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【他】『電波塔』
1
:
『本来なら消えてしかるべき莫大な思いの集積』
:2012/03/17(土) 22:26:10
●本スレッドは汎用情報/連絡スレッドです。
PC間のメールや電話でのやりとり、チラシや電子掲示板への
書き込みのような、不特定多数への情報の布告にご使用ください。
特定の相手への連絡の場合は、本文の頭かメール欄に
【>PC名『スタンド名』】と入れておくことを推奨します。
339
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/10/31(金) 00:27:09
>>338
「ピュヒー」
『灰羽ですゥ』
「ピー」
『えーと、今ちょっと殺人鬼? かどうか知らないですけど
『スタンド使い』の人がいきなり殺すとか言ってきて、その人と戦ったんですけどォ……
……あれ? 電話って『スタンド会話』届くのかな? 聞こえてますウ?』
できそこないの笛みたいな声が合間合間に挟まっている。
340
:
キュウセイ『ヴェラクルス』
:2014/10/31(金) 00:37:42
>>339
(灰羽)
「でねルー……くん? じゃない! あとちゃんじゃん!
うわ恥ずかしッッ! 今の聞かなかったことにして?!」
「『殺人鬼』?? 何か知らないけど位置情報チェックしてすぐ行くから!
なるはやで! つかナニその笛みたいな音? ……まさか息抜けてるとか〜!?」
341
:
灰羽『アクエリアス』
:2014/10/31(金) 00:41:42
>>340
『えーと倉庫街のとこです』
『怪我は……よくわかんないです。
おなかめっちゃいたい……』
「ぴゅいー……」
342
:
キュウセイ『ヴェラクルス』
:2014/10/31(金) 01:02:55
>>341
(灰羽)
「ピャー(よくわからない奇声)」
『ブッ』
通話が切れた……
343
:
『黄金町役場ニュース』
:2014/12/11(木) 22:54:23
『姉妹都市提携のお知らせ』
黄金町町長
この度、S県S市 黄金町 は、
南アフリカ共和国 ヨハネスブルグ と、
姉妹都市の提携を結ぶ運びとなりました。
また、これに伴い、
ヨハネスブルグの明日を担う九名の若者を、
特別留学生として 黄金町に迎え入れます。
日本の文化と自然に触れ、最先端の学問を学んだ彼らが、
二つの都市、引いては両国の架け橋となることを
願ってやみません。
なお、歓迎会の模様は、
12月12日、チャンネルGにて放送致します。
以上
344
:
梨本@チャンネルG
:2014/12/11(木) 23:05:05
Bcc:黄金町のスタンド使い
えらいことになった。
明日の役場会見は絶対見てくれ。
梨本
345
:
『チャンネルG』特別報道
:2014/12/14(日) 16:18:06
〜ヨハネスブルグと姉妹都市提携〜
黄金町へようこそ! 『ヤング・ダイヤモンド』
(放送:チャンネルG)
ザワ
ザワ ザワ
段上に並ぶ『8人』の黒人。
男は5名、女は3名。
皆、若いが同世代ではなく、年齢はまちまちだ。
346
:
『チャンネルG』特別報道
:2014/12/14(日) 16:18:49
女性司会者:
「・・・・ということですが、
ここで改めて、特別留学生の皆さんをご紹介いたします。
ここにおられる皆さんは、若くして政治、経済他専門分野に精通し、
将来のヨハネスブルグ、未来のアフリカを担う『9名』として、
『ヤング・ダイヤモンド』と呼ばれているそうです。
──今は『8名』しかおられませんが、残るお1人は
追って来日されるご予定です」
「それでは各自自己紹介と、
日本で興味のあることを一言、お願いします」
347
:
『チャンネルG』特別報道
:2014/12/14(日) 16:19:39
女性司会者:
「では、最初にフライスさん。
よろしくお願いします」
鷹揚に頷いたのは、中央に立つ二十代男性。
グレーの背広の下からも、恵まれた体格が見て取れる。
その髪も灰色で、肌の色は他に比べ薄い。
整った顔立ちだが独特の雰囲気があり、瞳に強い光がある。
「フライスだ。専門は特にない。
この国には『富』と『平和』がある。
それをアフリカに持ち帰れないか・・・・そこに興味がある」
『単純すぎ』
「はい。アーントさん」
フライスに寄り添うように佇む女性が、身を震わせる。
明らかに緊張している・・・・こういった場に慣れていないようだ。
年の頃は十代後半だろうか。
衣装は一般的なスーツだが、民族色豊かなブレスレットと、
肌を赤く染める顔料が、彼女を抜きん出て目立たせている。
「……アーント、です。
文化人類学を専攻しています。
島国の日本独特の文化に興味があります。
……よろしくお願いします」
「がんばってください。
ところで、その肌の化粧は?」
「……あ、これは『オカ』と言います。
私の出身のヒンバ族の風習です。
故郷は幼いころに離れましたが、繋がりを残したくて」
『皺も隠せるしね』
348
:
『チャンネルG』特別報道
:2014/12/14(日) 16:20:43
女性司会者:
「なるほど、お似合いですね。
次は、フストゥルさん」
ヤ!と応じたのは、陽気そうな眼鏡の男。
肉厚な唇に、分厚い毛織のセーター。
体格はよいが、広い額にそれ以上の知性が感じられる。
「黄金町のみなさん、初めまして!
