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第三汎用スレッド
1
:
「鍵を持つ者」
:2012/09/29(土) 00:27:21 ID:???
第三の眼なんて無かった
159
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 22:25:52 ID:69qSthIM
>>158
「最近村を襲って討伐対象になった熊型魔物が居てね。
それの腕が良い武器になるっているから取ってきたんだけど…
錬霊したら、なんか変な干渉を受けたらしくって、ああなった」
ずり…ずり…
這いまわる腕、怖い。
160
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 22:31:55 ID:NJ9qBzK2
>>159
「えーと、あの腕に指突っ込んでパンチンググローブにでもしようとしたのか?
…、錬霊ってなんだ?」
『錬霊』とわからない言葉が出てきたので、冗談を交えながら聞いてみる。
腕については話を聞いた上で、最悪踏み潰す気でいる。なんか乗っ取られそうで怖い。
161
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 22:38:26 ID:69qSthIM
>>160
「あれ?錬霊術って聞いたことない?…いや、聞いたことないか、マイナーだし」
一人勝手に納得する眼帯娘。
「エンチャントの一種だと思っていいよ。
で、武器作りの最中だったんだけど…アレを鎚矛にしようと思って」
ずり…ずり……かしゃかしゃかしゃ
遂に這いずりから指を小刻みに動かしてカニの様に動き始めた、キモい。
162
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 22:44:59 ID:NJ9qBzK2
>>161
「エンチャントねぇ…、動いてるのと関係あるのか?
…、と言うより踏みつぶしていいか?アレ。」
器用な歩き方(?)をしている腕を指さしながら言う。
あれじゃあ碌な武器は作れないだろう。寝ている間に襲われそうだ。
163
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 22:48:09 ID:69qSthIM
>>162
「えっ、駄目だよ、踏みつぶすなんてとんでもない!
…っていうか踏みつぶせるかな、アレ」
カサカサカサカサ…
腕が無暗矢鱈に周囲を徘徊する。
速度といい擬音といい黒いGを思わせる…
164
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 22:54:52 ID:NJ9qBzK2
>>163
「いや、だって、武器にしても生きてそうだぜアレ。」
そもそも捕まえられるのかと思いながらうでが動く様を観察する。
165
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 22:58:13 ID:69qSthIM
>>164
「いいじゃん、リビングウェポン!錬霊術の完成系は其処等辺だし!!」
カサカサ…カサササっ!
じっと見ていたせいかは不明だが腕が全速力でこっちに来た。
「うわ、こっち来たっ!」
166
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:05:08 ID:NJ9qBzK2
>>165
「あんな元気そうな腕じゃどっかに逃げちまいそうだ
って、他のリビングウェポンとやらもこんな感じなのか!?」
足だけの生物や羽だけの生物などを想像し、驚いている
「ウェッ!マジかっ!」
そう言いながらも中腰姿勢で構える
こっちにきたら怪我しないようにいなすか、隙あらば掴む気だ!
167
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:15:11 ID:69qSthIM
>>166
「いやまだ一個も持ってないしなー。
知り合いのリビングウェポンはヒトになったりするって言うし動くんじゃない?」
でもきっとこんなにキモくない。
カサカサカサッ!
腕が跳ねた!
手を広げバーンの顔面鷲掴もうと。
168
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:22:17 ID:NJ9qBzK2
>>167
「ヒトになる?合体するのか!かっけえ!」
腕や足だけの生き物たちが一つに集まるのを想像し、目を輝かせる。
脚や腹部を狙った一撃なら直撃していただろうが、顔面を狙ったものなら反応もしやすい!
「波ァ!」と叫び、掴もうとしている手に合わせるようにこちらも右手を広げ、その手を逆に掴みかえさんとする!
「」
169
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:24:09 ID:69qSthIM
>>168
「それはたぶん違う」
ガシィ!
なんか握手するような感じになった。
ただ相手は鋭い爪を持ち、握力も強く、
序に触っていると焼け爛れそうな瘴気を放っているが…
170
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:31:23 ID:NJ9qBzK2
>>169
「と、とりあえず動きを封じたから何とかしてくれ!
なんか触りたくない感じがプンプンする!」
爪によってオープンフィンガーグローブがあっさりと裂け、中から血が滲んでくる。
強い握力、鋭い爪に関してはともかく、なんか触ってる感触がヤバイので、さっさと救援を要請する!
魔力によって丈夫になった体だが、それでは瘴気は防げない!
171
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:33:16 ID:69qSthIM
>>170
「うーん…よし、術を続行してみようか」
集中し、目を閉じる眼帯娘。
魔法陣も足元に展開されなんだか大魔術っぽいぞ!
172
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:36:16 ID:NJ9qBzK2
>>171
「早くしてくれよ…!」
強い握力にまけんと腕だけの生き物を握り返しながら言う。
…、実は格闘家としての生命線がいつどうなるかわからないことに戦慄している。
173
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:38:41 ID:69qSthIM
>>172
「てろりろ、ごまだれええええええええええええええええ!!」
目を開き、思いっきり化け物の腕を殴りつける眼帯娘。
魔法どこ行った。
あまりの衝撃に腕がバーンの手をすっぽ抜けて飛んでいくかもしれない。
174
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:44:11 ID:NJ9qBzK2
>>173
「ぐわあああああああ!」
強く殴りつけられたことにより、爪が更に深く抉る形となり、握る力を弱めてしまう
その結果、腕はあさっての方向に飛んでいってしまう。
「ぐわーっ!ぐわーっ!」
右手を抑えながらのたうち回っている!
