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第三汎用スレッド

1「鍵を持つ者」:2012/09/29(土) 00:27:21 ID:???
第三の眼なんて無かった

538とある世界の冒険者:2012/12/31(月) 20:51:26 ID:riEfiLAg
>>536
「っ……」
目をくらませてしまい、またふらついてしまう青年
しかしその直前に、背後に大き目の謎の物体を投げていた

539とある世界の冒険者:2012/12/31(月) 20:57:17 ID:khnktHwQ
>>537-538
「っと、ヤベェヤベェ」
犬面は後方へと跳び、蹴りを避けると一目散にまた森の奥へ駆け出す。
地形に慣れているのか倒木を素早く飛び越えたり樹木を蹴り反動をつけ長距離跳躍をし、
どんどん森の奥へ走っていく。

540とある世界の冒険者:2012/12/31(月) 20:59:30 ID:i9XWQ23w
>>539
「…」

罠の可能性も考えたが放置も危険と判断し青色は跳ぶ。
出鱈目な姿勢で木々を跳び渡るその姿はなんだか化け物じみている。

541とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 20:32:44 ID:TM3DMKis
-森-

「…ああ、気が重い」

半分自分のせいであるが足取りの重い魔女一匹。
とある呪文が刻まれたポンチョを纏う銀ウェーブボブの女性。
その名をベル=B(バアル)=ゼブルと言う。

542とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 20:40:19 ID:vF6eSG86
>>541
「いや、まぁ……最悪俺のせいにでもすりゃいいんじゃねぇか?」
そんな適当なことを言っているのは『鋼』と書かれたジャケットを羽織った茶髪の男性
ベルを急かすように時折先行した後、跳躍運動をする。

543とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 20:43:52 ID:TM3DMKis
>>542
「ふっ、付け焼刃の嘘なんざぁ見破られるのが落ちなのよ…」

何かを悟ったように項垂れ呟く魔女。
テンション低い。

「ああ、気が重…あれ?」

そして自分達が進む進路上に何かを見つけたのか顔を上げる。

「……ナハトリッタァ?」
『……』

前方に腰に剣を提げ兜から赤い長髪が覗く魔物臭のする黒い甲冑が居た。

544とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 20:51:50 ID:vF6eSG86
>>543
「そんぐらい凄い人物と………もの教える先生ならそりゃそうか」
そういった後におそらくベルの知り合いであろう人物を見つけ

「……ああ、知り合いか。」
変に口出しして状況を悪化させるのはあんまりよろしくないと判断し、ベルの後ろまで下がってとりあえず様子を見る

(………魔物の匂い?塾の知り合いじゃないのか?)
内心ではこんな事思っているが

545とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 20:55:25 ID:TM3DMKis
>>544
「ちょっとアンタ今までどこで何し―

シャン、と澄んだ音がして銀の閃光が走る。
続けてギィン!!と甲高い音が辺りに響く。

「っ!……独特の気配してるから気づくのが遅れたわ、アンタ、誰?」
『……』

障壁を二重に展開してやっと相手の一撃を受け止めている魔女。
黒甲冑は有無をいわず行き成り斬りかかってきたのだ。
その手にしている剣はとても奇妙。
例えるなら鱗で覆われた竜の尾の様であった。

546とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:06:26 ID:vF6eSG86
>>545
「っておい!どういうことだ!」
不意打ちを仕掛けてきた相手とベルの両方に対し、同じ内容の疑問をぶつける

「よくわかんねぇけど……でりゃ!」
もう一度攻撃を喰らえばベルの障壁がぶっ壊れるかもしれない以上、こっちがそれの邪魔をするべきだろう
ベルが障壁で攻撃を受け止めている隙に横に回りこみ右ストレートを放つ

547とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:10:38 ID:TM3DMKis
>>546
ガコン!攻撃は当たる、が。
無茶苦茶硬いぞこの鎧!!

