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第三汎用スレッド

1「鍵を持つ者」:2012/09/29(土) 00:27:21 ID:???
第三の眼なんて無かった

1056とある世界の冒険者:2013/06/28(金) 23:36:11 ID:B2Z9flWY
「……やっぱり……。
あの、うch……私もめのうちゃんに会いたいんでございます……!」

会ってどうするのか。それは考えていない。
ただ繋がりが断たれるだけではない。だが会わなければいけないという気持ちは強かった。
何より、あんな苦渋の表情で孤独に呻くメノウを放ってはおけない。

「……うん。」
小さく、しかしはっきりと聞こえる様な力の籠った返事をする。

1057とある世界の冒険者:2013/06/28(金) 23:48:52 ID:LcF2zHe2
「……でもボブは自分がなんとかする、って言ってるのです。
 勝手に動いて、怒られるのはヤ、ですし」

うつむきがちにそう言う少女。
テーブルにうなだれている少女は……

〈……レーヴァティン怖いだけの癖に〉
「う。」
そんな事を言う。
とはいえ、あの杖をどうにかしなければ話しも何もない。

1058とある世界の冒険者:2013/06/28(金) 23:54:43 ID:B2Z9flWY
「……どうにか、近づけたら……。」

自身もまだ師と仰ぐ人物に手解きを受ける最中だ。
メノウの魔法に比べたら、とろ火程度だろう。

故にあれ程の力を以ての拒絶に、どうしたら良いか分からないのが本音だ。

1059とある世界の冒険者:2013/06/28(金) 23:57:59 ID:LcF2zHe2
〈……私のミョルニルと、クリスのブリューナク使えば、できなくもない〉
そう言ってごろり、と頭だけそちらに向ける少女、コハク。

〈けどクリスは怖がりだから、多分やらないし。
 準備してる間にメノウねーに焦がされる、パp……ボブは、つかいものにならないし〉

今パパと言いかけたが、言い直した。
……対策は……ある、ようだが。

1060とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:07:27 ID:SxoTJbMg
「……私も何か、力になれないでございますか……?」

問題は幾らかあるがものの、現状に縋れる手はこれしかない。
故に、トラブルシューティングが先だ。
思考を切り替えたユーノは、真剣な表情でコハクに問う。

1061とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:10:52 ID:WVcxJHGQ
〈……私達が呼んでも、あんまり意味無いかも〉
「………です。」

うつむき気味に、二人が言う。
……それは多分、彼女たちも父親の死に「納得」なんてしていないから、だろう。

〈……やるなら、こえかけて上げて欲しい。
 できれば、一杯で〉

とはいうものの。
彼女の知り合いには、あまり詳しく無いだろう。

1062とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:15:31 ID:SxoTJbMg
「一杯……。」

その問題は、中々に解決しづらい物だった。
もともと、ユーノもメノウと会うまでは一人ぼっちに等しかったのだから。
加えてやはり、図書館ではメノウの他に、メノウを交えて話した事が無い。

ならば。

「……メノウちゃんから、何か知り合いの話を聞いた事はあるでございますか……?」
僅かな手掛かりでも得るしかない。と。

1063とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:18:06 ID:WVcxJHGQ
「……ユリちゃんとか、アリスちゃんとか、ぐらいなのです」
〈……私達も、基本的に、家っ子だし〉

忘れがちだが、彼女たちはホムンクルスだ。
メノウぐらい明るいほうが、おかしい。
メノウぐらい元気が合って友達が多いほうがおかしいのである。

〈後は……やっぱり、パp……ボブとか〉
「そのボブも何処行ったんだか、なのです」

1064とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:29:02 ID:SxoTJbMg
「……ユリちゃんと、アリスちゃん……。」
決して少なく無い名前では無いが、貴重な情報。
押さえない訳にはいかない。

「そうでございますか……。」

「ボブお父さん……。
……どないしたんやろ……。」
尾へ進むにつれ独り言で、口元に手を当てて。

1065とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:31:09 ID:WVcxJHGQ
「仲がいい同年代は、やっぱりそれぐらいなのです。」
〈……ペニサスおねーさんはパパの友達だし〉

むー、と唸る少女二人。
此の二人だって、何かしたくない訳ではないのだ。

『居ても立ってもいられないんだろうねぇ。
 ゼオとかツカサさんにまで手伝い頼んでたし』

ぱたぱた、と尻尾を揺らしながら言う犬。
お父さんも、必死なのだろう。

1066とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:43:16 ID:SxoTJbMg
「……私は正直、メノウちゃんのお友達の顔が分からないでございます……。
もしお二人が良いのなら、一緒について来て欲しいんでございます。」

暫しの遣り取りのあと、意を決した様に告げる。

「(うちも頑張らへんと……。)」
動いてる人間の数からしても、目の当たりにした身からしても只ならぬ事だ。
気構えを改めて更に引き締め、唇を真一文字に結んだ。

1067とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:46:24 ID:WVcxJHGQ
「…………ガルムが牙出して睨んでるから、仕方なく、仕方なく、なのです」
〈……怖がり〉
「むぅっ!!」

父親に対する言い訳を立てて、
渋々、と言った様子で同意する。 ……本当は動きたくて仕方なかった癖に。

『……けど怪我されるんなら、僕は止めるからね。
 後々、メノウが悲しむ』

1068とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:53:59 ID:SxoTJbMg
「……。」
クスリと、そんな様子に小さく笑みが漏れる。

「……ありがとう。」
そして方言まじりに、心よりの礼を二人へと向けた。

「でもガルムちゃんええ子やから、黙っててくれるやんな?」
おどけた様な笑みを向け、吹かせてみせる。
こういう強気な冗談を言える程に成長した……という事か。

1069とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 00:57:03 ID:WVcxJHGQ
『そうだねぇ、……結局は僕も、メノウが一番だからねぇ』

自分の主人の為なら、他者がどうなろうと目を瞑る。
ただ、自分はその性質上他も守りたがってしまうだけだ。

「けど、ヒスイとダイヤはどうするのです?」
〈……どうせお腹へったら帰って来る〉

そして作戦会議な、二人。

1070とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:04:40 ID:SxoTJbMg
「……ほんと、頼もしいわ。」
口元に手を当て、上品に笑む。

「その…ヒスイちゃんとダイヤちゃんが居たら
……もうちょっと可能性は濃くなるでございますか……?」

1071とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:09:44 ID:WVcxJHGQ
『けど正直怖いよー、僕も。
 グリフはともかく、ヘイロンとリーヴァ、僕より強いし』

