアップを使おう」。東京都杉並区の大手アニメ制作会社「マッドハウス」の編集スタジオで、深夜の人気テレビアニメ「クレイモア」の制作が進んでいる。
韓国の制作会社「DRムービー」に発注した制作途中のアニメが、ネットのブロードバンド(高速大容量)回線で届いたばかりだ。マッド社のスタッフはそれを映し出すモニターを見て、出来栄えをチェックしていく。

クレイモアは「月刊少年ジャンプ」に連載された人気マンガ。
中世を舞台に、戦士「クレイモア」がモンスターと戦うストーリーで、登場人物や戦闘シーンの細かい描写が受けている。

マッド社の制作担当、高橋亮平さん(29)は「ブロードバンドのおかげで大量の素材を簡単にやり取りでき、制作現場は大きく変わった」と言う。杉並のスタジオでチェックされたアニメは、ネットで再び韓国に送り返され、DR社が完成品に仕上げる。

DR社のスタジオはソウル市南西部の「デジタルバレー」と呼ばれる地区の高層ビルにある。スタッフが手描きした原画をパソコンに取り込み、別のスタッフが彩色の最終確認を進める。
パソコンはすべてLAN(企業内情報通信網)でつながれ、制作途中の素材はまとめてサーバーに納められる。
「クレイモア」の制作デスク、ピョン・チンソプさん(29)は「サーバーを確認すれば、すぐに作業の進み具合が分かる。効率は抜群」と話す。杉並のスタジオと同時にパソコン画面を見ながら、携帯電話で手直しを指示されることもある。

 技術を日本から吸収し、腕を上げてきた韓国は日本の脅威になりつつある。
韓国で昨年4月からテレビ放映されているアニメ「IRON KID(アイアンキッド)」は「大元(デウォン)」など韓国の2社が共同制作したオリジナル作品。フランスやスペインなど14カ国で放映され、今年9月からは米国にも登場する予定だ。

大元は、日本から「銀河鉄道999」や「キャンディキャンディ」の下請けを経験し、子供向け作品のノウハウを培ってきた。
アニメーションチームのイ・チョンウさん(42)は「制作技術の水準の高さもあり、海外から共同制作の提案が増えている」と説明する。

日本貿易振興機構(JETRO)によると、韓国アニメ産業の売上高(関連物品販売も含む)は10年には04年の約2倍の4890億ウォン(約600億円)になる見通し。
日本の下請けの立場から、自立したアニメ大国にのし上がろうとしている。

241。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/08/22(水) 16:27:45 ID:PRW7lE1o
日本の制作現場はどうか。「会社に入って数カ月の月給は4万円ほど。今も少し上がったくらい」。
都内の制作会社に勤めて3年目の女性は、厳しい生活が続く。

若いアニメーターが描く1コマの値段は200円程度。20年以上変わらない。
300枚描いても月6万円ほどで、長時間低賃金労働が当たり前だ。
海外への外注でコストが下がり、賃上げを求めれば職を失いかねない。作画を含む一連の制作現場での低賃金は、韓国などに合わせた結果だ。

「巨人の星」の制作に携わり、現在は「虫プロ」の監督を務める有原誠治さん(59)は「アニメーターはたくさんの絵を描くことで習熟し、作画のコツをつかみ成長していくもの。今は人材育成から作品制作まですべての面で手間をかけなくなった」と嘆く。
生活が苦しいうえ、技術も十分に教えてもらえず辞めていく若者が後を絶たない。

海外への外注(注)と相まって進む制作のデジタル化の流れの中で、これまで日本が得意としてきたすべて手描きのアニメは風前のともしびだ。セル原画に着色する絵の具の製造卸会社も、かつては3社あったが、今では太陽色彩(東京都板橋区)1社だけ。
北村繁治社長(75)は「もう商売にならないことは分かっているが、アニメ作りの原点といえる手描きの良さを何とか残したい」と語る。

虫プロの有原さんは「制作工程の細分化は時代の流れだが、作品に対する現場の思い入れが薄くなっては、観客に感銘は与えられない」と危機感を募らせる。


(注)現在日本で制作されているテレビアニメの新作は、20年前の約3倍の100本。
一方で、国内のアニメーターは約3500人と、20年前から増えていない。海外への外注なしに制作本数をこなせないのが実情だ。

▽ スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーの話 「企画は日本で立てて、作るのはアジア」とよく言われる。
背景には日本のスタッフだけでは受注を賄いきれないことと、制作コストを安くというお金の問題がある。
そこにIT(情報技術)の進展も関係しているんだろうが、それで本当に日本のアニメと言えるのだろうか。

かつて米国のアニメ業界も企画に集中し、制作は日本に任せた。その結果どうなったか。繁栄したのは米国ではなく日本だった。
同じことが起きるのでは。このままでは韓国などアジアの国に追い越されると思う。

毎日新聞 2007年8月19日 20時32分 (最終更新時間 8月20日 0時19分)

