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サモ「サモォ♪」 バトメ「ふむふむ、サモネット?」
1
:
天使な名無しさん
:2012/05/16(水) 19:41:10
豆腐「インファ殿を無視し続けたらどうなるのか」ブツブツ
クルセ「豆腐殿、突然いかが致した?」
豆腐「ああ、クルセ殿。聞かれてしまったでござるか・・・。」
クルセ「悩み事なら相談に乗りますぞ。」
豆腐「かたじけない。それがですな、ギルドの話なのでござるが。」
クルセ「確か、豆腐殿はインファ殿と同じギルドに入っていましたな」
豆腐「そうでござる。それで、インファ殿はあの傍若無人な性格でござろう?ギルドでも好き勝手振舞っていて、ギルド内での折り合いが非常に悪いのでござる。」
クルセ「うむぅ。それは困りものですな。言って聞くような御仁ではないし」
豆腐「拙者も何度か苦言を呈したのでござるが、その度に、その・・・///」カァッ
91
:
天使な名無しさん
:2012/07/14(土) 21:26:07
バトメ「ふむ。つまりそれを完成させるために必要な素材がメカおねねと取り合いになっとるゆうことかいな。」
学者「さようなのでございますよ!あのヒスババアめのやつ、浅ましくも所有権を頑として譲ろうとしないので困ったものなのです。」
バトメ「で、素材をかけてこれから発明同士の決闘になったちゅうんやな。」
学者「まあアテクシのこの新発明の魔導鎧ならあんなババア余裕で消し炭なんですけどもね、いかんせんこれ3人乗り設計なんでございますでして!」
バトメ「で、グッドタイミングって言ったわけかいな…。で、危なくないんやろな?」
学者「学者印の魔導具は安心安全環境にも使い手にも優しい親切設計が売りでございますですよっ♪」
バトメ「そう言って何度えらい目にあってきた思てんのや…。」
92
:
天使な名無しさん
:2012/07/14(土) 21:26:43
サモ「サモォ♪」ピョンピョン
学者「モルモッt、いや、サモちゃんはやる気まんまんですねっ♪ぶしょしょwww」
バトメ「サモちゃんこないだも変な薬飲まされてカエルにされたん忘れたんかい…。まあ、今回は力貸してもらうわけだししゃあないか…。」
学者「そうですそうです!ギブアンドテイクは世の理でございますですよ!」
バトメ「はぁ…。今回は髪チリチリくらいで済めばええけどな…。」
サモ「サモォ〜♪」
学者「ぶっしょっしょwwwww」
93
:
天使な名無しさん
:2012/07/15(日) 02:12:41
〜ウエストコースト第二埠頭〜
学者「ぶっしょっしょwwwwおばば様、そのシワでたるんだ首はきちんと洗ってきていただけましたでしょうかねぃ。」ガシンガシン
おねね(こ、こ、このクソガキャッ…)
おねね「アナタの方こそそんなボッサボサの頭でよく表に出てこれたものね。その度胸というか羞恥心の無さだけは褒めてあげてもよろしくてよ。」ガシーンガシーン
学者(くっそばばあが…)
94
:
天使な名無しさん
:2012/07/15(日) 02:13:44
ダンジン「両者既に一触即発の剣呑な雰囲気!飛び散る火花でこちらもヤケドしちゃいそうっス!」
ダンジン「今回の決闘の立会人件実況をつとめさせていただくダンジンっス!両者はこれから幻の触媒と言われる『芋金塊』をかけて決闘をすることになるッス!」
ダンジン「両者渾身の発明一つによるガチンコバトル!先に戦闘不能になったほうが負けッス!」
ダンジン「さあ、それじゃあ戦闘開始ッス!!」
95
:
天使な名無しさん
:2012/07/15(日) 02:15:36
学者「ぶしょしょwww一瞬で終わらせてさしあげますですよ♪ギャラクティカ魔導砲、装填!!」キュイイイイン
バトメ「びゃえっ!?ちょっ、学者ちゃん、なんかえらい勢いで体の力抜けてくねんけどっ!?」
サモ「サ、サモモモモォ!?」
ダンジン「ゲスト解説のシャランさん、あの武装は一体?」
シャラン「おそらく乗り手の魔力と生命力をエネルギーにして増幅して発射する機構でしょう。燃料を使わない非常に低コストな兵器です。環境に優しいエコ工房を自称する学者さんらしい発明と言えるでしょう。」
96
:
天使な名無しさん
:2012/07/15(日) 02:18:04
学者「ぶしょしょwwww超高速の魔力の弾丸でございますですよぅ♪
学者「瞬きする間もなく葬ったげますです!発射ぁぁ!!」バシュウウン!
