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本の話スレ

1ぶたお:2009/05/30(土) 23:11:08
本ネタについてのスレ。
おすすめ本とか本の感想とか適当に書いてください。

2ぶたお:2009/05/30(土) 23:13:13
とりあえず掲示板で薦められた気がしたので、
稲見一良、原寮は読んでみました。なかなか良いですな。

アンドリュー・ヴァクスの「フラッド」もブックオフで買った。
まだ読んでない。分厚い。著者近影にひるんだ。

3ぶたお:2009/05/30(土) 23:15:06
パーネル・ホールも買ってきます!
軟弱調査員www

4匿名キボンヌさん:2009/05/30(土) 23:35:23
多分、ご存知かと思いますが マイケルZリューインも読んでみてよね。
最近、新刊がでてないけども。おまけに訳者の石田さんもお亡くなりになってるので。

5ぶたお:2009/05/31(日) 00:24:12
知らんかったなぁ!

6匿名キボンヌさん:2009/05/31(日) 02:15:15
お、ヴァクスいきましたか!
漫画チックで私は大好きです。人を選ぶかもだけど。
リューインはガチでおもろいですね〜
たぶんぶたおさんも好みかと。

7匿名キボンヌさん:2009/06/01(月) 05:15:40
「男たちは北へ」読みました。
感想を聞いてるうちは凄く憧れ、というか期待したんですけど実際読んでみると
なかなかノれないものですね・・・アル中が自衛隊員をあっさり倒すところあたりで
興醒めしてしまいました;

「家族八景」は読んでる途中ですが5ページぐらいで、「良い意味で」しんどくなってしまいました。
身につまされる感じが凄いですね。人間失格を読んで以来の衝撃です。
僕は小説は話を楽しむというより、人がどんなことを考えているか を知りたくて
読んでいるので凄いヒットになりそうです。

8ぶたお:2009/06/01(月) 07:50:28
風間先生は合わなかったようで残念!

話の筋より人物の内面描写がお好きということですので、
「家族八景」の次は、町田康の「告白」などはどうでしょうか。
社会からはみ出て袋小路に嵌る主人公とそこに至った思考過程を丹念に描写した力作です。
自分の内面に抱えていた違和感について理解が深まると共に戦慄すら覚えました。
俺というのはどうやら思弁的な人間らしい。あかんではないか。
関西弁とユーモアを交えて展開される一見軽い調子の物語ですがテーマは怖いです。

9あぼ〜ん:あぼ〜ん
あぼ〜ん

10匿名キボンヌさん:2009/06/01(月) 22:04:42
逆に本の話一切なしもてラジの時代が懐かしい・・・・・。

11ぶたお:2009/06/03(水) 08:38:40
アンドリュー・ヴァクス「フラッド」。
どんだけ寄り道する探偵やねんと吹いたw

特殊改造車に武器満載の探偵。
頭の弱い美女格闘家。
喋らない無敵の戦士。
秘密兵器も作る腕利きハッカー。
事情通の中華屋のおかん。

ラノベチックで良かったです。
アホみたいに大作でしたが。

12匿名キボンヌさん:2009/06/03(水) 17:17:16
豪屋大介のデビル17シリーズ。www
ラノベです。ちなみに、
「警告! 本書は暴力描写・性描写を過剰に含んでいます。」
だそうです。

13ぶたお:2009/06/04(木) 00:55:36
2巻までしか読んでませんけど無茶苦茶な話ですな。

14匿名キボンヌさん:2009/06/04(木) 23:23:29
>>11
ラノベw
僕はNYってどんだけ怖いんだよ… と震え上がりましたw
一作目はカラっとしてるんですけど
先に進むにつれ、だんだんと暗く沈んでいくシリーズです。

15匿名キボンヌさん:2009/06/05(金) 05:15:13
中島らもさんの娘さん、中島さなえさんの処女エッセー集
「かんぼつちゃんのきおく(双葉社)」をぶった切って頂きました!
http://podcast.tbsradio.jp/kirakira/files/20090604_okano_pate.mp3

16匿名キボンヌさん:2009/06/06(土) 23:26:09
「らもさんと同じセンス」
「さすが、らもさんの娘だなあ」
「らもさんのエピソードにもこんなのがあって」