242。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/09/25(火) 15:26:22 ID:1gbrvKBs
会社に入って数カ月の月給は4万円ほど。今も少し上がったくらい」
都内の制作会社に勤めて3年目の女性は、厳しい生活が続く。
若いアニメーターが描く1コマの値段は200円程度。20年以上変わらない。
300枚描いても月6万円ほどで、長時間低賃金労働が当たり前だ。
海外への外注でコストが下がり、賃上げを求めれば職を失いかねない。
現在日本で制作されているテレビアニメの新作は、20年前の約3倍の100本。
一方で、国内のアニメーターは約3500人と、20年前から増えていない。
海外への外注なしに制作本数をこなせないのが実情だ。

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070820k0000m040081000c.html
http://www6.ocn.ne.jp/~pancake/ani01.html
http://www.depth-of-field.jp/main/vol006/focus/05_page03.php

アニメで得た利益は大手広告会社・テレビ局に中間搾取され、
作り手であるアニメーター(製作会社)には雀の涙しか行かない現実。
このままでは日本のアニメ業界の崩壊は避けて通れない。
これを打開するにはなにが必要か?

243。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/10/13(土) 22:16:40 ID:D4dJVgjQ
★アニメ:制作現場から悲鳴 労働環境改善求め協会設立へ

休みなしで原画を200枚描いても月数万円、社会保障や退職金もない−−。アニメ大国と言われながら、長時間労働と
低賃金で人材離れが進むアニメ制作現場の労働環境を改善しようと、アニメーターや演出家が13日、「日本アニメーター
・演出協会(JAniCA)」を設立する。アニメ業界でこうした団体ができるのは初めてで、賃金アップや残業代の支給を業界
に訴えていく。

人気アニメ「北斗の拳」の監督としても知られる制作会社「スタジオライブ」(東京都板橋区)の芦田豊雄社長の呼びかけ
で実現した。JAniCAには約500人が参加。代表の芦田社長は「劣悪な労働環境を背景に国内では人材不足が慢性化
している。このままでは、日本の制作現場は崩壊する」と語る。JAniCAは今後、国や地方自治体にも人材育成支援への
協力を働きかけていくことにしている。【森有正】
--
「小さいころから夢だった仕事に会社員から転職したが、1日12時間働いて月収は以前の半分。徹夜が続いても残業代
はないし、医療保険さえない」。都内のアニメ制作会社で働いて2年目の女性(32)は労働条件の厳しさを訴える。

会社員時代はマンションで1人暮らしをしていたが、転職後は家賃が払えなくなり、実家へ帰った。生活費を切りつめる
ため化粧もやめた。医療費がかかるからと、病気が悪化するまで病院に行かなかった同僚もいる。「海外旅行なんて
できなくてもいい。せめて普通に暮らしたい」と言う。(つづく)

(毎日新聞 2007年10月13日 3時00分)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20071013k0000m040154000c.html

244。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/10/15(月) 19:48:37 ID:KIQDepWI
>>243の続き

ベテランのアニメーターも老後の不安を抱える。人気アニメ「あしたのジョー」の作画監督として有名な金山明博さん
(68)は「40年近くアニメの世界にいたが、契約社員として働くことが多く、退職金ももらえなかった」と振り返る。

体調を崩して59歳で一線を退いた。今は月12万円の年金が頼りだ。「同年代の業界仲間には生活保護を受けたり、
ホームレスになった人もいる。こんな環境で日本のアニメはいつまで持つのか」と心配する。

業界では近年、深夜テレビやインターネット配信向けにアニメの需要が増加。テレビ向けに限っても新作は20年前
の約3倍の年間100本も生まれる。

しかし、制作現場では人件費の安い韓国や中国の下請け会社との競争で賃金が下がっている。そのうえ、アニメーター
は1作品ごとに契約したり、フリーの立場で働くケースが多く、身分は不安定だ。「親のスネをかじらないと仕事が続け
られない」(都内の23歳男性)状況が広がる。 (了)

(関連スレ)
【文化】 日本のアニメ業界、これからどうなる?…アニメーター人手不足は常態化、技術力低下も懸念★5
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1173893832/ (dat落ち)
【業界】アニメーターの3割弱が年収100万円未満 空洞化進む日本のアニメ産業−週刊東洋経済TKプラス
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1166678691/ (dat落ち)

245。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/10/16(火) 14:13:03 ID:mx4OJ/gY
http://www6.ocn.ne.jp/~pancake/ani01.html

比較の数字と例です。
欧米では、史上最悪の労働搾取の例として、
17〜18世紀のイギリスの紡績業をよく出してきます。
ナポレオンの時代ですねぇ
このころのイギリス紡績業は孤児などを使い、
とても長い労働時間と搾取をしてきました。
今でも映画やドラマで描かれていますので
わけがわからなくても、見た事がある人も多いと思います
最近ですと、イギリスのテレビドラマの「シャープ」などに出てきます。
小説原作のとても面白いお話です。
このころのイギリス紡績業がどのくらいの搾取比率があったか、と言いますと
当時、イギリスを非難していたアメリカの発表です
「イギリスの紡績業者は孤児を使い、1日16時間も働かせ、7:3もの搾取をしている」
だそうです。
7割が業者の取り分ということですね
アメリカの奴隷制度のときでさえ搾取比率は6:4程度だったそうなので
奴隷よりひどいじゃないか、と
当時のアメリカの紡績業者団体はイギリスを非難しておりました。
これが歴史に残る、至上最悪の労働搾取だそうです。