ヨハネスブルグ代表、『ヤング・ダイヤモンド』の一角、フストゥルです。
日本ダイスキです。この度初訪日が決まり、浮かれております。
専攻は歴史。特に日本のセンゴク時代に興味あります。
黄金町は『ジェネレーション・エド』の英雄、『イエヤス・トクガワ』縁の地とか。
明日は『ニッコートーショーグウ』に行く予定デース。
日本の『ジダイ劇』も楽しみデース!」
『歴史オタク』
「年末のTV特番もお楽しみに。
では、次はスヴァルトさん」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
漆黒のスーツに身を包んだ、アフロヘアの男は、
猛禽の視線を司会に向ける。
細身の長身だが、ひょろ長いという印象はない。
必要な筋肉だけ残し、後は削ぎ落としたという体つきだ。
「──スヴァルト。
自然と人類の相克がテーマ。
この国の自然は『脆弱』だ・・・・だから人も『脆い』」
『ナメ過ぎ』
『黙れ』
女性司会者:
「ですが、昨今の活火山や地震など、日本の自然も侮れませんよ?」
「かもしれないな」
「では次は、アイエルさん」
349
:
『チャンネルG』特別報道
:2014/12/14(日) 16:21:26
8人の中で一番小柄な、闇色の肌の少女が振り返る。
衣装は純白の『ピンクロリータ』。
『ゴスロリ』をネガにしたような姿だ。
長い黒髪をツインテールにし、白い花で飾っている。
「初めまして、アイエルです。
犯罪と治安、暴力組織と警察機構をテーマにしています。
日本の治安は世界一です。
アフリカの治安はとても悪いので、
日本のよいところを参考にできるよう、勉強させていただきます」
「お若いのに、ハードな専門ですね。
次はチャクラさん、どうぞ」 「はいはい」
応じたのは、アイエルとは真逆のふくよかな女性。
赤青黄色に彩られた、カラフルな民族衣装の上からでも、
見事なプロポーションの片鱗が伺えるほどだ。
ただし顔は美人とは言えず、いたって地味で誠実さを感じさせる。
「元料理人のチャクラです。
専門はもちろん料理。そして食糧危機問題。
アフリカでは今でも多数の餓死者が存在します。
先進国が食料を独占する問題は、遠からず全世界に
食糧危機を広げることになるでしょう。
日本も豊かな食生活を誇る反面、飽食の時代を迎えています。
これを放置することは、日本の食糧事情にも影を落とすことでしょう。
・・・・とはいえ、個人的には日本食も大好きです。
一年間で習い覚え、南アフリカに持ち帰りたいと思います」
350
:
『チャンネルG』特別報道
:2014/12/14(日) 16:22:37
女性司会者:
「──まことに耳の痛いご意見です。
次は、ルンクスさん」
「おう」
『モヒカン刈り』の男が、司会の前に進み出る。
8人の中でもっとも背が高く、筋肉質だ。
荒くれめいた顔つきだが、『サヴィル・ロウ』の3ピースを
きっちりと着込み、紳士然としている・・・・が、
・・・
「あの・・・・大変失礼ですが、『その角』は・・・・?」
「『下着』だよ。他のものじゃサイズが合わなくてな。
それよりおまえ、『ハーフ』は好きか?」
「は?」
「産みたいか? という意味だが」
「また始まった」
「・・・・・えー、
それでは最後に、チャプチャプさん」
「あーはい。チャプチャプです。
学問は苦手だけど、車やバイクが好きです。
日本製の車はアフリカでも走ってるけど、高級品です。
見たことない車がさっき走ってたので、
追いかけて乗り込みたくなりました。終わり」
緊張感なく答えたのは、黒髪を短く刈り込んだ少年だ。
5人の男の中ではもっとも小柄で、年は十代半ばだろう。
細い体躯に黄緑のジャケットとバスケットシューズと、
唯一、改まった格好をしていない。左手の甲には、『一角獣』の刺青。
その視線は終始定まっておらず、何事にも興味津々という趣きだ。
スタンド使いにしか聞こえないだろう、
先刻からの『一言居士』、この少年だった。
351
:
『チャンネルG』特別報道
:2014/12/14(日) 16:23:32
女性司会者:
「そして最後のお一人は、『ナグサ』さん。
到着が遅れているそうですが、
追って、黄金町に来られるそうです。
以上、『ヤング・ダイヤモンド』の方々でした」
(会場、拍手)
「──それでは引き続き、歓迎会をお楽しみ」
「あ〜、失礼ですけど、最後にいいスか?」
司会に代わって壇上に登場する梨本。
「チャンネルGプロデューサーの梨本です。
以後、お見知りおきを。
最後に一つだけ質問させてください。代表の方だけで結構」
──ズギュ!
その傍らに現れる人型のヴィジョン。
『ヤング・ダイヤモンド』の面々は平静を保って見えるが、
明らかに空気の質が変わる・・・・
梨本とスタンド、二つの唇が同調し、口を開いた。
「貴方がたが黄金町に来られた一番の理由は?」
『おまえら、黄金町を一体どうするつもりだ?』
352
:
『チャンネルG』特別報道
:2014/12/14(日) 16:24:18
梨本の問いに対して、
誰に推されることも邪魔されもせず、
一歩前に出てマイクを手にしたのは『フロイス』だ。
ド ド ド ド ド ド ド ド
その背後に現れ出る、屈強な人型のヴィジョン。
その体の各部は『鉄格子』で、風穴が開いているデザインだ。
「さっきも言ったが、我々の目的はこの町に学習することだ」
『さっきも言ったが、我々の目的はこの町を収穫することだ』
「すでに語学の習得は終えている。この町は我々の教科書だ」
『すでに町政の簒奪は終えている。町警察は我々の掌中にある』
「『ダイヤモンド』は磨いてこそ輝く」
『『ダイヤモンド』は磨いてこそ輝く』
「『黄金町』の人々は我々を磨き、また我々はこの町を磨くだろう」
「『刺青師』の駄作を我々は砕き、また我々は傑作を支配下に置く」
「この町はまさに『黄金町』だ──我々にとって」
『この町はまさに『採石場』だ──我々にとって』
「・・・・・・・・・・・・・ッ」
「以上だ」
鼻白む梨本を他所に、『フロイス』はマイクを置く。
割れるような拍手が、会場に湧き起こった。
(放送終了)
353
:
モンド『サイドウォーク・スラム』
:2014/12/14(日) 16:29:53
番組を見ている。
「『ヨハネスブルグ』だと・・・
堂々とケンカを売りにきやがったってわけかッ」
>>350
「ん」
「何だと――まさかッ!」
チャプチャプという少年の、『一角獣の刺青』に反応した。
354
:
加布羅木 花車『アイ・オブ・ザ・ニードル』
:2014/12/14(日) 16:52:35
>>352
「………言うじゃないか。
ま……いいさ、ハナからアタシは逸れもン。いつも通りにやるだけさね。
例え首根っこ抑えたって………アタシの『目』は閉じれはしないさ」
杖を突きながら、街頭テレビに背を向けて歩き出す。
355
:
瑞川 碇之介『ゴールデン・リザレクション』
:2014/12/15(月) 00:03:19
>>344
「誰だこりゃ? あっ、『ソーラーカートレース』の時の人か」
>>352
「ヨハネスブルグと黄金町との姉妹都市要素ってあるゥ?
おっ、ラーメンのお湯が吹きこぼれそうだゾっと……」
グツグツ ドボドボドボドボドボドボ……
「うおっちっちっち……あっ、やばっ。
席を外してるうちになんか発表、あらかた終わっちゃったみたいだぜ。
で、結局『大変なこと』ってなんだったんだ? 渓流下りの次はトライアスロン企画とか?」 ズゾゾゾー
(チャンネルGの画面にはスタンドが映るかどうかは知らないが)重要な場面は、あらかた見逃した。
チラッとみえた留学生達の肌の色、アーントの化粧、チャプチャプの刺青を見て、
ふと『自分にアンモナイトの刺青を掘った彼』のことを思い出しもしたが……カップメンを食べ終わる頃には、忘れた。
356
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2014/12/15(月) 20:32:59
>>345
-
>>352
モニターを切ってデスクトップを起動、メールを作成して送信。
「『チャンネルG』特別報道スタッフ一同様:
特番を拝見し『思うところがあって』以下ご伝言の労を願えるなら幸いです。
Ms.アーント&Mr.フストゥル:私も日本の研究者です。対話の機会があれば
宜しくお願いいたします。
Mr.チャプチャプ:私もバイクが趣味です。機会があればツーリングご一緒したい
ものです。
『バジ』という少年と彼の『友人』に『お世話になったお礼』がしたいのです。
エイノー・ニョルズ」
ふと一人ごちる。
「あの後『1年』、何があったのか良くは知らないが『刺青師』の事と調べてみるか」
357
:
ヴァイ『イエスタ・ベルリング・サーガ』
:2014/12/15(月) 20:58:22
>>352
「…………………………」
『宣戦布告』か。
あいつらの中に『刺青』してるやつもいた。
掌握されつつある『黄金町』のなかで、それに気づいてるのはこの放送を見ていたスタンド使いのみ。
……しかし、しかしなんでだ?
