したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

大規模イベントスレ

1「鍵を持つ者」:2013/07/06(土) 23:19:04 ID:???
おう、大規模イベントしろよ

443とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:52:45 ID:.lJgA3lA
>>442
剣と化したクロを片手に、侵兵の間に割って入った
自分が真っ二つにされる寸前のところで刃と刃が重なり、
防ぐ事に成功した

先ほどのように亀裂を走らせる、醜態は見せない

444とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:59:14 ID:13hR1E2Q
>>443
『!』

侵兵がその身ごと弾かれる様にして間合いを取った。

「…どうやら君を脅威と見なしたらしいな」
(だろうぜ。何か知らんがいい感じに身体が武器してるぜ、俺は)
「………ん?何か言ったかね?」
(序に周囲の奴にも話声はそんなに聞こえてねーみてえだな?)

445とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:06:06 ID:.lJgA3lA
>>444
「今度こそ本当にうれしいよ、さっきは何もできなかったけど今は対抗できるし」
「そして嬉しい二次作用だよ、これでアドバンテージ取られる事もなくなった……」

「……それで、どうしますか?」

クロを侵兵に向け、睨みを効かせて問う

「僕が弱っている所を狙ってきたのなら、今ここで尻尾撒いて逃げ帰るか」
「それともまだ戦い続けるか ……どっちにしますか?」

こっちとしては、後ろの老人を病院に連れて行かなければならないし
新しくできた武器の切れ味も試したいし

446とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:08:31 ID:13hR1E2Q
>>445
『…』

ジャリン!!と甲高く重々しい金属音。
一刀だけだった筈の相手の得物が二つに増えた。

「徹底抗戦、らしいな」
『!!』

左右からV字を描く様に全力で振り下ろされる二本の剣。
ディフの身体を縦三つに分けんと。

447とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:18:09 ID:.lJgA3lA
>>446
剣の片方を避け、もう片方を腕ごと剣で弾いた
そして斬りかかってきた侵兵の懐へ潜り込み、体ごとブチ当てて侵兵と玄爺から距離を開けようとした
キンバルトの時と同じように、汚染はおそらく拡大されるだろう
だが汚染する対象を少しでも遠ざけようとした

「――――喰らえ!」

そして剣を下から上へ振り上げ、侵兵を真っ二つにせんとした
黒鋼、こんにゃく、そして目の前の侵兵の剣から
鋭さに磨きがかかったクロ製の剣
下手な高級品よりも、切れ味がある

448とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:25:34 ID:13hR1E2Q
>>447
その時、不思議な事が起こった!
ディフが行おうとした動きの全てが同時に起きたのだ!!

結果、侵兵の腕と身体が叩き切られバラバラになりながら吹っ飛んでいく。
吹っ飛んでいく最中、瘴気へと拡散していった負はクロが転じた刀身に吸い込まれていく。

(へっへぇ、こいつは良いな。何だかよく分からねえがチカラが増してるんじゃねえか?)

+1%くらいの増加であるが。

「…これは驚いたな。今の動き」

449とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:31:03 ID:.lJgA3lA
>>448
「        」

「………な、な…… なんだ…?今の………」

侵兵を真っ二つにするだけの自信はあった
だがしかしそれと弾いた腕と体がバラバラになるのは想定外
おまけに浄化とは行かずともクロが侵負を吸収してくれるのも有り難い誤算だった

「相乗効果…… っていう奴かな? 後クロ主体の力も使えるようになったのも……」

単純に考えて人一人分の魔力だからなぁ、と認識しつつ
前回戦いが終わった直後に攻撃されたのを忘れたわけではなく、武器を仕舞わずに
玄爺の所に戻った

「あの、年上さん ……怪我の方は?」

450とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:33:09 ID:13hR1E2Q
>>449
「うむ、それがな…久々に動いたせいで腰が痛い」
(いや、傷はどーなってんだよ!!)

パリン、とガラスの砕ける音がして周囲の様子が元へと戻っていく。

451とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:37:48 ID:.lJgA3lA
>>450
「誤魔化さそうとしてもそうは問屋がおろしませんよ」
「確か肩の方に……」

血が出る様子だってちゃんと見たのだ、斬られた肩を見る
だがやはり頭にあるのはクロが目覚めた時の事、落ち着かなさげに周囲を見る

452とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:40:43 ID:13hR1E2Q
>>451
「誤魔化してなどおらんよ。肩の方は、何だ、唾付けときゃ治る」

どうも本当に腰のほうが痛いらしい。
肩の傷も相当であるはずだが…

ちなみに周囲に問題はないようですが。

453とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:44:22 ID:.lJgA3lA
>>452
「とかいいつつキロ単位で離れた場所から超遠距離攻撃しかけてくるに違いない」
「対応できる? ……いや無理か」

とりあえず周囲の安全だけは確認できた
このまま王都内に入ったら間違いなく討伐対象であるためクロをひとまず引っ込めた

「どっちにしろ一度王都の病院で見てもらいましょう……」
「それじゃ、肩の方を……」

そして、けがをしていない方の肩でいけるよう横に移動する青年

454とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:46:27 ID:13hR1E2Q
>>453
「…いや待て動けん今動いたら腰が死ぬ」

膝ついた状態から微動だにしない老人。
これはこれで厄介だった。

次回に続く!!

455とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 21:55:20 ID:kF139bZg
-あらすじ-

何だかんだで竜のチカラを使い侵負に対抗し始めたビート。
人探しと言う新たな目的は出来たものの経過報告の為と言われ
銀の姫とアッテネを伴い一先ず私塾へと向かう。

一方、ディフは侵剣を得、ぎっくり腰の爺さんと別れを告げ私塾へと戻る。
これも経過報告を勧められた結果であった。

そんな感じで私塾である。

456とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:03:58 ID:8Nd3i6Gg

「前来た時はたしかほとんど出払ってたんだよね、そういや」

前私塾に来た時はフォンベルの姿も無く、生徒も疎らだった事を思い出す
外に出るイメージはあまりないのだが、何となく一度外に出たら長期間開けそうなイメージがあるフォンベル
ドムスもつい最近遠征に出たと言うしあんまり経過報告できそうな人物がいないのだが

「あの爬虫人さんに武器化に成功した事伝えるくらいでいいかな、ヘイト上げていいかわからないし」

457とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:05:49 ID:f4FujhJs
「………さて、と。」
成り行きで騎士になるやらなんやらと安請け負いしてしまいながらも私塾に戻ることになったビート。
とりあえず、事情を説明するのがめんどくさいんであんまり知り合いに会いたくねぇなぁと思いつつ戻ってくるのであった。

458とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:11:47 ID:kF139bZg
>>456>>457
そんな私塾の広場に人だかり。

フォンベル「…俺様は大魔術師、大魔術師……」
エルンスト「えーっと」
ベル「哀れね」
ムゲン「オッサン、そんなに塞ぎ込むなって」

大魔術師が両手両膝を地につけて塞ぎ込んでいた…

459とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:18:20 ID:8Nd3i6Gg
>>457-458
「あ、今日は結構人がいるもんだね……」

