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第一汎用スレッド〜ハーフムーン・ラブ〜

1「鍵を持つ者」:2010/09/05(日) 14:30:48 ID:???
さぶたいに意味はないの

17とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:19:11 ID:Lx2Gdsy6
>>15-16
呪われた患者用の隔離結界で燃え移らないようにしてもいいんだけど万が一のバックドラフトが恐ろしいしなぁ・・・
(一先ず放水する呪符をありったけ使い鎮火を試みる)

18とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:23:29 ID:H7u.WHNU
>>16
「むぅ、キャンプにかえれば魔符の一つや二つはあるのだが……。」
【こういう事態は想定していなかったのか持ってきていないらしい。】

>>17
「ふむ……少しの足しになると良いが。」
【鎮火させようとする様子見て、自分は火がかからないギリギリの
部分まで行くと、地面を徐に握り締める。

そして放水がかかり湿った土を火に向けてかけ始めた。】

19とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:25:20 ID:uMtY44UA
>>17-18
消火の甲斐あり、どうにか火を消し止めることはできた。
もう安全だろう。……とはいえ、焼死体が転がる場所であるのであまりいい場所ではない。

20とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:29:44 ID:Lx2Gdsy6
>>18-19
お墓を用意してあげたいところだけどねぇ・・・
(凄惨な光景に眉間にシワを寄せる)
お嬢ちゃんは大丈夫なのかな?
(少女の傍まで戻る)

21とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:33:49 ID:H7u.WHNU
>>19-20
「……全く運の無いことよ。」
【そういって焼死体のほうに手を合わせしばし黙祷。】

「……さて、そろそろ……。」
【爺の体が見る見るうちに小さくなっていく、背は低く腰は曲がり
元の貧相な印象に戻る。まるで一気に老いて萎んだかのように。】

22とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:39:40 ID:uMtY44UA
>>20-21
障壁のおかげか、目立った外傷はない。
ただし、戦士でもなさそうな外見であるというのに、古傷はかなり目立つ。

23とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:42:49 ID:Lx2Gdsy6
>>21
あれ?おじいさんなんか縮んでない・・・?
(何か回復薬は持ってないかと振り返るが・・・)
>>22
あちゃー・・・歴戦の勲章てなわけでもなさそうだ
(そう言ってとりあえず様子を見る)

24とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:47:44 ID:H7u.WHNU
>>22
「ふむ、傷だらけぢゃのぅ……。」

【体に奔る古傷を見てポツリと零す。】

>>23
「んや、ええんぢゃよ、若いの。あの姿じゃわしが持たんからの。」

【どうやら先ほどの姿はそんな長く入れるものではないらしい。
体が萎んだからか、先ほどとは打って変わって柔らかな物腰に。】

25とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:51:25 ID:uMtY44UA
>>23-24
ぴくり、と身体が動いた。
回復してきたのか、目覚めるのが早そうだ。

26とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:53:00 ID:Lx2Gdsy6
>>24
大丈夫ならいいけどさ・・・
>>25
お?意識戻ったかな?

27とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:57:09 ID:H7u.WHNU
>>25
「……おや?」
【ピクリと動いたのを見て、そちらに目をやる。】

>>26
「わしも年波には勝てんということぢゃよ。
常に全力が出せんというのはしんどいことよ……。」

【途端に老いたようで、傍にある自分の杖を手に取った。】

28とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 15:58:31 ID:uMtY44UA
>>26-27
意識が戻ったらしく、起き上がる。

「いけない……気を、失って……」

「……火は?」

周囲が熱くないことを不思議そうにしている。
見えないため、外に出ていることもわかっていないのか。

29とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:02:15 ID:Lx2Gdsy6
>>27
老いは等しく来るものだから仕方無いさ、あんまり無理しちゃあいけないよおじいさん
>>28
火は消し止めたよ
どっか痛むところは?

30とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:05:55 ID:H7u.WHNU
>>28
「おぉ、気がついたかのぅ。」
【と、爺が声をかける。】

「安心せぃ。火は消してくれたからのぅ。
それと、お前さんの杖は横に置いておるぞ。」

>>29
「ホホ、ありがたい言葉ぢゃ。
まぁ、死ぬまで、現役……でいたいがの。」

【何か仕事をしているらしい。まぁ、先ほどキャンプとも言っていたし
冒険者や賞金稼ぎの類であろう。】

31とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:09:20 ID:uMtY44UA
>>29-30
不意にかかった声にひどく驚き、飛びのいて。

「に、人間っ!?」

32とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:12:33 ID:Lx2Gdsy6
>>30
生涯現役、か
それも悪くはないかもね
>>31
あー、うん
大丈夫大丈夫
何にもしないから

33とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:15:49 ID:H7u.WHNU
>>31
「まぁ……人間ぢゃの。わしの場合、老いてはおるが。」
【飛びのかれて、やれやれといわんばかりにため息を吐いた。】

>>32
「ぢゃろ?どうせなら仕事の途中で息絶えたいモンぢゃわい。」

【仕事が好きなのかどうなのかはわからないが自分の
死に場所は決めているらしい。】

34とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:17:54 ID:uMtY44UA
>>32-33
「……っ」

何やら指笛を鳴らしてみせた。何かするつもりだろうか。

35とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:22:03 ID:Lx2Gdsy6
>>33
死に場所は戦い、か
俺はまだそういうのわからないな
>>34
ん・・・?
何してんの?
(様子を見ている)

36とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:27:42 ID:H7u.WHNU
>>34
「んぉっ?!」

【突如、響く指笛に驚く。】

>>35
「逆ぢゃよ。わしの場合、それしか知らんということよ。」
【首をゆっくりと否定を示すように振りながら。】

37とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:28:47 ID:uMtY44UA
>>35-36
間をおかずに、一匹のひどく不恰好な魔物が少女の肩に止まる。
巨大な目玉に直接コウモリの羽と足、サソリの尾が生えたような、奇妙なモノだ。

38とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:32:42 ID:Lx2Gdsy6
>>36
でも、俺はそれはそれでカッコいいと思うよ
(魔獣を警戒しつつ言う)
>>37
いやいや、いいかいお嬢ちゃん
俺とおじいさんがお嬢ちゃんを助けなかったら今ごろお嬢ちゃんはウェルダンだったよ?

39とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:35:29 ID:H7u.WHNU
>>37-8
「…………あぁ、どうしたモンかの。」

【魔物を呼び寄せられたのを見て片手を額の辺りに置いた。
もちろん、翼人の少女がこちらに敵意を持っていると見たからである。】

40とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:39:19 ID:uMtY44UA
>>38-39

「……’あの人達’じゃない?」

どういう理屈か。二人の姿を’見た’かのような言動と立ち振る舞い。
さらには、飛びのいて杖から離れたにも関わらず、普通に歩いて杖を拾って見せた。

41とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:42:31 ID:Lx2Gdsy6
>>39-40
『心眼の類か視野の共有・・・?どっちにしろ警戒は必要かな』
(思案しながらも剣をいつでも抜けるように注視する)
それでお嬢ちゃん、誤解は解けたってことでいいのかな?

42とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:47:34 ID:H7u.WHNU
>>40-1
「……およ、そやつがお前さんの目の様なものか。
……これで、誤解が解けてくれれば良えんだがのぅ……。」

【魔物が着てから目が見えるような素振りを見せたことからそう予想する。】

43とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:50:47 ID:uMtY44UA
>>41-42

「……ごめんなさい」

「外に出して……いや、助けてくれたんですね……」

頭を下げる。拍子に、魔物は少女の頭に移動した。
目玉だけみたいな生物だが、よく懐いている。

44とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:52:42 ID:Lx2Gdsy6
>>42-43
ふぅ、俺は誤解が解けたならそれでいいよ

45とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 16:57:00 ID:H7u.WHNU
>>43-4
「こっちの若いもんの言うとおりぢゃ。
流石に襲われたらわしも堪ったもんじゃないからの。」

【少し、冗談めいた口調で。】

46とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:00:20 ID:uMtY44UA
>>44-45
「……私、護ることはできても攻撃することなんてできません」

それはどういう意味だろうか。少女がそう俯いた時に魔物が落ちそうになり、中空でホバリングしはじめた。

47とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:03:50 ID:Lx2Gdsy6
>>45-46
それなら良かった
(良くはない)
お嬢ちゃん、帰る場所はあるのかい?

48とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:05:50 ID:H7u.WHNU
>>46-7
「それなら、安心ぢゃの。
わしも……恐らく、こっちの若いのもお前さんを攻撃しようなんて思っておらんからの。」

【落ちそうな魔物に手を差し出しかけたがホバリングするのを見て手を引く。】

49とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:12:08 ID:uMtY44UA
>>47
「……ありません」

「燃えてしまいました……」

泣き出しそうな声だ。

>>48
「……なんで、そんなに優しいんですか?」

「わたし、こんなに醜いのに……」

コウモリとも、龍とも似た翼を揺らして。

50とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:18:56 ID:H7u.WHNU
>>49
「ん?醜いというのは、その翼のことかの?」

【思っても無かったようで、素っ頓狂な声を上げて確認を
するようにたずねた。】

51とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:19:59 ID:Lx2Gdsy6
>>48-49
やっぱりか・・・どうしたものかね

52とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:23:07 ID:uMtY44UA
>>50
「……だから、目まで失ったんですよ。他に何が」

再び魔物が上昇し、少女の頭に乗る。
>>51
「……」

大きく息を吐いて

53とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:26:18 ID:Lx2Gdsy6
>>52
いやぁ、俺はその翼ありだと思うよ?
男らしく俺んとこ来い、と言いたいところだけど俺もちょっと生活キツいからねぇ・・・
働き口くらいなら紹介出来るけどさ

54とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:29:46 ID:H7u.WHNU
>>52
「目が無いのが、そんなにおかしいことかのぅ……。
わしゃ、もうン十年は生きとるが、そうは思わんのぢゃが。」

【こちらは生きている間に色々見ていることもあって
今の少女の様な盲目の人物にも会ったことがあるのだろう。】

>>53
「わしも森を転転とする生活ぢゃからのぅ。
わしは良えんぢゃが、きつかろうて。」

【こちらも引き取る環境ではないようだ。】

55とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:31:08 ID:uMtY44UA
>>53-54
「……大丈夫です」

「アテはないけど、自由になれたから」

もとよりアテにはしてなかったのだろう。

56とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:34:25 ID:Lx2Gdsy6
>>54-55
おじいさんもキツいかぁ・・・
あぁそうだ、お兄さんの昔の知り合いが森に住んでるからその人を頼りなよ、面倒見のいいお姉さんだからよっぽど断らないだろうしね
でかい泉の傍に庵立てて生活してるからさ、困ったら行ってごらん

57とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:36:45 ID:H7u.WHNU
>>55
「ホホ、お前さんがそれで良えなら、わしも構わん。
他人の生活に口を出す趣味はないのでの。」

>>56
「わしも……いや、あ奴の家は駄目ぢゃの。」
【自分も知人の家を紹介しようとしたが、無理だと判断。】

58とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:39:59 ID:uMtY44UA
>>56
「……心遣い、ありがとうございます」

>>57
「はい。助けてくれて、ありがとうございました」

再び頭を下げて。

59とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:44:36 ID:Lx2Gdsy6
>>57-58
時々俺も様子を見に来るよ
荒事に巻き込まれないとも限らないしね

60とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:47:30 ID:H7u.WHNU
>>58-9
「良え良え、困ったときはお互い様ぢゃかろの。」
【気にするな、というように片手を上げた。】

61とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:53:55 ID:uMtY44UA
>>59-60
「……また、どこかで会うかもしれません」

杖をついて、おぼつかない足取りで歩き出した。
どこへ行くつもりなのか、本人にもわからないに違いない。

62とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:55:57 ID:Lx2Gdsy6
・・・頑張れよな、お嬢ちゃん
(そう呟いて立ち去った)

63とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 17:59:41 ID:H7u.WHNU
>>61-2
「おお、またの。……お、そうぢゃ。

癖毛の目の周りが黒い酒飲みのどーしようもない男を見つけたら
鬱憤晴らしに殴っといてもええぞ。」

【と、去る背に言いながら爺も去っていった、FO】

//お二人ともお疲れ様でしたー

64とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 18:34:37 ID:ljAanyRM
王都、路地裏、夜

(私はどうすればいい!この身を引き裂かんばかりの胸の痛み!)
日が暮れ始めた路地裏で壁に寄り掛かるように歩いている黒髪の女性がいた。
苦しそうに左手で胸を抑えながらふらふらと頼りなげに進む。

(なんで、なんでこんなことになったの…)
壁に背中を預け、ずるずると滑り地面に座る。
目をつぶり思い出す。

雨が降っている中で彼女が血を流して地面に臥しているを見て助けたのが始まりだった。
なんで助けたんだろう。と、後悔するかのように思ってしまう

そういえば、私が声を失ってしまったのもあの女のせいだ。あの女を助けたばかりに私は…
ほとんど八つ当たりだが、今はまともに思考できていない

(…なんで……どうして……)
頬に涙が伝わると同時に、近くにある気配に気づき顔をあげた。

「……!」
目の前にいた如何にも悪人と言った人相の男が複数いた。
顔をあげると同時に悲鳴をあげようとしたが、当然声はでない。
男達が自分を指さしながら何か話している、でもなぜか聞こえない。

