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大規模イベントスレ

1「鍵を持つ者」:2013/07/06(土) 23:19:04 ID:???
おう、大規模イベントしろよ

422とある世界の冒険者:2014/03/21(金) 23:39:32 ID:F6mEq3SA
//すみません、ちょっと落ちなければ……またよろしくです!

423とある世界の冒険者:2014/04/06(日) 22:18:45 ID:dcwzfu.2
-森-

草木生い茂る森の奥にぽっかりと空いた空間。
背の低い草木が生い茂り、中央に大岩が鎮座し、頭上に月の臨める場所。

「…」

そんな場に頭から疑似餌の如く垂れ下がる
一本の太いアホ毛が最大の特徴である長髪のヒトが突っ立っている。
その輪郭はうすぼんやりと青白く光っていた。

424とある世界の冒険者:2014/04/07(月) 22:16:06 ID:9wFy3.KA
-王都前・関所的何か-

比較的自由な往来が可能な王都。
しかし何でもかんでも通してくれるわけじゃあない。
例えば人間になりすました悪意ある魔物なんかが容易に出入りできないのは、
こういった関所的なものがあるからに違いない。

兵士A「…どうすっかなコレ」
兵士B「いやどーするったって……えーっと、こういう場合のマニュアルとかねえの?」

そんな関所的な場所で二人の兵士が悩み唸っていた…

425とある世界の冒険者:2014/04/21(月) 22:07:57 ID:KfAg1K6w
-とある噂のある森の奥-

最近王都で囁かれている噂がある。
草木生い茂る森の奥にぽっかりと空いた空間。
背の低い草木が生い茂り、中央に大岩が鎮座し、頭上に月の臨める場所。

其処で兵を待つ武芸者が居る、と誰かは言う。
武芸者は打ち破った者たちの得物を集めている、と。
集まった得物の中には伝説級のものもあるらしい、と。

いやいや、そこにあるのは異界に通じる門だ。
異界からはガラクタが不法投棄されてるんだぜ…と他の者が言う。

お尋ねモノが潜んでいるらしい、と賞金稼ぎ。
さる村の教会からうら若き乙女を連れ去った極悪非道の男だ、と。
うら若き乙女かどうかは知らないが、女の歌声が聞こえるって話がある、と酔っ払い。
歌が聞こえる場所には湖があって其処に鳥だか魚だかが居たとか居ないとか…と言うモノも居る。

そういや化け物退治している奴がいたなぁ、と少数。
見たような顔から全く見かけない騎士だかゴーレムだか分らんのまで色々遭遇した、と。
岩が喋ったなんて話を聞くが…化け物っぽいよな、と便乗して誰かが。

大きな黒い卵があった気が…あれ、場所違ったっけ?
そうそう、巨大な生物等によって蹂躙された様な木々のある場所だったわ、と違う話も飛び交う。

森といえば奥地にひっそりとある墓石が最近朽ち果てたらしい、と青年。
そのせいか死霊の類が彷徨っているらしい…と。

え、奥地には200の階段があって、更に十数本の鳥居で出来た
若干うねりのあるアーチを抜けた其の先にネオベイ風神社があるんじゃなかったっけ?と誰か。

ん?其処って元々草原であった場が歪な黒い草木茂る嫌な気配漂う場になってるんだっけ?
鳥の羽音も虫の声も獣の気配もしないが、少女の歌声が聞こえるって聞いたが、とも言う。

昔から魔女が棲んでいるとの噂が立っているのも森の奥だ、と老人。
庭らしき部分に薬草の類が雑多に生え、
煙突からは怪しげな煙が天高く上がっている小ぢんまりとした一軒家があるのだ、と。

そんな訳で草木生い茂る視界の悪い森の奥で今日も何かが潜んでいる。
兎にも角にも此処はそんな場所である。

426とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 21:14:37 ID:13hR1E2Q
-あらすじのようなもの-

クロが犬から剣になる為にはエンスが剣マニアにならなければいけなかった!
連続自爆しつつようやく剣化の第一歩を踏み出そうとしたところで「はい、残念」
とばかりに襲来してくる嫌な輩。
ご丁寧に外部からの援護は遮断され、
とうとう単独で侵負を撃破しないと話が終わる段階に!

まあなんだ、死ぬな。

「という電波を受信したので声に出してみたのだが…ふむ、これは厄介だな」

異空間で戦力外通知をだされた爺さんが呟く。
鎧姿の侵負はディフを全力で叩き潰す気満々だ!!

427とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 21:23:47 ID:.lJgA3lA
>>426
「(これ終わったら病院を紹介しよう、多分ここきたばかりで場所もわからないはずだ)」

突如として侵負の空間で始まった謎のナレーション
どうやらこの空間は中にいる人物を狂わせる何かがあるようだ、ベルの時同様病院で何とかしてもらうしかない
さりげなく背後の老人が侵負からの熱いヘイトが上がる情報を知ってしまったのは考えない事にしよう

そして、剣マニアになれず、また完成せずに突入した侵負との戦闘
クロイツで撃破したところで侵負がもう一体生まれるのが落ち、何としてでも戦闘中に習得する必要があるのであった

「…………」

だが、そんな状況であるが不思議と頭のどこかが熱くなるのを感じた
何かが心の中で燃え上がるのを感じている

剣の柄を握る右手に左手を重ね、力を込める
黒い刃の、形成 ……一度目

428とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 21:32:06 ID:13hR1E2Q
>>427
『!』

容赦なく振り下ろされる敵の一撃。
魔力を纏って振られた一撃は攻撃範囲と威力が大幅に上がっている!!

429とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 21:42:41 ID:.lJgA3lA
>>428
左手で白色の障壁を生成、侵兵の刃を受け止めた
だが準備せず造られた障壁にそこまで強度は存在せず、すぐに罅が入りはじめた

しかしもとより完全に防げないとわかっている物、右手の黒い刃の剣を構える

「まずは…… 一撃目!」

障壁で勢いを殺した侵兵の刃を、自分の剣の刃で横から受け止める
受け止め、刃の表面に亀裂が入った

「……! ぐっ……!」

侵兵を蹴り、後ろに転がるように飛ぶ青年
攻撃を完全に殺すことができず余波を喰らったが、深いダメージは追っていない
だが一度目の生成は失敗だったようで

430とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 21:48:43 ID:13hR1E2Q
>>429
しかし敵の動きは決して鈍いわけではない。
いや、鎧姿からは想像のつかない速度だと言える。
そもそも鎧を模しているだけで鎧そのものではないからなのだが…

ディフの態勢が崩れたのを見過ごさず素早く踏み込むと一気に剣が振り下ろされる。
完全にディフを捉えていた一撃は

ガスン!!