なんでこの町をヨハネスブルグ在住のガキが掌握しようとしてるんだ?
動機が理解できない。大名の埋蔵金でもあんのか?
「ま、今のところは私には関係ない……かな」
それより、クリスマスを病院で一人で過ごすのが寂しくて仕方ない事のほうが問題だ。
ため息を重く深く吐き出しながら病院に備え付けのテレビを消し、看護師が運んできた昼食にとりかかることにした。
それにしても『飯は何でもウマイって感じる貧乏舌』が、病院でも適用されるとは思わなかった。
同室の子供とかおばさんは美味しくないって愚痴ばっかりだもんよ。
358
:
日向ナツ『ニンジャマン』
:2014/12/15(月) 21:39:36
>>345
-
>>352
「………」
「いいの? …なしもっさん」
「あんな『もろにやばいやつら』に、けんかふっかけるよーなこと、いっちゃって」
「あやめせんせい、こーゆーのきいたら、よろこびそうだし」
「さむいのに、いそがしくなりそう」
「ま、たいくつしないですむのは、いいけどね」
「ふぃ〜」
ピッ
「もしもし、おばあちゃん?
いまのてれび、みた?
…うん。 これから、かえるね」
359
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2014/12/16(火) 00:19:44
>>345-352
「……」「俺の耳目を通して録画完了」
「ダビングして、と。」
まあ要するに、そういう事なのだろう。『ヨハネスブルグ』なのだ。
連中がそうなのか、連中の背後がそうなのか、
それは解ったもんじゃないが。
「動かないわけにはいかねえな、こいつは」
360
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2014/12/16(火) 00:52:35
>>345-352
電気を消した自室で、無言で、身じろぎもせず、見ていた。
髪を逆立てながら、目を険の字にした顔を、誰にも見られたくはなかった。
361
:
山田 浅海『アーカム13』
:2014/12/16(火) 02:50:32
>>352
路上で立ち止まり、ウィンドウに並んだテレビの中継を見ている。
「おいおい」「たまらんな」
「鴨がネギを背負ってやってくるというが・・・自ら罰して下さいと言わんばかりの悪(クズ)どもの『宣戦布告』だな」
マフラーの奥で、口の裂けるような笑みを見せる。
「殊勝な心がけだが そう急かすなよ・・・すぐに会いにいくさ」
1人呟き、テレビ中継を後にした。
362
:
来生 正毅『サディスティック・フォレスト』
:2014/12/16(火) 02:58:00
>>352
ぼーっと、異国からの侵略を宣言した生徒達を見ていた。
頻繁に行われ始めたイスラムのテロを思い出し、彼等は救われなかった側なのだと。
そうだ、彼等は野垂れ死ぬ側だった人間なのだろう。
死にたくなければ暴れ、不法に走るであろう、グレーゾーンに逃げ込めなかったのだから。
「痛み、苦しみに無頓着で共感をしなかった結果がこれか」
「万人の平等も幸福も存在しないとわかったら、自分より上の層の人間から何もかも奪うために戦うしかない」
「『ダイヤモンド』か」
遅かれ早かれ日本も向き合う問題だ。驚くことはなかった。
ただ、虚しい気分になっただけで。
363
:
出
:2014/12/16(火) 20:19:13
>>352
『後藤PC』
寿司屋(もしくは焼肉屋)で、自分より少し年齢が低い少女と共に食事を
とりつつテレビの電源を止めた。
暫し無言で後藤は思考する。焦燥や困惑、恐怖や淡い興奮
人間的な知覚をある程度巡回させて、顎を撫でつつ。
「…こりゃあ、厳しい状況になったね、うん」
そう言って後藤は目の前のスタンド使いの少女へ。
彼女にスタンド使いの仲間がいるか? この事態の対抗策をどう考えてるか?
と質問するだろう。『人間』として。
それだけ、彼にとっては『ヨハネスブルグ』の知覚の収集と言う目的は前提的に
既に含まれている。だから
それだけ。
『黒樹PC』
私は一部始終を見届けると電源を止めた。
数秒、私の中で沈黙が生まれる。けど、再起動すると私は低く呟く。
「…私は、『唯一悪』だ」
「誰にも、私の道は邪魔させない。阻むものは神だろうと『ヨナネスブルグ』
だろうと知るかっ」
そうだ、何も変わらない。実父と永遠の別離を交わし、あの子たちが死んでから
心に誓った時から、私の信念は。
364
:
朱雀院 エレナ『ブラインド・フェイス』
:2014/12/16(火) 23:39:06
>>345
-
>>352
「 ……… じいや 」
「 『あの方々』…… 」
「 なぜ、『言葉』と『心』が、あれほどまで『違っている』のかしら……? 」
「お嬢様……それは一体……?」
「 じいや、家に着いたら、
なるべく早く、あの放送局のトップの方とコンタクトを取ってちょうだい。
あの方――『梨本』様に、詳しいお話を伺いたいわ 」
「 はっきりとは、わからないけれど……
看過ごすことのできない『何か』が、起こるような気がするの 」
「……かしこまりました、お嬢様」
365
:
石綿『シミアン・モバイル・ディスコ』
:2014/12/17(水) 01:23:59
>>352
「これが『月』を落とした奴らの組織『ヨハネスブルグ』」
自分の部屋のベッドに腰掛け、チャンネルGの放送を見ていた。
「物騒なことを言ってたが、要は直接見極めるってことだよな?」
(世間的には)ただの交換留学生である彼らに手を出すのは難しい。行政が掌握されてるならなおさらだ。
だが、向こうから接触してくるのならそれに対応する準備さえしてればいい。
「つまりは、こいつらのことを気にかけながら、いつも通りに生活してればいいだろ」
情報を集める程度のことはする。後は状況が進んでから考えるしかない。
「……留学生。こいつら、秋映学園に来るんじゃないだろうな」
一抹の不安とともに彼らの中の自分と同年代に見えた何人かの顔が頭をよぎったが、
それを振り払うとテレビを消して食事の準備のためにベッドから立ち上がった。
366
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2014/12/18(木) 23:07:29
>>352
「……………………おいおい、
連中はわたしに安心してクリスマスを楽しませてすらくれねェってのかよ」
オーバーリアクションで溜息を吐き、
「ゆっくり静養といきたいトコだったが、こりゃのんびりしてもいられねェなァ……」
367
:
高天原 咲哉『ウィーピング・ウィロウ』
:2014/12/19(金) 01:15:30
>>352
「…………えっ」 「何だ、今の番組……」
街頭テレビに向かって独りごちる。
開いた口が塞がらない、というやつだ。
「『ヨハネスブルグ』……って、前にアウレアちゃんの言っていた…」
「『犯罪者集団』…… 偶然とかイタズラにしちゃ、手が込み過ぎてるだろ……」
ただし、未だその『脅威』を知らない。
戦争を知らない子どもがニュースを理解できないのと同じで、その恐怖はとても漠然とした、どこか遠い話のように感じる。
「怖ぇなぁー……戸締まりとか気をつけよう」 スタスタ
368
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2014/12/19(金) 21:59:06
>>352
自宅の居間で、椅子に座りながらテレビを見ていた。
「・・・・・」「なるほど」
「このフロイスと名乗る男がリーダー格と見てよさそうだね」
「しかしわざわざ公に姿を現し こうして宣言をするメリットはなんだ・・・?
