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第四回闘技大会Aブロック会場

1とある世界の冒険者:2008/10/11(土) 01:05:49 ID:FVbuaWe6
第一回戦(一日目)
1:ナハトvsユリ
2:オコトワーリvsふるぼっこ
3:ソーマvsエスト
4:シアノvsナダ
5:ラーナイvsシグルト
6:ヴィジャvsロイディ

第二回戦(二日目)
A:1の勝者vs2の勝者
B:3の勝者vs4の勝者
C:5の勝者vs6の勝者


第三回戦
α:Aの勝者vsBの勝者
β:Cの勝者はシードとなります


準決勝(三日目)
αの勝者vsβ(Cの勝者)


決勝
Aブロック勝者vsBブロック勝者

1449とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:12:50 ID:oC7DC7QU
「……!!」
 何かを決心したように唇を結び、メタトロンの書を開く。

「神の御使い、熾天使セラフィムを模す者よ、盟約に従い、刃を向ける者を焼け!」

 エレオノーレの目の前が光り輝き、次の瞬間、弾けた。
 白き鎧の体、六つの炎の翼を持ち、そのうちの二枚で顔を、さらに二枚で胴体を隠した者が現れた。
 残った二枚の翼を広げ、エレオノーレの前に立つ。

1450とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:13:35 ID:7v.Zv5JE
>>1449
「あ゛?」

構わず翼にナイフを突き刺す。

1451とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:17:18 ID:oC7DC7QU
「セラフィモイド!?」
 エレノアが呼びかける。
『――』
 鎧の兜から唸るような音が聞こえる。大丈夫だと言っているようにも、刺されたことに苦しんでいるようにも聞き取れた。
 燃える翼に触れ続ければ皮膚が焼け爛れるだろう。
 セラフィモイドはもう片方の翼で野良犬を包み込もうとする。

1452とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:22:39 ID:7v.Zv5JE
>>1451
「(熱ぃ)火属性の召還獣か」

「(送還できのかな)」

あっさりナイフを手放してセラフィを蹴り飛ばして、その衝撃で背中から離脱する。

1453とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:28:11 ID:oC7DC7QU
 さらにエレオノーレは召喚の呪文を唱える。

「神の御使い、能天使パワーを模す者よ、盟約に従い、我が剣と成り盾と成れ!」

 先ほどと同じようにエレオノーレの目の前に光の輝きが集まり、弾ける。
 白い鎧の体に二枚の翼、一本の白い剣を持った者が現れた。
 正眼の構えでエレオノーレの前に立つ。

 その間にセラフィモイドが野良犬を追う。

1454とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:29:27 ID:7v.Zv5JE
>>1453
「あ゛?おい、ちょい待ち、3対1とかありかよ・・・!」

片手を突き出して止まれサイン

1455とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:30:45 ID:oC7DC7QU
「え? 私は戦えないよ?」
 野良犬のサインで二体の行動が止まった。

1456とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:32:51 ID:7v.Zv5JE
>>1455
「そうかよ、じゃあプレゼント」

ひょーいとエレオノーレに投げた、少し古いテディベアだがお知りに不自然に紐が付いて
尚且つ火が付いてる。

「とびっきり刺激的なプレゼントだよ」

1457とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:37:57 ID:oC7DC7QU
「え、わ――」
 反射的に受け取ろうとしたところに、エクソイドの左手が伸びた。
 そのままどこかへ投げ飛ばそうと腕を伸ばしたが、そこで爆発が起こる。
[――]
 エクソイドの左腕が吹き飛んだ。その兜から明らかに苦しみの唸りが聞こえた。

『――』

 セラフィモイドの兜から唸りが聞こえ、二つの翼を羽ばたいた。
 二つの炎の塊が野良犬を襲う。

1458とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:40:24 ID:7v.Zv5JE
「っち、召喚主を速攻でぶっ殺した方がはええんだがな」

背中を向けて全力ダッシュ、見た目の通り身軽なので早い。

1459とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:42:53 ID:oC7DC7QU
 炎は地面にぶつかり、弾けた。
 セラフィモイドが後退し、エレオノーレの前に立つ。
 エクソイドが翼を羽ばたかせ、地面を蹴った。残った右手で握った剣を構えながら野良犬に迫る。

1460とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:43:45 ID:7v.Zv5JE
>>1459
「(爆弾はもうねえから手尽きたし・・・・)」

「負けるのも腹立つな」

立ち止まって上着から何か取り出す
お面?