「…生成はいいとして魔力の塊で出来たそれでは結局効果がないんじゃないかね?」

と、老人が手を突き出すことで発生させたらしい衝撃波によって横にそれた。
そう、侵負に干渉したのである、この老人。

431とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 21:58:26 ID:.lJgA3lA
>>430
「………!」

鎧の動きが想像よりも速い、立て直す時間すらも、ないほどに速かった
自分の動きも周りの動きも、ゆっくりと感じられる

歪んでいるはずの、真っ黒い刃が 自分の振り下ろされる時真っ直ぐに見えた
真っ直ぐの刃が、自分に落ちてきて……

「……… え、えー……」

……何だかガッカリしたような表情を浮かべるのであった
助けてもらったのはありがたいけど、なんだか、ね?
体の中で燃え上がっている何かが少し衰えるのを感じた

「……あー……えーっと……」
「すみません、何の事だかさっぱりで」

432とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:03:40 ID:13hR1E2Q
>>431
ヒュン、と空を斬る敵の一撃。
老人が身を屈めながら思案顔。

「…ふーむ、本来なら今ので完全勝利、といった具合なのだが。
 やはり単純に魔力をぶちあてる、では意味がないのか」

と言いながらひょい、とディフの身体を猫でも引っ掴む様にして持ち上げ後方に大きく跳んだ!

「いや、何かしらの要素を含まん事にはアレには対処が出来ないのだろう?
 しかし君が今やっている事は自身の魔力でもって剣を具現しているだけだ」

433とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:09:24 ID:.lJgA3lA
>>432
「…………」

「!?」

言葉が出なくなるほど驚いた、猫のような扱いを受けているのもあるが
今のいままで練習してきたのはなんだったのか、また習得に遠のいた

434とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:13:41 ID:13hR1E2Q
>>433
「説明したまえ、如何いう経緯で何をするつもりかね?
 時間は無い、簡潔にな」

老人とは思えぬその怪力や身のこなし。
戦い慣れしているのは間違いないが、それだけでこの身体能力は説明できない。
人外、と言う訳ではないだろう。
そうであった場合、呑気に王都を闊歩していられる可能性は低くなる。

435とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:16:38 ID:.lJgA3lA
>>434
「さっきの怪電波のナレー…………」

「…………僕の体の中にもあれと同じ物がいて、それを武器に変えて撃破するつもり、だけど……」

さっきのナレーターの中ではっきりと、そう老人が言っていたのは気のせいか、
はたまたこれをより正確に言い表せと言うのか、そうだとしたらちょっと困る

436とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:20:43 ID:13hR1E2Q
>>435
「それにしては一切そういった要素が君の身体から発せられていないようだが」

誤解のないように解説しておくがクロが消えてしまっているということはない。
しかしじゃあ剣を作り出そうとしている時にクロの協力があるかといえば…
はて、そういやアイツ、今、寝てるんじゃないのか…?

437とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:25:35 ID:.lJgA3lA
>>436
「えっ そんなは……」
「いやいや、希薄になっているとはいえちゃんと僕の中に…… 中に……」

いる、はず…… しかし心の中で過る、しばらく放置したら消えると言う言葉
いやあれからまだ一日も経ってない、経ってないはず
それにもうすぐ消えるなら警告してくれるはずだ

そう考え、導き出される答えはただ一つ

「…… お、おいクロー!このアホ犬! ちょっと起きろー!!」

438とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:29:19 ID:13hR1E2Q
>>437
(……ウッサイ アトゴフン ネカセロ zzz…)

寝てた!完全に寝てた!
宿主が必死ぶっこいてる間中、全力で寝てた!!

「ふむ、何だか分からないがとりあえず君の対処法を完成させたまえ」

ガチャリ、とだいぶ近くで音がする。

『…』
「まあ、後、1、2回なら奴の攻撃を逸らす事は出来るだろう
 …老体に鞭打つのは正直辛いのだが」

439とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:34:00 ID:.lJgA3lA
>>438
「後五分も寝たら他のし…… に取り込まれるぞ!取り込まれるかわからないけど!」

だが希薄になるって言う事を意識も無くなると勘違いしていた自分にも落ち度があるが
いくらなんでも寝すぎやしないだろうかこの駄犬
しかし起きたらおきたで思考盗聴されまくり
なんてこったい

「対処法に関してはもう大丈夫、さっきのあれで刃のイメージも掴めたよ!」

440とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:37:06 ID:13hR1E2Q
>>439
「ならば急げ!!」

ガッゴン!!と馬鹿でかい音がして剣の一撃が弾かれる。
しかし同時に鮮血も周囲に散る!!

「ぬう!?」

老人の肩におもっきし一撃が叩き込まれていた。
すぐさま弾かれた様だが傷は決して浅くない!!

「…一回も凌げんとは……老いたな」

441とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:47:40 ID:.lJgA3lA
>>440
「はいよ今すぐに!!」

クロを叩き起こし、右手を前に翳し
右掌に黒い光の球体が出現した

思い出そう、剣を握りしめた感触を
かつて自分が使っていた木剣、長剣となったこんにゃく、黒鋼の剣の感触を

魔力だけで生み出したものと同じ、柄頭にクロの顔を刻まれた柄が掌に現れた

思い出そう、共に敵をなぎ倒し 時に自分に向けられた刃の鋭さを
長剣のこんにゃくで敵を斬り伏せた、自分の指を裂いてまで感じた黒鋼の刃
そして自分に向け振り下ろされた、侵兵の真っ直ぐに見えた刃を

柄頭の部分で一度くびれ、そして真っ直ぐに伸びる
目に優しくない紅い空の紅色を反射する、夜の闇のような刃が柄の先に現れた

剣の術式が、完成した

442とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:49:48 ID:13hR1E2Q
>>441
振り下ろされる侵兵の一撃。
狙いは片膝をつき傷口を手で押さえている老人。

「!」

切っ先は吸い込まれるようにその頭へと向かう!!

443とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:52:45 ID:.lJgA3lA
>>442
剣と化したクロを片手に、侵兵の間に割って入った
自分が真っ二つにされる寸前のところで刃と刃が重なり、
防ぐ事に成功した

先ほどのように亀裂を走らせる、醜態は見せない

444とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 22:59:14 ID:13hR1E2Q
>>443
『!』

侵兵がその身ごと弾かれる様にして間合いを取った。

「…どうやら君を脅威と見なしたらしいな」
(だろうぜ。何か知らんがいい感じに身体が武器してるぜ、俺は)
「………ん?何か言ったかね?」
(序に周囲の奴にも話声はそんなに聞こえてねーみてえだな?)

445とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:06:06 ID:.lJgA3lA
>>444
「今度こそ本当にうれしいよ、さっきは何もできなかったけど今は対抗できるし」
「そして嬉しい二次作用だよ、これでアドバンテージ取られる事もなくなった……」

「……それで、どうしますか?」

クロを侵兵に向け、睨みを効かせて問う

「僕が弱っている所を狙ってきたのなら、今ここで尻尾撒いて逃げ帰るか」
「それともまだ戦い続けるか ……どっちにしますか?」

こっちとしては、後ろの老人を病院に連れて行かなければならないし
新しくできた武器の切れ味も試したいし

446とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:08:31 ID:13hR1E2Q
>>445
『…』

ジャリン!!と甲高く重々しい金属音。
一刀だけだった筈の相手の得物が二つに増えた。

「徹底抗戦、らしいな」
『!!』

左右からV字を描く様に全力で振り下ろされる二本の剣。
ディフの身体を縦三つに分けんと。

447とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:18:09 ID:.lJgA3lA
>>446
剣の片方を避け、もう片方を腕ごと剣で弾いた
そして斬りかかってきた侵兵の懐へ潜り込み、体ごとブチ当てて侵兵と玄爺から距離を開けようとした
キンバルトの時と同じように、汚染はおそらく拡大されるだろう
だが汚染する対象を少しでも遠ざけようとした

「――――喰らえ!」

そして剣を下から上へ振り上げ、侵兵を真っ二つにせんとした
黒鋼、こんにゃく、そして目の前の侵兵の剣から
鋭さに磨きがかかったクロ製の剣
下手な高級品よりも、切れ味がある

448とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:25:34 ID:13hR1E2Q
>>447
その時、不思議な事が起こった!
ディフが行おうとした動きの全てが同時に起きたのだ!!

結果、侵兵の腕と身体が叩き切られバラバラになりながら吹っ飛んでいく。
吹っ飛んでいく最中、瘴気へと拡散していった負はクロが転じた刀身に吸い込まれていく。

(へっへぇ、こいつは良いな。何だかよく分からねえがチカラが増してるんじゃねえか?)

+1%くらいの増加であるが。

「…これは驚いたな。今の動き」

449とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:31:03 ID:.lJgA3lA
>>448
「        」

「………な、な…… なんだ…?今の………」

侵兵を真っ二つにするだけの自信はあった
だがしかしそれと弾いた腕と体がバラバラになるのは想定外
おまけに浄化とは行かずともクロが侵負を吸収してくれるのも有り難い誤算だった

「相乗効果…… っていう奴かな? 後クロ主体の力も使えるようになったのも……」

単純に考えて人一人分の魔力だからなぁ、と認識しつつ
前回戦いが終わった直後に攻撃されたのを忘れたわけではなく、武器を仕舞わずに
玄爺の所に戻った

「あの、年上さん ……怪我の方は?」

450とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:33:09 ID:13hR1E2Q
>>449
「うむ、それがな…久々に動いたせいで腰が痛い」
(いや、傷はどーなってんだよ!!)

パリン、とガラスの砕ける音がして周囲の様子が元へと戻っていく。

451とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:37:48 ID:.lJgA3lA
>>450
「誤魔化さそうとしてもそうは問屋がおろしませんよ」
「確か肩の方に……」

血が出る様子だってちゃんと見たのだ、斬られた肩を見る
だがやはり頭にあるのはクロが目覚めた時の事、落ち着かなさげに周囲を見る

452とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:40:43 ID:13hR1E2Q
>>451
「誤魔化してなどおらんよ。肩の方は、何だ、唾付けときゃ治る」

どうも本当に腰のほうが痛いらしい。
肩の傷も相当であるはずだが…

ちなみに周囲に問題はないようですが。

453とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:44:22 ID:.lJgA3lA
>>452
「とかいいつつキロ単位で離れた場所から超遠距離攻撃しかけてくるに違いない」
「対応できる? ……いや無理か」

とりあえず周囲の安全だけは確認できた
このまま王都内に入ったら間違いなく討伐対象であるためクロをひとまず引っ込めた

「どっちにしろ一度王都の病院で見てもらいましょう……」
「それじゃ、肩の方を……」

そして、けがをしていない方の肩でいけるよう横に移動する青年

454とある世界の冒険者:2014/05/11(日) 23:46:27 ID:13hR1E2Q
>>453
「…いや待て動けん今動いたら腰が死ぬ」

膝ついた状態から微動だにしない老人。
これはこれで厄介だった。

次回に続く!!

455とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 21:55:20 ID:kF139bZg
-あらすじ-

何だかんだで竜のチカラを使い侵負に対抗し始めたビート。
人探しと言う新たな目的は出来たものの経過報告の為と言われ
銀の姫とアッテネを伴い一先ず私塾へと向かう。

一方、ディフは侵剣を得、ぎっくり腰の爺さんと別れを告げ私塾へと戻る。
これも経過報告を勧められた結果であった。

そんな感じで私塾である。

456とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:03:58 ID:8Nd3i6Gg

「前来た時はたしかほとんど出払ってたんだよね、そういや」

前私塾に来た時はフォンベルの姿も無く、生徒も疎らだった事を思い出す
外に出るイメージはあまりないのだが、何となく一度外に出たら長期間開けそうなイメージがあるフォンベル
ドムスもつい最近遠征に出たと言うしあんまり経過報告できそうな人物がいないのだが

「あの爬虫人さんに武器化に成功した事伝えるくらいでいいかな、ヘイト上げていいかわからないし」

457とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:05:49 ID:f4FujhJs
「………さて、と。」
成り行きで騎士になるやらなんやらと安請け負いしてしまいながらも私塾に戻ることになったビート。
とりあえず、事情を説明するのがめんどくさいんであんまり知り合いに会いたくねぇなぁと思いつつ戻ってくるのであった。

458とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:11:47 ID:kF139bZg
>>456>>457
そんな私塾の広場に人だかり。

フォンベル「…俺様は大魔術師、大魔術師……」
エルンスト「えーっと」
ベル「哀れね」
ムゲン「オッサン、そんなに塞ぎ込むなって」

大魔術師が両手両膝を地につけて塞ぎ込んでいた…

459とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:18:20 ID:8Nd3i6Gg
>>457-458
「あ、今日は結構人がいるもんだね……」

「………帰ろうか、いやいや流石に今日は大剣持って追っかけてきたりは」

フォンベル、エルンスト、侵負の大群を前にして置いて行ってしまったベル
後最後にうっかり口を滑らせて殺される一歩手前だったムゲン 全員の姿を、特にムゲンの姿を見て今すぐ逃げ帰りたくなった
だが逃亡先でうっかり死んでしまったら得られた情報も水の泡であるし何とか勇気を奮い立たせ近づく

「こ、こんにちはー…… ええと、何があったの?」

460とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:26:05 ID:f4FujhJs
>>458-459
「…………うわぁお、勢揃いって奴か?
と言うより、なんかすごいことになっちゃってねぇか、これ。」
エンスにムゲンにベル。普段、私塾にいない連中がいるのを物珍しそうに。
エルンストは……普段は私塾にいるのだろうか。よくわからなかった。

「あー……どうなってんのこれ。」
大魔術師が明らかに落ち込んでいる姿を見て、どう反応すればいいのかわからず、そう言うしかないのであった。

461とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:35:41 ID:kF139bZg
>>459>>460
ベル「あら、生きてたのね」
ムゲン「お?何だ、今日は妙にヒトが集まるな」
エルンスト「ええとね…前に殺生石を浄化する指輪、覚えてる?」
フォンベル「おかしいって、絶対おかしいって」