グリフ……は、グリフォンの事だろう。
ヘイロンとリーヴァは、余り見た覚えが無い。

「ダイヤとヒスイは戦闘慣れしてるのですよ。
 私達は、そうでもないのですけど」
〈……家っ子と外っ子の違い〉

1072とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:17:45 ID:SxoTJbMg
「……。」
ガルムの言葉と、二人の言葉を飲み込んで考える。
こちらの数は多いながら、向こうは個々の力がかなり大きい。
となるとやはり……

「じゃあ、皆で一緒に行きたいでございます。」

1073とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:21:04 ID:WVcxJHGQ
『グリフぐらいならまぁ、僕一人でも相手出来るけどねぇ。
 あ、メノウには攻撃一切出来ないから、うん』

それは当然である。
彼はどこまでいってもメノウちゃんの使い魔なのだから。

「……じゃあまずは二人を探して、からなのですね」
〈………私はユリちゃん達探してみる〉

そういって椅子から降りる少女二人。
コハクは、槌を。 クリスは、水晶を思わせる槍を何時の間にか手に持って。

1074とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:25:20 ID:SxoTJbMg
「分かってる、そんなんさせへんよ。」
たとえ出来たとしても後味悪い事この上無い。
そんな事は絶対にさせまい。そう心に誓う。

「おおきに……
…、あ。…ありがとうでございます。」
思わず素の言葉が出るが、すぐに引っ込めて丁寧な礼に替える。

1075とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:26:48 ID:WVcxJHGQ
『……ボブも心配だよなぁ。
 ほぼ死体のくせに無理しちゃって』
はぁー、と犬が溜息を吐く。
なんだか絵面が面白い。

「ああ、いいのですよ、メノウねぇから聞いてるですし」
〈…………楽しそうに話してた、ゆーちゃんと遊ぶんだー、って〉

1076とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:37:04 ID:SxoTJbMg
「ほ、ほぼ死体って……。」
こんな時でも軽口を叩ける胆力に、苦笑い。

「……そっか……。」
今やもう……
そう思い掛けた所で、思考を前向きに傾ける。
もう一度、あの他愛も無い会話を取り戻すのだと。

1077とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:41:43 ID:WVcxJHGQ
『……ボブの種族的な物、っていうのかなぁ。
 身体の端の方から石になってくんだよね、寿命だと』

大体はその前に死んじゃうらしいけどね、と付け加えて、尻尾を一度ぱたんと振る。

「……まぁ、私もちょっと、メノウねぇが居なくて寂しい、って思い始めたですし、
 ……頑張って連れ戻してあげても、いいのです」

〈似合わない。
 ……じゃ、先に行くね〉

がちゃり、とドアを開けてコハクが出て行く。
向かう先はおそらく、メノウの友達、の所だろう。

1078とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:52:22 ID:SxoTJbMg
「……石……。」
死して石になる種族。
確か……ガーゴイル。頭の中でそう浮かべる。

「うん、分かった。」
心強い様子でその背中を見送り、自身も立ち上がる。

「じゃあ、うちらも行かなな。」
ぎゅっ、と霊樹で出来た杖を握り、息をのむ。

1079とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 01:55:25 ID:WVcxJHGQ
『……ま、あんま気にしないでいいよ。
 んじゃクリス、ゆーちゃん、外出たら背中乗ってね、匂い辿って超特急だよ』

言いながらわんこが先導するように前を歩く。
自分の主を、冷たく熱い炎の殻から、引きずり出して貰う為に。

「……はぁ、受験勉強の時間がなくなるのです。
 メノウねぇが帰って来たらお説教で、おとうさn……ボブに勉強を教えてもらわないと、なのです」

小さく愚痴りつつ、水晶の少女も後に続く。
……少女たちの運命や、如何に。

1080とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 02:01:08 ID:SxoTJbMg
「うん、分かった。」
きゅっ、と眉を吊り上げて後へと続く。

絶対に、横に居て見せる。
そういった決意は面持ちに現れ、少しだけ少女を逞しく見せた。

「……待っててな、メノウちゃん……。」
小さく零し、物語は進む……。

【みんなの明日はどっちだ フェードアウト】

1081とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 02:03:40 ID:WVcxJHGQ
【一旦閉幕、FO】

1082とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 02:34:08 ID:SxoTJbMg
-王都 カルレオンの巣箱-

「……と、言う訳でだ。」

円卓をぐるりと囲み、孤児院の面々が一堂に会する。
今宵集まった理由は後々語られるが、久々に揃って食事をするという面もあった。

「……少し前から手伝いをしてくれているクェサリエルだ。」
『(…………い、今なんだ……)』
[いや、知ってるし。]
<……ほぇー……クェスねぇそっくりやー……。>
〔同じ人だよ!?〕
《えへへー、高い高ーい♪》

多種多様な反応を返す一同。
クェスの紹介は置いておいて、今回の話はリンダの抱いている赤ん坊の事である。

この赤ん坊はかつて馬車襲撃事件のたった一人の生き残りである。
先のアテが見出せなかったクェスが預けた子であり、まだ名前がない。

「そのクェスが連れて来た赤ん坊の名前を、決めたいと思って集まってもらった。」
赤髪の男性が皆を見渡しながら言う。

1083とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 02:38:21 ID:WVcxJHGQ

「……暫く戻らない間に、また増えたんだな。」

クェスの方を見て、そう呟くのは薄手の黒いコート、
少し逆立った緑色の髪に何処か不健康そうな青年。
挨拶もそこそこに、興味はリンダの抱き上げた赤ん坊の方へ。

「そういう事なら、あまり力にはなれそうにないかもな。
 名付けのセンスは、無いだろうし。」

何より、赤ん坊に好かれる容姿ではない。残念ながら。

1084とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 02:45:43 ID:jALVvEkQ
「改めてよろしくね、クェス」
ニコリと笑みながら言う蒼いロングヘアの母。
もう20後半に差し掛かったはずだが、未だに若々しいのはエルフの血のせいだろうか。

「ホント、どうしようかしらね……名前」
リンダが抱く赤子の方を見やって。
余り知られていないことだが、彼女のネーミングセンスはよろしくない方に分類される。技名以外は。

『名前か……』
ジャキの隣の席に座り、真剣に悩んでいる様子の金髪褐色肌の少年。
元来が真面目な性分なだけに、かなり考え込んでいるようだ。

1085とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 02:55:20 ID:SxoTJbMg
>>1083
『宜しく、ジャキ君。』
小さく首を傾けて、翠髪を揺らし朗らかな笑みを向ける。

