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第四回闘技大会Aブロック会場

1とある世界の冒険者:2008/10/11(土) 01:05:49 ID:FVbuaWe6
第一回戦(一日目)
1:ナハトvsユリ
2:オコトワーリvsふるぼっこ
3:ソーマvsエスト
4:シアノvsナダ
5:ラーナイvsシグルト
6:ヴィジャvsロイディ

第二回戦(二日目)
A:1の勝者vs2の勝者
B:3の勝者vs4の勝者
C:5の勝者vs6の勝者


第三回戦
α:Aの勝者vsBの勝者
β:Cの勝者はシードとなります


準決勝(三日目)
αの勝者vsβ(Cの勝者)


決勝
Aブロック勝者vsBブロック勝者

1674とある世界の冒険者:2010/09/04(土) 23:17:44 ID:jqJHnJGA
「…トゥーソードッ!」
右に持つ刃から紅蓮を、左に持つ刃から冷気を迸らせて

「ッお、らァッ!!」

左右からX字を刻む様に、閻魔刀へと振るう。
高温の刃で熱せられた鉄が、急速に冷やされれば脆くなるのが当然の帰結。

それが普通の刃なら、の話だが。

1675とある世界の冒険者:2010/09/04(土) 23:44:29 ID:YmmmDDXg
>>1674
「ッらぁ!」
【闇魔刀に纏わりつく炎は、別の魔力による高熱を遮断し、かつ発する熱で冷気を弾く】
【そして、そのまま押し切らんと妖気の熱を増していく】
【先ほどとは打って変わって熱量は増大し、武器に纏わせるには明らかに行き過ぎたレベルに上り詰めていく】
「…………」

1676とある世界の冒険者:2010/09/04(土) 23:49:52 ID:jqJHnJGA
>>1675
「ッく…!」
猛る烈火に後方に跳び、両手に持つ二振りを手離し次の二刀をその手に

「こ、れ…ならッ!!」
右手に持つは巨山を想像させる黒の具象刀、左手に持つは雄大な大地を起想させる茶の具象刃。

「――かっ、飛べェッ!!」

両の手に持った二刀を合わせる様にして地に振り下ろす。
放たれるのは地を抉り砕く強烈な衝撃の波動。烈火を纏わせたままではまともな打ち合いは望めない、と見ての行動だ。

1677とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 00:04:20 ID:lhgbkKeU
「……深淵の重獄よ、ここに顕現せよ」
「ダークネス」
【八卦の口から紡がれた闇魔法を、自らの口で締めくくる】
【すると直径20mほどの巨大な黒球がゼオとアルスの間に出現】
【衝撃を防ぎつつ、闘技場の床を大きく砕きながら地面を揺らし、道を完全に塞いでしまった】
「……ネビュラの輪の中で一条の流星と散れ」
【更にゼオはもう片方の八卦の魔法を引き出し】
【ダークネスの反対側、狭まった闘技場の半分に狙いを定めている】

1678とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 00:07:37 ID:Y1.9HQyI
「(デカいのが―来る……!)」
茶と黒の刃を傍らに、白き雷刀、黄金に輝く月閃刃をその手に、一つに束ねて

「――切り、抜けるッ!」

【ゼロ・シフト】。
魔力の圧縮、急激解放による反動を利用した高速直線移動術。
傍らの六つの剣を翼の様に背に上空に跳び、黒球を乗り越えて上空で双刃を振りかぶる。

1679とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 00:17:55 ID:lhgbkKeU
「インデグニション」
【アルスが先ほどまでいた場所、とはいえほぼ黒球の向こう側全域であるが】
【白雷の柱に包まれた一帯は、昼と見紛う明るさで真っ白に染まっている】
【ただし、ダークネスの横にいるゼオの側はちょうど影になっており】
【完全に昇華された白焔の刃を手に、飛び越えてきたアルスを見つめている】
「……来い!」

1680とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 00:22:14 ID:Y1.9HQyI
「オ―オオオオッ!!」

