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第三汎用スレッド

1「鍵を持つ者」:2012/09/29(土) 00:27:21 ID:???
第三の眼なんて無かった

2004とある世界の冒険者:2014/06/29(日) 23:30:49 ID:WKbrbHS2
>>2002
「なーる…とりあえず魔法は温存しちゃって。
 まだ必要かもしんないし……んー、とりあえずコッチ側に行こうか?」

何かを確認するように左目に手をやり、ある方向を指さす。
森の状況に左右されるのだが、
上空から戦場の様子が全く確認できないのであれば半々。
出来るような茂り方であればまず間違いなく。
狩人娘の指し示す方向に差し迫った危険は訪れない。

2005とある世界の冒険者:2014/06/29(日) 23:40:42 ID:wBc1MFNo
>>2003

火炎瓶は集団に少なくない動揺と混乱を与えることに成功する。
しかし、この状況では聊か不十分だろう。その一打でゴブリンの右翼部隊が大きく勢いを削がれるということはない。

(やっぱり、何かがいる――?)

右手中央部分に、自分のものではない火があがったのを見て、パメラは第三者の存在を確信する。

>>2004

「こっち(殿)が逃げたらこの後ろが危険、そういうわけにもいかないでしょう」

先頭集団を安全に逃がすための殿だ。
ここで時間を稼ぎ、勢いを削ぐ必要がある。
あるいは、目くらましでもはったりでもいいから、一時的にゴブリンらの動きを封じて、一目散に逃げることができればいいが。

「自分たちだけ助かっても、目覚めが悪いわ」

森の木々に火が移り始めた。
大規模な森林火災が起こることは避けられそうにないが――。
逃げるという一点においては、利用できそうでもあった。

2006とある世界の冒険者:2014/06/29(日) 23:44:56 ID:XUYp1KEY
>>2005

「――悔恨灯し、憎悪燃やし、呪念抱き、悪意孕め」
「――憤怒喰い、殺意焦がし、敵意刻み、呪詛燃せ」
「"死面:殺界"――接続、切り裂き魔」

小さい呟き――恐らく聞こえるか聞こえない程度の詩が聞こえて来た後に、
右側の中心部で妖気――瘴気に近いものがどっ、と溢れ。

先ずは、周囲のゴブリンを手元に権限させた大鎌で一閃。
完全な奇襲。――大半はこれで上身と下身が別れを告げるか。

2007とある世界の冒険者:2014/06/29(日) 23:47:34 ID:WKbrbHS2
>>2005
「いやいや、殿なんだから騒いで引きつけるよ?
 でも挟み撃ちになったら私達だけ逃げられなくなるじゃないさ。
 それに私は未だ諦めてないんだなあ、この討伐戦」

にっひっひ、と狩人娘は笑った。

「大規模な森林火災はノーサンキューだなぁ。
 私の狩場ではないけど良い所そうだし荒らすのはねえ?
 後生だよ、だまされたと思ってさあ」

2008とある世界の冒険者:2014/06/29(日) 23:54:58 ID:wBc1MFNo
>>2006

「――!?」

突然、右翼方向のゴブリンが半壊する。
統率するゴブリン・リーダーも巻き込まれ死亡したらしく、目に見えてゴブリンらがまとまりを欠き始める。
それに連鎖するように、左翼方向の攻撃も一部鈍化し始める。

「何事……?」

>>2007

「仕方ないわね……責任はあんたが被りなさいよね!」

「みんな、こっちに逸れるわよ!」

共に応戦する殿の冒険者らに声をかけ、彼らを引き連れて道を逸れることにする。
先頭は当然言い出しっぺの狩人娘ということになるだろう。

「騒ぐって……どう」
『こうすればいいんだろ!』

騒いでひきつける、ということで同行する冒険者らは武器を打ち鳴らし始める。

2009とある世界の冒険者:2014/06/29(日) 23:59:18 ID:WKbrbHS2
>>2006>>2008
「やる気のある吾人もいるようで何よりだねー」

あっはっは、と騒ぐ連中引き連れて狩人娘が歩き出す。
騒ぎを聞いてゴブリン共も幾らかはやってくるだろう。
そいつらがやって来た時が狩人娘の作戦その壱の決行の時となる。
まあ、それまでちょくちょく弓など撃って必死に逃げるふりだ。

2010とある世界の冒険者:2014/06/29(日) 23:59:19 ID:XUYp1KEY
>>2008

「……"我が手は影を追う"。」

小声で何者かが詩の続きを呟いて、返す刃で大鎌を振るう。
今度の機動は、縦。ゴブリン達の頭上から縦一閃に放り投げられた大鎌は、

左翼方向へと真っ直ぐ飛来し、廻転しながらゴブリン達を蹂躙し、切り裂く。
姿も見えぬ、獲物を手放した筈の何者かは全く同じ鎌をもう一本取り出して、なんでもないかのように、近場のゴブリンの群れへと、

先程と同じ様な、横一線。

2011とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:06:28 ID:ww877Vx.
>>2009

目論み通り、後からゴブリン部隊がやってきた。
先ほどから起きている謎の混乱によって、想定より数は少なく、弓持ちもいないようだ。

「で、作戦って……?」

逃げながら、肝心のそこを尋ねる。

>>2010

左翼方向のゴブリン集団も一部が切り取られる形で減っていく。
こちらの統率の担当はゴブリン・シャーマンとも呼ばれる、多少なりとも頭の回るゴブリンだ。
部隊のいらぬ減少を防ぐため、防御術式を組み上げ、号令をあげて出来うる限り退却を開始する。
右翼集団の残党を吸収しつつ、巣穴へと戻るのだ。
統率可能範囲から漏れたゴブリンに関しては、右往左往とさまようか、狩人のしかけた誘導に巻き込まれる形となる。

2012とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:10:53 ID:XIqD8BIA
>>2011

「(さて)」

何者かの影――は、撤退していく冒険者と、
その中の一人知っている少女の方を見て、少し考える。そして。

「……頭は潰しておいてあげようか。」

地面を踏み蹴って跳躍、群れの中から飛び抜け出て、
右手に持った大鎌を分かり易く、上段に構える。

「"偽盾"」
そのまま重力に従う――事はせず、空宙で魔力の【盾】を創りだし足場に、
それを蹴り、左翼へと飛翔し、今度こそそこで重力に従って

「――」
ゴブリンシャーマンの首と、序にその周囲の雑魚も、同じように横一閃。
――やっている事はひどく、単純だ。

2013とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:17:13 ID:kMJzt.9w
>>2011
「ああうん、もっと多いとインパクトあったと思うんだけどなー」

立ち止まり集まったゴブリン共に向き直る。
右手をピストルの形にし

「BANG!!」

と、言った。

……一拍の空白時間。
この瞬間、魔力を視覚として捉える事が出来る駆け出し魔法使いレベル以上の存在なら気づくことがある。
ゴブリン部隊の中央に天から照射されているであろう魔力伝導率を上げるための魔法が。
察しのいいもの、危機感地に優れたもの、この魔法が意味する所を知るものなら、
その場から一目散に逃げ出すだろう。
逃げ出せばこの後に訪れる脅威にさらされる危険は少ないからだ。

狩人娘の台詞から一拍おいて、天から降り注ぐ範囲型の魔砲弾!
伝導率の強化によって速度威力共に通常の規格を超えるものとなっている!!

