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野良部屋にアクロが入ってこない方法教えてください

1>>1★:2011/09/27(火) 12:41:57 ID:???0
アクロ×にすれば本スレで晒されてしまいます
助けてください

159>>1★:2011/11/04(金) 07:57:54 ID:???0
ここに移動しようttp://jbbs.livedoor.jp/netgame/7782/

160>>1★:2011/11/04(金) 08:25:10 ID:???0
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161>>1★:2011/11/04(金) 08:52:34 ID:???0
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162>>1★:2011/11/04(金) 09:18:59 ID:???0
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163>>1★:2011/11/04(金) 09:45:12 ID:???0
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164>>1★:2011/11/04(金) 10:11:53 ID:???0
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165>>1★:2011/11/04(金) 10:43:13 ID:???0
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166>>1★:2011/11/04(金) 11:10:26 ID:???0
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167>>1★:2011/11/04(金) 11:37:25 ID:???0
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168>>1★:2011/11/04(金) 12:04:41 ID:???0
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169>>1★:2011/11/04(金) 12:30:41 ID:???0
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170>>1★:2011/11/04(金) 12:58:29 ID:???0
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171>>1★:2011/11/04(金) 13:24:55 ID:???0
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172>>1★:2011/11/04(金) 13:52:21 ID:???0
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173>>1★:2011/11/04(金) 14:20:06 ID:???0
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174>>1★:2011/11/04(金) 14:48:21 ID:???0
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175>>1★:2011/11/04(金) 15:15:30 ID:???0
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176>>1★:2011/11/04(金) 15:42:17 ID:???0
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177>>1★:2011/11/04(金) 16:09:46 ID:???0
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178>>1★:2011/11/04(金) 16:37:22 ID:???0
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179>>1★:2011/11/04(金) 17:05:21 ID:???0
ここに移動しようttp://jbbs.livedoor.jp/netgame/7782/

180>>1★:2011/11/04(金) 17:32:44 ID:???0
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181名も無き冒険者さん:2012/09/15(土) 20:59:01 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園


セントヘイブンに帰還してからひと月が経過した

アチャ子をはじめ以下6名の欠席に対し
内情を知らぬ一般学園生には一身上の都合として説明されたが生徒会長、副生徒会長
及びボウマスター部隊隊長のユミ子の3名
更にイシルエリンまでが同時に個別の理由で学園不在となるとは考えにくく生徒の間では様々な憶測が飛びかう

11月これに加え生徒会長アチャ子、副生徒会長ソドの両名がその座を辞任

後任として生徒会長にユミ子、副生徒会長にセランが就任した

この一件によりアチャ子、ソドは噂の的になった




11月10日 放課後の生徒会室

ユミ子「ふ……ふふふ…あーっはっは!!
遂にこの私が会長となりこの学園を統治する時が来たのだ!!
ひれ伏せ愚民共!私に平伏し敬え!!
我は……」

アチャ子「ねえ、ユミ子ちょっとその書類とってくれる?」

ユミ子「あ、はい」

アチャ子「あとうるさいから仕事中は静かにね」

ユミ子「………すいません」

セラン「この先がおもいやられるな…」

ユミ子「ホモは黙れ!」

セラン「ぬ!」

アチャ子「大丈夫かな…この2人で」

ソド「……頑張っていただくしかないな」

ユミ子「…だからあれほど中田氏は止めろって言っただろがっ!!」

アチャ子「ば……っ!!」

真っ赤になるアチャ子

ソド「声がでかい!」

ユミ子「一発で決めるなんて余程たまってたんだな、な?」

ソド「だから……お前」

セラン「ちょ、ちょっとトイレに行ってきます」

居づらくなったのかセラン脱出

アチャ子「あ、セラン君!」

バタン

ユミ子「ホモはほっとけ」
アチャ子「アンタが変な事言うから……」

ユミ子「変な事?変な事をしたのは君たちの方だろ?」

アチャ子「うるさい!」

182名も無き冒険者さん:2012/10/15(月) 11:54:29 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園キャラ名ごとの予測変換

アクロ子ちょっとトイレに行ってきます。宜しくお願いします

アチャ子の描き方?…(^o^;でも大丈夫かな〜

マセ夫はほっとけなどの表現方法を検討中

プリヲトイレにあったのですがなぁ、やっちゃった…ふふふ

フォス美が画面サイズオーバーで表情を動かしていて、本当に残念でボス戦

ユミ子ちょっとショック症状の条件で使っているけど頑張ってしまってるよ!!(・∀・)ノ

ソド副会長などの樹の上付近の人たちの予定日に毒ガスを持っていただきますのですね?

エレ奈までならなぁ、最近ちょっと心配ご無用な表情を操るアクロ子

チャッティは黙れ!あとうるさい!あとやはりいろいろお世話して下さい!特急列車を運行の件です!

シーデルはいつも大変恐縮してね!あともう少し暑い夏休みの帰省ラッシュ時くらいは黙れ!

ジェレイントとコップの件を見てあげる。宜しくお伝えくださいね!ショック症状が腰を浮かせてください

アルゼンタより強いですね、本当にいい感じですから電話番号教えて下さいますますね?

イシルエリンですですです。宜しくお伝えください!!この気持ちは枯れないのです!と思ってるわよなどと考え続けてしまったソド副会長



以上、予測変換で出てきた単語を適当につなぎ合わせてみました

183名も無き冒険者さん:2012/10/15(月) 12:35:47 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

ソド副会長「すまん!本当にご迷惑おかけして……」

ユミ子「謝るくらい猿にも出来るよ?
全く、こんな可愛いお嬢さん孕ませやがって!
どう責任とるつもりだ?」

ソド副会長「……それは…だから…俺はけ、けけ結…」

ユミ子「毛?」

アチャ子「もうおしまい!
仕事しなさい!」

ユミ子「……はいはい、了解」

ソド副会長「………」




時を同じくヘルテマルテ港

アクロ子とマセ夫は石垣に座りそれとなく海を見つめていた

水平線に見える船と落ち着いた秋の空

アクロ子「アクロ子ちょっと考え中にゃ」

マセ夫「?」

アクロ子「アクロ子もう少ししたらお姉ちゃんになるにゃ」

マセ夫「うん」

アクロ子「だから……もういつまでもくよくよしてられないにゃ
産まれてくる子に尊敬してもらえるような立派なアクロバットになりたい」

マセ夫「じゃあ勉強頑張らないとな
オレもだけど……」

アクロ子「うん、一緒に頑張ろ」

風が吹いた

アクロ子「っくしょ!!
さぶいにゃ」

マセ夫「もう11月だしな〜」

アクロ子「風邪引きそうだにゃ」

マセ夫「残念ながらオレ達は風邪を引くことはない」

アクロ子「それ馬鹿だっていいたいにゃ?
油断してるとアクロ子だけ風邪引くにゃよ?
アクロ子生まれかわるからにゃ!」

マセ夫「っくしょ!!
………あ〜オレも風邪引きそう」

アクロ子「これはお互い天才に近づいてる証拠だにゃ!」

マセ夫「なわけ無いだろ!」

アクロ子「あ〜、早くあいたいにゃ〜
男の子かな女の子かな〜
アクロ子もいよいよお姉ちゃんにゃ」

マセ夫「人の話し聞けよ…………(ってかアクロ子お前は気付いてないかもしれないけどな……お前はお姉ちゃんじゃなくて叔母さんになるんだよアクロ子オバさんに…)」

184名も無き冒険者さん:2012/10/16(火) 22:16:17 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

それから10日が過ぎた本日11月20日

進級テスト初日

静かな教室に筆記音だけが響く

アクロ子「………(ここでアクロ子オナラしたら皆の注目の的だにゃ)」



問8、純粋な物理攻撃力が10000、フィニッシュダメージ500のとき黎明のマンティコア装備(闇属性75%)を装備すれば最終的な攻撃力の値はいくらになるか答えよ

アクロ子「…………にににに……」

問15、ベリンの職業は?

アクロ子「う………ん(問題おかしいにゃろ?)
破壊魔にゃろ?」

カリカリカリカリ…


問20、運営に一言いうなら?