「私も分かんないわよ!でも何か様子が違うのは確か!
 とりあえず逃げる!まともに戦って勝てる相手じゃないわよ!!」

始めから逃げ前提の魔女。

そりゃあそうである。
請負人ナハトリッタァ。
知ってるヒトは知っている何でも屋である。
見た目とは裏腹に多彩な中級魔法を駆使して相手を奇策でぶちのめす男。
王都近くのクエストで生計を立てているなら知っていてもおかしくない悪い意味での有名人だ。

548とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:18:42 ID:vF6eSG86
>>547
「だろうなと思ったよ畜生!!いてぇ!」
甲冑である以上予想はしてたけど痛む右手を左手で抑えて

「そんだけヤバい相手ならどうやって逃げるんだよ!
俺はともかくお前は逃げ切れないだろ!!」
バックステップで距離をとって相手の動きを伺いながらベルに向かって言う。
……まだ王都に来たばかりのビートにはナハトリッタァは名前ぐらいしか聞いたことがなかったりする

549とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:23:23 ID:TM3DMKis
>>548
「アタシは飛べる!アンタ飛べないでしょうが!!」
「コイツは見ての通りだから飛べないし、逃げ切れないのはアンタの方かもよ!!」
「って!!」

状況説明を終えた途端に蹴りを入れられ吹っ飛ぶ魔女。
ゆらり、と黒甲冑が前に出る。
下手に動くと其処を何かされて如何にかなる的な嫌な予感が走る。
迂闊に動くのは即、死を招く…そんな嫌な予感だ。

「っ痛ぅ!!」

魔女は倒れこまず、受け身をとって膝立ちの状態だ。

550とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:31:31 ID:vF6eSG86
>>549
「……やっべ!!忘れてた!」
今更である

ベルが蹴られ吹っ飛んでいる内に自らも距離を取ろうかと考えるが、第六感がヤバ気なものを感じ、思いとどまる
「………背中向けて逃げるのは論外だな……無理だこれ」
と黒甲冑を見ながらつぶやく

551とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:33:52 ID:TM3DMKis
>>550
「背中向けなかったのは良い判断よ。
 目ぇ離すと何しでかすか分からないのが目の前の甲冑野郎だからね」

慎重に立ち上がる魔女。

『……』

不意に黒甲冑が隠し持っていた投げナイフをビートへと投げつける。
狙いは抜き投げであった為か悪く、動かなくても避けれそうである。

552とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:40:49 ID:vF6eSG86
>>551
「…それって逃げらんねぇって暗に言ってねぇか?」
目を話すなと言われた以上、ベルが今どうなっているかも確認できず

「……」
上半身を右に反らしてナイフを避け、次の一手に備える
うかつに動けない以上、完全に向こうのミス待ちである

553とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:43:26 ID:TM3DMKis
>>552
続けざまに投げナイフが何本も飛ぶ。
狙いは悪い。

「っと、一体なんだってのよ…?」

障壁でナイフを弾きその場に佇む魔女。
あらぬ方向へ幾つものナイフが跳んでいく。

554とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:52:18 ID:vF6eSG86
>>553
ナイフの精度の悪さに次第に心に余裕が生まれてきて
(師匠とこんな特訓したなぁ……アレはピンポン球だったけど…)
などと場違いなことを思いつつ上半身を動かしてナイフを避ける

「……こういうのってナイフに仕掛けがあったり、ナイフに意識を向けさせたりするんじゃねーの?」
余裕が出てきたからか、軽い気持ちでそんなことを口にしてみる
……そういう手口をするのは手品の話であるが

555とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 21:56:29 ID:TM3DMKis
>>554
「…しまった」

その一言に魔女の顔が引きつる。

「始めからばら撒くのが狙い!?」

魔女の戦慄に呼応するかのようにパチン、と甲冑が指を鳴らす。
刹那、ばら撒かれたナイフ等が、
あるものは爆発し、あるものは電撃を撒き散らし、散っていく。
一撃一撃は然程重いものではない、但し戦闘用の装備で身を固めているものには、だ!!
無論所謂『布の服』に近い装備しかしていないであろう魔女やビートには…大打撃。

556とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 22:06:09 ID:vF6eSG86
>>555
気付いた頃にはすでに遅く、仕掛けるには十分すぎるほどであり、ベルの言葉を聞いた後に
「………スマン、手遅れだった…」
そう言って中腰姿勢になり、両腕を顔面の前に構えて盾にし、これから来るであろう衝撃に備える