「………帰ろうか、いやいや流石に今日は大剣持って追っかけてきたりは」

フォンベル、エルンスト、侵負の大群を前にして置いて行ってしまったベル
後最後にうっかり口を滑らせて殺される一歩手前だったムゲン 全員の姿を、特にムゲンの姿を見て今すぐ逃げ帰りたくなった
だが逃亡先でうっかり死んでしまったら得られた情報も水の泡であるし何とか勇気を奮い立たせ近づく

「こ、こんにちはー…… ええと、何があったの?」

460とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:26:05 ID:f4FujhJs
>>458-459
「…………うわぁお、勢揃いって奴か?
と言うより、なんかすごいことになっちゃってねぇか、これ。」
エンスにムゲンにベル。普段、私塾にいない連中がいるのを物珍しそうに。
エルンストは……普段は私塾にいるのだろうか。よくわからなかった。

「あー……どうなってんのこれ。」
大魔術師が明らかに落ち込んでいる姿を見て、どう反応すればいいのかわからず、そう言うしかないのであった。

461とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:35:41 ID:kF139bZg
>>459>>460
ベル「あら、生きてたのね」
ムゲン「お?何だ、今日は妙にヒトが集まるな」
エルンスト「ええとね…前に殺生石を浄化する指輪、覚えてる?」
フォンベル「おかしいって、絶対おかしいって」

ディフとビートに気がつき思い思いに口を開く私塾関係者たち。

ベル「フォンベルさんが解析してたんだけど」
エルンスト「数日前に招いた魔学者さんが簡単に解析して更に同じような魔道具作ちゃってね…」
アッテネ「おやおや、それで塞ぎ込んでるのかい。困った坊やだねえ」
ベル「アッテネさん!?帰ってきてたの!?」
エルンスト「……ええと、見知らぬヒトもいるようだけど」
銀の姫「こんにちは、ええと、その…しがない闇掃いだ、よろしく頼む」

462とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:42:21 ID:8Nd3i6Gg
>>460-461
「そう簡単には死なないし死ねないよ ……だけど本当に勢揃いで、何か起こりそうだなぁ」
「ビート君もしばらく、 アッテネさん、は初めましてで…… そちらの女性は確か」

前に殺生石に無理やり侵負突っ込んだ時にできた上級侵負の結界の中であったっけ、と
記憶の中でぼんやりと思いつつ

「あ、ああー 結局殺生石にする方法がわかんないから使われじまいの?」
「前後で色々有ったし大丈夫、覚えてるよ…… ……あー、フォンベルさん、その、どんまい」

463とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:53:55 ID:f4FujhJs
>>461-462
「おう、久しぶり。
ベルも……嫌ぁな挨拶だなぁオイ。」
さすがに生きていたのか、なんて言われれば困った様子でそう言葉を返す。
まぁ、ベルの口が汚いのはいつものことだが。

「んで、コイツは人探しをしてるって言うから誰か知ってるか探すために連れてきた。
名前は……ええっと………。」

「つまり、劣等感でこうなってんのな。
………いいんじゃねぇの?別に大魔術師なんだから魔術が上手けりゃ。」
実際、研究肌でもなければ魔術について詳しいわけでもない。
所詮、どうでもいいことでもあるので、励ますというよりは他のことで頑張れという投げやりなことを言い出すのであった。

「………んで、殺生石ってなんだ?」
そして、問題がひとつ。
コイツ、碌な情報を知らない。

464とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:03:19 ID:kF139bZg
>>462>>463
ムゲン「おい、誰かビートに説明してやれよ…」
ベル「えー…」
エルンスト「持ってきた本人が説明するってどうかなあ?」

そういって一同がディフを見つめる。

465とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:10:32 ID:8Nd3i6Gg
>>463-464
「妖狐が封じられt……」

「……確か侵負が休息に入っている状態、だったっけ?」
「侵負を倒しても普通手に入るもんじゃなかったはずだし ましてやビート君の場合浄化しちゃうから多分知らなくてもおかしくないはず」

僕だって初めて見たのは指輪渡された時くらいだし、と思い出しつつ
確かそうだったような、多分きっとそうだ

466とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:16:07 ID:f4FujhJs
>>464-465
「……俺にゃあ無縁の代物って認識でいいのか?
いや、無関係でもねぇのか。浄化する必要はあるっぽいし。」
自分なりに解釈したのか、確認するようにそう言う。

「つーかアレか。休息ってことはまた活動することはあるのか。
まぁ、要はアレだよな。いつもの様に浄化すりゃあいいんだな?」

467とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:21:40 ID:kF139bZg
>>465
ムゲン「そういや名前はアレからとってるんだったか」
ベル「どっちも瘴気振りまいてるから似たようなもんでしょ」
エルンスト「大雑把じゃないかなあ」

>>466
銀「まあ、そういう事でいいと思うぞ」
ベル「そーね…」

>>465>>466
フォンベル「で、お前ら何しに来たんだ。俺様を笑いに来たか!」
ベル「そんなに暇じゃない」
エルンスト「アハハ…僕はクエスト受注してない時は大体私塾にいるんですけどね」
ムゲン「俺はアレだ。何となく」

468とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:27:08 ID:8Nd3i6Gg
>>466-467
「後無理やり侵負封印したら愉快な事になった もう絶対にやらないしやりたくない」

今なら勝てるかもしれないが、間違いなく汚染拡大回避不可能
そもそもクロが侵負を吸えるようになった以上封印する機会があるかは別だが

「僕は経過報告しに戻って来たけど…… 正直全員そろってるとは予想外で何言うか全然まとめきれてない」

469とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:37:29 ID:f4FujhJs
>>467-468
「りょーかい。見かけたら滅しとくわ。
他に使い道があるなら早めに言っといてくれ。」
そもそも見かけるというシチュエーションがあるのかは別として。

「俺も、俺自身が用事あるわけでもなかったしなぁ。
どっちかって言うと、銀――――ああ、あのしがない闇掃いのアダ名。
アイツのために来たようなもんだしな。」

470とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:38:07 ID:kF139bZg
そんなこんなで次回に続く!

471とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 21:32:20 ID:r.sJ7wTU
>>468>>469
ベル「ともかく報告なさいな。私たちが知らないことがあるかも知れないでしょ」
ムゲン「そーだ、そーだ。うっかり何それ聞いてないとかあるかも知んねえだろ」
エルンスト「君らもそうでしょうに…ムゲンなんか全く報告に来ないじゃないか」

ムゲン
「俺は基本修業中。
 情報収集もしてるが確定事項が少なすぎて、報告すると混乱するかもだしな」

ベル
「私も闇纏の練習中よ。使えるチカラにするには未だ練度が足りないわ」

472とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 21:48:32 ID:wUfG2a3I
>>469 >>470
「と言っても完全に武器化の件についてくらいしか報告できないと思ってたから何から言い出せばいいやら……」
「………とりあえず今話せることと言えば…… 前ベルさんと調査していた、あの奇妙な村についてかな?」

「……………の、前に一つ聞きたいんだけど 双子月教のヴァント、っていう神父さんを知ってる人いる?」
「足具を付けた大柄な人で、今回知った事の情報のデモとなんだけど……」

話を始めようと、とりあえず話せる事 王都近隣の村で起きている事件について話す前に
情報元であるヴァントについて知ってる人がいないかと

473とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 21:59:01 ID:.TJRzMkk
>>471-472
「………ま、それもそうか。
つっても、俺が報告できることなんて、たかが知れてるけどな。」

「とりあえず俺も修練の真っ只中だな。
つっても、俺はまだまだ弱い。銀の護衛でもやりながら体でも鍛えてるさ。」
頬を掻きつつ、ろくに進展がないことを報告して

「ん、あの教会のでっけぇ神父さんか。覚えがあるぜ。
あんのクソ神父と一緒にいた覚えがあるわ。」

474とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 21:59:25 ID:r.sJ7wTU
>>472>>473
エルンスト「あの大きな?」
ムゲン「あの無愛想な?」
フォンベル「あの神父の?」
ベル「…ああ、ヒューマノイドアースクエイクの」



男共「「「え?」」」
ベル「ん?」

475とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:10:33 ID:wUfG2a3I
>>473-474
「ああうん、前提として今から話す事、ほとんどその人から聞いた話で……」

「………あ、ああ 気になる単語が聞こえたけど今聞いたら流されそうだから後で……」

ヒューマノイドアースクエイク ……字面から、もしかして土のメダルを体にいれた?
気になる、が、それ以上に伝えなければならない事があるため保留

「ええと、村全体に気分を暗くする術式がかけられていて、それが侵負の栄養源になっている、って言うのは話したよね?」
「そしてそういう村の一部で、とち狂ったように教会の建設を…… その、双子月教の教会の建設が行われている、というのを」

「幸いにも、ヴァントさんから聞いた話では術式にかけられた村のほとんどを、双子月教の人達が解放したらしい」
「双子月教の教会がたてられた、一部を除いて」

「……前ベルさんと話していたけど、どうも双子月教の中にも侵負に味方する連中がいるらしい」

476とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:21:59 ID:.TJRzMkk
>>474-475
「………俺どころかムゲンすら知らねぇ事なんか。
つーより、その、ヒューマなんたらはなんだ?」
訳の分からない単語を聞いて首を傾げている。
……もう一回言うが、情報をろくに知らないのだ。

「あー、前に見たなぁ。村の中に教会を建てようとしてる人。
……アレ、もしかしてヤバイ連中か?」

477とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:30:08 ID:r.sJ7wTU
>>475>>476
ベル「そうそう、だから私は双子月教と事を構えるつもり」
ムゲン「そうなのかー…ってなる訳ねえだろ!馬鹿かお前!!」
ベル「あぁ?そーいや、アンタの自警団って双子月関係だっけ?」
ムゲン「そーだよ!なんか聞き捨てならねえ話だぞそれは!!」
ベル「うっさいわねえ、怪しいんだからぶん殴って埃出すって話よ、文句あんの?」
ムゲン「あるんだよ!」
ベル「うっさいボケ、アンタから叩いて埃だしたろーか」
ムゲン「…おうおう、いい度胸じゃねえか、やんのか、オラ」
ベル「あ゛?」
ムゲン「お゛?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ… ものすごく険悪な空気が流れる。

エルンスト
「ヒューマノイドアースクエイクって言ったら昔、
 一時期クエスト関係で名を馳せた人物の事かなあ?」
フォンベル
「ああ、聞いたことあるぞ。討伐系のクエストで暴れまわった奴だ。
 毎度報酬以上の損害賠償を払ってたっていう話だな…」

「そんな人物が神父なのか……
 しかし教会を建てること自体は問題ないようにも思えるのだが」

その険悪ムードをガン無視するのも居る。

478とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:35:48 ID:wUfG2a3I
>>476-477
「栄養源にされてるわけだからやばい…… のかな」
「一応この話を聞いた後、ヴァントさんが報告に上がっていない村について調査してくれるらしい」

「……信じていいかわからないけど」

正直、手放しで侵負側に立っていないとわかる双子月教関係者がヘルテンツァーとリヒテンくらいしかいない以上
信用していいのかわからないのだ

「考えるに教会を建てるって言う建前で活動拠点を作ってるんじゃないかと思ってる」
「後蓑隠れに使うためにも…… あの人そんな事してたのか」

「後ベルさんとムゲン君……  ……ビート君仲裁頼んだ、まだ死にたくない」

479とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:42:37 ID:.TJRzMkk
>>477-478
「なんか、お前らが組むといがみ合うイメージしかねぇんだけど。
仲間同士でいがみ合うなら、もう迷惑かけないように外でやれれよ。」
ビートは 仲裁を 放棄した!
そもそも仲裁して止まる連中でもなし、好きにやらせるしかないとも言えるのだが。

「信用出来ないなら他のやつに調べさせたり何なりすりゃよくねぇか?
まぁ、内部のことを調べさせる時点で本当に信用できる人間なんてたかが知れてると思うけど。」
だれだって、自分の黒い部分は見せたくねぇだろ。と続けて。

「……あの人、そんな奴だったのかぁ。
あのナリも、納得だ。」

480とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:51:18 ID:r.sJ7wTU
>>478
エルンスト「あっれ、でもその話って昔ですよね?」
フォンベル「おう、ざっと百年。しかも話の人物は死んでる」
銀「…」
三人「「「きっと別人だろう」」」

アッテネ「本人だよ」
三人「「「なんと」」」
アッテネ「ついでに言うと教会の神器を託されている一人だねえ」
エルンスト「神器?」
フォンベル「あ?なんだそりゃ?」

ムゲン&ベル「「表出ろコラァ!…バーカ、此処既に表だろうがぁ!!あ゛あ゛!?」」

温度差の激しい光景が広がる。
そして互いにメンチきりあう二人は同じセリフを吐いて更にキレていた。

481とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:00:32 ID:wUfG2a3I
>>479-480
「……自分で調べるのが一番確実……」
「あ、ああ 神器託されているのなら少なくとも侵負側じゃないだろうし大丈夫かな」

「多分呼ばれ方こそ違うけど、フォンベルさんも知ってるんじゃないかな? 強力な四大元素の魔具の事を神器って呼んでるらしい」
「火の杖、水の聖杯、土のメダル、風の剣の四つで…… 多分、土のメダルじゃないかな 持っているとしたら」

「生半可な人じゃもたされないだろうし侵負を浄化する能力も手に入るから、侵負側からは程遠い存在…… って言ってもいいと思う」

482とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:12:12 ID:.TJRzMkk
>>480-481
「神器!凄そうなの託されてんなぁオイ!
それって、あの具足のことか?」
そういうのが好きなのは変わりがないようで、なんかテンションが上ったりしてる。