おねね「笑わせるんじゃないわよクソガキッ!」シュンッ
ダンジン「おーっと!光弾は海に虚しく水柱をたてた!」
ダンジン「文字通り目にも止まらぬ動きでおねねさんの機体は身を躱したようッス!ゲスト解説のリヒター博士、これは?」
メルビン「ん〜。あの機体の滑らかの動きと反応速度…。」
メルビン「今の天界の最先端の技術をもってしてもあんなAIは作れないね…。まぁおそらく…」
97
:
天使な名無しさん
:2012/07/15(日) 02:21:29
メカ夫「ハァ…ハァ…。世界がスローモーションに見える…。き、気持ち悪い…。」
おねね「人間の神経を直接機体に繋いだこのマイクロ・ゲイボルグ!!」
おねね「そんな攻撃速度なめくじのほふく前進みたいなものよ!」
メルビン「たぶんそれだけじゃなくてアクセラレイターを併用して脳を無理やりクロックアップさせてるね。」
メルビン「処理速度も伝達速度も数十倍に増幅されてるんじゃないかな。」
ダンジン「なるほどッス!この勝負、分からくなってきたッス!!」
98
:
天使な名無しさん
:2012/07/15(日) 02:26:28
バトメ「こ、こんなことやと…思ってたんや…。」ゲッソリ
サモ「サ…モォ…」ヘロヘロ〜
メカ夫「ソ、ソフトウェアの開発って聞いてたのに…自分がソフトになるなんて…聞いてない…」ビクンビクン
学者「無駄に寿命を伸ばしたところで哀れな運命からは逃れられないのございますよぉぉ!」ガシガシーン
おねね「小賢しいガキね!格の違いを思い知らせてあげるわよぉぉぉ!!!」ガシャーンガシャーン
99
:
天使な名無しさん
:2012/07/20(金) 20:10:55
嫌いじゃない
100
:
天使な名無しさん
:2012/08/29(水) 21:24:45
完結してないのかよぉぉ
まだ見なきゃよかった
101
:
天使な名無しさん
:2012/10/20(土) 20:20:07
おいまだか
102
:
天使な名無しさん
:2012/10/21(日) 02:43:18
管理天使が帰還したら再開します☆ミ
103
:
天使な名無しさん
:2013/02/28(木) 12:54:31
天使様
創作意欲をください
104
:
天使な名無しさん
:2013/08/16(金) 17:08:21
続きが気になりマンモス
105
:
天使な名無しさん
:2013/08/21(水) 15:06:34
学者「ぶしょしょ・・・wな、なかなかやってくれちゃいますですねえオババ様」ハァハァ
おねね「ふ、ふふふ。あなたこそここまでやれるとは思わなかったわ・・・」ゼェゼェ
ダンジン「両者ここまで全くの互角!かなり時間も経過してるッスけど、なかなか決着がつかないッス!」
シャラン「互いの動力とシステムもどちらも限界が近いようですね」
バトメ「ぅあ・・・あ・・・し・・・しぬ・・・」グッタリ
サモ「」ピクピク
メカ男「fjidjfoeisjiofjdil;;yoyi!!!!!!htuikgt;;;;;;;!!」ビクンビクンビクンビクン
メルビン「うん、次の一撃が両者最後の攻撃になるんじゃないかな」
106
:
天使な名無しさん
:2013/08/21(水) 15:17:48
学者「ばばああああ!!くたばれやああああああ!!!」キュイイイイン
おねね「塵ものこさず消してやんよおおおお!!」チュインチュイン
