その12月31日にはロッキンオン主催の音楽イベント「COUNTDOWN JAPAN 13/14」に出演した佐野元春 and The Coyote Band。ステージ中盤に「悲しい知らせがある」と大滝詠一さんの訃報を伝えて「ポーラスタア(北極星)のように僕らを照らしてくれることになった。この曲を大滝詠一さんに捧げたいと思います」と話して「ポーラスタア」を唄った。
2011年2月19日にFM COCOLOで放送された「佐野元春 ALL FLOWERS IN TIME」。スガシカオは元春についてこんなふうに話した。高校生のときから元春のファンだという。「ヤングブラッズ」のミュージック・ビデオを撮影したことで知られる代々木公園に仲間4,5人と行って記念撮影したこともあるそうだ。同じステージには一度だけ立ったことがあるけれど、ガチでということになるとはじめてだから、自分の青春を全部背負ってステージに出ようと思ってるとスガシカオは話した。
16歳の時「To know him is to love him」というセンチメンタルな曲を書き、自ら作ったバンド”テディ・ベアーズ”で58年にこれをNo1ヒットさせた。
しかしフィルの狙いはバンドによる演奏ではなく、自分が作り出したサウンドを再現することだった。
テディ・ベアーズを解散したフィルは、59年にはプロデューサーとして1枚あたり1.5セントの収入で当時ハリウッドで著名な音楽プロモーター、レスター・シル(後日フィルとレーベル「フィリス」を設立)と契約した。こうしてフィルはプロデューサーの第1歩を踏み出した。