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内視鏡手術を撮影、記録 ミスなし証明 仙台医療センター

1管理人:2007/06/02(土) 08:01:32 ID:XKPWmwbU0

(河北新報 5月26日付)
 医療ミス訴訟が増える中、仙台市宮城野区の国立病院機構仙台医療センター(旧国立仙台病院)の消化器科が、内視鏡手術の模様を動画カメラで撮影し、記録するシステムを取り入れた。証拠として残して患者側への説明に使い、訴訟になれば反論の根拠にする。手術ミスがあったのかどうかの客観的裏付けとなり、訴訟対策として導入する医療機関が増えそうだ。
 撮影記録システムは仙台市のソフトウエア会社「エクシオン」製で、1月に採用した。カメラは手術室の全体を収める1機と、別に内視鏡の先に付いて内臓を撮る1機がある。動画で記録し、血圧など生体情報と連動させてデータ化する。
 データは暗号化し、第三者の認定機関が改ざんのないことを保証する。「データに手を加えたと疑われる余地をなくし、証拠能力を高めた」(同社)という。

 消化器科の野口謙治医師(38)は「患者との信頼関係が最も大事だが、問題が生じた場合、患者側に理解してもらう助けになる」と説明する。映像記録をカルテに付けることも検討している。
 医療機器販売大手のKSオリンパス(東京)によると、昨年12月に開院した東京女子医大八千代医療センター(千葉県八千代市)もエクシオン製のシステムを取り入れた。同社にはほかにも、東北や首都圏だけで200を超す医療機関から問い合わせが来ている。

 最高裁のまとめでは、2005年に全国の裁判所に起こされた医療過誤訴訟は1035件。494件だった1995年の2倍に増えた。裁判に至らず示談で決着したケースも含めると、数千件に上るとみられる。

 医療機関の敗訴率は約40%。医療機関は医療過誤保険に加入し、患者への賠償金を補う保険金が交付されるが、一部は負担せざるを得ない。その上、「イメージダウンは避けられない」(病院関係者)という。

 外部から遮断された手術室で行われる手術は、ミスの有無の証明が難しい。カルテや診療記録も改ざんがあったりし、絶対的な信用性を持っていない。記録システムで「証拠」を残すことは、患者、医療機関双方にとって利点がある。
 医療訴訟に詳しい小野寺信一弁護士(仙台)は「医療訴訟ではこれまで、書証はカルテや診療記録しかなく、ミスなのか不可抗力なのかの検証が難しかった。記録システムで生体情報と動画を連動できれば、手術の経緯を客観化できる。改ざんの余地を排除する点も大きい」と指摘している。

3うさぎ:2017/11/07(火) 01:53:46 ID:7zKbFpUc0
ttp://slow-hand.jp/url/?id=1419


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