「アババッ!ぎょえええええっ!!ぐわあああああ!」
直後、ナイフから襲いかかる様々な攻撃をもろに受ける
ここで甲冑野郎を見失ったらヤバイと思うも至近距離のナイフから来る一撃によって

「ぐへえ!!」
と情けない声とともに吹き飛ばされる

557とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 22:09:10 ID:TM3DMKis
>>556
「ぐぁっ!?」

立て続けに起こる衝撃に対して、
如何に魔女とはいえ障壁展開を継続し続ける事は不可能だった。
集中は途切れ衝撃の餌食となって地に伏す。

『……』

これで残るはビートだけである。
黒甲冑は一振りのナイフを手にビートへと歩き出した。

558とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 22:18:37 ID:vF6eSG86
>>557
「………ははは………こりゃぁ………厳しいか…」
倒れて起き上がらないベルを見てそう呟く

「………あー、アンタ……、誰の差金かは知らんけど……ここまでされる覚えは無いぞ…?」
うまく動かない体でヨロヨロと起き上がりながらも相手に向かって悪態をつく
もしかしたら婆ちゃん達に危険を知らせる報告をするくらいの隙が向こうに生まれるかもしれないからだ

559とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 22:21:29 ID:TM3DMKis
>>558
『…』

一切の躊躇なくナイフが投げつけられる。
殺気はなく、お遊びの的当てで投げた様なお手軽な感覚で。
ただ狙いは正確で今までよりよっぽど速度ものっている。

560とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 22:21:55 ID:TM3DMKis
>>559
ちなみに狙いはビートの左肩、だ。

561とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 22:29:27 ID:vF6eSG86
>>559
「…い……っ!!!……糞ったれ!」
ボロボロの状態では満足に避けることもかなわず、左肩にぶっ刺さる。

(ベルは……死んでないよな?それならこいつをベルから引き離さないと…)
チラリとベルを見た後、肩に刺さったナイフを強引に抜き、甲冑に投げつけて後ろに下がっていく

562とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 22:39:29 ID:TM3DMKis
>>561
『…』

カィン、と良い音がしてナイフが弾かれた。

『……』

手に携えているもう一つの刃、竜の尾のような剣をその場で振るう。
すると、刃が幾つにも分かたれ鞭の様になった!
ヒートロッドとか蛇腹剣とかそんな感じである。
ギャリリリ!と甲高い金属音と火花を散らして周囲をうねり跳ね回る刃。

563とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 22:48:59 ID:vF6eSG86
>>562
「……そんなんアリかよ…この野郎……」
よろけながらも甲冑とベルから距離を取ろうと一歩一歩後ろに下がっていく。
殺そうと思えばいつでも殺せるだろう。

(そんで、出来ればベルから離れてこっち来いよ……ベルが狸寝入りしてくれりゃあなぁ…)

564とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 22:52:45 ID:TM3DMKis
>>563
願い空しく、振われた蛇腹剣の一撃が蛇が相手に迫るようにしてビートへと向かう。
軽装のビートでは受ける事は不可能だろう…

『…終わりだ』

初めて黒甲冑が言葉を紡いだ。
それは随分と憔悴しきった声にも聞こえたが…

「いや、終わらんね」
『!?』

ゴゥッ、と言う爆音と共に黒甲冑を中心に火柱が上がる。
蛇腹剣はあらぬ方向へその刃をくねらせた。

565とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 23:00:00 ID:vF6eSG86
>>564
(……最後のことばはなんにするか…ただの叫びじゃあっけねぇ……)
死ぬ一歩手前、下がろうとして尻餅をつき、くだらないことを考えながら、ゆっくりに見える蛇腹剣の軌道を見て……

「……?………なんだ?」
それが何かに阻まれたのをみて呆然としている

566とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 23:05:35 ID:TM3DMKis
>>565
「此処は私塾のテリトリーだ、それを知らない君ではないよね」
『グゥ…』
「だが君はそれを考慮していない…察するに君は君ではないようだなナハトリッタァ」
『ウォオオオオオオオオオオオオオオ!』

宙目掛け黒甲冑が蛇腹剣を放つ。
その先にはフード付きオーバーコートを纏い手に短剣を持つ銀髪の壮年。
蛇腹剣と奇怪な色合いの短剣がかち合い火花を散らす。

「少しの痛みで大げさな…」

567とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 23:14:49 ID:vF6eSG86
>>566
「私塾……ああ、ベルが言ってたやつか………」
尻餅をつきながらポツリと言う