1461とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:44:40 ID:oC7DC7QU
 エクソイドが猛進し、野良犬に向かって剣を振りかざした。

1462とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:46:06 ID:7v.Zv5JE
「へーんしーん、なんつってな」

持っていたお面を体につける、瞬間
目の前で閃光弾が破裂するよに光が起きる。
黒い眩い光、矛盾してるがそう表現するしかない。

1463とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:48:25 ID:oC7DC7QU
 エクソイドが兜を右腕で庇いながら後ろに跳躍した。

「なに……?」
 セラフィモイドの影に居たエレオノーレに影響はない。

1464とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:52:52 ID:7v.Zv5JE
「Woooooooooooooooooooooow!!!」

獣ような耳、だらしなく出る下、獲物を仕留める前の犬のような目つき
全てが全て醜悪なそれが姿を現す、まさに怪人と呼ぶのがふさわしい見た目だ。

1465とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:54:32 ID:oC7DC7QU
『――』
 二枚の翼を重ね合わせ、その中心で球形の炎が作られていく。

[――]
 怪人となった野良犬に向かって再び突進。

1466とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:56:14 ID:7v.Zv5JE
「そら、そら、っそ」

四つんばいになって走る。
先ほどの走りも早かったが、今度のは比べ物にならない程早い。
3点走りでエクソイドの周りを翻弄するように走る。

1467とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 21:59:57 ID:oC7DC7QU
[――]
 翼を羽ばたかせ、高く跳躍した。

『――』
 作り出していた球形の炎を両手で持ち、野良犬の居る方へ向かって突き出す。
 球形の炎が回転し、高速で野良犬に向かって飛ぶ。

1468とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:02:39 ID:7v.Zv5JE
>>1467
「わんこに対して3次元に動くなよ糞が」

いくら早いと言えど高速とまではいかなく
4ツン倍で走るが逃げ切れるかどうか。
空いた下を縫って召喚主目掛ける。

1469とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:06:26 ID:oC7DC7QU
 炎の塊が野良犬の走る地面に衝突し、爆発した。

1470とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:07:24 ID:7v.Zv5JE
>>1469
「Ghau!!」

呻き声を上げて吹っ飛ばされた。
しかしお陰手エレオノーレに対して距離が稼げた。

1471とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:10:29 ID:oC7DC7QU
//それって近づいたのか離れたのかどっち?

1472とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:11:35 ID:7v.Zv5JE
/近づきました
文章が足らずすみません

1473とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:15:39 ID:oC7DC7QU
 だがセラフィモイドが立ち塞がっていることに変わりは無い。
 空からエクソイドが猛烈な勢いで降下し、剣を突き出して野良犬に向かっていく。

1474とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:18:39 ID:7v.Zv5JE
「Goow!!」

腰から短剣を抜き取り、エクソイドの剣にあわせる。

1475とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:20:51 ID:oC7DC7QU
 ギィン――と激しくぶつかり合い、火花が散った。
 降下による重さが加わっている一撃が野良犬に圧し掛かる。

1476とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:23:08 ID:7v.Zv5JE
>>1475
「っほ」

しかし走ってくる剣に対して短剣を平で滑らせて、交わす。
エレオノールがサーカスを見たことがあるなら覚えがあるかもしれないが。
曲芸師やピエロが使うパフォーマンスを応用した技である。

1477とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:28:54 ID:oC7DC7QU
「??」
 その動きを見ても首を傾げるだけのエレオノーレ。どうやらサーカスは知らないらしい。