2014とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:29:01 ID:ww877Vx.
>>2012

あまりの一瞬の出来事に、対応する間もなく一団は壊滅。
残党は散り散りに潰走せざるを得なくなる。

「ギギ……」

――しかし、ゴブリンという種族は決して何物にも劣る、劣等種族ではない。
力も知能も、何もかも確かに人間や他亜人類には劣るだろう。
彼らの武器は、恐ろしいまでの数だ。しかし、それの他にもう一点、恐ろしいものがある。
それは――往生際の悪さだ。執念とも言うだろう。

シャーマンから噴き出る血が突然沸騰を始める。
血は空中で凝固し、突然に魔法円を描く。
大地に飛び散った、自身と、同朋の血もまた同様に。

――死をトリガーにした、報復の大呪だ。
呪いについて強い耐性があれば、勢いを削ぐことはできる。しかし、これを殺すのはかなり難しい。
呪い。身を蝕む、真綿で首を絞めるような緩慢とした病。それを患う恐れがある。
病という形を取る以上、何らかの方法での治癒は可能ではあるが。

>>2013

「えっ、ちょ、あんたなにしてんの!?」

動揺する女。
それと同じぐらいには動揺するゴブリン達。彼らはリーダーを失い、いわば盲目的に追ってきたので、逃げる者はいなかった。
そのため、天から降り注ぐそれを、まともに受けることになる。

「この規模の集団に使う!?」

こうなってしまえば、一瞬で消えてしまうゴブリンらを傍観するほかになく。
付き従った冒険者らも、あっけにとられるしかない。

2015とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:38:17 ID:kMJzt.9w
>>2014
「いやー、そこそこ規模の大きい術だもの。
 一旦始めたらキャンセルするよりぶっ放した方がねえ」

うんうん、と頷き威力には満足したようで。

「でもなんか見せつける相手が軒並み行動不能っぽい?
 まあいいや、そいじゃ追撃戦に移ろうかな〜
 へっへっへ、私の眼は地上と空にあるんだかんね、
 集団で逃げるとそのまま住処まで案内することになっちゃうんだぜっ!」

上空になんかいるらしい。
まあ空から魔法が降ってきたのだから何かいるのは当然なのだが…

2016とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:41:04 ID:XIqD8BIA
>>2014

「……莫迦だね。」

湧き出る血を見ても、表情を――といっても仮面なので、声色、と言うべきか。
それを変える事はなく、只平静、と言った様子で血まみれになった大鎌を放り捨てて。

「”のろい”で、獣が人に勝てる訳も無いのに。」
何をするでもなく、死面――仮面を外して、コートから煙草を取り出す。
何をする必要も無い、何故ならば。

”既に呪われているモノは、より強い呪でなければ上書きできないのだから。
だから、その呪がこの男に届く事は無い。 ――ゴブリンの数が、何処かの国民総勢より多いのであれば別だろうが。

2017とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:44:50 ID:ww877Vx.
>>2015-2016

「これだけ時間を稼げば先頭は撤退を終えた頃あいよ」

「攻撃をしかけるにしても、一度合流しないと、私達生死不明の行方不明よ?」

攻撃を仕掛けるにも、この殿を務めていた部隊では少数だ。
負傷者も出ている。攻撃は無茶だ、という意見が大半だ。

「一度報告を入れないと。それに、敵が原因不明の混乱を生じているのも不気味よ」

考え直すように女が説得にかかろうとしているところ――。

――森に移った火を消し止めるように、雨が降り始めた。
最初は穏やかに、やがて、視界が煙る程の豪雨に!

「……無理よこれ。戻らないと」

雨がひどいため、上空視も、視界拡張も困難なものとなる。

2018とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:46:35 ID:XIqD8BIA
>>2017

「(……さて)」
「(当面これで、生命の危険はなさそうかな)」

大雨と、周囲の状況とを見て。
誰に気づかれる前にもはやく、とん、とまた地を蹴って……

どこかに姿を消してしまったようだ。

2019とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:50:34 ID:kMJzt.9w
>>2017
「ありゃりゃ、確かにこれじゃキッツいね」

左目の煌めきが消える。

「せめて巣穴の正確な位置は知りたかったんだけど
 …うん、あんまり無理はよくない。慢心駄目絶対」

それと同時に幾分か雰囲気が落ち着く。

2020とある世界の冒険者:2014/06/30(月) 00:54:14 ID:ww877Vx.
>>2018-2019

「そんなわけで、慌てずに引きましょう」

「潜伏しているのには、気を付けて」

左手で握る杖のランプを灯す。
荒天でも火を消さずに済むもので、とりあえず明かりはとれた。
落ち着いて、慌てずに進めば戻れるだろう。

「――はい。じゃあ歩く」

ずぶ濡れになりながら一同は撤退を完了させる事に成功。
一同の姿を見た冒険者たちは、武器を鳴らして帰還を祝ったという。

――翌日、冒険者たちは再編成を完了し、巣穴への攻撃を解することになる。
かなりの部隊が損耗したゴブリン達は壊滅し、この地方の秩序が守られることになった。

2021とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 21:45:09 ID:EWvUB/Y2
<王都のどっかスターキャッツカフェ内>

【明かりはぶら下がるランタンのみ。木製の薄暗くレトロな雰囲気を醸し出す店内。】
【カウンターに立つは黒布を巻いた二足歩行で尾にリボンをつけた小さな渋めの黒ネコ。

店内の隅にはネコ耳をつけた2m弱の大男の人形があるが気にしてはいけない。
そしてカウンターの目立つ箇所に"酒場のマスター"とサインされたカードが飾られている。】

2022とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 21:54:07 ID:mHVbAoLA

「うにゃー!」

しゅるしゅるといつものように梁から落下してくるミニ妖精。
カウンターに叩きつけられる寸前で羽ばたき、浮遊する。
今日はコスプレをしていないようであった。

「あー。ついに夏が到来したにゃねー」

そろそろサマーフェアか、などとしみじみと頷き。

2023とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 22:00:38 ID:EWvUB/Y2

「コスプレの代わりに、飛行テクで魅せるにゃか……グッドにゃ。」

【サムズアップ……のはずだがその手はどうしようもなく肉球である。
なので、それっぽく見えるだけで、その実、サムズアップではない。】

「弾けるような、もとい張り裂けるような夏!
あれにゃね、いつも以上にクールなメニューとか面白そうにゃ。」

2024とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 22:06:34 ID:mHVbAoLA
>>2023

「食べたら強烈に冷え冷え〜ってメニューってわけだにゃ」

「ミント攻勢でもしかけるかにゃ」

確かに爽やかな素材だ。
夏らしくもあるだろう。とはいえ、それをどうするかが問題なのだが。

「あとやっぱりかき氷でも出すかにゃー」

喫茶店というより茶屋っぽくなるが。

2025とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 22:19:25 ID:EWvUB/Y2

「ということは……ミントのカキ氷?!
にゃー、正直、地獄絵図しか思い浮かばんにゃー。」

【なんとも短絡的な発想である。
以前、ブラックハーブティーなんていう悪魔の飲み物を開発している感覚は残っているようだ。】

「でもまぁ、ネオベイの方向性を取り入れるのは面白いかもしれないにゃ。」

2026とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 22:21:45 ID:mHVbAoLA
>>2025

「適当なシロップを青く色つけてぶっかけて、んで、その上にミント乗せればだいぶ爽やかじゃねーかにゃ」

その場合あくまでミントは添え物である。
それに気づき、いやいやと首を振る。

「ミントシロップを作ってみるとかどーだろにゃ」

甘く、それでいてすっきり冷涼感があるものを、だという。

2027とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 22:30:18 ID:EWvUB/Y2

「にゃるほど……けど、ミントシロップって何に書けたらいいんにゃろうか?
シロップって言うと、やっぱホットケーキとか思い浮かぶにゃが……違う気がするにゃ。

さっき言ったみたいにカキ氷にかけるのも、大変なことになる気がするし……。」

【その爽やかな味わいにあう料理とか品物が思いつかないようである。
腕を組んで、考えているような素振りを見せる。】

2028とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 22:34:37 ID:mHVbAoLA
>>2027

