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第三汎用スレッド

1「鍵を持つ者」:2012/09/29(土) 00:27:21 ID:???
第三の眼なんて無かった

746とある世界の冒険者:2013/04/20(土) 01:21:02 ID:h3M5szCA
>>745
「………どっちも聞いた事が無い」

こちらも対侵負の剣があるのは聞いた事がないし、ゲシェンクという機関についても聞いた事が無い
特に対侵負の剣については、侵負に対抗する手段がない身としてはかなり興味深い話だ

「情報交換しない? その二つについて話すから、そっちも…… あー……」


「……そっちはゲシェンクっていう機関についてだけ教えてほしい、剣については聞かれたらちょっとまずい」

747とある世界の冒険者:2013/04/20(土) 01:36:03 ID:V7fPhdxo
>>746
「ん……そうだな。喋り過ぎも良くないか。
でも、俺が渡り手ってのは誰にも言ってないのにものすごい勢いで拡散……あっ。」
と、そこまで言った所で、重要なところを喋ってしまったと気づいて

「……今の、誰も聞いてないよな?」
そう言って咳払い一つ。話をごまかしてゲシェンクの説明に乗り出す。

「ゲシェンクってのは魔法が使えない人間に魔法を使えるようにさせるって研究をしている機関だな。
たしか体内に魔石を埋め込んで云々だったか。話が難しくてよくわからなかったんだ。」
「んで、俺がそれを受けてみたら、事もあろうに俺の腕に侵負を植え付けてきてな。実際大変な目にあったよ。」

「一応、逃げることはできたんだが、そん時やけに俺のことを必死になって探してたな。魔法って言っても右腕を虎のように変化させるだけなのに。
少なくともその時は、だけど。」
右腕が暴走した時のあの破壊力を思い出し、苦虫を潰したかのような表情でそう言って。
(あそこまで必死に探したということは所長は既にああなるのを予測していたのか?
……それならどうするつもりだったんだ?俺を洗脳しても大した戦力にゃならなだろうし……。)

748とある世界の冒険者:2013/04/20(土) 02:09:41 ID:h3M5szCA
>>747
「まずい理由はこれからはな……」

「……オーケイ、多分それくらいなら大丈夫だよ、きっと」

周りに人影が無いか確認しながら言う
内心では使い手と渡り手、わけられている事に関して疑問が生じているのだが

「そういう能力を開発したり肉体を強化する機関は黒い何かがあるもんだしね。 ……魔法や薬関係なく」
「他の人とは違う条件から発動されたとか、違う変化が見られたとかそんなんじゃないかな? 血眼になって探していたって事は」

どことなく機関に対して憎しみが込もったような言い方だった。
ゲシェンクという特定の機関に対してではなく、同じような種類の機関に対しての言い草だ


「それじゃあ次はこっちの番、かな」
「侵負の姫っていうのは…… 詳しくは知らないけど、人に負素を植え付けて化け物に変える能力を持った女性だよ」
「影から黒い手のような物を出して得物を拘束、負素を植え付けた後は眠らせて無理やり記憶を捻じ曲げて…… 負素が体にいきわたった所で怪物に変える人」
「遭遇した時には実際に負素を植え付けられて、気が付いたら森の中だったよ」

今は取り除かれて大丈夫なんだけどね、と付け足す青年
ビートとは違い虎に変化したりはしなかったようだ、残念な事に

「……次に滅鬼衆について、だね」
「こっちは魔…… 朽龍災とか負素とか酸妖蟲とか、どの種類か問わず王都の侵食を浄化しに来てくれた退魔のエキスパート。 ……建前上は」
「実際は人類至上主義っていう魔どころか亞人さえも滅ぼそうとしている奴らで、王都に来た目的も浄化じゃなくて強い剣を手に入れるためらしい」
「『星渡』っていうネオベイ風の刀剣を探しているんだとか」

新しい味方が現れたかと思えば、どうにも微妙な感じの団体である
そして青年本人こそは口に出さないが、剣について言わない様頼んだのはおそらくこの団体を警戒しての事だろう
うっかりすれば侵負に対抗する手段を奪われるかもしれないのだ

749とある世界の冒険者:2013/04/20(土) 02:38:59 ID:V7fPhdxo
>>748
「………渡り手についてはもっと詳しい奴がいるから、そいつに色々聞いてからにするよ。
すべてを話せるわけじゃないからな。」
ふぅと、一息ついたように息を吐いてからそう言って

「……ゲシェンクに黒いなんかがあるってのは確かだな。
少なくとも、所長には表の顔等裏の顔がある。裏で何を考えてるかは全くわからんが。」
その刺のある言い方に疑問を覚えながらも深く突っ込む真似はしない。
そのまま、続けて喋って

「必死になってた理由で妥当なのは、俺が渡り手ってことぐらいか?あと体の一部を変化させるのは珍しいとしか。
……俺の能力じゃなくて、渡り手を手放したくなかったってのが大きいって思ってんだが。」
侵負が腕に付いたのは事故で、それを観察するというケースも考えたが、所長の反応を見る限りそれは薄いだろう。さすがに事故なら驚くだろうし。

「……なんというか、厄介だな。
そいつを倒さないと根本的解決にならないのか。」
その侵負の姫とやらに負素を植え付けられても身体的影響は無かった様子のディフを不思議そうに見て。
同じようなシチュエーションでもこちらが虎のうでに変化したのはゲシェンクが関わっているのではないか?
虎に変化したってのは偶然に一致なのか?被弾した箇所は右腕、変化した場所も右腕、
あの機関がやったことは侵負の力を引き出しただけなのか?だからこそ結果が予測できて所長は驚かなかったのか?と邪推しだす。

「………オッケー、とりあえず次にやることは決まった。
そいつら、俺の知り合いに対していい感情抱かないの確定してるからな。」
魔女、竜と契約した一族と滅鬼衆からすれば敵対されそうな奴らばっかで、そいつらへの対策をしなければと思い
無論、剣もどうにかしないとと思うものの、あえてそれを口に出す事はせず。

750とある世界の冒険者:2013/04/20(土) 02:58:59 ID:BehJUC86
>>749
「剣が対侵負用なら、負素を植え付けた時点で剣を扱う資格は無くなるはず。とりたてて気をつけて飼う必要はない……多分これは言われてると思うけど」
「僕はむしろその前の何かが要因になっていると思うんだ、詳しくわからないからなんとも言えないけど」

眉をひそめ、考えながら自分の考えをこぼした
こっちに関してはデータが不足しているため妄想の域を出ないだろうが

「……うん、僕の知り合いだって場合によっては、だ」
「滅鬼衆に関連して聞くけど……知り合いの中に、黒い長髪で角の生えた鉢形つけた男の人って知らないかな?」
「宙に浮いているクラゲを連れている人なんだけど……」

751とある世界の冒険者:2013/04/20(土) 03:11:01 ID:V7fPhdxo
>>750
「……その前?その前って言ってもなぁ………。」
思い出そうにもゲシェンクに行く前にやったことなどたかが知れている。
その前のことで言うならジグザルザーと初めて会ったり、鳥人間になんか言われたりしたくらいで……

「………結局アイツ何者だったんだ?」
正体不明のまま分からない鳥人間のことを頭に思い描きながらそうつぶやいて

「……RRか。それなら多分味方につくと思うけど。
そいつの妹が塾にいるんでな。」
宙に浮いたクラゲで、言っている人物が誰かを確信してそう言い

752とある世界の冒険者:2013/04/20(土) 03:23:56 ID:BehJUC86
>>751
「ああ、知り合いなのか。ちょっと伝言を………」
「…………いや、直接伝えるべきだよね、うん」

あまり表情が冴えないというか、気まずそうというか
あんまりいいニュースではないらしい

「……さっき話した滅鬼衆だけど、その……僕がうっかり、口を滑らせたせいで標的にしてしまったらしいんだ」
「あいつらと……RRさん、が遭遇する前に狙われている事を伝えたいし、助太刀もしたい」


「だからもしよかったら、その塾の場所教えてくれないか?」

753とある世界の冒険者:2013/04/20(土) 03:33:29 ID:V7fPhdxo
>>752
「………もう塾から帰ってるかもしれねぇぞ!ってかそういうことは早く言えよ!」
慌てたように立ち上がり、

「まぁそれはそれとしてだ!まずは塾にいるかどうか確かめていなかったらそこから考えよう!
塾に行きたいんならついて来いよ!」
竜と契約していたとはいえ、相手は浄化のスペシャリストと聞く。
万が一を考えると一刻もはやく伝えるべきだと考えて塾に向かって走りだす!