「セラフィモイド!」

『――』
 エレオノーレの声に反応し、セラフィモイドが炎の翼を羽ばたかせて野良犬に突進する。
[――]
 エクソイドが野良犬の後方に控え、退路を塞いだ。

1478とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:35:53 ID:7v.Zv5JE
「やっべ詰んだ」

「なわけねえ、仲間同士でキスしてろ」


ぐぐっと屈んで大きく跳ねた
といっても人一人何とか越せる程度

1479とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:38:52 ID:oC7DC7QU
 翼がある者に勝る跳躍などありはしない。
 セラフィモイドが地面をドン! と蹴り、羽ばたきと同時に跳躍。炎の翼で隠した、あるいは覆った兜で頭突きをかます。

1480とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:44:56 ID:7v.Zv5JE
「(しくった)」

「あぢいいいいいいいいいいいいいいいい!!」

哀れ、断末魔を挙げて姿が消える。
敗北したのであろう。

1481とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:46:26 ID:oC7DC7QU
 セラフィモイドとエクソイドが光となって弾け、消えた。

「勝った……」

 ぺたん、と座り込み、エレオノーレもまた光となって姿が消えた。

1482とある世界の冒険者:2009/11/12(木) 22:53:19 ID:7v.Zv5JE
【闘技場外】
「あ゛ー糞が、2対1とかアリかよ」

「その上空飛ぶしよー、弱点がまったくねえでやんの」

「まああの手は・・・・・・・・」

( FO)

1483とある世界の冒険者:2009/11/13(金) 23:18:49 ID:lm8mkiyg
【闘幻鏡内】
『森を舞台にしたフィールド
 …森の中、炎と吹雪が吹き荒れ、
 雷が跳ねる』
「ふふふ…ふははは!当たらん!当たってないぞ、シグルズ!」
『一人の男が木々を飛び交い、炎と吹雪をかわし、
 雷を刀で受け流す』

「俺を!その名で呼ぶなと!言っているだろうがあああああああああああ!」
『もう一人の男が叫び、雷を纏った風が周囲の木々を薙ぎ払う』

「どうしたシグルズ!当たらないぞ!
 魔法ではない!貴様の本気で俺を殺しに来い!」
『地面から生やした木々で、暴風を防ぎ、
 男を突き刺さんと尖った枝を伸ばす』

「…ああいいだろう、こいつでお前を一度屠ってやるよ…!」
『双剣を捨て、腰から一本の剣を抜いて、
 枝の突き立て二つに分け』
「おおおお!」
『雄叫び、剣のトリガーを引いて枝を裂きながら前へ走る』

「それでいい…それでいい!」
『刀身の見えない刀を抜き、迎え撃つ』

1484とある世界の冒険者:2009/11/13(金) 23:35:00 ID:lm8mkiyg
「お前の負けで!この下らない茶番を終わりにしてやる!」
『震える剣が、刀を握る手を一つ落とし』

「ぐっ…おおおおおお!」
『薄い刃が、剣を握る腕を落とす』

「ぬっ…ぐ、あああああああ!」
『何も持たない腕を振り、無事な目を奪い』

「がっ…は、ははは!そうだ!それでいい!」
『薄い刃が腹部を貫き』

「殺し合いがそんなに楽しいかよ!?」
『空いた手で、最後の剣を抜いて胴を斬り』

「ああ、楽しいさ!貴様の叫びが俺を震わせ!貴様の血が俺を刺激し!貴様の刃が心を冷やす!
 さぁ、もっとだ!俺が昔の俺に戻る為に!貴様はここで死に行け!」
「一人で狂ってるんじゃねぇよ!お前の自己満足に俺を巻き込むな!」
『刃と刃がぶつかる音が響き
 最後に、胴を貫く音がして、二人の姿が闘幻鏡から消える』

1485とある世界の冒険者:2009/11/13(金) 23:39:59 ID:lm8mkiyg
「…ふん、もう終わりか
 まぁ体の限界か…昔に比べて脆くなった物だ」
『ゆっくりと立ち上がる』

