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大規模イベントスレ

1「鍵を持つ者」:2013/07/06(土) 23:19:04 ID:???
おう、大規模イベントしろよ

589とある世界の冒険者:2014/07/04(金) 21:54:25 ID:O52.Oaxc
「これは……効いてる、効いてるよな!」
自分の攻撃が当たれば、明らかに何らかの影響がありそうな様子。
確かな手応えを感じれば、右手に一度魔力を集めて構えなおして

「えーと、つまり魔力で泥とかそれを吹き飛ばせってことだな!
だったらどうにかできそうだ!なんとか!なんとかな!」
その言葉とともに再び魔力弾を放つ。
今度の狙いは確実に当てられる胴体や頭ではなく、足元。
地面にぶつけることで、砂煙を巻き起こさせる。

「―――どっせぇぇええい!!」
すぐに砂煙の中に突っ込み、右腕を振りかぶり、力強く右ストレートを放つ。

「これで、どうだぁぁぁあああああ!!!」
そして、右手に集中させた魔力を解き放つ!
収束させていない一撃は、威力としては強力なものではないが、近距離で収束させずに放ったそれは面で攻撃しており、避けるのは至難の業だろう。

590とある世界の冒険者:2014/07/04(金) 22:10:13 ID:qN.dEvaM
>>588>>589
力任せに蛇腹剣を振るい、ディフの妨害を振り払う。
しかしビートへの対応が疎かとなりその一撃を右腕で防ぐしか術がない。

結果。

ビートの一撃を受けたナハトが地面を抉りながら大きく後退する。
ボコボコギュリュギュリュと攻撃を受けた右腕が不自然にのたうち膨張縮小を繰り返す。

「…っ」

忌々しそうに目を細めビートやディフを一度見やり踵を返した。
背に歪な羽を生やし、止める間もなく逃げ去っていく。

591とある世界の冒険者:2014/07/04(金) 22:15:11 ID:xg2Ete1.
>>590
「待…… ア、グ!」

とっさに追いかけようとしたが、傷ついた足がそれを許すはずも無く
痛みでバランスを崩し、前のめりに倒れた。

飛び去ろうとするナハトに手を向け、苦し紛れに雷撃を放つ
どこか体の一部に、できれば歪な翼に当たれと 本当にやけっぱちでの、一撃

592とある世界の冒険者:2014/07/04(金) 22:20:46 ID:O52.Oaxc
「……ふぅ、これならさすがに効いたよな………ッ!
って、まだ動けるのかあいつ!」
こちらも、長期間による戦闘、魔力を相当な料放出したことにより、相応に疲弊していた。
故に、ナハトが逃げ出してもそれに追いつこうと足を踏み出すまでが遅れてしまい、捕まえるのが不可能なくらいには引き離されて。

「アイツは倒れてるしあんにゃろうには逃げられるし………!
だぁ、さすがに放っておけないよなぁ!」
しかし、地面に倒れたディフを見て、深追いをせずにディフのところまで駆け寄って

593とある世界の冒険者:2014/07/04(金) 22:24:25 ID:qN.dEvaM
>>591>>592
周囲の風景も元へと戻り一難は去った。
しかし今後の課題も積もったような……
兎に角、この場は一件落着である。

キリ的な意味で今日はここまで!!

594とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 22:21:56 ID:S.Fhi8KA
フォンベル「おー、無事帰ってきやがったな」

周囲の風景が戻ったところで大魔術師がお出迎えである。

フォンベル
「竜関係のアイテムを探してたんだが…
 よくよく考えたら全部コイツが食っちまったんだった」

イワーム「わむわむ」

大魔術師の後ろで岩のワームがうねうねしていた。
相変わらずデカい。

595とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 22:25:11 ID:JpEK3IlU
>>592-593
「く、うう…… ここで何とかしたかったけれど……」

半身を起こし、空の彼方へと消えて行ったナハトを悔しそうに見上げる
戦闘が終わり緊張感が途絶えた今、攻撃を防いだ両手と足がひどく傷んだ

「体力的には問題ないんだけどちょっと足が、 肩を借りても………」
「………あ、やっぱりいいや、あの二人優先だよね……」

ナハトの攻撃を受けて倒れた銀の姫と、エルンストを見て、何とか体を起こす
骨が折れたわけではない、動ける事は動ける。 問題は素早くは動けない事

596とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 22:49:20 ID:3aKIUg.2
>>594
「……はぁ、終わった終わった。
俺一人じゃ無理だわ、アレは。」
おもいっきり苦戦して、やれることをやった結果はかろうじて退けただけというべきか。
みんながいなければどうにもできなかった戦いだろう。

「………とりあえず、治療とかは他の連中を頼む。
俺はまだ動けるしな。魔力かつかつだけど。」
そうなった原因は序盤に怖気づいていたのが原因であるのだが。

597とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 22:55:55 ID:S.Fhi8KA
>>595>>596
やいのやいのと騒ぎを聞きつけMob生徒やら教師やらも入り乱れ、
修繕やら治療やらで日が変わり…

フォンベル
「はい、つーわけで昨日の出来事はエルンストから聞いた。
 ナハトの奴が未だ敵対中ってのは戦力的に痛いが仕方がねえ。
 だったらこっちは使える戦力を強化するしかねえ訳だ」

現在空きとなっているプラーナ科講師ドゥクスの教室を借りて大魔術師が教壇に立っている。
アッテネやエルンスト、銀の姫の他、白衣を纏う死んだ魚の様な目をした茶髪の女も居る。
無論、当事者たるビートとディフも招かれているわけで…

598とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 23:03:29 ID:JpEK3IlU
>>596
「……いや、むしろ鎧引っぺがしたらかなりいい線いくんじゃないかな」
「利き腕奪えたんだしあのまま戦い続けてたら……」

炎の魔法覚えるか対ナハト用に爆弾もって置くのはどうだろうか、と
そしていろいろあって


>>597
「正直侵負の武器化した段階で対侵負の術式の限界感じ始めてるけど………」

そして呼ばれた私塾のとある一角、の教室
侵負の武器化で強力な武器を得た、その前に魔法の基礎からたたき直され強化された
問題なのはそれがあっさり弾かれた事

599とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 23:24:41 ID:3aKIUg.2
>>597
「………俺の攻撃が効いていたにしてもあの様子じゃあなぁ。」
攻撃まで持っていくのに相手の鎧やらなんやらを乗り越えなければいけない現実。
次はあれにも対策されるかもしれないと考えると気分書く開くなっていく。

「んーむ、戦力強化っつってもどうすんだ?」

>>598
「……鎧ひっぺ剥がすまでに結構大変な目にあってないか?俺たち。
正直、ディフが機転きかせてなかったらあのまま積んでたし。」

600とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 23:27:45 ID:S.Fhi8KA
>>598
フォンベル
「あとは錬度の問題だとは思うがなぁ?
 馬鹿正直に攻撃繰り出しても手練れには当たらんだろうし、
 戦い方を考えるべきかもしれん。
 つーか、単独でやりあって勝てる相手ならとっくにこの騒ぎも終わってるだろうな」

>>599
フォンベル
「正直竜の力の強化法なんか知らんからなあ…
 錬度を積んで何とかなるもんなんだろうかも疑問だな。
 そもそも竜ってのは初期値が異様に強くて伸びしろが少ない感じがするんだが個人的に」

601とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 23:33:55 ID:JpEK3IlU
>>599
「……………」

「あ、忘れてた そういえば雑魚侵負軍団……」

銀とエルンストが雑魚担当、単独で突っ込んで自分とビートと役割分担していたおかげで
何とか気にせず戦えていたが。 一人だと分散されてまず無理ゲー

「……単独行動の時に遭遇したら軽く詰むかな、1対1は絶対やらんだろうし」

>>600
「練度、練度…… 前も同じように歯が立たない相手がいたな、クロと会う前にドムスさんと戦った時」

結局あの問題解決せずにここまで来てしまったのだった
再浮上するだなんて思わなんだ

「あの剣のままで固定化されてないならやりようがある、かな 他の形態にも出来るんなら槌とかにした方が手っ取り早そうではあるけど」
「ついでに発動しなかった技の問題もあるし…… ……戦い方、戦い方…… 剣術……」

602とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 23:44:16 ID:3aKIUg.2
>>600
「でもさー、それって動かない理由にはなんないだろ?
ほら、なんか新たな力に目覚めるッ!……なんてことはないにしてもなんかあるかもしれんし。」

「別にまた違う力を探すのも手k真央しれないけど、市から探すとなると時間がかかるだろうしなー。」

>>601
「……となると俺の問題点は対軍団用の攻撃かね。
できれば、タイマンでも使えるような汎用性の高いの。正直思いつかねぇけど。」
単体で遭遇した時点で負けのようなものなのだろうが、それじゃない時の。
自分以上にナハトに対抗できる存在がいた時に雑魚を相手どれるような魔法があればいいかと考えてそう言っている。

603とある世界の冒険者:2014/07/06(日) 23:52:58 ID:S.Fhi8KA
>>601
フォンベル
「形状変化は便利だが…
 固定化しない分、一つ一つの形状の質が落ちることは念頭に入れとけよ?」

>>602
フォンベル
「ビート、ただの魔術じゃあ侵負には通用しないし、
 かといって負のチカラは竜のチカラを持つ今のお前が修得出来るはずもない。
 出来ることの幅を広げる事は推奨するが1のチカラを10集めるくらいなら
 1のチカラを10に上げるべきだ。
 このペースじゃ1のチカラを10集めてる途中で相手に出くわしてお終いってのが目に見える」

604とある世界の冒険者:2014/07/07(月) 00:04:58 ID:jnU2uUn2
>>603
「浅く広くか深く狭くか ……どの程度落ちるかわからないのが」
「下手したら剣も槌もまともに使えないレベルに堕ちるかもしれないし…… う、うーん……」

「…………保留。 とりあえず剣の方の練度上げてから考えよう」

一先ずはさておき、剣で不足する事態が起きた場合の選択肢として考える
練度上げた状態で形状変化すれば、ある程度質が下がっても使えるはずだ
それにあの動きについて調べず新しく手を出すのも気がひける

>>602
「一つの魔法を一点集中か拡散型かに使い分けられるようにするのがいいんじゃないかな」
「まずタイマンでも使える魔法を習得、それを応用。 そうした方がタイマン相手の場合は対応できる」

範囲魔法は慣れない内は効果が薄いからタイマンにも対軍団にも使えないよ、と

605とある世界の冒険者:2014/07/07(月) 00:14:21 ID:Ts3eeGgI
>>603
「なんだよ、伸びしろが少ないって言ったのそっちじゃないか。
それにそういう力を探してる時間がないのはわかってる。」
そこらへんは侵負に対抗できる力を探して色々動きまわったビートだからこそ実感できるのである。
あくまで渡り手でしかなかったり、それを使うためにものすごい回り道をせざるを得なかったり、騙されて痛い目を見たりと散々だった。
……それをまた繰り返すのはゴメンなのだ。

「だけどなぁ、竜の力を上げるとか鍛えるって、一体どうやりゃあいいんだ?
ただひたすらに魔力放出して休んで、なんて簡単な作業じゃないだろ。
誰かが知っ列かもしれんが、少なくとも俺も知らん。」

>>604
「一つの魔法を応用かぁ。ソッチのほうが楽そうだな。
俺はそっちと違って殴る蹴るの延長線上しかできねぇから汎用聞かねぇけど、それならできそうだ。」
と言うより、殴るける以外のことをしたがらないようにも見える。
わざわざ魔法弾飛ばすのにも殴る動作をしているし、詠唱も碌に行っていない。

「収束と拡散かぁ、ともなれば手から出す魔法弾、あれを拡散……させても意味ねぇや。それだと軍団っつうより拡散させて無理やり当てる方式になるだろうし。
ともなると………地面ぶん殴って、それで軍団なぎ払うとか………あ、これ空飛んでたら当たらねぇや。」
まぁ、純粋な魔法の知識も無いようにしか見えないが。

606とある世界の冒険者:2014/07/07(月) 00:21:05 ID:CpLVqVMY
>>604>>605
フォンベル
「ディフの方は自力で何とかする余地があるがビートの方は専門家が必要なのは明白だ。
 なので特別講師を招いた、ほれ」

ガラ、と教室の引き戸を開け引っ張り込んだのは
両端を垂らした紅いマフラーとゴツいヒップバッグが目を惹くチビ女、
に引っ張られて両端を垂らした紅いマフラーと二本角の鉢金を身に付けたボサボサ黒長髪の長身男だった。

JD「なんか久々の出番だなー。オッス!!」
RR「…」
フォンベル「やっとこさ専門家が返ってきたんでな、俺様も竜の事は色々知りたい」
RR「……」
JD「にーちゃん、面倒そうな顔しないでみんなに教えてあげよう!な?」

607とある世界の冒険者:2014/07/07(月) 00:30:08 ID:jnU2uUn2
>>605
「個人的にお奨めしたいのはビーム状の魔法、ほら、僕が良く使う雷属性の魔法の奴」
「直線状に伸びる一直線の物と地面に打ち下ろすようにして周りに拡散させるタイプ、収束する姿も拡散する姿も想像しやすくてやりやすい」

「それに雷とか炎の場合は、強い閃光を放つ事も出来るから目眩ましにもなるよ」

恐らく使い勝手がいい分ビートと共闘している時に何度か使っているだろう
何故かいつも防がれているか避けられているイメージがあるが気にしてはいけない

>>605-606
「ただ力を伸ばすとしたら、蛇の道は蛇だと思うな」
「知り合いに竜とかそんなの、は…… ……!」

「JDさん!そしてRRさん…… ひ、久しぶりです」

608とある世界の冒険者:2014/07/07(月) 00:37:01 ID:Ts3eeGgI
>>607
「ビームかぁ、炎に雷………手………足……ああ、なんか勝手にやけどとか痺れたりしちゃいそうだな。」
格闘戦の延長線上の魔法にこだわりがあるようで。

「けどまぁ、ビームを足から放って、こう……なぎ払うってのは良さそうだな!」
軽くその場でまわし蹴りを放って。
一瞬しか相手に当たらないから効果が見込めなさそうではある。