ディフとビートに気がつき思い思いに口を開く私塾関係者たち。

ベル「フォンベルさんが解析してたんだけど」
エルンスト「数日前に招いた魔学者さんが簡単に解析して更に同じような魔道具作ちゃってね…」
アッテネ「おやおや、それで塞ぎ込んでるのかい。困った坊やだねえ」
ベル「アッテネさん!?帰ってきてたの!?」
エルンスト「……ええと、見知らぬヒトもいるようだけど」
銀の姫「こんにちは、ええと、その…しがない闇掃いだ、よろしく頼む」

462とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:42:21 ID:8Nd3i6Gg
>>460-461
「そう簡単には死なないし死ねないよ ……だけど本当に勢揃いで、何か起こりそうだなぁ」
「ビート君もしばらく、 アッテネさん、は初めましてで…… そちらの女性は確か」

前に殺生石に無理やり侵負突っ込んだ時にできた上級侵負の結界の中であったっけ、と
記憶の中でぼんやりと思いつつ

「あ、ああー 結局殺生石にする方法がわかんないから使われじまいの?」
「前後で色々有ったし大丈夫、覚えてるよ…… ……あー、フォンベルさん、その、どんまい」

463とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 22:53:55 ID:f4FujhJs
>>461-462
「おう、久しぶり。
ベルも……嫌ぁな挨拶だなぁオイ。」
さすがに生きていたのか、なんて言われれば困った様子でそう言葉を返す。
まぁ、ベルの口が汚いのはいつものことだが。

「んで、コイツは人探しをしてるって言うから誰か知ってるか探すために連れてきた。
名前は……ええっと………。」

「つまり、劣等感でこうなってんのな。
………いいんじゃねぇの?別に大魔術師なんだから魔術が上手けりゃ。」
実際、研究肌でもなければ魔術について詳しいわけでもない。
所詮、どうでもいいことでもあるので、励ますというよりは他のことで頑張れという投げやりなことを言い出すのであった。

「………んで、殺生石ってなんだ?」
そして、問題がひとつ。
コイツ、碌な情報を知らない。

464とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:03:19 ID:kF139bZg
>>462>>463
ムゲン「おい、誰かビートに説明してやれよ…」
ベル「えー…」
エルンスト「持ってきた本人が説明するってどうかなあ?」

そういって一同がディフを見つめる。

465とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:10:32 ID:8Nd3i6Gg
>>463-464
「妖狐が封じられt……」

「……確か侵負が休息に入っている状態、だったっけ?」
「侵負を倒しても普通手に入るもんじゃなかったはずだし ましてやビート君の場合浄化しちゃうから多分知らなくてもおかしくないはず」

僕だって初めて見たのは指輪渡された時くらいだし、と思い出しつつ
確かそうだったような、多分きっとそうだ

466とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:16:07 ID:f4FujhJs
>>464-465
「……俺にゃあ無縁の代物って認識でいいのか?
いや、無関係でもねぇのか。浄化する必要はあるっぽいし。」
自分なりに解釈したのか、確認するようにそう言う。

「つーかアレか。休息ってことはまた活動することはあるのか。
まぁ、要はアレだよな。いつもの様に浄化すりゃあいいんだな?」

467とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:21:40 ID:kF139bZg
>>465
ムゲン「そういや名前はアレからとってるんだったか」
ベル「どっちも瘴気振りまいてるから似たようなもんでしょ」
エルンスト「大雑把じゃないかなあ」

>>466
銀「まあ、そういう事でいいと思うぞ」
ベル「そーね…」

>>465>>466
フォンベル「で、お前ら何しに来たんだ。俺様を笑いに来たか!」
ベル「そんなに暇じゃない」
エルンスト「アハハ…僕はクエスト受注してない時は大体私塾にいるんですけどね」
ムゲン「俺はアレだ。何となく」

468とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:27:08 ID:8Nd3i6Gg
>>466-467
「後無理やり侵負封印したら愉快な事になった もう絶対にやらないしやりたくない」

今なら勝てるかもしれないが、間違いなく汚染拡大回避不可能
そもそもクロが侵負を吸えるようになった以上封印する機会があるかは別だが

「僕は経過報告しに戻って来たけど…… 正直全員そろってるとは予想外で何言うか全然まとめきれてない」

469とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:37:29 ID:f4FujhJs
>>467-468
「りょーかい。見かけたら滅しとくわ。
他に使い道があるなら早めに言っといてくれ。」
そもそも見かけるというシチュエーションがあるのかは別として。

「俺も、俺自身が用事あるわけでもなかったしなぁ。
どっちかって言うと、銀――――ああ、あのしがない闇掃いのアダ名。
アイツのために来たようなもんだしな。」

470とある世界の冒険者:2014/05/18(日) 23:38:07 ID:kF139bZg
そんなこんなで次回に続く!

471とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 21:32:20 ID:r.sJ7wTU
>>468>>469
ベル「ともかく報告なさいな。私たちが知らないことがあるかも知れないでしょ」
ムゲン「そーだ、そーだ。うっかり何それ聞いてないとかあるかも知んねえだろ」
エルンスト「君らもそうでしょうに…ムゲンなんか全く報告に来ないじゃないか」

ムゲン
「俺は基本修業中。
 情報収集もしてるが確定事項が少なすぎて、報告すると混乱するかもだしな」

ベル
「私も闇纏の練習中よ。使えるチカラにするには未だ練度が足りないわ」

472とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 21:48:32 ID:wUfG2a3I
>>469 >>470
「と言っても完全に武器化の件についてくらいしか報告できないと思ってたから何から言い出せばいいやら……」
「………とりあえず今話せることと言えば…… 前ベルさんと調査していた、あの奇妙な村についてかな?」

「……………の、前に一つ聞きたいんだけど 双子月教のヴァント、っていう神父さんを知ってる人いる?」
「足具を付けた大柄な人で、今回知った事の情報のデモとなんだけど……」

話を始めようと、とりあえず話せる事 王都近隣の村で起きている事件について話す前に
情報元であるヴァントについて知ってる人がいないかと

473とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 21:59:01 ID:.TJRzMkk
>>471-472
「………ま、それもそうか。
つっても、俺が報告できることなんて、たかが知れてるけどな。」

「とりあえず俺も修練の真っ只中だな。
つっても、俺はまだまだ弱い。銀の護衛でもやりながら体でも鍛えてるさ。」
頬を掻きつつ、ろくに進展がないことを報告して

「ん、あの教会のでっけぇ神父さんか。覚えがあるぜ。
あんのクソ神父と一緒にいた覚えがあるわ。」

474とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 21:59:25 ID:r.sJ7wTU
>>472>>473
エルンスト「あの大きな?」
ムゲン「あの無愛想な?」
フォンベル「あの神父の?」
ベル「…ああ、ヒューマノイドアースクエイクの」



男共「「「え?」」」
ベル「ん?」

475とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:10:33 ID:wUfG2a3I
>>473-474
「ああうん、前提として今から話す事、ほとんどその人から聞いた話で……」