「んまぁ、甘さ控えたミルクアイスあたりにでもにゃー」

冷たいアイスがさらにひんやり食感に。
そんなポップでもつけて売り出せばいけるかも、と。

「あとは逆転の発想で激辛でもやってみっかにゃ」

スパイスの入手がネックだが。

2029とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 22:37:36 ID:EWvUB/Y2

「おお、にゃるほど。アイスがあったにゃ。
そういえば、たまーに添えられていることもあるモンにゃ。」

【ふんふん、と首を縦に振って、納得している。】

「激辛……それもいいかもにゃ。
その手のことに詳しい知り合いも吾輩には居るし。」

【よく分からないが、激辛に関してある程度、造詣が深い友人が居るらしい。
もしかすれば、アンリも見たことがあるかもしれない。

…………黒い法衣を着た大男の姿を。】

2030とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 22:48:54 ID:mHVbAoLA
>>2029

「辛さも極端になれば涼しくなるってゆーしにゃ」

「えーっと、カレー好きにゃんだっけ?」

どうやら、何となく覚えているようだ。
……記憶は曖昧なようだが。

「激辛フードとミントスイーツ、ミントティーといった感じでいくかにゃ」

そこそこ夏らしくていいだろう、と頷く。

2031とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:01:28 ID:EWvUB/Y2

「そうそう。チョコと偽ってカレールーをくれるデビル神父にゃ。」

【いつぞやの……といってもアンリが店員になる前の話だが
バレンタインにいつもお世話になっているから、という理由でそんなことをしたようだ。】

「激辛のものについては彼奴を頼るしかあるまい。
悪魔の様な辛さを作れるんにゃから、程ほどのもできるにゃろうて。」

【というわけで激辛のものについてはお願いするらしい。】

「にゃにゃ、それらを一品ずつ売るのはもちろんにゃけど、
全部ひっくるめてサマーセットみたいにしてもいいかもにゃ。」

【セットメニューと言うのはある意味では基本だ。
もちろん、一品ずつ頼むより少しお得にするのである。】

2032とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:03:03 ID:EWvUB/Y2

「そうそう。チョコと偽ってカレールーをくれるデビル神父にゃ。」

【いつぞやの……といってもアンリが店員になる前の話だが
バレンタインにいつもお世話になっているから、という理由でそんなことをしたようだ。】

「激辛のものについては彼奴を頼るしかあるまい。
悪魔の様な辛さを作れるんにゃから、程ほどのもできるにゃろうて。」

【というわけで激辛のものについてはお願いするらしい。】

「にゃにゃ、それらを一品ずつ売るのはもちろんにゃけど、
全部ひっくるめてサマーセットみたいにしてもいいかもにゃ。」

【セットメニューと言うのはある意味では基本だ。
もちろん、一品ずつ頼むより少しお得にするのである。】

2033とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:07:10 ID:mHVbAoLA
>>2032

「んまぁレシピさえわかればにゃんとかにゃりそーだしにゃ」

「にしても激辛カレーかにゃ……んーむ。これは雑誌受けしそうだにゃ」

そんなに辛ければ、適当な実績を作って再び紙面を騒がせるのも面白い。
そんなことを企み始めたようだった。

「んむ。セットは基本だにゃ」

学生にも受けることだろう、と。

2034とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:16:12 ID:EWvUB/Y2

「うむ。今、店にあるカレーとはまた違ったタイプにしないといけないだろうにゃ。」

【既に存在しているカレーと差別化を計らなければならない、と。
もちろん、それが辛さである。あとは季節の野菜を添えるとかすればいいぐらいか。】

「あと、カレー抜きのセットも作っておかないとアレにゃね。
辛いのが苦手な人は結構、いるからにゃ。」

2035とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:19:24 ID:mHVbAoLA
>>2034

「とことん爽やかに、激辛! 夏野菜カレー! とか人気出そうだにゃ」

夏は野菜が美味しい季節だから、と涎を拭う仕草。

「そうだにゃ。辛くないフードも用意するべきだにゃ」

「……んー。そっちは冷製トマトスパとか、夏っぽくて良さそうだにゃ。エビもいれっかにゃ」

と、そんな魅力的な新メニューの話をしていると、アンリのお腹が小さくなった。
どうやら、話している内に空腹になったらしい。

「……にゃー」

2036とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:28:44 ID:EWvUB/Y2

「にゃっにゃっ。
結構な時間にゃし、中々にお腹の虫を刺激する話にゃったね。

……んー、何か食うかにゃ?」

【一応、ここは店内で、まだ営業中である。

だが、幸いにもお客はいないため、アンリのおなかを満たすくらいのものならば
ちゃっちゃと用意ができるであろう。】

2037とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:30:43 ID:mHVbAoLA
>>2036

「んじゃ、とりあえず余り物でなんか食いたいにゃー」

浮いた状況からへろへろと降下し、カウンターの上に着地。
力なくその場でつぶれる。

「具体的に何かは、まかせるにゃー」

2038とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:43:55 ID:EWvUB/Y2

「了解したにゃ、まどまーぜる!」

【大げさなことを言いつつも向かうのはおなじみの影だ。
チャオウスの足元から、びょーんと伸びて厨房のほうへと向かった。】

「確か今日は……にゃにゃ!
色々と余りものはあったはずにゃから、期待しておくといいにゃよ!」

【ピンと来たらしく、早速、作業に取り掛かる。
もちろん、取り掛かるのは影であるが。】

2039とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:51:43 ID:mHVbAoLA
>>2038

「んむ、くるしゅーにゃいぞ!」

びしり、とのりのりで応じる。

「ほほう。期待できるにゃ?」

一体何が出てくるのかと、わくわくした様子で再び浮き上がる。

2040とある世界の冒険者:2014/07/03(木) 23:59:52 ID:EWvUB/Y2

【結果として、それはかなり手早く出来上がった。
影が持ってきたのはトマトベースのスープで煮込まれたお米である。
具材は小さく刻まれたキャベツと挽肉だ。

あえて、料理名を付けるとすればキャベツと挽肉のトマトリゾット風といったところだ。
ちなみに、実際にメニューとして出しているロールキャベツを解体して米と一緒に煮ただけである。】

「うむ。ロールキャベツはそこそこ作り置きがあったからにゃ。
それを利用すれば、こんなメニューが出来上がったわけ。」

【無論、アンリ用の食器類にちゃんと分けてある。
そして、ちゃっかり自分の分も作ってあったりする。

……というよりはアンリのみの分を作るのは量的に難しいからであろう。】

2041とある世界の冒険者:2014/07/04(金) 00:07:05 ID:EW0fb8qs
>>2040

「にゃるほど。ロールキャベツかにゃ」

おいしそうだ、と今度こそ本当に涎を拳で拭う。
自分用の食器の前に座り、小さく一礼していざ実食。

「んー、なんか如何にもな賄料理って感じでグッドにゃね」

「こういう客に出さない特別な感じがいいんだにゃー」

うまいうまい、と嬉しそうに食べる。

2042とある世界の冒険者:2014/07/04(金) 00:13:28 ID:ndgvjJYA

「にゃー、確かにこういう特別な感じは良いにゃね。
それが客に見つかって、メニュー化するなんて例もあるしにゃ。……っと。」

【自分も食べようとしたが、その前に店の入り口のほうへと。
ドアを開けて、OPENの札をCLOSEDにして、再びドアを閉める。今日は閉店だ。】

「ま、今日のところはこれで閉店でいいにゃろうね。」

【そういいつつ、自身も席について、そのリゾット風を食べ始める。
味は我ながら、いい出来だったようで頷いている。】

2043とある世界の冒険者:2014/07/04(金) 00:20:51 ID:EW0fb8qs
>>2042

「ま、こんな時間に珈琲のみに来る奴はいにゃいだろうしにゃー」

すっかりくつろぎモードだし、働く気はもう起きない。
とりあえず目の前のリゾットに夢中だ。

「うし。明日からぼちぼちメニューの試作に向けて頑張るかにゃー」

「まあアンリは横から口出すぐらいしかできにゃーが」

包丁を持てばそれはグレートソード! 鍋は巨大な塹壕。
身体が小さいのはこまりものだ。

「んー……でもこれは本当に、賄いメニューって売り出すと売れそうだにゃー」

//ではこんなところでー

2044とある世界の冒険者:2014/07/04(金) 00:26:58 ID:ndgvjJYA

「にゃにゃ、話をするというのはありがたいけどにゃ。
別に料理の研究をするわけじゃにゃいんだし、独りでやるのは中々に寂しい。」

【それに自分とは違う視点を持つ相手と言うのは実に大事である。
まして、このような"新しいものの開発"という点ではかなり重要だ。

現に今までも助けられたことは数え切れないほどにある。】

「にゃから、ガシガシと突っ込みを入れてもらえるとあり難いわけにゃよ。」

【と、明日から始まるであろうメニュー開発について、アレコレと語ったとか、FO】

//了解、お疲れ様でした!