「…何がしたかったか知らんが、約束は守れよ」
『その場に座ったまま、立ち去る男に声をかける』

「…約束?記憶に無いな
 去らばだシグルズ・ヴォルスング、また会おう」
『嘲笑いながら立ち去って行った』

「…お前は絶対俺の手で殺してやるわ」
『いなくなった相手に向かって吐き捨てるように言いながら、自身も闘技場を去って行く』

【FO】

1486とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:05:00 ID:Fsyvvfuc
―土曜日・早朝―
「ここが闘技場か! ……あいつはまだいないな。
そういえば時間教えてなかったっけ。まあいいか、先に行ってるぞ、と!」
【銀貨を投入】

1487とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:06:13 ID:p1h.rd0w
>>1486
時間指定はしてなかったけども、俺はあの後からずっといるしな
【ふぅ、とため息をつく。何戦やったのだか知らないがそのまま銀貨を投入】

1488とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:11:11 ID:Fsyvvfuc
「え? あれ!? おまえ居たのか!?」
【闘幻鏡内で遭遇】
「……随分と早起きなんだな〜。もっとこう、夜に一人でコソコソしてるタイプだと思ってたぞ!」

1489とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:12:06 ID:p1h.rd0w
…寝てないだけだよ
先手はそっちからでいいぜ、こいよ
【アクビをしながら】

1490とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:18:46 ID:Fsyvvfuc
「――そんな状態で私に勝てると思ってるのか?
だいぶ舐められているようだな……その認識、改めてやる!」
【二刀をするりと腰の鞘から抜き、構える。
すると、刀身に魔力の炎が走り燃え上がる】
「行くぞっ!!」
【そのまま真っ直ぐ突撃】

1491とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:22:06 ID:p1h.rd0w
ッ…速いな……
【掠める様に避ける】

…魔力暴走で勝手に自爆とか、してくれないもんかねぇ
俺、"普通"だしそうじゃないと勝てないわ
【しかし妙な気もする、わざと掠らせた様な……】

1492とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:28:22 ID:Fsyvvfuc
「避けたか、まあ、それくらいはな!」
【振り向きざまに一閃、刃から炎が放たれる】

「残念ながら、魔法は手ほどきを受けた程度だ!
暴走とか自爆まで行くほど力も高くないんでね! 全部兄様に持ってかれたよっ」
【威張って言うことではない】

1493とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:32:36 ID:p1h.rd0w
あっちぃな、流石にまともに受けると!!
【回避行動を受けるが体で受けることになった様子
 服を焼き、火傷を晒すが軽減するように魔力を流していた様子】

…さぁて、ぼちぼち反撃すっかな
【ここまでで優勢と読むか、ナメられていると読むかは牡丹の実力次第】

俺もそんなに術は使わない…ぜ!!
【炎を放ち振り切った所に、非常にシンプルに魔力を込めた回し蹴りを振るう】

1494とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:42:37 ID:Fsyvvfuc
「………。
(なんかこいつ……妙だ。よくわからんが……)」
【じっと相手の様子を観察する】

「くっ……!」
【布製の篭手をつけた片腕で受け止める、が
威力を殺しきれず態勢を崩す】

1495とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 01:52:45 ID:p1h.rd0w
さっさと終わらせる……
【優勢にも関わらず、跳び退く】

万物は無へ還り、無は幻想を持って万物を成す
汝、法則をも潰し、何物をも喰らいつくす…幻想に背きし飢餓の刃
【詠唱を開始する…恐らく、見たことがない術のタイプだろう】

1496とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 15:32:42 ID:Fsyvvfuc
「なに……?」
【相手の詠唱から何か危険な気配を感じ、全身が粟立つ】

(私の魔力では相殺は無理……!
見たことのない技を避けるのは――広範囲の攻撃だったらかなり危ない……)
【ひやりと汗が頬を伝う】

「だったら……」
【あまり得意ではない魔法障壁の詠唱を始める】
(――持ってくれ!)