「………俺とは別次元の戦いだな…ホント……畜生…………」
激しい戦いぶりを見て、助かったことへの嬉しさ、色々修行もしたはずなのにこのザマという理不尽
そして、何もできていない自分に対しての怒りがごちゃ混ぜになって涙が出てくる

568とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 23:21:34 ID:TM3DMKis
>>567
「…去るがいい、互いにやりあえばタダでは済まないだろう」
『……』

黒甲冑が退いた。
壮年の言葉にハッタリは無かった。

「ふぅ…現状把握は彼に似ているようで助かったな」

ふわり、と地へと降りてきた。

壮年「やれやれ、ベル、やはりサボりはよくないね。
    一日のサボりを取り戻すには…」
魔女「二日を費やすんでしょ、わかってるって!!」

ガバ、と魔女が起きた。
狸寝入りはしていたらしい。

569とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 23:30:18 ID:vF6eSG86
>>568
「……終わったか………はぁ…」
そう言って目を擦り、あふれた涙をごまかすとゆっくりと立ち上がる。

「てんめっ!ベルッ!ピンピンしてるじゃねーか!
こっちは死ぬ思いしたってのに!………つぅ!」
本当に狸寝入りしていたベルに対して怒鳴ると左肩の刺し傷が痛み、歪んだ表情で抑える。

570とある世界の冒険者:2013/01/03(木) 23:36:15 ID:TM3DMKis
>>569
ベル「仕方ないでしょうが…私も私で無い頭捻って状況の打破を考えてたんだからさあ」

気まずそうに頭をかく。

壮年「先ずは双方傷の手当てだね、直ぐそこが私塾だ、行こうか」
ベル「ビート、傷は浅いわよ。殺す気で投げられた訳じゃないでしょ、絶対」
壮年「殺気無き一撃を見舞い、相手を行動不能にした上で仕留めるのが彼のヤリ口だしね」
ベル「だからやりにくいのよ、戦いの場で殺気がないとか如何言う料簡よ…」

こうして私塾へと辿り着く…課題は色々と出来てしまったようだが。

571とある世界の冒険者:2013/01/04(金) 00:18:26 ID:ATqXQ/Xg
>>570
「……せめて逃げるとか何とかしろよ…
気が気じゃないぜ!」
そう言ってため息をつく

「殺す気なら頭か心臓狙ってるからなぁ……あたた………」
左肩を抑えながら歩いて付いて行く

572とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 21:57:03 ID:iFI3ojk6
-森の奥の魔女の家-

色々あったけどビート君だけボロボロです。

ヒロ「ただいまっ!」
セリュー「ただ今戻りました」
エクゥス「よかった…おかえりなさい」

姫さんがお出迎えしてくれた後、
ビートは不可思議な染みる薬品しこたま塗られて手の甲を治療されました。

573とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:02:39 ID:/hZ13itU
>>572
「狂犬病とか、そんな感染症にならないかねコレ。
相手が虎だから狂虎病か。いてて。」
くだらない冗談を言いながら染みる薬を塗られて顔を顰めています。

574とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:04:57 ID:iFI3ojk6
>>573
エクゥス「…正直なところ、強力な侵負に触れて如何にかならないという保証はできません」

薬を優しい手つきで丹念に塗りながら心配そうな姫魔女。
真面目ゆえに冗談も冗談にならない…

575とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:13:49 ID:/hZ13itU
>>574
「……マジで?
俺どうなっちゃうのさ………。」
綺麗な指だなぁとかやましいことを考えながら薬を塗られていると、
なんかシャレにならないことを言われて冷や汗が吹き出てくる。

576とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:18:35 ID:iFI3ojk6
>>575
「ああ、いえ、その、そういった可能性もあるという話ですから。
 なにぶん症例が皆無というか、そもそも侵負の生態が分からないので…」

フォローを入れようと本人は頑張っているが、出てくるのは不安材料ばかり。

「ええと…が、頑張りましょう」

577とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:24:17 ID:/hZ13itU
>>576
「ははは……精々、侵負に負けないよう、頑張らせてもらいますかね………」
なんか不安を煽ってくるような言い方で説明してくる魔女に半ば燃え尽きたようになっている。

578とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:25:35 ID:iFI3ojk6
>>577
「うぁ…え、ええと、それにしても如何したんですか?
 確か私塾の方に入られたという話だったと思いますが」

少なくとも一週間は帰ってこないかと、と呟く。

579とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:32:13 ID:/hZ13itU
>>578
「いやぁ、私塾の名物らしい合宿に参加したはいいけど、事情があって中止になっちまってなぁ……
そんで、少し空きが出てきたから渡り手同士、しっかりと話しをしたいなぁって思って。」
さすがにベルと喧嘩しただなんて言えず、そこら辺を話さないようにして概要を説明する。

「……つーわけで、少し、話せるか?」
ヒロの方を見て、そう訪ねてみる

580とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:35:35 ID:iFI3ojk6
>>579
ヒロ「Zzz…んぁ?」

涎垂らしてテーブルに突っ伏し寝ていたチビッ子。

エクゥス「お茶でも用意してきますね」

空気を読んで魔女達が場所を離れる。

581とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:40:52 ID:/hZ13itU
>>580
(…………子供だから仕方ないとはいえ、俺と同じように自覚無さそうだなぁ……)
内心、そんなことを思いつつ、エクゥスが場所を離れるのを待ってから、

「ちょっと、渡り手として聞きたいことがあってな。
……もうちょっと寝てたいか?」
と、切り出す。

582とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:45:36 ID:iFI3ojk6
>>581
「んぁ…なんだー?」

半分寝てるかもしれないが答えてくれるようで。

583とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:52:42 ID:/hZ13itU
>>582
「いや……その………なんだ………。」
渡り手同士、話しをすべきとは思っていたが、具体的に何を話すべきかと思い悩んで……

「…その剣、俺が預かるべきだって言った時怒ってたよな?
……そこまで怒るものとは思ってなくてな。怒った理由を聞きたいんだ。」
と足を蹴られたことを思い出し、そこを訪ねてみる。

584とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 22:54:08 ID:iFI3ojk6
>>583
「ん…渡り手のお仕事はなー、ジっちゃんとバっちゃんとのお約束なんだー」

半覚醒のまま言葉を発する。

585とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:00:23 ID:/hZ13itU
>>584
「じっちゃん?ばっちゃん?じっちゃんはともかく…ばっちゃんはあの婆さんか?
どんな約束をしたんだ?」
約束ってのに引っかかりを覚え、そこら辺を尋ねる。

(…もしかしたら、この女の子は思った以上に重いものを背負ってるかもしれないな…)

586とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:03:34 ID:iFI3ojk6
>>585
「違うよー、ワタシのジっちゃんとバッちゃん」

まず訂正されるのは其処。
正真正銘、ヒロの祖父と祖母の話であるらしい。

「せー剣をあるべき場所に、それがワタシ達の一族がしなきゃなんない大事なことだって」」

587とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:12:50 ID:/hZ13itU
>>586
「……聖剣を、その剣を任されてる一族ってことか………。
そりゃあ、ベルもぽっと出の俺じゃなくてお前を渡り手に推薦するわけだ。」
(………ん?って事は渡り手って受け継がれるのか。じゃあなんで俺は渡り手なんだ?)

588とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:15:32 ID:iFI3ojk6
>>587
「とーちゃんは駄目だった。かーちゃんは身体弱かった。
 だからワタシがしなきゃダメ」

589とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:23:00 ID:/hZ13itU
>>588
「………お父さんは渡り手じゃなかったと」
死んだ、という可能性もありえたが、そうではなく、今も見守っていると信じじてそう相槌を打つ。

590とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:29:12 ID:iFI3ojk6
>>589
「みーんな、いなくなっちった。だから頑張んないとなー」

591とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:33:12 ID:/hZ13itU
>>590
「………お前、そんなこと、そう軽々しく言うもんじゃ……」
あっさりとそんな、暗いことを言う少女に絶句しながらもそう言う

592とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:37:44 ID:iFI3ojk6
>>591
「Zzz…」

寝てる、ほぼ寝言か?

593とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:44:54 ID:/hZ13itU
>>592
「…………んたく…。」
ボロボロのコートを脱いで、少女の体に被せて布団代わりにさせると、そのまま外に出ようとする。
ベル達のところに向かうのではなく、雑多に置かれている剣を一本手に入れるために。

594とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:47:33 ID:iFI3ojk6
>>593
雑多に置かれた剣達。
が、どれも手入れが良くできている。

595とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:51:13 ID:/hZ13itU
>>594
「……さむっ。」
その中から適当に一本手に取ると黙々と素振りを始める。

あまり慣れた手つきではないが、あの聖剣を初めて手にした時に知識を打ち込まれたのもあるだろう。
そこそこ形にはなっている。

596とある世界の冒険者:2013/02/12(火) 23:57:53 ID:iFI3ojk6
>>595
さてさて、これからどうなる。次回へ続く

597とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 21:32:19 ID:giZntoaM
【日付は2月14日。
まだ日が射しこむ森の中に建つ私塾、その一室を目指して廊下を歩く黒髪金目の少女がいる。

目的のドアの前に着くと、控えめにノックをした】

598とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 21:35:39 ID:zADrb6d2
>>597
「開いているよ」

いつも通りの声がドア越しに聞こえる。

599とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 21:43:27 ID:giZntoaM
>>598
「お邪魔します」
【丁寧に一声かけて、教室の扉をあける】

「こんにちは、ドゥクス。
今日の授業は?」

【GパンGジャンという色気のない格好に、『紙』と呼ばれるマフラーもどきを首に巻いたラーナイが入ってきた】

600とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 21:52:59 ID:zADrb6d2
>>599
教室では
フード付きオーバーコートを纏い腰に短剣を吊るす銀髪の壮年が
相も変わらず椅子に座っていた。

「御覧のとおりの閑古鳥さ。まあ、こちらの理由もあるのだけれど」

601とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:02:54 ID:giZntoaM
>>600
「私ならいつでも授業をうけたいがな」
【首の後ろを掻きながら教室を見回す】

「……理由って?」

【引っかかった単語に首を傾げながら、ドゥクスを振り返る】

602とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:09:15 ID:zADrb6d2
>>601
「プラーナ科と銘打っておきながら、どうやら私もまだまだのようでね」

ばつが悪そうに壮年は続ける。

「如何やらもう一段階上があるらしい。
 それが何なのか見当もつかないのだけれど」

603とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:22:31 ID:giZntoaM
>>602
「もう一段階?
……もっとたくさんかりるのか?」
【首を傾げた】

604とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:25:20 ID:zADrb6d2
>>603
「いや…どうやら借り方と使い方にもう一段階踏み込んだカタチがあるらしい」

605とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:29:53 ID:giZntoaM
>>604
「借り方?」
【ますますわからない、といった感じで首を傾げた】

「……つまり、ドゥクスはその第二段階を研究中なのか」

606とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:30:45 ID:zADrb6d2
>>605
「そういうことだね…
 流石に独学では無理なところがありそうだから、
 一度遠出する必要があるかもしれないな」

607とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:35:05 ID:giZntoaM
>>606
「ならば私も行く。
ドゥクスは戦えない体なんだろう?
そんな状態で遠出なんて危険だ」

【初めて出逢った時と全く変わらない真っ直ぐさでドゥクスを見上げて言い切った】

608とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:37:38 ID:zADrb6d2
>>607
「あ…いや、最近はそうでもなくなったよ。
 前ほど自力でチカラが使えなくなったというだけで」

一瞬言いよどむ壮年。

609とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:43:07 ID:giZntoaM
>>608
「…………」
【その言葉を信じたい期待と心配を織り交ぜたしせんで、ドゥクスの目をじっと見つめる。
その視線は、真実を見抜こうとしているようだ】

「……私は、ドゥクスまでいなくなるのは嫌だ」

【目を逸らさず、きっぱりいう。
それは、宣言のようだった】

610とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:46:17 ID:zADrb6d2
>>609
「いやちょっと待ってくれラーナイ
 …一体何をそんなに思いつめているんだい?」