では日本のアニメーターの場合はどうでしょう。
労働時間は1日18時間以上、搾取比率は99:1以上、
実際には、ゼロの下、コンマの単位となります、ひどい話です。

246似非婚:2007/10/20(土) 00:18:03 ID:Zck0iUmw
かなりのご無沙汰です。
というか、ここがまだ生きているとはしばらく思ってもいませんでした(汗

>>243
そちらの団体には何か協力出来るのではないか?と思ってMailを出してみたのと、mixiでも
その旨を該当コミュニティで書き込んでみたのですが、連絡が無い状態です。
本業が忙しいのだろうなと静観していたのですが、業界内クリエーターの方に聞いても余り
興味が無いというお話が多く、何で?と思いつつも、まあ余りここに書くような話ではない
ことで色々と思いがあるようで、軽く不安には思っていました。

そんなこんなで来たら、某掲示板の該当スレにちょっと気になる書き込みがあるという話を
友人から聞き及び、確認してなるほどな、そりゃ返答しにくかろ、という印象です。


政治信条がどうあるという話は抜きにして、国会参院では野党共闘でもあるし(笑、そんな
ことではなく、成果を出さないことには活動も続かない、せっかくの動きも尻すぼみでは
終わってしまう訳で、ともかく改善をしたいと考える勢力は結集する必要があると私は
考えます。

現場の労働者にお金が下りてこないのは構造的な理由がある、というのは長らくこの
掲示板で話してきた通りですし、それを実行して行くには専門知識や人脈、マンパワー
が必要な訳で、ちょっと残念だなと思う次第です。

いずれにせよ、どこからでも何かのきっかけになって、状態が変化する状況になれば
いいな、と願う次第です。

247似非:2007/10/21(日) 02:51:57 ID:71DsWQ2.
>>246、Mail送付の件ですが、返答がありましたのでご報告致します。
未だはじまったばかりで手を広げるのが難しいとのご趣旨でした。

具体的にどうすべきか?と考えた場合に、とりあえず最低限の部分に蓋をすることだろう、と思います。
一番不安だろうと思われるのは、外の人が中に入ってくる入りの状態と、継続して大丈夫なのか?という
出の状態の部分だと思いますので、入って普通に暮らしていける生活レベルの保証と、老後生きていける
保証だろうと思います。この部分について解決策を模索するという所に絞り込むのも、限られたマンパワー
を生かそうと考えたら、それでも十分有効な施策かと思います。

ですからそういう部分で是非頑張って頂きたいな、と考えますし、触発されて日動協などでも別のレベル
として違う次元の新しい動きでも起きたら、と期待するところです。

起きなければ?また何か我々でもやりたいと思います。

248。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/10/21(日) 14:32:39 ID:4b.SCgV2
広告代理店による、制作費搾取の構図
http://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/0/f/0f8ab87f.JPG

249似非:2007/10/24(水) 03:05:02 ID:VMzoxWrQ
2ちゃんに貼ってみました。

コンテンツ産業の雇用と人材育成
アニメーション産業実態調査 2005
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2005/documents/025_summary.pdf
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2005/documents/025_00.pdf

抜粋

> (3)各セクターによる支援策の現状と課題
> (自治体による支援施策)
> 集積地域の自治体の施策として、杉並区、練馬区ともに 2000 年代に入って「地場産業」としての
> アニメーション産業に着目し、業界との連携と支援施策の検討・実施を始めている。施策の第 1
> 段階として、両区共に年に 1 度のアニメーションフェスティバルを開催し、区民・企業に対する PR
> を行っている。第 2 段階は、地域を基礎とした企業間の協議会設立への支援である。杉並区では
> 2001 年に、練馬区でも 2004 年にアニメーション協議会が設立され、会員間および自治体との情報
> 交流やフェスティバルへの参加、オリジナルアニメーションの制作などで企業間の連携が図られて
> いる。さらに、杉並区では、取り組み当初より地場産業としてのアニメーション振興を明確に打ち出し
> ていることもあり、デジタル化等の産業基盤整備の検討を進めると共に、専門の担当課を設置し、
> アニメ資料館の設置・拡充と、6 ヶ月間の企業委託実習制度(匠塾)の実施をみている。練馬区では、
> 現在、杉並区と同様の支援策を検討中である