1497とある世界の冒険者:2009/11/28(土) 21:31:31 ID:p1h.rd0w
…どうした熱血!!
てめぇはこの程度で防御に回るのかっ!!
【指をくいくいと動かして】

とんだ期待ハズレだな…温い炎の使い手なんぞ!!
サムライとやらはどうも逃げ腰なようでっ!!
【得体の知れない術を待機させながら、神経を逆撫でする】

1498とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 00:59:33 ID:9y/sirTg
【その言葉に、ぴたりと詠唱を中断する】

「……貴様ァァ!! 黙っていればぬけぬけと!
私を、故郷の者を愚弄するかぁっ!!」
【あっさりと相手の挑発に乗り、頭に血を上らせる】

「体でわからせてやる!!!」
【素早くステップを踏んで近づくと、右の刀を振りかぶる】

1499とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 07:32:41 ID:d7ViM8RY
…わかってねぇなぁ
【やれやれと言った様子で両腕を構え】

………
【ボソリ、と何か呟く】

1500とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 16:03:30 ID:9y/sirTg
「――っ!?」

(……しまった! 誘われた!?)

【気付いたときには遅く、相手の目の前で胴をさらすという失態】

1501とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 16:36:01 ID:d7ViM8RY
………
【右腕より捻りを咥えた飛ぶ様な掌底を胴へと繰り出す
 しかし、弾くという方が近く、先ほどの術はまだ待機させたままだ】

怒りに身を任せておきながら、そんな速さ、威力で俺を仕留める気だったのか
普通の高校生、演じるなら受けて負けるべきなんだろうが、あいにく今はちょっとした調査だしなぁ
【くぁぁ、と欠伸をしながら…煽るには何か狙いがある?】

1502とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 17:04:17 ID:9y/sirTg
「ぅぐっ……!」
掌底をもろに受け、苦痛に顔を歪ませる。
咄嗟に受身を取ったものの、強かに地面に叩きつけられた。

「……はぁ、はぁ……! くそっ!」
起き上がり、悔しそうに睨み付ける。
痛む箇所を押さえて立ち上がると、二刀を構えなおし、息をついた。
――胡散臭い。
なんとなく気付いていながらも、感情に身を任せてしまうのが、牡丹の悪いところだった。

「――焼き尽くせ!!」
吐くように搾り出した言葉に、刀が反応し、刀身に炎を纏わせる。
先ほどのよりも、紅く、熱い。

1503とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 17:08:49 ID:d7ViM8RY
(集中を切らさずに挑発するのってしんどいんだよなぁ…)

求道、目的なき力が何か意味を成すと思っているなら
いいぜ―――その妄信を、ぶち壊す
【ビッと指差し】

…こいよっ……!!
【両腕を低く構える】

1504とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 17:14:12 ID:9y/sirTg
「それは、違うな……! 私にだって目的はある!
今はまだ、叶わぬかもしれないが、私は、この力を使って人々を助けたい!!」
呼吸を整えながら、言葉を発する。

「私の決意は……壊れないっ!」

「はぁあああああっ!! 喰らえっ!! 紅蓮昇華!」
腰を低く落として駆け出すと、相手の前で半円を描くように身を反転させ、
その遠心力で二撃を叩き込もうとする。

1505とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 17:24:53 ID:d7ViM8RY
だから妄信っつってんだよ…いずれ分かるだろうがっ
【フッと一撃目をかわし】

…今は失望しろ!たかが"普通の高校生"に勝てないことにな!!
【二撃目の刀の腹を挟む…真剣白刃取り
 炎を纏ったそれをやれば火傷は必至だろうが……】

"キャストブレイク"
【そう呟いた途端に二撃目に纏わせた炎が、消滅する】

1506とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 17:34:15 ID:9y/sirTg
「なにっ……!?」
よほど自信のある技だったのか、かわされたことに僅かに目を瞠る。