754とある世界の冒険者:2013/04/20(土) 03:40:12 ID:BehJUC86
>>753
「いやごめん!まさか知り合いだとは思わなくて!」

こっちも立ち上がるとビートの跡を追って走り出す青年
森の奥へ、ようやくはっきりとした目的を持って

755とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 21:16:25 ID:PBDBk.Rg
-ジグザール森私塾-

王都外れの森の奥。最近になって幾つもの建物が造られた。
ジグザール森私塾。剣と魔法と旅歩きの術を学べる場所である。
私塾の前は広大な草原。門は大きく開かれていた。

「ちぇすとぅっ!」
『ほいさぁっ!!』

女子供の声とガスンガスンと重々しい音が響いていた。

756とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 21:19:09 ID:OfjAv1HQ
(…………冷静に考えりゃあ、RRはもう塾から出てるよなぁ……。
まぁ、ドゥクスさんに事情話すぐらいはしておくか。)

塾の中に駆け込んでいく冒険者用の服を着た青年。
その後ろをついてきている存在には目もくれていない。

757とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 21:23:02 ID:SjYpD/NU
>>756
「(森の奥にこんな…… どれだけの手間と苦労を……)」

ビートの後を追いながら、同じく塾に駆けこむ特徴的なアホ毛と傷跡をもつ青年
RRの姿を探す目的もあり、建物に視線を走らせた

758とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 21:26:37 ID:PBDBk.Rg
>>756>>757
「『どっせぃ!!」』

ガスゥゥゥウウウウウウウウン!!!
周囲の空気を震わせて拳と拳がぶつかり合う!

「…あー、いい運動になった、マジサンキュ」
『うん、私もいい勉強になった』

ホットパンツに臍出しルックな少し小さめな服を着た緑長髪褐色肌の女と
両端を垂らした紅いマフラーとゴツいヒップバッグが目を惹く徒手空拳の女が
互いの健闘をたたえているところに出くわす事になる野郎二人。
周囲の地面や物品が見るも無残なことになっている…

759とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 21:32:49 ID:OfjAv1HQ
>>758
(ありゃあJDと………名前なんだっけ?あれぇ?)
……褐色少女の名前を覚えていない様子である。だめだこりゃ
周囲の惨状を見てうへぇと声を漏らしながら近づいて

「あー……JD、お前の兄ちゃんどこに行ったかわかるか?
それとドゥクスさんも。報告したいことがあってな。」
と、RRとドゥクスの所在を聞き

760とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 21:38:21 ID:SjYpD/NU
>>758-759
「JDさんと…… ……ひょっとしてグロースさん?」

周囲の惨状よりも、見知った顔の方が気にかかった
特にグロースについてはもうちょっと小さかった時に会ったきり、というか成長が早い

「(……そして予想外の場所での繋がり そういえば魔力の量とかが尋常じゃなかったな……)」

761とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 21:46:38 ID:PBDBk.Rg
>>759
JD「えーっと…にーちゃんと先生、出てったよ」

予想通りだった!
というか私塾のツッコミ役が居なくなっている。
事態は深刻だ!!

>>760
グロース「ん?あ、ディフじゃね?マジ久しぶりなんじゃね?ちぃーっすっ!」

どう考えても成長が異常です。
そして振る舞いが残念でした。

762とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 21:54:13 ID:OfjAv1HQ
>>761
「ん、そうか。
……一緒に外にで行ったのか?」
もし一緒に出て行ったのなら滅鬼衆とやらが相当強いとしても遅れを取ることはないだろうし、行き先はドゥクスさんから聞けばいいだろうという考えである。
別々なら場所を絞って探しまわる必要はあるだろうが。

(……ベルは、さすがに塾に戻ってるよな……?まとめ役がいないと辛いんだが………。)

763とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 21:59:48 ID:SjYpD/NU
>>761-762
「あのロリコンに一体何を吹き込まれたんだ」

何かノリが一昔前のギャルっぽい、すんごいギャルっぽい
間違いなく自分の友人であるアレの悪影響を受けてしまったらしい なんて事を……

「……JDさん、話が急で悪いけど滅鬼衆って知ってる?」
「人類至上主義者の亞人嫌いの集団、だけど」

764とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 22:03:38 ID:PBDBk.Rg
>>762
JD「うん、先生はにーちゃんと一緒に群島いっちった」

群島…ジグザール領であるが海を隔て物凄く遠くにある島々の事である。
小笠原と東京みたいな感じで考えればいい。

JD「そうそう、ベルちんも修行するぞー!とかいって出てったよ」

私塾のライフはもうゼロです。

>>763
グロース「ん?何言ってるかよく分かんない感じ?」

首を傾げる。

JD「なにそれこわい」
グロース「あ、それウチ知ってる。つーかトーちゃんが知ってる。マジ博識大魔術師じゃね?」

765とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 22:12:31 ID:OfjAv1HQ
>>764
「………ああ、わかった。
しばらくは帰ってこないってことか。」
JDに必要な分はデイフに説明してもらおうと投げっぱなしにして

「マジかぁー……魔力放出できたって自慢しようかと思ったんだけどなぁ…。」
(……あ、あれ、コレまとめ役いないのか!?)
表面上ではもったいなさそうに言っているが、内心では冷や汗を書いている様子だ。
……ドムスはまとめ役にはなれないと勝手に思っている様子である。

766とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 22:24:01 ID:SjYpD/NU
>>764-765
「RRさんと、JDさん 竜牙の二人共それに狙われている」
「………僕が情報を漏らしたせいで」

これについては本人たちに何と言って謝ればいいのだろうか
運命だと言われていたものの自分さえ黙っていれば何とかなっていたんじゃないかと思えて仕方ない

「群島って…… ジグザールの港から?」

それならばしばらくの間は滅鬼衆の連中とは遭遇する心配はないはずだ
ジグザール陸地内での移動距離が短いほど鉢合わせする可能性が少ない
……と、考えている

767とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 22:28:00 ID:PBDBk.Rg
>>765
JD「ふーん…よかったね!」

とりあえず魔法が使えそうだと判断したようで。
内心全く良くないんだろうがそんなことは能天気娘の知るところではない。

>>766
JD「なにそれすごくこわい」
グロース「んじゃウチがそいつら打ん殴ってくれば解決じゃね?」

物凄く短絡的である。

グロース「多分そうじゃね?他に行き方ないと思うし」

768とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 22:37:56 ID:OfjAv1HQ
>>767
「ああ、んで、その二人がいないと俺もやることがないんだよなぁ……。」
滅鬼衆と事を構えるにしても魔法自体を覚えていないただの格闘家では足手まといにしかならないだろうと考えて
他にも侵負とまた戦うことになった時に救援が来なくても窮地を凌がなければならない。

「だから、俺も強くなるためにも魔法を覚えようと……」
ついでに、まとめ役がいない塾からおさらばしようと、考えて。
が、そこまで言ってやっと大切なことに気づく。
それは――