抜粋

> ⑤コンテンツが産み出す付加価値配分の一方策として、制作企業ならびにアニメ従事者養成教育機関
> も含めたネットワークによる価格交渉力の向上が必要である。その際には行政による一定程度のバック
> アップも検討すること。
> ⑥著作権に係わる権利関係の見直しと契約等による明確化、ならびに知的財産権に係わる専門人材の
> 育成支援を進めること。
> ⑦広く就業者を対象とした雇用政策を展望する必要があること。その際、雇用者以外の人々についても、
> その就業実態に応じて雇用者に関する制度の(一部もしくは全部の)適用を検討する必要があること。
> ⑧地域集積産業における産業支援は、集積地自治体だけでは限界があり、広範囲な制度的対応につい
> ては、都道府県レベルや国の役割が求められること。
> ⑨今後は、高齢者や中年層の女性など、将来の労働供給構造に適合した職場環境の整備が重要であること。

言えることは、アニメ産業を抱える自治体の行政や議員などの多方面にパイプを作って、支援が具体的に
進むよう、機運が盛り上がるよう、その活性化を図ること。

それと、独立自営業者として保障されない社会保険や健康保険についての窓口を社会保険労務士などの
協力を受けて、アニメーターという職種がきちんと職種らしく確立された社会保障を提供出来る環境提供の
受け皿を作ること、くらいか。

>>758は本来制作会社側が行政と共同して環境整備するべきことなので、旗振り役としての強力な協力社を
見出す必要もある。IGはどうか?

250。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/11/17(土) 17:41:52 ID:h8Wpj.5Y
たまごまごごはん - アニメ制作の費用についてしらべてみた。
http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20060719/1153219520

251。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/11/17(土) 17:59:00 ID:h8Wpj.5Y
第4回 アニメプロデューサー論
2003 年7月8日
講師:清水慎治氏(東映アニメーション株式会社 チーフ・プロデューサー)

「ワンピース」は、テレビ局からもらうのは900万円です。
うちは人件費がかかりますから、1100万円ぐらいかかります。
一本作ると200万の赤字なんですよ。

深夜帯では550万の受注額で、500万かけてつくっているものもあります。
この金額ではそれなり紙芝居的な絵になります。

うちの場合はいま3500枚使います。半年前まで3000枚だったのですが、どうしても止まっている絵が
多くなってしまうので、逆にちゃんと動かそうということで増やしています。話によって
違いますが、だいたい300カット、3500枚で、背景は200枚から230枚ぐらいです。
http://www.tkfd.or.jp/division/public/culture/pdf/consul2003re4.pdf

制作費が少ないと、動画枚数も少なくなる、という現場の証言。

252。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/11/17(土) 23:23:12 ID:VnxPzy6U
覚え書き;アニメ残酷物語
http://jeenaandow.exblog.jp/7514995/

253。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2007/11/18(日) 02:28:07 ID:rP/TFwSY
■日米アニメーターの年収比較。

北米アニメサイトANNでは、読売新聞Yomiuri Onlineの記事「労働時間多く・年収少なく、
アニメーターの実態調査」を取り上げ
、"Japanese Animators Paid Significantly Less than North Americans"
(「日本のアニメーターの給料は北米の同業者よりかなり少ない」)という題の記事(11月2日)を掲載した。

ANNの記事で取り上げられたSalary.comの年収資料によると、アメリカのアニメーターの平均年収は
US$55,000(現在のレートで、約645万円)、そして、the Arts Institute of California(カリフォルニア芸術協会)
によると、同協会卒業のアニメーターの平均初年度収入はUS$31,000(現在のレートで、約363万円)となっている。


↓下が読売による日本のアニメーターの年収。。。。。。

労働時間は1日平均10・2時間で、月間労働時間は推計250時間となった。
一方、平均年収は100万円未満が26・8%、100万円以上200万円未満が19・6%、
200万円以上300万円未満が18・6%と、3人に2人は300万円未満だった。

 中でも、原画を基に絵の動きを描く「動画担当」のアニメーターは出来高払いが8割を占め、
枚あたりの報酬は平均186・9円。年収は100万円未満が73・7%を占めている。


米、約645万円
日、約200万円

254風雲寺の陰謀:2008/02/19(火) 23:17:33 ID:1rF3bZb6
>>7                                                             世界   
それって、日本には今まで壊してきた文化やら、産業を振興する義務があると?                            同人
                                                                企画

255ごめんなさい、は立派な日本文化だ!っ:2008/02/19(火) 23:52:19 ID:1rF3bZb6
まあ、右翼がウヨウヨしだすのはネットが普及しはじめたころから、わかりきってたけどね。

256それには受け皿が必要だ。:2008/02/20(水) 00:05:37 ID:2NYWrvrQ
新たな概念、時代の変化のなかでしか得られないもの。
それを俺は”万金の価値”と呼んでいる。

257ごめんなさい、言ってみたかっただけです:2008/02/23(土) 04:00:24 ID:9w24Yv1Q
ちょっと前まで右翼左翼の区別が付かない、つっーか、意味も知らなかったです。