こちらが先手を取って攻撃してくることを前提にして 迎撃する腹積もりなのか?」
「狙われる側と狙う側では やはり後者の方が強い・・・彼らなら当然それを熟知しているはず」
「それとも それを差し引いてなお絶対の自信があるというのかな・・・・・」
「お見舞いがてら 彼女にこのニュースを持っていくとしようか」
「あるいはもう知っているかもしれないが・・・どちらにせよ退院は予定より早くなりそうだね」
小さく笑い、テレビの電源を消すと、身支度を整えた。
369
:
鶴山マズル『マイクロブラインド・ハーヴェストメン』
:2014/12/19(金) 22:30:00
>>352
チョイ チョイ
「…………」
カシャリ
研究室とは名ばかりの狭い部屋で顕微鏡を覗き込む白衣の男。
様々な種類の『ダニ』のプレパラートを作成している最中。来春、商品として売るためのものだ。
…部屋の隅に置かれた、片手で持ち運べるサイズのテレビから声が聞こえている。
>「『黄金町』の人々は我々を磨き、また我々はこの町を磨くだろう」
>「『刺青師』の駄作を我々は砕き、また我々は傑作を支配下に置く」
ピク
「………」
グィッ
作業の手を止めテレビを一瞥し、左袖を捲り上げる。
そこに広がるのは『細かい虫の行列』を描いた『刺青師』の作品。
「フン……『駄作』か…」 ニヤリ
自嘲的な笑みを浮かべながらも再び作業の手を捗らせる。
来春の納期に間に合わせるのは、去年に比べ決して容易くないだろう。
カシャリ カチャ カチャ
370
:
薄金次郎『アヴェンジド・セヴンフォールド』
:2014/12/19(金) 23:16:04
>>352
「―――」
「危なかった。さすがにテレビ一台、おこづかいから弁償するのは痛いからな」
「リモコン一個ならどうってこともない・・・」
六つほどに分割されたリモコンはゴミ箱へ。見られないように袋ごと、捨てる。
ヒュ ラン
『玉』も『石』も、『ダイヤモンド』も『黄金』も関係などない。
『ヨハネスブルグ』。その名をその籍に置くならば、材質構造如何を問わず
「切断してやる」
371
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2014/12/23(火) 07:08:43
>>知り合い全員
件名:紹介したいもの
本文:こんにちは。ゼンチです。
【対戦者希望
勝つと50万円くらい貰えるっぽい。
怪我は治してもらえます。
気になった人はメールしてください → xxx-xxxx-xxxxxx@xxx.xx.xx】
(↑の内容の書かれた紙を撮った写メが添付されている。)
スタンドを使った戦闘の相手を募集している女の子に出会いました。
どなたか興味あれば、xxx-xxxx-xxxxxx@xxx.xx.xxにその旨を連絡してあげてください。
画像のビラに書いてある報酬とか治療とかについて、本当にあるのかとかは私から保証は出来ないです。
その辺りも、気になった方は本人に聞いてみてください。
372
:
仮面の魔女『マスケラ・デル・デモニオ』
:2015/01/05(月) 02:36:59
「年を新しくし、皆様の『欲望』も沸き立っている様子。
こうして『欲』を拾い集めていると……いろいろな動きが見えてまいります」
「人の縁(エン)……縁(フチ)……シルエットを形作る縁(フチ)。
複数の欲が繋がり、線となり、面となり、立体となり……私の目の前でウワサが形を結ぶ……フフ」
「あら……これは気になるわね。
『口裂け女のウワサ』……出没場所は……『黄金駅』前の―――
そういえば小学校の頃もここで『口裂け女のウワサ』があったかしら」
「あなた様はこの『ウワサ』、信じますか?」
373
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
374
:
朱鷺宮【サナトリウム入院中】
:2015/03/01(日) 23:08:16
※修正
白亜荘に、それから
ドナート、高天原、荒咬の3人にどこからともなく手紙が流れてきた。
他にも…見知った人に手紙が届いてる…かも知れない。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
申し訳ありません。
諸事情がありまして、私、ちょっとサナトリウムに入院することになりました。
5日間ほどになりますが、心配いりません。
面会が必要な場合はいつでもお願いします。
たまに寂しくなるかもしれませんから
引越のお手伝いをと思っていたのに、
申し訳ございません。
多分場所はこの辺りです→この辺にサナトリウムの場所の地図
朱鷺宮 涙音
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
375
:
『金言部』
:2015/03/10(火) 00:27:37
【求!新入部員!】
『 金 言 部 』
金……それは誰もが身近に感じ、そして惑わされるもの。
人類にとってはなくてはならない存在であるが、
同時に容易に牙を剥く諸刃の剣…………。
『金言』とは、その金との正しい付き合い方を説いた言葉ですの。
『金言部』では、様々な活動を通してお金の大切さ、
そして便利さ、そしてそれに付随する恐ろしさを『金言』から学び、
時代を導く『スター』を育成することを目的としていますわ!
具体的にはわたくしの私財で購入した物品を使った室内レクリエーション、
キャンプ、海水浴、急流下り、その他さまざまなアクティビティなどですわ。
活動期間は毎日。ただし参加は基本的に自由でしてよ。
気軽に入部してみてくださいましね。
入部希望者は3-Xの銀杏羽あすのまでどうぞ。
3-X
銀杏羽 あすの(富豪)
XXX-XXXX-XXXX(TEL)
376
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/03/14(土) 22:32:11
>青田『トライブ・コールド・クエスト』へと連絡を試みる。
「・・・今日で『三日目』」「いまのところ新しい情報はないか」
「別方向のアプローチとなると・・・」「・・・・・『彼』かあるいは『彼女』に頼らざるを得ないな」
======================メール作成=========================
From.ウィル
To.青田
Sub.こんばんは
Text.
久しぶりだね、ミスター・アオタ。: )
元気にしているかな?
ぼくの方は、身体に不調こそないのだけれど、ただその構造は、『女性』のそれへと変えられつつある。
『ヨハネスブルグ』、その『ヤング・ダイヤモンド』の一角、『ルンクス』。きみならもう既に知っているだろうね。
彼と直に遭遇したのだけれど、いつの間にかその術中にはまっていたようだ。
症状がなるべく進行しない内に、彼を見つけて倒す必要がある。
そこで、きみの『スタンド能力』を用いて彼を探す協力をお願いできないだろうか?
ただ、当然きみなら知っているだろうが、 『情報』の持つ価値は非常に高い。
故に、きみのようなスタンド使いは優先的に狙われる可能性がある。
これは危険だと思うならば、このメールは見なかったことにしてほしい。
======================メール送信========================
377
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2015/03/17(火) 00:43:57
age
378
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/03/17(火) 00:49:31
>>376
件名:Re:こんばんは
本文:解った。出来る限りはする
379
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/03/17(火) 22:59:44
>>378
======================メール作成=========================
From.ウィル
To.青田
Sub.…ありがとう
Text.