血は言うほど出てはいないが、グローブの一部が赤く染まるほどには出ている。
175
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:47:29 ID:69qSthIM
>>174
「アヒルか!って突っ込み入れてる場合でもないか」
腕の方へと急ぎ拾い上げる。
「…よし、こっちは安定している、問題はそっちかー」
如何したものかと駆け寄っていく。
とりあえず手を見て対処を考えようと。
176
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:55:10 ID:NJ9qBzK2
>>175
「いだだだ!」
浅いとは言えないが、大事でもないくらいの裂傷が数カ所あるぐらいで、後は皮膚が赤くなってる程度だ。
消毒すればそのうち治る類である。
「封印魔法じゃなくて殴るのかよ!そうならそうといってくれよ!」
涙目になりつつ、文句を言う!
じっさい、裂傷が深くなったのは腕を強く握っていたからだ。
177
:
とある世界の冒険者
:2012/10/30(火) 23:58:16 ID:69qSthIM
>>176
「いや、錬霊術だかんね、あれ」
キッパリ。
「まあ、ぱっと見傷は浅いぞ、だいじょーぶ」
笑顔で。
178
:
とある世界の冒険者
:2012/10/31(水) 00:04:36 ID:tNRGRjyE
>>177
「錬霊術ってのが胡散臭く感じるんだが…」
不貞腐れたような表情で言う。
「え、何もしてくんねーの?」
出血を抑えるように右手首を抑えながら驚いたように言う。
応急処置ぐらいはしてくれるかと思ってたのだ。現金な奴である。
179
:
とある世界の冒険者
:2012/10/31(水) 00:09:59 ID:qop0eyF6
>>178
「否定はしない、だからマイナーなのであって」
眩しい笑顔だ!
「頑張れオトコノコ!」
残念だが応急処置の類は門外漢だ。
加えて錬霊にチカラを使ったので元々乏しい魔力しかない眼帯娘は今、術が使えない。
180
:
とある世界の冒険者
:2012/10/31(水) 00:16:25 ID:tNRGRjyE
>>179
「あー、うん。まぁ、胡散臭くても、威力は本物か。」
少女が持ってる腕を見ながら
「…、泣けるぜ」
ため息の後、右手のオープンフィンガーグローブを顔をしかめながらも外す。
そして布切れを傷口に当て、止血する。
181
:
とある世界の冒険者
:2012/10/31(水) 00:20:31 ID:qop0eyF6
>>180
「ふっふっふ。しかしなんだろこれ、
持ってると破壊衝動に襲われそうな危険な感じがしないでもない」
不吉なことを言いながら両手で怪物の腕を振るう。
「よし、戦魂『拳』と名付けよう」
握りこぶしを固めた腕を掲げそんな事を。
いった矢先に手が開く。
「…やっぱり違う名にしようかなあ」
182
:
とある世界の冒険者
:2012/10/31(水) 00:26:20 ID:tNRGRjyE
>>181
「えっ、そのまま振り回すのか?」
棒の先端にくっつけて振り回すものだと個人的なイメージだが、思っていた。
そのままでは扱いにくいにも程がある
「拳じゃなくて、掌(てのひら)でいいんじゃねーか?指使って歩いてるのが印象的なんだが。」
他人の物に向かって口出しをしだす。
183
:
とある世界の冒険者
:2012/10/31(水) 00:31:36 ID:qop0eyF6
>>182
描写不足かもしれないが怪物の腕である手ではない。
つまりそれなりに長さはあるのだ。
「掌かあ、成程」
なぜか今度はチョキの形に。
「ある程度思うように動くのかなコレ、面白っ」
184
:
とある世界の冒険者
:2012/10/31(水) 00:36:05 ID:tNRGRjyE
>>183
「俺に攻撃した時もアイアンクロー狙ってたしな」
ネーミングセンスを褒められたのが嬉しいのか、ちょっと顔が綻んでいる。
「うぉっ!本当か!ちょっと弄ってみせて!」
興味津々である。
185
:
とある世界の冒険者
:2012/10/31(水) 00:38:03 ID:qop0eyF6
>>184
「ふっふっふ…熊の手モード!」
くわっと手が開いて熊の手のように広がる。
「これで落ち葉も一掃だあああああ!!」
禍々しい熊の手を振りまわす、危ない。
そんな感じで日は過ぎていくのだった…お終い!!