眼下のゼオを闘志を燃やす目で見据え混ざり合い白き雷を放つ巨大な白刃となった其を構えて

「ボルテクス・オーバーロードッ!!」

上空で其を振り抜く。――雷を帯びて上空より放たれる強大、巨大な白雷閃。
それと共に、上空にある刃は消え去る。振り抜いたアルスの姿と共に。

1681とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 00:31:18 ID:lhgbkKeU
「三発……撃ち切らせて見せろ」
【剣を携え飛び上がったアルス、見据えたままに白焔を大きく構えるゼオ】
「魔法剣……フレア!」
【打ち下ろされた刃を下から迎え撃つ。超高熱の魔法剣】
【拮抗、分散、破砕】
【相殺したエネルギーは爆発にも似た衝撃波を生み出し、突風となって闘技場へと広がる】
「ッ……!」
【それは地に足つけるゼオでさえ揺らぐほどに強い】

1682とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 00:37:27 ID:Y1.9HQyI
「――ゼロ・シフトぉッ!!」

【ゼロ・シフト】は"二連"の移動術。
その特性上真っ直ぐに、ただ真っ直ぐにしか使えないが足場さえ造れば其は下降にも使える。

振りぬいた刃を其の侭白雷と共に地に放り、魔力で造った足場を蹴って、自身は地に降り立って

「(止 め る … !)、暴風刃ッ!!」
手にするはその形状から多々使う事のあった新緑の刃を模した風刃。

「光の、翼……飛ッ、べェェェェェェェッ!!」

そのまま真横、魔法剣を放ったゼオへと、飛翔。
――然し、未だ距離はある。熟練の者ならば対応するに充分な距離が。

1683とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 00:45:22 ID:lhgbkKeU
「ほう……」
【ゼロシフトの軌道、それを見つめながら笑みを浮かべ】
【瞬きほどの刹那の瞬間、ゼオの姿は影と消える】
【自身の背後7mへと縮地歩法で移動、再び魔法剣フレアを構えアルスを見据える】
【右肩は渦巻く海嘯を口ずさみ、左肩は静かなる世界を詠唱して】
【魔法剣フレアはあと二発、時間も残り五分を切っている】

1684とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 00:50:29 ID:Y1.9HQyI
「デェェェェェッドロン、フゥゥゥーンッ!!」

唯一オリジナルと同じ名の其を振り抜く。生ずる竜巻はゼオの視界を阻み、
その体勢を揺るがさんとばかりに強烈な嵐風を巻き起こし、渦の中へと誘わんとする。

「(全剣、収束――!)」

飛翔する騎士はその手に持った暴風刃を――否、今まで使った、
全ての八卦を模す刃を自らの剣へと籠めて、速度を上げて飛翔。

1685とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 01:02:37 ID:MFY.JlfE
わぁお

1686とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 01:04:34 ID:lhgbkKeU
【渦巻き、荒れ狂う暴風の竜に木っ端のように飛ばされそうになりながら、刃を構えるゼオ】
「破ァッ!!」
【目の前の暴風の中心部、無風地帯めがけ超高熱の火炎弾を撃ち放ち内から霧散させんと試みつつ】
「〜〜〜!」
【左肩の詠唱に自ら付け加え、無理矢理に魔法を完成させて】
【いつでも来いと言わんばかりに、アルスを見据える】

1687とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 01:08:10 ID:Y1.9HQyI
吹き荒れる暴風が火炎弾で目論見の通り晴れれば、光翼を最大限に広げ
模倣の八卦、その全てが混ざり合い八色に輝く剣を大きく振りかぶる"騎士"

「八刀――、一剣ッ!」

刃に構えるゼオに、全てを乗せて輝き、
己の未熟か、未だ不安定に揺らぐ刃を叩き付ける。

1688とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 01:27:18 ID:lhgbkKeU
「…………」
【死闘の最中、何処か感慨に耽るような眼差しを向ける】
【それは余裕の表れか、はたまたゼオ自身の未熟さ故か】
「ジ・オーシャン」
【一瞬の陰りを見せたその眼差しが戻る頃、ゼオの背後から大海と見紛う水量の津波がうねりを上げアルスを襲い】
「サイレントライン」
【その膨大な水が、内から放たれた氷魔法により一瞬にして氷山へと変わる】
【まるで時間稼ぎをするかのような上級魔法の無駄撃ち……ゼオの八卦の気配が消える事が、その理由を示していた】