「………あ、ああ 気になる単語が聞こえたけど今聞いたら流されそうだから後で……」

ヒューマノイドアースクエイク ……字面から、もしかして土のメダルを体にいれた?
気になる、が、それ以上に伝えなければならない事があるため保留

「ええと、村全体に気分を暗くする術式がかけられていて、それが侵負の栄養源になっている、って言うのは話したよね?」
「そしてそういう村の一部で、とち狂ったように教会の建設を…… その、双子月教の教会の建設が行われている、というのを」

「幸いにも、ヴァントさんから聞いた話では術式にかけられた村のほとんどを、双子月教の人達が解放したらしい」
「双子月教の教会がたてられた、一部を除いて」

「……前ベルさんと話していたけど、どうも双子月教の中にも侵負に味方する連中がいるらしい」

476とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:21:59 ID:.TJRzMkk
>>474-475
「………俺どころかムゲンすら知らねぇ事なんか。
つーより、その、ヒューマなんたらはなんだ?」
訳の分からない単語を聞いて首を傾げている。
……もう一回言うが、情報をろくに知らないのだ。

「あー、前に見たなぁ。村の中に教会を建てようとしてる人。
……アレ、もしかしてヤバイ連中か?」

477とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:30:08 ID:r.sJ7wTU
>>475>>476
ベル「そうそう、だから私は双子月教と事を構えるつもり」
ムゲン「そうなのかー…ってなる訳ねえだろ!馬鹿かお前!!」
ベル「あぁ?そーいや、アンタの自警団って双子月関係だっけ?」
ムゲン「そーだよ!なんか聞き捨てならねえ話だぞそれは!!」
ベル「うっさいわねえ、怪しいんだからぶん殴って埃出すって話よ、文句あんの?」
ムゲン「あるんだよ!」
ベル「うっさいボケ、アンタから叩いて埃だしたろーか」
ムゲン「…おうおう、いい度胸じゃねえか、やんのか、オラ」
ベル「あ゛?」
ムゲン「お゛?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ… ものすごく険悪な空気が流れる。

エルンスト
「ヒューマノイドアースクエイクって言ったら昔、
 一時期クエスト関係で名を馳せた人物の事かなあ?」
フォンベル
「ああ、聞いたことあるぞ。討伐系のクエストで暴れまわった奴だ。
 毎度報酬以上の損害賠償を払ってたっていう話だな…」

「そんな人物が神父なのか……
 しかし教会を建てること自体は問題ないようにも思えるのだが」

その険悪ムードをガン無視するのも居る。

478とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:35:48 ID:wUfG2a3I
>>476-477
「栄養源にされてるわけだからやばい…… のかな」
「一応この話を聞いた後、ヴァントさんが報告に上がっていない村について調査してくれるらしい」

「……信じていいかわからないけど」

正直、手放しで侵負側に立っていないとわかる双子月教関係者がヘルテンツァーとリヒテンくらいしかいない以上
信用していいのかわからないのだ

「考えるに教会を建てるって言う建前で活動拠点を作ってるんじゃないかと思ってる」
「後蓑隠れに使うためにも…… あの人そんな事してたのか」

「後ベルさんとムゲン君……  ……ビート君仲裁頼んだ、まだ死にたくない」

479とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:42:37 ID:.TJRzMkk
>>477-478
「なんか、お前らが組むといがみ合うイメージしかねぇんだけど。
仲間同士でいがみ合うなら、もう迷惑かけないように外でやれれよ。」
ビートは 仲裁を 放棄した!
そもそも仲裁して止まる連中でもなし、好きにやらせるしかないとも言えるのだが。

「信用出来ないなら他のやつに調べさせたり何なりすりゃよくねぇか?
まぁ、内部のことを調べさせる時点で本当に信用できる人間なんてたかが知れてると思うけど。」
だれだって、自分の黒い部分は見せたくねぇだろ。と続けて。

「……あの人、そんな奴だったのかぁ。
あのナリも、納得だ。」

480とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 22:51:18 ID:r.sJ7wTU
>>478
エルンスト「あっれ、でもその話って昔ですよね?」
フォンベル「おう、ざっと百年。しかも話の人物は死んでる」
銀「…」
三人「「「きっと別人だろう」」」

アッテネ「本人だよ」
三人「「「なんと」」」
アッテネ「ついでに言うと教会の神器を託されている一人だねえ」
エルンスト「神器?」
フォンベル「あ?なんだそりゃ?」

ムゲン&ベル「「表出ろコラァ!…バーカ、此処既に表だろうがぁ!!あ゛あ゛!?」」

温度差の激しい光景が広がる。
そして互いにメンチきりあう二人は同じセリフを吐いて更にキレていた。

481とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:00:32 ID:wUfG2a3I
>>479-480
「……自分で調べるのが一番確実……」
「あ、ああ 神器託されているのなら少なくとも侵負側じゃないだろうし大丈夫かな」

「多分呼ばれ方こそ違うけど、フォンベルさんも知ってるんじゃないかな? 強力な四大元素の魔具の事を神器って呼んでるらしい」
「火の杖、水の聖杯、土のメダル、風の剣の四つで…… 多分、土のメダルじゃないかな 持っているとしたら」

「生半可な人じゃもたされないだろうし侵負を浄化する能力も手に入るから、侵負側からは程遠い存在…… って言ってもいいと思う」

482とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:12:12 ID:.TJRzMkk
>>480-481
「神器!凄そうなの託されてんなぁオイ!
それって、あの具足のことか?」
そういうのが好きなのは変わりがないようで、なんかテンションが上ったりしてる。

「つーより、俺の力以外にもちゃんとした対抗手段はあるのか。
つーことは、神器を持ってる四人は、少なくとも対抗できるのは確定と。」
「そう考えると、龍の力が俺以外にあるっぽいなぁ。
……いや、龍の力がよくわからんからなんとも言えんがな。」
……ここまで来て、ろくに自分の力の一つも素人していなかったことを公開する。
使えればいい、そうとしか考えていなかった。

「………アイツら仲良しだよなぁ。ほんとに。」
いがみ合ってる二人を傍目に。

483とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:21:09 ID:r.sJ7wTU
>>481
フォンベル「ほーう…ちょっとまて侵負浄化能力ありの魔道具だとぉ!?」
エルンスト「そんな便利道具あるならソレをオリジナルに魔道具量産すれば良かったんじゃ…」
銀「うむ、なんとか見せては貰えないだろうか、実に興味深い」

>>482
フォンベル
「竜のチカラの一種には四大元素を纏めて一括したのと同じ性質のものがある。
 状況に応じて地水火風を使い分けれるし、纏めて竜のチカラとして扱うこともできる。
 その神器はおそらくそういった竜のチカラをある程度の不特定多数に扱えるように調節したものじゃないか?
 んでビートのは…まあ、ぱっと見、今言った四大元素まとめてるチカラだな。」

484とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:27:46 ID:wUfG2a3I
>>482-483
「魔道具として使っているというか、何というか、その………」

「……デリケートな話だけど、体の中に魔道具を入れて、自分自身を浄化の道具にしているような、もんらしいよ」
「リヒテンさんも炎の杖を体の中に入れて浄化の能力を手に入れたらしい ……見せてもらう事も量産もちょっと難しいね」