「……魔法ってどうやって使うの?」
………魔法ということに無縁だったので基礎知識が皆無ということであった。
一人で習得するには効率が悪すぎるだろう。

769とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 22:48:07 ID:SjYpD/NU
>>767
「嫌な予感しかしないからやめようか、ちょっと心を揺さぶられる選択肢ではあるけど」

向こうにこっちが目的を知らないと思われてる分、奇襲なりなんなりかけやすいかもしれない
人懐っこい犬の如くすり寄って後ろから刺す戦法を取れば…… いや手馴れなら効かないだろうが

「そっか。 なら少しの間は安全……かな」


>>768
「……この塾ってパッと見魔法の授業も扱ってそうなもんだけど、やってないの?」

てっきり魔法と格闘技、両方教わっているもんだと思っていた青年
深くは考えてなかったが、それしかないだろうと考えていたし

「専門家じゃないからそこまで深くはできないだろうけど、基本的な事なら僕でも何とか……」

770とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 22:50:47 ID:PBDBk.Rg
>>768
JD「え、こう…バッとやってガッとやってドーン?」

駄目だ感覚でやっちゃってるよコノ子。
それこそビートが侵負の腕を扱っていたころの感覚で扱えるのだろう…
勿論普通は体系付けた術として学ぶものです。
でないと事故ります、危険です。

グロース「知らないなら学べばいいんじゃね?此処私塾だし」

>>769
グロース「えー、まじしらける〜」

不満気な緑髪。

JD「そだねー」
グロース「多分ね」

771とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 22:58:00 ID:OfjAv1HQ
>>769
「いや……その………なんだ。よくわかってねぇんだ。
俺、正確にはここの塾生じゃないからなぁ………。先生全員と知り合ってねぇし。」
頬をポリポリかいて申し訳なさそうに。
人員の把握くらいはさすがにすべきであっただろうが。

「マジでか!いや、ここで学んでもいいんだけど、基礎的なもんを知っておいたほうがいいだろうし……。」
教えてもらうか、辞退するかの瀬戸際で思い悩んでいる様子である。女々しい。

>>770
「………いいなぁ、生きやすそうで。」
その曖昧すぎる説明に思わず本音が出てしまい。

「ん、そりゃそうか。
……さすがにいろはもわからん奴が教えてもらおうとするってのは迷惑かね?」

772とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:07:07 ID:SjYpD/NU
>>770
「グロースさん、その口調どこから教わったの?」

「……ちなみに調査っていうのは、侵食絡み?」

確か探しているのは星渡で、酸妖蟲という侵食が絡んでいるらしい
郡島でそれが見つからなければ大丈夫、だろう

>>771
「ああ…… 新入生ならむしろ覚えてない方が自然だと思うよ」
「学年終わるまで担当していた教師全員を覚えられないうつつけ者だっているくらいだし」

それは少し失礼がすぎるというか、無関心というか

「侵食関連で情報交換したのも何かの縁だろうしこのまま別れるのも勿体ない気がするからね」

773とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:13:08 ID:PBDBk.Rg
>>771
JD「ふふん」
だが皮肉に聞こえなかったらしく誇らしげであった…

グロース「大丈夫っしょ?ウチもイロハ分かんないで学んでたし〜」

>>772
グロース「え?シラネ。自然と?」

JD「調査?にーちゃんと先生は修行で帰ったよ。」

如何やらディフの考えてる何かと接点はほぼ皆無のようである。
運命の悪戯か色々な人物がバラバラに行動を起こしたのだろう。

774とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:17:56 ID:OfjAv1HQ
>>772
「……新入生というか、なんというか………本来はこんなに入り浸りになるとは思ってなかったからなぁ。
んまぁ、その名前覚えないやつみたいに言われないように頑張らせてもらうかね。」
名前を覚えないのはこちらも同じなのであまり笑うことができず。

「そりゃそうか。お互いにつながってる奴が違うことを考えると何度も会ったほうがいいか。
……誰かに教わんないといけないのは事実だろうし。」

>>773
(いや、待てよ?魔法ってもしかしてこんな風に曖昧な感じでも使えるってことか?
と言うことは……、俺でもガンガン使えるんじゃね!?)
その様子から簡単なもんだと勘違いしだしている。

「……ソッチの方にも、教えてもらおうかね。
ちなみに、教えているのは誰なんだ?」

775とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:32:53 ID:SjYpD/NU
>>773
「繋がっている物が増え始めたからもしかしてとは思ったんだけど…… 今回は外れてラッキーだったよ」

また適当な物を結び付けようとする悪い癖である
自覚しているがもう治せそうにない、手遅れだ

「自然と…… ……言葉も巡回するものなんだなぁ」

>>774
「ああ、その名前覚えないやつさんも後悔してるし罪悪感が洒落にならないから努力しよう、お互いに」

「ただ繋がっている人間、あんがい被っていそうな気もするね」
「……最近使えるようになったからには簡単な魔力制御からか、理論よりも実技優先……

776とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:35:26 ID:PBDBk.Rg
>>774
グロース「ウチのトーちゃん。マジ大魔術師」

緑髪は誇らしげだった。

>>775
JD「うんなんかよく分かんないけど悩みが無くなったようでなにより」
グロース「言っている意味がしゃけわかめナンデスケド?」

777とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:42:33 ID:OfjAv1HQ
>>775
「……まぁ、3回めにあった時にはまず名前言えるようにしよう。うん。」
お互い、という言葉に違和感を覚えつつも本筋はそこじゃねぇよな、と聞き流して

「いや、そうとも限らないぜ?全く知らない奴が一人二人いるだけでも手に入る情報に差が出てくるからな。
それと、実技優先でやってくれるか。そんなゆっくりやってる余裕なんてないんだ。」

>>776
「……大魔術師か。手に入る者は多そうだな………。
そんで、今宿の中にいるか?」
早速教えてもらおうと考えている様子だ。現金なやつである。

778とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:52:56 ID:SjYpD/NU
>>776
「こっちの話だよ 深く考えなくてもいい」
「だけどあえていうなら『しゃけわかめ』じゃなくて『わけわかめ』だ!」

>>777
「魔法使うだけなら実技だけでも十分できるんだけど、実践で使うとなるとある程度の理論も必要になるんだ」
「術式とか演算とか詠唱とか、わかっているのとわかっていないのとでは安定性とか威力とかが結構変わってくるし」

「僕も完璧ってわけじゃないからそこまで難しい理論はできないんだけどね」

779とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:55:25 ID:PBDBk.Rg
>>777
グロース「居るよ、あっち―

チュドガムッ!!
指差した方角の建物の一角で爆音と黒煙が上がった。

グロース「あ、トーちゃんが又なんか失敗した」
JD「何が出来るか楽しみだねぇ」

>>778
グロース「いや、それだとツマンナイ。おりじなりてぃってのがなさげ、みたいな?」
JD「しゃけとわかめ…合うかなあ?」

壊滅的ギャグセンスである。
そしてもう一人は食べ合わせを本気で心配している。

780とある世界の冒険者:2013/04/21(日) 23:58:36 ID:OfjAv1HQ
>>778
「理論……、ん?じゅつしき?えんざん?なんだそれ、呪文か?」
「あ、詠唱はわかるぞ。呪文を唱えることだろ?」
……重要な言葉の半分をわかっていない様子である。
間違いなく、基礎からやっていくしかないだろう。

>>779
「おっと!……結構変わりもんなんだな。」
爆音が下方向を驚いた様子で見て

「……何ができるか…って何かを作ってんのか?大魔導師なのに。」

781とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 00:11:32 ID:JM1.m.IA
>>779
「訳がわからない、を洒落た言い方にしたのがわけわかめだよ!」
「しゃけわかめじゃ原型すらない…… ってJDさんこれそういう事じゃないから」

突っ込みに力が入るようになった
よほど許せなかったのだろう、しゃけわかめ

>>780
「……うん、そこからか」

「確か紙細工のゴーレムとか作ってたな、大魔術師さん」
「魔道具の作成も魔法使いの仕事の一環だから割とやっている人多いよ」

782とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 00:16:32 ID:8IfRqwjk
>>780
グロース「いや大魔術師だからモノ作れるんだって、うん」
JD「前は鶏さんが超強くなってたねぇ…」

>>781
JD「え?やっぱりシャケは納豆とお味噌汁って話?」

話は明後日の方向に!