実際のところ、壮年は昔のようにチカラは使えない。
ただ昔以上のチカラを振るう事は出来るのだ。
あまり振いたくない類のチカラ故に出し渋るが…

「居なくならないよ、大丈夫」

611とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:58:10 ID:giZntoaM
>>610
「……思い詰めてなんかいないよ。
迷惑だったらすまない」

【重圧になったかと思い、素直に謝る。
もう覚えていない誰かへの罪悪感に、同じ魔族の血を引く人の寿命宣言と、色々を押し込めて小さく笑みをうかべた】

「わかった、ドゥクスを信じる」

【素直ないい子は、大人しく引き下がった!】

612とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 22:59:56 ID:zADrb6d2
>>611
「まあ生徒に心配させるようじゃあ私もまだまだなんだなあ…と実感させられるね」

苦笑する壮年。

「で、用事があったんじゃあないのかい?」

613とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 23:15:20 ID:giZntoaM
>>612
「もちろんドゥクスのことは信じている。実力も言葉も。
でも、心配するのに生徒も教師も関係ないさ」

【そう言い切ったところで、受けた指摘にハッと気がついた】

「ああ、そうだった。忘れるところだった」
【本来の目的を思い出し、ポケットを漁りペンケースサイズの箱を取り出した】


「はい、バレンタイン」

614とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 23:20:47 ID:zADrb6d2
>>613
「……、…ああ、そういえばそんな行事があったなあ」

完全にド忘れしていた壮年。
箱を受け取った後、暫くそれを見て呟く。

615とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 23:45:34 ID:giZntoaM
>>614
「ああ、私も昨日店主から言われるまで気付かなかった」

【苦情しながら肩をすくめる。
似た者師弟め】

「ちなみに、ただのチョコレートだ。
非常食にもなる」

【箱から推測するに、中高生の小遣いでもかえるくらいのものらしい】

616とある世界の冒険者:2013/02/24(日) 23:54:17 ID:zADrb6d2
>>615
「どうもありがとう、態々すまないね」

箱を見つめ言う。

「非常食なあ…まあ、そんな事態にならないよう気をつけないといけないな」

617とある世界の冒険者:2013/02/25(月) 00:01:11 ID:Vu1vrCkw
>>616
「どういたしまして」
【笑みを浮かべながら返事をする】

「確かに、非常の時はこない方がいいな。
……そうだ。さっき言っていた遠出は、いつ頃発つんだ?」

618とある世界の冒険者:2013/02/25(月) 00:02:59 ID:L76f41Dw
>>617
「さてなあ…少し調べ物をしてからになるだろうから」
「まあ行き先が決まったら知らせるよ」

@そろそろ寝るん!

619とある世界の冒険者:2013/02/25(月) 00:08:48 ID:Vu1vrCkw
>>618
「わかった。
それじゃ、また」


【軽く挨拶をすると、小さく会釈をしてから教室をでていったそうなFO】

//ぐっない!乙でした

620とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 22:28:27 ID:cZOsRZD.
【夜の王都】

「…………なんでまた寒くなるのよ!」
【マフラーを4、5本巻いたドリルヘアーの目つきわるーい少女が、ぶつぶつ言いながら歩いている】

『早く夜も暖かくなるといいねぇ』

【少女の足元には、ピンク色のプニプニがいる】

621とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 22:34:22 ID:bbzXRc5.
>>620
よぅ、プラージュ、ニンフェ 奇遇だな
【分厚い服に身を包んだ大王が現れた】

622とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 22:43:03 ID:cZOsRZD.
>>621
「……今はそのモコモコがうらやましいわ」

【ジト目で挨拶代わりに毒つくニンフェ。
冬コートにジャケットそしてセーター重ね着と、彼女にしてはやや薄着だ】

『デデンさん、やっほー』

【明るくぴょんぴょん跳ねながら挨拶するぷにプラージュ】

623とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 22:54:33 ID:bbzXRc5.
>>622
これは修行用の
重りが入った服だぜ
それでも羨ましいか?

