レス数が1スレッドの最大レス数(3000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
第一汎用スレッド〜ハーフムーン・ラブ〜
-
さぶたいに意味はないの
-
>>2999
「がんばっているな、若人よ。」
【返事が返ってきたのは扉の中ではなく、背後。
そこには背がかなり高い筋骨隆々の精悍な印象の爺が居た。】
>>3000
「……ふむ、結界か?」
【その不自然な扉を見てポツリと零す。】
-
>>2-3
九操が扉を蹴飛ばすと、陶器が激しく割れるような音ともに扉が破られる。
そこにいたのは、鎖で高速された、翼人の少女であった。
恐らく、この少女が障壁を作っていたのであろう。今は気を失っているが、失っていながらも護っていたのだ。
護りがなくなったことで、火の手がこの部屋にも容赦なく襲い掛かってくる。
-
>>3
損な性分だよ、ホント
(肩を竦め、自分が羽織っていた竜革のジャケットを脱いで少女にかぶせる)
>>4
早いとこ逃げないとヤバイね・・・
(耐火に優れるジャケットをかぶせて剣を鎖へ突き立て切ろうとする)
-
>>4
「これは、翼人種か。
……誰かに嵌められでもしたのか。」
【一方、こちらは2人を襲い掛かる火の手からかばう様な位置に立つ。】
>>5
「損かどうかはさておき、"良いこと"に間違いはあるまい。」
【自分の身を以て炎を防ぎながら。】
-
>>5
鎖は容易に断ち切れた。少女は歳のソレより遥かに痩躯で、弱っている。
同時にそれは少女の軽さを意味し、抱えて走るに問題はなさそうだ。
しかし、火の手が本格的に回ったのか天井が崩れてきた。急ぐ必要がありそうだ。
>>6
見れば、少女の目には包帯が巻かれている。盲目であるらしい。
部屋の片隅で、少女のものと思わしき木製の杖が火に包まれていた。
-
>>6
はは、違いないね
(無理すんなよおじいさん!と言いつつ片方の剣を鞘に収め空いた手で少女を稼ぐ)
>>7
軽くて良かったな
(剣を壁に投げて突き刺し)
お兄さんがえらーい人に叱られちゃうから見なかった事にしてね
(フィレにそう言うと壁に突き刺さった剣に繋がる鎖を掴み黒い雷を放ち壁を吹き飛ばしての脱出を試みる)
-
>>7
「……目を怪我しておるか。」
【目に巻かれた包帯を見て、その部屋にある杖を見つけると
火に巻き込まれてしまわないようにと、急いで取りに行く。
普段なら、鈍いその動作も今は俊敏だ。】
>>8
「何、今のわしなら若人にも負けん。
……ふふ、荒っぽいことよ。」
【雷で吹き飛ばそうとするその様を見て。
そして、自分も少女の杖を持ったまま脱出を図ろうとする。】
-
>>8-9
壁を崩したことで、火で脆くなっていた建物全体のバランスが一度に崩れる。
結果、大きく建物が潰れ始め、今にでも崩れてきそうだ。
早く逃げなければ。
-
>>9-10
やっば、どっちにしろこうなるのかよ!