「どういう――なっ!? 素手、だと!? まさか――」
驚き、一瞬動きが止まったところに、相手の魔法『キャストブレイカー』が発動。
近距離での発生した衝撃波が牡丹に直撃し、悲鳴をあげる間もなく吹き飛ぶ。

1507とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 17:38:21 ID:d7ViM8RY
休んでる暇はねぇぞ……!!
【キャストブレイカーの衝撃で飛ばす方向、やりなれている彼には推測が出来る】

 ハ  エ  ヌ  キ
兵  法  殺  し!!
【ブンッと腕を振るうとその軌道から強力な風が巻き起こる
 体勢を崩した牡丹へ立て直す余裕など、与えない】

1508とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 17:46:06 ID:9y/sirTg
「きゃ……っ!?」
突風に襲われる直前、刀を手放し、なんとか両腕で頭を押さえ込む。

「ぐっ……、うあああああっ!!!」
そしてそのまま突風に飲まれ、錐揉みしながら闘技場の壁に激突した。
衝撃で壁が抉れ、パラパラと石の欠片が落ちる。
もうもうと土煙が上がり、牡丹の姿は見えない。

1509とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 17:50:25 ID:d7ViM8RY
…やるなら徹底的に、どうせもう"普通"を演じる必要もないしな
【深い息をつき、魔力を練り上げる
 敵影を確認できれば屋上から飛び降りて無傷だった身体能力を、フルに使う】

1510とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 17:59:21 ID:9y/sirTg
煙の中――

「……はっ、はっ、……な、なんだ、あいつ……っ!」
崩れた外壁に埋もれるように、牡丹は倒れていた。
利き腕に鈍い痛みが走る。他にも、わき腹や鳩尾がずきずきと突き上げられるような
痛みと熱を持ち、呼吸すらままならない。
恐らく右腕は折れ、肋骨も何本かイっているだろうと判断した。

「痛っ……くそ、くそっ!!」
左手で地面を叩く。どうにもならなかった。手も足も出なかった。ただ遊ばれただけだ。
悔しさと痛みで目に涙が滲む。
それをぐいと拭って、壁を伝い這うようにして立ち上がった。
得物は手放した。それでも。

「……はっ、はっ……まだ、私は折れてないぞ……!」

1511とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 18:14:18 ID:d7ViM8RY
折れてないなら折りきるまでだっ……!!
【己を激励するような牡丹の細い声、呟き
 それはこの男にとっては煙の中の目印でしかない】

あばよ熱血、せいぜい力不足に…
【吹き飛んだ外壁の破片、それを拾い上げ――】

嘆いてろ…!!
【――蹴り飛ばす。
 その脚力で繰り出す破片は単なる投石とは比べ物にならない、炸裂する弾丸の如し】

1512とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 18:18:14 ID:9y/sirTg
「――っ!!!」
煙の晴れた視界に飛び込んできたのは、石の破片。

パァンッ!!

音を立てて額に命中したそれは、砕け散り、血の花を咲かせた。
意識の無くなった牡丹が、ゆっくりと膝をつき、倒れる。
ぴくりとも動かなくなった。

1513とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 18:22:38 ID:d7ViM8RY
…ふぅ、こんなものか
【その様を見て、意識を現実へと戻す】

さぁーて、これで珈琲中毒と熱血で二勝か
…あと三勝しねぇと依頼達成じゃねぇしなぁ…今日一気に全部やるっつーのもいいなぁ
【ぶつぶつ呟いている…眼中に牡丹を入れないまま】

1514とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 18:28:08 ID:9y/sirTg
「………」
闘幻鏡内でのショックが残っているのか、しばし無言で視線をさ迷わせていたが……

「……っ!! があああああ!!! 負けたぁあああああああああ!!!!!」
大絶叫。

「おっ、おおおおまえ!! ツンツン頭! なぁにが普通の高校生だっ!!
おまえ、とんでもなく強いじゃないか!! なんだよ、弱いフリなんかして!
私たちのこと、バカにしてたのかっ!?」
すさまじい勢いで捲くし立てる。