アクロ子「運営?
よくわからにゃいけど……爆死すればいいとおもうにゃ」

イシルエリン「はい、ここまで!
答案用紙は職種別に私が回収しますので
みなさんは机に裏返しに置きそのまま手を付けずに待機して下さい」

アクロ子「あ〜終わった終わった!」

マセ夫「お前がな」

185名も無き冒険者さん:2012/10/16(火) 23:22:21 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

正午の鐘が鳴る

アクロ子「は?アクロ子全然終わってないよ?」

マセ夫「見てたぜ、お前机にイタズラ描きしてたろ?」

アクロ子「してないよ!
終始真面目でしたにゃ」

マセ夫「ほら、見せてみろ」

アクロ子「だから真面目にやってましたにゃ!」

マセ夫「隠すなよ見せろコラ」

アクロ子「いやいや」

フォス美「うるさいわね……」

プリヲ「今のうちに予習だ!!」

アクロ子「そんな事よりご飯行こう!」

マセ夫「飯?………もうそんな時間か
テストに集中してたからすっかり忘れてたな…
よし行こう!」

アクロ子「行くにゃ!!ビリが奢るにゃ!」

学食へダッシュするアクロ子

マセ夫「卑怯なり!!」

後を追うマセ夫

静かになったアクロ子の席に一部始終話を聞いていたフォス美がそれとなく向かう

通りすがりにチラッとアクロ子の机を覗いてみる

フォス美「?」

お世辞にも上手いとは言えない絵が描いてある

フォス美「なにかしら?ゴブリ……あ、この耳はエルフ!」

机にはエルフ3人の絵

真ん中に小さなエルフ
両端に大人のエルフがいて3人手がつないで笑っている絵

フォス美「アクロ子さんとアチャ子さんかしら?……真ん中は……?」

186名も無き冒険者さん:2012/10/18(木) 21:18:19 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

アクロ子「アクロ子の勝ちーッ!」

マセ夫「納得がいかぬ!不正があったぞ!」

アクロ子「奢るにゃ」

マセ夫「ずるいなりアクロ子ずるいなり!!」

アクロ子「男なら文句言わない!
じゃあジュースだけでいいや
まあ、正々堂々勝負しても多分アクロ子勝ってるにゃ」

マセ夫「しょうがねぇガキだな」

渋々買ってやるマセ夫

アクロ子「はい、ありがとうございますにゃ」

続いて昼食の会計を済ませ2人は席に着いた

マセ夫「それ美味いか?」

アクロ子「まあまあだにゃ」

マセ夫「なあ、面白い事教えてやる」

アクロ子「なあに?」

マセ夫「両手をこうやって……」

爪が見えるように猫の手の形にこぶしを握り

マセ夫「爪ちょっと舐めて」

言われたように自分の爪を舐めるアクロ子

マセ夫「爪と爪を素早く擦って……」

アクロ子「こう?」

ガリガリガリガリガリガリ…

マセ夫「爪の匂い嗅いで」

アクロ子「あ、くっせぇにゃ!!」

マセ夫「な!」

187名も無き冒険者さん:2012/10/19(金) 20:05:13 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

放課後の学園


イシルエリン「はあ……アクロさん」

早くもテストの採点を始めるイシルエリンであったが…

イシルエリン「アクロさん29点………(アクロバット用(クラスで1人)のテストは他の職種よりかなりデチューンした内容だった筈なのに)」

頭を抱えるイシルエリン
イシルエリン「追試…は実技がいいかしら」

黄昏のセントヘイブン

取引所にユミ子の姿

ユミ子「うー……ん、高い………」

ダーウェウィン「お嬢さんに買える物は無いかもしれんな…(笑)」

ユミ子「うるせぇ、こんなに高いほうがどうかしてるよ!
少し前までアルバミューズが最高値だったのにソレイユとこはるすおうがこんなに値上がりしてるなんて…
(転売するにも元手が少なすぎるし……)」

ダーウェウィン「相場は日々変動するものだ(キリ」

ユミ子「うるせぇえ!!(このままじゃ借金地獄だ………踏み倒すか……いやいやいや生徒会長としてそれだけは…)」

夜の迫るセントヘイブンに1人苦悩するユミ子

ユミ子「しばらく考えないようにしよう」


帰路に着くユミ子

ユミ子「家に帰ったら明日のテストの予習だな……はあ……
面倒くさ……戦闘は机の上で起きてるんじゃないんだし
そもそも私は実戦でこそ力を発揮するタイプなんだよ!」

アチャ子「ドラネス学園生徒会長は文武両道で当たり前!
文句言う暇があるなら勉強する!!」

ユミ子「ってアチャ子なら言いそうだな」

「交代!もう100歩あるいたにゃ!」

ユミ子「ん?聞き覚えのある声だな」

アクロ子「交代だにゃ!アクロ子疲れたにゃ!」

マセ夫「まだ100歩じゃないだろ?」

前方にあの2人の姿

アクロ子「じゃんけんするにゃ!」

マセ夫「あいこでしょッしょ!……勝った!
またお前が鞄持ちだ」

アクロ子「に゛に゛に゛…」

ユミ子「相変わらずガキくせーことやってんな…」

188名も無き冒険者さん:2012/10/20(土) 01:00:33 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

ユミ子「おーい!アクロ子、マセ夫〜」

振り返るとユミ子の姿

アクロ子「ん、ユミ子さんにゃ?」

マセ夫「よう!ユミ子相変わらず暇そうだな!」

ユミ子「こっちの台詞だよ!
あと呼び捨てにするな「会長」を付けろ「ユミ子会長」だ!」

アクロ子「ユミ子会長!」

マセ夫「(呼び捨てで十分だろ)」

ユミ子「ん?何だねアクロ子君」

アクロ子「暇でありますか?もし暇でありましたら一緒に鞄持ちのじゃんけんするにゃ」

ユミ子「だからガキなんだよお前らは
それに私はじゃんけんで負けた記憶が無いんだぞ?
勝っちゃうぞ」

マセ夫「じゃんけ〜ん」

ユミ子「あ!」

3人「ポン!」

ユミ子「……」

チョキ ユミ子

グー マセ夫、アクロ子

アクロ子「やった!!じゃあユミ子会長鞄持って100歩歩くにゃ」

ユミ子「バカな……今の無しだろ急に始めたし……」

マセ夫「言い訳すんじゃねーよ
さっさと持てや」

ユミ子「お前いつかバチが当たるからな」

しょうがない鞄持って歩くユミ子

ユミ子「なあ、アクロ子アチャ子はどうだ?家では変わり無いか?」

アクロ子「別にいつもどうりだけど……まあ強いていえば怒らなくなったにゃ」

ユミ子「ふーん、そっか…」

アクロ子「何で?」

ユミ子「別に………まあ、そんな変わりが無いならいいや
ちょっと心配してたけどな…………エルフが妊娠てどんな気持ちなのか気になってたし」

アクロ子「多分幸せな気持ちにゃろ?」

マセ夫「…………」

189名も無き冒険者さん:2012/10/20(土) 20:13:43 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

ユミ子「そうだよな………」

アクロ子「?」

ユミ子「…………(いよいよ始まったな)」

マセ夫「暗くなってきたな〜」

ユミ子「はい、100歩!」

ユミ子が立ち止まった場所はヘルテマルテ港

ユミ子「じゃあね!」

アクロ子「あ、ユミ子さんどこ行くにゃ?」

ユミ子「私の家は方向違うの
それにまだやることあるしいつまでもガキに付き合ってらんないんだよ
バーイバイ!」

そう言うとユミ子は再びセントヘイブンへ消えた

マセ夫「また明日だ
じゃあなアクロ子」

アクロ子「またね」

別れる2人はそれぞれの帰路へ

マセ夫が振り返る

マセ夫「晩飯食ったら勉強しろよ」

アクロ子も振り返る

アクロ子「大丈夫にゃ心配あらないにゃ!」

手を振って応えた


暗い道を歩くアクロ子

アクロ子「寒いにゃ…」

十数分は歩いた

アクロ子「馬ほしいにゃ……ん?」

その時ふと、前方に人影らしきものが見える

人のようではあるが獣の可能性もある

影に気付いたアクロ子はソドに買ってもらった黎明のマンティコアショートボウを構えた

ドクン…ドクン

道は一本道脇道はない

覚悟を決めて歩み寄る

ドクン…ドクン…

アクロ子「……(人?)」

どうやらその影は人のようだ

190名も無き冒険者さん:2012/10/21(日) 07:22:01 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

※イメルダは乞食のような生活をしていたところをアドリアーノのエレ奈(巨乳)に引き取られた謎多き女の子(アカデミック)
イメルダの部屋は汚なくて異臭が漂う
以前アチャ子がこの部屋に泊めてもらった祭に「うわ、汚ねっ!汚ったねーッ!!」と発言している