>>606
「おお、JDにRRじゃねぇか。久しぶりだなぁ。
竜の力はそっちのツテで手に入れたもんだしなぁ。色々教えてくれると助かる。」

「そんで、えーと………こう、俺にもわかるような次元で話をしてくれると助かる!」

609とある世界の冒険者:2014/07/12(土) 21:33:32 ID:DiJLKtOU
>>607>>608
RR「…自身に宿る竜のチカラを高めるのは一朝一夕では無理だ」
JD「んだねー、ニーちゃんもトーちゃんもジーちゃんも日々鍛錬だーって言ってるもんねぇ」
RR「故にチカラを用いての術のバリエーションを増やすのが一般的と言える」
JD「そうなのかー…あれ?ニーちゃんって大きく言うと一つしか術使ってないよね?」
RR「…そうだな、よく気づいた」ナデナデ
JD「えへへー」

兄妹の微笑ましいコミュニケーションを挟みつつ、説明が始まる。

610とある世界の冒険者:2014/07/12(土) 21:45:54 ID:KgAcRGVk
>>608-609
「(竜の力の話が始まるなら、まず使えない。 無関係だよね……)」

RRとJDの和気藹々とした雰囲気の中、始まる竜の講座
しかしながら自分の対侵負の源は侵負であり、残念ながら乏しい才能の中に
竜の力を扱う才能なんて無論存在しない
この場で逃して後々使えるようになる、という事もまずないだろう

「(しかし始まってすぐは出にくいなぁ、より専門的な話になった所を見切って出るしか……)」

611とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 00:13:23 ID:avKazuSk
【王都/教会】

日中、休日という事もあり友人である金色の髪の可愛らしい少女にお呼ばれして、
彼女の住まう教会へと呼び出され、そこへとやって来たコートニーだが。


『――だから、私クレドくんの事はそういうふうには見れません、ごめんなさいっ』

「……そ――っ、かぁ……うん、解ってたよ。」
「……うん、言ってくれてありがとう、アリーナさん。」

……何か、ちょっとタイミングが悪い時に来てしまったキがする。
教会の外で、いつもの青年と友人の少女が何か話している所に来てしまったのだ。

612とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 00:34:42 ID:jA1iuZrI
「っと、この声は……」
いつものようにお話をしようとごきげんな様子で教会に向かったコートニー。
二人が話しているのを偶然耳にしてしまう。

(困りましたね、今扉を開けるのは失礼になるでしょうし、かといってこのまま帰るのもアリーナちゃんに失礼ですし……。
このまま会話を聞くのも出歯亀みたいじゃないですか……。)
わずかながらに聞こえた会話で、どんなことを話しているのか察してしまったのが運の尽き。
引くも押すもできず、困ったようにおろおろしている。

613とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 00:45:39 ID:avKazuSk

『えっと、それでクレドくん、そのぅ』
『……これからも――お友達ではいてくれますか?』

「――勿論。 だってそれって、今までと一緒だろ?」

何て、会話のやりとりが聞こえて少しした後、はっとしたような声が聞こえて。

『……あっ、やっぱり来てました、コートニーさんっ!』

きぃ、とドアが開けられ、少女が笑顔を浮かべコートニーを出迎える。

614とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 00:54:24 ID:jA1iuZrI
(……うん、やっぱりそういう場面真っ只中ですよね。クレドくんもそういう場を見られるのも嬉しくないでしょうから、
ここはあとで事情を説明するとして―――あれ、扉が開いて……!?)
「―――ひゃい!?」
いきなり扉が開いたことに驚いて一歩後ずさる。
その後、どういう状況下把握したように、

「ど、どうも………。」
引きつった笑みを浮かべながら、ものすごくきまずそうに二人に会釈をする。
………やらかしてしまったのだろうと自覚しており、冷や汗が止まらない。

615とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 00:59:11 ID:avKazuSk

『はいっ、こんにちわっ』

にこにこ、とお出迎えしてコートニーの手を取って教会に招く少女。
その評定は少し晴れ晴れとしているようにも見える。

「コートニー? ……もしかして、あー」
「……聞かれてたり、した?」

一方クレドの方はきょとん、とした表情の後にうわぁ、と言う感じの顔。
それは、まぁ、そうも、なるだろう。

616とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 01:11:01 ID:jA1iuZrI
「あっ、はい。こんにちわです。アリーナちゃん」
この気まずい状態でも変わらないアリーナちゃんに生返事で答える。
正直、すぐにでもこの場から逃げたいくらいには参っている

「その………ええっと。さっき来たばかりですけど、どんなことを話してたのかは聞いちゃいまして。
呼ばれた手前、黙って帰るわけにも行かずにどうしようかと考えていたところでして!ええ!」
こんな様子で誤魔化したり嘘をついても意味は無いと考え、素直に白状をする。

617とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 01:17:34 ID:avKazuSk
「……そっかぁ」
あははー、と苦笑いするクレド。
すっきりしているような、何処かちょっともやもや、しているような……?

と、そんなクレドを見ているとアリーナがくいくい、と袖を引っ張っては顔を近付けて。

『えっと、こんなタイミングでよんじゃってごめんなさい』
『けどその……私だけだと、クレドくん兵器平気、って言って無理しちゃいそうだったので……』


ので。
呼ばれた、という訳なのだろうか。 いや、一帯どうすれば?

618とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 01:27:06 ID:jA1iuZrI
「え、ええっと……ゴメンナサイ。」
いたたまれない気持ちで胸がいっぱいで頭を下げて謝りだす。
……こういう時に謝られるのも、複雑な気持ちだろう。

「……そ。そんなこと言われても………!
フラれた現場を見せられてもこっちだって気まずいだけです……!」
クレドくんのことをチラチラ見つつ、こそこそと会話をする。

619とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 01:31:02 ID:avKazuSk
「いや、こっちこそ、なんか、ごめん。」
「コートニーは色々してくれたのに、結局こんな感じだし。」

はは、と空笑いをする様子の少年。
らしくもなく少し、自虐が入っている。

『だからっ、ここでコートニーさんがクレドくんを励ましてあげてくださいっ!』
『私はちょっと、えっと……お、おそとにいますからっ!   それじゃあクレドくん、ちょっと私お買い物にいってきます!!』


なんて言いつつさささっ、とドアを開けて出て行ってしまう。
意外としたたかだぞ彼女! 歩くのは遅かったが。

620とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 01:46:21 ID:jA1iuZrI
「わ、私は大丈夫ですよ!
こんな風になっちゃったのは残念ですけど………。
でも、応援したこととかは全然後悔していませんもん!」
応援しようと頑張ったらからこそ、アリーナちゃんやクレドくんとも仲良くなれたのだ。
応援してもしなくても、変わらない結果なのかもしれないが少なくとも応援した事は間違っていなかったと思っている。
故に、励ましでもなくお世辞でもなく、本心からこういうのであった。

「そ、そうは言っても二人きりにされたらそれこそすっごい気まずいですって!
……むぅ、一人にさせるのが一番良くないってわかっててやってるでしょ……もう」
こんな状態のクレドくんを放置するのが一番良くないと思ったからか、出て行くアリーナちゃんを追いかけられず。
……それと、いつか仕返しをしてやろうと心に決めるのであった。

621とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 01:49:17 ID:avKazuSk
「……そう言ってもらえると、助かるけど」
「あはは、何かダメだなぁ、俺、空回りしちゃって」
「コートニーにも空回りさせちゃったし……」