「つーより、俺の力以外にもちゃんとした対抗手段はあるのか。
つーことは、神器を持ってる四人は、少なくとも対抗できるのは確定と。」
「そう考えると、龍の力が俺以外にあるっぽいなぁ。
……いや、龍の力がよくわからんからなんとも言えんがな。」
……ここまで来て、ろくに自分の力の一つも素人していなかったことを公開する。
使えればいい、そうとしか考えていなかった。

「………アイツら仲良しだよなぁ。ほんとに。」
いがみ合ってる二人を傍目に。

483とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:21:09 ID:r.sJ7wTU
>>481
フォンベル「ほーう…ちょっとまて侵負浄化能力ありの魔道具だとぉ!?」
エルンスト「そんな便利道具あるならソレをオリジナルに魔道具量産すれば良かったんじゃ…」
銀「うむ、なんとか見せては貰えないだろうか、実に興味深い」

>>482
フォンベル
「竜のチカラの一種には四大元素を纏めて一括したのと同じ性質のものがある。
 状況に応じて地水火風を使い分けれるし、纏めて竜のチカラとして扱うこともできる。
 その神器はおそらくそういった竜のチカラをある程度の不特定多数に扱えるように調節したものじゃないか?
 んでビートのは…まあ、ぱっと見、今言った四大元素まとめてるチカラだな。」

484とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:27:46 ID:wUfG2a3I
>>482-483
「魔道具として使っているというか、何というか、その………」

「……デリケートな話だけど、体の中に魔道具を入れて、自分自身を浄化の道具にしているような、もんらしいよ」
「リヒテンさんも炎の杖を体の中に入れて浄化の能力を手に入れたらしい ……見せてもらう事も量産もちょっと難しいね」

今まで本人にデリケートな事だし、言っても何にもならなさそうだったため
口を閉ざしていた事だが、ベルがヴァントの事を見抜いている以上遅かれ早かれ話題に上がるだろうと思い
ようやく口にした

「仲良く喧嘩中、だからね とある鼠と猫みたいに」

485とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:34:00 ID:.TJRzMkk
>>483-484
「成る程、要は俺でもクソ神父とかそれ以上のパフォーマンスを発揮できるってことだな。
………つーことは、苦戦するのは俺の技量不足ということか。」
結局、この力があってもあの虎に勝てなかったのだ。
……アレは自分でない、他の誰かであれば飼っていたのだろう。それだけに口惜しかった。

486とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:38:49 ID:r.sJ7wTU
ムゲン「ダス!」
ベル「ギュレ!」

ガゴン!というぶつかり合う音と瘴気が吹き荒れる。

ムゲン「ダスダスダスダスダスダスダスダスダスダスダスダスダスダス―
ベル「ギュレギュレギュレギュレギュレギュレギュレギュレギュレギュレ―

ゴガガガガガガガガ、と双方がラッシュを繰り出している。

ムゲン「おおおおおおおおおダスヴィダーニャああああああああ!!」
ベル「ああああああああああああギュレギュレええええええええええええ!!」

ガッコンズガドン!!
互の拳がぶつかり合い、二人が唐突に消えた。

フォンベル「量産は難しいのか…仕方ねえ、何か別のものを作らねえと……ん?」
エルンスト「竜のチカラを振るうヒトは侵負対抗しうるって事かな、だったら竜関係のアイテムを…あれ?」
銀「…?」
アッテネ「……」

487とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:44:35 ID:wUfG2a3I
>>485-486
「………あ、あれ?」

騒がしい音の中で何とかビート達の声を聞き取ろうと近づいた
だが、唐突にその音は途絶えるのだった

「どこ行った?あの二人…… ……あ」
「そう言えば前、ムゲンさんとその妹さんと会った時異世界に飛ばされたような」

488とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:48:12 ID:.TJRzMkk
「竜のアイテム、ともなればある程度協力はする気はあるぞ。
銀の護衛を優先しなきゃいけないだろうけど、あいつが塾にとどまる気なら……ってあれ?」
騒音と化していた二人の争いが、姿ごと消え失せたのに思わず振り返って。

「……なぁ、エンス。
俺、あいつら無理矢理でも止めるべきだったか?」

489とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:49:16 ID:r.sJ7wTU
>>487>>488
エルンスト「妹…ああ、ノイエの事かぁ」
フォンベル「いや、引っかかる所はそこじゃねえ!どうなってんだ!!」
銀「…侵界に翔んだ、のではないだろうか」
フォンベル「侵界ぃ?何だよそりゃ!!」

慌ただしくなってきた…

アッテネ「…」

490とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:54:21 ID:wUfG2a3I
>>489-490
「たぶん死人が一人確定で出るだけだったから止めても……」
「だ、大丈夫だよビート君 何となく行先は察しが付く……  侵界っていうのは初めて聞いたけど」

「さっき話した通り、前にムゲンさんとノイエさんに会った時に妙な空間に飛ばされたんだ」
「確か侵負と侵負が干渉し合った結果の世界だったっけ?」

行った事があるだけで詳しくは知らない
どうも知っているらしい銀の姫に話を振った

491とある世界の冒険者:2014/05/21(水) 00:00:08 ID:3TMJCjsI
>>489-490
「だろうなぁ。止めようと思っても無意味って思うと、力不足が嫌になるな。全く。」

「………侵界?
アレか。虎とかヤベェ侵負とか出てくるところか。
俺も、何度か行ったことあるぞ?」
名前は知らずとも、身に覚えがある。ありまくる。
なにせ巻き込まれた初期にすら行ったことがあるのだ。あの光景は印象に残っている。

492とある世界の冒険者:2014/05/21(水) 00:01:58 ID:R.h8R19Y
>>490
銀「ああ、侵界というのは…」
エルンスト「ストップ、一旦話を止めて」
フォンベル「おいおい、どうしたエル?……ん?この感じは」
アッテネ「来るかね?」
エルンスト「門の方…正面からとは大胆な!!」

駆け出す青年。

フォンベル「うぬぅ…竜関係のアイテム、何かあったっけか?」

大魔術師は自身の居へと駆け出した!!
そんな感じで次回に続く。

493とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:37:02 ID:MEFImjxQ
>>492
「何か私塾って結構侵負が立ち寄る場所になってるよね……」

エルンストの後を追って、同じく駆けだした
以前は侵負に対して結界が貼っている場所という認識だったのだが
最近はおちおち落ちつけられない

494とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:45:19 ID:1kjZ4IvI
>>492
「と言うより、単に場所が割れただけじゃねぇのか?
まぁ四の五も言ってられないかぁ。」
エルンストやエンスが駆け出していくのを見て、自分もついていこうと駆け出そうとして
そこでようやく銀のことを思い出し、一度歩みを止めて銀のほうを振り返り