186
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 20:50:23 ID:ctDi7G9Q
【ゼオ宅】
「ただいま帰りましたよー……っと」
少々長めの仕事を終え、稼ぎやモンスターの素材などを担ぎ帰宅するジャック
すっかりこの様な暮らしが定着しているせいか、不安定な冒険者職という意識があまり無いのが救いか
「もう夕食は終わりかね……? この仕事、ルーチンが曖昧で困るな」
187
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 20:58:33 ID:/UBRBnYI
>>186
「――あ、お帰りなさい、ジャックさんっ。」
帰って来たジャックに気付いてか、ぱたぱたと娘が走って来る。
艶やかな長い黒髪を、そのまま真っ直ぐに伸ばし、薄い藍色の着物を着て。
腰には、刀は無い。
188
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 21:05:51 ID:ctDi7G9Q
>>187
「ただいま、桜」
笑顔で迎えると、少し屈んで髪を軽くすくい、現れた頬にキスをする
やたらと荷物が多いが、いつものことなので預けたりという素振りはない
「黒桜は部屋かい?」
189
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 21:06:58 ID:/UBRBnYI
>>188
「ん……っ。 ……えへへ。」
頬へのキスに、嬉しそうに顔を赤くして。
「……はい、今は。
――けど、その……それについて今日、お話したいな、って思って。」
190
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 21:12:26 ID:ctDi7G9Q
>>189
「ん? あぁ、俺は構わないよ」
黒桜を置いてきたという話の延長ならば、部屋に帰るわけにはいかないと考えて
「ならそこの広間で話そうか。もう誰も居ないみたいだしさ」
適当な場所に荷物を纏めて置くと、静かな灯りに照らされた広間を指差して
191
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 21:15:55 ID:/UBRBnYI
>>190
「……はい。」
ジャックの手を取り、広間に行って、
椅子に座ると小さく息を吐き出す。
192
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 21:26:39 ID:ctDi7G9Q
>>191
「……さて、黒桜が立ち会えないんだから、大切な話なんだとは思うけども」
向かいの椅子に座ると、息を吐き緊張気味の桜に話しかけて
「俺と君の間だ、俺はどんなことでも受け止めるよ」
「分かりきったことかも知れないけど、一応、ね」
良いことか悪いことか、様子から察するに悪いこととは考えられないが
一応、聞く準備は出来ていると告げて
193
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 21:29:54 ID:/UBRBnYI
>>192
「……あ、ぇと……。」
ふぅ、と息を吸ったり吐いたりを繰り返して。
「その――……ジャックさんは、
け、っ……けっこ……結婚って……か、考えて、くれてます、か?」
……爆弾を投下。
194
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 21:43:37 ID:ctDi7G9Q
>>193
「………………」
「いや、当然だろう。此処まで来て別れて他の女性と結婚って、俺は考えられないね」
と、間を空けながらも当たり前だと力説するジャック
そもそも兄貴の影響で古風な考え方をしているという設定はちゃんとある男である
「その話が出るってことは……貯金が足らないって話かな?」
「いやでも、貯蓄は基本的に桜に任せていたしな……ゴニョゴニョ」
195
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 21:52:10 ID:/UBRBnYI
>>194
「で、ですよね……あ、いえその、そうじゃなくてっ!」
貯金、の話が出てきて、慌ててそれを否定して。
「貯金は、もう充分で、その――……
私は、その……」
慌てた様子で否定を重ねながら、息を、整えていって。
「……――もう、準備、出来ましたから。
ちゃんと、ジャックさんの……お嫁さんになる、準備。」
だから、――後は
ジャックさん次第、と・
196
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:16:17 ID:ctDi7G9Q
>>195
「……え〜っと……つまりその……そういうこと? だよな」
いろいろと考えてはいたのだが、向こうから切り出されては勿論言わざるを得まい
いや、いつも考えていたはずだ。いつ言ってもいいように、何処で言ってもいいように、と
ただ、いざ言うとなると、その言葉はなかなか出て来ない
「あ、あの……さくらん……その、さぁ」
「お、おおお……おれ、おれと……」
「………………」
「………………」
「……」
「桜、俺と一緒になってくれないか?」
197
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:18:55 ID:/UBRBnYI
>>196
「………っ。」
こくこくこく、と。
無言の儘真っ赤になって頷いて。
「――…………ふ、ふつつかものですがっ……よろしく、おねがいします。」
198
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:23:37 ID:ctDi7G9Q
>>197
「……はは、不束者はお互い様ってことで」
「今日から劇的に何か変わるとは思えないけど、いつも通り、二人三脚で行こうよ」
「改めて、よろしく。桜」
気恥ずかしげに笑みを浮かべたまま、頭を掻いて笑う
ここ一、二年、以前と変わらず飛び回ってばかりの毎日ではあったが
しばらくは腰を据えるのも悪くない。そんな風にも考えて
199
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:25:01 ID:/UBRBnYI
>>198
「……はいっ。」
真っ赤でうつむいた儘、嬉しそうにそう返す。
「これからはちゃんと、護ってください……ね。」
200
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:27:19 ID:ctDi7G9Q
>>199
「あぁ、これからずっと、護っていくよ」
節目として改めて誓い、はと目を見開いて
「えぇっと、そう言えば指輪……だいぶ前に渡してたよな? そのときが来たら、みたいな感じで……」
若干慌てながら、思い出したように話し出す
201
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:29:27 ID:/UBRBnYI
>>200
「あ、はいっ、…・・・その、持ってます。」