>>780>>781
グロース「まあ、色々置いといてトーちゃん心配だから行こうか?」

立ち居振る舞い変ろうがファザコン魂は健在。
親父からすれば天使である。
そんな天使が駆け始めた。

JD「何が出るかな?何が出るかなっ!」

緑のライオンがサイコロ振ってそうなBGMと共に能天気が後を追う。

783とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 00:19:19 ID:/if2fimU
>>781
「……なんだその目。そんなにマズイのか。」
自身の問題の重大さを理解していないみたいである。

「紙細工って……すぐ破れそうだな。」

>>782
「……くだらないって笑い飛ばせばいいのか?それ。」
なんで鶏を強くするんだよ、と内心でツッコミを入れつつJD達についていく。

なお、メタ的な空間に鑑賞なんてできるわけがないのでBGMには気づいていない様子である。

784とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 00:31:01 ID:JM1.m.IA
>>782
「……噂の鶏がああなったのって大魔術師さんの仕業か!!」

アレには苦労させられただけあって、そして噂関連で頭を悩まされた事だけあって
いや元からあの状態でアレよりも強くなった? 冗談じゃない

「そしてJDさん全力で明後日の方向に行ったらどう突っ込めばいいかわからなくなるからやめ ああ止めようがないじゃないか!」

>>783
「戦闘とかそんな用途の物じゃないからね」
「どんな素材でもゴーレムにすることができる実験じゃないかと ……いや笑えないよあの鶏は」

ビート、JDの後についてゆっくりとついていく青年

785とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 00:40:56 ID:8IfRqwjk
>>783>>784
「ふふふふ…」

吹き飛んだ建物、黒煙舞う空間で意味ありげに笑う男が一人。
古びた黒ローブを外套の様に羽織るオッサンである。
それは知る人ぞ知る自称大魔術師フォンベルその人だ。
不敵に笑うその周囲で何か長く巨大で禍々しいものが蠢いている。

フォンベル「はーっはっはっは!」
グロース「おお、トーちゃんが笑ってる」
JD「センセー!今回はどうなのさー?」
フォンベル「やっちったっ…てへぺろ」

駆けつける娘たち。
オッサンがキモい仕草をかますと同時に黒煙が晴れる。
蠢くモノによって。

?「ぎしゃああああああああああああああああああ!!!」

人の骨で構成された蛇の様な姿でその身に瘴気を纏う巨大な竜っぽい何かである。

786とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 00:45:26 ID:/if2fimU
>>784
「……強いに越したことはないんじゃないか?
それだったらなんか強そうな素材で作ったほうが………。」
戦闘用じゃないと言われてもこの言いようである。話聞いているのか。

「強い鶏が笑えない?まさか。何を見てきたかはわからないけど、鶏だぜ?
すごい勢いで飛んでたりビーム撃ってきたら笑うしか無いだろ。」
そう言ってディフの言葉を笑い飛ばし。
……実際に目の当たりにした時が楽しみである。

>>785
「……やっちったって……」
呆れながらも禍々しい気配を感じてそちらの方を見て
そして、その人骨の邪龍を見ると

「………すまん、俺は足で纏いだな。」
そう言ってあまり接近していなかったことを良い事に後ろ向きに走って逃亡を図る!

787とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 00:49:47 ID:JM1.m.IA
>>785-786
「…………」

「侵負と酸妖蟲と朽龍災でも混ぜたの? 随分とユニークな生物だね」

引きつった笑顔と共に、半歩後ろに下がる
対抗手段も何もない三つの侵食が合体、これは手におえない

「よし、ここは…… って渡り手が逃げたぞ」

788とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 00:56:05 ID:8IfRqwjk
>>786
竜「ぎー……しゃ」

そうは問屋が卸さない。
長い長いその身をくねらせ弧を描く竜。
ぐるりと一行を取り囲むようにその身を動かした。
いかん、囲まれた。

>>787
フォンベル「はっはっは、察しが良い奴がいるな、その通りだ!」
グロース「マジかー、トーちゃんドジッ子が過ぎるってばさぁ」
JD「うっひゃおおおおおおおおおおおおお!スゴイ!ツヨソウ!!」

久々に予想が大当たりである。
ちっとも嬉しくなかろう!!

フォンベル「しかし回り込まれてしまったって感じだな、ふむ、大ピンチ」

789とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 01:02:14 ID:/if2fimU
>>787
>>788

「っておい!せっかく足手まといが足引っ張る前に帰ろうってんのに……!」
ディフに文句を言っているうちに竜に囲まれて

「……俺は何もできねーぞ?まだ魔法も使えなければ腕の侵負消えてるし。」
と、言いながらも最低限の回避行動ができるように龍の頭あたりを注意深く見て

790とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 01:10:15 ID:JM1.m.IA
>>788-789
「………事態が事態だけに一周回って冷静になれるねこれ」

「魔法使えても何もできなさそうだからその点では似たり寄ったりだよ!」
「って大魔術師さん! 侵食で実験してたって事はここまで行かずともある程度想定してるんじゃないか!?」

考えて見れば、侵負の姫を除くと侵食と戦うのはこれが初めての事である
普通に龍を相手にする感覚じゃまず死ぬだろう

791とある世界の冒険者:2013/04/22(月) 01:14:56 ID:8IfRqwjk
>>789>>790
フォンベル
「くっくっく…対抗策調べるためにアッチ、コッチと手をつけてたら事故ってなあ…
 正直対抗手段なんて何もねえんだよな、いやあ、笑うしかできねえ、はっはっは!!」

竜「ぎしゃ」

大魔術師が自棄っぱちになっている最中、
尻尾の先を大雑把な狙いを定めて叩き込んでくる竜。
デカい尾故に狙いが大雑把でも大きく避けなければ衝撃でも全員大怪我必至である。

これから如何なる、次回へ続く。

792とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 22:00:46 ID:E//NLo/A
>>791
「………対抗手段は知ってても実行はできないぜ。物がない。
まぁ………とりあえず生き延びないと……!」
相手の動きが大雑把な攻撃であったために何もない空間にダイブして避けることはできた。
しかし、このままでは倒すも何もあったものではないだろう。

「反撃しねぇと!えーっと………なんかでろ!」
一応魔力を放出できる以上、戦わなければと思い腕を前に出してm法を使おうとする。
……無論、魔法のいろは!も知らない人間であるので何も起きないが。

「………ごめん。役に立たねぇわ。」

793とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 22:09:13 ID:zcqF3pOY
>>791-792
「諦めるにしても戦うにしても約一名殴らないといけない気がしてきた!」

そしてビートに続き、自分も空いた空間へと飛び尻尾の衝撃波を回避
敵の体に阻まれている分動きにくい、これが普通の敵ならまだしも攻撃が聞かない侵食三兄弟の産物が相手だ
闘うにしても逃げ出すにしても抜け出したい

「……名前知らないから便宜上こう呼ぶけど、渡り手クン」
「事態が動かない様ならかなりメンドクサイ役頼んでいいか?」

794とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 22:12:40 ID:iCQm44a6
>>792>>793
フォンベル「ぐわー、やられたー!」
グロース「トーちゃん!?」
JD「えええええ!?」

皆が攻撃を回避するなか大魔術師が盛大に吹っ飛ばされた。
弧を描き高く打ち上げられている…弱ッ!!