ダンジン「うお!まぶしッス!」
シャラン「ようやく光が収まったようですが」
メルビン「さて、結果は、っと」
学者「ひゅー・・・ほー・・・ひゅー・・・ほー・・・・」グッタリ
おねね「えへへへ・・・いいおとこがいっぱい・・・うへへへへ」フラフラ〜
ダンジン「両者機能停止、相打ちの引き分けってとこッスかね。賞品は半分こでいッスかね?」
メルビン「めんどうだしいんじゃね」
シャラン「はい、撤収〜」
107
:
天使な名無しさん
:2013/09/04(水) 21:45:06
同時刻ヘンドンマイア郊外の森
ブラ「うーん。そろそろディナータイムだねえベイベー」ヘラヘラ
グラ子「任務達成したらカンナちゃんにご馳走になる予定なんすけどねえ」ゼェゼェ
ブラ「なんだって!タダメシってわけかいベイベー!じゃあ急いで帰ろうじゃないか!」バジュッカー
グラ子「だーかーらー!帰ろうにも帰れないんじゃないっすか!」ドゴォッ
ゴブs「ゴブーゴブゴブー!ニガサナイゴブー!コロスゴブー!」ワラワラワラ
グラ子「もー!なんなんすかこいつら!?倒しても倒してもキリがないっすよ!!」ドカバキ
108
:
天使な名無しさん
:2013/09/04(水) 21:46:31
ブラ「グラ子君、こんなときにすまないが、大事な話がある。」キリッ
グラ子「今はそれどころじゃ、って、えっ!?い、いきなり改まってどしたんすか!?」ドキドキ
ブラ「弾切れちゃったYO☆」ニヘラァ
グラ子「はぁああああ!?こんなときになにいってんすか!?ってかなんすか、この世界に弾切れって概念あるんすか!?レンさんもスピさんもパンシャスパンシャス好き放題撃ちまくってるじゃないっすか!?」
ブラ「彼らは単純に弾を沢山持ち歩いているだけさ。そしてボクはあまり沢山持ち歩いていない。重いからね。つまりそういうことだよベイベー。」
グラ子「」ブチィッ!
109
:
天使な名無しさん
:2013/09/04(水) 22:56:20
豆腐「インファ殿!待つでござるよ!きっと話せば皆分かってくれるでござる!」
インファ「てめえは馬鹿かよ豆腐ぅ。あいつらの目を見たろ?あの疑いと侮蔑に満ちた糞ったれた目をよ…?何を言ったって聞く耳持ちゃしねえさ。」
豆腐「なら、どうするつもりなのでござるか!?このままどこまでも逃げるつもりでござるか!?」
インファ「はぁ?逃げる?豆腐、てめえは勘違いしてるみてえだな。俺は未だかつて一度だって逃げたことなんてねえぜ。」
豆腐「それはどういう…?」
インファ「あのまま街にいたらあの糞共に囲まれて分が悪いだろ?だから追ってきたやつらから各個ぶっ飛ばしてやるためにここまで来ただけだぜ?」ポキポキ
豆腐「な、なんと!左様なことをすれば、もう二度と町には戻れないでござるぞ!?」
インファ「はっ。はなから俺様には居場所なんてねえのさ…。てめえも巻き添えくらいたくなきゃさっさと帰ってあの糞共に媚でも売ってな!」
豆腐「インファ殿ぉ…。」
110
:
天使な名無しさん
:2013/09/04(水) 23:10:37
インファ「さあ、言うそばからきやがったぜ!」
豆腐「なんと!?」
???「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ゴォォォォッ
インファ(なんて速さで近づいてきやがる!?まるで弾丸だ!?)