今まで本人にデリケートな事だし、言っても何にもならなさそうだったため
口を閉ざしていた事だが、ベルがヴァントの事を見抜いている以上遅かれ早かれ話題に上がるだろうと思い
ようやく口にした

「仲良く喧嘩中、だからね とある鼠と猫みたいに」

485とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:34:00 ID:.TJRzMkk
>>483-484
「成る程、要は俺でもクソ神父とかそれ以上のパフォーマンスを発揮できるってことだな。
………つーことは、苦戦するのは俺の技量不足ということか。」
結局、この力があってもあの虎に勝てなかったのだ。
……アレは自分でない、他の誰かであれば飼っていたのだろう。それだけに口惜しかった。

486とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:38:49 ID:r.sJ7wTU
ムゲン「ダス!」
ベル「ギュレ!」

ガゴン!というぶつかり合う音と瘴気が吹き荒れる。

ムゲン「ダスダスダスダスダスダスダスダスダスダスダスダスダスダス―
ベル「ギュレギュレギュレギュレギュレギュレギュレギュレギュレギュレ―

ゴガガガガガガガガ、と双方がラッシュを繰り出している。

ムゲン「おおおおおおおおおダスヴィダーニャああああああああ!!」
ベル「ああああああああああああギュレギュレええええええええええええ!!」

ガッコンズガドン!!
互の拳がぶつかり合い、二人が唐突に消えた。

フォンベル「量産は難しいのか…仕方ねえ、何か別のものを作らねえと……ん?」
エルンスト「竜のチカラを振るうヒトは侵負対抗しうるって事かな、だったら竜関係のアイテムを…あれ?」
銀「…?」
アッテネ「……」

487とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:44:35 ID:wUfG2a3I
>>485-486
「………あ、あれ?」

騒がしい音の中で何とかビート達の声を聞き取ろうと近づいた
だが、唐突にその音は途絶えるのだった

「どこ行った?あの二人…… ……あ」
「そう言えば前、ムゲンさんとその妹さんと会った時異世界に飛ばされたような」

488とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:48:12 ID:.TJRzMkk
「竜のアイテム、ともなればある程度協力はする気はあるぞ。
銀の護衛を優先しなきゃいけないだろうけど、あいつが塾にとどまる気なら……ってあれ?」
騒音と化していた二人の争いが、姿ごと消え失せたのに思わず振り返って。

「……なぁ、エンス。
俺、あいつら無理矢理でも止めるべきだったか?」

489とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:49:16 ID:r.sJ7wTU
>>487>>488
エルンスト「妹…ああ、ノイエの事かぁ」
フォンベル「いや、引っかかる所はそこじゃねえ!どうなってんだ!!」
銀「…侵界に翔んだ、のではないだろうか」
フォンベル「侵界ぃ?何だよそりゃ!!」

慌ただしくなってきた…

アッテネ「…」

490とある世界の冒険者:2014/05/20(火) 23:54:21 ID:wUfG2a3I
>>489-490
「たぶん死人が一人確定で出るだけだったから止めても……」
「だ、大丈夫だよビート君 何となく行先は察しが付く……  侵界っていうのは初めて聞いたけど」

「さっき話した通り、前にムゲンさんとノイエさんに会った時に妙な空間に飛ばされたんだ」
「確か侵負と侵負が干渉し合った結果の世界だったっけ?」

行った事があるだけで詳しくは知らない
どうも知っているらしい銀の姫に話を振った

491とある世界の冒険者:2014/05/21(水) 00:00:08 ID:3TMJCjsI
>>489-490
「だろうなぁ。止めようと思っても無意味って思うと、力不足が嫌になるな。全く。」

「………侵界?
アレか。虎とかヤベェ侵負とか出てくるところか。
俺も、何度か行ったことあるぞ?」
名前は知らずとも、身に覚えがある。ありまくる。
なにせ巻き込まれた初期にすら行ったことがあるのだ。あの光景は印象に残っている。

492とある世界の冒険者:2014/05/21(水) 00:01:58 ID:R.h8R19Y
>>490
銀「ああ、侵界というのは…」
エルンスト「ストップ、一旦話を止めて」
フォンベル「おいおい、どうしたエル?……ん?この感じは」
アッテネ「来るかね?」
エルンスト「門の方…正面からとは大胆な!!」

駆け出す青年。

フォンベル「うぬぅ…竜関係のアイテム、何かあったっけか?」

大魔術師は自身の居へと駆け出した!!
そんな感じで次回に続く。

493とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:37:02 ID:MEFImjxQ
>>492
「何か私塾って結構侵負が立ち寄る場所になってるよね……」

エルンストの後を追って、同じく駆けだした
以前は侵負に対して結界が貼っている場所という認識だったのだが
最近はおちおち落ちつけられない

494とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:45:19 ID:1kjZ4IvI
>>492
「と言うより、単に場所が割れただけじゃねぇのか?
まぁ四の五も言ってられないかぁ。」
エルンストやエンスが駆け出していくのを見て、自分もついていこうと駆け出そうとして
そこでようやく銀のことを思い出し、一度歩みを止めて銀のほうを振り返り

「……っと、騎士になる云々言ってたけど、もちろん一緒にいくよな?
侵負をどうにかできんの、俺か銀くらいだかな。」
確認を取るように銀にそう尋ねる。
本人としてはすでに行くき満々である。

495とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:46:37 ID:FK3MxRKM
>>493
エルンスト
「そもそも森の中にあるんだから何が来てもおかしくはないんだけどね。
 今まで何も寄り付かなかったほうが不自然なくらいだよ!」

駆けながらそう言うと青年の姿が黒に染まっていく。
右腰に魔銃を吊り下げ森私塾制服を着た黒縁眼鏡な姿から
顔の半分を覆う白のマフラーと黒のコートを纏い紅く光る瞳を持つ姿へと。

>>494
銀「勿論だ、さあ行こう!」

駆け出す姫。

496とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:49:45 ID:MEFImjxQ
>>495
「出てきた魔物を倒すのも授業の一環になってそうだ、嬉しくない!」
「クロ!起きろ出番だぞ!」

そしてこっちも駆けながら、つい先ほど習得した侵剣の術を発動させる
一度既に発動させればこっちのもの、既にイメージとして固まっていた

497とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:55:57 ID:1kjZ4IvI
>>495
「了解っと!」
その言葉を待っていたかのように先んじて走りだす。

498とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 21:59:37 ID:FK3MxRKM
>>496
クロ「やーれやれ、よくよく考えたら剣の形で完全に固定しとけば寝放題じゃね?」

物凄く不真面目な応えと共に相棒が剣と化す。


>>496>>497

そうしてたどり着いた門の前。
佇んでいるのは…

エルンスト「…ははっ、これはすごい相手が来たなあ」
黒甲冑「…」

腰に剣を提げ兜から赤い長髪が覗く魔物臭のする黒い甲冑だ。

エルンスト「ナハト先生とはね……いや、どうしたもんかな」

499とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:07:15 ID:MEFImjxQ
>>498
「………じゃ、蛇腹剣の……!」