はぁ、と溜息なんかを吐き出してしまい、
そのまま椅子に、少しだらしなく座り込んでしまう。
わかっていた事、諦めかけていた事とはいえ、な様子。


なお、ぴっぴこ走って行く姿はちょっとかわいかった。

622とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 02:01:20 ID:jA1iuZrI
「んー?私は空回りしただなんて思ってませんけど?
クレドくんがアリーナちゃんに好かれようって頑張ったこととか、邪気さんに起こったことが無駄だったとは思いませんよ。
雨降って地固まるってやつですよ。」
自分も適当な椅子に座って、そんなことを行っている。
……隣とか、対面に座るのは少し躊躇うものがあった。


(むぐぐ、そういうところも可愛いのがあざといですね……本当に)

623とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 02:06:54 ID:avKazuSk
「か、なぁ。 ……んー、なんかさ、何だろう」
「終わっちゃったんだなぁ、っていうのが、あってさ。」

「……あー、ダメだなぁ、俺。」

とぎれとぎれに言った後、溜息を吐いてうなだれる。
背が高く大きい背中が、今は何だか少し小さく見えてしまう……、

624とある世界の冒険者:2014/07/14(月) 02:27:51 ID:jA1iuZrI
(んー、私の家とかであれば紅茶の一杯でも出せるんですけど……。
さすがにアリーナちゃんに許可とらないでそういうのをするのはダメでしょうし。
……運の悪いことにお茶うけも持ってくるの忘れちゃったのがなぁ。
なにか気の紛れるものとか気分転換できるものが……、そうだ。)
なにか気が紛れるものとかがあればなぁと思案した後、何かを思いついた顔で

「そうだ、またあのお店行きましょうよ!
あのケーキ屋、気分転換に行ったところ!」
と、笑顔で総提案してみる。
もちろん、今は協会を空けるわけにも行かないだろうし、アリーナちゃんが戻ったあとになるだろうが。

625とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 21:52:39 ID:OO5yEpTs
とある村の富豪の住居が魔物に乗っ取られた、速やかに排除しろ
そんな依頼をちゃっちゃとこなし、住居の主からそれ相応の報酬を貰った冒険者一行
後は王都に戻るだけ、馬車に揺られ半分寝た状態で帰ればいいだけ……

だったはず、なのに

「………二連戦とはついてないわね」

御者が何を思ったのかゴーストタウンのすぐ近くを通ったのか行けなかった
ならず者の住処になっていたようで、爆発物を馬車に投げつけられ転倒
辛うじて抜け出し近くの廃屋に忍びこみ、出るに出られぬ現状に至る

626とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 21:57:38 ID:p6gKbtX6
>>625

「乱暴な人間もいたものだな。そもそも、吾輩に誘爆したらどうしてくれる」

武器の点検をしながら、悪態をつくのは無精髭を生やした金髪の男だ。
今の騒ぎで武器に異常が発生してないかを確認する。

「ライフル、ハンドガン共に使用に十分。頑丈なのはいいことだ」

続いて、腰から提げた剣を引き抜き、鍔と柄の辺りを確認した後に収める。

「こちらも異常は無し……概ね問題はないだろう。それで、奴さんはどこから現れるかな……と」

それとなく気配を探るが、相手はどれぐらいの距離にどれぐらいいるのだろうか。

627とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:02:00 ID:yI7Duv2w
「いやしかしどうしたものか、はっはっは。
 とりあえず一杯飲んでから考えるかね?」

栓の空いていない酒瓶片手に座り込んでいるのは、
黒ランニングと柄物半パンを不思議と着こなし襤褸外套を纏う白長髪のひょろ長体躯な爺さん。
尚、先のクエストでは目立った功績は残していない模様。

628とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:16:05 ID:OO5yEpTs
>>626
「……元々家の中の戦闘と聞いて爆弾を持ってきてなかったのが幸いしたかしら」
「こっちも問題無し、よ」

ベルトに取り付けられた爆弾をいれるためのホルダーは空だ 幸運な事に
鞘に納められたナイフと物理銃、さらにコートの袖の部分に仕込まれたスリーブガンを触り、異常がないか確認した

>>627
「……今酒飲んだら激しく動けなくなるわよ」

酒瓶を片手に持つ玄爺を窘めるように
というより酒瓶どこから出したのだろうか、まさかこの家の物ではあるまい

>>626-627
「……依頼として任されていない以上、相手を倒す義務はない」
「けれどもここから出る事を考えると、 ……必要性はあるわよね」

窓から燃え盛る馬車が見える。 使う事は無論不可能、馬も御者が乗ってどこぞへと消えてしまった
同じ爆発物をならず者が所持している可能性があるため一つの家屋に立ち籠り続けるのも危険であり、まず戦闘は避けられないだろう

ちなみに逃げ込んだ廃屋は二階建ての普通の一軒家、
今いる部屋は古ぼけた木製の机を残すのみの台所と思わしき部屋だ
風が家を揺らしているのかたまに軋む音が聞こえる

もしこの中に魔力的な感覚に優れている者がいるなら、二階から炎属性の微かな魔力を感じるだろう

629とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:22:53 ID:p6gKbtX6
>>628

「あるいはこっそり抜け出るといったところか」

「だが……足が必要であるな。奴らの馬を奪いたいところだが……」

うろうろ歩き回るのは当然危険である。
全員やっつけて安全を確保するなら、話は別だろうが……。

「とりあえず、場所を移した方がよかろう。ここに逃げ込んだのは奴らも知っているはずであるしな」

根からの魔術師でないため、彼はわずかな魔力の気配には気づけない。

630とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:23:08 ID:yI7Duv2w
>>628
「まあまあ、そう言わんと慌てず、騒がず、どっしり構えて急いで逃げる算段をせんとな?
 何やら廃屋だと言うに二階から妙な気配も感じるようであるし」

顎をさすりながら呑気な爺。
因みに酒瓶は…外套から取り出したようである。
一見モノが入りそうには見えないのだが…

「しかし皆色々と持っているのだなあ。
 俺はコイツと腰の剣くらいしか持っておらんよ」

因みにその剣は錆びてガタついているのを先のクエストで露呈している。

631とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:30:12 ID:OO5yEpTs
>>629-630
「ええ、気付かれてないなんて楽観視もできないもの」
「二階から気配を感じるらしいし近くの廃屋に…… !?」

立ち上り、ドアに手をかけて開けた所でサラッと言われた玄爺の言葉に気付く
その瞬間二階から何かが落ちる音が聞こえ、微かだった炎の魔力が急激に上昇した
既に開け放たれたドア、少女は既に部屋の外に出ている
今のまま部屋に居続けたら馬車の二の舞だろう

632とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:33:52 ID:p6gKbtX6
>>631

「……ッチィ! 腹いっぱいくらえ、水風船だ!」

リアラに追随する形で逃げる傍ら、置き土産とばかりに水魔法を発動させる。
咄嗟に組んだ術式で雑で荒っぽいが、巨大で不安定な水球を生み出した。
ソレは重力に一切逆らうことなく出現地点より落下、着地と同時に周囲に飛び散り、夥しい量の水ををまき散らすことになる。
あの部屋に多少の防炎性を持たせることぐらいはできただろう。

633とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:39:21 ID:yI7Duv2w
>>631
「いかんなあ、完全に炙り出される形になっておらんか?
 しっかり周囲を見んと、往々にして飛来する矢や待ち伏せにおうて怪我をする」