《えーっ、ジャキにーちゃん考えようよぉ。
後だっこしよう!》
と言うリンダ。
いつの間にやら随分と逞しい印象がついているが……恐らく母との修行の賜物だろう。

>>1084
『はい、よろしくお願いします。』
年齢は聞かされていないが、恐らく自分より1つ2つ上ぐらいだろうと言う印象を持っている。

<フランソワ……もごもご。。>
[はいはい。]
今回ばかりは余計な口を開かせまいとナナセの口を塞ぐゲーステ。
しかしながらシキテの名付け親は彼女である。

「……そうだな。
あくまで方向性だが……俺に少しだけ考えがある。」
と言うのはネーミングセンスの欠片も無さそうな家長である。

1086とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 02:59:30 ID:WVcxJHGQ
>>1084
「……余り堅苦しく考えなくても良いんじゃないか?
 とは言え、……あの二人ぐらいアレだと、止めるが」

ちらりと、ナナセと母の方を見て。 既にナナセは止められているし。

>>1085
「ん、ああ……余り此方には居ないが、カルル達を宜しく頼む。」
仕事上、ほぼ此処には居ない、と言うより自立している。 
昔何処かで会ったかもしれないが、初対面である。

「とは言っても、な……やった事もないし。」
魔具ならばあるのだが、子供に魔具の様な名前を付けるなど問題外だし。


「……妙な名前は、やめてくれよ。」
況してや妙な方向に話しが飛ぶのも問題外である。

1087とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 03:06:35 ID:jALVvEkQ
>>1085
「フランソワはちょっと……。
 ランドグリーズとかどうかしら」
それは神話のヴァルキリーの一人ではなかったろうか。
赤ん坊の名前としては物々しすぎる。

「あら? 聞かせて頂戴?」
意外そうな表情を浮かべた後、笑みを作って。

>>1086
『いや、そうは言うがな…。名前は一生ついて回るものだし、大事なものだろう?』
自身も兄(ロディ)から貰った名前を大事にしているからこその発言だろうが、ジャキの言う通り少々堅く考えすぎだ。

『……アルカも…なんというか、アレなんだな』
ランドグリーズ、という名前を口にしたのを聞いて呆れた表情で。

1088とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 03:14:29 ID:SxoTJbMg
>>1086
『ええ、私に出来る事はさせて貰うわ。』
「……とは言え、三日三晩寝ずで倒れるのはもう止す事だ。」
『う。』

《やった事無いからやるんだよー!》
赤ん坊は抱き上げられながら、嬉しそうに声を上げている。

「……心配するな。直接名前を決める訳ではない。」

>>1087
『ふ、二人ともそれは……』
[……ママにも苦手な事ってあったんだね。]
猫耳をひくつかせながら、視線を逸らす青髪。
《えー。かっこいいのになー!》

「……ああ。恐らく拾われた時の状況から誕生日も分からないだろう。
……そこで、夏らしい名前を付けてやり……今日を誕生日にしてやろうと思う。」
〔(……珍しくマトモだ……。)〕
全員を見渡しながら真剣な表情で言うレナートに、カルルはそんな事を思っていた。

1089とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 03:19:11 ID:WVcxJHGQ
>>1087
「最近は、変に凝りすぎて妙な名前になるのも多いらしいからな……考えすぎるのもどうかと、思う」
ピカチュウくんとか、ジグザール人なのにゴンベエ君とか居るらしい、と元同級生に聞いた。

「……ナナセ並だ、母さんは」
妙な所が似ている物だ、と溜息を吐き出して。

>>1088
「……頑張ってくれるのは良いが、余り無理をしないようにな。
 ここに居る以上、倒れられるとリンダやカルルが悲しむさ。」

くく、と小さく笑いを零してそう言う。
年上に見えるが、確か年下の筈である、彼十七歳だか十八歳だし。

「……夏らしい、名前、か。
 リンダは、何か考えてみたか?」

ぱっ、とは思いつかないので赤子を丁度抱きあげてる妹に聞いてみる。

1090とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 03:28:54 ID:jALVvEkQ
>>1088
「"盾を壊す者"っていう意味よ。素敵じゃない?」
この人はこの未来ある赤ん坊をどう育てるつもりなのだろうか。軍人にでもするつもりか。

「夏らしい名前……良いわね。
 そうねぇ……」
レナートの提案にうんうんと頷き、考え始める。

>>1089
『まぁ……確かにそうだな。
 夏らしい名前、か…。ジャキは何か、案はないのか?』
レナートの提案を受けて腕を組み、アルカと同じく考え始める。

1091とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 03:38:26 ID:SxoTJbMg
>>1089
『あはは……あんまり自己管理は得意じゃないの。』
ばつが悪そうに頬を掻き、眼を細める。

《夏と言えば、海だと思う!》
……まだそこまで浮かんでいない様だ。
話題の中心である赤ん坊はうつらうつらとし始めている。

>>1090
《きっとお父さんみたいに力強くなるね!》
赤ん坊を抱き抱えたまま、次女が同意する。

「………スイカか……。」
提案しながら、口元でボソリと呟く。
根幹にあるネーミングセンスの悪さは変え様が無いのであった。

1092とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 03:46:10 ID:WVcxJHGQ
>>1090
「夏らしい、名前か……ん……。」
ふむ、と少し考える素振りを見せて。

とは言え、人の名前など考えるのは初めてだ、どうしたものか。

>>1089
「なるだけ、自分の身体にも気を使う事だ。
 母さんやレナートは、そういうのに煩いからな。」
小さく笑いを零しながらそう返す。 見た目程、剣呑とした性質では無いのかもしれない。

「海、か……そうだな……。」
それを聞いてまた考える。
レナートに関してはスルーする事にした。

1093とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 03:56:01 ID:jALVvEkQ
>>1091
「えぇ。きっと素敵で強い子に育つわ」
確かに強く育ちそうではある。が、根本的に間違っている。

「……」
ランドグリーズ、などと提案したこの人ですら絶句である。

『…レナート。頼む、しばらく黙っていてくれないか』
そして次男は割と冷静に酷かった。

>>1092
『んー……』
こちらも名づけるなど初めてのこと。
腕を組んで深く俯く様は父によく似てきている気がする。

『……リエータ、とか』
暫く思考に耽った後に呟いた。
異国の言葉でそのまま"夏"を意味する言葉だったか。
少なくとも父母よりは遙かにマシだ。

1094とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 04:02:39 ID:SxoTJbMg
>>1092
『ええ……随分怒られたわ。』
困った様に口元へと手を当て。
闘技場で相対した時に比べれば、随分印象が違う物だな……と思いながら。

《マールとか!》
ピシっと手を挙げて。

>>1093
<ランちゃんって呼んだげよー……>
[(絶対突っ込まない。)]