豆腐「ちょ、こっちくr…んごばぁぁぁぁ!!??」ズドォゴロゴロズサササァ
インファ「豆腐!?大丈夫か!?」ダッ
豆腐「う、うぐぅ…」ピヨピヨ
???「人を弾丸にして囲みを破るなんて…そういう非常識なところも魅力的だねベイベー…。」ヨロヨロ
インファ「てめえよくも豆腐を!!マッシャァ!」ドゴォッ!
???「ングッ!?」ドサッ
111
:
天使な名無しさん
:2013/09/04(水) 23:32:32
???「おーい!ブラさーん、生きてるっすかー?^^」タッタッタ
豆腐「お、おちつくでござるインファ殿!拙者は大丈夫でござる!話を聞くでござるよ!」
インファ「うっせえ!問答無用だこらぁぁ!!」ギリギリギリ
ブラ「た、たすけてくれたまえ…ベイベー…」グッタリ
グラ子「きわどい状況っぽいっすね…でも、詳しく説明している時間はないみたいっす。」チラッ
ゴブs「ニガサンゴブー!コロスゴブー!!」
豆腐「ぬぅ!?なんという禍々しき気を発するゴブリンでござるか!インファ殿、どうやら彼らは追っ手ではなさそうでござるぞ!」
インファ「はっ!おもしれえ!なんだか知らねえが、こっちはムシャクシャしてたところだ!まとめてひき肉にしてやんよ!!」
112
:
天使な名無しさん
:2013/09/05(木) 00:03:08
同時刻ヘンドンマイア留置所
阿修羅「終わった…なにもかも…。どうしてこうなった…。」ブツブツ
看守「おいうるせえぞこのガチロリ野郎!!」
阿修羅「ガチロリ…?違うんだ…私は…私はただ…」ブツブツブツ
看守「いかげんにしろ!てめえは明日法廷で厳正なr…ぐふっ…」ドサッ
阿修羅「もういいさ…もう、どうにでも…ん?」
???「…」ジーーッ
113
:
天使な名無しさん
:2013/09/05(木) 00:04:31
阿修羅(交代の看守か…?)
???「キミが…阿修羅…?」ジーーッ
阿修羅「そうさ、稀代の性犯罪者!鬼畜ロリの阿修羅様さ!」ケラケラ
???「…ねえ、ここから出してあげようか。」
阿修羅「なんと!?…いや、あなたは看守ではないですね…。となると脱獄の手引きということですか。しかし私にはそのような差し金をする知人はいない…。」
???「いがいと、まだ、れいせい・・・なの・・・ね。」ジィーー
阿修羅「お気持ちは有難いがお断りします。この阿修羅、いかな濡れ衣を着せられようと、法を侵すことはできません。」
???「えらーい…ね。…で、も、この国、児童買春…死刑…だよ?」
阿修羅「まじでっ!!??」
???「ボクが…逃がして、あとで…無罪…立証…する。だから…来て…。で、ボク…を…手伝って…ほしい。」
阿修羅「わかりました!!」
114
:
天使な名無しさん
:2013/09/05(木) 00:35:37
阿修羅「うぅ…しかし、これで、児童買春犯の上に脱獄犯になってしまった…」タッタッタ
???「かこのことを…グダグダ…いわない…。おとこのこ…で…しょ?」トットット
阿修羅「うぅ…。して、私は何をすれば?いや、そもそもなぜ私に?」
???「ちいさい子ふたりが、いってた。キミが…はどうで、わるいものをみつけられる…って。だから、ボクの、さがしものを…てつだってほし…い。」
阿修羅「それは、まさか今町を騒がしている事件の…?」
???「ん…。」コクリ
阿修羅「そういうことならば力をお貸ししましょう。それで、貴女は何者なのですか?この波動は…シャラン殿やカゴン殿と同じ…。」
???「ボクは…コード…ネームは、ローグ…。ろぐたん…って呼んで…ほしい…お。」
阿修羅「ろ、ろぐた…!?///…ローグ殿と呼ばせていただく…。まあ詮索はしないでおきましょう。」
ローグ「いけ……ず…ぅ」
115
:
天使な名無しさん
:2013/09/06(金) 05:48:15
ボクっ娘なのねん
116
:
天使な名無しさん
:2013/09/06(金) 17:03:52
もう更新なんてないと思ってたのにまさかの
続き楽しみしてます
117
:
天使な名無しさん
:2013/09/07(土) 00:42:03
ローグ「あんまり時間な...い。急いで…みっけな…きゃ。」
阿修羅「では、私がこの一週間で感知した、あの邪悪な波動を探せばいいのですか?」
ローグ「あっちも…たいへんだけ…ど。ほんめいは…べ…つ。」
阿修羅「ふむ。ローグ殿、貴女の知っていること、差し支えない範囲で教えていただけますか?」
ローグ「ん…。」コクリ
118
:
天使な名無しさん
:2013/09/09(月) 23:14:39
同じ頃、ヘンドンマイア郊外の廃墟
喧嘩子「ったくよ!きりがねえな!」バキィッ
ソウル「みんなも、もう飽きたってさ…。」センッ
巨大ゴブs「ゴブォオオ!!」ズシーンズシーン
クルセ「数が多すぎますな。このまま消耗戦となればこちらが不利…。ここは一旦退いて立て直しを…。」
119
:
天使な名無しさん
:2013/09/09(月) 23:15:25
クルセ「ぬぅ!?こ、この気配は!?」ビクッ
ソウル「真打ち登場、…ってとこ、かな?」ニヤリ
喧嘩子「お…おいおい、冗談じゃねぇぞ…。空気がビリビリしやがる。なんだよこの圧は…?」ゾワワ
巨大ゴブs「ゴ,ゴブブブブギャギャブフフ!?」アタフタ
クルセ「す、すぐにこの場から離れるのです!!この力の持ち主が姿を現す前に!」ダッ
120
:
天使な名無しさん
:2013/09/09(月) 23:16:31
???『うぬら…』ザッ
クルセ「ぐうっ!?」
喧嘩子「!?か、体が動か…」
ソウル「クク…クハハハ!!すごい、すごいよ!鬼神達が震えている!」
???「我が庭で、一体何をしている…?」ビキビキ
121
:
天使な名無しさん
:2013/09/09(月) 23:17:37
クルセ「こ、この気は…偽装者…。いや、だが、これは…。」ガダガタ
???「この異形の魔物は…。そういうことか…。往ねぃ!!!」カッ
巨大ゴブs「ゴギャアァアア…」ズシーンズシーン…
喧嘩子「睨んだだけで化け物たちが退いていきやがった…」
???「さて、うぬら…」ギロッ
喧嘩子「うぐっ!?(圧だけで…息が、でき…ねぇ)」
122
:
天使な名無しさん
:2013/09/09(月) 23:20:21
クルセ(この身を犠牲にしてでも…二人を守らねば…)
クルセ「主よ…私に、最期の啓示を…!!」ピキーン
???「これは啓示の光…!?ほう…末の世にもまだミカエラの魂を継ぐ者がおったか…。」
???「もうよい、若きクルセイダーよ。命は粗末にすべきではなかろう。」フッ
喧嘩子「圧が、解けた…?」プハァ
123
:
天使な名無しさん
:2013/09/09(月) 23:20:57
クルセ「き、貴殿は…その力は紛れもなく闇を極めし者のそれ。しかし、この気は私たちと同じ…。」
???「詮索は後でよかろう。我が留守を守ってくれた客人達よ。今宵は我が城でもてなそうではないか。そこの影から我が首を狙っている剣士殿もそれでよいな?」チラッ
ソウル「ちぇ、やっぱり、ばれてたか…、」ススゥー
喧嘩子「よくわかんねぇが、断れる雰囲気じゃなさそうだな…。」
124
:
天使な名無しさん
:2013/09/11(水) 01:53:41
こうして、サモネット創設日は、波乱に満ちた事件の幕開けと共に過ぎていった
翌朝、カンナの雑貨屋
スピ夫「やあやあカンナちゃん!早朝のチラシ配りと、サクラの手配終わったよー^^」ニコニコ