258西洋人も東洋人も区別がつかねぇよ:2008/03/01(土) 09:59:47 ID:gUQKR4VI
OP、EDだけを大量につくってほしい。

259。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/03/12(水) 17:06:31 ID:klDpi0m2
「なに、これ」。練馬区の制作会社で働く女性アニメーター(34)は7年前、
電卓で自分の時給をはじき出した。液晶画面には「150」円。

会社の机に1日15時間かじりついて、月給は7万円。話にならないほどの低賃金だ。

アニメーターがもらえる原画の単価は1カット4000円。
背景にスズメ100羽が飛んでいたりすると、描くのに時間がかかる。
手のかからない青空でも単価は同じだ。給与は出来高制。
手間のかかる仕事が重なると、それこそ手取りはスズメの涙となる。

家賃を引くと、残り3万円。その後ひと月は、そうめんだけでしのいだ。
「ワーキングプアそのものですよね」

そんな彼女が過酷な生活から抜け出したのは、数年前に会社を変わってから。
大きな会社から声がかかり、月給は20万円ほどに改善した。
しかし30代半ば、キャリア10年の報酬としては、世間並みとはお世辞にも言えない。

次の目標はキャラクターデザインを手がけること。
この段階になって、作品のエンドロールで自分の名がはっきりと見える大きさになる。
報酬もぐーんと増える。が、そこに行きつくにはまだまだ。切りつめた生活はしばらく続きそうだ。

彼女が経験した極貧生活は、多くのアニメーターが通る道でもある。
子供たちに夢を贈る作品の陰には、貧しい若者たちの忍従の日々が潜む。
東南アジアに下請けに出す会社も増えており、国内の労働市況にはなかなか光が見えない。

「そもそも産業構造がおかしい」。最近、アニメ監督らが団体を作り、批判ののろしを上げた。
スポンサーが出すお金のうち、8割がテレビ局と広告会社に回ったケースもあったという。
団体の代表は「北斗の拳」監督の芦田豊雄さん(63)。
<お前はすでに死んでいる>。そんな風に強がってみたいけど、実社会で一撃必殺の拳法は通用しない。
ねばり強く、各方面と交渉して理解を求めることにしている。

◆労働と報酬
日本芸能実演家団体協議会(新宿区)が2005年に発表した調査では、
アニメーターの平均労働は月25日、1日10.2時間。所得は年300万円以上35%、未満65%。
100万円未満も27%を占めた。無作為に選んだ300人に調査票を渡し、83人が回答した。
年金未払いも22%に上った。

ソース
http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_08031208.cfm

260。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/03/15(土) 18:28:50 ID:U2FaVjQA
現場で働く人達と末端消費者の購買力の逸脱が、富と繁栄を支えるのが政治用語でいう『不正義』そのもの。総務省の勧告ひとつだけでも改善するのに、企業利益を第一にしか考えていない。

261。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/03/23(日) 21:59:20 ID:vnD58DP6
BBSのソースに書けなかったのでここにかきます。『まんが喫茶ゲラゲラ』では、2chからの書き込みと貼り付けたキャンディーボーイと地獄少女のリンクが不可能でした。

262。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/03/25(火) 21:00:46 ID:F4Dt/veo
川瀬公平と伊平崇耶と里見哲朗がラジオ対談で、ニコニコ動画が売上を下げてるみたいなことを言ってましたが、実際にはどうなのか。

263アニメ関係でデータを信じる気にならない:2008/03/31(月) 15:58:27 ID:wKXkwqc.
3sも宗教も、はたまた外人も参政するべきではない。
これらは反政治で利を得るからだ。
また、俺がプロガンダを嫌う理由もここだ
これらが交じり合って出来るのは、カルトもどきのどれでもない何かだ。

264こういう人の為に何かしたいね:2008/04/02(水) 16:18:09 ID:22oLObrQ
アニメーターの場合は、悪い待遇でも仕事を受ける人がたくさんいるから、
発注側も悪い待遇で人を集めるようになる

265政治的意味合いを求めるなら:2008/04/02(水) 16:28:41 ID:22oLObrQ
世界的に認められるアニメを作る人達が
日本の職業の底辺を代表する人達で体裁が保てるのだろうか?

266。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/04/10(木) 15:47:59 ID:V0k5vPj.
【コンテンツ産業】海外と互角に渡り合える人材が足りない─ 企業力に欠けるアニメ業界、海外では存在感の低いゲームソフト業界
引用元:東洋経済オンライン
http://www.toyokeizai.net/business/industrial_info/detail/AC/4b8ccefdabb23c756a598f5c2a4134ae/

 世界中を魅了する「クールジャパン」。だが統計数字を見るかぎり、日本のコンテンツ産業の世界での存在感は決して大きくない。
市場規模は日本の13・9兆円に対し、米国は6000億ドル。日米間の差は実に4倍だ。さらに米国のコンテンツ規模における
海外売上比率は17・8%あるのに対して、日本はわずか1・9%だ。