武器をしまい構えを解くアクロ子


アクロ子「メルちゃん……1人にゃ?」

イメルダ「そうですよ、ここには私と貴女だけです
他には誰もいない筈です」

何かおかしい

アクロ子「え……と……にゃ…」

知ってる人の知らない行動に戸惑う


イメルダ「……星が綺麗ですね」

空を見上げるイメルダ

アクロ子「え?」

つられてアクロ子も空を見上げた

と次の瞬間

アクロ子「がふッ!!!」

ズドンと身体に衝撃が走る全身に走るこれは「痛み」だ

イメルダ「ごめんなさい」

アクロ子「う……」

事切れるアクロ子

この少女の細腕からは考えられないほど重い一撃だった

イメルダはアクロ子を担ぎ上げその場から去った

191名も無き冒険者さん:2012/10/22(月) 09:54:40 ID:lbfc1M5AO
>>187
×ダーウェウィン

○ダーウェイン

失礼しました

192名も無き冒険者さん:2012/10/22(月) 17:55:21 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

5時間は経っただろうか

アクロ子が目を覚ました

アクロ子「う…………いッたたた」

まだ少し痛みがある

アクロ子「ここは……………??」

辺りを見回したがここがどこなのか見当も着かない

アチャ子「アクロ子起きた?」

アクロ子「は?……お姉ちゃん?」

ジャラ

アクロ子「にゃふッ!!」

アチャ子「何で気付かないかな〜?」

アクロ子「に……」

30センチ程の鎖のついた手錠と足枷

六畳程の部屋にはテーブル、その上にランプ
シングルのベッド
壁は石造りで天井に木の梁窓は外から板が打ち付けてある
もちろんドアは開かない

アクロ子「囚人みたいだにゃ」

アチャ子「所で聞きたい事があるんだけど…」

アクロ子「ん?」

アチャ子「あの娘アンタのお友達よね?
これ何て遊びなの?」

アクロ子「にゃ…(^o^;………分かんにゃい」

アチャ子「全く冗談じゃないわよ、もう!!」

193名も無き冒険者さん:2012/10/22(月) 22:48:51 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

アクロ子「アクロ子の所為にされても困るにゃ
だいたいお姉ちゃん程の使い手が捕まってる方がおかしいと思うにゃ」

アチャ子「う゛!……それはアンタの友達だし個人的にも多少知ってたから……うっかりしてた」

アクロ子「装備も剥がされちゃったし……どうするにゃ」

アチャ子「この鎖……魔力も封じ込める力があるみたい……魔法使えない
多分アンタの蹴りでもあのドアは破れないわ」

アクロ子「フフフン!まあ見てるにゃ」

この子鋼のドアも蹴り破ります故

アクロ子「スピブ無くても本気出せば……」

クラウチングスタートの体勢

アクロ子「それっ!」

アチャ子「あ!」

ドッ……ズドゴンッ!!!

パラパラと埃が天井から落ちてきた

そして頭から床にめり込むアクロ子

アチャ子「だから鎖ッ!!助走とか無理なのよ」

足枷の鎖の長さは30センチ程度

アクロ子「あーッだだだだ!」

アチャ子「(流石タフね…)」

アクロ子はめげない

ドアにゼロ距離から何発も蹴りを入れるがびくともしない

アクロ子「はあ…はあ…はあ…はあ
疲れたにゃ……はあ」

アチャ子「諦めなさいアクロ子
無駄よ、それにうるさい」

アクロ子「お姉ちゃんそんな悠長事言って!
餓死するかもしれないにゃろが!!」

アチャ子「あの娘が言ってたわ
時間がくれば解放しますって
まあ、だからといって簡単には許せない行為だけど…」

194名も無き冒険者さん:2012/10/24(水) 22:53:38 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

アチャ子「それに餓死はしないわ
テーブルの上にパンがあるし…」

アクロ子「……だけ?」

アチャ子「一応水もあるわ」

アクロ子「パンだけじゃアクロ子のお腹みたされないにゃ!
メルちゃんめ……」

アチャ子「はあ」

アクロ子「で…………お姉ちゃんどうやって捕まったにゃ?」

アチャ子「………帰り途中に声かけられてアドリアーノに招かれて……あら誰も居ないのね? 丁度出払ってまして……粗茶ですがどうぞ あ、お構い無く〜 でこの様よ」

アクロ子「眠らされたにゃ?」

アチャ子「……だね」


※天然の睡眠誘発剤

アクロ子はパンを食べる

ライ麦パンは固い


アチャ子「アンタそれ埃だらけよ?」

アクロ子「埃なんてフーッてすればいいにゃ、食べる物粗末にするとバチがあたるにゃ」

バリバリバリバリ

アチャ子「すごい歯(ハウンドか)」

アクロ子「悪くないにゃ」

アチャ子「私寝る……静かにしてね」

アクロ子「うん」

バリバリバリバリ

195名も無き冒険者さん:2012/10/26(金) 22:11:05 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

食事を終えたアクロ子

遊び足りないがここには何もない

仕方ない寝よう

アクロ子「おっ邪魔しまーす」

アチャ子の寝るベッドに潜り込むアクロ子

ゴソゴソ

アクロ子「うへへへへお嬢ちゃん、ワシとええ事せーへんかぁ〜」


アチャ子「ふざけんな」


アクロ子「にゃ…」





イメルダ「………はあ」


アドリアーノの自室でため息をつくイメルダ

そして日付が変わる

イメルダは厩舎へ向かい馬達の様子を見る

特に変わった様子は見られない

イメルダは夜中のセントヘイブンを歩く

30分ほど経っただろうかアドリアーノに戻るイメルダの目に僅かな灯りが映る

これはエレ奈の部屋からの灯りだろうか

イメルダ「………」


特に問題はない

イメルダは自室に戻る

196名も無き冒険者さん:2012/10/27(土) 23:12:01 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

11月21日

早朝

ズズズと大気が震える圧迫されるような感覚

アチャ子「う……ん」

ズズズズ…

アチャ子「いびきがうるさいアクロ子!!」

バシ!

アクロ子「いったいにゃーッ!!!」

アチャ子に叩かれびっくりして飛び起きるアクロ子

アチャ子「いびきがうるさくて眠れないじゃない!」

アクロ子「アクロ子いびきなんてかかないにゃ!」

アチャ子「はあ?だって…」

ゴゥンゴゥンゴゥン…

アチャ子「あれ!………アクロ子じゃない?」

アクロ子「だからそう言ってるにゃろが!
謝ってほしいにゃ」

アチャ子「誰にでも間違いはある
アクロ子にはその過ちを快く許す寛大な心の持ち主になってほしいのよ」

アクロ子「おねぇちゃあん!」

アチャ子「耳障りな音ね」
アクロ子「飛空…挺かにゃ?」

アチャ子「なわけないじゃない
飛空挺だとしたらどんな大きさの飛空挺よ?セントヘイブンの大型飛空挺でも例え低空飛行したってこんなにバカでかく聞こえないわよ」

アクロ子「似てるにゃ」

アチャ子「似てるだけ!あ〜あ、せめて窓が使えればよかったのに!
気になってしょうがないわ!」

アクロ子「う〜ん」

197名も無き冒険者さん:2012/10/28(日) 22:07:10 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

11月21日

早朝

ズズズと大気が震える圧迫されるような感覚

アチャ子「う……ん」

ズズズズ…

アチャ子「いびきがうるさいアクロ子!!」

バシ!

アクロ子「いったいにゃーッ!!!」

アチャ子に叩かれびっくりして飛び起きるアクロ子

アチャ子「いびきがうるさくて眠れないじゃない!」

アクロ子「アクロ子いびきなんてかかないにゃ!」

アチャ子「はあ?だって…」

ゴゥンゴゥンゴゥン…

アチャ子「あれ!………アクロ子じゃない?」

アクロ子「だからそう言ってるにゃろが!
謝ってほしいにゃ」

アチャ子「誰にでも間違いはある
アクロ子にはその過ちを快く許す寛大な心の持ち主になってほしいのよ」

アクロ子「おねぇちゃあん」

アチャ子「なによぉ〜」

アクロ子「何でもないですにゃ」



セントヘイブン上空

空を隠す巨大な影
その大きさたるや山裾側から取引所まですっぽり覆う程である

町人A「なんだありゃ!
飛空挺か?」

町人B「あんな飛空挺みたことないぞ」


ダグラス「状況はどうだ?」

近衛兵「現在謎の飛空物体はこのセントヘイブン以外にキャデラック、プレーリー、マナレージで確認されております
いずれもこれといった動きはみられないようです」

陛下「ダグラス……き、危険はないのか?
余は不安でならん」

198名も無き冒険者さん:2012/10/28(日) 22:09:06 ID:lbfc1M5AO
間違えて同じののせちゃった……

199名も無き冒険者さん:2012/10/29(月) 17:51:23 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