[突っ込まないって言ってるだろぉぉ!!]
「む……。」
間接・直接攻撃を受けて流石に閉口するレナートである。

『二人とも可愛い名前ね。』
そして改めて上がった名前のみに絞り、感想を漏らすクェス。

1095とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 04:07:08 ID:WVcxJHGQ
>>1093
「リエータ……確か、どこかの国で、夏、だったか。」

ふむ、と頭を捻る。
悪い気はしないし、他何名かよりは随分マシな気がする。


>>1094
「それが分かったなら、あんまり繰り返さない事だ。
 終いには母さんにビンタをされ兼ねないからな。」

ぽん、と手元に名前辞典を召喚して、それのページを適当に捲りながら。

「マール、か……理由は?」
一応聞いてみる、思い付きかもしれないが。

1096とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 04:18:58 ID:jALVvEkQ
>>1094
「いいわね。可愛いじゃない」
ニッコリ笑いながら賛同するのはいいが、その案は既に却下されている。

『マールも良いな…』
ふむ、と顎に手をやって。

>>1095
『少なくともレナートとアルカよりはマシな自信がある』
と、冷静に。実際にその通りなのだが、酷い兄弟だ。

『ジャキはまだ案出してないぞ?』
名前辞典を出したのを横目に見ながら。

1097とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 04:23:27 ID:SxoTJbMg
>>1095
『……レナートには拳骨されたわ。』
良い意味でも悪い意味でも、差別はしないのである。

《エル・マールで海だよ!
でもマールの方が可愛いから!》
意外や意外。ちゃんとした所以はあった様だ。

>>1096
<うーん……でもリエータもマールもかわええ……>
他の名前も気になる様子。スイカ?そんなのは無かった。

[(……こういう時に頭の堅さがヤになるなぁ。)]
ジャキに並び、案を出してないうちの一人。

1098とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 04:26:33 ID:WVcxJHGQ
>>1096
「と、言うよりあの二人よりマシでなかったら不味い。」
ナナセレベルになってしまう、それはよくない。

「……ナミネ、はどうだ?
 ネオベイ文字で波の音、と書いて……ナミネ、になる。」

名前辞典をぱた、と閉じて。
夏っぽい、と言えば夏っぽいが、ネオベイ風だ。
そう言えば元の、両親の実家はネオベイだったか。

>>1097
「だろうな。」
楽しそうに、笑う。
やっぱりか、といった風で。

「へぇ……リンダもちゃんとお姉さんしてるんだな、偉いぞ」
くしゃくしゃ、とリンダの頭を撫でる。

1099とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 04:36:42 ID:jALVvEkQ
>>1097
「ジャキのナミネもいいし……悩みどころねぇ」
頬に手を当てて悩ましげに。
ここが場末のバーとかならそれはもう大変絵になる光景だろうが、ここは自宅で、しかも今は寝間着である。
セクシーさなんかあったもんじゃない。

『ゲーステの自慢の頭も、今回はお手上げか?』
フっと笑いながら。あからさまな挑発である。喧嘩売ってんのか。

>>1098
『あぁ、それは間違いないな』
大きく頷きながら同意。

『ナミネ、か。ニホン風なのもいいな、うん。響きも綺麗じゃないか』
やるな、と笑みを浮かべて。

1100とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 04:45:50 ID:SxoTJbMg
>>1098
「当たり前だ。俺の眼の黒い内は甘やかさん。」
ある意味、ここの通過儀礼である。

《当・然ですっ!》
澄ました表情をして、腰に手を当てる。
因みにゲーステの身長なら余裕で追い抜いている。

>>1099
<せやねぇー……>
両手を胸元で合わせ、小さく首を傾ける。
セクシーさなど微塵も無いが、倭人形の様な不思議な清楚さである。
無論、その真緑のカエルさんフード付きパジャマでなければだが。

〔あっ、そうだ。イリアとかどうかな!
ヒマワリをイリアンソスって言う所があるらしいけど、長いし!〕
《うぐぐぐ……!》
終いには、カルルにまで追い抜かれる始末。
長い名前から一部抜粋するのは……誰かに倣った分もあるだろう。

1101とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 04:49:04 ID:WVcxJHGQ
>>1099
「最終的にナナセになる、……いかんな、あの三人の意見だけは絶対通さないようにしよう」
絶対である、絶対。

「日本に行ったのを、思い出してな……、
 ああ、やめてやれ兄さん、ゲーステはこういう事に関して頭が固いからな。」

そして虐めに追撃。やめてさしあげろ。
>>1100
「一応余所のお嬢さんだ、余り、止めておけよ?」
口では言うものの止める気は無い。と言うか居ないし。

「ん、その調子で頑張れ。 赤ん坊の世話もな。」

1102とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 05:07:35 ID:jALVvEkQ
>>1100
「どんどん良い案が出るわね」
最近、前にも増して奇麗になったな、と娘を見やり。

「なら……ロスヴァイセとかどうかしら」
ランドグリーズなんかよりは遙かにマシである。
が、そ れ も ヴ ァ ル キ リ ー だ 。
どうしても戦乙女にしたいのか。英霊をエインヘリヤルに導きたいのか。

『イリアも悪くないな…案も出揃ってきたかな?』
ゲーステの方を見てニヤリと笑み。もうやめたげて。

>>1101
『あぁ、絶対にだ』
再び大きく頷いて。

『ニホンに行ったことあったのか。羨ましいな……』
地味にニホン好きである。

『まぁ、そろそろ案も出揃ったようだし…ゲーステは案なし、ってことで』
なんて意地悪な兄達だろうか。ゲーステの胃に穴が開きかねない。

1103とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 05:13:01 ID:SxoTJbMg
>>1101
『良いのよ、良い意味で厳しい人は……お祖父ちゃんぐらいしか居なかったし。』
クスリと笑みながら。

《はーいっ!ジャキにいちゃんももっと遊びに来てね!》
花の咲いた様な笑顔で。

>>1102
<こんだけ出たら十分やねー……
あー……でも、どないして決めよー……。>

悩み所である。
と共に、さりげな〜くゲーステをフォロー。

「うむ……成程、洒落ているな。」
レナートは止める以前の話なのでこう流れるのは必然だった。

《ぐ、ぐぐ…………。》
因みに本人は必死で頭を回しているのだが、あれやこれやと悩んでいる内に霧消していくのである。
あな悲しや。

1104とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 05:16:36 ID:WVcxJHGQ
>>1102
「母さん、疲れてるなら寝た方がいいぞ。」
疲れてる扱いをした。本人は至って真面目だ。

