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時事問題議論総合スレッド

4208元気者警部:2009/08/10(月) 18:21:12
裁判員裁判2件目、高い出席率に地裁もホッ
裁判員

 帰省シーズンのさなかに、さいたま地裁で始まった全国2件目の裁判員裁判。選任手続きには、候補者44人のうち41人が出席した。

 出席率は東京地裁の裁判員裁判第1号と同じ9割台。「不安もあるが選ばれたらきっちり責務を果たしたい」「平等な目線で」。スタート直後の新制度に今回も高い関心が寄せられ、地裁関係者もほっとした様子を見せた。

 さいたま地裁は、予定より15分早い午前8時15分に開門。候補者たちは、裁判員裁判の開始に合わせて新設されたA棟1階の待合室に入り、予定より10分遅れの午前10時から選任手続きに臨んだ。

 黒いスーツに赤いネクタイ姿で訪れた30歳代の男性会社員の候補者は、勤務先と相談し、3日間の裁判員用の特別休暇の許可を取得。上司からは「もし担当になったら、しっかりやってこい」と励まされたという。「(第1号事件を)報道で見たが、予想以上に大変な仕事だと思い、不安になった。緊張しているが、選ばれたら参加して義務を果たしたい」と語った。

 法律事務所の秘書をしているという20歳代の女性は、インターネットで今回の事件について調べたといい、「東京地裁の殺人事件と違い、ちょっと安心したところはある」と話した。裁判員になったらどうしたいかを問われると、「まだ社会経験があまりない年齢なので不安はありますが、平等な目線で見たい」。

 50歳代の団体職員の男性は、「一般市民の判断で、果たして人を裁くことができるのか」という疑問を持っていたが、「自分のような市井の一般人が参加することで、冤罪(えんざい)を防げるなら」と思い直し、裁判所に足を運んだ。「被告がどんな思いで事件を起こしたのかを聞きたい」と語った。

 抽選で裁判員に選ばれなかった上尾市の男性会社員(49)は、裁判に合わせ、この日から1週間のお盆休みを取っていたという。「裁判員をするのに抵抗はあったが、手続きが進むうちにやってみたいと思った」と話していた。

 さいたま市の50歳代の男性会社員は「抽選にはずれ、残念という気持ちとホッとしたという気持ちが半分半分」と複雑な表情。会社員によると、裁判員になった人たちは選ばれた瞬間、「えっ」という顔つきを見せたという。

 地裁総務課の職員は「予想以上に高い出席率。お盆休みや悪天候にもかかわらず多くの人に足を運んでいただいた」とひと安心した様子だった。

 ◆「手続きうまく機能」…裁判官の反応◆

 裁判員候補者のうち、93%にあたる41人が裁判員選任手続きに出席したことについて、ある刑事裁判官は「東京地裁の第1号事件で関心が高まっていることに加え、刑事裁判への参加を真摯(しんし)に受け止めている人が多いということだと思う」と話した。

 別のベテラン刑事裁判官は「あらかじめ辞退を広く認めたことが、当日の高い出席率につながった。呼び出し状の発送を含め、選任手続き全体がうまく機能している」と話した。

(2009年8月10日12時03分 読売新聞)


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