1515とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 18:33:22 ID:d7ViM8RY
これだから熱血は……
【ボソリと呟き】

常時本気になる必要なんかねぇわ、力なんて必要な時に相応のモンがありゃいい
それ以外の時は邪魔でしかねぇからな。"普通"の方がいい
【肩を竦める】

1516とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 18:40:06 ID:9y/sirTg
「熱血は余計だっ!」

「む……それは、そうだが……! しかし、万人のために活かせる力ならば、
邪魔なんてことはないだろう? 悔しいが、おまえほどの使い手になれば
どこからだろうと引く手数多だ……。そのままでは宝の持ち腐れだぞ」
腕を組んでつらつらと述べる。

「それに……私は普通から脱したくて刀を取ったのだ。
私の故郷では、いまだに男尊女卑の風潮が強い。私だって好きで女に生まれたワケじゃない。
それでも性別は変えようがない……。
だから、せめて男にも負けないようにと……」
だんだん声が小さくなる。

1517とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 18:52:13 ID:d7ViM8RY
宝なんつーのは、人の価値観によって違うモンなんだよ
てめぇにとって宝じゃなければ持ち腐れてももったいないとはおもわねぇっつー話

男にも負けたくないっつーのが理由だろ、力を求めた
善的な理由を後から付いたモンか、当初からのモンか、偽物か、んなことはどうだっていいんだがよ
【肩を竦めながら】

"力をもって助ける"ってのは”何”から”何を”だっつー話だよ
いずれ?今はまだ?んなことを言ってる内はただの"目的なき力"とかわらねぇ

1518とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 18:58:00 ID:9y/sirTg
「そ、それは……!」
何か言おうと口をぱくぱくさせるが、相手の言うことがもっともだというのもわかっており、
悔しげに唇を噛む。

1519とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 19:07:08 ID:d7ViM8RY
やっぱそうだな、お前はただ心が弱いから力を欲しているだけ
【軽く目を瞑り】

明確な反論も出来ない、サムライとしては半人前以下だろうな
【…侍をバカにした、コイツが言うものか】

1520とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 19:19:15 ID:9y/sirTg
「……っ!!」
バッ、と顔を上げるが、返す言葉が見つからず俯く。
半人前以下――そう言われて殴り返す真似をするほど、気力は残っていなかった。

(……私の心が、弱いから……?)
(私が力を欲する理由は、何もかもが飾り? 後付け?)
(ちがう、ちがう! けど……わからない!)

ぎゅっ、と服の裾を掴む。

1521とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 19:28:32 ID:d7ViM8RY
…反論できねぇってことは、同意見っつーことだな
【すっと背を向け】

なら、"普通"に生きた方が遥かに良い
それに戻れるうちに鍛錬やらをやめて、な
【手をヒラヒラと振り、闘技場を後にする】

1522とある世界の冒険者:2009/11/29(日) 19:33:36 ID:9y/sirTg
去っていくGHの姿を黙って見送り、

「……うううっ!!」

完全に姿が消えてから、膝を突いた。
今までかたくなに信じ込んできた己の信念が覆され、さらには負けた悔しさが加わり
大きな瞳からは我慢していた涙がとめどなく溢れてくる。

「……私は……私は……っ!」

しばらくそこに蹲る少女の姿があった。FO。

1523とある世界の冒険者:2010/01/13(水) 17:44:43 ID:DSuy.V1E
「はたして、自分は弱くなっているのか・・・」
和服の上に黒いマントを羽織った端正な顔つきの青年がやってきた

/文章戦希望です

1524とある世界の冒険者:2010/01/13(水) 18:20:07 ID:DSuy.V1E
「ふむ」

1525とある世界の冒険者:2010/01/13(水) 18:49:27 ID:DSuy.V1E
立ち去った

1526とある世界の冒険者:2010/01/13(水) 20:49:51 ID:DSuy.V1E
「ん」
またきたネオベイ人

1527とある世界の冒険者:2010/01/13(水) 21:19:02 ID:DSuy.V1E
また立ち去った

1528とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:09:28 ID:2jrbl6BU
「さーて、来てるかなぁ〜」
軽装の眼帯の男がやってきた