アクロ子「ああ!やっばいにゃ!このままじゃ進級テスト受けらんないにゃ〜!メルちゃん!!メルちゃん!返事しろにゃッ出して!こーこーかーらー出してー!!」

アチャ子「うるっっさい!!」

アクロ子「アクロ子クラスメイトにさん付けで呼ばれるのはゴメンにゃ!!!」

アチャ子「無駄よ、諦めて追試受けたらいいじゃない」

アクロ子「何を呑気なこと言ってるにゃ!お姉ちゃんだってヤバいにゃろが」

アチャ子「私は別にもう………フフン」

ドアノブをガチャガチャ

アクロ子「腹減ったにゃ……」

アチャ子「朝からバカ声だすからよ」





依然セントヘイブン上空の浮遊物体は沈黙を続ける
マセ夫のアパート

マセ夫「うるせぇな………………この音………いいや寝よう」

シカトして寝るマセ夫


時刻は7時

ドラネス学園中央

ユミ子「ふあ〜………眠い」

ソド「会長その猿みたいな顔やめてくれません?」

ユミ子「はいはいすんませんです元副会長殿
射るぞコラ」


2人の他にはボウマス隊とソドマス隊

ソド「そろそろ始めるか」

ユミ子「うむ………では」
ユミ子計100人程の隊員を前に話す

ユミ子「みんな、朝早くから出て来てもらってご苦労
え〜……我々選手一同はスポーツマンシップに…」

ソド「違う違う違う!!」

200名も無き冒険者さん:2012/10/31(水) 23:15:16 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

ソド「会長真面目に!」

ユミ子「皆の緊張を和らげるのも会長の務めなの!」

ソド「凍てつかせてるだけだろが」

隊員「ふふ(お笑いコンビだな)」

ユミ子「よしッお前たちよく聞け!
召集の理由は一目瞭然だ、空のアレだ!現時点ではアレが敵なのか味方なのか分かってない
城の連中も困惑してる

仮にだ、味方ならまあ問題は無いとして

万が一の時は分かってるな?ただ逃げ惑う民間人とは違う
我々は戦士だ

その存在意義を示せ!!」

緊張感が増す

ソド「会長の言う通りだが
具体的には下級生の保護と退路の確保になる
その上で戦闘も避けられないだろう
会長は見ての通り好戦的だが避けられる闘いは出来るだけ避けたい
現時点では起こり得る最悪の自体を想定した各自の動きを決めておく段階だから
今のうちから身構える必要はない
疲れちゃうぞ?
……ところでセランとカレンはどうした?来てないみたいだが」

ユミ子「一応指示は出しておいたぞ
主にプリは私達の後方支援、ソサは下級生等の保護ってな感じ
で私達は反撃あるのみだ!」

ソド「お前なあ………」

201名も無き冒険者さん:2012/11/02(金) 00:17:19 ID:q1YZktLg0
続きはこっちか!

202名も無き冒険者さん:2012/11/04(日) 01:31:02 ID:ijM20cI60
なんだこんなところに続きが・・・

203名も無き冒険者さん:2012/11/04(日) 13:30:28 ID:lbfc1M5AO
ドラネス学園

ユミ子「大丈夫、大丈夫!問題Nothingだ!なはは」

ソド「コイツがドラネス学園の会長とは世も末だな」


そして時間だけが過ぎた

ただただ浮かび続ける飛空挺に対しセントヘイブンの町人達は平常運転

学園もまた同じく





アクロ子「おーなーかーすーいーたーにゃー!!

ギュルルル〜←腹の音



アチャ子「うるさいうるさいうるさいうるさい!!


アクロ子「兵糧攻めだにゃ!餓死するにゃ!!」

アチャ子「机でもかじってなさい!!」

アクロ子「意味わかんねぇにゃ!!!」

バサッ

ベッドに倒れこむアクロ子

アクロ子「………騒いだ所為で余計腹ペコだにゃ」

アチャ子「私だって我慢してるんだから……もう少しの辛抱よ
………多分」

アクロ子「あと何分?」

アチャ子「知らない」

アクロ子「…………」

204名も無き冒険者さん:2012/11/15(木) 15:52:12 ID:CAaJ0AyY0
続きがこんなところに・・・待ってました!

205名も無き冒険者さん:2012/11/19(月) 22:33:22 ID:5Zc1jXC60


ドラネス学園
アチャ子「………何であんたは食い意地ばかり張ってんのかしら?」

アクロ子「ぎゅるるるる」

アチャ子「おなかで返事するな!………まさかあんた…妊娠……」

アクロ子「してねーにゃ!!お姉ちゃんと違ってこっちはちゃんと出すとこ選んでるからにゃ!」

アチャ子「………冗談よ冗談」

アクロ子「全くびっくりするにゃ」

アチャ子「あーあ、どうなっちゃうんだろ」



ジャスミン「そろそろ頃合いかしらね
3人共準備はいいかしら?」

XD28.XD29.XD30「万端です」

ジャスミン「歴史ある建造物を壊しちゃうのは気が引けるけれど」

ジャスミンは不気味な笑みを浮かべる

ジャスミン「今まさに歴史は塗り変えられる、この瞬間に立ち会える事を光栄に思いなさい」

XD27「エネルギーの充填完了しました」

ジャスミン「作戦開始!各員目標を殲滅せよ」

一同「了解」

セントヘイブンに浮かぶ巨大な飛空艇の船底が開く
そこには無数の砲台とも銃口ともいえぬ兵器が顔を覗かせた

ジャスミン「音楽でもかけようかしらしら?」

XD27「………始めます」





アチャ子「‼えっ何?耳が痛い‼」

アクロ子「圧力がかかってるみたいにゃ!」

アチャ子「アクロ子窓から離れなさい‼」

アチャ子はテーブルを倒しそれを盾にするようにアクロ子と共に裏側へ隠れた」

角材を打ち付けた窓の隙間から一瞬閃光が見えたと思った次の瞬間2人が監禁されている建物は
凄まじい轟音と爆風で吹き飛ばされた




スマホに変えたのでIDが変わってるかと思います
打ちにくいです

206名も無き冒険者さん:2012/11/19(月) 23:15:34 ID:XpqaT4Uo0
うおおひさびさ
更新たのしみにしてま

207名も無き冒険者さん:2012/11/20(火) 21:03:33 ID:zQrM61r20
ドラネス学園

吹き飛ばされたアチャ子とアクロ子

アチャ子「うわあああ!!………ア…クロ…ッ…子!」

アクロ子「ににに……ッ!!」

バチンッ!

飛んできた石がアチャ子の足枷に当たり鎖が引きちぎれた

アチャ子「ッ!!」

これほどの衝撃は今までの戦闘でも経験がない

アチャ子はアクロ子が心配でしょうがなかったがそうもいっていられない

爆風で吹き飛ばされた石や瓦礫を避けるので精一杯だった

それは時間にして高々1〜2分程度であったがアチャ子には途方もなく長く感じられた

ようやく風がおさまりつつある中でアチャ子が見た光景は想像を絶するものであった

空は夕焼けのように赤く染まりあちらこちらから黒煙が上がる

遠くに天にも届きそうなキノコ雲

アチャ子「……嘘でしょ」

感で分かるあのキノコ雲は城からのもの

そしてここはセントヘイブン郊外の森の中

辺りは瓦礫だらけ アチャ子は絶望する

こんな超破壊力をもつ魔法は知らない

魔法による攻撃ではない?

アチャ子「はっ‼…アクロ子!」

アチャ子は叫ぶ

ジャラジャラ

アチャ子「チッ!」

ガツン!ガツン!

バキン!

手ごろな石を見つけ足枷と手枷を破壊した

再び妹の名を叫び続ける

声が枯れる程叫び続けた

返事は無い



ジャスミン「たわいもないわね」

XD27「もうしばらくは電波障害の為各船との交信は不可能となります」

ジャスミン「問題ないわきっと上手くやってくれたでしょう」

208rmtop.jp:2012/11/24(土) 19:51:44 ID:YBSd3n..0
ドラゴンネスト RMT|DragonNest RMT


バルナック 1口= 100G =80円=85wm
ネルウィン 1口= 100G =78円=83wm


rmtop.jp/hb_content.php?id=61

209名も無き冒険者さん:2012/11/26(月) 13:18:03 ID:BFGnE3qA0
こないだのアプデをとりいれてるのかな?
書き溜めしてたらしいけど

210名も無き冒険者さん:2012/11/26(月) 22:52:29 ID:yUARywBQ0
ドラネス学園

まさかあんな形でジャスミンさん達が現れるとは考えもせずさてどうしたものかと…

本編のネタバレになるのでここでは詳しくかけませんがxd27〜30までのアカデミックの

扱いもこのSSとは随分違うようで…

取り敢えず少し修正しつつ我が道を行くつもりですが恐らく本編とはかけ離れた設定、ストーリー

になると思います。

もうしばらくで終了となるドラネス学園に今までお付き合いくださってくれた皆様

誠にありがとう御座いました

この場を借りて御礼申し上げます

211名も無き冒険者さん:2012/11/27(火) 14:30:08 ID:qOESSt0o0
宝玉の欠片にエネルギー充填は出来ない気がする。
それ出来るならデミ子の本編で必死になる必要は無かったかと。