無事に全てが終わった後、食事にでも行こう。是非とも奢らせてくれ。
こちらからも何か分かれば、随時連絡させてもらうよ。それでは。
======================メール送信========================
380
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/22(日) 22:47:45
「…急に心配になって来ました。
他の人が巻き込まれないか心配です…」
涙音は、スマホを取り出して…
とりあえず連絡先を持っているスタンド使い
(ドナート、荒咬、高天原、小角、斜六)
にメールを送り始めた
======================メール作成=========================
From.朱鷺宮涙音
To.知り合いのスタンド使い全員
Sub.気をつけて下さい!
Text.
着物でメガネのちょっと優しげで関西訛りの女性が『運命の人』探しをしています!
その人は『スタンド使い』です!どんな書き方をするかはわかりませんが
「チノ フミ」と名乗っていました!
『運命の人』探しは多分その『スタンド』を使っての喧嘩になると思います。
ご注意下さい!
後このことはなるべく他の知り合いにも伝えてもらえるといいです。
気をつけて下さい!とにかく!
======================メール送信========================
381
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/04(土) 00:08:49
小角さんにメールしたい。
件名:緊急
本文:調べたい事がある。上記のとおり急を要する。
382
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/04(土) 00:50:13
>>381
「む、メールか。……? き、緊急……?」
(い……いやな、予感がする。とてつもなく悪い……探偵のカンが……)
「うう」
「だからといって、む、無視もできないしなあ……」
件名:Re:緊急
本文:いったい何の事だい? まさか危ないことじゃあないだろうね?
-----
(まじめな話のようだし、顔文字とかはだめだな……送信、と。)
383
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/04(土) 01:38:34
>>382
件名:Re:Re:緊急
本文:調べるだけなら危険はない筈。
『ヨハネスブルグ』の『ヤング・ダイヤモンド』の一人、『ルンクス』の、
能力、あるいは居場所を『イル・ソン・パティ』で調べたい。嫌な予感がする。
勿論、関わりたくないようなら断ってくれても構わない。個人的に調査する。
費用も出そう。
384
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/04(土) 04:37:51
>>683
「や……『ヤング・ダイヤモンドのルンクス』……!?」
「……あ、あの変態か……!」
(し、しかし、敵ではあるが、なぜ今? 緊急……ま、まさか、もう……始まったのか!?)
-----
件名:Re:Re:Re:緊急
本文:
調べるだけでいいなら、断ったりはしないさ。
できたら、護衛とかもいたほうが安心するけどね。
あと、今いったいどんな事情なのか、わたしだって知っておいたほうがいいと思うぞ。教えてくれるかい?
385
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/05(日) 01:53:16
>>384
件名:Re:Re:Re:Re:緊急
本文:台場ウィルが性転換した。少なくとも当人はそう言っている。
あの時の放送の言動を鑑みるに、腐れた『洗脳』能力があっておかしくない。
386
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/05(日) 02:27:54
>>385
「性て……なっ……うぃ、ウィル君、が……女の人に……ということかっ!?」
(そ……そんなスタンド能力を使うとは……! そっ、そ……そこまでするか……!?)
あまりにも衝撃的だ。
小角の知識でも、ルンクスはずいぶん女に執着してそうではあったが……
「せっ……洗脳……?」
(そ、それはすこし、飛躍しすぎでは……だが、ううむ、ありえないわけでは……)
会見でのルンクスの発言はありえないものだったので印象深い。
とはいえ洗脳……と直接結びつけるのは少し難しい気もするが……
(と、とにかくだ! ウィル君がやられたとなると、もうゆっくりしてはいられない……!)
-----
件名:Re:Re:Re:Re:Re:緊急
本文:
わかった。それは、すぐ調べないといけないね。
できたら、せめてきみとは合流したいけど……大丈夫だろうか? 他にも誰か呼ぶ?
387
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/05(日) 02:38:08
>>386
俺の子が欲しいか、と開口一番尋ねる奴が誰かを女性にするなら目的は一つだろう。
そして、女性になった直後に手が出されていない以上、無理矢理手籠めにする趣味じゃない、
あるいは手籠めにする必要が無いか、だ。
そして、接触していない以上後者であると考えられる。
であれば、何故手籠めにする必要が無いか?
「『自分に惚れる事が解っている』からだ。」
件名:Re:Re:Re:Re:Re:Re:緊急
本文:味方と確信できるなら誰を呼んでくれても構わない。
何処で会う?
388
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/05(日) 02:54:36
>>387
件名:Re:Re:Re:Re:Re:Re:緊急
本文:
わかった。
会うのは学校にしよう。あそこならおおっぴらに襲ってきたりできないはずだし、スタンド使いもたくさんいる。
ほかに何かアイディアはあるかい?
-----
「仲間……仲間と確信できる、仲間、か……ううむ。」
389
:
青田『トライブ・コールド・クエスト』
:2015/04/05(日) 02:59:13
>>388
件名:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:緊急
本文:いや、異論はない。では、また学校で。
390
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/05(日) 03:42:04
小角は青田とのメールを終えた。
(しまった、学校にしたのは失敗だったぞ……さ、斎藤は学生じゃないんだ。不法進入になってしまう……)
(あまり人数を増やしすぎるもめだって良くないし、ここは……)
>>ドナートPC
小角はドナートにメールした。内容は以下のもの。
-----
件名:頼みたいこと
本文:
きみに、頼みたいことがある。
何かというと、今度、学校で、わたしと青田くんでイルソンくんを使うことになったんだ。
テーマは、あの『ヤング・ダイヤモンド』のルンクスに関わること。
とても重要な質問なので、質問の輪を増やすのと、できたら護衛もかねて、きみにも参加してほしいのだが……どうだろう?
391
:
ドナート『ザ・スリー・カバレロス』
:2015/04/05(日) 23:01:54
>>390
(小角)
件名:おっけー
本文:
おっけー
ルンクスに関しては俺も無関係じゃないから協力するゼ!
でも、護衛を考えるならあと1人ぐらい強力なパワー型が欲しい所だな。
『ザ・スリー・カバレロス』じゃ限界があるゼ。
392
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/05(日) 23:53:46
>>391
(パワー型……ううむ、いるにはいる……けど、しかし……)
-----
件名:ありがとう!
本文
すまない、パワーがあって学校に来れるスタンド使いの心当たりがないんだ。
きみのほうで誰かそれらしいひとはいるかな?
393
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/04/06(月) 00:49:25
>ウィル『ヴェノム&ファイア』
>アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
>ドナート『ザ・スリー・カバレロス』(
>>391
)
>瑞慶覧 愛『ビッグ・バッド・ママ
Subject: 先日の件ないしは『2週間後』について
何か良い進展はあっただろうか。
もしくは的確に手助けできる事はあるだろうか。
良ければ『期日』までに一度話がしたい。
無力ですまない。
394
:
ドナート『ザ・スリー・カバレロス』
:2015/04/10(金) 00:40:13
>>392
(小角)
件名:おっけー
本文:
知り合いのそれらしいヤツに声かけてみるゼ。
あと、あらかじめ作戦を考えておいた方がいいかもな。
イルソン君の能力を疑うわけじゃないが、『はい・いいえ』のみで『ルンクス』の居場所を特定するのは至難の業だと思うゼ。
あくまで予想だが、『ルンクス』は女の家を夜毎に渡り歩いているようなタイプだと思うんでね。
1.イルソン君の能力で、市町村番地レベルの大まかな位置を特定。
2.青田のアンテナで該当箇所を監視。
こんな作戦でどうだろうか?
