[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
【ミ】 【護り屋】『ゲートブリッジ』
537
:
音無ピエール『ジュリエット・アンド・ザ・リックス』
:2016/01/05(火) 23:48:45
>>534
『エルガマル』の言葉に力強く頷いた。
今は唯、『情報』を待つしかないだろう。
「『慣れ合う』気はない、か。
だが、『慣れて』いく必要は、ありそうだな」
少なくとも、彼らの『間合い』というやつには、だ。
向けた右掌を緩やかに引っ込め、静かに息を吐いた。
>「助けて…」
「――――なんとか、考えてみる」
本体の思い通りにならない『スタンド』がいることは、
『月』の一件で痛烈に『理解』している。
――――『ハッピー・オルガン』の性質を探るためにも、
『協力』を申し出たのだが、この分では難しそうだ。
今のピエールに出来ることは、『井上』の手を力強く握ることだけだ。
難しそうに眉根を寄せて、急な『合併』で生まれた『同僚』の気質に思いを馳せる。
「私にも『打算』があってのことだ。
――――無理は、言うまいて」
一人、己を納得させるように呟いた。
538
:
『矛と盾』
:2016/01/06(水) 23:30:38
>>535
(高遠)
『ナツメグ』:
「あぁ・・・・そういうこった。
オレは『殺す』、おまえらは『護る』。
アテにはしねぇが、お互い仕事をこなせば面倒が減る」
「──ババァがいねえんじゃ、期待は薄いがな」
「・・・・おやおや。うちの新人の実力は、
『大阪』で嫌ってほど教えたはずだけど、もう忘れたかい?
物忘れが進んでるなら、菓子より小魚でも食べたらどうだい」
「ばばぁ・・・・!」
メイド服のまま腕組みする浜岡に、『ナツメグ』が毒づく。
「それより、『セージ』の方があたしは心配だね。
あんたの指示なしで『仕事』が出来るのかい?
たいてい、『してやられて』た気がするがねぇ〜」
人を食った物言いに、『セージ』の視線が刃物の鋭さを帯びた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・」
仲がいいとも悪いとも思える両団長の会話の中、
無言の『セージ』の様子を、やはり新妻は意識しているようだ。
>>535
>>537
(井上、ピエール)
「・・・・そういうこった。
とりあえず、オレらの邪魔だけはすんな。
『仕事』の邪魔になるなら、容赦なく『排除』する。
敵でも味方でも、無関係でもそれは変わりねえ・・・・
『殺し』はシンプルかつスマートに・・・・だ」
体格に見合わぬ信条を残し、ナツメグは浜岡らと向き合う。
──ピエールは残された井上の手を握りしめる。
この男が、自身のスタンドの虐待を受けているのは明らかだ。
だが果たして、彼を苦境から救う手はあるのか?
ましてや、それが仕事上とはいえ──『仲間』だとすれば。
>ALL
エルガマル:
「オレからは以上だ。
【殺し屋】【護り屋】には遠からず連絡がいく。
いつでも動けるよう、準備しといてくれ。
それじゃあ解散──『無駄』のないようにな」
『シャコッ』
髭男の手元から、『薬莢』が飛び出したその瞬間──
エルガマルと『タイトロープ』の一群は、部屋から消え去った。
出現した時も、おそらくそうであろうと思われる、
鮮やかな手並みだった。
「・・・・それでは、我々も解散だ。
今日はごくろうさま」
ハイランドが手を打ち、改めて解散を告げる。
ぞろぞろと局長室を出ていく【護り屋】たちは、
互いの胸に秘めたものを言葉に出来ぬまま、次々に退社していく。
高遠が、携帯に着信したメールに気付いたのは、
その少し後のことだった。
539
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/01/06(水) 23:39:31
>>538
……実際の所、それは大分気になった。
手綱の取れる騎手のいないじゃじゃ馬のようなものだ。
まぁ戦力を分断せざるを得ない状況だ、
残った面子でどうにか『する』しか無い。
帰路。
ベレーごしに頭をポリポリかきながら
ミッションブリーフィングのことを考えていたところで
「……っと」
メールが来ていた事に気づく。誰のだろう。ちゃんと見るよ
540
:
井上正『ハッピー・オルガン』
:2016/01/08(金) 10:33:49
>>538
「へ、へへ…あんた…いい人だな』」
解散した後も、ピエールについていく。
「頼むよ…不安なんだ、いつあいつが出てくるかわからないし…」
541
:
『矛と盾』
:2016/01/08(金) 18:24:35
>>539
(高遠)
──メールの送信者は『新妻』だった。
────────────────────────────────
本日はお疲れ様でした。
先刻、お気づきになられたようなので、
私の知るところをお伝えします。
浜岡さんと【殺し屋】の関係についてです。
私が入社して間もない頃、
【護り屋】と【殺し屋】の馴れ合いじみた関係を
浜岡さんに問い正したことがあります。
ご存知の通り、私は曖昧な状態を嫌う性分です。
今日の社長の説明で疑問が氷解しましたが、
不満を隠さない私に対して、
浜岡さんはご自身の秘密を一つ、教えてくれました。
浜岡さんは、かつてはフリーの『殺し屋』だったそうです。
出産を機に引退したとのことですが、
その際のお子さんが、今の『タイトロープ』に在籍しています。
『夏恵』という名前で、おそらくは『セージ』のことでしょう。
『タイトロープ』に他の女性はいませんし、
浜岡さんは何気につけ、彼女を気にかけていましたから。
また、『ナツメグ』についても、
『殺し屋』だった時代からの関わりだと思われます。
数年前から『行方不明』になった彼の母親の話題が、
二人の間で定期的にやりとりされています。
おそらくは、共通の関係者なのでしょう。
なぜ、実の娘と争う組織に所属し、戦い続けたのか。
二人の間の亀裂はなぜ生まれ、実際はどう思っているのか。
プライベートな内容ですし、
浜岡さんに確かめる機会を、私は持ち得ませんでしたが、
ともに戦うであろう高遠さんには、
知っておいてもらいたく、不躾なメールを致しました。
私が知ることは、これが全てです。
また、憶測や想像も含まれるので、事実と異なるかもしれません。
心して、戦いに臨んでくださいますよう。
それでは。
新妻 小百合
────────────────────────────────
542
:
高遠 嶺『クレモンティーヌ』
:2016/01/08(金) 19:51:41
>>541
送信者は新妻。これはいい。
確かにザックリ決めるタイプだった、だから問いただした。これもいい
続いて書かれていたことに電話を取り落としかける。
……これは、あれか
ナツメグの母親と姉妹であった可能性すら出てきたぞ浜岡さん。
そして、来るべき決戦の時に、セージが勢い余って大ごとを起こす可能性の方はほぼ最大だ。
考える。返信する
────────────────────────────────
お疲れ様でした。
『スヴァルト』という敵を相手取ることになるであろう今の状況で
あの二人の『今』は難儀な爆弾であることはよくわかりました。
……ぶつかりあうことを回避させるか、あるいは黙らせるかのどちらか、
他何かしら手を打たないと、全員血の池に沈む事になりそうです。
────────────────────────────────
時間はまだ有る。だがたっぷりとは言えない。
最優先課題としてスヴァルトはなんとかせなばならないだろうが、
……衝突を回避するべく動くか、正面からしばきたおすか
あるいは別の手段を取るか、どれか決めておかねばならない。
最近、眉間のシワが増えた気がする。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板