こんな感想ばっか。
中島らもの娘という肩書きがずっと付いて回るのに
よく同じ業界で仕事できるな。俺なら絶対無理。

17匿名キボンヌさん:2009/06/07(日) 02:32:43
山Jに「女生徒」を穢されたくなかった・・・

18匿名キボンヌさん:2009/06/09(火) 12:10:56
山田悠介の本を初めて読んでみたけど、予想以上にひどい出来だ・・・
「ニホンブンレツ」という作品を読んでるんだけど、
いちいち展開に突っ込みたくなって疲れる。

面白ければなんでもいいとか言うけど、設定さえキテレツならば
面白くなくても売れるんだな。

作品中に身分差別を描写する文章があるんだけど

--
「博文(華族)」たちはデミグラスソーズのかかったハンバーグとコーンスープだが、
隣に座る【平民】の職員はハンバーグではなく豚のショウガ焼きと味噌汁だった。
--

これ身分の違いの説明になってるか?洋食か和食か違うくらいじゃん。
つーか俺はハンバーグより豚の生姜焼き定食の方が好きだw
こんな感じではじめの方から突っ込みっぱなしなので、気が散って文章にのめり込めないよ

19ぶたお:2009/06/10(水) 07:29:58
つっこみながらでオーケイです。
筋なんかいちいち理解しなくても良くて、次のつっこみ場所を探す感じで文を追い
かけていけば無理なく読み終われることでしょう。

読んだとて何の得にも自慢にもならんのも山田本ではありますが、つっこみ箇所
をたくさん発見することが出来れば何となく気持ちが朗らかにはなれます。

「ニホンブンレツ」は読んでいません。
しかしそのバカ描写は相変わらず山田節炸裂で嬉しくなりますな。天才やで。

20匿名キボンヌさん:2009/06/13(土) 17:15:47
完全に馬鹿にしてるなw
だがそれがいい。

21ぶたお:2009/06/16(火) 10:19:49
馬鹿にはしてませんよ。
ちょっと尊敬しているくらい。

22匿名キボンヌさん:2009/06/18(木) 02:29:55
大崎善生「将棋の子」将棋のプロ養成期間、奨励会を舞台にしたノンフィクションですが青春小説として読んでも面白いです。
小林信彦「夢の砦」1960年代前半、ある推理小説誌の編集長になった青年が主人公の小説。同じ作者では紳士同盟も面白いです。
竹本健治「匣の中の失楽」一番好きな推理小説。年に一回ぐらい読み返しますね
ロジャー・ゼラズニイ「アンバーの九王子」ライトノベルっぽいファンタジーですが小道具のトランプがいいです。

23匿名キボンヌさん:2009/06/18(木) 15:03:53
大人になってから読みかえしても面白かった大薮春彦

24ぶたお:2009/06/19(金) 08:13:05
>>22
「匣の中の失楽」だけ読みましたね。「虚無への供物」リスペクトですよね。
竹本健治氏の将棋殺人事件みたいなのがブックオフにあったんだが
買っておけばよかったと後悔した……。


>>23
読んだことないっす。

25匿名キボンヌさん:2009/06/19(金) 22:55:38
竹本健治の囲碁マンガ読んだけど理解不能だったな
本読んでみよっと

26匿名キボンヌさん:2009/06/20(土) 02:25:53
夢枕獏はんと菊地秀行はんはどないでっしゃろ?

27匿名キボンヌさん:2009/06/20(土) 02:37:28
ぶたおはん、平山夢明とか読む?

28匿名キボンヌさん:2009/06/20(土) 04:10:13
評価の定まった旧作を105円で買って、まさに「今さら」紹介されてもなあ。
本紹介するなら、自分の目利きで新刊買って紹介するくらいのことしてくれよな。

29匿名キボンヌさん:2009/06/20(土) 10:39:35
そんなん普通やん
ブックオフの100円コーナー中心の方がもてラジらしいわ

30匿名キボンヌさん:2009/06/20(土) 11:11:13
むしろ100円と言わず誰も評価しないような10〜50円のクズ本を掘り出してほしい

31匿名キボンヌさん:2009/06/20(土) 16:29:15
本紹介のコーナーって
結局は紹介した本のアフィリエイト貼って
信者相手に小遣い稼ぎをするためのものだろ?

32ぶたお:2009/06/21(日) 11:00:55
>>25
漫画も描いてはったん??


