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政治・選挙アーカイブス

165片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/11/18(火) 07:20:59
民主が仕掛けた党首会談のワナ 政府与党は苦渋の決断「会期延長」 (1/2ページ)
2008.11.18 00:53

麻生首相との会談を終え、記者会見する民主党の小沢代表=17日夜、東京・永田町の民主党本部 民主党の小沢一郎代表は17日の党首会談で、新テロ対策特別措置法改正案の参院採決を「人質」にして、平成20年度第2次補正予算案の今国会提出を迫る強硬路線にかじを切った。麻生太郎首相が「政局より政策」と唱え、景気回復を重視する考えを表明していたにもかかわらず、補正予算案の今国会提出に慎重姿勢を崩さない「矛盾」を突いた格好だ。これに対して、政府・与党は年末年始までの大幅な会期延長を断行してでも新テロ法案などの成立を図る構え。ただ、景気悪化の懸念が深まる中、民主党もいつまでも強硬姿勢を貫けるかは不透明。これからクリスマスにかけて与野党対決は激しさを増しそうだ。

 小沢氏「国民との公約を実現しないのは遺憾であり理解できない」

 首相「10月30日に(編成方針の発表を)やったばかりで、調整している。出したいという思いはある」

 17日の党首会談で、首相は、2次補正の編成作業が手間取っていることを理由に、小沢氏が求めた今国会提出には応じられない考えをやんわりと伝えた。今国会に提出させて、その審議期間中に衆院解散含みの国会運営を仕掛けて、政府・与党を追い込んでいく−。そういう小沢氏の思惑は肩すかしを食らった。

 民主党はこれまで、新テロ法改正案や金融機能強化法改正案の採決に応じ、会期延長を求めない考えだった。小沢氏が方針を転換したのは、首相が緊急首脳会合(金融サミット)に出席した際の14日、記者団との懇談で、衆院解散を来春以降に先送りする考えを示唆したことだった。小沢氏は「完全に頭に血が上った」(幹部)。

 終盤国会の対応協議のため、17日午前に党本部で開かれた役員会。菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院議員会長、山岡賢次国対委員長から首相への批判が相次いだ。その発言を引き取る形で、小沢氏はこう言い切った。

 「オレが直接、聞いてやる」

 強硬路線を堅持し、補正予算案提出を先送りする政府・与党を揺さぶり、次期衆院選を視野に国民の支持を拡大する。民主党幹部は会談後、今後の国会運営に自信をのぞかせた。

 「補正予算案で国民の関心の高い分野を突いていけば、麻生政権に打撃を与えることができる」

 しかし、小沢氏には首相に伝家の宝刀を抜かせられない焦りもある。

 共産党の市田忠義書記局長は17日夜の緊急記者会見で、こう語った。

 「自民党も民主党も迷走しているということだ」



 「9割は小沢氏が話していた。首相は借りてきた猫だった」

 民主党幹部の一人は、党首会談をこう評した。会談が小沢氏のペースだったことは麻生首相本人も認めている。17日夜、自民党総務会メンバーとの懇親会で首相はこう語った。

 「突然、(会談を)持ち込まれ困ったよ。相手の意図も分からず、話を聞き置いただけだ」

 それでも、首相は党首会談で小沢氏を牽制(けんせい)することは忘れなかった。小沢氏の主張の裏に「補正審議を行き詰まらせて解散に追い込むワナ」のにおいを嗅(か)ぎ取ったのだ。

 「補正予算を出すと、その審議で臨時国会を越年させ、1月まで引っ張って、どうのこうのするつもりじゃないんですかね?」

 小沢氏自身は否定するが、複数の与党幹部は「小沢氏は会談で『2次補正を出せば採決に協力する。約束をほごにしたら辞めてもいい』と言った」という。だが、これも自民党幹部には「いつもの手」と映ったようだ。

 ただ、小沢氏の提案を拒否しても、やはり新テロ法成立のために大幅な会期延長は不可欠になる。提案を受けても拒否しても会期延長という危険地帯に足を踏み入れなければならない状況に追い込まれた政府・与党。自民党幹部は17日夜、「会期延長は仕方がない。新テロ法案や金融法案を野垂れ死にさせるわけにはいかない」と語り、苦渋の表情を見せた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081118/stt0811180054000-n2.htm

166片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/11/19(水) 11:31:42
参院、再び主戦場 小沢氏満足 与党煮え湯
2008年11月19日 07時08分

野党委員が欠席し空転した参院外交防衛委=18日、国会で


 麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の小沢一郎代表の党首会談が物別れに終わったことを受け、ねじれ国会の最前線となる参院審議は18日、空転状態に陥った。それぞれが相手の「国会合意」破り、「国民との公約」破りを攻撃し合う混戦状態。臨時国会終盤戦の波乱はどこまで−。

 参院で少数の与党は、再び煮え湯を飲まされることとなった。

 この日は外交防衛委員会で、インド洋での給油活動継続のための新テロ対策特別措置法(給油新法)改正案の採決、経済産業、国土交通の二委員会でも承認案件の採決が予定されていた。ほかも含めて予定されていた全六委員会の審議は完全にストップ。野党側とはすべて審議日程を合意済みだったため、与党の反発は収まらない。

 自民党の参院国対委員会は、各委員会の理事に対し、民主党に納得のいく説明を求めるよう指示したが、返ってきたのはいずれも「党の方針」との答え。

 鈴木政二参院国対委員長は記者会見で「党の方針、というたった一言で約束が破られるのなら、国会は暗黒の世界に入っていく」と民主党を強く批判した。

 与党にとっては、「ガソリン国会」と呼ばれたことし前半の通常国会で、民主党が三月までの事態収拾策について衆参両院議長のあっせんを受け入れながら、ほごにした記憶も新しい。このため自民、公明両党の参院国対委員長は十八日、江田五月参院議長を訪ね、与野党合意順守について民主党への働き掛けを求めた。しかし、江田議長は「承りました」と述べるのみ。与党側には無力感が漂った。 (清水俊介)

◆会期延長狙い通り

 「麻生首相は、しっかり経済対策をやるということで、選挙を先送りした。国民との公約は大変大事だ」

 民主党の小沢一郎代表は党役員会で、二次補正予算案提出を迫った党首会談の内容を説明。首相の姿勢を厳しく批判するなど約二十分間にわたり熱弁を振るった。出席した幹部によると「いつになくご機嫌だった」という。

 今のところ、国会攻防は小沢氏の狙い通りに。給油新法改正案採決を拒否したことで、政府・与党は、臨時国会の会期延長をせざるを得ない状況に追い込まれている。

 いったん合意した採決日程を覆したことへの批判もあるが、山岡賢次国対委員長は党代議士会で「国民の生活を守る方が重要だ。国民サイドに立った国会の進め方をしなければならない」と述べ、気勢を上げた。

 ただ、野党四党国対委員長会談では、社民、国民新両党が民主党の方針を基本的に了承したものの、共産党は反対。社民党内などにも「理屈が通らない」との声がある。

 また、民主党はこの日、衆院側では審議に応じ、衆参バラバラの対応になった。参院民主党側には「衆参両方で審議を止めるべきだ」(幹部)との不満もくすぶっている。このため小沢氏は、輿石東参院議員会長らを訪ね「苦労をかける」とねぎらうなど、沈静化に躍起だ。 (西川裕二)

(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008111990070813.html


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