竜「ぐるるる…」

相変わらず竜は此方を取り囲んだままだ。

795とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 22:21:46 ID:E//NLo/A
>>793
>>794
「え、ちょ、大魔導師って言った奴誰だよ!」
高く高く打ち上げられていく大魔導師を見上げてそう叫び
そして龍に囲まれている状況は変わらず、どうすればいいのかわからずに悩んでいるとディフから声をかけられ

「面倒くさい役ってなんだ?囮か?
それとだ、渡り手じゃなくてビートって呼んでくれ。
そういうふうに呼ばれるのは好きじゃないんだ。」
と返事を返す。

796とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 22:34:12 ID:zcqF3pOY
>>794-795
「魔術師は前に出る戦闘タイプじゃないから仕方ないよ! ……いや、それにしては呆気無さすぎるけど」

一応フォローを入れるが、その身体能力の低さはさすがに庇いきれない
身体能力なり使えないのだろうか、むしろ作戦があってやっているのか

「いや、それは僕の役割。 向こうの三人と少なくともこの囲われている状況から脱してほしいんだ」

腰にぶら下げた奇妙な道具をおろし、ビートの足元に投げつける青年
先っちょに碇がついた棒だろうか、中に鎖が入っているのが見える


「手元のボタンを押すと碇が発射、もう一回押したら巻き戻り 碇を建物に引っ掛けたら移動に使えるからこれを使って脱出してほしい」
「その間に僕は囮になって…… ……『ここは俺に任せて先に行け』的な展開じゃないから脱出したらそのまま逃げないでよ?OK?」

すがるような目つきでビートを見て、慌てて逃げ出さない様に頼む
ここで死ぬような醜態は晒すつもりはないのだ、というかそもそも死にたくないし汚染されるのも論外


「……と、いうわけで頼んだよビート君! サンダラ!」

手始めに竜の顔面に向け、電撃を発射する青年

797とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 22:36:32 ID:iCQm44a6
>>795>>796
こうして大魔術師は吹っ飛んで行った…

JD「ど、どーしよ」
グロース「…むぅ」

竜を見上げ悩む二人。

竜「ぎ」

顔面に電撃をくらい、イラッとしたらしい竜。
荒々しく尾の一撃をディフに振り下ろす。

798とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 22:49:23 ID:E//NLo/A
>>796
「いやいやいや、待ってくれ、ここからその対抗手段を手に入れるには何時間もかかるぞ!
それに脱出したってどうにかなるわけじゃない!」
否定的な意見を言いながらもちゃっかりと変な小道具を手に取るあたり俗物である。
そして説明を聞いて早速"逃げようと"フックショットを外に向けて

「…………すまん、そのまま逃げても文句言うなよ。」
懇願しているような目のディフを見て申し訳なさそうにそう言いフックショットを外に向けて放ち、脱出しようとする。

「……とりあえず、外に出ねぇとな…」

799とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 23:01:49 ID:zcqF3pOY
>>798
「どうにかならなくても何もしないよりかはマシだよ!」
「今のままだと間違いなく、全滅を待つだけじゃないか!」

否定的な意見に対しての反論、しかし自分の渡した道具を手に取り少し安心する
死ぬ気も糞も無いが今ここで自分がやられても対侵負側には大してダメージは無い、それだけが救いだ

「………いいや、死んだら化けて出てまともにトイレに行かせてやんないね」

そしてこの状況でも軽口を叩く青年、心に余裕があるわけじゃないが
吹っ飛んで星になったフォンベル以外の二人を連れて脱するビートを背中で送ろうと……


「……あ、あれちょっとまてあの二人はどうしたs

>>797
「突っ込む余裕さえも無いよこの畜生! プロテス!」

空中に障壁を展開、一瞬だけ竜の尾の一撃を止めその隙に攻撃避ける
相手が侵食なら掠る事さえも許されない、しかしビートに意識を逸らすわけにはいかない
なかなか楽しくハードなミッションだ

「おいトカゲもどき!攻撃が温すぎて寒気がするよ何やってんだ!」

800とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 23:08:08 ID:iCQm44a6
>>798>>799
竜「きゅいいいいい―
グロース「あ、何か口に溜めてる」
JD「どう考えても広範囲だね本当に」

黒い光が竜の開かれた口に集まっている。
魔力量からいっても強力な一撃であることは疑いようもない。

グロース「キミが挑発するからじゃね?」
JD「うーん…困ったな〜」

ディフに非難が殺到!
そしてビートはフリー!!

801とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 23:15:59 ID:E//NLo/A
>>799
>>800
「………え、これひとりずつ使うもんじゃないの?」
……そこまで考えていなかったあたり、こいつに渡したのは失敗だったのかもしれない。
竜がブレスを貯めているのを見て急がないとなと察して
とりあえず使い方をわかっているディフにフックショットに投げ返し

「…………耐えてろよ!」
といって自身は塾から離れて魔女の家に向かおうと
逃げるのではない、逃げてはないと自身に言い聞かせて

802とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 23:28:49 ID:zcqF3pOY
>>800-801
「よっと ……ごめん、言うの忘れてた」

空中で投げ返されたフックショットを掴み、今度はグロースに投げ渡す青年
人数を小分けにできた分これはこれでよかったかもしれない、竜が後少しですごいのを発射するであろうことを覗けば


「使い方は今言った通り! 体を掴めば二人同時に使う事も出来るからそれで脱出を!」
「僕はこの攻撃を何とか、してみせるから!」

グロースとJDに大声で伝えると、両手に魔力を溜める青年
そう言いながらも、頭の中では必死に考えていた

「(障壁魔法は防ぎきれそうにない、攻撃魔法だと相殺狙いすら無理)」
「(だけどここで防ぐんだ、せめてビート君が戻ってくるまで……!)」


「…………考えて見れば意外とあっさり答えが出たよ」

右手に防性魔力、左手に土属性魔力に切り替えた
無理に防ぐ必要はない、相手は図体がでかい竜、普通の魔法使いとは違うのだ
上手くいけば今回はそのおかげで何とかなりそうだが



「――――オラァ!」

口に溜めた攻撃が発射される直前まで待つと、地面に両手をつく青年
土下座しているわけじゃない、魔法を発動するために必要な物だ
攻撃が防げないのなら攻撃の方向自体を変えればいい、というわけで頭を明後日の方向に向けるよう仕向ける事にした
青年の魔法が発動すると地面から勢いよく巨大な岩の籠手が出現、竜が体を動かさなければ恐らく真っ直ぐ顎に当たるはずだろう

803とある世界の冒険者:2013/04/25(木) 23:32:15 ID:iCQm44a6
此処からが正念場である、次回に続く!!

804とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 21:14:20 ID:65cHDg3w
竜の一撃が天空を貫く!
どうやらディフの目論見は完ぺきに決まったらしい。

グロース「お、マジ凄いじゃん。効いてる効いてる…うん?効いてる?」
JD「んー…私思うけど、もしかするともしかするかね?」

竜が顎をブン殴られ仰け反るというディフの見事な場面を見届けながら女達。

グロース&JD「「よし、やるかぁ!!」」

顔を見合わせると構えをとった!