1689とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 01:31:28 ID:Y1.9HQyI
「ぐ―――う、おおおおおッッッ!!」
両手に持つ剣が、輝きを強める。眼前の氷山を―そう、切り裂かんとして。

「いっ………けェェェェェェェッ!」

目の前にある巨大な壁を、避けるのではなく――真っ向から、乗り越える。
八にして、一の剣を振り抜いて、巨大な氷山を切り裂き、その奥へと刃を届けんと―――。

1690とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 12:05:38 ID:lhgbkKeU
【行く手を阻む氷山が真っ二つに割れ、音を立てながら崩れ行く】
【しかし、尚アルスの正面には立ちはだからんとする存在があった】
「ギガブレイズトレント……」
【漆黒の大鉾、これもまた七つの力を統合した存在】
【一人にぶつけるには過剰と言わざるを得ないこの強大なエネルギーの塊を携え、今初めてゼオは前に出る】
【全ては、真っ向から独りの騎士を迎え撃つ】
「はぁぁぁぁぁっ!!」
【ただそれだけの為に】

1691とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 12:17:24 ID:Y1.9HQyI
「ッ―――!!」
視界と、両手が揺らぐ。魔力が揺らぐ。

「ぅ、……オ、オオオオオオッ!!」

揺らぐ魔力。大氷塊を砕いた事で殺がれた力は原典の統合体には敵わぬだろう。

それでも、それでも退く事はせずに八色に輝く刃を――叩き付けた。

1692とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 12:33:51 ID:lhgbkKeU
【攻めに転じた一撃は、黒の軌道を描きながら大きく振り込まれる】
【漆黒の衝撃は氷山を、闘技場を、波が広がるが如く全てに破壊をもたらしていく】
【それはアルスも例外ではない】
【ラスト一分。ゼオ最後の一撃である】

1693とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 12:37:41 ID:Y1.9HQyI
「ッ、…う、お…お…ッ…!
 (まだ、まだだ、もっと出せる筈だ、力全部――…!!)」

「う、おおおお―――!」

剣を、押し込む。押し込んで、押し込んで、その果てに。


――音が響く。強烈で、強大な漆黒の力に剣は砕かれて。
それを振るう騎士も同じくして黒に、呑まれた。

【『…ダメージの限界を突破。現実に強制送還されます』】

事務的なオペレーションシステムの声が響くと、意識は現実へと戻された。

1694とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 12:50:49 ID:lhgbkKeU
「…………」
【全てが塵と化した幻の世界で、独り刃を構え佇むゼオ】
「やるようになったじゃないか」
【一言呟き、現実に戻った】

1695とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 12:51:52 ID:Y1.9HQyI
【 〜 げんじつ 〜 】

「ふぃー……やーっぱ、流石に勝てないっすね」

苦笑いして鏡に寄り掛かる。精神的に相当疲れたらしい。

1696とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 13:01:23 ID:lhgbkKeU
「ふん……」
【闘幻鏡での戦いだけに疲れた様子は見えない】
「ほれ」
【八卦の指輪を指で弾き手渡した】

1697とある世界の冒険者:2010/09/05(日) 13:03:00 ID:Y1.9HQyI
「わっ、と」
弾かれた指輪をキャッチして

「これ………。良いんすか?」

確認する様にゼオの姿を見て。

1698とある世界の冒険者:2010/10/21(木) 01:21:53 ID:IyfJYsRU
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1699とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 01:26:57 ID:oj5z8M8c
「・・・誰かいないもんか」
フラりと闘技場にやって来たのは、黒髪赤眼の青年。
黒いコートを身に纏い、腰からは白鞘の刀を提げている。

1700とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 01:31:55 ID:1SIOJB16
そこへまた一人青年が訪れる。
外見は20歳程度に思えるが、纏う雰囲気は如何とも知れぬ。