2045置きレスRP:2017/02/01(水) 14:06:24 ID:l2FElGnQ
-フルークガストカンパニー 王都支部店内-

ビー! ビー! ビー!

けたたましい警報音が店内カウンター奥、閉じられた扉の中から響いてくる。

ビー! ビー! ビー!

「コード110発生。コード110発生。
 緊急対策プロトコルを実行します。緊急対策プロトコルを実行します。
 シークエンス1、チェック……オールグリーン。
 シークエンス2、チェック………オールグリーン。
 シークエンス3、チェック………・・エラー、エラー、再確認実行。
 シークエンス3、チェック……………エラー、エラー、手動操作による認証を要します」

2046フレズ:2017/02/02(木) 22:16:18 ID:qYMJZd7c
-フルークガストカンパニー 王都支部店内-
扉から一人の装甲騎兵が店内に入っていった
プレートアーマーを身に纏いつつも兜に値する部分は装着しておらず、顔が解る
ショートヘアーよりやや長めで利発そうな女の子。身長もやや低めで体型はプレートアーマーなので良くわからない。
辺りを警戒しながら、店内を見渡し
「ちわー……郵便でーす……」
だが、見た目とは裏腹に何処となーくやる気が無いような声が拍子抜ける
肩にはくたびれた鞄が目につく

「うわ、何この警報……え?爆発するの?」
「てか、コード? シークエンス3からエラーが出てるんだけど……」
「取り敢えず、調べよ。配達目的の人がいればいいけど……」
寂しいのか先ほどからずっと独り言を呟きつつ、鳴り響く警報音に惑わされぬように警戒しつつ、剣を構えて店内を探索し始める

「扉の奥……すごく……怖いです」
閉じられた扉の奥から響いてくる。警戒してそちらに向かう

2047置きレスRP:2017/02/02(木) 22:34:59 ID:Jkn/9yqE
>>2046
ビー! ビー! ビー!

「シークエンス3、チェック………エラー、エラー、魔術回路に深刻な損傷がみとめられます。
 緊急対策プロトコル実行不可能の為、サブプロトコルを実行します。
 サブプロトコル始動、システムチェック開始………」

相変わらず閉じられた扉の向こうでけたたましい音が鳴り響いている。
目ぼしいものが随分前に無くなり閑散とした店内とは対照的に賑やかだ。
扉にはロックがかかっているらしく抉じ開け様とした形跡も認められるが失敗に終わっているようだった。

2048フレズ:2017/02/02(木) 22:49:51 ID:qYMJZd7c
>>2047
「ふむふむ……」
腕を組み、考え込む

――「シークエンス3、チェック………エラー、エラー、魔術回路に深刻な損傷がみとめられます。
――緊急対策プロトコル実行不可能の為、サブプロトコルを実行します。
――サブプロトコル始動、システムチェック開始………」

聞こえる警報音と何やら、回復装置が作動している。

目ぼしいものが随分前に無くなり閑散とした店内。そしてロックがかかっているらしく抉じ開け様とした形跡も認められるが失敗に終わっている扉

これ等が示す一つの答え。それは

「この中にお宝が!!」
きゅぴーんという効果音が鳴り響く場面かツッコミが入る場面であろうが、生憎このシリアス空間にそんなものは無い

「なわけないよねー」
はぁっとため息をつくフレズ。中堅冒険者だった名残だろうか、如何にもこういった場面に〝弱い〟のだ
ダンジョンならともかく、非常事態とはいえ、此処はお店なのだ監視とか警備ゴーレムが来たらいろいろと終わりなのだ

「でも本当にこれ、どうしたら良いのかな……」
開かない扉を前にうーんと考え
「よし、やっぱり壊そう! 非常事態だしイケるっしょ!」
脳筋的解決方法を試そうと剣を取り出して、扉を前に構える。
若干16歳の少女 フレズ。仕事の疲れから錯乱し今、犯罪に走ろうとしている!

2049置きレスRP:2017/02/02(木) 23:02:48 ID:Jkn/9yqE
>>2048
ビー! ビー! ビー!

「システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 緊急対策プロトコル実行不可能の為、サブプロトコルを実行します。
 サブプロトコル始動、システムチェック開始。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 緊急対策プロトコル実行不可能の為、サブプロトコルを―」

何やら準備が整ったらしく、同じ文言を繰り返すようになった扉の向こう。
突っ込みもいないのでフレズの行動を止めるものは少なくとも店側にはいない。

2050フレズ:2017/02/02(木) 23:26:20 ID:qYMJZd7c
>>2049
「あっ……」
同じ文言の繰り返しから、何かが整ったのを察知すし、動きが止まる
其れと同時に突入を諦める。
そもそも、この扉が自身の剣で壊れるかどうかすら分からない。
てか、壊れたら誰かが突入成功しているんじゃね?
そして、今持っている剣が壊れたら私あのお外の獣のおやつになるじゃん!等と冷静に考え始める

「よし」
ポンと手を叩いてから
「普通に入ろう。そして〝らふめいかー〟が何かを探るしかない! 」

ゆっくりと扉のノブに手を掛けて回し始める

2051置きレスRP:2017/02/02(木) 23:28:39 ID:Jkn/9yqE
>>2050
だが扉が開くわけもなく。

ビー! ビー! ビー!

「システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 緊急対策プロトコル実行不可能の為、サブプロトコルを実行します。
 サブプロトコル始動、システムチェック開始。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 緊急対策プロトコル実行不可能の為、サブプロトコルを―」

扉の向こうでは音が鳴り続けている。

2052フレズ @次で寝ます:2017/02/02(木) 23:53:12 ID:qYMJZd7c
>>2051
「ダメか……」
予想通りと言ったところか、肩をがっくりと下げる
少しは開くのではと淡い期待をしていたが如何やら駄目だったようだ。

「仕方ない!秘儀!」
キランと目が光るそして
その眼差しはまるで獣の様だった

「すみませーん!!郵便でーす!!」
扉を叩いて、大声を上げる
先ほどの目つきと今の姿。さながら新聞勧誘員である。

「ここ開けてくださーい!!」
次第に、大声と扉を潰す勢いで自身の拳を叩きつける
「誰か居ますかー?」
叩くのを止めて聞いてみる

「早くしないと―なまくらな剣でこの扉を叩き開けますよー!!」
何処からか拾ってきた店内の剣。なまくらで、初心者や稽古用の剣である
其れを扉に叩きつけている

2053置きレスRP:2017/02/02(木) 23:56:34 ID:Jkn/9yqE
ビー! ビー! ビー!

「システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 緊急対策プロトコル実行不可能の為、サブプロトコルを実行します。
 サブプロトコル始動、システムチェック開始。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 緊急対策プロトコル実行不可能の為、サブプロトコルを―」

呼びかけ空しく帰ってくるのは警報音。
どうやら扉の向こうに誰かがいるということはないのだろう…
最早何らかの方法で扉を開けるしかないわけだが。

2054フレズ おやすみ:2017/02/03(金) 00:05:14 ID:JQtIlYdM
>>2053
「何か鍵とかあるのかなぁ……」
呼びかけも扉こじ開けも意味が無いとするともはや店内に鍵を探すしかないのだ

「しかし、鍵なんてあるのかな?」
閑散とした店内を見渡す。下手をすると、持って行かれている可能性もある

「もしかしたら、凄く変な所にあるのかな?」
例えば床下の収納とか、迷彩された金庫とかを思い浮かべる

「探すか!」

店内をくまなく探し始める。これで見付かなければいよいよ突入である

2055置きレスRP:2017/02/04(土) 13:41:10 ID:BZUwYAvM
>>2054
開かずの扉前、店内カウンターデスク裏。
其処にこれ見よがしに怪しいスイッチがあった。
思わず「ポチっとな」と言いたくなる赤い短い円柱のボタンが。

2056フレズ おやすみ:2017/02/04(土) 19:40:19 ID:VHSrSDoY
>>2055
「おぉう……何と言うボタン」
カウンターデスク裏にある怪しげなボタン
此れを見つけて時若干の戸惑いが出てしまった

しかし、そんな事はこのボタンの発見の前では些細な事だったようだ

「これは私の感が言っている」
「これがこれこそがこの秘密のゲートのボタンだと!!」
「元、冒険者だった私の感がそう言っている!!」
ビシッとボタンに指を指してキメのポーズをしている
誰もいない店内。誰もいないからこそこのような芸当が出来るのだろう

だがもし、この場に誰か居たら……
恐らくこの女の子がのたうち回る姿が見れたであろう

「ポチっとな」
軽快な鼻歌交じりで独り言
ボタンを軽く押し込む

2057置きレスRP:2017/02/04(土) 20:13:59 ID:BZUwYAvM
>>2056
ぴー がしゃこん がしゃこん ずずずず……

扉が音を立てて横にスライドして開いた。
同時に警報音が音量を増した。当然のことであるが。
とてもうるさい。

ビー! ビー! ビー!

「システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。
 システムオールグリーン、ラフメイカー起動準備完了。」

警報音は相変わらず同じ文言を繰り返している。

2058フレズ:2017/02/04(土) 21:03:17 ID:VHSrSDoY
>>2057
「開いた」
扉が開いた事に喜んでいる

「いやー冒険者としての感が働いたわーよかったわー。ふふふ」
自画自賛して、ニヤリとトレジャーハンターが宝物を狙う様な笑いを浮かべてそのまま扉の向こうにがちゃりがちゃりと進み始める

2059置きレスRP:2017/02/05(日) 12:50:24 ID:2lonRUHQ
>>2058
扉の向こうは中世ファンタジーよりSFの色合いが濃い空間だった。

部屋中心に置かれた椅子を囲む様々なデバイスが結果、特殊な王座のように鎮座している。
更にそれを囲むようにして空間に投影されている数々のモニター画面。
あるモニターはジグザール全体の地図を映し、あるモニターはリアルタイムで何処かの風景を映し出している。

そんな中、画面を赤く明滅させているモニター1つ。

「 ラフメイカーを起動しますか?
   (YES)     (NO)    」

タッチパネル式らしく、YESとNOの文字が交互に点滅している。

2060とある世界の冒険者:2017/02/05(日) 21:16:03 ID:gkelBHp2
>>2059
「なにこれ……」
茫然と様々なモニター類やら何やらを見ている

「これ何なの……」
戸惑いしかなかった。今までのダンジョンとは明らかに違う
異質の空間に

通常ならこの様な状況だと警備隊、若しくは騎士隊に連絡するだろう

しかし、現状ではそのような事は物理的に不可能である

中央の画面に出ている
――「 ラフメイカーを起動しますか?
   (YES)     (NO)    」

の文面に目をやる


「ラフメイカーってなによ……」
ボタンを探しつつ、画面のYESの部分を甲冑越しの指で触ったりしている

2061置きレスRP:2017/02/05(日) 21:43:40 ID:2lonRUHQ
>>2060
モニターに触れると、ピポッと音がして表示が切り替わる。

「ラフメイカー 起動」

警報音が止んだ、がその直後。
ぎゅいいいいいん!と入ってきた扉とは逆。
椅子を隔てて、向かい側の壁に何本もの光の筋が明滅を繰り返し走る。

ガシャンガシャンガタガタガタ……ぽひー!!

突如機関車の警笛のような音が部屋に響き、壁の一部が崩れる。
いや、壁と思っていたそれは全くの別物だった。

ぶいん… がしゃこん がしゃこん

背中に蒸気を吹き出しガチャガチャと音を立て忙しなく動く謎機関を搭載した
全体的に丸みを帯びたフォルムでモノアイヘッドの全長2m越えメタルゴーレム。
そのモノアイに光が灯り動き出したのだった。

2062とある世界の冒険者:2017/02/05(日) 22:17:46 ID:gkelBHp2
>>2059
「……」
腰を抜かして立てないでいる
自身の理解の範疇を越えてしまっているのだ

「え? なにこれ?」
混乱しつつも第一声がゴーレムに対しての感想である
魔物やモンスターなら解るがメタルゴーレムは初めてなのだ

「……」
これ逃げなきゃ死ぬかなぁ……と思うやいなや
少しづつ少しづつ扉に向かって這いながら進み始めるのであった

2063置きレスRP:2017/02/05(日) 22:21:34 ID:2lonRUHQ
>>2062
「ふぁ…オハヨウゴザイマス〜……あれ?何方様でしょうかあ?」

メタルゴーレムからおもっくそ可愛らしい声が発せられた。
目を瞑って聞けば美少女のそれだ。
がしゃがしゃぽひー と言う機械音と見た目も相まってものすごい違和感がある。

2064とある世界の冒険者:2017/02/05(日) 22:38:28 ID:gkelBHp2
>>2059
声が聞こえた方向に振り向くフレズ

「シャベタァァァァァぁぁぁぁ!?!?!?」
そして大絶叫。
混乱の極みとはまさにこの事

「イヤァァァァァ殺さなでぇぇぇぇぇぇ!!!!」

彼女視点に立てばこう見えてしまう
外は獣だらけの異変
店内にある謎の私設
見た事ない壁の模様と何か
そこから表れたメタルゴーレム

感情的には隠しダンジョンに入ってしまった村人Aである

「まだまだ、やりたい事とかあるんですぅぅぅ……」
手紙が入っている鞄を枕に本当に泣いている。

2065置きレスRP:2017/02/05(日) 22:44:27 ID:2lonRUHQ
>>2064
ゴーレム「ええ〜…」

ゴーレムからしてみれば見知らぬ誰かが一人で自室に入ってきて挙句とち狂うという図である。
こちらもこちらでドン引きしていた。

しかし、フレズはちょっと不用心すぎだった。
現在の王都は獣蔓延る危険地帯。
機能していたころのフルークガスト支部であったならもう少しセキュリティがあったのだが…

獣「ぎしゃああああ!!」

けたたましくなっていた警報音は外にまで漏れていた。
興味を引かれたのか一匹の獣が店内にまで入り込んでいたのだ!!