辿り着いた先にいたのは第二発見侵負者、残念ながら戦って即尻尾をまいて逃げようとした相手だった
対侵負能力の有無は、ともかくとして あれに対抗できる気がいまだしない

「……………嫌な事思い出したんだけど、前会った時は侵負の姫と一緒だった気がするんだけど」
「一緒に行動してるのならひょっとして近くに……」

500とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:10:29 ID:1kjZ4IvI
>>498
>>499
「……あー、前に見たことがあるぞ………。
塾に初めて通うときに出会った、蛇腹剣とか使ってたやつだったか。」
そうとう昔に出会った覚えがあるとともに、どうしようもない苦手意識を感じて。
多少弱気になりながらも一旦構えて中距離からの牽制攻撃に備える。

「……エンスも会ったことあるのかコイツ。
俺があった時は相当前だったから、もしかしたらなんか成長してるかもしれんし奥の手とかあるかもしれん。
気をつけたほうがいいこと、あるか?ぶっちゃけ蛇腹剣だけで死ねるんだけど。」

501とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:17:29 ID:FK3MxRKM
>>499
エルンスト「余所見をしてる余裕はないよ!」

青年が叫んだ瞬間ヒュオン、と空を裂く音。
迫る黒い影。
蛇腹の刃が鞭となって眼前に迫っていた!

>>500
エルンスト
「気をつけること?あのヒトから目を離すと次の瞬間予想外のことをしでかすから、
 目を離さない!はっきり言って一瞬でも気を抜いたら本当に死ぬ!!」

言いながら両手の魔銃をぶっぱなす青年。
しかしその魔弾は周囲から湧いて出た雑魚侵負に阻まれた。

エルンスト「嘘だろ!?」

502とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:24:13 ID:MEFImjxQ
>>500-501
「ごめん顔見あわせとほとんど同時に逃げたから情報ほとんど持ってないよ」


「……そして侵負の姫いたら事実上の詰みだった! なら気にしなくても問題ないよね!」

慌てて後ろに飛びのき、蛇腹の刃を回避
本当にぎりぎりのところを避けたため服の胸元が裂けた

503とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:29:35 ID:1kjZ4IvI
>>501
>>502
「りょーかい!
せめて雑魚とアレを分断できたら楽なのによぉ。」
各個撃破ならともかく、どちらかにつきっきりだともう片方から袋叩きに遭いかねない。
ここでまっすぐ突っ込まなくなったのは慎重になったとも言えるし、しり込みするようになったとも言える。

(……それじゃあ、俺がやるべきなのは何だ?アレじゃあ殴りかかっても雑魚が邪魔だし魔法弾もジリ貧にしかならん。
……銀って近接戦闘できんのかわかんねぇけど、騎士を頼むんだから弱いって考えるべきかね。
ともすれば、カバーリングか?銀がなんかするための時間稼ぎか?)
その代わりに何を吸えばいいのか必死に肝会えている。
その結果、どんどん後ろ向きに考えが進んでいるが。

504とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:36:20 ID:FK3MxRKM
>>502>>503
黒甲冑「…」

右手で蛇腹剣を自在に操りながら左手に何かを持っている黒甲冑。
それは殺生石のようでもあるが醸す雰囲気がやや大人しい。

エルンスト「…ん?」

ガウンガウンと魔銃をぶっぱなしながら雑魚が放つ弾を避けている
シューティングゲームの自機状態の青年が怪訝な顔になる。
因みに攻撃は尽く雑魚に被弾している。

銀「…あれは!」

何かに気づいたように声を上げる女と
正体不明の石が地面に落とされるのはほぼ同時。
そして地面で砕けた石から闇が広がり周囲を覆う時間は一瞬だった!

エルンスト「また結界内に取り込まれる!?」

505とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:44:01 ID:MEFImjxQ
>>503-504


「相手が侵食されている人なら、ビート君や銀さんの浄化で何とかなるかもしれない」
「なら、時間を稼げ、ば……」

「………!」

黒甲冑の手から落とされた石に気付くも、蛇腹剣が行く手を阻み
石までたどり着く事ができず、無力にも目の前で破壊される石
そして周りに結界が形成された

「という事で、今回も援軍は期待できそうにない……」

506とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:48:58 ID:1kjZ4IvI
>>504
>>505
「……うーむ、あれじゃあ近づくこともできねぇし、牽制も意味なさそうだ……。
大体、俺がやったところでたかが知れてるしな。相手のミス待ちを期待するしか………。」
近づけず、かと言って遠距離からの攻撃で有効打を期待できないビートはこの場において足手まといになりかねない存在であった。
無理をしていない上に接近する危害もないので、今のところ被弾も何もないが、向こうが仕掛けてきた場合はこの限りではないだろう。

「結界って知らねぇぞそれ!?
―――ってなんだぁ!?」
……例えば、ちょうど今のような場合には。
いきなり結界を張られて、動揺している状態だ。

507とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:50:11 ID:FK3MxRKM
>>505>>506
気がつけば周囲はだだっ広い平原。
朽ちかけた様々な種類の武器が放置された宛ら古戦場の様相を呈している。
無論空は赤く、大地は枯れ、周囲に申し訳程度存在する木々に葉はなく歪んでいる。
加えて周囲を尽きることがないくらいに雑魚が飛び回っている。

銀「これが彼の侵域か」
エルンスト「朽ちかけているけどどの武器もまだ使えそうだなあ…はは、嫌になるね」

508とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 22:58:26 ID:MEFImjxQ
>>506-507
「……侵負にとりつかれた人によって結界の様子も変わるんだね」

「ゆっくりと観察してる暇はなさそうだけど」

今までの目に悪いだけの結界とは打って変わって、恐らくナハトを象徴するのであろう武器が散乱している侵域
あの武器類を投げつけてれば…… と考えたはいいが、恐らく蛇腹剣に弾き返される

「………何とか、何とか隙を作り出せないかやってみる だから隙あれば浄化の術式をぶつけてほしい」

509とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:07:23 ID:1kjZ4IvI
>>507
>>508
「……よくわからんが、奴の胃袋の中に近い部分にねじ込まれたってことは分かった。」
あたりを侵負が飛び交っていることだけではなく、武器まで散乱している異質な場所にいることに気付き、それでもよそ見をできないことに苛立ちを感じて

「……なぁ、こんだけいるとさすがに奴さん以外にも意識しないとやばいんじゃねぇのか?
つーより、さすがにまとめてかかって来られたらよそ見なんかできねぇ。」
ビートとしては周囲を飛び回っている雑魚にどうしても意識が回ってしまう。
打倒できる存在とはいえ、数で圧倒されると圧倒されるのだ。

「……浄化、浄化かぁ。……できるかどうか、怪しいぞ。
ブチ込めたら確実だが、その前に雑魚の数が多すぎる。壁にされたらまず無理だ。」

510とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:14:09 ID:FK3MxRKM
>>508>>509
銀「こちらは四人だ、理屈をこねずに個々に動いてはどうだろうか…?」

考えるよりもまず行動、と息巻く女。
青年は先程からドンパチ打ちまくっている。
敵も敵で黒甲冑を守らんと自らを盾に攻撃を止めているので言うほど周囲は問題ではない…か?