次の瞬間男が女の顔を殴り、女は力なく地面に臥す。
ゲヒタ笑い声をあげながら男たちは気絶した女を担ぎ、夜の世界に消えていった。

65とある世界の冒険者:2010/09/08(水) 22:59:33 ID:GrW4Vam6
【カルレオンの巣箱/男部屋】

「――――っ、はっ…!」

珍しく早く床に付いて。 珍しく夢を見た。
酷く、最低で、最悪な悪夢。以前見た物とも、また別の。

「…は、…っ。……っ、…。」

感覚も無いのに何故か喉が渇く。――いや、本当は乾いていない。
乾く筈も無い。 ただ、それに似た感覚が何処かにある、というだけ。

「……。」

自身の右手を見る。何も変わらない、人間の手だ。
夢の中の自分は――人間の自分は――

 自分が、殺した、全ての者に。

「……っ。
 暑さの、所為だな。妙な夢を見るのは…。」

頭を振って立ち上がり、コートを羽織り静かに外に出る。
勿論、暑さなど感じる訳も無い。

……その日は風の強い、とても過ごし易い夜だった。


【FO】

66とある世界の冒険者:2010/09/09(木) 22:27:33 ID:2za7ycpk
【湖】

「やはり久し振りの水浴びは気持ちいいものだねぇ」
(お前な……ちょっとは隠そうって気は無かったのか)
「はは、何を今更。私の裸なんて見ていて何が楽しいんだ?」


水浴びから上がったばかりの、長身の女性が服を着ている。
傍目には、ただ独り言を呟いているようにしか見えない。

67とある世界の冒険者:2010/09/09(木) 23:19:36 ID:2za7ycpk
//やっべ忘れてたFO

68とある世界の冒険者:2010/09/10(金) 22:47:49 ID:lNB4eUrs
<王都のどっかスターキャッツカフェ内>

【明かりはぶら下がるランタンのみ。木製の薄暗くレトロな雰囲気を醸し出す店内。】
【カウンターに立つは黒布を巻いた二足歩行で尾にリボンをつけた小さな渋めの黒ネコ。

店内の隅にはネコ耳をつけた2m弱の大男の人形があるが気にしてはいけない。
そしてカウンターの目立つ箇所に"酒場のマスター"とサインされたカードが飾られている。】

69とある世界の冒険者:2010/09/10(金) 23:07:20 ID:lNB4eUrs

「んー……これぞわが独壇場!
夜に営業しているカフェなんてそうそうにゃし!」

70とある世界の冒険者:2010/09/10(金) 23:22:50 ID:lNB4eUrs
FO

71とある世界の冒険者:2010/09/10(金) 23:51:53 ID:SP0YihhQ
【王都裏路地】
小さな舌打ちの音と、猫の鳴き声

しゃがみ込んでいる青年は、野良猫に煮干を差し出している
近くには小さな箱、恐らくこの猫はあの箱で捨てられたのだろう

「……やるせないものだなぁ、お前も」
猫に対してよく分からない言葉を投げかけている

72とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 00:15:37 ID:AkInz6Z.
警戒していた猫はバっと飛び掛り、煮干を取ろうとするが…
失敗、着地するとイメルから逃げるようにそのまま走り去ってしまった


「……命を理解することは難しい」
立ち上がり、去ってゆくその姿を見つめ続けていた

73とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 21:39:48 ID:kPI/KU5I
【草原】
「……」

何もない原っぱで、何やら大掛かりな金属製の装置を組み立てている灰色の髪の青年。
ぼさぼさな髪を気にしながら、図面を見て手際良く組み立てる。

74とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 21:43:33 ID:ab20EamE

[-[:=:]「マスターが変わっタのは良いが、仕事が無いのも暇ダ」

ガショーン、と音を立てて草原を歩くメタルなゴーレム。

75とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 21:48:13 ID:kPI/KU5I
>>74
「……先生、ゴーレムも使うとか言ってたかなあ……」

そちらをみながら。利用する気満々。

76とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 21:49:23 ID:ab20EamE
>>75
[-[:=:] ピキーン

何か敵意を感知する魔具に反応があったらしく

[-[:=:]「敵性人物を発見。之より戦闘形態に移る」

ガシャコンッ、と音を響かせて右手の魔銃に魔力が装填され左腕からは魔力の剣が現れる。

77とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 21:50:55 ID:kPI/KU5I
>>76
「あ。待って。降参」

両手を上げて降伏。情けねえ。

78とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 21:52:20 ID:ab20EamE
>>77
[-[:=:]「敵性人物の降伏を確認」

ガシュー、と魔力っぽい蒸気が間接から出て剣が消える。
物騒なメタルゴーレムである、正当防衛だが。

79とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 21:56:44 ID:kPI/KU5I
>>78
「いやあ、君みたいなゴーレムは初めて見たよ……ロストテクノロジィって奴かな?」

若干驚きながら。技術には興味津々らしい。

80とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 21:59:33 ID:ab20EamE
>>79
[-[:=:]「製作者がロストしているカら間違いでも無いナ」

酷いシャレだ。
然し、一応現行のメタルゴーレムの域は出ない。…とは言え、個体数が少ないが。

81とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:02:11 ID:kPI/KU5I
>>80
「最近のゴーレムはブラックジョークも言えるのかな……」
少し感心。ゴーレムになじみが無いのか。

82とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:03:40 ID:ab20EamE
>>81
[-[:=:]「紹介が遅れたナ」

[-[:=:]「私はP.Faust製汎用戦闘用メタルゴーレム零号、Mtrd-000、メタルドだ」

長ったらしい名前だが、正式名称なのだろう。

83とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:07:04 ID:kPI/KU5I
>>82
「あ、こりゃまたご丁寧にどうも……」