こそ、と箱を取り出して、ジャックに渡して。
「……つけて、くれますか?」
202
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:34:53 ID:ctDi7G9Q
>>201
「あぁ……左手、出して」
若干生じた震えを抑えながら、その白い手をそっと握って
指輪を取り出し、薬指にゆっくりと装着する
「サイズは……ピッタリか」
203
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:39:23 ID:/UBRBnYI
>>202
「……あ、……あれ?」
自分に指輪が付けられるのを見て、幸せそうにした後、
ぽろぽろ、と涙が流れて
「あ、あれ? お、おかしいなぁ……し、幸せなのに……。」
204
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:47:19 ID:ctDi7G9Q
>>203
「桜……?」
涙を流す桜を目にして、隣に寄り添うとその頭を抱き寄せて
大丈夫だ、と小さく呟きながら、安心させようと髪を撫でる
「嬉しいときに出る涙だってあるさ……人間なんだから」
「暖かいだろう? だから大丈夫……泣いても良いんだ」
205
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:50:56 ID:/UBRBnYI
>>204
「…………っ〜……!」
ぎゅぅっ、と自分からも強く、抱きついて。
そのまま小さく、泣き続ける。
――もう、彼女が刀を振るう事は、ない。
206
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 22:56:49 ID:ctDi7G9Q
>>205
「…………」
そのまま、抱きつく彼女が泣きやむまで、彼はずっと彼女を抱きしめていた……
『……さて、お前はどうするんだ?』
黒衣に身を纏う師は、同じく黒の名を冠する刀に問うた
『あいつが刀を捨てるのなら、お前も例外ではない。むしろお前からその話は告げたと俺は推測しているんだがな』
207
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 23:02:52 ID:/UBRBnYI
>>206
「じゃっく、さ、じゃっく……っ!」
――さて、所は変わる。
『……知れた事よ。
己は"斬る"物、魔を斬り、闇を斬り、人を斬り、黒染の血桜を咲かす妖が刀。』
『――美しく咲く桜の元には、不要だ。
振るうに相応しい物が所へ、流れるのみよ。』
彼女の振るった刃は、彼女の背負った咎は、
全て、化生刀が連れて行く。 ――彼女の持った、狂気とともに。
208
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 23:14:05 ID:ctDi7G9Q
>>207
『成る程、あの馬鹿弟子が敢えて問わぬところを見れば、察するだけの知恵くらいはついたということか』
『持ち主の当てがないなら探してやるぞ。お前ほどの刀だ、相応の使い手も、御するだけの力のある奴も見つかろうよ』
209
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 23:15:26 ID:/UBRBnYI
>>208
『口に出していれば乗り込んで腸掻っ捌いてやる所だ。』
『なに、幸い今代の主が想像以上の使い手だったものでな、妖力は有り余っている。
――暫くは、自身で自身を使うに値する物を見極めるとしよう』
210
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 23:17:50 ID:ctDi7G9Q
>>209
『そのくらいの空気は読めるということだ。お前と桜の絆を知らぬほど、脳天気でもないさ』
『……そうか。精々達者で暮らせ。欲しいモノがあれば好きに持って行けばいい、刀のお前のお眼鏡に適うモノがあるかは知らんが』
211
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 23:23:58 ID:/UBRBnYI
>>210
『……アレと私は……そうだな、もう、親子の様なものかもしれん。
親を斬り殺させた私が言う事で無いが。』
『気遣いは感謝するが、必要も無いだろう。 ……ではな、黒衣の剣士。
未熟なそっちの弟子と……私の、主を頼む。』
ぼぅん、と黒煙を上げて。
黒い刀は黒い鎧武者の姿へと変異して。
212
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 23:29:39 ID:ctDi7G9Q
>>211
「絆というものは得てして難しいものだ、生まれた経緯とその重さは比例しない」
煙草に火をつけながら、変身する様を見つめて
「馬鹿弟子ながら、女を見る目と女に対する態度だけは一人前だ。心配するな、桜は幸せに暮らせるだろうよ」
213
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 23:32:12 ID:/UBRBnYI
>>212
『そうだな、――そうであれば良い。』
伽藍堂の鎧武者は、遠目に二人の姿を見て。
『では、な。 ――然らば。』
音もなく――黒い鎧は消えた。
自身の主と、それを愛する男の幸せを、願って。
214
:
とある世界の冒険者
:2012/11/02(金) 23:35:59 ID:ctDi7G9Q
>>213
『……不器用な奴だったな。まさに刃のような、そんな男だった』
消えたその場所を目視しながら、手向けのように煙を吐いて呟いた
少なくとも、彼の願いはかなうだろう確信しながら、師もまた闇に消えた
215
:
とある世界の冒険者
:2012/11/04(日) 22:45:44 ID:N.XN1B62
――王都内、エレナ宅
さて、エレナという一人の少女が剣を棄て、作家業に専念しはじめてかれこれ数年は経つ。
それまで剣と己の魔術のみで生計を立てていた昔と違い、今は、中学生から高校生の女の子にヒットする詩人として名を響かせていた。
詩人としてのランクでいうならば、下の上とか、中の下とかであるが――ともあれ、プロの世界の荒波をしっかりとわたっているようだった。
「――はたち、は。少女?」
彼女は部屋の中、虚空を見つめて何やら地の文に大して文句をつけている。
もっとも、彼女の奇行や妄言の類は、恋人であるディフには慣れきったものかもしれない。
216
:
とある世界の冒険者
:2012/11/04(日) 22:58:05 ID:GACGnIVY
>>215
「…………エレナ、何に対して言ったのか僕は知らないけど…… あんまりケチ付けちゃいけないような物じゃないと思うよそれ」
もはやエレナの行動に関しては特におかしいと感じる事は無くなった、もとい慣れた
エレナと付き合い始め、魔剣を受け継いで早数年
こちらは立場的な変化はない、精々身分の変化といえば高校最終学年になったぐらいだろうか
しかし口調や性格、そして身長(幸運にも、今やエレナより少し高くなった)に関しては、数年のうちに少しずつ変化していった