DDDだDDD
んはいらねぇ
【一応訂正する大王】

624とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 22:59:41 ID:cZOsRZD.
>>623
「……冷たいならいらないわ。
ってか、毎日そんなの着てるワケ?よく肩が凝らないわね」
【呆れ顔でまじまじとDDDを……もとい、DDDの服を見つめるプラージュ】

『えへへー、ごめんね……えっと』
【さん付け不要と言われたことで、少し考えたあと、】

『DDDちゃん?』
【ちゃん付けで呼んだ!】

625とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 23:05:27 ID:bbzXRc5.
>>624
保温性は抜群だぜ
【暖かいらしい】
肩は、ま、鍛えてるからな
【無茶苦茶である】

ちゃんは止めろ
頼むから
【たじたじ大王】

626とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 23:12:54 ID:cZOsRZD.
>>625
「切るとき冷たいのは却下。
そんなのが入ってたら、湯たんぽ魔法で温められないじゃない。
ところでアンタ、こんな遅くまで何してたのよ」
【変な理由でお断りしつつ、自分たちを棚上げした質問を投げる】

『ええー!
じゃぁ、じゃぁ……DDDっち』
【ぷにニンフェが唸りながら出した代案は、これまたかわいいものだった】

627とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 23:24:36 ID:bbzXRc5.
修行だ 修行
【修行で遅くなったらしい】
頼むからDDDって呼び捨てにしてくれ

628とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 23:30:40 ID:cZOsRZD.
>>627
「……まさか、飲まず食わずで今までやってたワケ?」
【呆れのため息を隠そうともせずついた】

『あっ、そっか!
呼び捨てにすればいいんだ!
DDD、あったまいい〜』

【名案とばかりにぴょんと跳ねるピンク色ぷに。
人間の姿なら、手を打ち鳴らしたというところか】

629とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 23:36:59 ID:bbzXRc5.
>>628
あぁ、そうだが?
【それがどうしたと言わんばかりに首を傾げる】
よしよし
【ホッと一息】

630とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 23:43:25 ID:cZOsRZD.
>>629
「人間の本能忘れて修行なんて、本末転倒もいいところじゃない。
しかも、こんな寒い日に」
【ジト目でDDDをみあげている】

『DDD、お腹すいてるの?』
【不思議そうな顔で見上げながら、ぷにぷにもきいてきた】

631とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 23:50:53 ID:bbzXRc5.
>>630
確かに
それもそうだな
んじゃ
帰って休むとするぜ
腹は大丈夫だ
【手を振り去っていった】

632とある世界の冒険者:2013/03/30(土) 23:55:29 ID:cZOsRZD.
>>631
「修行のしすぎで風邪引いたらただのバカよー!」
【去っていく後ろ姿に声を投げつつ見送った】

『お腹空いていたなら、クッキーあげればよかったねぇ』
【(´・ω・`)顔で見送りながら、ぷにぷにが呟いていたそうな。FO】

633とある世界の冒険者:2013/03/31(日) 22:24:47 ID:OkMJUS/o
<王都近くの草原>

「…………完璧だと思うんだが。」

【青いフード付きのコートを着た金髪の少年が草原にたたずむ。
左腕には全体を覆うようにして装具の様なものが付けられている。】

「……何が気にいらねぇっていうんだ、あのじいさん。」

【自身の左手を見つめながら、答えを求めるように。
ビィバードの周辺からは、大量の魔力を感じとることができる。】

634とある世界の冒険者:2013/03/31(日) 22:28:21 ID:Tl04GmjI
古びた黒ローブを外套の様に羽織るオッサン、草原をぶらり。

「てか何か妙に魔力が濃いな…なんだあ?」

635とある世界の冒険者:2013/03/31(日) 22:31:28 ID:rcss0GO6
「だいぶ暖かくなってきたなぁ……でもまだ気温は低いかな…?」

薄青い髪の少女が草原を散歩している。

636とある世界の冒険者:2013/03/31(日) 22:36:39 ID:OkMJUS/o

「……ちっ。」

【その乱入者に魔力が揺らぎ、そちらのほうへと振り返った。
そして、その二つの姿を確認するとあからさまに悪態をつく。】

「…………注意はされているんだがな……。」

【2人を見ながら左手をぐっと握りこむ。
魔力が燃え盛る炎の様に揺らぎ、溢れていく。】

637とある世界の冒険者:2013/03/31(日) 22:38:07 ID:Tl04GmjI
>>636
「ん?嫌な感じだな」

頭を掻き掻き歩き続けるオッサン。

「何か居るし…誰だお前ら?」


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