>>26
昔読みましたなー。
今はもう読みたい気持ちは無いですなー。


>>27
超こわい話のどれかとメルカトルなんとかは読みました。
なんか鼻につく人です。

33ぶたお:2009/06/21(日) 11:04:03
>>28
新刊本の紹介している雑誌や本などはそのへんにいくらもあるから
出来れば面白い旧作を掘り起こしたいですね。

最近、道尾秀介のプッシュが凄い。


>>29-30
そうですな。
10〜50円コーナーのあるような古本屋はあまり行かないですがw


>>31
本を多く読むようにしたので自動的にそうなっただけです。
興味をもっていただいたらブックオフでもいいので読んでいただけたらと。

34匿名キボンヌさん:2009/06/21(日) 11:14:06
>>27 >>32
同じく なんか好きになれません。
デルモンテ平山名義でのゴミビデオ評は好きだったけど。

ほぼ絶版状態なんですが、宇能鴻一郎の初期作品はお勧めです。
「楽欲」とか「血の聖壇」とか「魔楽」などの60年代のが特に。

35ぶたお:2009/06/21(日) 11:17:53
デルモンテ平山のゴミビデオ評は俺も好きです!

宇能鴻一郎て官能小説ですか?
探すのが大変そうですね。

36匿名キボンヌさん:2009/06/21(日) 11:21:08
ゴミ本で思い出しました。
以前、と学会でも紹介されていたんですが、
大藪春彦「餓狼の弾痕」はスゴイです。
真面目に読んでると頭がおかしくなりそうです。

37ぶたお:2009/06/21(日) 11:26:26
ワッチリストに入れときますは。
ブックオフで見つけたら読みます。

38匿名キボンヌさん:2009/06/22(月) 05:27:26
藤枝静男や森内俊雄や黒井千次もヘンな小説が多くてお勧めです。
藤枝の「空気頭」は特に。

39ぶたお:2009/06/22(月) 08:02:59
次、買いに行きます!

40匿名キボンヌさん:2009/06/22(月) 12:28:13
>>32
独白するユニバーサル横メルカトル、でんなw
タイトルと表紙絵の勝利な感じはしますけどね。

死体処理の化け物の話だけ覚えてますわ。

41ぶたお:2009/06/22(月) 23:05:25
>>40
エマーソン、レイク&パーマーの「頭脳改革」みたいな表紙ですよね。

パーネル・ホールの「絞殺魔にあいたい」を読みました。
主人公の駄目探偵がすっげえ人間くさくてサイコーでしたよ。
最後はほろりときた。

42匿名キボンヌさん:2009/06/22(月) 23:51:06
じゃ、ぶたおさんにジェイムズ・クラムリ-もオススメよ。
シュグルーのシリーズ『さらば甘き口づけ』『友よ、戦いの果てに』『正当なる狂気』
ミロのシリーズ『酔いどれの誇り』『ダンシング・ベア』『ファイナル・カントリー』
そして、ミロとシュグルーが絡む『明日なき二人』
残念な事にジェイムズ クラムリーは昨年、お亡くなりになりましたが。

43ぶたお:2009/06/23(火) 00:08:09
ジェイムズ・クラムリで検索したらいきなりこの掲示板がひっかかってワロタ。
またそのうちに読みますわ。

この世には読むのが多すぎて死ぬまでに読めるか。
読むまで死ねるか。

44匿名キボンヌさん:2009/06/23(火) 02:33:50
クラムリー亡くなってたのか、合掌…

45匿名キボンヌさん:2009/06/23(火) 16:35:40
ぶたおさん、高橋源一郎おすすめです!
競馬のイメージしかないかもですが、実はとてもおもしろい本書いてます。戦慄です。

http://www.amazon.co.jp/さようなら、ギャングたち-講談社文芸文庫-高橋-源一郎/dp/4061975625

「さようなら、ギャングたち」講談社文芸文庫 高橋源一郎

商品の説明には、
出版社/著者からの内容紹介
詩人の「わたし」と恋人の「S・B(ソング・ブック)」と猫の「ヘンリー4世」が営む
超現実的な愛の生活を独創的な文体で描く。発表時、吉本隆明が「現在までの
ところポップ文学の最高の作品だと思う。村上春樹があり糸井重里があり、
村上龍があり、それ以前には筒井康隆があり栗本薫がありというような
優れた達成が無意識に踏まえられてはじめて出てきたものだ」と絶賛した
高橋源一郎のデビュー作。