悪いねおじいさん、俺まだまだ若いから無鉄砲なんだよ
(そう言って鎖を引き剣を手繰り寄せ崩壊させた穴から飛び出す)
-
>>10
「翼人種はあの若人に任せるとするか……。」
【少女の杖を持ったまま、崩れ行く建物の間を縫うように
駆けて自分も脱出しようとする。】
>>11
「そりゃ、お前が崩したからな。
……自分で無鉄砲というのはおかしいけどな。」
【そういって自分も脱出を。】
-
>>11-12
間一髪で二人は脱出に成功する。建物は潰れ、完全に焼け落ちていった。
まだここも安全とはいえないが、放っておいたら森林火災となるだろう。
-
>>12
まぁ結果オーライだって、結果オーライ
(一先ず少女を地面にゆっくりと寝かせる)
>>13
さぁて、問題は延焼による二次災害だね
(呪符もあんまり残ってないんだよなぁと苦笑しながら取り出す)
-
>>13
「何とか無事だったが、これはどうしたものか……。」
【何とか脱出して体についた煤を払いながら言う。
じつは自分の属性は火、そして気であるため対処が難しい。】
>>14
「……そのようだな。」
【無事脱出できていた2人を見て。
そして、寝かされた少女の傍らに一緒に持ってきた杖を置く。】
-
>>14-15
燃やすものを燃やし尽くしつつあり、やや火は小さくなっている。
しかし、それでも変に風がふこうものなら簡単に木々に火が移る。
-
>>15-16
呪われた患者用の隔離結界で燃え移らないようにしてもいいんだけど万が一のバックドラフトが恐ろしいしなぁ・・・
(一先ず放水する呪符をありったけ使い鎮火を試みる)
-
>>16
「むぅ、キャンプにかえれば魔符の一つや二つはあるのだが……。」
【こういう事態は想定していなかったのか持ってきていないらしい。】
>>17
「ふむ……少しの足しになると良いが。」
【鎮火させようとする様子見て、自分は火がかからないギリギリの
部分まで行くと、地面を徐に握り締める。
そして放水がかかり湿った土を火に向けてかけ始めた。】
-
>>17-18
消火の甲斐あり、どうにか火を消し止めることはできた。
もう安全だろう。……とはいえ、焼死体が転がる場所であるのであまりいい場所ではない。
-
>>18-19
お墓を用意してあげたいところだけどねぇ・・・
(凄惨な光景に眉間にシワを寄せる)
お嬢ちゃんは大丈夫なのかな?
(少女の傍まで戻る)
-
>>19-20
「……全く運の無いことよ。」
【そういって焼死体のほうに手を合わせしばし黙祷。】
「……さて、そろそろ……。」
【爺の体が見る見るうちに小さくなっていく、背は低く腰は曲がり
元の貧相な印象に戻る。まるで一気に老いて萎んだかのように。】
-
>>20-21
障壁のおかげか、目立った外傷はない。
ただし、戦士でもなさそうな外見であるというのに、古傷はかなり目立つ。
-
>>21
あれ?おじいさんなんか縮んでない・・・?
(何か回復薬は持ってないかと振り返るが・・・)
>>22
あちゃー・・・歴戦の勲章てなわけでもなさそうだ
(そう言ってとりあえず様子を見る)
-
>>22
「ふむ、傷だらけぢゃのぅ……。」
【体に奔る古傷を見てポツリと零す。】
>>23
「んや、ええんぢゃよ、若いの。あの姿じゃわしが持たんからの。」
【どうやら先ほどの姿はそんな長く入れるものではないらしい。
体が萎んだからか、先ほどとは打って変わって柔らかな物腰に。】
-
>>23-24
ぴくり、と身体が動いた。
回復してきたのか、目覚めるのが早そうだ。
-
>>24
大丈夫ならいいけどさ・・・
>>25
お?意識戻ったかな?
-
>>25
「……おや?」
【ピクリと動いたのを見て、そちらに目をやる。】
>>26
「わしも年波には勝てんということぢゃよ。
常に全力が出せんというのはしんどいことよ……。」
【途端に老いたようで、傍にある自分の杖を手に取った。】
-
>>26-27
意識が戻ったらしく、起き上がる。
「いけない……気を、失って……」
「……火は?」
周囲が熱くないことを不思議そうにしている。
見えないため、外に出ていることもわかっていないのか。
-
>>27
老いは等しく来るものだから仕方無いさ、あんまり無理しちゃあいけないよおじいさん
>>28
火は消し止めたよ
どっか痛むところは?