「確かに違和感があるけど……… 『女性』と呼ぶにしても少し若い印象があるんだ」
「『青年』の女性バージョンが一番相応しいんだろうけど一般的じゃない、いや少なくとも僕は知らない」
217
:
とある世界の冒険者
:2012/11/04(日) 23:07:20 ID:N.XN1B62
>>216
「そう――?」
く、と彼女は小さく伸びをして、それからあくびをひとつした。
剣を手放してからというものの、今まで失ったものを取り戻すとでも言うように、彼女は女性的なプロポーションを獲得した。
端的にいえば”太った”のであるが――それまでが”痩せすぎ”だったので、現状で丁度いいぐらいである。
「……人は、変化する」
彼女は席を立ち、ゆっくりとディフに向き直る。
今の”少女”や”女性”どちらが良いのかといった話題なぞなかったかのように。
「人が変化すれば、その関係も変わらずにはいられない」
「――それでも、私は不変を望んでいる。胸中の暖かな気持ちは、変わって欲しくない」
「ディフは、どう?」
彼女は細い指先を、ディフの頬に這わせた。
目はディフの目を見ているのか、いつも通り虚空を見つめているのか――いくら付き合いが長くても、わからない。
彼女は何でも見ているようで何も見えていなく、何も見えていないようで何もかも見えている節がある。
「私は、ディフの傷を埋めるのに十分?」
彼女の言葉の端には、不安が見て取れた。
218
:
とある世界の冒険者
:2012/11/04(日) 23:29:42 ID:GACGnIVY
>>217
「………変わっていく物もあるけど、変わらない物もあるよ」
「ありふれた言い回しだろうけど、的を射ていると思う。 ……僕も同じだよ」
「十分すぎるほど、だよ。 むしろ僕の方が不十分じゃないかと思ってしまうぐらい」
今もなお残る火事の傷跡。 表面上は普通に振舞っているが、今もなお引きずり続けている心の傷
それでも平凡に、普通の恋人が恋人にのみ見せる笑みでエレナを見つめ返した
219
:
とある世界の冒険者
:2012/11/04(日) 23:40:27 ID:N.XN1B62
>>218
「私は――ディフから、本当に沢山のものを受け取っている」
「私に不足がないか、いつも不安」
這わせた手を引っ込める。
「私のほうが、お姉さんなのに」
「――ディフは、もうこんなに頼もしい」
もう自分がディフを慌てさせることはできない。
主導権を握っていたようで、今は完全に彼の手元にある。
――ただ、それもいいか、と彼女は思っていた。
「……そつぎょう、したから?」
何かの憑き物が取れたように、彼女はいつもの声のトーンでもって、首をかしげながらそんなことを言う。
……そつぎょう、が何を意味するのかは、聞かないほうがいいかもしれない。
220
:
とある世界の冒険者
:2012/11/04(日) 23:46:33 ID:GACGnIVY
>>219
「…………エレナ、もうすっかり慣れたと思ってたけど」
「会話の高低差が凄まじすぎるよ……」
慌てさせる事はできずとも、それはそれで十分に効果を発揮していた
何だったんだろうか、今までのシリアスな雰囲気は
221
:
とある世界の冒険者
:2012/11/04(日) 23:55:13 ID:N.XN1B62
>>220
「……そう?」
彼女はあくまでも素である。
良くも悪くも、創作的な能力を強く持った人間というのはどこか壊れているのが相場だが――。
いくらなんでも派手に壊れすぎはしないだろうか。
「私は、ディフがいれば幸せ、だから」
「だから、代金に――私を、受け取ってくれればいいな、って」
虚空を捉えていた目が、今明確にディフの目を見つめる。
彼女は、そのまま吸い寄せられるようにディフにくちづけをした――。
//んではこんな感じでー。おつきあい感謝です!
222
:
とある世界の冒険者
:2012/11/05(月) 00:03:52 ID:HSxI0okY
>>221
返事をする間も無く、エレナに奪われる自信の唇
ディフの知る所ではないが矢張り主導権はエレナにあるのではないだろうか
……まぁいいか、と静かにエレナの目を見つめ返し 目を閉じるのであった
//日付を挟んでお疲れ様でしたー!
223
:
とある世界の冒険者
:2012/11/10(土) 23:27:57 ID:hh7IQ.JE
<王都のどっかスターキャッツカフェ内>
【明かりはぶら下がるランタンのみ。木製の薄暗くレトロな雰囲気を醸し出す店内。】
【カウンターに立つは黒布を巻いた二足歩行で尾にリボンをつけた小さな渋めの黒ネコ。
店内の隅にはネコ耳をつけた2m弱の大男の人形があるが気にしてはいけない。
そしてカウンターの目立つ箇所に"酒場のマスター"とサインされたカードが飾られている。】
224
:
とある世界の冒険者
:2012/11/10(土) 23:30:34 ID:UlX0EMEc
左片眼鏡を付け燕尾服を纏った一房の赤髪が混じった黒髪の青年、来店。
「…結局今日も見つからずじまいだった」
225
:
とある世界の冒険者
:2012/11/10(土) 23:34:23 ID:v8PKJmXA
「どうしたものでしょうか
注文するならこの店おすすめで」
考え事をしつつも来店するのは、黒い髪の中性的な容姿の青年
背後には霊的な気配を感じることができる
ただし霊感のようなものが強くなければ、形を捉えることはできない
捉えたならば、そこにいるのは騎士の女性
226
:
とある世界の冒険者
:2012/11/10(土) 23:42:16 ID:hh7IQ.JE
>>224
「あーかいにゃんことみどりのー……誰だ、汝?」
【丸椅子の上に背を向けた状態で立っていたネコが振り返る。
その姿は二足歩行ながらも紛れもなくネコである。】
「てか、らっしゃいにゃ。」
【ピシ、と向けたその手のひらは紛れもなくネコのものであり
指に値する部分には冗談みたいに丸いぷにぷにとした肉球が付いている。】
>>225
「にゃんつーか、王都でこんな事いうのもにゃんだけど。
…………意味不明、にゃっ!」
【一人で会話らしきことをしている青年にルベリエに向けていた肉球を
そのまま、向けた。】
227
:
とある世界の冒険者
:2012/11/10(土) 23:45:12 ID:UlX0EMEc
>>226
「…ネコが応対をしている…成程、ネコカフェではあるな」
暫く店長を見つめたまま突っ立っていた青年。
その目は何か鋭い、地の顔なんだけどね。
「まあいい、珈琲が欲しいのだが」
228
:
とある世界の冒険者
:2012/11/10(土) 23:48:26 ID:v8PKJmXA
>>226
「店長的にこの店おすすめの品を注文したいな、と」
と、意味不明と言われてもネコに頼んでみる青年
>>227
「カフェですし話し相手の一人や二人を捕まえてみたいもの……
とこんばんはです」
そう呟きつつも、
適当に椅子に座りながらも近くにいた青年に気づいてか声をかける
229
:
とある世界の冒険者
:2012/11/10(土) 23:52:16 ID:UlX0EMEc
>>228
「ああ、こんばん……つかれているようだな、お大事に」
片眼鏡の奥の瞳が一瞬怪しく光る。
が、対応はどちらかと言うと冷たかった。
230
:
とある世界の冒険者
:2012/11/10(土) 23:55:38 ID:hh7IQ.JE
>>227
「オーライ!