なんてありますよ!また繋がります!!!
あと、「物語」の「筋」についての認識が目からウロコです。
自分は共鳴します。小説への愛に満ちています。
ラノベと純文学の違いって何?という答えが書かれていると思っています。

46ぶたお:2009/06/23(火) 20:27:44
おお、物色してきます。サンクスです。
今まで講談社文芸文庫も学術文庫も買ったことないな、たぶん。

47匿名キボンヌさん:2009/06/23(火) 23:55:25
高橋源一郎は「火星人対ジョンレノン」、「ペンギン村に陽は落ちて」も面白いですよ。

48匿名キボンヌさん:2009/06/24(水) 16:55:47
>47
面白いですよね!
当時前衛的だと思っていたけど今読むと普通な気がするのって不思議。

49匿名キボンヌさん:2009/06/27(土) 13:57:22
高橋源一郎、島田雅彦、小林恭二らの
ポストモダン文学とかいうのに興味があるんですが、
もし、よろしければ、舞城王太郎さんやスノウマサユキさんのように
語ってもらえんでしょうか?

50匿名キボンヌさん:2009/06/27(土) 14:14:10
ぶたお氏は古本屋で買ったあと1度でも読み終えた本はどうしてるんですか?
廃品回収や燃えるゴミの日に処分してるの?

51十三@無職:2009/06/28(日) 01:19:56
ライトノベルって、いっつも地球側の軍隊弱いよね。 たまには侵略してきた宇宙船とかを地球側が
がっつんがっつんやっつけちゃって、逆に宇宙を統一しちゃうのはあるの?

52ぶたお:2009/06/29(月) 01:27:01
>>49
もうすこし時間をください。
まだ高橋氏すら読んでないので。
というか学芸文庫買いにいったんだけど千円とかしてびびって買えへんかったがな。
次、買う。罪本をある程度消化したら。


>>50
古本でも何度も読みたい良い本は残しますね。
二度と読まない本は友達にあげるか、再度ブックオフ行きですね。
105円本とかも買取拒否は無かったですね。
ゴミ回収とかには出さんですね。


>>51
え?
ええ!?

53匿名キボンヌさん:2009/06/29(月) 07:09:21
はさみ男、買ったのに、いまだ読んでない・・・

54あぼ〜ん:あぼ〜ん
あぼ〜ん

55匿名キボンヌさん:2009/07/03(金) 23:35:31
>>53
読み始めたら一気に読んでしまうよ
「ハサミ男」が面白かったんで「黒い仏」「美濃牛」「鏡の中は日曜日」と
殊能作品ばっかり読んでしまって「占星術殺人事件」がちっとも先に進まない

「占星術」冒頭の手記は読み飛ばしても支障ないかな?>既に読んだ方々

56ぶたお:2009/07/05(日) 13:49:50
>>55
殊能作品に外れ無しだからなあ。

「占星術」の冒頭の手記は物語の根幹として大切だから飛ばしちゃ駄目ですw

57匿名キボンヌさん:2009/07/05(日) 19:22:01
ぶたおさん、西村京太郎の名探偵シリーズ読んでくださいよ。
明智小五郎
エルキュール・ポアロ
エラリー・クイーン
メグレ警部
が、初老になっての競演がみられる、異色作です。

名探偵なんか怖くない (講談社文庫)
名探偵が多すぎる(講談社文庫)
名探偵も楽じゃない(講談社文庫)
名探偵に乾杯(講談社文庫)

58匿名キボンヌさん:2009/07/05(日) 21:37:12
保坂和志はいいですよ。
「プレーンソング」、「この人の閾」など。
この語り口、テンポ、題材、切り口などはネットラジオにも応用できるかと。