「……っと、騎士になる云々言ってたけど、もちろん一緒にいくよな?
侵負をどうにかできんの、俺か銀くらいだかな。」
確認を取るように銀にそう尋ねる。
本人としてはすでに行くき満々である。

495とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:46:37 ID:FK3MxRKM
>>493
エルンスト
「そもそも森の中にあるんだから何が来てもおかしくはないんだけどね。
 今まで何も寄り付かなかったほうが不自然なくらいだよ!」

駆けながらそう言うと青年の姿が黒に染まっていく。
右腰に魔銃を吊り下げ森私塾制服を着た黒縁眼鏡な姿から
顔の半分を覆う白のマフラーと黒のコートを纏い紅く光る瞳を持つ姿へと。

>>494
銀「勿論だ、さあ行こう!」

駆け出す姫。

496とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:49:45 ID:MEFImjxQ
>>495
「出てきた魔物を倒すのも授業の一環になってそうだ、嬉しくない!」
「クロ!起きろ出番だぞ!」

そしてこっちも駆けながら、つい先ほど習得した侵剣の術を発動させる
一度既に発動させればこっちのもの、既にイメージとして固まっていた

497とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:55:57 ID:1kjZ4IvI
>>495
「了解っと!」
その言葉を待っていたかのように先んじて走りだす。

498とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:59:37 ID:FK3MxRKM
>>496
クロ「やーれやれ、よくよく考えたら剣の形で完全に固定しとけば寝放題じゃね?」

物凄く不真面目な応えと共に相棒が剣と化す。


>>496>>497

そうしてたどり着いた門の前。
佇んでいるのは…

エルンスト「…ははっ、これはすごい相手が来たなあ」
黒甲冑「…」

腰に剣を提げ兜から赤い長髪が覗く魔物臭のする黒い甲冑だ。

エルンスト「ナハト先生とはね……いや、どうしたもんかな」

499とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:07:15 ID:MEFImjxQ
>>498
「………じゃ、蛇腹剣の……!」

辿り着いた先にいたのは第二発見侵負者、残念ながら戦って即尻尾をまいて逃げようとした相手だった
対侵負能力の有無は、ともかくとして あれに対抗できる気がいまだしない

「……………嫌な事思い出したんだけど、前会った時は侵負の姫と一緒だった気がするんだけど」
「一緒に行動してるのならひょっとして近くに……」

500とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:10:29 ID:1kjZ4IvI
>>498
>>499
「……あー、前に見たことがあるぞ………。
塾に初めて通うときに出会った、蛇腹剣とか使ってたやつだったか。」
そうとう昔に出会った覚えがあるとともに、どうしようもない苦手意識を感じて。
多少弱気になりながらも一旦構えて中距離からの牽制攻撃に備える。

「……エンスも会ったことあるのかコイツ。
俺があった時は相当前だったから、もしかしたらなんか成長してるかもしれんし奥の手とかあるかもしれん。
気をつけたほうがいいこと、あるか?ぶっちゃけ蛇腹剣だけで死ねるんだけど。」

501とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:17:29 ID:FK3MxRKM
>>499
エルンスト「余所見をしてる余裕はないよ!」

青年が叫んだ瞬間ヒュオン、と空を裂く音。
迫る黒い影。
蛇腹の刃が鞭となって眼前に迫っていた!

>>500
エルンスト
「気をつけること?あのヒトから目を離すと次の瞬間予想外のことをしでかすから、
 目を離さない!はっきり言って一瞬でも気を抜いたら本当に死ぬ!!」

言いながら両手の魔銃をぶっぱなす青年。
しかしその魔弾は周囲から湧いて出た雑魚侵負に阻まれた。

エルンスト「嘘だろ!?」

502とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:24:13 ID:MEFImjxQ
>>500-501
「ごめん顔見あわせとほとんど同時に逃げたから情報ほとんど持ってないよ」


「……そして侵負の姫いたら事実上の詰みだった! なら気にしなくても問題ないよね!」

慌てて後ろに飛びのき、蛇腹の刃を回避
本当にぎりぎりのところを避けたため服の胸元が裂けた

503とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:29:35 ID:1kjZ4IvI
>>501
>>502
「りょーかい!
せめて雑魚とアレを分断できたら楽なのによぉ。」
各個撃破ならともかく、どちらかにつきっきりだともう片方から袋叩きに遭いかねない。
ここでまっすぐ突っ込まなくなったのは慎重になったとも言えるし、しり込みするようになったとも言える。

(……それじゃあ、俺がやるべきなのは何だ?アレじゃあ殴りかかっても雑魚が邪魔だし魔法弾もジリ貧にしかならん。
……銀って近接戦闘できんのかわかんねぇけど、騎士を頼むんだから弱いって考えるべきかね。
ともすれば、カバーリングか?銀がなんかするための時間稼ぎか?)
その代わりに何を吸えばいいのか必死に肝会えている。
その結果、どんどん後ろ向きに考えが進んでいるが。

504とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:36:20 ID:FK3MxRKM
>>502>>503
黒甲冑「…」

右手で蛇腹剣を自在に操りながら左手に何かを持っている黒甲冑。
それは殺生石のようでもあるが醸す雰囲気がやや大人しい。

エルンスト「…ん?」

ガウンガウンと魔銃をぶっぱなしながら雑魚が放つ弾を避けている
シューティングゲームの自機状態の青年が怪訝な顔になる。
因みに攻撃は尽く雑魚に被弾している。

銀「…あれは!」

何かに気づいたように声を上げる女と
正体不明の石が地面に落とされるのはほぼ同時。
そして地面で砕けた石から闇が広がり周囲を覆う時間は一瞬だった!

エルンスト「また結界内に取り込まれる!?」

505とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:44:01 ID:MEFImjxQ
>>503-504


「相手が侵食されている人なら、ビート君や銀さんの浄化で何とかなるかもしれない」
「なら、時間を稼げ、ば……」

「………!」

黒甲冑の手から落とされた石に気付くも、蛇腹剣が行く手を阻み
石までたどり着く事ができず、無力にも目の前で破壊される石
そして周りに結界が形成された

「という事で、今回も援軍は期待できそうにない……」

506とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:48:58 ID:1kjZ4IvI
>>504
>>505
「……うーむ、あれじゃあ近づくこともできねぇし、牽制も意味なさそうだ……。
大体、俺がやったところでたかが知れてるしな。相手のミス待ちを期待するしか………。」
近づけず、かと言って遠距離からの攻撃で有効打を期待できないビートはこの場において足手まといになりかねない存在であった。
無理をしていない上に接近する危害もないので、今のところ被弾も何もないが、向こうが仕掛けてきた場合はこの限りではないだろう。

「結界って知らねぇぞそれ!?
―――ってなんだぁ!?」
……例えば、ちょうど今のような場合には。
いきなり結界を張られて、動揺している状態だ。

507とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:50:11 ID:FK3MxRKM
>>505>>506
気がつけば周囲はだだっ広い平原。
朽ちかけた様々な種類の武器が放置された宛ら古戦場の様相を呈している。
無論空は赤く、大地は枯れ、周囲に申し訳程度存在する木々に葉はなく歪んでいる。
加えて周囲を尽きることがないくらいに雑魚が飛び回っている。