395
:
ドナート『ザ・スリー・カバレロス』
:2015/04/10(金) 00:40:51
>>393
(エイノー)
件名:さっそく
本文:
さっそく、手を貸してもらいたいことができたゼ。
学校に仲間の情報系スタンド使いが集まって、『ルンクス』の調査をする予定なンだが……
情報系スタンド使いの常として、戦闘力が低いンだ。
逆探知でもされて襲撃されたら、とてもじゃないが勝ち目がない。
そんなわけでエイノーセンセーには護衛任務に協力してもらいたい。
確か、エイノーセンセーのスタンドは近距離パワー型だったよな?
396
:
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
:2015/04/10(金) 01:01:21
>>394
件名:Re:おっけー
本文:
ありがとう! きみはやはり頼りになるね。
そして作戦だが、わたしもそれが良いと思う。
なにより居場所がわからないと、どうしようもないものね。
397
:
エイノー『フィストフル・オブ・クォーターズ』
:2015/04/10(金) 01:08:31
>>395
Subject:返信有難う
to:ドナート
喜んで了承する、詳細また知らせて欲しい。
あとウィル君アウレア君の未来と、ついでで私の無事を祈っておいて欲しい。
今ダイニングバー『ブリング・オン・ザ・ナイト』がちょっと危ないかもしれない。
(『婚約期間』 ─4日目─
bbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1421852015/146-)
398
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/04/13(月) 21:19:28
>ドナート『ザ・スリー・カバレロス』
宛先:ドナート
件名:thanks
本文:
こんにちは、ドナート。ルンクスの位置を突き止めるのに、きみも動いてくれているらしいね。
ありがとう。
ところでその情報系のスタンド使いは、ぼくも知っている人かな?
399
:
ドナート『ザ・スリー・カバレロス』
:2015/04/14(火) 23:43:36
>>398
(ウィル)
宛先:ウィル
件名:情報系スタンド使いの名は
本文:
小角ちゃんと青田さんだ。
小角ちゃんは言うまでもなく例の探偵志望の女の子。
青田さんはアンテナを操る男だ。
ルンクスについて『居場所』以外に調査することはあるか?
400
:
ウィル『ヴェノム&ファイア』
:2015/04/15(水) 02:14:47
>>399
宛先:ドナート
件名:I thought.
本文:
うってつけの人材だね…みんなの協力に感謝するよ。
それに関しては、実は先ほど、『ヤング・ダイヤモンド』の一人、アイエルが訪ねてきてね。
ルンクスの情報を持ちかけてきたんだが、その一つ目に能力の『発動条件』というのがあった。
彼女いわく、知らなければ戦いにすらならず全滅もあり得ると言っていた。
もし余裕があればだが、そちらも調べた方がいいのかもしれない。
401
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/04/17(金) 01:20:56
>瀬良野PL
見たこともない番号から電話がかかってきた。
(※ZAKIさんから話のあった、専用ミッションの導入も(多分)兼ねています)
402
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/04/17(金) 14:45:07
>>401
買い取り願いの電話かな、と思い急いで電話を取る。
「はい、骨董屋えんぺらー&ろいどの瀬良野です。どういったご用件でしょうか?」
403
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/04/17(金) 23:03:12
>>402
「あ、わたしアウレアって言うんだけどぉー」
甘ったるい声色の第一声。
……それから、少し沈黙が続いた。
『駄目だ駄目だ、昔の癖が……』というつぶやきが聞こえたが、
あまり気にしてはいけない。
「……えーと、切らないで聞いてくれると嬉しいんだけど」
そう言って、『TA2 You』の顛末を説明する。
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1419344985/316-338)
つまり、『刺青師の紹介で』『瀬良野の能力の試運転も兼ねて』
『ヨハネスブルグの一員であるルンクスから
スタンド攻撃を受けた婚約者を助ける手がかりを探す手伝いをしてほしい』。
そういう説明だ。
404
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/04/17(金) 23:31:16
>>403
甘ったるい声に過去に出張した大阪で遭遇した執拗な客引きを思い出して身構えてしまった。
「彼の話は本当だったんですね。よく唸るロンパリと名乗る男性が教えてくれたんです。ウィルさんが女性化する呪いを受けたと…」
「『ヨハネスブルグ』所属のルンクスって名前の黒人を探してくれと。僕で良ければ能力の練習も兼ねて御協力させていただきます」
「ただ、今の手持ちのお金で『過去遡行』しても継続的な追跡が……『1分』につき『1万』で…」
徐々に歯切れが悪くなる。
405
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/04/17(金) 23:34:40
>>404
「それについちゃー心配いらないよん。
『刺青師』センセーが金を持ってくれるらしいし。
なんだっけ? 『個人的な都合だから』とかなんとか」
金の問題はないとのことだ。
「そこまで話が通ってるんなら早い。
誰だか分からないけど、『ロンパリ』ってヤツには感謝だな……」
ぼそりと呟き、
「……ウィルっていうのは、わたしの婚約者なんだ。
敵は凶悪で、強い。情報はいくつあっても足りないくらいなんだ。助けてほしい」
そう、真摯に頼む。
406
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/04/17(金) 23:47:41
>>405
「刺青氏の『個人的都合』ですか。ヨハネスブルグが何なのか知りませんが出来る事をしないで逃げるのは嫌です」
「ルンクスってそんなに強いスタンドの使い手なんです? 直接に遭遇したならば、『過去』を見て追いかけるのは不可能ではありません」
「何より人の婚約者に手を出すような人間を放置しておけませんよ」
407
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/04/17(金) 23:55:20
>>406
「ありがとう。本当に助かるよ」
ひとまず、これで協力を取り付けることはできた。
「名乗りが遅れたね。わたしはアウレア=グラウコーピデ。
ルンクスの能力は、正体こそ分からないが油断はできない。
最大の警戒を以て挑んだ方がよさそうな相手なんだ」
『ヨハネスブルグ』の『ヤングダイヤモンド』。
そんな地位にいるのだから、並大抵の能力でないことは想像に難くない。
「それなら…………明日。
急で悪いが、予定があるなら反故にしてでも来てほしい。
…………こっちも大分、切羽詰ってるんだ。
場所は……明日改めて連絡するけど……多分、『松前総合病院』」
急な話だが――今アウレアが連絡しているのが『三日目』。
時間は少しも無駄にはできないのだ。
そして、『過去』を見て追いかける能力であれば、
アウレアとルンクスの接点は、そこを於いてあり得ない。
408
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/04/18(土) 00:11:31
>>407
「あ、外人さんでしたか。どうにかして見つからずに発見したいものですね。『アメイジング・クラウン』は近距離パワー型のスタンドです。人間以上のスピードで動かれると不味いですが…」
「特に予定は無いので『松前総合病院』にて会いましょう。金貨時計のネックレスをしているので一目で分かりますよ」
409
:
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
:2015/04/18(土) 00:19:48
>>408
「……そのへんに関しちゃ心配いらないさ。
バレないことに越したことはないが…………」
助けを求めておいて、何をと思うかもしれないが……、
「いざってときは、やり合うだけだ。まともにぶつかり合うことはできなくても、
『逃げながら戦う』ことくらいは、わたしとウィルがいれば可能だろうし」
腕っぷしには自信がある、という意味だ。
「それじゃ、明日はよろしくね。……今日はありがとう」
そう言って、通話を切る。
410
:
瀬良野 徹『アメイジング・クラウン』
:2015/04/18(土) 00:30:59
>>409
携帯をポケットに入れて『アメイジング・クラウン』と向き合う。
「君の力を本格的に借りるときがきた。一緒に頑張ろうね」
金貨時計を握りしめて自分を奮い立たせる。
411
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2015/06/07(日) 23:10:03
>マフィー
メールを送るのだ。
――――――――――――――――
件名:ゼンチです
主文:
どうも、ゼンチです。
早速ですが、ガチャを開けてみました。
『ニンジャマン』ミニ・フィギュア!