59あぼ〜ん:あぼ〜ん
あぼ〜ん

60ぶたお:2009/07/06(月) 07:44:22
>>57
それは知りませんでした。
ブックオフにありますかね。

外国の探偵ではエラリー・クイーンとロジャー・シェリンガムは好きです。
あ、スペンサーも。


>>58
残響の人ですね。
ラジオに応用できるのか。
それは読んでみなければ。

61匿名キボンヌさん:2009/07/08(水) 01:57:26
ぶたおさんの逆お奨めの「コズミック」「ジョーカー」ブッコフで購入し、読みましたが
本当にとんでもないと思いました(褒めてません)。
これを読破したのは凄いと思います。
説明を聞くと「いや、そんな事いってキャラ立ちも凄いし面白いんじゃ?」
と思ったものの、なにかCLAMP漫画のダメな部分を凝縮したような
疲労感を覚えました。
これは読まなきゃ判らない凄さ・酷さです。日本最凶かも。

保坂氏の著作なら「書きあぐねている人のための小説入門」が
すごくいいですよ。あらゆる創作に携わる人必須だと思った。
ブッコフで100円で買えます。

62ぶたお:2009/07/09(木) 22:07:00
>>61
壮大な時間の無駄感がすごいでしょ!
単にひどいだけの小説なんて世の中に山ほどあるでしょうけど、
これだけ商業レベルで大長編かつ整合性のとれた酷さはレアです。
さらに大長編になった「カーニバル」とか読んだ人は凄い。
流水大説……とてもじゃないけどついていけない。

そして現在。
満を持して「コズミック・ゼロ」というのが刊行されていっております。
もう駄目だ……。

保坂氏のやつブックオフで105円なら美味しいですな。
ちょっと探してみまっす!

63匿名キボンヌさん:2009/07/10(金) 18:31:08
こんにちは。最近聴き始めたリスナーです。
僕も「コズミック」「ジョーカー」を含めて、ぶたおさんが紹介していたものをいくつか読みました。
新本格はブームの初期に読んで放り投げたクチなんだけど、久しぶりに読んでやっぱりダメでした。
ただそのなかで清涼院流水は文体さえなんとかなってればマシな方かなと思いました。

ぶたおさんはボルヘスとかレムとかは読んでないんですかね。

64ぶたお:2009/07/10(金) 22:52:31
>>63
清涼院がマシでしたか!!
俺、新本格は島田、綾辻、我孫子あたりをちらっと読んだだけっすよ。

他は清涼院みたいなメフィスト組が多いかもです。
今日も森博嗣「すべてがFになる」を読みましたw
あ、wikiじゃ、森や蘇部や二階堂とかも新本格に分類されているw


探偵小説は古いのがおもろいですね。
いまはバークリーに夢中です。


ボルヘスとかレムとかいうのは残念ながらわからないです。
惑星ソラリスのひと??

65匿名キボンヌさん:2009/07/11(土) 06:59:59
島田以降のこの手のものぜんぶ「新本格」に分類してました。読んでないから区別や細分化ができてない。

バークリーは面白いけれども、古いもののなかでは結局この人が一番面白かった、ということになりそうなんで、
大切に読むことをお勧めします。

レムはソラリスの人です。メタ推理小説みたいなものもいくつか書いてます。

清涼院流水は「なんじゃこりゃ!」という感覚を作りだそうとする志を感じたんで、まだマシに
思えました。筆力の点で著しい問題があるから、他のものを読もうとは思わないけれど。

66ぶたお:2009/07/12(日) 20:40:25
殊能とかも駄目でしたか。

バークリーは現在のところ「試行錯誤」「地下室の犯罪」が手に入らないので
気長に楽しみますわ。そのうち未翻訳のやつも出るかもしれませんし。
近々「ピカデリーの殺人」が届く予定。。。

クロフツやエラリー・クイーンも面白いですのでまだまだ読むやつは残っております。
レムも探してみます。手に入りやすいメタ推理小説はありますか。

清涼院は文章はたしかにあれですが最新作は意外にファンからも評判が良い模様。
だからって挑戦してみようとは思いませんが。

67匿名キボンヌさん:2009/07/12(日) 23:50:30
久々に、古い、もう誰も読まないだろうっていう海外の名作をラジオでオチまで紹介して下さい。
読んだような気になれる感じで。
もう誰も読まないのに、必死にオチ言わないようにするのは勘弁。

68ぶたお:2009/07/12(日) 23:51:49
オチまで言うラジオしましょうか?