飲み物以外のメニューは後で持っていくにゃよ。」
【そういうと店長ことチャオウスの影が蝋燭の炎の様に揺れる。
そうかと思うと、その影がむくりと起き上がった。
そして、何事も無かったかのように影が店の奥へと消えていく。】
「ま、スターキャッツカフェって書いてあるしにゃー。
これでネコが一匹も出てこなかったら、それこそ名前負けにゃよ、完敗。」
【ネコと触れ合うだけで店員などは普通の人間という形式もある。
とはいえ、ここは文字通りの意味でネコカフェなのである。】
>>228
「オススメ、ってか折角、わざわざここに来るにゃら
CATカテゴリーの中から食して欲しいものにゃね、吾輩的にネコカフェ的に。」
【そういいながら、ネコを象ったメニューをヴァッシュへと差し出す。
CATカテゴリーはその名前の通り、ネコに因んだメニューが並ぶ。
本来、メニューはこれのみの筈なのだが、それでは流石にニッチ過ぎるということで
普通の喫茶店にあるようなメニューを入れているのである。】
NORMAL
チキンドリア
ハンバーグ
ナスとキノコのミートパスタ
ロールキャベツ
サラダ(ネオベイ風&ゴマだれ)
カレー(甘・中・激・獄)
プリン・ア・ラモード
CAT
ネコ缶
ネコ缶バーグ
ホネポテト
カツオ出汁のクリームパスタ
マタタビティー
ニボシクッキー
マタタビジュース
マタタビ酒
CHALLENGE(挑戦メニュー)
ブラックハーブティー(無料) ※完食者が出ました。
20年物マタタビドリンク ※完食者が出ました。
※メニュー変更の可能性あり。
231
:
とある世界の冒険者
:2012/11/10(土) 23:59:14 ID:v8PKJmXA
>>229
「言われてみれば、肩が凝っている気がします」
のんびりとした様子で答える青年
疲れている、と解釈したのかもしれないし、
憑りつかれるのほうで解釈したのかもしれない
どちらなのかは本人のみぞ知る
>>230
「なるほどです、では」
メニューを見せてもらい、少し思案して
「骨ポテトというのが気になりますね、なんとも」
と言う
232
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:02:17 ID:3Rrh69/s
>>230
「猫が店番は許容しよう…だが何だあの影は」
流石に問いただしたくなる青年。
「ネコではないだろう、如何見ても」
>>231
「そうだろうな、重そうなのが寄り掛かっている」
会話が成り立っているのかいないのか。
233
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:09:47 ID:Ks8LMc9A
>>231
「にゃー、まぁ、名前の通りにゃね、それも。」
【ホネポテトの説明をするはずなのだがろくな説明じゃない。
それほど、説明することはないのは事実である。】
「だって、ホネ(の様に固い)ポテトだしにゃー。」
【結局、店長の説明ではホネの形を模したポテトなのかはたまた
ホネの様に硬いポテトなのか、あるいは別の何かなのか……は分からない。】
>>232
「にゃー、汝に許容されずとも吾輩はここにアリ!」
【ビシリと片腕をまっすぐ上に挙げて、宣誓する様なポーズで。
そんな事を本体がやっていると、奥から影が現れる。】
「吾輩は吾輩にゃけどね。それ以下でも以上でもなし。
強いて言うならば、吾輩だしにゃ。吾輩と〝吾輩〟は大差は無ぇ。」
【何と影も喋ることが出来るらしい。喋りながら淹れて来たコーヒーを差し出す。
コーヒーのほかに先ほどの宣言どおりのメニュー(
>>230
)とネコ耳が添えられている。
メニューは分かるとしてもネコ耳は何なのだろうか。
カチューシャ的な形状であるため、いわゆるコスプレなどに使うものなのだが。】
234
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:15:34 ID:628nH0KM
>>232
「……なるほど、道理で重いわけです
というわけで、少し離れていただけませんか」
寄りかかっていると言われて、どこか納得した様子で言う青年
それを聞いてかはわからないが、霊的ななにかは、
ヴァッシュからそれなりに距離を取る、続けて
「ご指摘のおかげか、肩凝りがいくらかマシになりました
残念ながら、作業の疲れによる肩こりは残ってますけどね」
と、苦笑しつつ言う
気付いていたのか気づいていなかったのかはともかく
>>233
「なるほど、では実際に見てみたほうが早そうですし、これお一つ」
と言い注文しつつも、続けて
「あとマタタビジュースも追加で、普段見かけませんし」
と言い、注文
235
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:18:59 ID:3Rrh69/s
>>233
「しかも喋るのか…インパクト大の店だな」
何かに疲れたように溜息一つ。
「珈琲は美味そうだ、メニューもまあ分かる…で?」
ネコ耳ぶらぶらさせて射る様な眼で店長を見る。
地の顔ではなく若干睨んでる。
>>234
「それは良かった。作業?何かの帰りか?」
236
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:26:12 ID:Ks8LMc9A
>>234
「百聞は一見に如かず!