言いながら脱兎の如くドア、ではなく
窓ないしそれに準ずる開口部目掛け外套にくるまって突貫。
それをぶち破って外へと飛び出す。
開口部がない場合は壁をぶち抜くことになる。
この場合、少々逃げ遅れる形となるが。

634とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:48:26 ID:OO5yEpTs
>>632-633
最早灰と化し小さな火が残るのみとなった馬車が見える窓から無事脱出、
結果玄爺と二手に分かれる事になった冒険者たち
脱出した直後に、天井から爆発音が轟き崩壊する二階部分
ワーガの水の魔法のおかげで炎が拡散する事は防げたが家屋が完全に崩壊するのは時間の問題、
さらに二階の床等とは明らかに異なった、重い何かが水に落ちる音が台所から聞こえた

もしワーガがリアラの後を着いていくのなら、一緒に裏の出口に向かうだろう
そこには三人の、杖と銃を構えた男たちが待ち伏せていた
出口に出た途端冒険者たちをハチの巣にする…… かと思いきや玄爺が窓から脱出したため気がそちらに逸れた!

「―――!」

出口を出て相手三人に気付き、銃を抜く少女
裏出口にいた三人のうち二人が立ち直り、リアラとワーガに向け火球を
もう一人が玄爺に向け発砲した!

635とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:55:02 ID:p6gKbtX6
>>634

「――二人、やれるな、美女よ!」

攻撃はリアラに任せ、この場は防御を担当すると決める。
自分とリアラを包み込むように、水によるドームを形成させ、火球を防ぐ。
簡単な防御術式で、さらに言えば効果も火球を消せた程度で消すぐらいの省エネなものだ。

「――ッ」

火球が水のドームに着弾するのを確認すると同時に、腰のホルスターに手を伸ばす。
リアラがしくじっても、最低限のフォローはできるようにとの構えだが――。

636とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 22:56:40 ID:yI7Duv2w
>>634
「中々頭の回る連中だっとおぅ!?」

爺、弾丸に当たり思いっきり吹っ飛んだー!!
………いや、流石に宙に身体が浮くくらい吹っ飛ぶのはおかしい。

「まあ、俺はもっと回るがね?」

ポンッ!と小気味いい音と共に、
何かが目にも止まらぬ速さで銃を持った男に飛んでいく。
酒瓶のコルク栓だ!
風を切り裂き飛ぶそれは明らかに魔力を伴った凶弾に転じている。
爺が宙でのけ反り、尚且つ外套がはためく事で瓶を隠しているために、
急に栓が飛来してきたかのように見える可能性大。

637とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:06:56 ID:OO5yEpTs
>>635
「ええ、もちろんよ」
「(出し惜しみなんてしたら負ける……!)」

右手に、ホルダーから取り出した銃を
そして開いていたはずの左手に、小ぶりな物理銃を持ち二つ同時に発砲
コートに仕掛けておいた銃を隠し玉としてではなく単純に武器として使わないと負ける、そう判断した
水のドームに炎が着弾した直後に放たれるリアラからの凶弾、
それが火球を放った男の胸と、不意をつかれた男の足に直撃
地に伏した

そして、地面に倒れる直前にワーガの背後から足音が聞こえる
崩壊したキッチン、軽い物が水に落ちる音に混ざって何かが重い物が落ちる音が聞こえた
そこから考えるに

>>636
捕らえたと思わしき人物からの思わぬ攻撃に、ダメージこそは無かったかもしれないが額に喰らい
銃を持った男が怯んだ
その隙をもう一つの出口から出た冒険者の誰かが逃さなかったのか、他二人が倒れた直後に
銃を持った男も脇を抑えて倒れる

これで外にいる敵は退治した、かと思いきや自分達の出てきた廃屋の正面玄関から
続けざまに二人の男が現れた
表と裏ではっていたのだろう、玄爺に向け氷の矢と雷で形成された槍を放った!

638とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:13:10 ID:yI7Duv2w
>>637
「ふぬんっ!!」

吹っ飛びから、しゃがんだ状態で着地。
その間に飛来する二つの魔弾。
気づいた爺が羽織っていた外套を左手で引っ掴み振りぬく。

ピシガシィッ!と何かが固まったような妙な音がして
外套が形を固定し魔弾を撃ち払う。

「…さて、お次は何をしようかね?」

ぐびり、と空いた手で酒をあおりながら。

639とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:16:03 ID:p6gKbtX6
>>637

「ブルズアイ! 吾輩の次ぐらいには銃の名手であるな」

機嫌よさげに、同時に二人を始末したリアラを称える。
ひとまずの安全は確保できたか、と考えた矢先、先ほど聞こえた音の主が出てきたようだ。
彼は身体を捻りながらホルスターから拳銃を引き抜き、続けざまに二発、発砲する。
身体を捻らせながらの射撃のため、銃身は水平に移動し、二人の身体のどこかに当たるように弾丸は飛んでいく。

「――で、当たってくれたか?」

完全に背後を振り向いて、戦果確認。
この間に反撃があれば、何らかの防御術式を発動させる構えも忘れない。
彼が行った二連続射撃は、銃が特別というよりは曲撃ちの一種だ。素早いコッキングにより、連発しているように見えるだけのことである。

640とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:27:24 ID:OO5yEpTs
>>638
魔弾が外套で弾かれた事により少し茫然、だがすぐに気を取り直し、
玄爺に向け走り出す男二人
防がれたとは言え相手は一人、他にまだ残っている
そんな気持ちが見えるようだ

『―――――!』

氷の矢を発射した方の男が何やら呪文を唱え、水色の光線を地面に向け発射した
地面が凍りつき、玄爺に向け一直線の道ができる
それに雷の槍を発射した男が乗りスケートの要領で玄爺に向け滑り出す
勢いを付けて物理的な攻撃と共に、右手に溜めた雷の魔力を至近距離でぶっ放すつもりのようだ!

>>639
振り返ると、体に風穴があいた男が地に伏していた
手には馬車を爆発させた時に使われたと思われる炎属性の魔石
それをワーガとリアラに向け投げつけるつもりだったのだろう、未遂に終わったが

「―――フンッ」

振り返ったワーガの後ろで、少女の声とグシャッという嫌な音が聞こえた
銃尻でまだ意識を手放したわけではなかった男の頭を殴り気絶させたようで

641とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:30:32 ID:p6gKbtX6
>>640

「――む? 一人か?」

勘違いで曲撃ちしては情けない、とホルスターに銃を収めて、苦笑しながら顎を撫でる。
振り向いてみれば、銃の尻で男をひっぱたくリアラの姿があった。

「ひとまずは片付いた……と言ってよさそうか? 爺さんが下手を踏まねば、であるが」

ああいう手合いは得体のしれない強さがある。
軍人時代の経験をもとに、そんなことを笑いながら話して。

642とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:36:06 ID:yI7Duv2w
>>640
「おや、こう言う手合いは初めてか?
 こいつは襤褸だが魔力伝導率が高くてな。
 まあ、俺が使う魔術は付与強化に重きを置いて…聞けよ!!」