「・・・」
その後についてくる、ボロボロのローブを纏った人物

1529とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:11:00 ID:orVJYVAo
「やっ! こんにちはー!」
すでに入場していたアホ毛の生えた白髪の傷だらけの顔をもつ少年

1530とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:12:34 ID:2jrbl6BU
「お、もうきてたのか」
そっちの方までくる二人

1531とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:14:53 ID:orVJYVAo
「待たせちゃ悪いと思いまして・・」

「それでやりますか?」
ポケットから銀貨を一枚取り出す少年

1532とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:17:10 ID:2jrbl6BU
「感心感心」
ポケットから銀貨を取り出し

「ほれ、がんばれー」
ディフの問いに対して頷いた少女に銀貨を渡し
自身は観客席の方へ

1533とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:18:56 ID:orVJYVAo
「それじゃ行きますよ!」
闘幻鏡の中に銀貨を投入

1534とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:19:59 ID:2jrbl6BU
「・・・よろしく」
こちらも銀貨投入

1535とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:21:51 ID:orVJYVAo
銀貨を投入し、闘幻鏡の中に入る二人
入ったと同時に背中から鉄製の盾をとり、左手に装着する少年
木剣は抜かないようだが・・?

1536とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:26:40 ID:2jrbl6BU
「・・・」
闘幻鏡に入ってすぐに体に纏っているローブを脱ぎとり地面に投げ捨てる。

「・・・ん」
ローブの下の服装は多少汚れたショートパンツに薄汚れたシャツ
とても戦闘向けには見えないが、吊るしている細剣を抜き取り構えた

1537とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:30:49 ID:orVJYVAo
「こっちから行きますよ! ファイアⅡ!」
魔法を詠唱し右手から手のひらサイズの炎の球を発射する少年

1538とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:32:47 ID:2jrbl6BU
「魔法・・・」
トンと細い足が地面を蹴り、右によけようと。

1539とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:35:06 ID:orVJYVAo
弾速があまり早くなく、動きが直線状のため
簡単に避けられた

1540とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:37:01 ID:2jrbl6BU
「・・・ん・・・」
地面に足をつけると、相手の攻撃を警戒しながらじりじりと距離をつめる

1541とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:39:20 ID:orVJYVAo
「…右手にブリザドⅡ、左手にサンダーⅡ…」
右手が青い光に、左手が黄色の光に包まれる少年

1542とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:42:07 ID:2jrbl6BU
「・・・させない」
タタタとディフに向かって走りはじめた少女。
亜人かつ軽装ということもある速さはなかなかのもの。

1543とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:44:27 ID:orVJYVAo
「…あわせて雷氷アロー!」
右手と左手を合わせると、上半分が氷、下半分が雷でできた弓と雷と氷が混ざり合った矢が
少年の手の中に現れた

1544とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:47:07 ID:2jrbl6BU
「えい!」
ほとんど同時に懐に入った少女
放たれる前に鎧の隙間を狙って
細剣の先を突き刺そうと

1545とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:48:16 ID:orVJYVAo
「・・・発動するの遅すぎた!」
弓の氷の部分で剣を防ぐ少年
何とか防げたが、その一撃で弓と矢が消えた

1546とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:50:45 ID:2jrbl6BU
「せい!」
今度は左肩のあたりにある隙間を狙って細剣をつく

1547とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:52:05 ID:orVJYVAo
「よっ!」
左手に装備した鉄製の盾で剣を防ぎ、
少し後ろに飛ぶ少年

1548とある世界の冒険者:2010/07/28(水) 14:54:51 ID:2jrbl6BU
「む・・・」
キンと音をたててぶつかり、右手が痺れて立ち止まる。


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