「くっ……久々の闘技場と思ったらいきなり妖怪きゃらかぶりに出くわすとは……」

此方も黒髪に黒コートの若者ということは容姿は被っていると言っていいだろう。
それなりにポピュラーな組み合わせなので仕方ないのだが……

「いや待て、俺の方が妖怪きゃらかぶりだった可能性があるな。 むしろ後から出てきた分その可能性が云々」

1701とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 01:36:18 ID:oj5z8M8c
>>1700
「・・・むしろ二人共が妖怪きゃらかぶりという可能性も捨てきれないな。
 まぁ、眼の色は違うから問題はないんじゃないか」
マグナの方へ振り向きながらネタに乗っかる。

「まぁ、それは良い。
 ここに来たってことは目的はほぼ一つだろう?
 戦らないか」
と、銀貨を取り出しながら言う。
死合うわけでもないので闘幻鏡を使うのが無難だろう。

1702とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 01:38:31 ID:1SIOJB16
>>1701
「ああ……どちらが本物か決着をつけようじゃないか」

銀貨を指で弾き、闘幻鏡へと投入する。

1703とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 01:41:39 ID:oj5z8M8c
>>1702
「良いだろう。お前を倒して俺が本物になる」
偽物フラグを立てつつ、銀貨投入。
意識を闘幻鏡へと飛ばす。


「・・・さて。見たところだと徒手か?」
服と刀を繋ぐ紐を解きながら問いかける。

1704とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 01:47:14 ID:1SIOJB16
>>1703
「とある事情で……いや俺も何が起こったかは覚えてないんだが武器を失ってしまってな」

そう言うと拳を作らずに足を開いて左手を突出し、右手を顔の横まで引く。
まるで弓を引くような構えである。

「だがそれは理合いの初期条件の違いに過ぎない。 元より戦術とは相手との差を埋めるもの」

1705とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 01:52:27 ID:oj5z8M8c
>>1704
「そうか・・・。何、俺も拍打には多少覚えがある。
 条件が近い方が良いだろう。互いを高め合う意味でもな」
そう言い、刀をリングの外へと放り投げる。

「さて・・・では始めようか」
こちらは左手を正面に出し、右腕は引き腹の横で拳を作る。
ポピュラーな正眼の構えであるが、対応力は高い。

1706とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 02:01:47 ID:1SIOJB16
>>1705
「こちらから行かせて貰う!」

床を蹴り、相手に向かって踏み込む。 と言うよりも飛ぶ。
桁外れの脚力と、それを余すところなく推進力へと変換する技術により、砲弾の如く加速する。。
そして初動から1刹那の時間も置かずに初撃を放つ。
相手のやや上の位置から、左腕を引きつつ掌打のまま斜め下へと右腕を振り下ろす。
極めて大振りではあるが、推進力をさらに破壊力へと余すところなく変換する故、一撃の重さは類を見ない。

1707とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 02:11:33 ID:oj5z8M8c
>>1706
「(速い――だが!)」
とある理由から高速撃には慣れている。
放たれた掌打の右腕に添えるように素早く左手を伸ばす。
手と腕は触れ合わせたまま、右足を軸に半回転。初撃を往なす。

「ふぅぅー・・・」
マグナに背を向けたまま、独特の呼気を吐いて剄を練る。

1708とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 02:19:02 ID:1SIOJB16
>>1707
「甘い!」

往なされた初撃は轟音と共に空しく床を粉砕した。
だがこれでいい。 ”一撃目”は凌がれるために存在するのだ。

間髪入れずに逃れた相手に向けて回転運動を加えつつ左手を突き出す。
発剄に当てはめるのならば纏絲剄。
先程と比べれば剛性もトルクも無い攻撃であるが、
足の裏から腕の先まで途切れずに続く螺旋運動が生み出す破壊力は、それを補って有り余る

1709とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 02:29:21 ID:oj5z8M8c
>>1708
「ッ――――!!」
背に向けて放たれた螺旋の剄打。
それを丹田に練り上げた剄力で軽減しつつ、やや身を捻りながら前へ飛ぶことで打点を外す。