不機嫌そうに酒瓶を振るう。
勿論酒が飛び散るわけだが…
ピシ、ギシ、ガチリと宙で飛沫が固定される。

突如道の途中に障害物が出来たようなものだ。
無色の液体故に視認は難しい。
範囲は小さい、しかし立派な障壁。
態々進路を示してくれているのだ、これで十分。

643とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:44:43 ID:OO5yEpTs
>>641
「……恐らく上手くやっているとは、思うわよ」
「おかげで対応がしやすくなった。 ……けれども応援に向かうべきね」

そう言ってワーガに、倒れた男の近くで拾った瓶のコルクを見せる
コルクだけ持ち歩くような珍妙な奴はいないし酒瓶も無い
観察眼が正しければ先ほどの老人が持っていた酒と同じ銘柄だった、どうやら助けられたらしい

ワーガがこちら側の敵を駆除したのを確認すると、老人にいるであろう方向に向かう少女

>>642
障壁が貼られたと、知る由も無く突っ込んでくる男
手から紫電が漏れ、辺りを照らしている
後もう少しで玄爺に届く、そんなところで

響く衝突音、後ろに倒れる雷の男
さらに雷の魔法が暴発し辺りが雷で照らされた

644とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:48:24 ID:p6gKbtX6
>>643

「なるほど。理由もなく一人倒れたのは、君が三人やってのけたと思っていたが」

「面白いものだな」

コルクを超高速で発射すれば、それは武器にもなるだろうが、それは理屈だ。
実践するだけの力がなければ、真似しようとも思えない。

「うむ。そうだな」

リアラの後をついていく。
もうケリはついているだろうとの予感はあった。

645とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:49:58 ID:yI7Duv2w
>>643
「やれやれ、貯えもない老い先短い爺の楽しみを無駄に使わせおって」

バサリと外套を翻し纏う。
当然両手が隠れる。

「さて、お次は何をしようか?」

ニコリ、と笑みを浮かべるが…
まあ、今までやらかしている所から得体のしれなさしか感じられないだろう。
無論それが目的である。

646とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:55:00 ID:OO5yEpTs
>>644-645
「生憎そこまで力量は無いわよ。 ……連射も出来ないし」

飽くまで持てる銃はこの両手の二つだけ、それ以上は隠しても扱えない
片方の銃を再びコートの袖に隠し、玄爺の下へ向かった


「……ほとんど決着ついているようね」

そして予想通り、ケリが既についていた
何が起こったのか凍った地面の上で黒焦げで倒れる男、その向こう側には男一人を残すのみ
3vs1、それも冒険者側が多い

『――――――!』

舌打ちが聞こえた
こっちの不利になったと悟ったのか、倒れた仲間たちに背を向け走り出す男

647とある世界の冒険者:2014/07/19(土) 23:59:27 ID:p6gKbtX6
>>646

「逃げるか、逃がさん。聞きたいこともある」

水と土の混交魔法を発動させる。
とはいっても、仰々しいようなものではなく、つまるところ、泥団子の生成である。
水流や石礫を射出させる、「矢」のタイプの一般的な魔術と何ら変わることはない。
ただ、少し重たくて、湿っているだけだ。
それを三本程度、逃げる男の背中に向けて射出する。まともに直撃すれば、思わず倒れそうになるぐらいの衝撃だ。

648とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:03:16 ID:WZh9/Fmo
>>646
「…いい判断だ。しかし仲間を置いていくのは感心せんな?」

酒瓶を振りかぶり弧を描くようにしてブン投げる。
クルクルと回転しながら高く投げられたソレは、降下を始めた瞬間内から爆ぜる。

飛び散るのは又しても酒。
半分ほど残っていた酒の飛沫が雨あられと降り注ぐ。
広範囲に四散した飛沫の魔力塊は、さながら地面にぶちまけられたパチンコ玉。
走る人間が踏みつければ末路は一つしかない。

649とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:08:39 ID:OFRLqIuw
>>647-648
足に向けていた物理銃を下ろすと、そうつぶやいた
まず玄爺の酒に足を取られ、バランスを崩し
次にワーガの泥団子により完全に前のめりに倒れた男
其れでも逃げようと体を動かしている所に、頭に硬い何かを押し付けられた

「………動いたらどうなるか、わかるわね?」

男の頭に銃口を突きつけ、無表情で男を見下ろす少女
ちくしょうめ、と毒着くと無抵抗を示すため動きが止まった

650とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:10:33 ID:WZh9/Fmo
>>649
「ふーむ」

とりあえず周辺を見回す。
更に伏兵、と言う事も無い訳ではないから。

651とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:11:54 ID:87NGOuNU
>>649

「こんなところでずっとゲリラしてるわけでもあるまいし、移動手段は確保してるのであろう?」

「馬車かそれに類するものがどこかに隠しているはずだな。教えてもらおう?」

とりあえずは帰りの手段は確保しておきたい。
要求としてはまずそんなところ。

「あとは武装解除してお仲間共々どこかに消えろ……というのが普通だが、魔法使いは武装解除できんのだよなあ」

どうしたものか。リアラと玄爺を交互に見る。

652とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:15:48 ID:WZh9/Fmo
>>651
「ん?魔法使いの武装解除か?
 触媒か喉を潰すか両腕でも折れば大概の魔法使いは無力化するだろう。
 まあ俺は足で魔法を紡ぐからどれにも当てはまらんがな!


 ……分かっていると思うが嘘だぞ?
 いや、両腕折っておけばそうそう魔法詠唱に集中できんとは思うが」

653とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:20:20 ID:OFRLqIuw
>>650
少なくとも周りにはいない
最初の奇襲の時のように奇妙な気配を感じる事もなかった

>>651-652
ワーガの問いかけに、そんな物はないと、絞り出すような声で返事が返ってきた
そしてリアラの手に力がこもったのを感じて、こうとも
多人数でこういう廃墟に近寄る輩の情報を今まで聞いた事があるか、と

曰く、初犯だったらしい
仲間と共にギルドを立ち上げたがてんで業績が上がらず首が回らなくなり破産
そっから傭兵崩れ同様に強盗の道へと一直線
たまたま近くを通った馬車を行商人と勘違いして襲った、と

「……痛みで集中できないのなら、思いっきり胸とか撃ちぬいていたわよね、確か」

654とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:27:49 ID:87NGOuNU
>>652-653

「――となると、なんだ」

「吾輩たちは、こんなところから、徒歩で帰れと? ……クォーツ。吾輩、在りし日を思い出して泣いてしまいそうである」

よよよ、とわざとらしい泣き真似をしつつ妻の名を呟く。
しかし、彼女の性格としてはこんなことを放したら、労いはしても慰めることはしてくれなさそうだ。
男ならそれぐらいなんだ、と発破されるだろう。

「チンピラを護送する義務も心の余裕もあるわけでもなし、かといって後顧の憂いを断つとなると」

「始末してしまう方がいいのか。やはり」

腕を組んで、そんな物騒なことを言う。
脅迫も兼ねている。何か隠していることはないかのゆさぶりだ。

655とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:31:39 ID:WZh9/Fmo
>>653>>654
「くわばらくわばら。こりゃお前たち死んだな…」

まだ息のある襲ってきた連中を見、かぶりを振る。
爺は若い者に事の成り行きを任せるつもりだ「。

656とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:38:36 ID:OFRLqIuw
>>654-655
「残念ね、なるべくなら殺生は避ける主義なのだけれど」

男に見えるようにゆっくりと、引き金に手をかける
ぱくぱくと窒息間近の金魚のように口を開いては閉じたりを繰り返し、少女の手元から目を離せない男
隠し事の類はないようだ、憐れ、その命は儚く散った


……と、思われた

遠くから聞こえる、馬の蹄の音
そして現れたるは、冒険者ギルドの馬車と逃げ出した御者
後救助に駆り出されたと思われる眠そうな顔をした冒険者一名

馬に乗って逃げ出したが、ちゃんと役目を果たしてくれたらしい

657とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:42:46 ID:87NGOuNU
>>656

「ほほう。助かったな。色々と」

これは僥倖、と小さく伸びをする。
息があるこの盗人崩れはロープでぐるぐるに縛って荷台に放り込み、リアラとワーガが拳銃突き付けて監視していれば大人しくしているだろう。

「それでは――帰るとするか」

居眠りはいまいちできなさそうだが――。
歩いて帰るよりは、よっぽどマシだといえた。

//お先におちますー。おつありでした!

658とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:45:40 ID:WZh9/Fmo
「…やれやれ、また腰が痛くなったぞ」

爺は寄る年波には勝てないのであった。
若いのに後を任せてのんびりしたそうな

659とある世界の冒険者:2014/07/20(日) 00:48:03 ID:OFRLqIuw
>>657-658
眠そうな冒険者をこき使い、
荷台に放り込むと乗り込む一行
今回は多分きっとおそらく無事王都に着いた、らしい
少なくとも爆発物は投げつけられなかった

というわけで、FOである

660とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 21:43:42 ID:YvaFSgXE
>>609
>>610
「んーむ、つまりアレだな。同じ技を繰り返して鍛えるのと、新しい技を覚えつつ鍛えるのも変わんないと。
それなら確かに、バリエーション増やしたほうがいいだろうな。」
もし、それにさがあったとしても、その違いは僅かなんだろうな、と考えつつそう言って
ディフの気不味さに関しては一切気付いていない。

「……えっと、チカラの使い道か……魔力の放出、魔力による身体強化だろ……。
他になんか使い道とかあんのか?」
大方、この二種類にしかチカラを使ってこなかったビート。
魔術を使えるようになろうと四苦八苦していた時も使おうとする努力はしたけれど知る努力はしていなかった。
……要はコイツ、相変わらず魔術の知識は残念なままなのだ。
だから直接的な使い方しかしていなかったりする。

661とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 21:51:30 ID:peU9h10Q
>>660
RD
「こればかりは自身で思いつく戦闘法に則した使い方を模索するしかない。
 放出、強化の二種類もあればあとは使い方だと思うが」

JD
「あれー…後なんかあったような気がするんだけどなあ……?
 こう、ちゃっちゃとパワーアップ!みたいなやつ」

>>610
「…暇かい、少年」

ぬぅ、と背後から見知らぬ顔が這い寄ってきた。
死んだ魚の様な目をした茶髪の女だ。
自称大魔術師が凹んだ原因でもある。

662とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 21:59:20 ID:Rkiy8zi2
>>660-661
「(……僕も正直それぐらいしか思いつかないな、要は中で循環させるか外に放出するかのどっちかしか……)」

「わ、わぁ!?    がっ!?」

周りを集中せず思考の彼方へ、目を開けたまま寝ているような状態で話を聞いていただけあって
突如現れた死んだ目をした茶髪の女性に気付かず驚き、椅子ごと横に倒れ頭を隣の椅子にしこたまぶつける青年

663とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 22:17:38 ID:peU9h10Q
>>662

「くっくっく…予想以上のリアクションだ。
 君、芸人にでもなったほうがイイんじゃないかい?」

相変わらずの目でディフを見下ろしている。
手を差し伸べるとかそういうことはしてくれない様子。

664とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 22:17:53 ID:YvaFSgXE
>>661-662
「かと言って、俺みたいに弱い奴は手数は多いほうがいいらしいからなぁ。
使い方を増やすだけで、せめて一人で勝負になるくらい戦えるようになれるくらいに強く慣れればいいんだけど。」
エンスがいなければ殴ることもできなかった自分の弱さに内心、ため息を付いて。

「ちゃちゃっとパワーアップ……なぁんて出来たら苦労しないだろ。
出来るのならいくらでもするけどな。俺だって強くなりたいし。」

665とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 22:23:50 ID:Rkiy8zi2
>>663
「頭が、頭が割れた……! 今ので覚えた魔法の半分は忘れた……!!」

見下ろす女にいざしらず、頭を抑えてのたうち回った
傷はそこまで深くないが感覚的に何か忘れたような気がしてならない

「リアクション一つで芸人として食っていけるほど世の中甘くないよ……!」
「暇してるかと言われたら、少ししてるけど……」

頭にできたたんこぶを抑えつつ、起き上がる青年

666とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 22:24:20 ID:peU9h10Q
>>664
R
「格闘の基本は如何に相手の懐に潜り込むかだろう。
 そこに至るまでに必要と思う術、そして潜り込んだ時に放つべき必殺の一手。
 これ以外に何か求めるものがあるなら聞いてみたいものだが」

J
「んー…あ、そうだよ、にーちゃん!骨とか爪とか集めようよー!!」
R
「……故郷ならその手も有効だが
 …王都に質がよく手頃な値段の上位竜の一部は売ってないと思うが」

667とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 22:26:31 ID:peU9h10Q
>>665
「…それは大変だ」

全く心配そうではない。

「そうだろう、かくいう私も専門外の話は退屈で仕方がない。
 竜の話に興味がないわけではないが、何も対抗手段は竜のチカラだけではないのだし」

668とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 22:36:19 ID:Rkiy8zi2
>>667
「う、うん 確かにそれ以外にも対抗手段は間違いなくあるし、それを使っている……」
「………専門外の話、という事は竜のチカラ以外での方法での、対抗手段の研究を?」

それも自分にとっては、専門外だろうと聞きつつ
新しくクロ以外の力を得るよりもあの剣の術式を強化した方がより戦えるだろうと思ってはいるが、
自分達以外で新しく侵負に巻き込まれるかもしれない人物に会った時の事を考えて

669とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 22:44:07 ID:YvaFSgXE
>>666
「すんごくアバウトに分類すればその2つだろうがな、俺にはその2つがあっても足んないんだよ
「相手が槍やらなんやら持ってたりしたら間合い詰めるのも一苦労だ。
詰めれたとしても一撃で仕留めるなんて夢のまた夢。二発三発殴っても基本相手は倒れねぇし。
そんだけの力があるなら間合いを伸ばすために剣でも持って……」
……と、ここまで言ったところで首を振りつつ言葉を一旦止めて。

「とにかく、なんだ。色々出来たほうがいいだろ?
俺が殴り倒せる敵なんていないんだよ。なんか搦め手とか、とにかくそういうのが欲しいんだよ。」
実力がない自分に苛立ちを感じ、頭を掻き毟る。

「……んーと、なんだ。その話、嫌な予感がするんだが……。
爪とか骨を体に取り込むとかそんな感じか?」

670とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 22:54:51 ID:peU9h10Q
>>668
女「目には目を歯には歯を侵負には侵負だろう、やはり」