「仕事と……墓参りで、少しな。
 あぁそうだな、ゲーステは放っておこう。」

ニヤニヤしている。ひどいぞこいつ。

>>1103
「……本人が良いなら良いがな」
ふぅ、とお茶を一口。渋い。

「そう、だな。
 出来たら、そうするよ。」
少し困った様な笑みを浮かべて。
家族に嘘を吐くのは、苦手だ。

「それとレナート、一度冷水で顔を洗って目を覚まして来るといい。
 ゲーステは……まぁ、次頑張れ、」

次っていつだ。

1105とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 05:27:20 ID:jALVvEkQ
>>1103
「そうねぇ……。
 あ、ならこうしてはどうかしら」
不意に取り出したるは正方形の紙。ニホンの折り紙というものである。
それをテキパキと折り、紙飛行機を作った。

「でしょう?」
言いつつそれぞれに出た案を紙飛行機に一つづつ書いていく。

『まぁ仕方ないさ、ゲーステ。誰にでも向き不向きはあるんだ』
ポン、と肩に手を置きながら。天才を自称する少年にとっては酷い仕打ちである。

>>1104
「別に疲れてはいないわよ? でもありがとう」
ニコリと笑んで応える。ジャキの意図する意味が伝わったかには疑問が残る。

『僕も卒業したら一度行ってみるかな……。仲間にニホン出身の奴もいるし』
そういえば、彼は兄のロディと共に、同年代の男女で新興したギルドに所属したらしい。

『あぁ、ゲーステは案が無いようだからな』
ゲーステの肩に手を置きながら。

1106とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 05:34:22 ID:SxoTJbMg
>>1104
『正直、痛いのより寂しくなくなった方が大きいわ。』
小さな笑みは、困った様な物に変わり。

《……忙しいの?にいちゃん。》
その表情から何か察する所があったのか、へにょりと眉を八の字にする。

>>1105
<ほぇ……あ。
よー飛んだ人の勝ちー……?>

「……だがどうやら、皆が言うには適切でないらしい……難しいな。」
真面目な表情で顎に手を当てて唸る。

[何だよぉ皆して!!]
両腕を上げ、ついにパンクした様子の少年。
この状態では流石にお手上げらしい。

1107とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 05:38:00 ID:WVcxJHGQ
>>1105
「あぁ、うん、……偶には休んでくれよ。」
そしたらネーミングセンスも改善されるだろうか。
いや、しない(反語)

「良い所だった、自然が豊かで、落ち着いていて。」
お茶を飲みながら、思いを馳せるようにして。

「仕方ない、天才にも得手不得手はあるしな。」
鬼か。

>>1106
「あぁ……ここは、暖かいからな。」
自身も困った笑みを浮かべながら、リンダを撫でて。

「なに、今だけだ。
 そしたら、週に一回は来れるようにする。」
不安げな妹に、安心させるように、嘘を吐く。
そうでもしないと、泣きたくなるから。

「落ち着け、ゲーステ、人参食べるか。」
食べねーよ。

1108とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 05:47:41 ID:jALVvEkQ
>>1106
「そういうことよ。流石に理解が早いわね、ナナセは」
言い終えると共に紙飛行機も完成したようだ。

「じゃ、皆それぞれ自分のを持ってね」
と、各々に渡していく。
……何故この人も一つ持っているんだろうか。ロスヴァイセをマジで使う気か。

『まぁ仕方ないさ』
意地悪気に笑いながら。
最近、両親の良い所・悪い所を寄せ集めたみたいにjなってきた。

>>1107
「大丈夫よ。体は丈夫だもの」
間違いなく改善されないと思われる。

『いいな…いつか行ってみるよ』
まだ見ぬ異国の地に思いを馳せる。

『あぁ、すおいうことだな』
何この兄弟怖い。

1109とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 05:54:34 ID:SxoTJbMg
>>1107>>1108
『……そうね。』
ジャキにそう返し、自身は行く末を見守る

《ん……。分かった、ジャキにいちゃん。
よーし、マール号いっくぞー!》
[僕だって!]
そうして紙飛行機を構える二人。

「…………。」
それを真剣に腕を組んで見つめるレナートと
[もう、良ーじゃないか皆結構案出たんだし!]
頬を膨らませて腕を組むも、紙飛行機の動向は気になる。

1110とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 05:57:35 ID:WVcxJHGQ
>>1108
「(……これはダメだな)」
察した、救いはないのか、この家。

「そうすると良い、その時は土産も忘れずにな。」
きっとリンダやナナセ辺りが騒ぐだろうから。

>>1109
「元気でいいな、子供は。」
自分は投げない、どうせなら未来在る子供がちゃんと考えた物の方が良いにきまっている。

「大丈夫さ、父さん。
 ……此処で育つなら、どんな名前でも、優しい子になる。」
何処か嬉しそうにそう言って、席を立つ。

1111とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 06:06:04 ID:jALVvEkQ
>>1109
「さぁ、皆行くわよ? いっせぇーのぉー…でっ!」
掛声と共に一斉に宙へと舞い上がる紙飛行機達。

『まぁそうだな。でも、もう少し頭を柔らかくしたほうがいいと思うぞ?』
自身も紙飛行機を飛ばしながら。

>>1110
「あら、ダメよ? ジャキのも飛ばさなきゃ」
と、ジャキの手を取って強引に投げさせる。怖い。

『あぁ、もちろんだ』
わーわー言いながら寄ってくる兄妹達を想像して笑いながら。

1112とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 06:16:51 ID:RPjEaZyg
「……さて。」
〈がーんばれー……。〉
[柔らかくって……。]
《いっけぇー!》
〔負けるなぁ!〕

『(……きっといま、凄く幸せよね……。)』

夏風に吹かれ、宙を舞う紙飛行機。
最後に地へ着いたのは……ーー。

01 リエータ
23 マール
45 ナミネ
67 イリア
89 ロスヴァイセ

1113とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 06:19:53 ID:WVcxJHGQ
>>1111
「いや、俺は……全く……。」
何処か面倒そうに、だが何処か楽しそうに。

ぽい、と紙飛行機を飛ばした。

>>1112
「(――願わくば)」
「(この、小さな巣箱に、……ずっと、ちゃんと、温かい平穏が、あるように)」
「(せめて――この生命が枯れる、までは)」

小さな、だが傲慢な願いを込めて。
その瞳は落ちる紙飛行機を、みていた。

1114とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 06:21:57 ID:jALVvEkQ
>>1112
「あら…ルトラのが残ったわね。ということは…」

『……リエータ、か』
自身が考えた名前を改めて口にする。

「良いんじゃない? リエータ・カルレオン」
ね?と皆へ問いかけて。

>>1113
「残念。リエータに決まったわね」
最後に残った紙飛行機を見やって。

『なんか、むずがゆいな…』
初めて名づけ親になったからか、照れているようだ。

1115とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 22:53:38 ID:6oNMH4Uc
<王都近くの森>