 「クールジャパンという文化的な影響力は数字では測れない」と、デジタルハリウッド大学の杉山知之学長は言う。
だがこれはホメ言葉ではない。要は「影響力をおカネに変える力が足りない」(杉山氏)のだ。
 つねに世界市場を視野に入れているのがハリウッド。先日、ディズニーは日本のアニメ制作会社と組んで
『リロ・アンド・スティッチ』の舞台を日本に置き換えた日本版の制作を企画中だと発表した。全世界版で儲けた後は、
ローカル版でさらに儲けるという段階まで進んでいる。
 一方の日本のアニメ産業は、自前コンテンツで海外に売り込むという基本動作すらおぼつかない。「以前は契約内容を
ろくに調べもせず、海外に権利を安売りしていた」(業界関係者)。これでは、せっかく作品が海外で人気が出ても、
収益が日本に還流するわけがない。

 海外と互角に渡り合える人材の不足も悩みの種だ。「英語が話せ、あらゆるメディアに精通するプロデューサーが足りない」
と杉山氏は嘆く。ここ数年で東京大学を筆頭にプロデューサーを養成する大学も増えてきたが、経験がモノを言う
プロデューサーが机上で育つほど甘くはない。
 『攻殻機動隊』などで世界的に有名なアニメ制作大手のプロダクションI・G・は、即戦力として他業界からハリウッドとの
交渉要員をスカウトすると同時に、将来のプロデューサーを育てるために若手社員に著作権や版権管理を教える研修を始めた。
どこの業界でも当たり前のようにやっている若手社員研修が、アニメ業界ではやっと始まった段階だ。
 アニメ制作の現場では、厳しい労働条件を理由にアニメーターのなり手が少ないという問題も抱える。プロデューサーに
アニメーター、あらゆる階層で日本のアニメ産業は制度疲労を起こしているのが実情だ。


■ゲームソフトの世界同時発売始まる
 ゲームは、日本のコンテンツ産業最大の輸出産業だ。任天堂のWiiやDS、ソニーのPSシリーズなど、ゲーム専用機ハードでは、
日本勢が世界の主流の座を守り続ける。だが、ゲームソフトについては状況が異なる。米国のソフト販売で上位を占めるのは、
アクティヴィジョン、EA、UBIソフトなど欧米系ばかり。日本勢の存在感は低い。
 背景にあるのは、日本勢は特定ハード向けのソフト開発が中心で、欧米勢のような複数のハードに対応する
マルチプラットフォーム型のソフト開発に消極的だったことや、語学力のあるゲーム開発人材の層の薄さといった構造的な問題だ。
 ただ、今後のゲームソフト会社の成長を考えるうえで、海外は無視できない。スクウェア・エニックスの和田洋一社長は、
今年の年頭所感で「世界のゲーム会社として、出発の年」と明言。国内向け商品を海外向けにローカライズするだけの
輸出産業から脱却し、開発部門を強化して日本語版と他言語版の世界同時発売を目指す。ゲーム業界にはアニメ業界
にはない資本力という武器がある。ハード同様、ソフトでも世界覇権を奪えるか。その動きが本格化する。

267ほらいのぶゆき:2008/04/13(日) 17:59:09 ID:g4imF9tE
『コードギアス反逆のルルーシュR2』のTVコマーシャルでブルーレイとDVDが同時発売となっていた。ユーザーの購買意識だけでなく、将来的にはブルーレイディスクに移行させる商品戦略の為のモニタリングもあるのではないか。

268。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/04/28(月) 20:27:56 ID:BZsVHxoQ
【カオス通信】アニメにおける棒読み声優誕生のカラクリ
http://news.livedoor.com/article/detail/3612416/

269政治に結びつけるか:2008/05/25(日) 02:08:58 ID:SsLFSROI
<<266
いいんじゃない?
他国のコンテンツ産業圧迫して、政治が絡むと余計にアレだし。

270まともなフリをしたキチガイが一番怖い:2008/05/25(日) 15:33:02 ID:wyxQ8CL6
日本は良くも、悪くも最も民主主義を体現している。

271。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/05/26(月) 10:22:40 ID:quPVBPfs
プロパガンダ 具体的な手法

1. レッテル貼り - 攻撃対象となる人や集団、国、民族にネガティブなイメージを押し付ける。
  例:修正主義者、ブルジョア・反動、劣等民族、独裁、全体主義、守旧派、抵抗勢力、過激派・夢想家、テロリスト、売国奴、NEET

2. 華麗な言葉による普遍化 - 対象となる人物や集団に、多くの人が普遍的価値を認めているような価値と認知度を植え付ける。
  例:革命・革新、改革、自由、平等、新体制、ユートピア、純潔(な民族)、愛国、郷土

3. 転移 - 多くの人が認めやすい権威を味方につける事で、自らの考えを正当化する試み。
例:神、国王、天皇、選ばれし者、救世主、天の声、運命、英雄、常識・世間(日本の場合)など

4. 証言利用 - “信憑性がある”とされる人に語らせる事で、自らの主張に説得性を高めようとする。
例:関係者、当局、権威筋、○×大学教授、研究者・研究家、天皇(日本の場合)  