「僕はサイノ。まあ、大学生だよ」
煙草を取り出して火を付ける。

84とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:08:19 ID:ab20EamE
>>83
[-[:=:]「サイノ…記憶しタ」

[-[:=:]「煙草カ。」
煙を見てそう言う、ゴーレムには縁が無い物だ。

85とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:13:26 ID:kPI/KU5I
>>84
「ありがとう」

「そうそう。やはりゴーレムは煙草吸わないのかな?」

86とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:14:44 ID:ab20EamE
>>85
[-[:=:]「人型の中には嗜好で吸うモノも居るナ」

ここまで戦闘用になると、やはりすわないらしいが。

87とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:19:47 ID:kPI/KU5I
>>86
「へえ、初耳だ。なかなか興味深いなあ」
煙草の煙を吐き出して。

88とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:21:50 ID:ab20EamE
>>87
[-[:=:]「人間になりたい、と思うゴーレムも少なからず居るらしいからナ」

[-[:=:]「特に人間の雄や雌と繁殖行為をする物はそうらしイ」

繁殖行為ってアンタ。

89とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:27:19 ID:kPI/KU5I
>>88
「確かにいるだろうね」

「ふうん。そう言った機能は誰が付けるのかな。割りとミステリーだ」
しかし顔色一つ変えない。

90とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:32:13 ID:ab20EamE
>>89
[-[:=:]「大体ハ、製作者が自身の性欲を満たす為に付けるナ」

[-[:=:]「流石に私にハそのような機能は付いていないガ」

鉄ですし。

91とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:42:02 ID:kPI/KU5I
>>90
「ああ、やっぱり?」

「技術が進歩しても、悲しいかな、人類は欲望から抜け出せない」
あんたも人類でしょうが。

92とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:43:22 ID:ab20EamE
>>91
[-[:=:]「見ていて哀れだと思う。どちらモ」
人形の方も、人間の方も。

[-[:=:]「お前も人類ダ」
容赦なき突っ込み。

93とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:48:07 ID:kPI/KU5I
>>92
「虚しいねえ……まったく」
遠い目だ。

「いやあ、そりゃそうなんだけど。ははは……」
頭を掻きながらとりあえず笑ってみる。

94とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:49:49 ID:ab20EamE
>>93
[-[:=:]「性に狂うのはヒトだから仕方なイ」
無縁そうだ、彼は。

[-[:=:]「女性型ゴーレムが現れたら飛びつきそうだナ」
そういう事言うな。

95とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:58:03 ID:kPI/KU5I
>>94
「人の性、かな」
だれうま。

「あー、多分無いと思うよ。面倒だし」
何が面倒なんだか。

96とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 22:59:36 ID:ab20EamE
>>95
[-[:=:]「…ザブトンボッシュウ、だナ」
何だそりゃ。

[-[:=:]「そういうものカ」

97とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 23:06:02 ID:kPI/KU5I
>>96
「う。厳しいね」

「そう言うものさ」
吸い終わった煙草を携帯灰皿にほうり込み。

98とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 23:13:26 ID:ab20EamE
>>97
[-[:=:]「三枚没収ダ」
手厳しい。

[-[:=:]「共感は出来んガ、なんとなク理解はできル」

99とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 23:19:07 ID:kPI/KU5I
>>98
「……随分とまあ多いね」

「そう?理解されたのなら嬉しいや」
僅かに笑みを浮かべ。


「……さて、僕はそろそろ仕事に戻らないと。」

100とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 23:20:37 ID:ab20EamE
>>99
[-[:=:]「駄洒落だったからナ」
手厳しいです。

[-[:=:]「夜も遅イ。後方に気を付けて帰ると良い」

101とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 23:27:58 ID:kPI/KU5I
>>100
「駄洒落好きなんだけどなあ」
オヤジか。