ゆらり、と女の背後で何かが陽炎のように揺れた気がした。

>>669
R
「既に拘りや自身のやり方もある程度は持っているのだろう。
 であれば尚更自分で補う点を見つけて術を作り出すしかない」

J「それやっちゃうと死んじゃうねえ」
R「万が一、運悪く生き延びると『竜喰』になるな…」

671とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:04:14 ID:Rkiy8zi2
>>670
「…………!」

「クロイツのと同じ系列の研究かと思ったら、侵負憑きの人だったんだね……」

正直に言おう、話の内容がが変わるだけで結局専門外の話で退屈するのではないかと思っていた
まさか自分と同じ立場とは思わなんだ

「だけど結構体の中に侵負…… 保守派の侵負がいる人多いんだね」
「ムゲン君にノイエさんに、ドムスさんにベルさんに……」

672とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:07:37 ID:YvaFSgXE
>>670
「ま、まぁ……それもそうか。
拘りがあるからな!うん、拘りがあるし、補わなきゃな!」
一つの言葉を繰り返し言っている様はまるで自分に言い聞かせているようで。

「『竜喰』ってのがよくわかんないが……要はそこまですると危険ってことか。
まぁ、アプローチとしてはそんなに違わないだろ?取り込んだら危険ってことは……アクセサリーとして身につけるとか、そんな感じか?」

673とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:14:01 ID:peU9h10Q
>>671

「ノイエのアレは正確には侵負ではない。
 両世界の存在が混ざり合わさってどちらからも干渉されにくい存在になっている。
 個としての戦闘力は高かろうが、対侵としては些か他の存在に劣るな。
 アレはもう少し改良を重ねてから使うつもりだったのだが…」

>>672

「言葉通りだ。竜を喰らうモノ。『竜喰』。竜人とは又異なる竜の一種だ。
 そうだな…竜種としては下位でありながら上位種とも渡り合える可能性がある存在だ」


「そうそう、ホントは友情パワーが貰えれば一番いいんだけどねー」

674とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:21:36 ID:Rkiy8zi2
>>673
「……『アレはもう少し改良を重ねてから』?」
「侵負をまるで改造できるように聞こえたけど…… 違う、よね?」

魔法を使うたびに侵負を生み出すことができる、つまり自分から作り出すことができるのは知っている
こっちから侵負に向けて、ある特殊な方法で干渉できることも知っている
だがしかしそれが改造となると また難易度が違う話ではなかろうか

675とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:22:26 ID:YvaFSgXE
>>673
「………それだけ聞くとそんなに悪かない存在のようにも聞こえるな。
大方、渡り合えても意識がすでになくなってたりチカラを持ってるやつをかたっぱしから遅いそうになってそうだが。」
運悪く、と言ってるのであればロクでも無い状態になるんだろうと目星をつける。

「……友情パワーねぇ。俺には無縁そうだ。」
「(……俺が恩義を感じる奴はいても、俺に友情やらなにやらを感じてる奴はいなさそうだしな。)」

676とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:25:58 ID:peU9h10Q
>>674
女「…ついてくるといい、此処は退屈だ」

返答を待たず教室を出る女。
不思議と誰もそれに気が付かない。
ゆらり、と又、女の周囲が揺れた。

>>675

「好戦的ではあるらしい、見たことはない。
 今、王都に来ているという話は聞いた」


「そーう?でも友情パワー貰うにはその竜と仲良くなんなきゃだしねー」

677とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:32:29 ID:Rkiy8zi2
>>676
講習中のビート達に視線を送ると、そのまま女の後を着いて教室から出て行った
周囲が揺れ、そして誰にも気付かれない?

「……侵界?」

678とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:34:51 ID:YvaFSgXE
>>676
「好戦的かぁ、出会ったら間違いなくやりあうことになりそうだ。
………一人で会ったら逃げることにするかねぇ。」
もちろん、逃げれればの話ではあるが。

「んぁ?竜と仲良く?
……ああ、アイツか。つーか友情パワーってそういうことか。」
友情パワーというものだからてっきり第三者から譲り受けるものかと勘違いしていたようだ。
いや、厳密には第三者だから友情パワーでもおかしくないが。

679とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:38:33 ID:peU9h10Q
>>677
女「に、特性は似ているな。ヒトの意識が向かないという点のみにおいてだが」

如何やら侵負のチカラの一端ではあるらしい。
今まで出会った面々とは一線を画している使い方であることは明白だ。

>>678
J「ん?ドイツ?」

首を傾げるJD

680とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:45:53 ID:Rkiy8zi2
>>679
「……今まで散々してやられてきたけど、そっか、僕達にも同じ事ができる……」
「いや、もっと違う事も出来るんだね」

侵剣を仕えるようになったあの時の、より深く目的意思を持たなければ辿り着けない侵界
あれと同じ事が、考えてみれば自分たちもできる…… かもしれないのだ
侵負を力の一部ではなく武器として使っている時点で土俵が違うかもしれないが

「教室から離れているって事は、ドンパチでもやるの?」

681とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:49:50 ID:YvaFSgXE
>>679
「いや、体内にいるっぽいなんか俺に語りかけてくるの。
なんかよくわかんない存在だけど、お前がそんなこと言うのならチカラ持ってる奴はみんないるんだろ?」
こちらも同様に首を傾げる。

682とある世界の冒険者:2014/07/27(日) 23:51:10 ID:peU9h10Q
>>680
>>681
そんなところで今日はここまで

683とある世界の冒険者:2014/08/03(日) 23:13:39 ID:ZuMi3ErY
【王都/大学学生寮? ティティスの部屋】

「ふぇー……」

と、気だるげな声を出して転がるのは黒髪の少年。
恋人(?)の部屋でだらしない格好でじゅうたんに寝転がっている。

684とある世界の冒険者:2014/08/03(日) 23:19:42 ID:i8EF.n4Q
「はぁー、さっぱり♪
 ……あれ、レビッツ君相変わらず元気ないなぁ……。」
浴室から出てくる、シャワーを浴びてきたばかりの猫娘。
しかもバスタオル一枚の挑発的な姿である。

685とある世界の冒険者:2014/08/03(日) 23:26:11 ID:ZuMi3ErY
「んぃー……さすがにちょっとつかれたー……」

ごろん、と寝返りを打って、床に突っ伏したまま。
そちらの様子にはまだ気づいていないようであるが……。

686とある世界の冒険者:2014/08/03(日) 23:28:16 ID:i8EF.n4Q
「……もぅ、せっかく挑発してるのに気づいてないし……!」
大胆な格好にも気づいた様子が無い少年に、頬を膨らませる娘。

「レビッツ君、ちょっと休んだらー?
 せっかく夏なんだし、休暇でもとろうよ、ね?」

687とある世界の冒険者:2014/08/03(日) 23:29:28 ID:ZuMi3ErY
「ちょーはつー……?ティティスの紙そんな長くないだろー?」
ころーん、とだれたままで、そういう意味ではない。

「んー……そうだなぁ、休んで……
 ティティスと一緒に海とか行きたいなぁ」

688とある世界の冒険者:2014/08/03(日) 23:41:05 ID:i8EF.n4Q
「……もう、レビッツ君のばーか……!」
そう言うと、ひらりとバスタオルが捲れて足元に……。
娘の裸体が露に……とはならず、下に水着を着込んでいたり。

「じゃーん、似合ってるかな?
 私も海とか行きたいなー、って思って、水着買ってきたんだよ。」


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