212名も無き冒険者さん:2012/11/27(火) 20:38:12 ID:Jbf4snKI0
ドラネス学園

アチャ子「アクロ子ー‼」

焦るアチャ子

ドキン、ドキン…

アチャ子「返事…してよ」

爆心地からおよそ4キロの地点アチャ子の場所からは70メートルほど離れた場所

アクロ子は茂みの中できを失っていた

アクロ子「くそ!……アクロ子」



時を同じくここはドラネス学園

ユミ子「……ん?」

ソド「気がついたかユミ子」

ユミ子「あれ?私寝てた??」

ソド「気を失ってたみたいだな」

ユミ子「情けない」

ソド「聞いたぞ、お前下級生の盾になったんだってな」

ユミ子「は!?…憶えてないぞ」

ソド「頭打って一時的な記憶喪失にでもなったか?」

ユミ子「………どちらにしたって気を失うなんてたるんでる証拠だ
……やっぱ仕掛けてきたな奴等」

ソド「ああ…」

2人が同じく方向を見る

視線の先には倒壊した城、そして街の至る所で煙が立ち昇る

213 100G=88円=95WM:2012/12/05(水) 16:31:48 ID:YBSd3n..0
業界最低価格  安全取引

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214名も無き冒険者さん:2012/12/19(水) 13:21:47 ID:oo30qzOE0
次の更新いつ頃かだけでも教えていただけると・・
わがままですみません

215名も無き冒険者さん:2012/12/21(金) 00:25:59 ID:TJoWPqsY0
クリスマス以降には最低でも更新させていただきます
あっちで25日には鬱漫画載せる予定です すいません

216名も無き冒険者さん:2012/12/21(金) 12:43:28 ID:Y0JUC.eM0
忙しい中返信ありう。
YDもがんばろうねー

217名も無き冒険者さん:2012/12/26(水) 06:39:46 ID:sfCEWoQU0
h ttp://xvideos697.blog.fc2.com/

218名も無き冒険者さん:2012/12/26(水) 17:56:33 ID:DxALQYlI0
ドラネスし学園

ユミ子「反撃といくか……」

ソド「いかねーよ!」

ユミ子「こんだけやられて黙ってられるかよ!!」

ソド「傷付いた生徒の避難が済んでない
負傷者が戦闘に巻き込まれたらひとたまりもないだろ」

ユミ子「だからだろ!私が敵だったら間髪入れずにたたみ込むぞ!攻撃は最大の防御だ!」

ソド「居ないんだよ!!」

ユミ子「……え?」

ソド「まともに戦える奴なんて殆ど残ってやしない!」

ユミ子「嘘…」

ソド「今殆どの生徒は音信不通状態だ…生きてるだけでも奇跡に近いんだよ」

ユミ子「……だけど私は…私は!」

ソド「城もあのザマだ、兵隊達はみんな瓦礫の下だ
ダグラス将軍やイシルエリン先生だってどうなったか」

ユミ子「生きてる皆は今どこへ?」

ソド「郊外だ……あんな攻撃を食らって平気な建物なんかここにはない
出来るだけ離れたいんだよ…無駄かもしれないけどな」

ユミ子「……あ…いや、私たちも一度さがるか…

ユミ子は「アチャ子は?」そう言いかけたしかし答えは出ている「分からない」だ

ソドの気持ちを考えればこれから先もその言葉は出せない

ソド「行こう…ここにいてもしょうがない」

ユミ子「…………分かった」


ボウマス部隊隊員「たーいちょ!!隊長!隊長!隊長!発見!!」

ユミ子「お前‼生きてたのか?」

隊員「いきてちゃまづかったですか?」

ユミ子「そんなこと無い!よかった、無事で…怪我とかしてないか?」

219名も無き冒険者さん:2013/01/02(水) 12:46:42 ID:rFwhR8UQ0
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!!

220名も無き冒険者さん:2013/01/03(木) 22:43:59 ID:uX8PhVNc0
ドラネス学園
隊員「してないですよ、大丈夫です‼」

ユミ子「よかった、…他の隊員は?知らないか?」

隊員「………分かりません 私もたった今気がついたんで」

ユミ子「そっか…まあ、それでもよかったよ」

ソド「(生き残りは僅かなのか?)」

イシルエリン「皆さん!!」

ソド「イシルエリン先生‼」

ユミ子「わお!」

隊員「皆‼」

ユミ子達の目の前に現れたのはイシルエリン他多数の生徒の姿

ソド「はは、皆無事だったか!」

ユミ子「イシルエリン先生‼」

イシルエリン「ユミ子さん……明けましておめでとうございます」

ユミ子「あ、これは後丁寧にこちらこそ皆様よろしくお願い申し上げます。」

ソド「え?こんな時にボケかますなんて」

アチャ子「ソドくーん‼」

ソド、一同「アチャ子!、アチャ子さん‼」

突如姿を現したアチャ子

アチャ子「み、みんな……」

ソド「アチャ子無事でよかった…」

アチャ子「明けましておめでとうございます!!」

ソド「(お前もか…)」

221名も無き冒険者さん:2013/01/26(土) 12:11:32 ID:wLnohhS60

ドラネス学園

ソド「明けましておめでとうございます(乗ってやるか)」

イシルエリン「真面目にお願いします」

ユミ子「何ぼけてんだよ?」

アチャ子「どうしちゃったの!?」

ボウマス隊員「こんな時に最低っすね」

ソド「お前らな……」

ユミ子「まあ、何はともあれみんな無事で良かった!」

イシルエリン「怪我人は避難させました、後は我々だけです」

ソド「(流石、イシルエリン先生仕事が早いな)」


アカデミックXD27「爆心地中心付近に多数の生命反応あり」

ジャスミン「あら?……でもこうでなくちゃ面白くないわね」

アカデミックXD27「如何なさいますか?」

ジャスミン「もちろん殺すわよ 地上へ兵を投下、生き残りを殲滅しなさい」

アカデミックXD27「了解、各船へも打電します」



ユミ子「これからどうします?」

イシルエリン「我々も一度待避し態勢を立て直す必要がありますね」

ソド「それならキャデラックはどうでしょうか?」

イシルエリン「いや、恐らくめぼしい都市は全て攻撃されてるでしょう」

ソド「でも分からないじゃないですかもしかしたら無事かもしれませんし……」

イシルエリン「わざわざ地方都市だけ無傷で残す意味などありません 敵の戦力は御覧の通りです。我々の文明とは比較にならないほど高度に発展した科学力を持っている
我々の軍事拠点を調べた上での一斉攻撃でしょう」

ソド「……どうしろって」

ガシャン!

イシルエリン「ッ!」

ユミ子「……ありゃ一体なんだ?」

222名も無き冒険者さん:2013/02/01(金) 16:48:30 ID:YljpxYQw0
ドラネスはもうやめちゃたけどこの小説は面白くてずっと読んでます!

223名も無き冒険者さん:2013/02/02(土) 11:36:00 ID:XD0UkG0U0
ドラネス学園

イシルエリン「……あれは?」

ソド「………?」

現れたのはアドバウォロイドデルタ50体、アドバタンクロイド20体、ジェネラルサーク10体、
スサイドトライロイド150体

光を放ち渦を巻くゲートから瞬く間もなく現れたのは其れはイシルエリン一同の眼前に一定の
間隔を開け静かに佇む
表情の無いそれらから放たれる異様な感覚

コレは不安、恐怖、怒り、緊張、全ての負の要素を孕んでいる

だが恐らく奴らには感情などない、イシルエリンは考える「目の前にいる奴らは無慈悲な兵士、無感情に
殺戮を行なう」これは今迄の戦いとは違ったものになるだろう。

自分に出来る事は………

イシルエリンは弓と取り静かにその時を待つ
続いてユミ子、ソド、アチャ子らが構える

ユミ子「お前ら下がってろ、そして始まったと同時に退避しな」

ボウマス部隊「え?私らも戦いますよ!私だって戦士ですよ!?」

ソド「足手まといだ‼分かったらさっさと下がってろ‼」

ソドの怒号により一同は理解し退いた
ボウマス隊員は名残り惜しそうに「よろしくお願いします」とユミ子達に一言残した

アチャ子「あーあ怖いなぁソド君、優しいソド副会長さんがあんな事言って!」

ソド「もう副会長じゃないって」

アチャ子「そう言えばはじめてだよね?お互い役職から解放されてから闘うのは」

ユミ子「おいそこ!私語は慎め今は真面目タイムだ‼」

ソド「アチャ子、お前も離脱しろ」

アチャ子「お断りします!」

ソド「お前なぁ…身重の身体で……」

アチャ子「私が離脱する時はあなたと一緒にですじゃなきゃ嫌です」

ソド「そんな事言ってる場合じゃないだろ!」

アチャ子「嫌ですったら嫌なの‼もう決まった事なの!」

224名も無き冒険者さん:2013/02/02(土) 12:04:32 ID:XD0UkG0U0
ドラネス学園

イシルエリン「あなた達も下がっていただけませんか?私は強いですから1人でも大丈夫です
私には師としてあなた達を守る責任がありますがあなた達には私を守る義務はありません」