-
>>28
「おぉ、気がついたかのぅ。」
【と、爺が声をかける。】
「安心せぃ。火は消してくれたからのぅ。
それと、お前さんの杖は横に置いておるぞ。」
>>29
「ホホ、ありがたい言葉ぢゃ。
まぁ、死ぬまで、現役……でいたいがの。」
【何か仕事をしているらしい。まぁ、先ほどキャンプとも言っていたし
冒険者や賞金稼ぎの類であろう。】
-
>>29-30
不意にかかった声にひどく驚き、飛びのいて。
「に、人間っ!?」
-
>>30
生涯現役、か
それも悪くはないかもね
>>31
あー、うん
大丈夫大丈夫
何にもしないから
-
>>31
「まぁ……人間ぢゃの。わしの場合、老いてはおるが。」
【飛びのかれて、やれやれといわんばかりにため息を吐いた。】
>>32
「ぢゃろ?どうせなら仕事の途中で息絶えたいモンぢゃわい。」
【仕事が好きなのかどうなのかはわからないが自分の
死に場所は決めているらしい。】
-
>>32-33
「……っ」
何やら指笛を鳴らしてみせた。何かするつもりだろうか。
-
>>33
死に場所は戦い、か
俺はまだそういうのわからないな
>>34
ん・・・?
何してんの?
(様子を見ている)
-
>>34
「んぉっ?!」
【突如、響く指笛に驚く。】
>>35
「逆ぢゃよ。わしの場合、それしか知らんということよ。」
【首をゆっくりと否定を示すように振りながら。】
-
>>35-36
間をおかずに、一匹のひどく不恰好な魔物が少女の肩に止まる。
巨大な目玉に直接コウモリの羽と足、サソリの尾が生えたような、奇妙なモノだ。
-
>>36
でも、俺はそれはそれでカッコいいと思うよ
(魔獣を警戒しつつ言う)
>>37
いやいや、いいかいお嬢ちゃん
俺とおじいさんがお嬢ちゃんを助けなかったら今ごろお嬢ちゃんはウェルダンだったよ?
-
>>37-8
「…………あぁ、どうしたモンかの。」
【魔物を呼び寄せられたのを見て片手を額の辺りに置いた。
もちろん、翼人の少女がこちらに敵意を持っていると見たからである。】
-
>>38-39
「……’あの人達’じゃない?」
どういう理屈か。二人の姿を’見た’かのような言動と立ち振る舞い。
さらには、飛びのいて杖から離れたにも関わらず、普通に歩いて杖を拾って見せた。
-
>>39-40
『心眼の類か視野の共有・・・?どっちにしろ警戒は必要かな』
(思案しながらも剣をいつでも抜けるように注視する)
それでお嬢ちゃん、誤解は解けたってことでいいのかな?
-
>>40-1
「……およ、そやつがお前さんの目の様なものか。
……これで、誤解が解けてくれれば良えんだがのぅ……。」
【魔物が着てから目が見えるような素振りを見せたことからそう予想する。】
-
>>41-42
「……ごめんなさい」
「外に出して……いや、助けてくれたんですね……」
頭を下げる。拍子に、魔物は少女の頭に移動した。
目玉だけみたいな生物だが、よく懐いている。
-
>>42-43
ふぅ、俺は誤解が解けたならそれでいいよ
-
>>43-4
「こっちの若いもんの言うとおりぢゃ。
流石に襲われたらわしも堪ったもんじゃないからの。」
【少し、冗談めいた口調で。】
-
>>44-45
「……私、護ることはできても攻撃することなんてできません」
それはどういう意味だろうか。少女がそう俯いた時に魔物が落ちそうになり、中空でホバリングしはじめた。
-
>>45-46
それなら良かった
(良くはない)
お嬢ちゃん、帰る場所はあるのかい?