2066とある世界の冒険者:2017/02/05(日) 22:54:10 ID:gkelBHp2
>>2059
声が聞こえた方向に振り向くフレズ

「シャベタァァァァァぁぁぁぁ!?!?!?」
そして大絶叫。
混乱の極みとはまさにこの事

「イヤァァァァァ殺さなでぇぇぇぇぇぇ!!!!」

彼女視点に立てばこう見えてしまう
外は獣だらけの異変
店内にある謎の私設
見た事ない壁の模様と何か
そこから表れたメタルゴーレム

感情的には隠しダンジョンに入ってしまった村人Aである

「まだまだ、やりたい事とかあるんですぅぅぅ……」
手紙が入っている鞄を枕に本当に泣いている。

2067とある世界の冒険者:2017/02/05(日) 22:56:04 ID:gkelBHp2
//ごめんなさい、ミスった>>2066は気にしないで

2068とある世界の冒険者:2017/02/05(日) 23:02:15 ID:gkelBHp2
>>2065

「あー……」
獣が入り込ん瞬間。悟った
あ、これ死ぬわ。前門のグリフォン後門のドラゴンとかそんな感じでしんだわ
と悟りを開いた

「よ、よし!こうなれば!」
へたり込みながらも、自身の剣を獣に向けて構える
なぜ獣に剣を向けたのか?
それはゴーレムへの対処の一つとして拠点防衛型のゴーレムは原則的に剣を向けなければ無害である

そのような原則がたしか冒険者の手引きとかそんなのにのっていたとフレズは思い出したのだ

2069置きレスRP:2017/02/05(日) 23:07:18 ID:2lonRUHQ
>>2068
ゴーレム?「きゃー!化け物ーー!!」

ひゅん、がすぅっ!!

獣「きゃいん!?」

フレズが身構え獣を真っすぐ見やった瞬間、その獣が真横に吹っ飛んでいった。
吹っ飛んだ方向から見ておそらく外まで飛んだんじゃないだろうか。

ゴーレム?「ああもう!何がどうなってるんですか〜」

見ればゴーレムが投擲姿勢をとっていた。
おそらく何かが投げつけられ獣は吹っ飛んだのだろう。
声は可愛いがパワーはゴーレム、凄まじい。

2070とある世界の冒険者:2017/02/05(日) 23:31:19 ID:gkelBHp2
>>2069
目が点になった
獣が外まで飛んで行った光景を目にしたせいだろう

「………わたしにはわかりません……」
何がどうなってるんですか〜の問いに思わず本音を漏らした。


「えっと、貴方は誰ですか?」
冷や汗をだらだらとかきながら、棒読みで質問し始める
何故質問をするのか。それは単純に敵対心が無い事をゴーレムに伝えたかったのだ

出来るだけ生き延びる確率を増やすための戦略である

2071置きレスRP:2017/02/06(月) 20:22:21 ID:ltAbZyQE
>>2070
ゴーレムっぽい何か「私ですか?型式番号ARG-78-2 ラフメイカーです」

がちゃがちゃ、ぽひー

ゴーレムの背中の機械が目まぐるしく動き、時折水蒸気を吐き出す。
お宝ではなかったようである。

2072とある世界の冒険者:2017/02/06(月) 20:41:46 ID:QTzMB.iU
>>2071

「えっと、ラフメイカーさんでいいのかな?」
困惑しながらも、何とかカウンター伝いで立ち上がる
ここら辺の立ち直り加減は冒険者といった所か

「えー……私は貴方とその他の者に危害を加えません」
ゴーレムの対処法の一つにこうした宣言がある。
こうして敵では無い中立状態であるという意志をしめすのだ

※但し軍用ゴーレムを除く


「そのえっと、ぽぴーってなってるけど大丈夫なの……?」
初めて水蒸気(?)機関をみて戸惑っている
恐らく壊れているのではと思っているのだろう

2073置きレスRP:2017/02/06(月) 22:00:05 ID:ltAbZyQE
>>2072
ラフメイカー「はぁ…あ、はい、現在の稼働率は80%ですからすこぶる調子はいいですよ?」

明確な身分証明も出来ていない為、
不法侵入者フレズという認識が全く改善されてはいない状況の中、
ゴーレムはそこそこ冷静に対処をしていた。

ラフメイカー「……あ、そういえば私は何で起動してるんですかねえ?」

2074とある世界の冒険者:2017/02/06(月) 22:44:40 ID:QTzMB.iU
>>2071

「あ、それは良かったです」

如何するべきか悩んでいる。一歩間違えれば死の状況で何とか中立的な立場でいてくれるゴーレムに少しだけ感謝している

「あー……それはですね」
うーんと悩み始める。さて困ったものだ
何で起動しているのかを説明するを使用にも、説明に困る部分もある

「ものすごくさっくり簡単に説明しますと、隠し扉を開けて何かボタン……ボタン?を押したらあなたが起動しました……んだと思います……?」
うんと頷き、説明を終える
事実だけをつなげると只の強盗だな私と思っている
ただ、如何しようも無いのもあるのが辛いのだ
というか、本当に私が起動したの?と思う部分もあるのだ


「まぁ全てを説明しますと、とても長くなりますけどいいでしょうか?」
どんよりとした面持ちでラフメイカーに言う
正直彼女もこの事態に巻き込まれた人間

2075置きレスRP:2017/02/07(火) 20:50:15 ID:03drbBiw
>>2074
ラフ「……え、ボタン?」

かしゃかしゃかしゃ、ぽひゅぽひー

ラフ「って、なんですかこれえええええええええ!?」

暫くの沈黙の後、ゴーレムが慌てだした。

ラフ「え?え?ジグザール龍脈の30%が喪失!?バックアップも壊滅状態!?」

椅子の近くにゴーレムが寄ると、
その周囲に浮かんでいた数々のモニターが目まぐるしく画面を変えていく。

ラフ
「ああ…説明は結構です。のっぴきならない状況なのは理解しました。
 至急フルークガスト本店に連絡をとらないと」

2076とある世界の冒険者:2017/02/07(火) 22:08:51 ID:6dbAYqFs
>>2075
「ま、まぁそんな感じだからね……?」
何とかこの秘密の部屋への侵入をうやむやにしようとするフレズ
まぁ実際この部屋で何かを得たかと言うと全くであり、厳重注意でゆるしてくれないかなーと思って居るのだ

(なんか色々と変わっていっておもしろいなー)
画面の変化とか書いている文字とかなんだかよくわからないが
取り敢えずきれいだなーぐらいにしか思って居ない

実際、技術知識がほぼ無いのでこの感想は的外れでは無いと思う


「連絡……それって手紙を出すって事?」
フレズは民間の武装郵便屋であり、今の王都ではひっきりなしであちこちを避難所を中心に配達している
現状、魔道通信は軍用が中心で短波での通信もあるが、自警団が主につかっており、市民には回っていない
とはいえ、このゴーレムの性能から必要かどうかと言われると疑問になる

2077置きレスRP:2017/02/08(水) 20:12:12 ID:moMenuPM
>>2076
ラフ
「いえ、本店との直通魔導回線が
 ……うぁ、これも駄目ぇ?もうだめだぁ、おしまいだ〜」

かたかたぽひぽひぷすん

ゴーレムが項垂れ膝をついた。
目まぐるしく変わっていたモニターも赤い画面ばかりになり、1つ、また1つと消えていく。

ラフ「魔術的機構が軒並みダウンなんて……復旧するにも私ひとりじゃあ……」

2078とある世界の冒険者:2017/02/08(水) 21:50:28 ID:aAJ/b.k.
>>2077
「えっと……まぁ、その……ドンマイ!」
ビシィっと親指を立てて膝をついたゴーレムの肩をトントン叩く
フレンドリーな笑顔を見せている

「復旧を手伝ってあげたいけど……生贄とか魂とかが必要な系列じゃないよね……?」
黒魔術的な物を想像しているフレズ
まぁ見た事も無い物だらけで正直な所、内心は震えていたりする



//第四汎用更新してるよー

2079置きレスRP:2017/02/08(水) 22:17:21 ID:moMenuPM
>>2078
ラフ
「とりあえずポータルを置けばいいんですが…現状を鑑みると生贄を捧げるようなもんですね。
 今の王都を動き回るのは並大抵の腕前では自殺行為ですから」