『はぁー、はぁー……何だ、この……力……。』

【ふらふらと森の中をよたつきながら歩くのは金髪の少年。
その異常なほどに肥大化してしまっている黒い左腕を引きずりながら行く。

しかし、様子は違うらしく酷く苦しそうである。】


「昨日……は、何をしていたか……確か……くっ!」

【歩くのも辛くなっているのか、適当な木の幹に体を押し付けるようにして、預ける。】

1116とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 22:59:28 ID:SxoTJbMg
「…………。」

その正面より、少し癖掛かった翠髪の白い剣士が現れる。
身を包む鎧は数か所欠損しているが、手入れを怠っていた訳ではない。
満身創痍から立ち直るが早いか、この森の中を歩き回っていたのである。

「……見つけた…!」
無論、先日の怪異にもう一度遭う為に。

1117とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 23:04:26 ID:6oNMH4Uc
>>1116
『……あぁ、思い出した。俺は危うく、殺されかけたんだ。』

【昨夜のことを思い出しながら、荒げた息を整えようと。
異形と化しているのはその左腕のみである。

とはいえ、侵食をしようと黒い枝がビィバードの体に伸びかけている。】


『――――あれ、それなら、俺は……どうやって……?』

【異形と化した左腕がメキメキと軋み上げ、そして脈動する。】

1118とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 23:09:04 ID:SxoTJbMg
>>1117
「(…もう幾許も無いかもしれない……。
もしもの時は……)」

差し違えるか、体を明け渡してでも。
秘めたる覚悟を胸に、暫くの間を置いて相対した。

「こんばんは。」
自然に挨拶を向けたのは、まだ自我が残っているかの確認か。若しくは望みか。

1119とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 23:13:18 ID:6oNMH4Uc
>>1118
『…………何だ、お前は。』

【腕を押さえ、木の幹に凭れ掛かった状態でその声に返した。
何故だかは分からないが、以前よりも自我が回復しているような印象だ。

しかし、もはや丸太と形容できるほどに大きくなり、あまつさえそこから
刺の様なものが表出しているというのに、うろたえている様子は無い。

ましてや、こんな未熟な少年が、である。異常であることは明白だ。】

1120とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 23:20:13 ID:SxoTJbMg
>>1119
「私はクェス。
クェサリエル・キオーン・ストレガス。
貴方とは一度会った事がある筈なの。」

会話が成り立つ事に内心安堵し、言葉を連ねる。
それと同時に、ある懸念が頭の後ろ側で警鐘を鳴らしていた。
確かにいま現在は会話が出来ている。

しかしそれが果たして、少年の心のみで行われている事なのか。
どこか嫌な予感を抱えつつ、しかしながら身構えずに。

1121とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 23:26:03 ID:6oNMH4Uc

『一、度…………う、うぅ……。』

【名乗られたがこちらは名乗らない。
しかし、これはいつものビィバードのリアクションだ。
色々な経緯があり、彼は異常なほどに警戒心が強い人間になってしまったからである。

そして、会った事があるといわれて、思い出そうとしているが苦しそうに呻き声をあげる。
思い出せないのか、何かが邪魔をしているのか。】

『そう、か……昨日――――俺を殺しかけた、あの……!』

【思い出したらしいが、それは全くの別人だ。記憶が混濁している。
他にもビィバードと戦闘を行った人物がいたらしい。

狙われているのだろうか。】

1122とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 23:33:26 ID:SxoTJbMg
「(……殺され掛けた……
いえ、でも昨日は会えてない筈……他に、誰か……?)」

自身の行動も、ビィの認識からすれば十分それに当たる物であろう。
しかし、昨日という単語を聞いて自分では無い事と考える。

「違うわ、私は昨日あなたと会っていない。
体を癒す方を優先していたから、昨日居た場所からあまり動いていないの。」

正直に自分の行動を告げる。
昨日遭った人物より、大人びて落ち着いた声ではあるだろう。

1123とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 23:40:40 ID:6oNMH4Uc

『……もう、うんざりだ。
どいつも、こいつも、俺を追い掛け回しやがって……!』

【まずい。段々と会話が繋がらなくなってきている。
色々と嫌なことを思い出し、警戒と共に拒絶が高まってきている。

クェスの弁明も聞こえているかどうか、怪しい。】

1124とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 23:44:41 ID:SxoTJbMg
「…………。」

静かに眼を瞑り、その様子を見ている。
しかし恐らく、これから出る言葉は決してビィバードに優しい言葉ではないだろう。

「……貴方が、ずっと逃げて隠れてるからじゃない……!
今ずっと逃げてて、良くならないって分かってる筈よ!」

強まった視線が開かれ、濃緑の瞳が真っ直ぐビィバードを見据える。
それは何処か、友を叱咤する様な言葉口で。

1125とある世界の冒険者:2013/06/29(土) 23:54:07 ID:6oNMH4Uc

『……っ、うぅ……止めろ、思い、出させるな。
もう、あんな路地裏の……っ!』

【その言葉に反応を返した。まだ、声は聞こえている。
元は王都の路地裏で生活をしていたこの少年。

彼がそういう生活をし始めたのは、もちろん、過去の出来事があるからだ。
しかし、それはビィバードにとってはトラウマであり、思い出したくないことである。】

1126とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 00:02:48 ID:4BisO1vM
「……。」

彼の辿って来た生を、自分は知らない。
しかし、行き場に惑って道を歪められたのははっきりと分かる。

「……逃げないって貴方がちゃん決めてくれたら、私だって力になれるかもしれない。
でもその為には、貴方自身が動かなきゃいけないの。
今まで辛い事ばっかりじゃ、無かった筈よ。」
表情を堅くしたまま、胸元で手を握って眼を閉じる。

「だから……ね?」
そして次には、慈愛に満ちた微笑みと同時にゆっくりと手を差し出す。
伝わるか伝わらないかとは別に、言っておかねばならないという感情が彼女の中にはあった。

1127とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 00:11:49 ID:oJXK6tFo

「……う、お前……は。」

【その言葉にビィバードの顔がクェスのほうへと向けられる。
その目には苦しそうだが、彼の意志を垣間見ることが出来る。

脈動を続けていた左腕の動きが弱まった。】


――――ケラケラ、ケラケラ


「…………あ、ああ……あ……。」

【そして、救いを求めるようにその差し出された手に自身の――――――。】


――――クスクス……ケラケラケラ、ケラケラ


「……うぁっ?!」

【手は重ならず、中空で静止した。耳障りな笑いが聞こえる。
その瞬間、ビィバードを侵食しかけていた黒い枝が一気に成長を始めた。】

1128とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 00:22:30 ID:4BisO1vM
「大丈夫……絶対、大丈夫――」