「――かッ・・・!」
が、螺旋運動から生み出される剄力を全て殺しきれはせず、内部で威力が爆ぜる。

「・・・初撃が囮だろうとは思ったが・・・二撃目は予想外の攻撃だったな」
体勢を立て直し、マグナへ向き直りながら。
口元からこみ上げた血が流れているが、戦闘続行には問題ない。

1710とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 02:33:44 ID:1SIOJB16
>>1709
「よく避けたな。ただの 妖怪きゃらかぶりなら10回は殺せた攻撃だ」

冗談めいたセリフを発しつつ、再び構えを取る。
先程と同じように弓を引くような構え、しかし今回は右腕がやや低く、両腕ともに肩の高さである。

1711とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 02:43:23 ID:oj5z8M8c
>>1720
「そっちこそ・・・。ただの妖怪きゃらかぶりなら、あのまま鉄山靠で吹き飛ばしてるところだった」
口元の血を拭いながら笑みを浮かべて言う。

「次はこっちから行かせて貰うぞ」
一時構えを解き、弾かれるように駆け出す。
地面スレスレの低姿勢の疾駆で瞬く間に距離を縮め

「・・・・・・!」
互いの成空圏が触れ合った瞬間に急停止。
慣性の力を足元から剄力に変換しつつ右腕を引き込み、その場で高速の一回転。
一連の運動から見て、練り上げられた剄は右腕に集約されると見て間違いないだろう。

1712とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 02:49:02 ID:1SIOJB16
「(くるか……!)」

相手の素早い動きに対し、完全回避は不可能と判断。
繰り出すであろう右腕の位置に対し、突き出した左腕を振って断勁の攻撃を置いておく。

1713とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 02:58:44 ID:oj5z8M8c
「穿狼牙・・・ッ!」
体と腕を捻り、解放と共に右の拳打を放つ。
握り込まれた右拳は中指のみを浮かせた、突指拳。
練り上げられた剄は、先程のマグナと同じく螺旋剄。
ただしマグナのものとは違い、内部を破壊するのではなく、外部を破壊することに特化した一撃である。

1714とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 03:05:16 ID:1SIOJB16
「重いっ……!」

とてもその場凌ぎの断勁で捌ける攻撃ではない。
直撃ではないものの、右腹部に受けた攻撃に骨が軋み、肉が悲鳴を上げる。
それでも最小限までダメージを軽減しようと力の流れをコントロールした結果、
偶然か必然かきりもみしながら上へと吹き飛んだ。

1715とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 03:11:23 ID:oj5z8M8c
「好機ッ!」
一気に畳み掛けんと追随するように跳躍。
身の捻りのみで剄を練り上げ、次撃の準備を。

1716とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 03:18:34 ID:1SIOJB16
「かかったなきゃらかぶり」

勁を応用した力のコントロールにより、きりもみの横回転は次の瞬間には宙返りのような縦の回転へ。
そして自分に向かって跳躍してくる相手の後頭部に向けて、回転の勢いを乗せた踵を振り落す。
これは本来相手の目の前で跳躍し、空中で1回転して相手の後頭部へ落とす演武技の、その崩し。
本来であればお約束の中でしか使えない技だが、この状況においては十分な奇策となり得る。

1717とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 03:23:35 ID:oj5z8M8c
「ッ!!?」
完全に予想外、意識の死角からの攻撃は直撃し、勢いよく地面へ叩きつけられる。

「・・・・・・!」
何とか意識は手放さずに済んだものの、決して軽いダメージではない。
が、その瞳から戦意は失せていない。
やや足元をフラつかせながらも立ち上がる。

1718とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 03:32:26 ID:1SIOJB16
「これで終わらせる」

先程受けたダメージを噛みしめながら着地。
少なくとも現時点ではこちらが有利。勝負を決めるべく即座に相手との距離を詰めにかかる。
しかし何故か構えは取っていない。

1719とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 03:37:44 ID:oj5z8M8c
「・・・返り討ちにしてやるさ」
やや弱った声でそう言い、ニヤリと笑みを作る。
とはいえ、ダメージは深刻。撃ててあと一撃が限界か。
文字通り、次が最後になるだろう。