かしゃんかしゃんかしゃんぴひょろぅ

ゴーレムの気分を反映しているのか背中の謎機関の勢いが弱い。
出てくる水蒸気も気が抜けたものだ。

ラフ
「支店長さんも近くにはいないようですしぃ……ああ、困ったなあ」

2080とある世界の冒険者:2017/02/08(水) 22:54:00 ID:aAJ/b.k.
>>2079
「まぁ私たちだって本来なら安全な道しか通らないしね。その安全な道も大体三つの避難所の往復だしね」
ゴーレムの貴方なら一人でいけるんじゃないの?と言いそうになったが心の奥にしまった。
きっと燃料的な問題とか色々とあるのだろう

さて郵便屋とて全ての道を自由に行けたりしない
おおむね、大きな避難所通しの比較的安全な道を決死の覚悟で移動したりしている

ではフレズは何故此処にいるのか
理由は簡単で、彼女はルートの開拓に来たのだ。
中堅以上の元冒険者を主体とした開拓チームの一人が彼女だ
何故中堅以上か? それは自身の限界と撤退が出来る経験があるからだ
まぁ今の所中堅(笑)状態ではあるが


「えっと……如何すればいいのかな……?」
ラフに問いかける。何か出来る事があるのかもしれないと思ったからだ

2081置きレスRP:2017/02/11(土) 12:30:08 ID:na8Ahlwk
>>2080
ラフ
「現状出来る事は…ううん……
 やっぱりポータルを設置して緊急魔術回路の一部だけでも復旧しない事には始まりません。
 複数回に分けて設置距離を徐々に延ばすようにしてポータルを置いて本店とのコンタクトを可能にしないと。
 支店の機能が少しずつでも復旧できればコンタクトへの道筋が見えてくる……はず」

かしゃかしゃかしゃぽひぽひぽひ

ゴーレムの背中の謎機関の動作と共にモニターが又目まぐるしく画面を変える。
思考の度に何かが映り消え又何かが映る。

ラフ
「問題は簡易設置型のポータルが化物の興味をひかないか……ううん、難しいかなあ」

2082とある世界の冒険者:2017/02/11(土) 20:34:10 ID:xemtLkM2
>>2081
「えっと……つまり支店にぽー……ぽすたる?を置けばいいんだね?」
ようやく話が見えてきたフレズ。寒村出なのであほの子だったりする

「うーん……その支店って何か所あるの? もしかしたら、配達ルートにあるかも? 地図とか無いかな?」
いかにフルークガストカンパニーが大きくともその場所を把握していないと分からなかったりする
それは全ての店に言えることで、この状況だと地図は文字通り命綱なのだ

「うーん……私も武装が自分のだったら良かったんだけど……探さないといけないしね……」
重装騎士の格好をしているが、本来彼女は高速近接戦闘が得意なのだ
ただ彼女が使っていた武装も逃げる時に宿屋に置いてしまった。
結構高価な物も使ってたようでもしかしたら盗まれたのかもしれないが

「貴方はポータルを置きにかないの?」
ラフメイカーと一緒に行けば、もしかしたら解決するのではと思い声を掛ける

2083置きレスRP:2017/02/11(土) 20:48:01 ID:na8Ahlwk
>>2082
ラフ
「いえ、王都の支店は此処だけです。
 ポータルを置くべき場所は王都の数か所。
 とは言え設置すべき場所を確定する為の調査用に先ずポータルを適当に設置するという作業もあります。
 そしてその場所の特定やポータルの稼働状態をリアルタイムで確認できるのは支店の此処だけ。
 私がポータルを設置していては作業時間にどれほどの時間がかかるか……後、戦闘用ではないですので」

2084とある世界の冒険者:2017/02/11(土) 21:42:40 ID:xemtLkM2
>>2081
「うーん……」
何かを考えている。

「よし!私がやろう!」
即決とはまさにこの事である

「どうせ、このまま郵便屋さんしていても死ぬだけだし、最後ぐらい何かしたいしね」
ニコッと笑う。フレズは郵便に崇高な意志を持っていなかった。それは届け先が殆どの確率で死んでいたり
発狂していたり、生きていても病人だったりと悲惨な場面が多かったからだ

勿論、生きている人間にも届けた。だが結果は……


やる気に満ち溢れていた仕事は、何時しか絶望を届けるだけの仕事に変わっていたのだ

だからせめて希望を残したいと思ったのだろう


「先ずは最初のポータルを何処に設置すればいいのかな」
机に地図を広げて、羽ペンとインクを取り出す



ガシャンと店の奥で物音がした

2085置きレスRP:2017/02/11(土) 21:45:47 ID:na8Ahlwk
>>2084
ラフ
「とりあえず此処から少し離れた場所であれば何処でも構いません。
 設置した事で起こり得る状況を把握できればまずは良しとしましょう。
 その次の行動は……今何か物音がしませんでしたか?」

ゴーレム(以下もうラフと書いたほうが短いのでラフと書く)は首を傾げる

2086とある世界の冒険者:2017/02/11(土) 21:55:52 ID:xemtLkM2
>>2085
口に人差し指を当てる。
静かにっという事だろう

そのまま、なまくらな安物の剣を片手に店の奥に進む

また獣が来たのと勘違いしたのだろう


暫らく時間が経って


「なにこれ……」

片手で持ってきたのは巨大な刃を持つ片手斧

しかし変なのは刃と持つところが比例していない。おかしな斧

「んー……」

くるくると斧を調べているフレズ。ラフが調べたら何か解るかも知れない

2087置きレスRP:2017/02/11(土) 22:13:13 ID:na8Ahlwk
>>2086
ラフ「…武器ですねえ。うちでは扱っていない類のようですが」

ラフの指ではキーボードもボタン四つ同時押しになってしまう為、見るに留まる。

ラフ「何故こんなものが…怪しい」

2088とある世界の冒険者:2017/02/11(土) 22:31:23 ID:xemtLkM2
>>2087
「んー……」
何度か斧を持ってラフに当たらない様に振り回す

「まぁ、使えるものは何でも使うのがいいかな……」
そういいながら、斧を両手に持って柄に力を入れた瞬間

ガシン!!

「おぉう!?」
柄が伸びた。如何やら柄を伸縮できる機構が内臓されているようだ

長さ的にはやや柄が短いハルバードに近いだろうか

「これ凄いよ!!」
柄を伸縮させて少し楽しそうにしている

伸びきった時の柄に書かれていた文字。其処には処罰と古代の文字で書かれている事にラフは気が付くかもしれない

2089置きレスRP:2017/02/11(土) 22:40:06 ID:na8Ahlwk
>>2088
ラフ「う〜ん…」

はしゃぐフレズを見つつ古代文字には気が付くラフ。

ラフ「………いや年代物だとしたらますます何故此処に」

物騒な意味の文字であるし実は呪いの品なんじゃないかと真剣に思い始めている。

2090とある世界の冒険者:2017/02/11(土) 23:00:00 ID:xemtLkM2
>>2089
「今の所、呪いとかの様子はないし大丈夫だよ!」
一応フレズも元は中堅の冒険者。呪いの鑑定は出来なくもない
すごく簡単な検査をしても呪いの様子が無かった

実際、今の所呪いの様子は見られない

「所でラフメイカー、これって読める?」

ラフメイカーに手渡した一通の手紙
それは黄ばんでおり汚く、そしてかなりの年代が立っている
それも、10〜20年単位では無く1恐らく00年前と思われる

「こんな字、初めて見るんだけど」

その手紙には古代文字でこう書かれている

――狩人様へ

そう書かれている

2091置きレスRP:2017/02/11(土) 23:23:22 ID:na8Ahlwk
>>2090
ラフ「あー…読める、と思いますが」

その太い指では以下略。

ラフ「ええと、大昔の狩人宛の手紙のようですね……ええぇ………」

降って沸いた強力な武器に戸惑いしかない理系魔法生物。
年代物であることも確定、魔法概念武器としても立派に役目を果たせるだろう。

ラフ「……あーもー仕方ありませんそれ使ってプランを進めましょう」

遂に思考を放棄した。
一時的後方進軍です、と彼女は言うが。

2092とある世界の冒険者:2017/02/12(日) 00:50:11 ID:ASoKSBu6
>>2091
「ふふん!任せてよね!」
Vサインをラフメイカーに見せる
「でもこれ使えるかな……」
幾ら武器が良くても使い手が駄目なら問題外である