『ザ・スリー・カバレロス』ミニ・フィギュア!
『ザ・ウィズ』ミニ・フィギュア! ×2
『プロペラヘッド』ミニ・フィギュア! ×2
『スプラッシュ』ミニ・フィギュア!
『ジャキ・ヴェラスケス』ミニ・フィギュア!
『ジョセフィーヌ・フォン・ジョバーナ』ミニ・フィギュア!
『ヌ・ロイドパ・スバルト』ミニ・フィギュア!
『鴫野 天龍』ミニ・フィギュア!
『日数 要一郎』ミニ・フィギュア!
『瑞川 碇之助』ミニ・フィギュア!
『穴闇 鋒頼』ミニ・フィギュア!
『アラベル=メスリーヌ=スパジァリ』ミニ・フィギュア!
『座木 劉一郎』ミニ・フィギュア!
今回出たラインナップです。
貴方のと合わせると、ドナートさん、ジョセフィーヌ辺りが揃いますね。
また今度お会いした時にでも。
412
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/06/07(日) 23:19:05
>>411
>ゼンチ
主文:
はいありがとうございます。
私も『座木劉一郎』のフィギュアを所有しておりまして、
ゼンチ氏の重なった『プロペラヘッド』の
フィギュアを此方の手持ちの何らかと交換して頂けると非常に嬉しいです。
次回お会いした時に『ドナート』『ジョセフィーヌ』のフィギュアを合わせて、
ギミックを確認いたしましょう。
413
:
ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』
:2015/06/07(日) 23:28:48
>>412
「おや」「送り間違いを?」
「いや」
「これが素?」
主文:
ええ、ぜひに。
またお会いできる日を楽しみにしておきます。
414
:
灰羽あと
:2015/08/15(土) 00:59:41
アレクセイさんへ
色々考えたのですが、この前話した件。
一緒に戦ってもらっていいでしょうか?
(オバケっぽい顔の絵文字)(手裏剣の絵文字)(===)(笑顔の顔文字)
415
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/08/15(土) 20:06:18
>>414
宛先:あとちゃん
差出人:アリョーシャくん
件名:オッケーおけつだよ!ヽ(o゚ω゚o)ノ
本文:でも今回はあとちゃんメインのお仕事だから、ボクちゃんの報酬は
『100万』でいいや。もう半分はあとちゃんがもらってねェ(*ノωノ)キャッ(*ノω・)ゝチラッ
416
:
灰羽あと
:2015/08/16(日) 00:29:19
>>415
件名:Re:オッケーおけつだよ!ヽ(o゚ω゚o)ノ
私はまた別に報酬を貰うので大丈夫ですよ。
さすがに命の危険がかかった仕事での報酬ですし、よくないです。大金です。
でも怪我したら治療費とか借りたりすることもあるかもしれないので、
その時はよろしくお願いしたいです。
(病院の絵文字)(文字化け)
417
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/08/16(日) 00:52:24
>>416
宛先:あとちゃん
差出人:アリョーシャくん
件名:意外と頑固なあとちゃんprpr(*`・з・´)
本文:ま、そんなら妹が親戚からもらったお年玉を預かるお兄ちゃんの気分でもらっとくよォ〜
仕事の詳細な内容を聞きにいく時は呼んでねェ(´-ω-`)
418
:
灰羽あと
:2015/08/16(日) 01:08:11
>>417
件名:すいません
(土下座絵文字)
なんと予定が変わって、もう一人連れて行っていいそうです。
連れて行かなくても別にいいそうですが。
朱鷺宮さんのほか、もう一人この話をした人がいるのですが悩んでいます。
アレクセイさんも、連れて行きたい人とかいたら相談お願いします。
(パンダ絵文字)
419
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/08/16(日) 21:38:34
>>418
宛先:あとちゃん
差出人:アリョーシャくん
件名:ほへェ〜>もう一人おk
本文:まぁボカァね、あとちゃんの選んだ人でいいと思うよ(((o(*゚▽゚*)o)))
トッキーのスタンドはなかなかバランス取れてていいとも感じたけどねェ
とりま報酬はその人と山分けすることにするなり〜〜〜Σd(゚∀゚d)
420
:
灰羽あと
:2015/08/17(月) 00:39:23
>>419
件名:了解しあまた
了解しました。
まだ時間はあるみたいなので、もう少し探してみようかと思います。
報酬は人数分でるみたいですよ。
(目の絵文字)
421
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/18(火) 00:56:40
宛先:あとさん
差出人:朱鷺宮
件名:あとさん、お元気ですか?
本文:どうもすみません。もしかしたら、恐ろしい敵を前にして緊張…
ないしは不安に思ってるのではないかと思いまして。
できれば私も加勢しに参りたいのですが、どうでしょうか?
…もちろんオッケーか否かはあなたにお任せします。
断られても怒ったりも泣いたりもしません。
422
:
灰羽あと
:2015/08/18(火) 23:07:33
>>421
件名:元気です
テスト前みたいなそわそわ感はありますが大丈夫です。(カニの絵文字)
でも、私ともう一人って聞いてたんですけど、
さらにもう一人連れて来ていいって言われたところだったので、ちょうどよかったです。
朱鷺宮さんが来てくれるなら、私とアレクセイさんと朱鷺宮さんというふうになるのですが、
それでもいいでしょうか?
423
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/18(火) 23:25:16
>>422
宛先:あとさん
差出人:朱鷺宮
件名:それは良かったです。
本文:
テスト前どころか、命がどうなるかの瀬戸際ってかんじですけどね^^;
そうだったんですか。もう一人…もう一人にぜひ立候補したいですね。
アレクセイさんといえば、白亜荘で一緒にあった人でしたね?