ユミ子「私も強いですよ!見せてあげますよ!それに責任というなら私にも責任はあります、生徒会長として
学園生をまもる責任、姉として弟を守る責任、この国に生きる戦士としてこの国を守る責任
……でも本当は責任何て考えてません!守りたいから守るんです失いたく無いから…だからなにを言われたって
私は引きません」

イシルエリン「……そうですか」

イシルエリンは笑って応えた

アチャ子「ユミ子が成長してくれて私嬉しい!」

ソド「あのユミ子の口からでる言葉とは思えん」

ユミ子「お•ま•え•ら…なぁ〜」

ソド「ああ、それと1番強いのはソードマスターだからな、忘れんなよ?」

アチャ子「えぇ?、スナイパーでしょ?私よわ•た•し‼」

ユミ子「うるさい、うるさい、うるさ〜い!真面目にやれ〜
1番強いのはアーティラリーのユミ子ちゃんだろ!
ん〜、私ってばちょー天使‼
覚えとけ」

アチャ子「あぁ…もとのユミ子に戻っちゃった」

ソド「ま、だれが1番なのかすぐわかるさ!」

ボウマス隊員「(うわ〜、緊張感ねえなぁ…)」

225sage:2013/02/02(土) 12:45:49 ID:w0ASGLPc0
回復職がいないから緊張感あるね
イシルエリン先生@どなたでもPTだ

226名も無き冒険者さん:2013/02/02(土) 13:07:41 ID:XD0UkG0U0
ドラネス学園

ジャスミン「殲滅開始」

アカデミックXD27「殲滅開始します」

武器を構える殲滅部隊

イシルエリン「ッ!来ますよ‼」

学園生プリースト「女神よ力を!」

ストライキング

ボウマス隊員「やッ!」

オウルズレイジ

ユミ子「風の息吹よ」

マジカルブリーズ

アチャ子「バキューン!」

ブルズアイ

ボウマス隊員「がんばって!」

学園生プリースト「学園最強の4人が組んだパーティーだ、負ける訳がないさ」

ソド「うおぉおオ‼」

ソドのオーラが上昇する

イシルエリン「たあああ!」

呼応する様にイシルエリンがさげぶ

アカデミックXD27「……これは!凄まじいマナの上昇を感知しました」

ジャスミン「面白いじゃない、高みの見物といきましょう」

イシルエリン「大自然の怒りよ‼」

迫り来る殲滅部隊にむけイシルエリンがソニックスティングを放つ

ガキィン!高い金属音が鳴り響く

放たれた一撃目が被弾する

アカデミックXD27は冷静に分析をはじめた

一撃目の矢はジェネラルサークの装甲を数センチ凹ませると同時に大きくへしゃげ破裂して吹き飛んだ

アカデミックXD27「一撃目
防御成功、ダメージ無し!」

イシルエリン「たあッ!」

アカデミックXD27「(マナが更に上昇した?)」

2撃、3撃、4、5、6…

ジェネラルサーク「ギ…」
次々と放たれた矢はジェネラルサークの胴体を貫通し後方の殲滅部隊に被弾し続ける

アカデミックXD27「馬鹿な…」

ジャスミン「ふ〜ん」

ボウマス隊員「すごい…」

ソド「お前ら今のうちだ、退避しろ!」

ボウマス隊員「頑張ってみんな……ユミ子隊長また会いましょう!」

学園生は足早に戦場を後にする

打ち終えたイシルエリンに殲滅部隊の銃口が向けられる

次の瞬間イシルエリンを飛び越え最前線にアチャ子が着地する

アチャ子「大自然の怒りよ‼」

間髪入れずにアチャ子による二回目のソニックスティングが放たれた

227名も無き冒険者さん:2013/02/02(土) 14:19:06 ID:XD0UkG0U0


ドラネス学園

ジャスミン「まだ暫く時間がかかりそうね……」

アカデミックXD27「はいそうですね………あ!、あれですね はい、まだ完全冷却には
至ってません」

アチャ子「どうよ!私の攻撃は?」

ユミ子「天使の一撃‼」

アチャ子「ちょッ!」


レボリューションバリスタ炸裂

ソニックスティングに被せる様にユミ子はレボリューションバリスタを放った

光輝く翼と圧巻の破壊力、気分はすっかり天使ちゃん

バコン!

ユミ子「いったぁ!アチャ子なにすんの〜!」

アチャ子「ユミ子危ないでしょ!ちょっとかすったわよ!」

ユミ子「大丈夫だろ?ちゃんと見てから射ってるよ」

アチャ子「左の髪の毛先っちょだけパーマかかったみたいになってるじゃない!」

ユミ子「あ〜、ちょっとね…ちょっとだけ当たってるね、はは」

アチャ子「もうッ!」

ガシャンガシャンガシャン

土煙りを巻き上げロイドデルタ5体が向ってくる

アチャ子、ユミ子「‼」

ソド「任せろ!」

ラインドライブ

ザン!

両断されるロイドデルタ

ソド「ちぃッ!(なんて硬度だ、剣が砕けそうだ!一振り毎に全力を込めなきゃやられちまうのはこっちのほうだな)」

アチャ子「ソド君かっこいいなぁ……さすが私の旦那様よね」

ユミ子「(私今身内から精神的攻撃をうけてるなあ)」

イシルエリン「気を抜かないで!すぐ来ますよ」

現時点でイシルエリン達が倒したのは全体のまだ10分の1程度である



ズン…ドドドドド……

遠雷の様な戦闘音だけが沈黙したセントヘイブンにこだまする

セントヘイブン郊外ここはアチャ子、アクロ子が監禁されていた小屋の場所
今は残骸だけが虚しく残るのみ

イメルダ「しまった、爆弾の破壊力を見誤った!
まさかこれほどの威力があっただなんて……聞いた話と違う」

イメルダは2人を捜す

イメルダ「これじゃ……このままじゃ何も変わらない!歴史は…」

苦悶の表情を浮かべるイメルダ

アクロ子「………にゃ…?…お…姉ちゃん」

時を同じくアクロ子に意識がもどる

228名も無き冒険者さん:2013/02/03(日) 15:30:29 ID:YljpxYQw0
うーん、続きが気になりますね!

229名も無き冒険者さん:2013/02/04(月) 22:36:47 ID:3ITSc3v20




ドラネス学園

アクロ子「?………ッ痛‼」

鋭い痛みがアクロ子を襲う

アクロ子「お姉ちゃん!……(あれ?)……あーッ!………あーーッ!!」

左耳の鼓膜の破裂、右耳は何とか聴こえるようだ

後頭部及び額に軽い裂傷 血は既に乾いている

アクロ子「………あっちかな?」

嫌な予感がする、しかし煙の上がる方へ歩き始めるアクロ子。それ以外に向かう宛てなど無いのだ





アチャ子「キリが無い……はあ、はあ、…ッはあ……」

ザッザッザッザン!