カンナ「わあ!ありがとうスピさん!ほんと頼りになるなあ」ニッコリ
スピ夫「あはあは。このくらいお安い御用だよー^^」ニコニコ
125
:
天使な名無しさん
:2013/09/11(水) 01:55:33
カンナ「はぁ。ソレに比べてブラさんは本当にどうしようもないんだから。」タメイキ
スピ夫「あはあはは。ブラ君はとっても愉快でいいやつだよー^^」
カンナ「よくもまぁ保証人になったせいでこうしてこきつかわれるはめになった諸悪の根源に対してそんなに寛容でいられるわね。」
スピ夫「おかげでこうしてカンナちゃんのとこで楽しく働けてるんだからね。感謝しないとだね^^」ニッコリ
カンナ「楽天家もここまで極まると病気ね。」
スピ夫「あはあはは。それじゃあ次は二丁目の新規オープンの雑貨屋の競合調査にいってくるよー。」
126
:
天使な名無しさん
:2013/09/11(水) 01:56:10
カンナ「待ってスピさん。今日はね、それはいいから、ちょっと他に大事な仕事があるの。」
スピ夫「あは。なんでも言ってよ^^」
カンナ「ブラさんがね、昨日の昼にゴブリン退治に行ったまま帰ってこないの。グラ子さんも一緒だし、逃げたとは思えないんだけど、最近物騒でしょ?」
スピ夫「あはあは。ブラ君が心配なんだね^^」
カンナ「意地でも不良債権は作らない主義なだけよ。どんな甲斐性なしも生きてれば使いようはあるものなの。ほら、無駄に健康だし、臓器とか。」
スピ夫「あっはは。じゃあひとっ走りブラ君達を探してくるよ。ふむふむ、場所は…このへんね…。じゃいってきまーす^^」ダダダッ
127
:
天使な名無しさん
:2013/09/11(水) 02:00:34
スピ夫「さて、ブラ君達が目指してたゴブリンの住処はこのへんみたいだけど、うーん」ジィー
???「激しい戦闘痕、じゃのう。」ヌッ
スピ夫「やあ、スト君、おはよ~。スト君もブラ君を探しにきたの?^^」ニコニコ
スト夫「おはよーさん。なあに、わしゃ勘を頼りに別件の犯人を追ってたとこじゃ。」
スト夫「それにしても、あのちゃらんぽらんがこの跡の主ちゅうことかのう」ポリポリ
128
:
天使な名無しさん
:2013/09/11(水) 02:01:22
スピ夫「みたいだねー。ここの、全く無駄のないずぼらな足運び、間違いなくブラ君だね。その足跡と背中合わせについてる親指の付け根がくっきりしてるやつ。これがグラちゃんだね。で、それらを取り囲むようにして小さめな足跡が円のように並んでるよ。これはゴブリンのものだね。大体21〜23匹ってとこかな。」
スト夫「土や草がえぐれてぐちゃぐちゃじゃし、わしにゃ足跡があるのかさえ判別できんのう…どういう目しとるんじゃ…」
スピ夫「このくらいトラッキングの初歩の初歩だよー。でも、このゴブリンの足跡、ちょっと妙だね。かなりの脚力と足指の握力がないとこれほどの跡はつかないんだよねー。」
129
:
天使な名無しさん
:2013/09/11(水) 02:02:22
スト夫「ほう…つまり、やたら強いゴブリン共だったっちゅうことかいのう?」
スピ夫「そうなるねえ。んで、たぶんブラ君達はなんとか包囲を破ってあっちの方に行って、ゴブリン達もそれを追っていったみたいだね。じゃあ、僕はそれを追うけどスト君もくる?^^」
スト夫「いんや。わしにゃあ別に目的が出来たけんのう。ブラのやつのことはお前さんに任せときゃ大丈夫じゃろ。追う前に、そのゴブ共の足跡がどこからきたのかを教えてくれんかのう」ニヤリ
スピ夫「あはあははは。ほんとスト君は好きだねえ。あっちだよ。それじゃ、無茶しないようにねー。^^」タッタッタ
スト夫「やっぱりわしの勘は正しかったのう…。事件と関係あるかはわからんが、こっちからは何やらヤバイ臭いがするのう…。」ニンマリ