もちろん大丈夫です。むしろ知ってる人と一緒のほうが少しでも気は楽になるかもしれません。
取り敢えず、あとさんが依頼を受けた理由は詮索しませんが、
是非一緒に協力しましょう。
424
:
灰羽あと
:2015/08/18(火) 23:37:20
>>423
件名:Re:それは良かったです。
そうです。マフラーしてた人です。
じゃあよろしくお願いします。
(カニの絵文字)(カニの絵文字)(カニの絵文字)
425
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/08/18(火) 23:46:28
>>424
件名:Re:Re:それは良かったです。
分かりました。その時が来たらよろしくおねがいしますね。
426
:
灰羽あと
:2015/08/19(水) 00:23:00
宛先:アレクセイさん
件名:もう一人決まりました。
もう一人は結局、朱鷺宮さんに決まりました。
よろしくお願いします。
427
:
アレクセイ・В・С『タンガロア』
:2015/08/19(水) 00:56:15
>>426
宛先:あとちゃん
差出人:アリョーシャくん
件名:キタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!!
本文:うんうん、なんだかんだでバランスの取れたメンツになってきたねェ
当日はなんとか死なないように頑張っていこうね〜〜〜m9( ゚д゚)ビシッ!! ☆
428
:
灰羽あと
:2015/08/19(水) 01:18:01
>>427
件名:Re:キタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!!
先方から連絡がきたり、なにかわかったらまた連絡します。
よろしくお願いしm素(地蔵の絵文字)
429
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2015/10/18(日) 00:37:23
>イザベルPC
prrrr
prrr
見知らぬ番号から電話が来た。
430
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2015/10/18(日) 01:02:06
>>429
「ん」
マナーモードに設定していた携帯がバイブレーション。
手に取ってみれば……知らない番号?
知り合いの番号は全部電話帳に登録している。
ホフリか? とも思ったが、番号は携帯のもののようだ。
それとも人の携帯でも借りてかけてきたのかもしれないが……
…………あるいは、単純に間違い電話か詐欺の類か。
(…………まァ、考えてもしゃあねェか)
とりあえず、電話に出ることにする。
pi!
ディガ
『あい、『もしもし』?
こちらイザベル・ドレーク・ノルダーノだけど、そちらさんは?』
431
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2015/10/18(日) 01:11:47
>>430
pi!
『あ……でぃ、でぃが?』
『ええと……もしもし。
あの、穂風……です。葉鳥 穂風。』
イザベルが弾いた、その名前だった。
声も、なるほど、穂風の声だ。
・・・・やや興奮気味のようだが。
『その、すみません突然。
でも、その、電話……するべきかな、って。』
『えへへ。』
そういうことらしかった。
何かあったのだろう。
432
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2015/10/18(日) 01:26:22
>>431
『おろ?』
『おー、ホフリじゃねーの。どうした?』
とすると人から借りたのだろうか。
まぁ、その辺は問題ではない。問題は、要件の方だろう。
『……なんか、いいことでもあったか?』
このテンション、そして、イザベルに『電話するべきこと』。
……例の件で、なにか進展でもあったのだろうか……?
433
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2015/10/18(日) 01:36:03
>>432
『あの、その……
ビックリ、したことなんですけど……』
『ええと!』
スゥ
フゥ
穂風は前置いた。
それから、息を吸ったり吐いたりする。
『あの。』
『ええと、後見人、が……
その、お世話してくれる……』
もごもごという穂風。
つまるところ――
『保護者になってくれる先生が、見つかったんです。
あの、だから……学校に、行けるかもしれなくてっ!!』
ハァ
ハァ
一息に言い切った。
……相当に興奮しているらしい。
・・・・それだけの大進展だ。
434
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2015/10/18(日) 01:55:14
>>433
『おう、落ち着いて話せ。
ゆっくりでいいぞ、ゆっくりで……』
なだめるような言葉をかける。
が、その実イザベルも胸の奥から鳴り響く心臓の鼓動を抑えきれずにいた。
期待、不安、高揚。
様々な感情がない交ぜになって、思わず左手で水兵服の胸のところをくしゃっと掴む。
手に汗をにじませながら、穂風の言葉の続きを聞き――――
『――――後、見、人……?』
『保護、者……保護者ッ! 先生がかッ!?』
『おまえ、学校に、学校に通えるのかッ!』
相手に見えるわけでもないのに、ガッツポーズ。
『この野郎ッ!
アタシはまだなんもできてねェってのに、さっさと進みやがってよォッ!
大口叩いたアタシがマヌケじゃねェかちくしょォ!』
ついて出る悪態。
しかし、言葉とは裏腹に声色はどこまでも喜色に溢れている。
自分の事のように嬉しそうに、気を抜けば涙まで流してしまいそうなぐらい喜んで。
『いつからだ!? いつから通えるんだ!?
あァー、いや、まだそこまで話進んでないか!?
学校に行ける『かも』っつったもんなぁ!』
『でもよォ……よかったなァ、本当によかったなァ、ホフリよォ!』
435
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2015/10/18(日) 02:37:53
>>434
『あ。す、すみませっ……落ち着きます。』
・・・・
・・・・
少し沈黙する穂風。
それから。
『ま、まだ……まだわからない、です。
でも、その、これから、学校に連絡しようと思って。』
『それでっ。』
イザベルに答える穂風。
その声には喜色があふれて、こぼれそうなくらい。
『それで……本当に……
本当に、よかったです……』
『イザベルさんっ!
私……本当に、よかった……』
グスッ
鼻をすする音。
穂風もまた電話口の向こうで、同じなのかもしれない。
・・・・そして。
『ありがとう、ございました。
一番に、イザベルさんに、連絡したくて……』
『あのっ。』
『入れたら……会いに行きますから!
今度は、その、学校の中で……っ。』
『では、またっ!』
何もないなら、穂風は電話を切るだろう。
通り雨のようだったが――それなら、この後は晴れになるはずだ。きっと。
436
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2015/10/18(日) 02:54:24
>>435
『おう、待ってる』
『アタシは待ってるぞ、ホフリ。
すげェ楽しみにして、おまえを待ってる』
『だから――――』
アディオス アミーガ
『――『またな、お友達』。次会うときは、学校だ』
イザベルは穂風が通話を切る瞬間まで、携帯を耳に当てていた。
……切ってからもしばらく、そうしていた。貝の中の波の音を聞くように、そうしていた。
437
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2015/10/19(月) 12:20:58
>>436
(イザベル)
「『アディオス、アミーガっ!』」
pi!
ツー ツー ツー
(……イザベルさん。ありがとう、ございます。)
大切な言葉。
……電話を切って、水を飲みに行く。
・・・・
・・・・
>『私立秋映学園』
「よし…………」
pi
pi
pi
戻って来た。電話番号を打ち込む。
次に電話をつなぐ先は――『秋映学園』。
prrrrr…
(電話、出てくれるかな……)
ゴクリ
黒いスマートフォン。カバーもつけていない。
買ってもらったばかりのそれを、緊張しつつ構える。
438
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2015/10/28(水) 00:10:42
>>437
(撤退)
prr
prr
(あれ、出ない……
忙しい、のかな……?)
pi
一旦切ろう。
焦っては、焦ってはいけないのだ、こういうのは。
(時間が良くなかったのかもしれない。
……向こうから、掛けなおしてきてくれるかな?)
電話はある。保護者はいる。学費も出してもらえる。
学校は……逃げない。落ち着いて、待とうじゃあないか。
ソワ
ソワ
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