…その頃、駆け出し私塾の門前まで辿り着いたビートの前に見知ったヒトの姿。

ベル「…何か騒がしいわね?」

とある呪文が刻まれたポンチョを羽織る腰に短杖を携えた銀ウェーブボブの女性。
ご存じベル=バアル=ゼブルである。

805とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 21:22:27 ID:OTHOQlbU
>>804
「あ、ベルか!今朽龍災と侵負とあとなんかが混ざったなんかが塾にいるからヘタしたら死ぬぜ!
俺はちょっと剣を取りに行く!あれに対抗できるのあれしか知らんし!」
修行中なのになぜここにいるのかとも思ったが、今はそれ以上にやらなければならないことがある。
話もそこそこに、ベルの横を通り過ぎようと。

806とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 21:26:46 ID:1iY57B6M
>>804-805
「……いやちょっと待って、何がもしかするとって?」

目的が達成されると岩の籠手が上から崩れていき消滅
表情に少し疲れを感じさせながらも次の攻撃に備えようと両手に魔力を込める青年

聞いた限りでは、こちらから触れられないのではなく倒すことができないだけだと聞いた侵食
今回はただ衝撃を与えればいいだけ、そう考えての行動だった


「ちょ、倒す気満々なの!? あれ対抗策とかないんじゃあ……!!」

807とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 21:35:25 ID:65cHDg3w
>>805
ベル「待てい」

ビートの目の前に障壁を張る。
いきなり壁が出来たようなものであるからして早々回避は出来そうにない。

ベル「詳しく、あと剣はもう家に無いから」

>>806
グロース「てかマジ衝撃モロに受けてるじゃん、あの竜。それってマジおかしいと思わないわけ?」
JD「これが侵負だったら確実に耐えてたね、何度かやりあってるから分かる」
グロース「要するに目の前のアレはウチ等が考えてるほど厄介なのじゃあないってワケ」

JD「なら多分いけるっ!」

ガウンッ!と音が鳴る。
JDが自身の身体に魔力を纏った音であった。

808とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 21:39:24 ID:OTHOQlbU
>>807
「へぶっ!」

カトゥーンめいてそのままヒョロヒョロと揺れた後に地面に仰向けになって倒れる

「………あー、ギャルっぽい奴の親父さん、大魔導師とやらがやばいの作ってそれの処理にJD達が戦ってる。
……ヒロが移動したのか?」
地面に倒れ込んだまま、ベルにそう尋ねる。
無理やり止めたことに対しては、無駄足踏まずに済んだため心のなかで感謝をして。

809とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 21:44:25 ID:1iY57B6M
>>807-808
「侵食と真面目にやりやうのこれが初めてで…… って本当?」

本当も何も、向こうの方が経験値的に多いし嘘はないだろう
考えて見れば三つの侵食が混ざっている状態で、普通と同じ状態でいられるわけがない

対抗策が無いと自棄を起こしていた大魔導師には後で何かしらしよう

「………ビート君! コイツ『対抗策』無しでも倒せるらしいよ!」
「普通の手段でも十分対処可能だってさ!」

視界にまだビートがいる事と確認するとビートに伝える青年
なら両手に溜める魔力も、攻撃の物へと使えるだろう

810とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 21:47:01 ID:65cHDg3w
>>808
ベル
「移動…まあ、移動と言うか何と言うか……その用事で来たんだけど」
「ギャルっぽいってのは戦闘形態のグロースを言ってる訳?
 フォンベルさんならホラ、堕ちてきた」

フォンベル「がふぬっ!」

ズダダン!と地面に全身打ちつけて自称大魔術師が現れる。

ベル「なーに遊んでんですか」
フォンベル「おう、ベル。ちょっと娘たちを驚かしてやろうと思ったんだが思いの外大事になったぜ」
ベル「みたいですね…いつも、を知らないヒトだって来るんですから自重して下さい」
フォンベル「はっはっは、自重したら大魔術師なんてやってられねえぜ?」

>>809
ガッスゥゥゥゥンッ!!
飛び上がったJDの拳が竜の打ちおろした尾とぶつかりあう。
双方が衝撃を受け元の位置まで押し戻される。

JD「よし、想定通り!」
グロース「うい、やっぱアレ…竜確定、マジ安心」

811とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 21:54:57 ID:OTHOQlbU
>>809
>>810
ディフの声が聞こえる。敵は剣がなくても対処ができると、戦えると。
だが、自身が前に出た所でなんになるだろうか、魔法も使えない自分では足手まといにしかならないだろう。
そう思うと、その声に答えて龍に突っ込むことなど、できるわけがなく、その声聞き流すことしかできなかった。

「んーと、避難みたいなものか。もしかして協会に――うおっと!!」
すべてを喋る前に大魔術師が空から落ちてきてつい大声を上げてしまい。

「………それで大魔術師になれるんだな……気楽なもんだ……。」
わりかし反省していない大魔術師を呆れたように見ている。

812とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:06:18 ID:1iY57B6M
>>810-811
とりあえずビートに伝えるべきは伝えた、戦闘の音で掻き消されたかもしれないがと思いながら
魔力を魔法へ、魔術へと変える青年
右手に冷気を発するほどの氷属性の魔力を、左手にオゾン臭をまき散らすほどの雷属性を

「複合、魔法!」

両手を合わせると魔力が混ざり合い、出現する氷でできた雷を纏いし槍
両手でつかむと竜を見据える青年

「JDさん!魔力の侵食は!?」

813とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:08:35 ID:65cHDg3w
>>811
フォンベル「常識に囚われて魔法が使えるか!」
ベル「それには同意しますけど」

がば、と勢いよく立ちあがる大魔術師。

フォンベル「おうよ、大魔術師が大魔術師たる片鱗をみせてやろうじゃあないか」
ベル「ほほう?どのように?」
フォンベル「此処に居るお前の恋人に魔法を伝授してやろう!」
ベル「ショウヘキパンチ」
フォンベル「ぎゃふぬ!?」

そして勢いよく障壁で殴られ倒れる大魔術師。

>>812
JD「なんか瘴気っぽい黒いの完全に見かけ倒しだった!」

即ち侵食されてないと言う事であった。
どうやら女二人の見立ては間違いなさそうである。
そう思えば目の前のコレは少しデカイ蛇程度の脅威と言えなくもない!

814とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:15:33 ID:OTHOQlbU
>>813
>>813

「マジでっ!魔法教えてくれるのか!」
大魔導師の発言に思わず目を広げて聞き返し

「よっしゃー!これで俺も使い物になるぜ!
ボッコボコにされるのはもうないんだな!無いんだよな!」
と、教えてもらえると確信した様子で小躍りしている。
ベルの恋人扱いされてるとか、またぶん殴られてるとか、そういうことは一切気にしていない様子。

815とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:24:08 ID:1iY57B6M
>>813-814
「何でだろう この竜の体の向こうから甘酸っぱい青春モノっぽい何か、もしくはほのぼのとした何かを感じる」

こっちまで大魔術師と魔女とビートの声が聞こえないが
こっち側の戦闘状態とは別のほのぼの状態を感じ取ったような気がする


「……ならば問答無用に叩きのめせる! そこでっかい体も単なるでっかい的だよ!」

右手に槍を持ちかえると両足に魔力を込め、飛び上がる青年
槍から放たれる電撃がより強大な物となり、竜に向けられる

「二人ともちょっと離れてて!」

竜に向け投げつけられる槍
直撃したら体に突き刺さりながら、氷の特性を持つ電撃を
雷の痺れるような攻撃と触れる物を凍らせる冷気を放ちながらダメージを与えるだろう
……竜の防御力にもよるが

816とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:29:42 ID:65cHDg3w
>>814
ベル「…で、どうやって伝授を?」
フォンベル
「ぐふぇ…あー、よく聞け青年。
 今から俺様と同じ動きをするんだ、いいな?間違えるなよ?
 ぜぇーーーーーったいに間違えるなよ?」

立ち上がりビートに詰め寄るとそんな事を。

>>815
竜「ぴびゃーーーーーーーーーーー!?」

雰囲気で気おされていた面々であったが蓋を開ければこの通り。
目の前の竜は簡単に大技を食らいダメージを受けている。
まあ火力はあるようだが防御は紙であったらしい。

JD「げきオコスティックファイナリアリティぷんぷんドリームキィイイイイイイックッ!!」
グロース「マジパネェw」

流行に流されて付けられた銘と共に
JDが魔力を纏った蹴りをディフが攻撃を放った直後に別の場へと撃ち込む。
360度何処に放っても敵に当たるんだから遠慮はいらないのだ。

817とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:32:33 ID:OTHOQlbU
>>816
「オッケー、任せておけ、あんまし細かい事とか難しいこと言われなかったら大体はできる!
んで、何やんだ?」
詰め寄られてつい数歩後ろに下がり

818とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:37:39 ID:1iY57B6M
>>816-817
「とんでもない技名が聞こえた気がした 何だただの耳鳴りか……」

JDの長い技名は効かなかった事にしよう
それよりも目の前の惨劇(主に竜が)に集中しないといけない

防御力が紙だとわかったのはいいが、このまま滅していいのだろうか
考え杉なのかもしれないがどうもこっちが有利になると怖い物を感じる

819とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:40:24 ID:65cHDg3w
>>817
フォンベル「先ずは右手を天に掲げ足を広げろ!」

ビートの横に立ち竜へと向きながら大魔術師。

>>818
JD「えたーなるふぉーすらいじんぐきーっくっ!」
竜「ぎゃぎゃー!!」
グロース「ん?どした、今はガンガン行こうぜ?みたいな感じじゃん」

JDがハイテンションに竜と戦う最中、グロースが問う。

820とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:43:49 ID:OTHOQlbU
>>819
「おうよ!任せな!」
そう言って言われたとおりに右腕を真上に向けて両肩よりやや足を広げる。

「次はっ!」
なんか、やけに張り切ってる。

821とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:46:32 ID:1iY57B6M
>>819-820
「い、いや…… 上手くいきすぎると むしろ怖い」

職業病の一種、そして今までの思い出したくもない経験からの被害妄想
今は相手に攻撃の手を与えぬままに戦い続けるのが正解なのだろうが

「………JDさん!侵食って完全に無効化されてる!?」

822とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:49:57 ID:65cHDg3w
>>820
フォンベル「次はコウでコウでコウ!」

バッバッバ、と軽快にポーズをとる。
一つ一つのポーズは関連性や動きの流れが全くない!
難しくはないが何かリアクションに困る動きだ!!

>>821
グロース「いや、それで何もしなかったら其れこそ相手に好機与えね?マジで」

楽観的なのか何なのか。
グロースはディフとは違う考えであった。

JD「でりゃああああああああああ!」
竜「ぐおおおおおおおおおおお!!」

如何やら戦いに集中して周りの声が聞こえていない。
白熱しているようだった。

823とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 22:54:57 ID:OTHOQlbU
>>822
「トゥ!トゥ!エアーッ!」
魔法にポーズをとる必用があるのかと困惑しながらもとりあえず指示された通りのポーズをとる。

「……何かの冗談か?」
最後のポーズを決めたあとにその疑問を口にして

824とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:00:51 ID:1iY57B6M
>>822-823
「それについては大丈夫っぽい、多分」

JDと竜との戦いを見ると今のところは大丈夫だ
ただグロースの言う事も一理あるどころか正論である
恐がって攻撃の手を休めるのは悪手だ、精々『みんなガンバレ』程度に行動した方がいいだろう

懐から銀色の液体っぽい何かを取り出すと、手のひらに乗せる

「『メタルサンバ!』」

銀色の液体っぽい何かが銀色の槌へと姿を変える
今になって武器を抜くのはせめてもの警戒心からだ
そのまま槌を竜の体へと振り下ろす

825とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:05:35 ID:65cHDg3w
>>823
フォンベル「最後に右拳を思いっきり竜目がけて突き出せ!」

疑問には答えず大きな声で指示を出す。

>>824
竜「ぐぎゃー!?」

ボコボコにされる竜。
こりゃいけるんじゃあなかろうか…

グロース「うはは、がんばれー」

826とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:12:30 ID:OTHOQlbU
>>825
「………だっしゃあああああ!!!」
若干の間がありながらも竜に向けて右ストレートを放つ感覚で突き出す!

……公表できるタイミングがなかったので今言うことになるのだが、ビートの属性魔法への素質は、皆無に等しい。
炎に変換するような魔法であるのなら、従来より威力は確実に下がるだろう。

827とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:14:05 ID:1iY57B6M
>>825
「――――――!」

手に持つ槌を振り下ろしながら、ふと頭を過った事がある
今はこうして有利だ、相手に攻撃する隙さえも与えていない
だが今も変わらず 竜に囲まれている状況なのだ、
多分恐怖心の原因はそこか

「グロースさん、JDさん! 攻撃続けるにしてもここから出た方が!」
「ちょっと大きめの攻撃を撃つからフックショットで……」


「………うん?何だか嫌な予感」

828とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:22:44 ID:65cHDg3w
>>826>>827
ディフの勘は良く当たる。
ただし悪いヤツが。

ド―            ッカン!!

ビートが振りぬいた拳の先から凄まじい量の魔力放射が起こる。
波動砲でも撃ちやがったかと思えるその巨大かつ強力な波動は竜を丸呑みする程度の能力。

JD「うわー?!」
グロース「なんとー!?」

ビートの目の前にいた奴ら全員が天高く打ち上げられた。
直接皮膚を焼くとか骨を砕くとかそういった被害はない。
が、有無を言わさぬその上空への放り投げは強力な魔法であることを如実に語る。

829とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:28:12 ID:OTHOQlbU
>>828
「は?え?………あ?」
自身の腕からぶっ放した魔法の威力に思わず唖然として

「………え?」
右腕を前につきだしたまま動きが止まっている。

830とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:29:43 ID:1iY57B6M
>>828-829


「                」

気が付いたら上に落ちていた
何を言っているのかわからないが、まさにそんな感じだったのだ
急に高いところに投げ出され、少し意識が遠のき


「……… 気絶している場合じゃない!!」

「グロ、グロースさん! さっき話したフックショット!アレ使ってー!!!」

自分達の体の下に空気の塊を作り、勢いを殺しながら叫ぶ青年

831とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:35:37 ID:65cHDg3w
>>829
フォンベル「フゥハハッー!どうだ此れが俺様の指導の賜物ってやつだ!!」

大魔術師、高らかに笑う。

>>830
JD「なわわわわ!?」
グロース「あっはっは!え?ふっくしょっと?何処?」

投げ出され笑っているのはグロースのみ。
竜なんぞボコボコにされて打ち上げられてノックダウン寸前だ。
そしてフックショットを見失っている。

ベル「…えーっと、フォンベルさん?」
フォンベル「任せろ、無論想定内だ」

ガン!といい音を立てて地に片足を打ち付ける大魔術師。
途端打ち上げられた面子の落下予測地点の大地がぬかるんでいく!