「・・・ふぅぅー・・・・・・」
呼気を整え、精神を集中することで一時的に痛みを中和。
右腕は脱力させ、左手を前に出し、腰を落とす。

1720とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 03:49:16 ID:1SIOJB16
相手を制空圏に捉えると同時に、左腕を相手の右腕にに、右腕を相手の顎へと掌打で繰り出す。
防御を棄てた両腕での弾勁。 しかし練度は先程までの勁と比べても褪せるものではない。

1721とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 03:58:30 ID:oj5z8M8c
「迅狼・・・崩拳!」
強力な踏み込み――震脚を以て剄を練り上げ、脱力した右腕を鞭のように振るい、居合の如き速さで真っ直ぐに中段突きを放つ。
が、受けたダメージは誤魔化しきれず、本来の威力・速度には及ばない。

「――――ッ」
こちらの拳は繰り出されたマグナの左拳とぶつかり合い、右拳が顎に直撃。
吹き飛ばされると共に意識を手放し、現実へと引き戻される。

1722とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 04:03:16 ID:1SIOJB16
「戦闘スタイルまで似ているとはな……しかし何とか勝利と言ったところか」

現実であれば暫くは使い物にならなくなったであろう左腕を垂らしながら、現実へと引き戻されていった。

1723とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 04:07:18 ID:oj5z8M8c
「負けたか・・・俺もまだまだだな。
 色々と勉強になった、ありがとう。
 俺はエスト・シン・トライクだ。また機会があれば試合おう」
そう言い、右手を出して握手を求める。
敗けはしたがその顔は晴れやかなものだ。

1724とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 04:09:48 ID:1SIOJB16
「ああ、また機会があればキャラを被せ合おうじゃないか」

右手を取り、握手をする。 また試合うことを期待して。
勝負は時の運、次に戦う時はまた別の結果ががあるだろう。

1725とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 04:11:11 ID:1SIOJB16
セリフ一行入れ忘れ

「俺はマグナ・エル・ヴェル。 最近この辺りに戻ってきた身だ」

1726とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 04:12:07 ID:oj5z8M8c
「次こそ俺が本物だって証明してやるよ。
 じゃあな、お疲れさん」
手を解くと笑顔を浮かべて冗談混じりにそう言い、闘技場を後にした。

1727とある世界の冒険者:2011/06/01(水) 04:15:23 ID:1SIOJB16
「ああ、楽しみに待ってるぞ」

相手の背中を見送り、こちらも闘技場を後にする。

1728とある世界の冒険者:2012/11/18(日) 23:07:27 ID:hatm4cvw
('ー`*川

闘技場のリング中央に一つの影。
腰ほどまでにある長い銀髪を風に棚引かせ、仁王立ちで人を待つ女性。
これから起こる愉悦を思ってか、その表情には笑みが見える。
久方ぶりに全力が出せるのだ。それを思うだけでも気は滾り、武者震いが止まらない。
この気持ちは恋焦がれる少女のそれにも似ている。そう思い、髪をかきあげて空を仰ぐ。

1729とある世界の冒険者:2012/11/18(日) 23:09:51 ID:ezOjZ3ZQ

「――ヤ、ドウモ。
 お待たせしましたネ。」

コツン、と足音を響かせて待ち人がやって来る。
表情に何時もの胡散臭い笑みは無く、純粋に楽しそうな笑みを浮かべて。
普段カモフラージュに使用している杖は無く、焦げ茶色のくたびれたコートを羽織って。

「――今夜ハ、楽しみましょうか。」

待ち人が、やってくる。

1730とある世界の冒険者:2012/11/18(日) 23:18:31 ID:hatm4cvw
('ー`*川「おぅ。来たねぃ」
その声に応えるように、満面の笑みで振り向く。
顔と言葉だけをとれば恋人の逢瀬のようにも見えるが、これは。