銀「これが彼の侵域か」
エルンスト「朽ちかけているけどどの武器もまだ使えそうだなあ…はは、嫌になるね」

508とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:58:26 ID:MEFImjxQ
>>506-507
「……侵負にとりつかれた人によって結界の様子も変わるんだね」

「ゆっくりと観察してる暇はなさそうだけど」

今までの目に悪いだけの結界とは打って変わって、恐らくナハトを象徴するのであろう武器が散乱している侵域
あの武器類を投げつけてれば…… と考えたはいいが、恐らく蛇腹剣に弾き返される

「………何とか、何とか隙を作り出せないかやってみる だから隙あれば浄化の術式をぶつけてほしい」

509とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:07:23 ID:1kjZ4IvI
>>507
>>508
「……よくわからんが、奴の胃袋の中に近い部分にねじ込まれたってことは分かった。」
あたりを侵負が飛び交っていることだけではなく、武器まで散乱している異質な場所にいることに気付き、それでもよそ見をできないことに苛立ちを感じて

「……なぁ、こんだけいるとさすがに奴さん以外にも意識しないとやばいんじゃねぇのか?
つーより、さすがにまとめてかかって来られたらよそ見なんかできねぇ。」
ビートとしては周囲を飛び回っている雑魚にどうしても意識が回ってしまう。
打倒できる存在とはいえ、数で圧倒されると圧倒されるのだ。

「……浄化、浄化かぁ。……できるかどうか、怪しいぞ。
ブチ込めたら確実だが、その前に雑魚の数が多すぎる。壁にされたらまず無理だ。」

510とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:14:09 ID:FK3MxRKM
>>508>>509
銀「こちらは四人だ、理屈をこねずに個々に動いてはどうだろうか…?」

考えるよりもまず行動、と息巻く女。
青年は先程からドンパチ打ちまくっている。
敵も敵で黒甲冑を守らんと自らを盾に攻撃を止めているので言うほど周囲は問題ではない…か?

エルンスト「撃っても撃ってもキリがない…流石に疲れてきた」

511とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:20:20 ID:MEFImjxQ
>>509-510
「それじゃあ…… 斬り試しも兼ねて、好きなようにやらせてもらおう」

「(さっきの動きについても、知りたいし)」

長剣を握る手に、力を込めた
斬りかかった直後に次に行おうとした行動の斬撃が、放たれるという怪奇現象
あれが想像通りの力なら、ひょっとしたらこの戦いだけでも切り抜けられるかもしれない

エルンストが銃弾を放ったのを見て、足を踏ん張る
狙うは銃弾が放たれて着弾した直後、まだ雑魚による盾が十分に成り立っていない瞬間……

着弾するのを見て、即座に走りだした青年
まだ体の前に盾になり切れていない雑魚侵負に向け、横一文字に斬りかかり
更に侵負を裂く事ができたらナハトに向け、縦方向からの一撃を喰らわそうと

512とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:26:59 ID:1kjZ4IvI
>>510
>>511
「………まぁ四人いれば誰かフォローしてくれるよな!」
そんなある種のフラグを立てつつ、エンスが突っ込んでいくのを確認する。
即席のコンビネーションを無言でできるほど手練ではない故、一緒に突っ込んでは互いに足を引っ張る結果になるだろう。
だが、相手の最終目標がわかっていれば、それの園後くらいならできる。

「だったら、俺はエンスのフォローだな!」
右手に魔力を集中させて、それを右ストレートと共に発射。
エンスからでは狙い消えないであろうナハトの周囲にいる雑魚に向けて何発か魔力弾を飛ばす。
少しでもひるめば、エンスの攻撃も通りやすくなるはずだ。

513とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:34:30 ID:FK3MxRKM
>>511>>512
雑魚の壁は個々の攻撃によって打ち破られディフが黒甲冑へと斬りかかる!
残念な事に不思議なことは起こらず通常の一撃であり…

黒甲冑「…」

無造作に突き出された左腕によってその一撃が弾かれる!

クロ「かってぇな、おい!」

514とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:43:53 ID:MEFImjxQ
>>513
「(次の行動の斬撃を、自動で放つ能力…… では少なくともない、か!)」

無造作にふり払われたが、元より弾かれるのは予想済み
体勢を崩さず持ちこたえた

「こういう硬い敵の為に長剣以外に大槌の形態も出来るようにしたかったけど」
「時間もないしそもそも出来るかさえわからなかったんだよ、ね!」

振るう攻撃の次は、篭手と鎧の間を狙うようにした突き
下手に剣を振るっても蛇腹剣で防いでくれるどころか何もしてくれないだろう、と

515とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 00:18:30 ID:Hei5F5FQ
>>514
狙い通り隙間へと滑り込む刃!
しかし手に伝わる感覚はブニとなんだか弾力に富んでいて…

エルンスト
「…しまった。先生の鎧は普通の鎧じゃない!
 というかそれ自体が殻をまとった一個の生き物なんだ!」

ビュロドブ!と突き刺した箇所から吹き出る黒い粘性のある未確認物質!
タールだか液状のゴムだか知らないがそれが意志を持ってディフをぶん殴りに来た!!

銀「なんだか無茶苦茶だ…」
エルンスト「不意を突く一撃の大半があの鎧にある吃驚ドッキリギミックだからね…」

てなところで次回に続く

516とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 21:43:55 ID:R.sldAhA
「……近距離は鎧で耐えてのカウンター、それより遠くなら蛇腹剣での攻撃か。
正直、俺じゃあ勝ち目ねぇじゃねぇか。」
遠目でも、エンスに何かが飛んで行くのは確認できた。
……そして、さして効いていないようにも見える。刃で断ってあれであれば素手では尚更であろう。

「突破口、突破口はあるか?
……浄化とかしても意味無いよな、アレ。」
そもそも侵負にやられているのかすらわからないのだが。

517とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 21:47:47 ID:f3VQY9.Y
>>515-516
「……そう言う事は」

「もっと早めに言ってく グハァ!!!」

黒い粘性のある何かに顔をおもくそぶん殴られた!
だが左手で粘性の何かを掴み、ナハトに投げ返す

「というかそれってつまり、隙間ぬって攻撃できないし普通の攻撃も余裕で防がれると!」

518とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 21:51:36 ID:Hei5F5FQ
>>516>>517
投げ返されたナニカは黒甲冑にあたると隙間から内部に入り込んでいった。

エルンスト「弱点あったはずなんだけどな…あー、教えてもらってはないっけ」

苦々しい顔をしながら銃を撃つ。
しかし当然のように雑魚が壁となる。


「鎧通し、みたいな技はないのか?
 素手で渡り合おうとする格闘家なら修めているのではないか?」

519とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:00:30 ID:f3VQY9.Y
>>516-518
「侵食される前の戦闘での動きとかそう言うのをもっと詳しく!」