5. 平凡化 - コミュニケーションの送り手が受け手と同じような立場にあると思わせ、親近感を持たせようとする。
例:同志、公募

6. カードスタッキング - 自らの主張に都合のいい事柄を強調し、悪い事柄を隠蔽する。本来はトランプの「イカサマ」の意。情報操作が典型的例。マスコミ統制。
例:大本営発表、国営放送、政党機関誌

7. バンドワゴン - その事柄が世の中の権勢であるように宣伝する。人間は本能的に集団から疎外される事を恐れる性質があり、
自らの主張が世の中の権勢であると錯覚させる事で引きつける事が出来る。
例:「〜が今流行っている」「巷で話題の〜」「知らないと乗り遅れる○○」「〜と皆が言っている」(衆人に訴える論証)

272情報とは溶けた鉄のようなものだ:2008/06/10(火) 04:01:05 ID:DFCjD2ww
レッテル貼りは悪ではない。
レッテル貼りは万物を統べる力。
彼らは、その一面しか知らないのだ。

なぜなら、その本質は、レッテルは、貼られた本人にしか決められないのだから・・・・

極めよ、レッテルを! レッテルマスター!!

273仁義無き資本主義:2008/06/10(火) 04:11:20 ID:DFCjD2ww
無政府主義者が思想などの精神的な支えを失ったら、
そりゃあ、もう、
拝金主義に走ったり、テロったりするしかないのだ。

274潤いがねぇ!:2008/06/10(火) 18:59:46 ID:dYZ5Kfoc
業界が政治に期待するのは、金ではなく。
独自に新たな展開をする為の地位と、
法、つまりは普通さ、である。

275。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/11/01(土) 04:12:04 ID:7c3lraVM
小手先の技では勝てぬよ、大胆さがなければ。

276この欄に載せる広告を募集中:2008/11/04(火) 16:34:27 ID:paWXH00w
アニメーターと農家が組んだら、おもしろそうだ。

277 555:2008/11/15(土) 17:50:02 ID:g9MfCh4U
業界がいかなる事をしようと現場アニメーターと末端消費者の貧困が≪富と繁栄≫の支えとなるのではいかなる展望があるというのでしょうか。

278。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/11/23(日) 08:38:50 ID:WxYhQLLY
経済から独立できる。

279。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/11/23(日) 08:41:15 ID:WxYhQLLY
まあ基本的に働く人間が自ら、販路を切り開くのが理想的なんだけど。

280。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2008/11/29(土) 23:39:27 ID:A5xyMa9g
ただでさえ美術品は骨董価値が付く。

281。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2009/01/03(土) 13:27:04 ID:DgGazIoE
「アニメ大国・ニッポン」を継承する人材を育成するため、東京都は、アニメ業界を
志す人たちのための「教科書」を作った。制作の流れや作画の基礎など、最低限、
身に付けておくべき作法をまとめた「教則本」だ。制作現場が求める人材は不足しており、
業界の今後を見据えた後継者の育成は急務。国家戦略で育成に取り組む
韓国や中国が台頭していることもあり、業界の危機感は強い。 

「アニメの教科書」は、都と業界団体「日本動画協会」、アニメの専門学校が連携し、二年越しで完成させた。
アニメ関連のプロダクションは都内に集中していることから、「東京の地場産業」と
位置付け、都は製作費として二〇〇八年度までに計二千九百万円を支出した。
「日本のアニメ産業」「アニメの制作」「作画の基礎/仕上・美術」「原画素材集」の
計四巻で構成している。
アニメは、デジタル化が進んでいるが、手描きに頼る部分は多いため、作画力を
養える内容にした。全国に二百カ所くらいある専門学校の教育と、制作現場が求める
人材とのミスマッチをなくす狙いがある。
日本動画協会の清水義裕さんは「各プロダクションとも体力がなく、即戦力が欲しい。
アニメ業界を目指す人は、教科書の内容を常識として頭に入れておいて」と話す。

都産業労働局は「もともと職人の世界だが、(下積みに当たる)動画制作の部分は
中国や韓国へ外注が進んで、日本でアニメーターを養成する機会が失われた」と背景を説明する。
都はアニメ産業支援のため〇九年度にも、現役アニメーターらを対象に、教科書の
内容を教えることのできる指導者の養成に乗り出す考えだ。

教科書は初版三千部で、四巻セット一万二百九十円。今月七日から、
東京アニメセンター(千代田区外神田四)内で販売する。

*+*+ 東京新聞 2009/01/03[**:**] +*+*
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009010302000088.html

282   555:2009/01/03(土) 17:53:04 ID:MkVNo35U
  教本だけでなく給与所得についても進展させてほしいですね。アニメーターを離職する一番の理由は経済自立できず食っていけないことにあるのだから。

283。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2009/01/23(金) 19:53:07 ID:wVtmod3E
・42%が「アニメ制作費低い」 公取委のアニメ産業調査