幾重にも重なる足音

ソド「冗談だろ……」

ユミ子「……くっそ」

敵の援軍が続々と到着するはイシルエリン等をぐるりと囲む

イシルエリン「(最早これ以上は……それにあの子達が退避するには十分な時間を稼げた)」

ソド「……(まずいな…剣にヒビがはいってる)」

230sage:2013/02/05(火) 15:48:19 ID:UPqhYqM60
実際オークとか鎧キャラ何回も切れないよね。
アクロちゃんの脚は丈夫なのかな

231名も無き冒険者さん:2013/02/10(日) 19:25:59 ID:YljpxYQw0
この話で終わってしまうのかな?だとしたら残念だなぁ。。

232名も無き冒険者さん:2013/02/11(月) 13:12:09 ID:tVTZxD1o0
ドラネス学園(今回はPCから書き込み)

剣を不安そうに見つめるソド 脇からソドを心配そうに見守るアチャ子

次から次へ押し寄せる機械の兵隊にイシルエリン達は次第に疲弊していく

イシルエリン「(もう彼らが避難知るには十分時間を稼げたはず・・・)」

ユミ子「はあ・・はあ・はあ・・・(くそ、こいつら不気味だ・・)」

アチャ子「・・ソド君・・大丈夫?・・・・・・辛そうだけど」

距離を取って戦えるアーチャーと比べ前線で戦うソドの体は傷だらけであった

アチャ子「使う?」

ソド「いや・・取っときな、俺は大丈夫だから」

アチャ子の差し出したポーションをソドは受け取らなかった

イシルエリン「皆さん!これより退避行動へ移行します!!学園生の避難する時間はもう十分かせげました
これ以上我々が戦う意味はありません」

ユミ子「退避?」

敵は4人をぐるりと囲んでいる

イシルエリン「私が突破口を作ります、その隙から退避しなさい!」

安堵の表情を浮かべるアチャ子

アチャ子「(もう少し・・何とかみんな無事でいる・・このまま終わって・・・・)」

ユミ子「おい!!気ィ抜くな!」

アチャ子「はっ!!」

瞬間アチャ子の頭上にスサイドウォロイドデルタ

アチャ子は一瞬の気の緩みから体がこわばり反応が遅れてしまう

ソド「アチャ子ッ!」

振り上げる剣はスサイドウォロイドデルタのフットスタンプで砕け散った

ソド「チィッ!!!・・・・っこのッ!」

渾身のインパクトブロー

スサイドウォロイドデルタは数メートル吹き飛び半身が砕け散る

ソド「ぐう!!」

しかしソドはこの一撃で右腕の手首を骨折してしまう

アチャ子「ソド君!!!」

ポーションで回復を図るアチャ子

ユミ子はラピッドショットでスサイドウォロイドデルタにとどめを刺す

233名も無き冒険者さん:2013/02/11(月) 13:35:23 ID:YljpxYQw0
更新キター(´∀`)

234名も無き冒険者さん:2013/02/11(月) 14:21:54 ID:tVTZxD1o0
ドラネス学園

ユミ子「大丈夫か2人共?」

アチャ子「私は平気だけど・・・」

ソド「・・まあ・・なんとかな・・へへ」

砕けた剣を見たイシルエリンは事を急ぐ

イシルエリン「いきますよ!!私が道を作ったらそこから一気に走り抜けなさい」

ユミ子「で、でも先生は!?」

イシルエリン「心配しないでください、私は大丈夫ですから
そんなことより自分の心配をしなさい!」

スピリットエクセレーション

ユミ子「でも・・」

イシルエリン「・・・」

レボリューションバリスタ

ユミ子のそれとは比べられないほどの大きさの煌めく翼が羽ばたく

ユミ子「嘘・・・・」

ズン!

敵群へ放たれたレボリューションバリスタ

ケタ違いの破壊力で蹴散らされる機械兵、前方に大きく道が開けた

アチャ子「すごい・・」

続けてイシルエインはソニックスティンぐの体勢に入る

イシルエリン「走りなさい!!あなた達を狙う残党は私が迎撃します!」

ソド「行くぞ!!」

アチャ子「先生?」

イシルエリン「行きなさい!」

ユミ子「嫌!」

強引に2人の手を取りソドは走る

イシルエリン「身勝手にあなた達に希望を託す私を許してください・・・出来ればもっとあなたたちと・・」



アカデミックXD27「?・・・・・生命反応が・・3体・・」


イシルエリンは希望を託した

成長した彼らがこの悪夢を払拭し平和を取り戻す事を願った

命を賭して矢を放つ


しかしその矢は敵兵に届くことはなかった、イシルエリンが1撃目の矢を放ったとき

既に彼女の胸は敵兵の銃弾に貫かれていたのだ



振り返る3人

崩れ落ちるイシルエリン

3人の足が止まる

ユミ子「そんなっイシルエリン先生!!」

アチャ子「いやあああ」

ソド「クソッ!!諦めるな、走れ!」

3人の逃亡を阻止せんと機械兵は取り囲む

ソド「終わっちまうのか?こんな所で!!」

絶望と脱力感が3人を襲う 
  

退避は失敗した

235名も無き冒険者さん:2013/02/11(月) 14:22:26 ID:tVTZxD1o0
ドラネス学園

























「ヒール!」

ソド「!」


マセ夫「何やってんだ糞兄貴、おれもまぜろ!!」

フォス美「手をかしてあげてもよくってよ」

イシルエリン「・・・うぅ・・・・・あなた・・たち・は・・ッ!」

プリヲ「ふう何とか間に合った」

236名も無き冒険者さん:2013/02/12(火) 22:28:04 ID:YljpxYQw0
アクロ子どうなったのかなぁ。。。 (´'ω'`)

237sage:2013/02/13(水) 13:10:59 ID:ow6lSh4w0
熱い展開だお!!

238名も無き冒険者さん:2013/02/13(水) 19:32:42 ID:YljpxYQw0
よくよく考えたら・・・イシル先生ー!!!無事でいてー・・・

239sage:2013/02/15(金) 13:19:13 ID:hsxzcACI0
熱い展開だお!!

240名も無き冒険者さん:2013/02/20(水) 19:07:04 ID:YljpxYQw0
アプデで更新長引いてたり?

241sage:2013/03/06(水) 12:52:21 ID:Y.nCw6GM0
固定の面子も仕事忙しいし、ドラネスもそれなりに
コンテンツ増えたし仕方ないね。
マイペースでがんばってください。

新着レスに期待した人すまん

242名も無き冒険者さん:2013/03/07(木) 06:03:26 ID:iRh3OOqk0
ドラネス学園 久しぶりのレスとなりました 見てくれている方すいませんでした


イシルエリン「……だッ…ダメ」

プリオ「まだ喋っちゃダメです!傷口がひらいたままだ!!」

イシルエリン「……ッうぅ(あなた達では…敵わない!逃げて…)」

フォス美「きますわよ!」

マセ夫はアクロ子を探す 当たりを見回してもその姿はない

 若干の焦りの中マセ夫はアチャ子と目が合う

クビを横にふるアチャ子 「ここにあの子はいない」マセ夫の気持ちは分かる、彼女も同じく妹を想う

マセ夫「……ちっ!!しょうがねえ、こいつらさっさとぶっ飛ばしてから探しに行くか」

ドスン!3人の前に立ちはだかる機械兵

マセ夫「気持ちわりぃな…」

ジャスミン「あの子たちは?」

アカデミックXD27「残党のようですが……」

ジャスミン「ふ〜ん‥‥頑張るわね」

アカデミックXD27「………」

マセ夫「うおおおおっ!!」





アクロ子「もう少し・・・もう少しで町に着くにゃ」

243名も無き冒険者さん:2013/03/07(木) 08:41:55 ID:2wTQiSLE0
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244名も無き冒険者さん:2013/03/09(土) 08:47:44 ID:pMvRy6AQ0
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245名も無き冒険者さん:2013/03/10(日) 13:32:03 ID:pMvRy6AQ0
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246名も無き冒険者さん:2013/03/15(金) 02:14:06 ID:31BqpSYY0
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247名も無き冒険者さん:2013/03/18(月) 03:23:00 ID:CRY0O2Hk0
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248名も無き冒険者さん:2013/03/19(火) 11:33:28 ID:YljpxYQw0
ちょい荒らされてる(>△<)

249名も無き冒険者さん:2013/03/21(木) 10:12:13 ID:xsclrSos0
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250名も無き冒険者さん:2013/04/01(月) 12:44:44 ID:oo7LQmZs0
お忙しいとは思いますがこちらもパンツ脱いで待機してますので
どうぞよろしくお願いします。

251名も無き冒険者さん:2013/04/29(月) 09:21:30 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園


3人が戦闘を開始してどのくらい経ったのか

バキィン

マセ夫「………クソ…(アクロ子)…」



アクロ子「え?………うっ!!痛っ」

耳からの出血は肩を赤く染める


フラフラの状態で南門へ差し掛かるアクロ子

アクロ子「えっ!」

見たこともない景色が飛び込んできた

アクロ子の記憶に無い景色

だがここは間違いなくセントヘイブン

マセ夫と歩いた中央広場、噴水、ドラネス学園

姉、友

みんなとの思い出の場所は見る影もない

アクロ子「何で………何で何で!!!」

困惑する彼女の足取りは重い

宛など無いはずだ

だが自然とその場所へアクロ子を導く

アクロ子にはこの状況を理解できない

何も分からない筈だった

しかし自然と向かうその場所へ身体が近づくにつれどうしようもない不安と怖れに襲われる

252名も無き冒険者さん:2013/04/29(月) 09:46:28 ID:1mvHPoQ60
涙が頬をつたう

何でにゃ?