('、`*川「うん、楽しもう」
銀貨を取り出し、宙に弾いてキャッチ。
そう。これは−−−−

('、`*川「潰しあいを」
受け取ったそれを闘幻鏡へと投入。
意識を移す。最高の仕合の場へと。

1731とある世界の冒険者:2012/11/18(日) 23:24:58 ID:ezOjZ3ZQ
「イヤァ、今日は我儘に付き合って貰ってアリガトウゴザイマス。」

同じ様に銀貨を、鏡へと。
降り立った仮想の戦場に笑みのまま立って

「その御礼に――」

煤けたコートを投げ捨てる。
飾りの眼鏡を畳んで捨てる。
理性を縛る鎖を、投げ捨てる。

「――唯、闘争を。」
仮想の戦場に黄金の雷が降り注ぐ。
眼前の男が全身から黒雷を放つ。
全身は黄金の魔獣へと、思考は、――唯、闘争へと。

1732とある世界の冒険者:2012/11/18(日) 23:53:14 ID:hatm4cvw
('、`*川「さて、と・・・」
コキリと首と拳を鳴らし、眼前のガーゴイルを正面から見据える。
既に気は滾り、溢れる魔力が大気を焦がす。

('、`*川「行くよん?」
そう言い、グッと足に力を篭め、大地を蹴り砕きながら弾かれるようにして駆け出す。
高速を以って瞬く間に距離を縮め−−

('、`*川「ふぅ!!」
放たれたのは回し蹴り。
小手調べ程度のものだが、巨木さえも一撃のもとに圧し折る威力である。

1733とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 00:02:19 ID:R/6DFVCo
「ウゥァ゙!!」
振り放たれた回し蹴りを肥大化し、稲妻を纏う左腕で受けて。
両の脚の爪は地面に深く食い込みその場を動く事無く。

「オ゙オ゙オ゙オ゙ァ゙ァ゙ッ゙!!」

相手の身体を丸事掴めるであろうサイズの右拳を強く握り固め、
爆雷の音を響かせ、文字通り雷の速さで其れを振り"落とす"。

1734とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 00:24:07 ID:pmSVNI1g
('、`#川「っとぉぉい!!」
蹴った脚を戻し、強く踏みしめ、交差した腕で受け止める。
腕は軋み、闘技場の地面はその圧力に砕け、割れ、陥没するが、受け止めた本人に大したダメージはない。

('ー`*川「いいねぇ・・・重いよ」
今は軋む腕の痛みすらも心地良い。自然と笑みが零れる。

('、`*川「っとぉ」
不意に腕の力を弱め、それと同時にバックステップ。再び距離をとる。

('、`*川「んじゃま、こっちもフルスロットルでいきましょか!」
肌がヒリつくほどの圧力が放たれ、魔力の高まりとともにゴウッと風が荒ぶ。

1735とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 00:28:14 ID:R/6DFVCo
「其の舗装での何処で之が受けられるのか、気になる物ですね。」
打ち下ろした雷を引いて、バックステップに合わせる様、
肩の辺りから生えた二対の巨大な翼を一度大きく羽ばたかせて。

「――契約により我に従え、高殿の王。」

吹きすさび魔力に、笑う様に自身の周囲の雷を弾けさせて、
獰猛な牙を並べた口で、詠唱を紡ぐ。

1736とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 00:52:17 ID:pmSVNI1g
('、`*川「白銀の氷河にて死の凍嵐を纏いし女神よ。
     今、新たな契りによりて、汝が静かなる怒りをここに示さん」
上限など無い、と言わんばかりに更に高まっていく魔力。
それとともに、周囲の空気が白み始める。これはこの術自体が持つ作用ではない。
術式の構築過程にも関わらず、無意識的に溢れた魔力が凍気として具現化されているのだ。

1737とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 01:01:30 ID:R/6DFVCo
「来れ巨神を滅ぼす燃ゆる立つ雷霆。
 百重千重と――千重万重と重なりて来れよ雷。」
それに応えるように早口に詠唱を進める。
翼を飛翔かせ、僅かに地上から浮遊するように。
両手を大きく広げ、巨大な光球を創りだしてって。