ああ、言葉を受け取って貰えた。
ビィバードの所作に安堵を覚え、更に表情が緩んだ……その瞬間だった。

「――……っ!?
嘘……!」
耳を齧る様な、不快な笑み声。
そして黒い枝の浸食。
慈愛に満ちた表情は、驚愕と絶望のそれに取って代わった。

あの時の、最悪の結末を脳裏に浮かばせて。

1129とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 00:31:49 ID:oJXK6tFo

「……っぅあ、止めろ……!」

【間違いなく、一瞬ながらビィバードは自身を取り戻していた。
しかし、それを良しとはしない者が潜んでいたようで、急速に変異を始める。

苦しみ、もがく声は正に、ビィバードのものである。】


「た、助けて…………助け――――助――――――――!」

【助けを求める声は、浸食する黒によって潰されてしまう。

伸びる黒い枝によって顔をほぼ侵食してしまった。
辛うじて、元の肌色と右目が垣間見えるくらいである。】

1130とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 00:41:41 ID:4BisO1vM
「そん、な……ッ……!!」

自身の不甲斐なさと、憑く者の邪悪さ。
それらに奥歯を噛ませられながらも、瞳は動揺を隠せない。
あともう少しで、自分と向き合う事が出来たのに。

「……許さない……ッ!!」

形の定まらぬ異形に向けて、力強く唸る様に。

1131とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 00:46:56 ID:oJXK6tFo

『…………っ、ふぅ……。』

【左腕の脈動が再開した。
それと同時に左肩の部分がぐにゃりと粘土の様にうねり、変化する。

その次の瞬間にはそこから黒い塊が隆起する。直後、その塊に横向きに皹が入った。
そして、その皹が音を立てながら横に開いていく。

――――――そこには、あの巨大な目があった。
そう、その黒い塊は眼窩であり、またその目の目蓋である。】

1132とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 00:50:54 ID:4BisO1vM
「……その子を、離して……。
もう、自由にしてあげて……!」

身構え、今の少年の"本体"とも言える眼へ向けて。
その声は怒気に満ちている。
しかし、否応無く責められる状況にはない。

1133とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 01:02:12 ID:oJXK6tFo

『…………約束だ。』

【ビィバードの口を借りて、不可解なことを言う。
以前にも同じようなことを言っていた。あの時はこの目玉が優勢であったが。

そして、言い終わると同時に、立ち上がると腕を自身のほうへ引き寄せ始める。
無論、クェスの願いを聞き入れるつもりはないようだ。】

1134とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 01:07:27 ID:4BisO1vM
「約束……!?」
気を失う最中で、確かにその言葉は聞いた。
しかし異形の出自を知らぬ彼女にとって、それは謎でしか無かった。

「くっ……
(手を、出す訳には行かない……受け切らないと……!)」

1135とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 01:13:39 ID:oJXK6tFo

『うぅ……。』

【呻き声を挙げながら、腕をぐっと後ろに引く。
その瞬間、腕は変異を始め、以前、対峙したときの様な先端部がヒルの口のようになる。

とはいえ、ヒルの機能は持たないため、血を吸われることはない。
だが、その口に捉えられてしまえば一たまりもないだろう。】


『うううるぅああああああ゛あ゛あ゛ぁ…………!!』

【獣の様な叫び声、怒号と共にその腕をクェスに向けて突き出す。
無論、先端部のヒル状の口で捕らえようとの魂胆だ。】

1136とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 01:18:21 ID:4BisO1vM
「……ッ、やってみせる……!」

瞳の奥で、正義の炎が燃え上がる。
そして、真っ白なガントレットを眼前に掲げた。

「スターガードッ!!」
持ち主の叫びと魔力に呼応する様に、それは星色の障壁となる。
ガントレットから半球レンズの様な強度の高い障壁が、眼前の蛭と相対した。

1137とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 01:31:04 ID:oJXK6tFo

『…………ぐぅ……!』

【障壁に腕が当たる。その腕の大きさ、太さに見合った衝撃をクェスの障壁に与えた。
しかし、これはあくまでも、ただの物理攻撃である。

強度が高ければ、流石に障壁を破るだけの力は持ち合わせていない。
そのため、障壁に腕が弾かれた形になる。】


『……う、うわっ?!』

【そして、弾かれたことにより、腕は予想外の方向へ飛んでいく。
それとともに、ビィバードのバランスが崩れる。

あれほど、大きな腕を魔力などの補助があるとはいえ、あの細身で扱うのだから当然だ。】

1138とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 01:39:46 ID:4BisO1vM
「…ッ……!!」

この防御方法は、普段ピンポイントでガントレットだけに付与する物。
しかし相手の大振りな攻撃に対応するには、これしかない。

受け止めた体は数歩分後退するが、ダメージは無効化できた。

「(……どうするべき……?
あの状態から、また話が出来る様になるには……!)」

1139とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 01:47:43 ID:oJXK6tFo

『……っ゛……!?』

【驚いたような声を上げるビィバード。
見れば、先ほど障壁によって弾かれた腕が木に引っかかってしまっている。

足に魔力を込めて、地面を踏み込むとその腕を木から外そうと引っ張る。
しかし、それは中々、外れそうにない。】

1140とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 01:51:05 ID:4BisO1vM
「……!」
身動きが取れないのを機と見て、構えを解いて駆け出す。

「そうよ、あの腕の力を弱めれば……!」
一挙動で直剣を鞘から抜き放ち、そう勢い付く。
確かに意識はあったが、おかしくなったのは腕が彼を取り込もうと動いてからだ。
ならば逆の事をすれば、再び話せるのではないかと。

「……――」
小さく息を吸い込み、狙いを腕へと定める。

1141とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 01:59:04 ID:oJXK6tFo

『う……うぅ……う゛……!』

【どうにかして腕を外そうと動くビィバード。
しかし、それはただの力任せの動きであり、中々外れそうにない。

魔力を込めた足は力を入れすぎて、地面に沈み込んでいく。】


『ぐ、うう゛う゛うううううあ゛あ゛ぁぁぁぁッ!』

【足の込められた魔力が輝きを増す。
そして、精一杯の咆哮と共に、腕を引っ張る力を強くする。

すると、木がメキメキと軋みを上げ、そのまま木が幹の途中で折れ、倒されかかる。】

1142とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 02:10:55 ID:4BisO1vM
「(……調べる必要があるわ……。
その為には……ッ!)」

「ストレガス流、風車……斬りッ!」
その刹那。
勢い良い跳躍と共に、横向けた体を捻りながら斬撃を繰り出す。
慣性のままに斬り抜けた剣士はどうにか木の直撃を免れ、そのまま背を向けて走り去る。

これ以上の刺激は、余計な浸食に繋がる。
今日のところそう判断したクェスは、消耗させつつも逃げる算段を取ったのである。

1143とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 02:20:27 ID:oJXK6tFo

「……っ……うぅ……!」

【木をなぎ倒している最中であったため、その斬撃を避けることは出来ない。
その左腕でまともに食らってしまい、その部分が切れる。

だが、そこから不思議と血は出ていない。

もちろん、クェスの逃走を追うことも出来ずにそのまま、逃してしまったとか、FO】

//了解、お疲れ様でした!