エルンスト「撃っても撃ってもキリがない…流石に疲れてきた」

511とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:20:20 ID:MEFImjxQ
>>509-510
「それじゃあ…… 斬り試しも兼ねて、好きなようにやらせてもらおう」

「(さっきの動きについても、知りたいし)」

長剣を握る手に、力を込めた
斬りかかった直後に次に行おうとした行動の斬撃が、放たれるという怪奇現象
あれが想像通りの力なら、ひょっとしたらこの戦いだけでも切り抜けられるかもしれない

エルンストが銃弾を放ったのを見て、足を踏ん張る
狙うは銃弾が放たれて着弾した直後、まだ雑魚による盾が十分に成り立っていない瞬間……

着弾するのを見て、即座に走りだした青年
まだ体の前に盾になり切れていない雑魚侵負に向け、横一文字に斬りかかり
更に侵負を裂く事ができたらナハトに向け、縦方向からの一撃を喰らわそうと

512とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:26:59 ID:1kjZ4IvI
>>510
>>511
「………まぁ四人いれば誰かフォローしてくれるよな!」
そんなある種のフラグを立てつつ、エンスが突っ込んでいくのを確認する。
即席のコンビネーションを無言でできるほど手練ではない故、一緒に突っ込んでは互いに足を引っ張る結果になるだろう。
だが、相手の最終目標がわかっていれば、それの園後くらいならできる。

「だったら、俺はエンスのフォローだな!」
右手に魔力を集中させて、それを右ストレートと共に発射。
エンスからでは狙い消えないであろうナハトの周囲にいる雑魚に向けて何発か魔力弾を飛ばす。
少しでもひるめば、エンスの攻撃も通りやすくなるはずだ。

513とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:34:30 ID:FK3MxRKM
>>511>>512
雑魚の壁は個々の攻撃によって打ち破られディフが黒甲冑へと斬りかかる!
残念な事に不思議なことは起こらず通常の一撃であり…

黒甲冑「…」

無造作に突き出された左腕によってその一撃が弾かれる!

クロ「かってぇな、おい!」

514とある世界の冒険者:2014/06/02(月) 23:43:53 ID:MEFImjxQ
>>513
「(次の行動の斬撃を、自動で放つ能力…… では少なくともない、か!)」

無造作にふり払われたが、元より弾かれるのは予想済み
体勢を崩さず持ちこたえた

「こういう硬い敵の為に長剣以外に大槌の形態も出来るようにしたかったけど」
「時間もないしそもそも出来るかさえわからなかったんだよ、ね!」

振るう攻撃の次は、篭手と鎧の間を狙うようにした突き
下手に剣を振るっても蛇腹剣で防いでくれるどころか何もしてくれないだろう、と

515とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 00:18:30 ID:Hei5F5FQ
>>514
狙い通り隙間へと滑り込む刃!
しかし手に伝わる感覚はブニとなんだか弾力に富んでいて…

エルンスト
「…しまった。先生の鎧は普通の鎧じゃない!
 というかそれ自体が殻をまとった一個の生き物なんだ!」

ビュロドブ!と突き刺した箇所から吹き出る黒い粘性のある未確認物質!
タールだか液状のゴムだか知らないがそれが意志を持ってディフをぶん殴りに来た!!

銀「なんだか無茶苦茶だ…」
エルンスト「不意を突く一撃の大半があの鎧にある吃驚ドッキリギミックだからね…」

てなところで次回に続く

516とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 21:43:55 ID:R.sldAhA
「……近距離は鎧で耐えてのカウンター、それより遠くなら蛇腹剣での攻撃か。
正直、俺じゃあ勝ち目ねぇじゃねぇか。」
遠目でも、エンスに何かが飛んで行くのは確認できた。
……そして、さして効いていないようにも見える。刃で断ってあれであれば素手では尚更であろう。

「突破口、突破口はあるか?
……浄化とかしても意味無いよな、アレ。」
そもそも侵負にやられているのかすらわからないのだが。

517とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 21:47:47 ID:f3VQY9.Y
>>515-516
「……そう言う事は」

「もっと早めに言ってく グハァ!!!」

黒い粘性のある何かに顔をおもくそぶん殴られた!
だが左手で粘性の何かを掴み、ナハトに投げ返す

「というかそれってつまり、隙間ぬって攻撃できないし普通の攻撃も余裕で防がれると!」

518とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 21:51:36 ID:Hei5F5FQ
>>516>>517
投げ返されたナニカは黒甲冑にあたると隙間から内部に入り込んでいった。

エルンスト「弱点あったはずなんだけどな…あー、教えてもらってはないっけ」

苦々しい顔をしながら銃を撃つ。
しかし当然のように雑魚が壁となる。


「鎧通し、みたいな技はないのか?
 素手で渡り合おうとする格闘家なら修めているのではないか?」

519とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:00:30 ID:f3VQY9.Y
>>516-518
「侵食される前の戦闘での動きとかそう言うのをもっと詳しく!」

今度は銃撃の支援となるよう、エルンストが弾を発射するタイミングよりも
少し早めに剣を振り、雑魚侵負たちを斬り捨てようとした

「(近くに他の雑魚侵負がいるせいか、蛇腹剣の攻撃が来なくなったけど)」
「(多分ずっと攻撃しないわけではないだろうしな……)」

520とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:01:18 ID:R.sldAhA
>>517
>>518
「あんだけなんか詰まってるであろう鎧だし、あの鎧の内部に炎とか打ち込むとかか?
なんか変なギミックが誤作動するかもしれん。」
弱点と言っても、シャットアウトできない攻撃があるとかそういうのかと思っtが、それを一つ一つ試すのは大変だ。
であるのなら、鎧の内部に攻撃加えるのが弱点になるのではないかと踏む。

「……それはネオベイの武術が主にやる手段だな。
こっちはボクシングとかプロレスとか組み合わせた複合武術で、鎧着た相手は首とか関節狙うんだよ。
………カラテとかは齧った程度で、そんなん試したことすらねぇ!」

521とある世界の冒険者:2014/06/03(火) 22:14:35 ID:Hei5F5FQ
>>519
エルンスト
「いや、流石に手の内を頻繁にバラすような事してないからなあ…
 そもそもあの鎧自体がトリッキーなもんだから変に事前知識があると其処を逆手にとってきそうな気がする!
 あのヒトやる事の大半が冗談としか思えないくせに妙に効果的な事してくるんだよ!?
 なんか聞いた話だと唐辛子を口に含んで相手の顔面めがけて発射したとか…しかも斬り合い中に!!」

バカスカ撃ちまくる魔弾の数と質が目に見えて悪くなっていく。
そろそろ限界らしい。
というかよく此処まで撃ちまくってたなというレベルだ。



「しかしあの鎧、今の話だと生き物なのだろう?
 誤作動というのはチョッと…ん?生き物?」


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