69匿名キボンヌさん:2009/07/13(月) 05:38:20
是非して下さい!
読みたくなったらオチ言う前にラジオ止めたらええだけやし、面白いと思います。

70匿名キボンヌさん:2009/07/13(月) 06:13:50
殊能は「ハサミ男」と「黒い仏」を読んだけど、ネタバレになりますんで。

メタ推理とは言えないが、笠井潔の初期のものやコリン・デクスターとかは、読んでなければ面白いかも。

あと、「ノルウェイの森」が結局はスケベ小説じゃないか、という切り口は良かったです。
同時期に出版された村上龍の「愛と幻想のファシズム」を、読んでいなければ、読み比べて
みるといいかと。それが気にいったなら「コインロッカー・ベイビーズ」も。

71ぶたお:2009/07/13(月) 10:43:51
「愛と幻想のファシズム」と「コインロッカー・ベイビーズ」は随分と昔に読みました。
「ノルウェイの森」と比較して云々というような内容だったかなあ。
何か関連性がありますか。

あ、ノル森をそういう風にいうたんは自分ではないです。
内容を真摯に説明したら坂もよに単なるエロ小説やんと言われてしまっただけです。

72匿名キボンヌさん:2009/07/13(月) 16:42:10
自分もノルウェイの森がフェラチオ小説だって切り口好きです。爆笑しましたw
正論かどうかは別として、アンニュイに語られがちな村上春樹作品だけに、
すごくおもしろいと思いました。

>ぶたおさん
>内容を真摯に説明したら
真摯に、説明した果てが、ですか!www 本当面白いですね。

73匿名キボンヌさん:2009/07/13(月) 19:42:05
ぶたおはんは、西尾維新までいかはる気ですか?
僕は戯れ言シリーズを三冊読んだんですけど、イラつきながらも結構読めるもんですでぇ。
流水は文体がくどいと思いますね。そして、設定、ネタがアレなので作品に没頭しづらいでんな。
京極・森の初期十冊のファンですねん。
西澤保彦とかどうでしょ。七回死んだ男、人格転移の殺人、神のロジック・人間のマジックなんてお勧めです。

74匿名キボンヌさん:2009/07/13(月) 19:48:29

都議選での公明議席 現22→23

自民の惨敗をみれば、ありえない。
まさしく恐怖政治を証明する
結果と言えよう。

http://www.genshu.gr.jp/DPJ/paper/1999/99031004.htm

75匿名キボンヌさん:2009/07/14(火) 00:07:25
新潮文庫で安く手に入るので、ポール=オースターお勧めしとく。
村上春樹が嫌いじゃないならいけると思う。

76匿名キボンヌさん:2009/07/14(火) 02:41:54
本の話はこのスレだけでしといてくれや
BTOがもてラジで真摯に話しても、聴き手がアポ〜ンじゃ引くだけやわ

77ぶたお:2009/07/14(火) 03:55:14
>>72
本当に誇大せずにさわりを説明しただけですぜ。
村上春樹の場合はそうなってしまうと思う。
自分は特にエロ小説だとは認識してないのだけども……。


>>73
戯言シリーズは先月出たネコソギラジカル下巻を残すのみです。
ジョジョネタが多すぎw

流水大説は割り切りが無いと読みにくいですね。
いうてもコズミックジョーカーだけしか知らんけど。

京極・森は共に一冊目しか読んでない状態であります。
「魍魎の匣」を積んでしまっています。面白いらしいが。
そのうちに……。

西澤は未読です。見つけたら読んでみます。

78ぶたお:2009/07/14(火) 04:02:06
>>75
わっかりました!
新潮ですな。

春樹は嫌いではないですよ。
かといってファンでもないですが今年から読み始めて上下ものいれて
何故かもう20冊とか読んでる。読みやすいからなぁ。


>>76
意味がよくわからんけど、そうします。
つうか皆さんよう読んではりますなあ。

79匿名キボンヌさん:2009/07/14(火) 08:24:26
BTOの紹介は本にしろ映画にしろつぼを押さえて分かりやすいので
大変重宝していますよ。
これからもどしどし放送してくださいや!!
どちらかといえば、どこでもやるような時事ネタこそいらない気がする。

80匿名キボンヌさん:2009/07/14(火) 21:01:19
ほんまやで。
ドラクエ発売したとか触れんでいい。

81匿名キボンヌさん:2009/07/14(火) 22:55:55
時事ネタやってこそ、もてラジ

世の中に背を向けたらあかん

82ぶたお:2009/07/15(水) 01:24:10
>>79
どしどしやります。
今もリクエストに応えるため旧約聖書を読んでおります。
時事ネタなんかいらんかったんや!