その選択は実にグッドにゃよ!」
【ぐっ、とその肉球を立ててサムズアップの様なポーズを。
実はCATカテゴリーの食べ物はあまり注文されないため、この注文は素直に嬉しいものだ。
やはり、ネコ缶など食べるのに抵抗があるものも存在するからであろう。】
「にゃにゃにゃ、了解にゃ。
ちなみにマタタビジュースはマタタビ関連の飲み物の中で一番、マタタビ度が低いにゃが
それでも十分にマタタビを感じて貰えると思うにゃよ!」
【地味にマタタビと名の付く飲み物は4つもある。
流石にジュースなのだから、一番低いのだろう。】
>>235
「にゃっにゃっ、吾輩の様なタイプの獣人はそんなにいないからにゃ。
獣人を知らないものから見れば、ネコそのものが立って喋ってる様なモンにゃし。」
【一応、ネコにしか見えないこいつも厳密にカテゴライズすれば獣人に当たる。
とはいえ、人間の成分より明らかにネコの成分が多すぎるのだが。】
「えー、そんな目で見られてもにゃー。
タダ単にネコカフェという以上は客もそれを味わって欲しいという方針の下、渡してるだけにゃよ。
別に強制する気はにゃいけどね。つけて欲しいのは変わりにゃいけど。
ま、最近は付けてくれる客は減ってきた感じにゃね。きゃら☆ぶれいく!」
【そんな視線を受けて口を尖らせ、頭の後ろで手を組んで不服そうにしている。】
237
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:32:05 ID:628nH0KM
>>235
「まあそんなところです
人形作りも、なかなかに集中力の居る作業です」
と言いつつも、続けて
「そちらのほうこそ、なにかの帰りなので?」
なぜかそう尋ねてみる
>>236
「まあ最悪マタタビを感じられなくても気にしませんよー」
なんてのんびり言いつつも、続けて
「では僕は、ホネポテトを頼んで本当にホネが出てきたらどうするか、
少し考えますか……」
と言い、思案し始めるのである
238
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:38:44 ID:3Rrh69/s
@すまぬー 眠気が…落ちるんよ
239
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:41:18 ID:Ks8LMc9A
>>237
「まぁ、ビンビンに感じまくったら大変なことになる場合もあるけどにゃ。」
【マタタビとは一種の滋養強壮効果があるため、強いものを摂取すればリスクは上がる。
そうでなくとも人によっては、マタタビに過敏に反応してしまい、お酒を飲んだときと
同様の状態が顕れる事があるのだ。】
「にゃっにゃっ、そんなことはないから要らぬ心配にゃね。
チャレンジ以外は一応、食べれるものを出してるつもりにゃしね。」
【あくまで店でありカフェである。
ホネなんて食べられないものを平気で出せば、間違いなくつぶれてしまう。】
>>238
//了解。お疲れ様でした!