フォンベル「だがクリーニング代は自分持ちでな?」

832とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:41:11 ID:OTHOQlbU
>>831
「………すっげぇ。すげぇよ!」
ははは……と軽く笑い、その言葉を発したあとに

「すげぇ!!なんかダサくて時間かかりまくってわけわかんねぇポーズとるだけでこんなんできるのか!
ちょろいな魔法!!楽勝じゃん!!」
と、ハイテンションになりながら大声で喜びだして
……発言の節々に大魔導師を舐めてるような発言だあるが。

833とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:48:40 ID:1iY57B6M
>>831-832
「えちょ、そろそろ魔力が……!」

尽きる、と言いかけた所でぬかるみに落下
柔らかい場所に落ちたことで衝撃は無かった
問題はずぶぬれで魔力切れきれでひどい状態になったという事だが

「……どうも、大魔術師さん」

834とある世界の冒険者:2013/04/28(日) 23:59:11 ID:65cHDg3w
>>832
ベル「ああ、調子に乗った」
フォンベル「ま、乗せておこう、今は」

ベルはビートの一撃に感心することもなくため息をついた。
何か仕掛けがある事は少し考えれば容易に想像がつく。
でなけりゃあんな一撃を一個人であれ程容易に放てるわけがないのだ。

>>833
フォンベル「礼は要らないぜ、いかした兄ちゃん」

グロース「ぷはーっ!うはは!泥だらけになっちった、とーちゃん!」
フォンベル「おう、それでいいのだ。子供は朝から夕まで遊んで泥だらけになるのが仕事だ」

泥から這い出たのは短パンで緑髪の背の小さい野生児風褐色少女であった。

JD「ぐぉー!泥イムだゾー!!」
グロース「うきゃー!!」

ドロドロになったJDが特に驚きもせず幼児化したグロースと戯れる。
…あ、竜だけど自重で深く埋まったようです。合掌。

835とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:05:20 ID:.Im5yIKw
>>834
「って事はつまりだ!あんたはこれくらいの威力を持った魔法をいくつも知ってるってことだよなあ!
なんといっても天下の大魔導師様だもんな!そりゃああるよな!」
いや そのりくつはおかしい。
と言うより舞い上がっていてまともな判断ができていない様子である。

「えーと、フォンベルさんだったか?大魔導師さん!
ベルの恋人でもなんでもなるからさ、もっと魔法教えてくれないか!!」
……こんな発言をするぐらいに。

「」

836とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:11:32 ID:hNrAJuZA
>>835
「………出会った当初の好青年っぷりはどこに行ったんだ サラッと物凄く失礼な扱いしてないかな君」

ベルの恋人でもなんでも、である 恐らく隣にいる魔女がベルという女性なのだろう
気の強そうな人だし多分殺されるな、と悟る
骨があったら拾ってやろう

>>834
「急成長していたと思ったら、断続的な物だったんだね……」


「元は実験の失敗でああなったとかそんな事は忘れて気にせず純粋にありがとう、うん」
「………ええと大魔術師さん? ひょっとして覚えてない?」

ぬかるみから這い出ながらフォンベルに嫌味を突きつける
そして言い方的に忘れられたのかと、アホ毛を指さし問う青年

「ほら、昔軍曹…… 魔鎧の分解を持ちかけていた」

837とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:15:51 ID:tJKovAVI
>>835
ベル「…ちっ」
フォンベル「うぉ…やべぇ」

魔女の目が今までにないほど濁っている。
そして汚物を見るような眼でビートを見ていた。

ベル「ブツブツブツブツブツ……」
フォンベル「いかん、それはいかんよベルちゃん?ねえ聞いてるぅ?」

取り乱す大魔術師。
水面下で取り返しのつかないことが起きそうである。

>>836
フォンベル
「はっはっは、礼は良いんだぜ?照れるだろ?
 ん…おお、そういやなんか見覚えが……ねえような?」

首を傾げる。
失礼であった。

フォンベル「何かそんな事があったような気もするがきっと気のせいだ」
ベル「ヒトの事をすぐ忘れるのよね。失礼で御免なさい、あとビートはコロす」

838とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:22:39 ID:.Im5yIKw
>>836
>>837
「いやいや、せっかく強くなったんだし、少しぐらい調子に乗ってもいいだろ?」
呆れたようなディフに対してそう笑顔で返して。
……腹が立つ様なタイプの笑顔であるが。

「……いやいや、大魔導師様よぉ。
俺だってやれば出来るんですよですからもうちっと教えてくれたっていいじゃないですか。」
と、フォンベルに向かって呼びかけるように。
ベルの異変には気づいていてもさほど気にしている様子はない。
なんにも考えないでいったのだろう。

839とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:28:30 ID:hNrAJuZA
>>838
「ビートくん、隣、隣 嬉しいのはすごく理解できるけどそれよりも先に死ぬ方が高いと僕は思うよ」

必死にビートに呼びかける青年
今先ほどこの女性は殺害予告をしていなかっただろうか

>>837
「(………バイタの話とかしたら思い出すかな?)」
「(やめよう、そこまで親しい仲だったわけじゃなし覚えてないんだったらそれでいいや)」

自分の失言やら失敗やらもあっただろうし、とフォンベルが覚えていない事はこの際都合よくとらえようと
しかし自分の物忘れについての突っ込みを貰った事を思い出し、ちょっと微妙な心境に

「ええと、ベルさん!ちょっと落ち着いて、ビート君はほらちょっと調子がおかしくなっているだけだと思うんだ、うん」
「それでもフォローしきれないとは思うけどここはひとつ」

840とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:31:58 ID:tJKovAVI
>>838>>839
フォンベル「駄目だ…にげろおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

大魔術師嵐を呼ぶ怒りの沈黙猛ダッシュ。
意味が分からないがとても凄そうなその走りは
グロースとJDを抱えその場から一気に駆けだせる程のモノだ。

ベル
「ビート、アンタは少しも強くなってない。
 アレは条件さえ揃えば障壁魔法しか使えない私にも使える。
 言わば『万人の為の術式』…身をもって知れ、てかシネ」

左手を下に翳し、右手の人差し指をクイと上に挙げ引くような動作。
それだけで彼女の周囲の物が先ほどと同じ衝撃で打ち上げられる。
流石に地中深く沈んだ竜が掘り出されることはなかったが…
効果範囲内の泥の類は完全に打ち上げられた。
大地に残るはやや硬めの…土とか石とか砂利とか……
あ、ディフは完全にとばっちりだねコレ。

841とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:37:45 ID:.Im5yIKw
>>840
「はぁ?逃げろだって――――うわぁ!」
フォンベルの言葉を理解する前にベルの魔法によって大きく真上に跳ね上げられる。
無論、防御魔法など覚えていないビートは防御する手段など持っているわけがなく生かすも殺すも彼女次第だろう。

842とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:40:26 ID:hNrAJuZA
>>840-841
「え、ちょ魔力が無い今の状態でやったら あああああああ!!」

完全にとばっちり、ビートと一緒に吹き飛ばされる青年
今度は魔力切れで空気の塊を作る余裕さえも無い っていうかぶっちゃけ立っているのがやっとだ

「………ビート君、ちょっと聞きたいんだけど」
「遺言とかある?」

843とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:42:05 ID:tJKovAVI
>>841>>842
ベル「帰る」

結果を見ずに踵を返し去っていく魔女。
大魔術師戦々恐々。

フォンベル「ってビビってる場合じゃねえな」

いやに長い滞空時間…と思われるが実際はどうなのか。
遺言くらいなら呟けそうである。

844とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:45:05 ID:.Im5yIKw
>>842
「………やっと魔法使えたってんのにこれかよ。
……結局何も変わらないじゃねーか……糞だな、世の中って。」
と、ディフにそう言って。
遺言にもかかわらず世の中を恨むような発言をしている。
だめだこりゃ

845とある世界の冒険者:2013/04/29(月) 00:51:05 ID:hNrAJuZA
>>843-844
「って遺言がネガティブすぎるよビートくーん!?」

遺言にしてはもうちょっとマシな物が聞きたかった
これは間違うこと無き本心だ、そしてこれが死ぬ前に思う事という不条理さ……

閃いた

「ビ、ビート君!僕を離さないでよ!」
「それと終わったら、『首輪』を外してくれよ!」

そういうが早いか、ビートを掴み自分側に寄せる青年
アッー展開ではないので勘違いしないように、そして懐から首輪を取り出すと自分の首につける
次の瞬間、ボフン と間の抜けた音と共に白い中型犬と化した

犬の方が体が柔らかく、そして落ちた時の衝撃も少ない
あわよくばクッション代わりになろう、というようだ
ビートの側に寄りながら衝撃に耐えるように、キュッと歯を食いしばる犬


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