「よし、私がんばるよ!!」
やる気だけは十分のようだ

2093置きレスRP:2017/02/12(日) 01:23:08 ID:DgpN.AqA
>>2092
ラフ
「では先ずこの吊り下げランタン型ポータルを此処から離れた場所に設置してください。
 十分な距離が取れたと判断したら連絡を入れます…あ、ポータルにそういう機能がありますので」

用意されたのはソコソコ嵩張りそうなランタンと其れを吊り下げるための支柱。
複数持ち歩けなさそうなのがなんとも困る。

2094とある世界の冒険者:2017/02/13(月) 21:39:18 ID:uc5itZ4g
>>2093
「ほうほう……」
ソコソコ嵩張りそうなランタンと其れを吊り下げるための支柱を手に持ち眺めている。

「此れがポータル……ランタンがぽーたる?」
若干誤解しつつ、一体どういう機能なのかさっぱり分からないといった表情でこの装置を見つめている
複数持ち歩けない事に関してはさほど不満は無さそうだ。

「此れって設置したら如何いう機能が使えるの?」
首を傾げながらラフを見つめている
この装置が如何いった機能を示すのか、これを使えば何が改善するのか
興味本位で聞いているよう

2095置きレスRP:2017/02/13(月) 21:52:30 ID:mLpWHlHY
>>2094
ラフ
「簡単に言えば此処から王都の現状がリアルタイムで確認できるようになります。
 主に魔力反応面で、ですが。
 数が増えれば遠く離れた本店との相互通信を可能とし…上手くすれば物資の補給が可能になります。
 最終的には現在失われている魔術回路の代用となってピースメイカーの起動が可能になるでしょう」

2096とある世界の冒険者:2017/02/13(月) 22:35:26 ID:uc5itZ4g
>>2095
「ほうほう……」
ラフの説明を受けて考える。実際ラフの言っている事は解る
だが何故そうなるかが分かっていないようだ

「取り敢えず一杯あれば、王都の様子が丸見えになると」
噛み砕いて自分なりに納得をしようとがんばっている。

「物資の補給って店ごとに可能なの?それとも任意?」
もし物資の補給が出来るのであるなら、避難所に分け与えたいと思っているようだ

「ぴーすめいかー?」
首を傾げてきょとんとしている
恐らく直訳で考えてしまっているのだろう

2097置きレスRP:2017/02/13(月) 22:43:38 ID:mLpWHlHY
>>2096
ラフ
「此処の支店に本店からの物資を転送することが可能になるんです。
 ……一応機密なんですよ?国とかとの取り決めが滅茶苦茶厳しいんですから」

知りすぎると消されるやつだコレ。

ラフ
「あー、まあそういうコードネームの作戦があるんです。これも機密事項なので」

2098とある世界の冒険者:2017/02/14(火) 23:46:17 ID:jwxmCc5g
>>2097
「あ、分かりました」
聞かなかった事にしたフレズ
好奇心はなんとやらだ、深入りするのもほどほどにした

「まぁ、とにかくポータルを置いて来るね」
そういって、武器を片手に持ちながら店を出ようとする

2099置きレスRP:2017/02/15(水) 21:09:37 ID:gCggU36M
>>2098
ラフ「お願いします」

フレズを見送るゴーレム。
此処から紆余曲折を経て話は進むのだが…次回に続く。

2100王都外部避難所導入:2017/03/04(土) 10:32:25 ID:e5NEs.VQ
「仕事の話をしよう。・・・あぁそうだ。仕事の話だ。」
貴方に、そう声をかけて来たのはかの事変に於いて左脚を失った王国の騎士。

ここは、件の王都事変に於いて王都外へ避難できた者たちが集まる集落。いわば難民キャンプである。

-王都近郊 白銀山麓 難民キャンプの一区画-

「仕事と言うのは・・・まぁ君も察してくれているとは思うが。」
周囲を見渡すと、そこには明らかに設備が足りていなく、粗末な仮設のテントなどが並ぶだけの光景である。
「この施設の資材や、食料の調達などを君たち冒険者にこの施設を代表して、私がお願いしているのさ。」

「本来なら私の様な者が率先して行うべき事なのだが、見ての通り最早満足に動き回れる体ではないものでね。」
そういうと彼は貴方の目の前で自身の失った左脚を指す。

「報酬の件だが・・・本当に申し訳ない話だが君たちが満足できる額の報酬は用意できない。」

「何せこの事態だ。この額でもこちらとしては限界寸前でね。」グッ・・・
そういうと騎士は悔しそうに机の上に握り拳を置く。

「あぁそうだ。自己紹介がまだだったね。」
「私の名前は『ふざけるな!』。『それは俺の配給分だろうが!!』と言う。以後、良好な『静まれ!』を築き上げれる事を祈る。」

どうやら近くで揉め事があったらしい。その為一部の内容が聞き取れなかったようだ。

2101ゲイリー:2017/03/04(土) 23:20:25 ID:Fm547lts
>>2100
「すまん、表が騒がしくて聞き取れなかった……何の騒ぎだ?」

単眼の覗き穴がある頭蓋を模した兜を被り革ツナギ風全身鎧の上にコートを纏う長身の男。
それが外の様子を見ようと動く。

2102隻脚の騎士:2017/03/05(日) 00:45:34 ID:/57ZVeBc
>>2101

「あぁ、私の名は『自分の食料を良くみろ!』。『良いからいったん落ち着け!』さ。」
「以後良好な関係を築き上げたい物だね。」

ここでメタフィクションなる物が入る所、現状では名前は特に決まっていないのだ。
故に名前が完全に決まるまではこの隻脚の騎士は自己紹介を完遂することができないのである。

「よっと…っ、やはりすぐには慣れない物だね。」
騎士は杖に身を委ねる形で立ち上がり、窓から外を見る。

「恐らく配給の食糧の事で何かしらの一悶着があったんだろう。」
「そうだな。大方予想するに片方が目を離した隙に食料をこっそり盗んだか」
「この極限状況で疑心暗鬼に陥った結果出た言葉が原因でモメたか。どちらかだろうね。」

その左脚には鉄の輪にこれまた鉄の棒を溶接で無理やり拵えた様な義足らしき物が。
その作りは実に粗雑であり、失った足の部分に巻かれた包帯も相まって痛々しく見える。

「この様な事態においては決して珍しいことでは無いさ。どんな極限状態であろうと誰だって腹は減る。」
「そういう風に出来てるからね。大抵の生物は。」

「それに家族と離れ離れになってしまった者だって大勢いる。」
「・・・ここに避難した人達は皆、程度の差はあれど追い詰められてるのさ。」

窓から見える光景には、既におとなしくなった騒ぎの主の姿と、1人の憲兵の姿。

「そして、これが我々が君たちに仕事を依頼する理由でもある訳だ。単純に中の仕事で精一杯って訳なんだよ。」

2103ゲイリー:2017/03/05(日) 11:07:34 ID:FfiuDCM6
>>2102
「…もう一度…いや、そうだな、俺もそう思う」

メタを察したのか名を知ることを諦め、不可解な格好の男は話をつづけた。

「報酬の件は気にするな、寧ろ出世払いにしてもらった方がいいかもしれん。
 王都が一時的に機能しなくなった今、此処でこうして代表を務めているアンタだ。
 復興の際には十分な褒美をもらえるだろう?
 こちとら金で動く身だが目先の金だけで動くほど俗物でもない」


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