>>80
ほんまやで!


>>81
ほんまやで!

83匿名キボンヌさん:2009/07/15(水) 01:49:19
きゅっ、旧約聖書やってぇ!?
ぶたおはん一体どこまで読むつもりなんですか!
この世の活字を全て読んでしまう気なんですか?

84匿名キボンヌさん:2009/07/15(水) 01:53:45
とりあえずホメロスと聖書だけ読んでればいいらしい

85匿名キボンヌさん:2009/07/15(水) 03:35:23
聖書楽しみです。
ところで松本零士のザ・コックピットをよんだのですが、
これはジャンルとしては「ハードボイルド」で良いんでしょうか?

86匿名キボンヌさん:2009/07/15(水) 07:42:32
聖書ラジオ楽しみですな

87匿名キボンヌさん:2009/07/15(水) 08:22:09
なら、仏典とコーランもたのみますは!

88匿名キボンヌさん:2009/07/15(水) 11:07:07
大川隆法も頼むわ

89匿名キボンヌさん:2009/07/15(水) 11:42:46
冗談でもイスラムをいじったら、部落どころの騒ぎじゃなくなるから、
やめたほうがええで

90匿名キボンヌさん:2009/07/16(木) 01:23:45
聖書は滅茶苦茶長いですが、ぶたおさんは読んだことあるんでしょうか?
それに意味が分かる人に教えてもらいながら読まないと理解出来ない
らしいです。
私は聖書の概要が書かれた本を読んだのでおおよそのあらすじは知っています。
私含めて日本人のほとんどは、宗教を何か勘違いしていることが分かりました。

91匿名キボンヌさん:2009/07/16(木) 07:43:53
聖書って、主役の人の肉体を馬乗って集めていくレースを描いた本だろ?
あれなかなかおもしろいよな。

92匿名キボンヌさん:2009/07/16(木) 08:23:51
旧約と新約って主人公が変るの??

93ぶたお:2009/07/16(木) 12:50:16
>>83
赤川二郎と西村京太郎があるかぎり活字を全て読むなんて無理っす。


>>84
そうですね。
ホメロス、イーリアス、オデッセイアもいつか読みたいですね。
さわりを知って読んだ気になってますからね。


>>85
あれはまあオムニバスなので色々ありますが、
概ね戦争冒険ストーリー兼ハードボイルドかと。
グリーンスナイパーとかパイロットハンターとか特にそういうカラーですね。
鉄の竜騎兵なんかはもうO.ヘンリ短編集風ですな!

94ぶたお:2009/07/16(木) 12:52:18
>>86
朝のなんとかみたいな放送になりそう。


>>87
聖書読み終わったらコーランいきますは。
でも仏教は難しい。川口さんに法華経を勧められたけれども。


>>88
ああいうオカルトはどうも。

95ぶたお:2009/07/16(木) 13:00:33
>>89
むかし首切られた人いませんでしたっけ。
馬鹿にするわけじゃなければ大丈夫かと。


>>90
真面目に聖書を読んだことなかったです。
ですからいま旧約の創世記から順番に読んでいっております。
いまのところは理解不能なところは特にないですよ!
なかなか面白いです。

こどものころに教会にちょろっと通ってたことがあって聖書の物語は教わったことがありますし
聖書物語みたいなアニメとか映画とか見てたので知っているエピソードも多いです。
それでなくたってノアの箱舟とかバベルの塔とかソドムのロトの妻とか皆さんご存知ですよね。

96ぶたお:2009/07/16(木) 13:03:21
>>91
まだ途中までしか読んでないんですよー。
大統領が戦う前ですは。


>>92
旧約の時点でバンバン主人公が交代していってます!
やっとモーセが出てきました!

97匿名キボンヌさん:2009/07/16(木) 15:23:25
仏教って、巻が進んでいくと「ごめん、今までのは嘘だったの てへ」
みたいになるんだよな?たぶん??

98匿名キボンヌさん:2009/07/16(木) 17:58:25
大川隆法の、世界の偉人の良いとこなんでも取りのチート能力って
全ての起源は我が国ニダっ!! 的な考え方と似てるきがするね。
的な考え方と似てるきがするね。


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