不安は進むにつれ膨らんでいった

アクロ子が歩みを止めた

マセ夫 プリヲ フォス美 アチャ子 ソド ユミ子 イシルエリン



アクロ子「    」


アクロ子は気が触れそうだった

ソレはアクロ子の理解の範疇を超えている状況だった

7人はまるで寝ているように所々地面にたおれていた

アクロ子さて、 どうやってみんなを起こしてやろうか?
 
ビックリするような大声で起こしてやろうか?

いつも通りマセ夫はたたき起こしてよろうかにゃ?

お姉ちゃんは顔に悪戯書きでもしてよろうか

アクロ子「……な」

そう思いたかった

現実に何が起きているのは分かる

ソレ以上に頭が理解を拒絶する

みんな死んでる

アクロ子「お姉ちゃん!!!……マセ夫くん!!!………」

返事はない

アクロ子「あぁ……」

まだ認められない

そんな筈はない

こんなに強い7人が?

253名も無き冒険者さん:2013/04/29(月) 10:12:21 ID:1mvHPoQ60
アクロ子はマセ夫の隣に添い寝する

ごめんねお姉ちゃんあとで起きたら謝るから

先にマセ夫くんとお話するにゃ

アクロ子「マセ夫くん……アクロ子ね……今までずっと監禁されてたにゃ」

マセ夫「………」

アクロ子「イメルダちゃんがねご乱心なさったにゃ!……へへ」

マセ夫「…‥‥」

アクロ子「それで…それで…………それでね……」

上半身を起こすアクロ子

アクロ子「……うぅ………うっ!ああああああああああああ
なんでぇ!!?………みんなっ!!ううううぁあ!」

糸が切れたようにアクロ子は感情をあらわに泣き喚く

やり場のない悲しみそして自身対しての怒り

アクロ子「あああああああ!やだッッ!!いやだ!!こんな……何で!!なんでだよおおお!!」

立ち上がるアクロ子は2〜3歩あるいて再び崩れ落ちる

身体を丸めて地面を手で引っ掻くよう悶える

例えるなら「痛み」

全身を覆う痛み

それは言い表し様のない悲しみ

みんな死んでいる

これがアクロ子の見た現実だった

254名も無き冒険者さん:2013/04/29(月) 10:24:20 ID:1mvHPoQ60
自分の手首辺りに噛み付くアクロ子

アクロ子「んンー!!」

皮が裂けて血が零れる

アクロ子「………ああ」

イメルダ「居た!!アクロ子さん!!……あれは!!」

アクロ子はイメルダの声に気づきイメルダを見るがアクロ子に反応はない

アクロ子の前まで走り寄るイメルダ

イメルダ「アクロ子さん………みんな……くッ!」

頭上にはまだ飛空艇が浮かんでいる

考えている余裕はない
 
イメルダ「ここは危険です!アクロ子さん!!行きましょう」

アクロ子「……何言ってるの?……行くって?」

イメルダ「‥‥アクロ子さん早く」

アクロ子の手首を引っ張り強引に立たせようとした

嫌がるアクロ子

アクロ子「行きたくない!!」

ジャスミン「あらぁ?まだネズミがいるの!?皆殺しにした筈じゃなかったのかしら?」

255名も無き冒険者さん:2013/04/29(月) 13:21:31 ID:1mvHPoQ60
アカデミックXD27「あれは……」

ジャスミン「まったく次から次へと……主砲使えるわよね?」

アカデミックXD27「……はい…ですがあの人相手にわざわざ…」

ジャスミン「いいのよ、まだかくれているかもしれない残党はこれで一掃できるわ」

アカデミックXD27「‥‥…」

ジャスミン「どうかしたかしら?」

アカデミック27「ジャスミン…貴女は………」

ジャスミン「なあに?」

アカデミッックXD27「遅かった……何もかも…こうなる前に」

ジャスミン「私を殺しておくんだった?」

アカデミックXD27「ッ!!」

ジャスミン「気づかないとでも思っていたのかしら?アナタが私に内緒で何やら企んでいたのは全てお見通し」

アカデミックXD27「何故っ!?」

ジャスミン「アナタの体内に…」

アカデミックXD27「……はっ!盗聴器!?」

ジャスミン「下にいる彼女が鍵よね?」

アカデミックXD27「ジャスミン!!」

ドン!!

ジャスミン「様を付けなさいジャスミン様よ」

ジャスミンの後方に潜んでいた機械兵の一撃によりアカデミックXD27の胴体に風穴が空いた

アカデミックXD27「がっ!!!」

ジャスミンは倒れこむアカデミックを蹴飛ばすと自ら飛空艇を操作する

ジャスミン「消えなさい」

256名も無き冒険者さん:2013/04/29(月) 13:46:13 ID:1mvHPoQ60
イメルダ「!」

イメルダは飛空艇の僅かな所作感づいた

イメルダ「いけないっアクロ子さん!!」

アクロ子「やめて!離して!!私はここでみんなと…」

イメルダ「立て!!」

ジャスミン「さようなら…私の手で消せてよかったわ」

ガクン

ジャスミン「!!」

ジャスミンがまさに引き金に手をかけた瞬間、息も絶えだえのアカデミックがその首に手をかけた

大きく手元が狂った

ジャスミン「っこの…!」

強引に引き金は引かれた

主砲は大きく逸れ遥か彼方の山脈の一角を吹き飛ばした

ズドン!

ジャスミンが懐から取り出した銃により頭を撃たれたアカデミックXD27は絶命する

主砲の衝撃波により砂嵐のような地上の様子を映しだしているモニターが再び正常に作動する頃には

アクロ子、イメルダ両名の姿はその場に無く7人のねむるただただ凄惨な現場を写すだけであった

ジャスミン「ボロボロの体でやってくれるわXD27」

アカデミックXD27こと切れる彼女の表情はどこか切なく僅かに笑みを浮かべているようにも見てとれた

ジャスミン「時間の問題よ…ドコに隠れようといづれは同じ事」

257名も無き冒険者さん:2013/04/29(月) 16:17:09 ID:1mvHPoQ60
ドラネス学園

日が沈みあたりが闇に包まれた

激動の1日につかの間の静寂が訪れる

ドラネス学園旧校舎跡

イメルダ「アクロ子さん‥…」

なんて声をかけたものか

イメルダ「私は‥……」

アクロ子「イメルダちゃん……」

イメルダ「はい?」

アクロ子「何で私のこと助けてくれたの?」

イメルダ「アナタの助けが必要だから‥…」

アクロ子「なんで……」

イメルダ「アナタが…」

アクロ子「あのまま放おってくれればよkったのに!!」

イメルダ「‥……‥」

アクロ子「一緒に……逝きたかった」

イメルダ「……やめてください…そんな事言わないで……ください」

アクロ子「…‥……‥‥死にたい」

イメルダ「やめて!‥……貴女しか……貴女しか…もう居ないんです」

アクロ子「‥……知らないよ…そんなの」

イメルダ「アクロ子さん私に力をかしてください」

アクロ子「……なんでみんなを見殺しにしたの!なんでっ!!」

イメルダ「‥………」

アクロ子「イメルダちゃんはこうなるって分かってたんでしょ?
なのに……何で……何でアクロ子だけいきてるにゃ?」

イメルダ「私だって助けたかった‥…でもみんなの行動を把握することなんて無理」

アクロ子「殺してよ‥…アクロ子の事…」

イメルダ「ッ!!」

アクロ子「生きたくない!!もう‥……‥……ッう……生きていたくないにゃ……辛い!」

258名も無き冒険者さん:2013/04/29(月) 17:03:59 ID:1mvHPoQ60

イメルダ「やめて!言わないで!聞きたくないそんな言葉
‥…貴女の口から」

アクロ子「私は……耐えられない!!
苦しい………痛いにゃ…すごく…痛いにゃ」

アクロ子の肩に触れようとしてもアクロ子はイメルダの手を振り払った


イメルダ「………………アクロ子さん少しお話をしましょうか……」

アクロ子「………」

イメルダ「みんなを助ける方法は無いわけではありません」

アクロ子「もう………死んでる」

イメルダ「なかった事にすればいいんです
何もかも」

アクロ子「‥……‥……」

イメルダ「私のこと変だなって思いました?……そうですよね、変ですよねいきなり現れて貴女のことを殴り倒したり監禁したり」

アクロ子「………」

イメルダ「‥…私はある人の意思を継いでここに居ます

その人はもう動かなくなって‥…私の居た世界はジャスミン……あの飛空艇に乗船している人間が統治した世界あの人が守れなかった50年後の世界」

アクロ子「‥………」

うつむくアクロ子

イメルダ「信じられませんか?……ですよね…私の見た目50歳以上には見えませんよね?

……でも私こうみえてエルフの血を引いてるんですよ」

ニッコにと笑みを浮かべるイメルダ

アクロ子「……エルフ」

アクロ子はイメルダの表情に懐かしさを覚えた


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