「ああ、そうだね。ありがとう」
くるりと背を向け歩き出した。

102とある世界の冒険者:2010/09/11(土) 23:28:36 ID:ab20EamE

[-[:=:]ノシ

腕を振って見送った後、またガシャンガシャン歩き出した。

103とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 21:52:37 ID:EoDyzUuw
「あーあ、暇だねえ……何か面白いことの一つでも無いものか」

小さな刀をひゅんひゅんとジャグリングのように片手で回し、森を歩く魔女装束の女。

104とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:01:47 ID:128KmXLs
「……フフ。動く動く。
指の一本もあれば背中を押せてしまうなんて、脆いと思わない? アレハンドロ。」

澄んだ声で、護衛も無しに夜の森を闊歩する小さな影が一つ。
ぶつぶつと口元では何かを呟いている。

105とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:15:00 ID:EoDyzUuw
>>104
「何を言っているか分からないけど」
ひょいひょい、と投げた小刀をキャッチして。

「……ここ、大丈夫かな?」
自分のこめかみを叩く。酷い奴だ。

106とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:21:08 ID:128KmXLs
>>105
「……うん?
ああ、君も中々に面白い"カタチ"だね。」

その言葉を完全にスルーした様子で、そちらを見て。

107とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:25:01 ID:EoDyzUuw
>>106
「いや、そうじゃなくて。こう、もう少し脈絡のある会話は出来ないのかな、君は」

頭を抱えて目を細める。完全上から目線。

108とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:27:04 ID:128KmXLs
>>107
「……脈絡が無いと思えるのはどうしてかな?」

フードの下に、僅かに見える継ぎ接ぎだらけの顔を緩く笑ませて。

109とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:31:42 ID:EoDyzUuw
>>108
「言ってる意味が分からないからだ。なんだカタチって」

肩を竦め、鼻から息を吐き。

110とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:35:29 ID:128KmXLs
>>109
「……そう?」
視線を逸らした隙にでも、戻れば目の前から気配が消えており

「…………君が生を受け、今を生きるまでに作り上げられた"カタチ"さ。
ふふ……何となく、だけれどね。」
背の、耳にほど近い所から声がする。

111とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:41:03 ID:EoDyzUuw
>>110
「あー……」
瞬間的な移動に、また面倒な奴かと思って。

「出会って数分の君に私のことがろくに分かるとは思えないけれど……新興宗教か何かかな?」
あくまでマイペースに、ゆっくりと振り向いて。

112とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:48:31 ID:128KmXLs
>>111
「……いいや? 唯の"通過点"さ。
……全てを奪うにはもってこいかと、そう思っただけだよ。」

後ろには、先程の様にほくそ笑んだ表情がある。
言葉は支離滅裂で、何を言っているのかが全く理解出来ないが。
ただそこに、ズレた様な背筋を這い登る様な気配があるだけだ。

113とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:52:09 ID:EoDyzUuw
>>112
「色々と省略され過ぎていて何がなんだか分からないけど」
「君はなかなか面白い人間なようだ。今まで滅多に遇ったことがないタイプだね」
にや、と笑いながら。
極端な敵意は無いが、警戒はしているようだ。

114とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 22:56:13 ID:128KmXLs
>>113
「……嫌でも分かるさ。
ふふ……人の範疇で見るなら、だろう?
僕は人じゃあない。」

笑みに肩を揺らしながら、綽々とした様子で語る。

115とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 23:01:28 ID:EoDyzUuw
>>114
「ん?力づくって奴?」
「あ、やっぱり。そんな気はしていた」
飄々とした態度で述べる。

116とある世界の冒険者:2010/09/16(木) 23:04:08 ID:128KmXLs
>>115
「時の次第さ。
……僕は多くの生き物がそうである様な、形に囚われるのが嫌いな物でね。」

また正面に歩みを戻しつつ。




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