今度は銃撃の支援となるよう、エルンストが弾を発射するタイミングよりも
少し早めに剣を振り、雑魚侵負たちを斬り捨てようとした

「(近くに他の雑魚侵負がいるせいか、蛇腹剣の攻撃が来なくなったけど)」
「(多分ずっと攻撃しないわけではないだろうしな……)」

520とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:01:18 ID:R.sldAhA
>>517
>>518
「あんだけなんか詰まってるであろう鎧だし、あの鎧の内部に炎とか打ち込むとかか?
なんか変なギミックが誤作動するかもしれん。」
弱点と言っても、シャットアウトできない攻撃があるとかそういうのかと思っtが、それを一つ一つ試すのは大変だ。
であるのなら、鎧の内部に攻撃加えるのが弱点になるのではないかと踏む。

「……それはネオベイの武術が主にやる手段だな。
こっちはボクシングとかプロレスとか組み合わせた複合武術で、鎧着た相手は首とか関節狙うんだよ。
………カラテとかは齧った程度で、そんなん試したことすらねぇ!」

521とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:14:35 ID:Hei5F5FQ
>>519
エルンスト
「いや、流石に手の内を頻繁にバラすような事してないからなあ…
 そもそもあの鎧自体がトリッキーなもんだから変に事前知識があると其処を逆手にとってきそうな気がする!
 あのヒトやる事の大半が冗談としか思えないくせに妙に効果的な事してくるんだよ!?
 なんか聞いた話だと唐辛子を口に含んで相手の顔面めがけて発射したとか…しかも斬り合い中に!!」

バカスカ撃ちまくる魔弾の数と質が目に見えて悪くなっていく。
そろそろ限界らしい。
というかよく此処まで撃ちまくってたなというレベルだ。



「しかしあの鎧、今の話だと生き物なのだろう?
 誤作動というのはチョッと…ん?生き物?」

522とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:21:57 ID:R.sldAhA
「……スマン、俺あいつに殴りかかるの嫌だ。」
エルンストの話を聞く限り嫌なイメージしか沸かず、士気が下がっていく。
つーより、前に戦った時はナイフを使っていた筈だ。
……そのイメージをも利用してくる可能性があると、なおさら切り結ぶのは御免だった。

「ん?なんか思いついたのか?
……なんでもいいから手助けしてくれると助かる!」
そして、銀に助けを求めるほどである。
それでいいのか騎士。

523とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:24:16 ID:f3VQY9.Y
>>521
「うわぁ……… 今度やろう」

「そして今の話聞いて今まで侵負の壁に守られるばかりで行動してこない事に対し不安になってきた」
「………なんもしてないよ、ね!」

再び壁となっている雑魚侵負を横一文字に斬り、
距離を離すべく後ろに跳んだ

524とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:29:39 ID:Hei5F5FQ
>>522
銀「生き物なら極端に暑いのや寒いのはどうなのだろうと思ったのだが…」

具体案は出ない様子。

>>523
雑魚の壁が厚くなってきている気がする。
徐に黒甲冑が足元に転がっているボウガンに手を伸ばし構え放つ。
撃ち放たれたのは鉄球。
当たれば普通に骨折レベル!!
更に一歩横に動きながらやっぱり足元に落ちていた投げナイフをボウガンを投げ捨て掴み取る!

エルンスト「わー!?雑魚巻き添えにしながら攻撃始めたーーー!!」

しばらく攻撃がなかったのは周囲の武器の配置でも見ていたのではないだろうか。

525とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:37:17 ID:f3VQY9.Y
>>524
「これぐらいならまだ大丈夫、まだ許容範囲よ!」

撃ち放たれた鉄球を避け、投げナイフを障壁で弾き、再び接近を図った
まだ攻撃としては優しい方、少なくとも先ほど聞いた事よりは

「銀さんの意見ちょっと拝借、というか雑魚の壁一層するためにもこれしかない!」

首の紅い結晶がはめられたペンダントを掴み、魔力を溜めつつ
近くにいる雑魚侵負を殴り倒し少しでもナハトと距離を近づけようと試みた

526とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:38:30 ID:R.sldAhA
>>523
>>524

「どっちにも強いいきものなんていたらドラゴンとかそんなんしかいないだろうから好きなようにやれぇ!
―――ってアブね!」
自分は手も足も出ない状況なので背中を押す始末。
飛んでくる武器は逃げ腰になっているので回避はできている。

「………つーよりアレだ!
この攻撃とと似たような攻撃されて、そん時に武器に魔術が仕込まれてて痛い目見たわ!
気をつけろよ!」
そして、初戦闘の時のナイフ仕込みのギミックを思い出して、それと同じことをされるのではないかと思い、周囲に警告する。

527とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:42:52 ID:Hei5F5FQ
>>525>>526
ガン、と柄を踏み蹴り上げられる地面に落ちていた剣。
それがディフの目の前を掠めて跳ね上がっていく。
止まらなければ当たるだろうし、そうでなくてもいいタイミングで蹴り上げられているので…

因みに使用された武器の尽くが次の瞬間砕け散っている。
長時間の使用に耐えうるものは周囲には落ちていないのだろうか…

528とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:57:46 ID:R.sldAhA
>>526
>>527
「……おい、エンス!アブねぇぞ!」
勝ち目があるのかエンスが突っ込んでいくのを見て、腕を伸ばしてストップをかけようにも距離が遠く無意味。

「………銀はどう戦うかいまいちよくわからんし、エルンストはバテてるし……!
おれがいろいろやらねぇといけねぇじゃねぇか!糞ッ!」
銀を一瞥した後、エンスを見殺しにしないためにも雑魚侵負をガン無視しつつ突き進もうと

529とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:01:33 ID:f3VQY9.Y
>>526-527 >>528
「確か王都を徘徊する侵食の中に朽龍災って奴いたよね!?」

ドラゴンしかいない、という言葉に確かそれに準ずるものがいたような記憶がひっかかる
いやいやまさか…… 侵負だけだろう、相手は、おそらく、多分

「武器にギミック……!?」

その言葉を、もっと詳しく聞きたかったが
次の瞬間ナハトの蹴りで蹴り上げられた、地面に伏した剣
自分の進路上に向け蹴り上げられた剣

「(今までの武器は、確かそういったギミック無しでの攻撃だった)」
「(それなら頃合い的に、そろそろなんじゃないか?)」

自分がやるとするなら剣を弾き飛ばし、そのまま走り続ける
接触型のトラップならその時点で発動される おそらくちょっとやそっとのダメージじゃ済まないだろう
対して立ち止まっても 多分相手は既にその行動を予想がついているはず、と

「………!」

声をかけられ、ビートがこちらに向かって走ってきているのに気付いた
それならば と鞄からあるモノを取り出し首にかけ

投げつけられた剣にあえてぶつかるようにし前に進み、左肩をしこたまぶつけながら
走り続けた
服が裂け、服の下に着こんでいたチェーンメイルも破け傷がついたが
そこまで深くはない傷

530とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:07:42 ID:Hei5F5FQ
>>528>>529
エルンスト「朽龍災は現象じゃあなかったっけ…って危なっ!」
銀「骨で出来た虫も見たぞ、うわわっ!?」
エルンスト「あ、それきっと酸妖蟲だあああっ!!」

青年と女が雑魚の猛攻に翻弄され始めた。
そのせいかビートへの妨害はさほど多くない!