240
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:45:57 ID:628nH0KM
>>239
「ならなおさら、軽いほうがよさそうです」
と言いつつも、続けて
「少しだけ安心しました」
ふう、と息をつきつつ
本気でそう思っていた節があるのかもしれない
241
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:53:45 ID:Ks8LMc9A
「汝がベロンベロンになっちまうにゃら、そっちのほうが吾輩も助かる。」
【言えば、ベロンベロンになってしまう客を介抱したことだってあるのである。
だが、ネコが人間を介抱するというのは並大抵の苦労ではない。】
「にゃにゃ、まぁ、完成をお楽しみに――――って、出来たみたいにゃね。」
【そうこうしているうちに肝心のホネポテトが完成したようだ。
またしても、影が調理し運んでいる。
グラスに入れられた少し黄色がかかったフライドポテトを固めたようなものと
黄金色の液体が入ったグラスである。
例によってネコ耳も添えられている。】
//ホネポテトはじゃがりこをイメージして貰えればいいです。
242
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 00:59:40 ID:628nH0KM
「僕も意識を持って行かれるのは困るのです
酔った勢いで、ついうっかり店に霊を取りつかせてしまうかもしれませんし」
なにやら物騒なことを言いつつも、続けて
「ポルダーガイストか、はたまた生き霊か……」
影を見て、そんなことを呟きつつも、それを受け取り、
ポテトを一つかじってみる、ネコ耳は受け取り、とりあえずどこかに置いておく
「お菓子のようですねー」
噛み終えて最初に放った一言であった
//了解ですー
243
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 01:04:31 ID:Ks8LMc9A
「いや、吾輩はそんなんじゃにゃいし!」
【と、自身を幽霊扱いするヴァッシュに首をぶんぶんと横に振って否定を示す。
とはいえ、影のチャオウスはもちろん真っ黒であるため、首を振っても分かりにくい。】
「にゃー、吾輩としてはこう……ちょっとした軽食のつもりだったんにゃけどね。
あれにゃ、たいていが今の汝みたいにお菓子っていうから悲しひ……。」
【よよよ、とどこで覚えてきたのか腕を目元あたりに寄せて、泣くジェスチャー。】
244
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 01:10:38 ID:628nH0KM
>>243
「霊ではないと?」
先の言動否定された気がしてか、そう返しつつも
「泣いている……、わけではないですね
僕はなにも悪くない、と」
ネコを一瞬じっと見つめて、そう判断して、
「軽食もお菓子も、それほど変わらない気がしないでもないですけどねー」
と、さりげなくマタタビジュースを飲みつつ言う
245
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 01:15:48 ID:Ks8LMc9A
「いや、どう見たって霊じゃにゃいし。
ってか、生霊だったら明らかにそれを発している対象が真横にいるんですが!」
【それはチャオウス(本体)のことであろう。
仮に生霊だとすれば、それは強い思念を放つ存在から現れている。
そして、生霊とは大抵は本人が気づくことがないのが常である。
このネコがそんな霊体を構成出来る強い思念を持っているとは思えないし
まして、本体自体は影の存在を認知している。】
「ま、まぁ、良いにゃよ、うん。」
246
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 01:20:48 ID:628nH0KM
>>245
「確かに、それもそうです
別にいつ死んでしまっても心残りなさそうですし」
今になって納得した様子、続けて
「そういえば、ネコ耳いただいてましたね」
今になって思い出した様子の青年
ネコ耳のほうを見て
247
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 01:26:00 ID:Ks8LMc9A
「にゃにゃ、アレにゃ、顔に似合わず毒舌にゃね、汝。」
【さらりととんでもないことを聞き逃すことは無かった。
ある意味で、ヴァッシュの言葉は当たりでもあるのだが。】
「うむ。シャイボーイ&ガールが急増した所為で
現在のところ特に役に立っていないけどにゃー。」
248
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 01:29:26 ID:628nH0KM
>>247
「おや、ばっちり聞こえていたみたいです
で、実際のところはどうなので?」
苦笑しつつ、無論わざとであろうが
しかし気にせず尋ねていくのであった
「まあネコ耳ですし……、これにつけてみますか」
というと、持っていたらしい鞄を漁りだす
249
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 02:15:44 ID:628nH0KM
//時間的に寝落ちと判断します
皆様お疲れ様でした!
250
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 23:23:01 ID:Ks8LMc9A
<王都近くの森>
「…………。」
【夜の森の中、茂みをがさがさと音を立て、滑るように移動する影が一つ。
姿は茂みの所為でよくは見えないものの、森での生活に慣れた動きをそれは見せる。
その影の背丈は小さい。また、慣れた動きとはいえその動きは素人かそれ以下である。
つまりは、何とか森で生きていけるレベルに過ぎない。】
251
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 23:40:20 ID:Ks8LMc9A
「……とりあえず、大丈夫そうか。」
【茂みから目だけを出すようにして辺りを窺う者が一人。
うっかり、ポツリと漏らした独り言の声からして、まだまだ若い少年だ。
もちろん、夜の森を行動しているのだから周囲の警戒を怠らないのは当たり前だ。】
252
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 23:55:25 ID:Ks8LMc9A
FO
253
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 23:57:31 ID:qmuJRzgQ
「………」
どこからともなく歩いてきたのは、白銀髪の少女
少女が現れてから、少女の周辺が冷たく感じられるようになる
冷え込んできたこの季節にも関わらず、である
254
:
とある世界の冒険者
:2012/11/11(日) 23:58:31 ID:qmuJRzgQ
//入れ違いのようですのでfo
255
:
AKB
:2012/11/12(月) 07:12:26 ID:.8MCj0NQ
元AKB48前田○子の禁断のチュウプリが流出!!
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256
:
とある世界の冒険者
:2012/11/12(月) 22:37:14 ID:FHH4b2RY
森と草原の境界線
草原の岩場から美しい歌声が聞こえている
反対に森には誰kがいるような気配がする
分かれ道、どちらを選ぶか
257
:
とある世界の冒険者
:2012/11/12(月) 22:55:06 ID:Y7LGHSbQ
>>256
「顔写真だけで捜すのは難しい。
やはり捜し人の習性や、よく行く場所を知る必要がある。
どこまで僕が首を突っ込んで良いか分からないが…仕方あるまい」
派手な半袖の着物を着た少年が街道を歩く。
捜索は難航しているようで、暗い表情を浮かべていた。
「…やはり、ここか」
草原方面からの歌声。
少年は歌声の方へ脚を進めた。
258
:
とある世界の冒険者
:2012/11/12(月) 23:07:48 ID:FHH4b2RY
草原では岩に腰を落ち着かせて座っているエルフの少女
歌は極東付近の独特の流れがある
髪の毛は、本来なら金髪なのに今は黒くなっている
白銀の目がヘクトを見つけ見つめる
「こんばんわ」
ニッコリと微笑みながらヘクトに挨拶
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