-
>>46-7
「それなら、安心ぢゃの。
わしも……恐らく、こっちの若いのもお前さんを攻撃しようなんて思っておらんからの。」
【落ちそうな魔物に手を差し出しかけたがホバリングするのを見て手を引く。】
-
>>47
「……ありません」
「燃えてしまいました……」
泣き出しそうな声だ。
>>48
「……なんで、そんなに優しいんですか?」
「わたし、こんなに醜いのに……」
コウモリとも、龍とも似た翼を揺らして。
-
>>49
「ん?醜いというのは、その翼のことかの?」
【思っても無かったようで、素っ頓狂な声を上げて確認を
するようにたずねた。】
-
>>48-49
やっぱりか・・・どうしたものかね
-
>>50
「……だから、目まで失ったんですよ。他に何が」
再び魔物が上昇し、少女の頭に乗る。
>>51
「……」
大きく息を吐いて
-
>>52
いやぁ、俺はその翼ありだと思うよ?
男らしく俺んとこ来い、と言いたいところだけど俺もちょっと生活キツいからねぇ・・・
働き口くらいなら紹介出来るけどさ
-
>>52
「目が無いのが、そんなにおかしいことかのぅ……。
わしゃ、もうン十年は生きとるが、そうは思わんのぢゃが。」
【こちらは生きている間に色々見ていることもあって
今の少女の様な盲目の人物にも会ったことがあるのだろう。】
>>53
「わしも森を転転とする生活ぢゃからのぅ。
わしは良えんぢゃが、きつかろうて。」
【こちらも引き取る環境ではないようだ。】
-
>>53-54
「……大丈夫です」
「アテはないけど、自由になれたから」
もとよりアテにはしてなかったのだろう。
-
>>54-55
おじいさんもキツいかぁ・・・
あぁそうだ、お兄さんの昔の知り合いが森に住んでるからその人を頼りなよ、面倒見のいいお姉さんだからよっぽど断らないだろうしね
でかい泉の傍に庵立てて生活してるからさ、困ったら行ってごらん
-
>>55
「ホホ、お前さんがそれで良えなら、わしも構わん。
他人の生活に口を出す趣味はないのでの。」
>>56
「わしも……いや、あ奴の家は駄目ぢゃの。」
【自分も知人の家を紹介しようとしたが、無理だと判断。】
-
>>56
「……心遣い、ありがとうございます」
>>57
「はい。助けてくれて、ありがとうございました」
再び頭を下げて。
-
>>57-58
時々俺も様子を見に来るよ
荒事に巻き込まれないとも限らないしね
-
>>58-9
「良え良え、困ったときはお互い様ぢゃかろの。」
【気にするな、というように片手を上げた。】
-
>>59-60
「……また、どこかで会うかもしれません」
杖をついて、おぼつかない足取りで歩き出した。
どこへ行くつもりなのか、本人にもわからないに違いない。
-
・・・頑張れよな、お嬢ちゃん
(そう呟いて立ち去った)
-
>>61-2
「おお、またの。……お、そうぢゃ。
癖毛の目の周りが黒い酒飲みのどーしようもない男を見つけたら
鬱憤晴らしに殴っといてもええぞ。」
【と、去る背に言いながら爺も去っていった、FO】
//お二人ともお疲れ様でしたー
-
王都、路地裏、夜
(私はどうすればいい!この身を引き裂かんばかりの胸の痛み!)