黒甲冑「…」

何も持っていない左手をディフに翳す黒甲冑。
ガパ、とガントレットと甲の部分が開き、ボフっ!!と煙が放たれる。
……鼻がモゲそうな程の激臭だっ!!

531とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:17:39 ID:f3VQY9.Y
>>530
首に締めずにかけただけの犬化の首輪をつけ、犬になるまでもなくナハトの前に辿り着いた
だが、顔の前に鼻がモゲそうになるほどの煙を放たれ しかもそれをしこたま吸い込んだ!

「…………っ」

思わぬ行動に、そして激臭を喰らって怯んだのか
ナハトの左手におぶさるように、前のめりに倒れた

532とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:18:49 ID:R.sldAhA
>>529
>>530
「………ッ。
今度は俺がババを引くことに………エンスが引いたか。」
無理にエンスが前進しているように見えて……
それを自身が攻撃するために壁になっているのだろうと解釈。
期待を無碍にするわけには行かず、そのまま走る。

結果として、エンスが何やら怪しい攻撃をされたのを見て、心の何処かで安心してしまう。
妨害がなければ諸共に食らっていた可能性もあるだけに運が良かったのかもしれない。

「………兜越しだが、これでぇ!」
そして、黒甲冑がエンスに気を取られているうちに横に回りこみ、顎を狙ったアッパーカットを放つ!
右腕にのみ魔力を集中させて、そのままゼロ距離で解き放つつもりである。

無論、妨害によってワンテンポ遅れるだろうが、一度距離を詰めたのだ。
ここで何もできなければそれこそ足手まといなのだ。

533とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:25:48 ID:Hei5F5FQ
>>531
そこを思いっきり蹴り飛ばされる。
甲冑の一撃だ。
鈍器でぶん殴られたのと変わりはない。

>>532
相手がディフに気を取られていた結果、うまい具合に攻撃が当たる。

黒甲冑「!?」

グラリ、と体勢を崩しかけ一歩後ろに下がる黒甲冑。

534とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:33:02 ID:f3VQY9.Y
>>533
力なく倒れた青年に容赦なくくわえられた蹴り
哀れ吹っ飛ばされ、体全身を鈍器で殴りつけられ戦闘不能

に、なったかと思いきや

「よ…… ゴフゥ!?」

左腕にもたれかかり無様に垂れ下がった両手両足で甲冑の一撃を抱き留め、
足にしがみ付いた!
勢いを殺せず明らかにダメージを受けたようだが

「……幼馴染のクソみたいな料理のおかげでこういう激臭には慣れっこだよ」
「ところでこれで至近距離だよね?」

首にかけられた紅いペンダントが、荒々しい焔のように光を放つ
魔力の量こそはそう多くないが、なんというか ヤバイ

ビートの一撃で不意をつかれ、おそらく自分にも警戒心を抱いてないだろう
一方後ろに下がってくれたおかげでビートの事を心配する必要さえない
炎ペンダントを介した炎の魔力が、炎の魔術へと変貌し
ナハトと包み込まれるほどの炎を放った!

535とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:35:30 ID:R.sldAhA
>>532
>>533
「………ッ!」
エンス(たっだもの)が殴り飛ばされていったのは目には映るが意識できるほどの余裕はなかった。

(―――もう、一発……ッ!)
よろけた黒甲冑を見て、おおきく振りかぶって一歩踏み込み、こめかみを狙ったフックを狙う!
徹底して頭部を狙っている。

536とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:40:14 ID:Hei5F5FQ
>>534>>535
黒甲冑「っ!」

炎に包まれた黒甲冑がビートの一撃を受ける直前に弾け飛ぶ!!
そう、甲冑が内から爆ぜて周囲に飛び散ったのだ。
無論至近距離のふたりには大きな被害が出るわけだが。

537とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:47:25 ID:f3VQY9.Y
>>535-536
「(これでひとまずは、あの糞頑丈な鎧を剥がすことはできる)」
「(そしてあと、は…… ……!)」

炎を発射した衝撃と両手両足を離した事により、
黒甲冑と密接している状況からは離れていた

だが、黒甲冑がはじけ飛び
その破片が体をかすり、時に突き刺さり、炎を纏って飛んできた

538とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 23:55:44 ID:R.sldAhA
>>534
>>536
>>537
「―――しまっ!?」
鎧を弾き飛ばす、なんて発想が元からなく、そして反撃が来ると思っていなかったので防御など微塵も考えていない。
鎧の破片を全身余すとこなくぶつけられる。
全身を利用した大ぶりの一撃だったためか、目や鼻などの致命的な急所に当たらなかったのは幸運というべきだろうか。

無論、側頭部を晒しており、そこに破片がぶつかるのは仕方がないといえる。

「………ッ!」
吹き飛んだわけでもないのに体の平衡感覚が狂ったよな感覚、そして相次いで飛んできた破片を受けてそのまま地面に倒れ伏す。
意識が飛んだわけではない、まだ戦える。だが、目の前が歪んで見える状態で、正直最悪な状態だ。

539とある世界の冒険者:2014/06/04(水) 00:00:37 ID:s7BD6J1.
じかいに続く!!

540とある世界の冒険者:2014/06/04(水) 20:55:13 ID:vIIwn4PA
【王都郊外/ひがもりっ!】


「ふーんふーん、ふふふふーん♪ ふーんふーんふーん♪ ふふふふーん、ふふふーん♪」

王都の郊外、街道を少し離れた東側の森、通称ひがもり。
そんな森の一角、開けた湖に釣り糸を垂らしている学生服の娘が居た。

541とある世界の冒険者:2014/06/09(月) 21:18:30 ID:83KyhVJg
>>537>>538
内から爆ぜた衝撃で舞い上がっていた土煙が収まると…

ナハト「…」

現れたのはス●ーンやヴェ○ムを彷彿させるアメコミ風の全身黒のヒトガタ。
発する瘴気は強さを増している!!

542とある世界の冒険者:2014/06/09(月) 21:25:51 ID:dfitEuTY
>>538>>541

「…………」

ナハトの鎧がはじけ飛んだ時、まだ魔法の行使を続けていた青年
頬は裂け、鼻は折れ、頭から血を流し
それでも発動したときと同じ体勢で、炎のペンダントを前に突出したまま
ナハトを睨みつける青年

「………ようやく鎧を脱いでくれた、か」
「鎧の時はなかなかかっこよかったけど、今は…… 正直お世辞にもいいと言えないね」


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板