130
:
天使な名無しさん
:2013/09/11(水) 15:47:11
地味に更新続いてる〜
わくわく
131
:
天使な名無しさん
:2013/09/13(金) 02:38:09
同じ頃
バトメ「昨日はえらいめにあったなー…」テクテク
サモ「サモォ…」トテトテ
バトメ「まぁシャランさんの奢りでポーションがぶ飲みしたからなんとかなったけど…。 」
サモ「サモモォ」
バトメ「せやな、まぁ済んだことはええ。学者ちゃんから朝一で受け取ったこいつで犯人探しいこか。」
132
:
天使な名無しさん
:2013/09/13(金) 02:39:19
サモ「サモッ」スチャ
バトメ「しかし、なんやこれ。どうみてもプルートの額にあのけったいな金塊の破片を埋め込んだようにしかみえないんやけど…」
プルート?「ニャーン」タタタッ
サモ「サモッ!?」ダダダッ
バトメ「ちょっ、鳴いて走り出しおったで!?やっぱただのプルートやん!魔導学って一体なんやねん!」タタタッ
133
:
天使な名無しさん
:2013/09/13(金) 02:40:27
同じ頃
エレ「はーい、ギルドエレ天、点呼!イチッ!」
ネン夫「にぃー。ふぁぁ…ねむねむや…」
ポン「トァァーーwwwww」
エレ「…」
エレ「もういいわよ…」ショボーン
ネン夫「まぁまぁエレはん、そないなことより今日はどうしはるん?」
エレ「情報は足で稼げよ!とにかく歩き回るの!」ビシッ
134
:
天使な名無しさん
:2013/09/13(金) 02:41:24
ネン夫「歩き回るにしても、このヘンドンマイアっちゅう街も結構広いでー。」
ポン「オバドラーィ!!」
ネン夫「うん、せやなポンはん。一度昨日得た情報を整理してみるのがええかもしれへんね。」
エレ「んと、まずこの一週間で六人の被害者が出て、…」
ネン夫「その六人に聞き込みにいったんやね。」
エレ「で、六人とも被害にあったのは一瞬で、ほとんど記憶にないのよね。」
135
:
天使な名無しさん
:2013/09/13(金) 02:43:02
ネン夫「んー。六人とも全く同じなんよねー。被害のあいかたも、寝れば治るってとこも、全く同じ…。ふーむ。」ウデクミ
ポン「カチッハイッwwwハイッwww」
ネン夫「ふむ、なるほど、こういうときこそ、発想を逆転する…!?つまり、同じことの中に混じった、違うものに真実が隠されているいうんか、ポンはん!?」
エレ「異議ありっ!!!」ビシッ
ネン夫「え?」
エレ「いや、なんかいわなきゃいけない流れな気がして…。」
ネン夫「そか」
ボカーン
136
:
天使な名無しさん
:2013/09/13(金) 02:43:57
エレ「違うもの、か。被害者の性別は?」
ネン夫「みんな男やね。」
エレ「被害者の年齢は?」
ネン夫「10代から60代までばらばらやね。でもばらばらすぎてヒントにはならんね。」
エレ「うーん、じゃあ、被害にあった時間帯は?」
ネン夫「みんな夜…あ、ちゃうわ。一人だけちゃう。農夫はんだけ、真昼に被害にあっとるね。」
137
:
天使な名無しさん
:2013/09/13(金) 02:44:28
ポン「トァァ!!」
ネン夫「せや、それにもいっこおかしいとこあるわ。1週間、連日事件が起きてんのに、農夫はんの被害の前日、つまり一昨日だけ、起きてへんやん。なんでやろか。犯人の休日やったんやろか。」
エレ「うーん。そこは不自然ね。不謹慎かもだけど、1週間毎日続けて事件が起きてるってほうが、自然だものね。…あ。」
ネン夫「つまり、その日も、事件は起きていたって仮説をたてると…。」
138
:
天使な名無しさん