日が暮れ始めた路地裏で壁に寄り掛かるように歩いている黒髪の女性がいた。
苦しそうに左手で胸を抑えながらふらふらと頼りなげに進む。
(なんで、なんでこんなことになったの…)
壁に背中を預け、ずるずると滑り地面に座る。
目をつぶり思い出す。
雨が降っている中で彼女が血を流して地面に臥しているを見て助けたのが始まりだった。
なんで助けたんだろう。と、後悔するかのように思ってしまう
そういえば、私が声を失ってしまったのもあの女のせいだ。あの女を助けたばかりに私は…
ほとんど八つ当たりだが、今はまともに思考できていない
(…なんで……どうして……)
頬に涙が伝わると同時に、近くにある気配に気づき顔をあげた。
「……!」
目の前にいた如何にも悪人と言った人相の男が複数いた。
顔をあげると同時に悲鳴をあげようとしたが、当然声はでない。
男達が自分を指さしながら何か話している、でもなぜか聞こえない。
次の瞬間男が女の顔を殴り、女は力なく地面に臥す。
ゲヒタ笑い声をあげながら男たちは気絶した女を担ぎ、夜の世界に消えていった。
-
【カルレオンの巣箱/男部屋】
「――――っ、はっ…!」
珍しく早く床に付いて。 珍しく夢を見た。
酷く、最低で、最悪な悪夢。以前見た物とも、また別の。
「…は、…っ。……っ、…。」
感覚も無いのに何故か喉が渇く。――いや、本当は乾いていない。
乾く筈も無い。 ただ、それに似た感覚が何処かにある、というだけ。
「……。」
自身の右手を見る。何も変わらない、人間の手だ。
夢の中の自分は――人間の自分は――
自分が、殺した、全ての者に。
「……っ。
暑さの、所為だな。妙な夢を見るのは…。」
頭を振って立ち上がり、コートを羽織り静かに外に出る。
勿論、暑さなど感じる訳も無い。
……その日は風の強い、とても過ごし易い夜だった。
【FO】
-
【湖】
「やはり久し振りの水浴びは気持ちいいものだねぇ」
(お前な……ちょっとは隠そうって気は無かったのか)
「はは、何を今更。私の裸なんて見ていて何が楽しいんだ?」
水浴びから上がったばかりの、長身の女性が服を着ている。
傍目には、ただ独り言を呟いているようにしか見えない。
-
//やっべ忘れてたFO
-
<王都のどっかスターキャッツカフェ内>
【明かりはぶら下がるランタンのみ。木製の薄暗くレトロな雰囲気を醸し出す店内。】
【カウンターに立つは黒布を巻いた二足歩行で尾にリボンをつけた小さな渋めの黒ネコ。
店内の隅にはネコ耳をつけた2m弱の大男の人形があるが気にしてはいけない。
そしてカウンターの目立つ箇所に"酒場のマスター"とサインされたカードが飾られている。】
-
「んー……これぞわが独壇場!
夜に営業しているカフェなんてそうそうにゃし!」
-
FO
-
【王都裏路地】
小さな舌打ちの音と、猫の鳴き声
しゃがみ込んでいる青年は、野良猫に煮干を差し出している
近くには小さな箱、恐らくこの猫はあの箱で捨てられたのだろう
「……やるせないものだなぁ、お前も」
猫に対してよく分からない言葉を投げかけている
-
警戒していた猫はバっと飛び掛り、煮干を取ろうとするが…
失敗、着地するとイメルから逃げるようにそのまま走り去ってしまった
「……命を理解することは難しい」
立ち上がり、去ってゆくその姿を見つめ続けていた
-
【草原】
「……」
何もない原っぱで、何やら大掛かりな金属製の装置を組み立てている灰色の髪の青年。
ぼさぼさな髪を気にしながら、図面を見て手際良く組み立てる。
-
[-[:=:]「マスターが変わっタのは良いが、仕事が無いのも暇ダ」
ガショーン、と音を立てて草原を歩くメタルなゴーレム。
-
>>74
「……先生、ゴーレムも使うとか言ってたかなあ……」
そちらをみながら。利用する気満々。
-
>>75
[-[:=:] ピキーン
何か敵意を感知する魔具に反応があったらしく
[-[:=:]「敵性人物を発見。之より戦闘形態に移る」
ガシャコンッ、と音を響かせて右手の魔銃に魔力が装填され左腕からは魔力の剣が現れる。