1144とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 22:13:15 ID:h6AcHmv6
― 王都内 公園 ―

「この町の初出陣としては ……まずまずだったわね」
「攻撃が通用しないという事も、避けられない攻撃を連発される事も無いとわかった 上々だわ」

ベンチに座り、自身の武器である魔銃を磨きながら独り呟く
黒い長髪を持つ少女
汚れをふき取ったかと思えば次の瞬間、魔弾を装着する箇所を開け覗き込む

「問題は、あの時発砲するのにやたら手間がかかった事」
「手入れを怠ったつもりは、ないのだけれど……」

1145とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 22:16:57 ID:4BisO1vM
>>1144
「………。」

先日の戦いのフィードバックと得物の手入れをするリアラに、何やら視線が向けられている。
敵意の類では無いが、あまりジロジロと見られるのが好きな人間もあまり居ないだろう。

さて視線の先だが、遊具として設置されている滑り台からだ。
その昇り階段辺りから、大きな三つ編みおさげに丸眼鏡の少女が居るのが分かる。

1146とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 22:22:08 ID:h6AcHmv6
>>1145
「………?」

視線を感じ、滑り台の方に視線を移す
負の感情はあまり感じない、しかしたとえ感じても空に空砲でもぶっ放せば憲兵がかけつけてくれるだろう
ともあれ相手の姿を確認することが優先だと考え目を細くし やがて安心したような表情を浮かべ立ち上った

「ああ、昨夜の……」
「昨日はお疲れ様、盾役としてこれ以上に無いほど活躍していたわよ」

1147とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 22:26:04 ID:4BisO1vM
>>1146
「…………!」

声が掛かると、ピャッと滑り台の裏へと引っ込む。
そして暫くすると、おずおずと姿を現した。

「……あ、あの、あのう……。
わた、私……気付いたら宿で寝ていて……酒場の人に聞いて、その……」
これでもかと言わんばかりに、小声な早口でどもりながら口を動かす。
ぎこちない動作で近付いた後、頭を下げた。

昨日は恰好から印象になかったがかなり小さい。小学生ほどか。

1148とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 22:36:36 ID:h6AcHmv6
>>1147
「……当然のことをしたまでよ、依頼中かなり助けられたし、あそこで見捨てるわけにはいかないじゃない」
「それにいい運動になったしね」

口角を少しだけ上げながら、ぎこちない動作のピンネを上から下へ眺める

「学校の…… 初級ほどかしら、年齢は」
「その年であの実力は大した物だと思う」

1149とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 22:41:11 ID:4BisO1vM
>>1148
「あ、あの……でも、私……ああいうの初めてだから、一所懸命で……
あんまり……周り、見えてなかったかな……って……。」

評価とは対照的に、自信なさげな言葉。
尤もその必死な奮戦が相手をこちらに引き寄せたとも言えるが。

「     」
不意に言葉へと動きを止めるが

「あの……今年で……18です……。」
やや項垂れながらも、ぼそぼそと呟いた。

1150とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 22:44:18 ID:h6AcHmv6
>>1149
「あれで周りが見えてなかった……?」
「それはそれで何とも…… 末恐ろしい、わね」

これで視野が広がったらどうなるのだろうか
まだ小学生くらいの年齢だ、これから成長したらどれだけ……

と思っていた矢先、衝撃の事実


「…………あ、あ…… 随分と…… 若く、見えるわね」

「(……年上じゃないっ!)」

1151とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 22:49:37 ID:4BisO1vM
>>1150
「あ、あんまり……考えて動けた感じは……しない、です。」

なりに成長すれば持ち得る物……以上は、確かにあった。
恐らくは本能が優れているのだろう、その場での良手を選択し得る事では。

「…………。」
声を詰まらせ狼狽する様子を見て、しばし沈黙……

「……や、やっぱり……小さい……ですか。私……」
そしてぐっと何かを堪える様に。

1152とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 22:59:10 ID:h6AcHmv6
>>1151
「直感でいい手が選択できるのも間違いなく冒険者に必要なスキルのはずよ」
「無駄にゴチャゴチャ考えて足を止める事よりも、ずっと大事」

ここで持論を展開、自分を卑下するピンネをやんわりと否定する
ちなみにこの瞬間、どっかでアホ毛が噂をされたくしゃみをしたとか何とか


「あー……… ……申し訳ないけど、間違いなく小さいわね」

ごまかしが通用しないと判断、今回はずばっとストレートに

1153とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 23:06:36 ID:4BisO1vM
>>1152
「あ……有難う……ございます……。
せ、戦術を習う機会は少なかったですが……
闘う事は……その、す、少なく無かったんです……。」

因みに会話をする間も、全く眼は合わせられない様子。
昨日の恰好と照らし合わせて、どうやら人と話す事が得意でないと予想できる。

「…………ですよね……。
……色々あって……お、大きくなれないんです……私……。」
高等部に入学した当初は、何回あやし言葉でつまみ出されようとした事か。

1154とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 23:10:36 ID:h6AcHmv6
>>1153
「………一部分は妬ましいほどに大きく見えるわね」

主にデカパイが 妬ましいほどに
姿は小学生なのにここまででかいと色々大変だろうとも思うが

「年上とわかった以上…… どうした方が、いいかしら」
「先方に倣って敬語で話した方が、貴女もやりやすいんじゃなくて?」

1155とある世界の冒険者:2013/06/30(日) 23:18:33 ID:4BisO1vM
>>1154
「……へっ? あっ……。
これはその……元の、体の……」

何処を指しているかは凡そ想像が付いた。
普段同級生におもちゃにされている結果である。

「え。年上……?
あ……わ、私は……普通に喋って貰った方が……
…そ、そうだ。私……ピンネって言います……リアラさん……だよね?」
クエストの概要は参加者を含めて読み込んだ。
名前から判断して、リアラとは彼女の事を指す以外に無いのである。


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