:2013/09/13(金) 02:45:22
エレ「でも、被害にあうと、ひどく衰弱して大変な有様になるんでしょ?この法治国家ベルマイア公国の首都ヘンドンマイアの住人が、そんな被害にあって病院にも連れて行かれず話題にものぼらずってほうが不自然よね。やっぱこの仮説は無理が…」
ネン夫「…いや、あるで。この平和で治安のいい街の中にあって、あらゆることが黙殺される半ば治外法権の自治区のような場所が。」
エレ「えっ?」
ポン「デヤァァァァwwww」
ネン夫「せや、ポンはん。『裏路地』や…。」
139
:
天使な名無しさん
:2013/09/15(日) 03:38:47
おつさまです〜
ずっと
>>1
が書いてるのん?
140
:
天使な名無しさん
:2013/09/16(月) 01:20:26
はいな〜
>>1
さんエレマスが書いてますです〜
141
:
天使な名無しさん
:2013/09/18(水) 01:18:32
そうなんだ
1年くらい空いてたからもう続きないんだろうなって思ってたから続きが書かれてたときは嬉しかった
楽しみしてますです〜
142
:
天使な名無しさん
:2013/09/24(火) 19:01:24
_,,,
_/???)
∈ミ;;;ノ,ノ
ヽヽ
143
:
天使な名無しさん
:2013/09/24(火) 19:02:40
_,,,
_/◞‸◟)
∈ミ;;;ノ,ノ
ヽヽ
144
:
天使な名無しさん
:2013/10/29(火) 00:14:45
モチベがわかないのでどなたか天使の天使な画像をください
145
:
天使な名無しさん
:2013/11/01(金) 11:27:13
._ ._ _ _
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┐ ノ \ \ / ./ Լ ┌
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146
:
天使な名無しさん
:2013/11/02(土) 00:36:50
よくみると四人それぞれ顔が違うんだね
力作だね
147
:
天使な名無しさん
:2015/10/08(木) 01:16:28
ブラ「zzzzzz........」
インファ「グガゴゴゴゴゴ」
グラ子「よくもまあこんなにグッスリ眠れるもんすね。」
豆腐「あれだけの戦闘の後でござるからな。無理もござらん。」
グラ子「まあ自分も豆腐さんのおかげでよく休めたっす。豆腐さんは?」
豆腐「心配無用でござる。途中で玄武に見張りを任せて休ませてもらったでござる。」
グラ子「しかし、なんだったんすかね、あのゴブリン」
豆腐「ううむ。転移によって凶暴に変異するモンスターは最近では珍しくはないでござるが。あれはあまりに強力過ぎる変異体でござったな。」
グラ子「随分森も明るくなったし、街に戻って早めに知らせたほうがよさそうっすね。」
148
:
天使な名無しさん
:2015/10/08(木) 01:18:40
豆腐「でござるな。、、、ぬうっ!?警戒を!!」
グラ子「なんすか!?また新手すか!?」
?「人をモンスターみたいに言わないで欲しいものね、、、」ドサッ
玄武「クゥン、、、」ブチュンッ
豆腐「玄武っ!?」
グラ子「わんちゃんが肉片に!」
?「飼い犬のしつけくらいきちんとするものだわ。」
149
:
天使な名無しさん
:2016/04/23(土) 20:15:22
ずっと待ってるよ
150
:
天使な名無しさん
:2017/01/14(土) 18:09:58
俺も ずっと待ってるよ
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