-
>>76
「あ。待って。降参」
両手を上げて降伏。情けねえ。
-
>>77
[-[:=:]「敵性人物の降伏を確認」
ガシュー、と魔力っぽい蒸気が間接から出て剣が消える。
物騒なメタルゴーレムである、正当防衛だが。
-
>>78
「いやあ、君みたいなゴーレムは初めて見たよ……ロストテクノロジィって奴かな?」
若干驚きながら。技術には興味津々らしい。
-
>>79
[-[:=:]「製作者がロストしているカら間違いでも無いナ」
酷いシャレだ。
然し、一応現行のメタルゴーレムの域は出ない。…とは言え、個体数が少ないが。
-
>>80
「最近のゴーレムはブラックジョークも言えるのかな……」
少し感心。ゴーレムになじみが無いのか。
-
>>81
[-[:=:]「紹介が遅れたナ」
[-[:=:]「私はP.Faust製汎用戦闘用メタルゴーレム零号、Mtrd-000、メタルドだ」
長ったらしい名前だが、正式名称なのだろう。
-
>>82
「あ、こりゃまたご丁寧にどうも……」
「僕はサイノ。まあ、大学生だよ」
煙草を取り出して火を付ける。
-
>>83
[-[:=:]「サイノ…記憶しタ」
[-[:=:]「煙草カ。」
煙を見てそう言う、ゴーレムには縁が無い物だ。
-
>>84
「ありがとう」
「そうそう。やはりゴーレムは煙草吸わないのかな?」
-
>>85
[-[:=:]「人型の中には嗜好で吸うモノも居るナ」
ここまで戦闘用になると、やはりすわないらしいが。
-
>>86
「へえ、初耳だ。なかなか興味深いなあ」
煙草の煙を吐き出して。
-
>>87
[-[:=:]「人間になりたい、と思うゴーレムも少なからず居るらしいからナ」
[-[:=:]「特に人間の雄や雌と繁殖行為をする物はそうらしイ」
繁殖行為ってアンタ。
-
>>88
「確かにいるだろうね」
「ふうん。そう言った機能は誰が付けるのかな。割りとミステリーだ」
しかし顔色一つ変えない。
-
>>89
[-[:=:]「大体ハ、製作者が自身の性欲を満たす為に付けるナ」
[-[:=:]「流石に私にハそのような機能は付いていないガ」
鉄ですし。
-
>>90
「ああ、やっぱり?」
「技術が進歩しても、悲しいかな、人類は欲望から抜け出せない」
あんたも人類でしょうが。
-
>>91
[-[:=:]「見ていて哀れだと思う。どちらモ」
人形の方も、人間の方も。
[-[:=:]「お前も人類ダ」
容赦なき突っ込み。
-
>>92
「虚しいねえ……まったく」
遠い目だ。
「いやあ、そりゃそうなんだけど。ははは……」
頭を掻きながらとりあえず笑ってみる。
-
>>93
[-[:=:]「性に狂うのはヒトだから仕方なイ」
無縁そうだ、彼は。
[-[:=:]「女性型ゴーレムが現れたら飛びつきそうだナ」
そういう事言うな。
-
>>94
「人の性、かな」
だれうま。
「あー、多分無いと思うよ。面倒だし」
何が面倒なんだか。
-
>>95
[-[:=:]「…ザブトンボッシュウ、だナ」
何だそりゃ。
[-[:=:]「そういうものカ」
-
>>96
「う。厳しいね」
「そう言うものさ」
吸い終わった煙草を携帯灰皿にほうり込み。
-
>>97
[-[:=:]「三枚没収ダ」
手厳しい。
[-[:=:]「共感は出来んガ、なんとなク理解はできル」
-
>>98
「……随分とまあ多いね」
「そう?理解されたのなら嬉しいや」
僅かに笑みを浮かべ。
「……さて、僕はそろそろ仕事に戻らないと。」
-
>>99
[-[:=:]「駄洒落だったからナ」
手厳しいです。
[-[:=:]「夜も遅イ。後方に気を付けて帰ると良い」
-
>>100
「駄洒落好きなんだけどなあ」
オヤジか。
「ああ、そうだね。ありがとう」
くるりと背を向け歩き出した。
-
[-[:=:]ノシ
腕を振って見送った後、またガシャンガシャン歩き出した。
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板