1738とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 01:18:33 ID:pmSVNI1g
('、`*川「普く命を刈りし無慈悲なる抱擁、
     それは凄烈にして絶対たる氷雪の帳
     愚かなる者にせめて、刹那の終焉を」
詠唱は完了。これは本来なら幾重に展開された魔法陣から極低温の凍気の波動を放つ魔法だ。

('、`*川「・・・「固定[スタグネット]! 掌握[コンプレクシオー]!」
が、しかし。放たれる筈の凍気は高密度に圧縮された球状の魔力塊となり、
掌に収められたかと思えば、それを握りつぶすようにして内包する魔力を体内に還す。
術式兵装。とある魔族が開発し、かつての大戦にて使用した、魔法戦闘術。その極みの一端とされる力。
それが今まさに、完遂されようとしている。

1739とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 01:19:27 ID:pmSVNI1g
(盛大に誤爆った\(^o^)/)

1740とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 01:34:05 ID:R/6DFVCo
「全力解放、拘束解除、
 射線固定、内圧臨界。」
詠唱と共に限界まで膨れ上がっていく光球は、闘技場全体を目が眩む程に照らす程巨大となって。

「収束[コンウェルゲンティア]、待機[ヴィギリア]、
 空燃やし来れ浄化の炎、燃え盛る大剣、ほとばしれよソドムを焼きし火と硫黄。
 地割り来れ千丈舐め尽くす灼熱の奔流、滾れ 迸れ赫灼たる亡びの地神。」

其れが収束し、掌サイズまで縮まって、魔人の周囲を旋回し始める。
多重詠唱、そして、複合。
高位の魔術を一点に収束し威力を臨界まで上昇させた上で、
更に、別の――幾つもの高位魔導と複合する、破界の魔"砲"。

1741とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 02:05:26 ID:pmSVNI1g
('、`*川「魔力装填[スプレーメントゥム・プロ]!
     術式兵装[アルマティオーネ]……絶氷凍我[シム・フリーゲランス・アブソルトゥス・グラシエス]!」
氷属性最上級魔法の一角、『テスタメント』。それが持つ極限の凍気が体内に充足される。
闘気が具現化したかのような白い空気を纏い、周囲の地は凍てつき、闘技場一帯が肌を裂くような冷たさを持つ。

('、`*川「さぁ・・・行こうか」
己の内へと還す’極み’。外へと撃ち放つ’極み’。それらが初めて、ぶつかろうとしている。

1742とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 02:15:25 ID:R/6DFVCo
「燃えよ天空、 引き裂け大地、高天響くは億の雷。
 砕けよ世界、歪めよ世界、交わり混ざりて界を為せ。」

紅、黒、金。
収束し掌大となった砲の塊が混ざり合って、一度また、眼前のガーゴイルよりも巨大となって、
そうして先程まで踏んだ「同じ様に収束し、収縮する。

「――見せて貰おう。 "極み"を――。」
収束した其れを眼前に、今正に、解き放たんとして。

1743とある世界の冒険者:2012/11/19(月) 02:46:33 ID:pmSVNI1g
('、`*川「コォォォォ・・・・・・」
深い呼気と共に気を練り上げ、握った拳を腰元まで引き寄せる。

('、`*川「我流極技・・・」
一歩、強い踏み込み。震脚から螺旋の力を生み出し、それを膝、腰、肩、肘と各関節へ伝えつつ増幅。
捻った体を一気に引き戻し

('、`*川「封神氷絶覇龍劫ッッ!!」
その場で拳を放つ。空を穿つ拳撃。
そこから、体内に充足された氷絶の魔力と気が混合された’暴力’が放たれる。
それは、神をも封ぜる氷の覇龍。
大気を、大地を白銀に染め上げながら金色の魔物へと喰らいつかんと暴れ狂い、突き進む。

1744とある世界の冒険者:2012/12/25(火) 18:29:39 ID:1jz8FCYY
割り込み失礼します。

ども、今話題のドリームカジノのアフィ坊っす。

みなさんには“業者”とよく呼ばれますwww

こちらにも事情がありますゆえ…

http://dreamonlinecasino.com/

兎にも角にも一度お試しあれ。


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