公正取引委員会は23日、アニメーション制作会社の約42%が「発注者から低い制作費
を押し付けられたことがある」と回答したとする、アニメ産業についての初の調査報告書を
公表した。公取委はテレビ局などの発注者に、制作費や作品著作権の帰属を含む取引
条件を制作会社と十分協議するよう求めた。

調査は制作会社533社に調査票を発送して行い、回答した114社のうち約30%は従業員
10人以下だった。発注側のテレビ局や広告代理店、DVD販売会社など48の企業、団体
から聞き取りをした。

報告書によると、制作会社には「元請け、下請けへと発注される過程で制作費が大幅に
目減りする」「非常識な人件費単価で制作費を組んでいる」などの声が目立った。

アニメ作品の著作権は発注者に帰属し、制作会社に残らない場合が大半で、制作会社の
約33%が「見合った対価を支払われることなく、作品の2次利用の収益を取られている」と
不満を示した。

http://www.47news.jp/CN/200901/CN2009012301000833.html

284。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2009/01/24(土) 18:24:55 ID:dNTXG88Y
取引条件があいまいで、下請け会社は発注内容の変更を押しつけられることもしばしば−。「クール・ジャパン」の代表格として
世界から注目される日本のアニメーション産業のこんな実態が、公正取引委員会が23日にまとめた調査報告で明らかになった。
経済産業省は世界をリードする産業として育成する方針だが、現場は疲弊している。
調査は2007年11月から昨年12月にかけて制作会社553社を対象にしたアンケート(有効回答114社)と、テレビ局や広告代理店など44社4団体へのヒアリングで行った。
それによると、アニメ作品の企画、制作はテレビ局などから転々と再委託が行われる構造で、制作会社の62.8%が資本金1000万円以下の小規模事業者。
42.4%が「十分に協議することなく著しく低い制作費を押しつけられたことがある」と回答した。
制作会社からさらに下請けに出す場合、発注書面を交付するのは17.1%。あいまいな取引慣行を背景に、発注取り消し(22件)、
内容の変更(46件)、やり直し(47件)が横行。代金減額も16件あった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090123-00000034-fsi-bus_all

285 555:2009/01/26(月) 00:56:59 ID:3TSUJDJQ
シンポジウムとか大抵の記事はアニメ経営者とか上役スタッフで、現場(特に低所得)では無いので映産労などアニメ労組の要請の結果だと思いますね。

286。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2009/03/23(月) 12:15:15 ID:QbscaQKI
★アニメ下請け、ヘルプ! 経産省が育成指針

・宮崎駿監督の作品がアカデミー賞を受賞するなど日本発アニメに対する国際的な評価が
 高いことから、経済産業省が業界の健全な育成を目的としたガイドラインの策定に平成21年度
 から乗り出すことが21日分かった。アニメ制作業界の下請けをめぐる不透明な取引慣行を
 是正し、国際競争力の強化を図ることが狙いだ。政府は先にアニメ制作を日本の重要産業として
 保護・育成する方針を打ち出しており、ガイドライン制定によって報酬などの面でも適正化を
 めざしていく。

 日本のアニメの市場規模は約2兆円を超えるといわれて、日本とアニメを組み合わせた
 「ジャパニメーション」の言葉さえ生まれるほど高い評価を受けている。だが、韓国などの
 海外勢の追い上げも激しくなっており、今後競争は激化することが予想される。

 しかし、制作現場の実態は小規模業者が大半を占め、発注元から極端に低い制作費を
 押しつけられるなど“下請けいじめ”が行われているとの訴えが同省などに寄せられている。

 公正取引委員会によると、制作会社の約63%が資本金1000万円以下の小規模事業者で、
 発注書が交付されず、発注の取り消しや、著しく低い制作費を押しつけられるなどの事例が
 頻発しているという。

 ガイドラインの策定は同省がこうした実態を踏まえ、業界慣行の適正化が必要と判断した
 ことによる。同省は不透明な業界慣行の横行はかえって優秀な人材の育成や競争力向上の
 面でマイナスになると判断した。

 http://news.nifty.com/cs/headline/detail/sankei-m20090322009/1.htm

287。・゜*ヽ(´ー`)/。・゜*:2009/04/22(水) 15:57:27 ID:rr/rTRaU
http://www.tkfd.or.jp/division/public/culture/pdf/consul2003re4.pdf
第4回 アニメプロデューサー論
2003 年7月8日
講師:清水慎治氏(東映アニメーション株式会社 チーフ・プロデューサー)

「ワンピース」は、テレビ局からもらうのは900万円です。うちは人件費がかかりますから、1100万円ぐらいかかります。

深夜帯では550万の受注額で、500万かけてつくっているものもあります。

うちの場合はいま3500枚使います。半年前まで3000枚だったのですが、どうしても止まっている絵が
多くなってしまうので、逆にちゃんと動かそうということで増やしています。話によって
違いますが、だいたい300カット、3500枚で、背景は200枚から230枚ぐらいです。


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